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Ammo→Re!!のようです

133名も無きAAのようです:2015/04/12(日) 20:26:25 ID:u7PlYkbY0
(::゚J゚::)「お、お疲れ様です!!」

瓜゚-゚)「誰も現場に入れないでください。 できますか?」

(::゚J゚::)ゞ「はっ!!」

ボブは上ずった声で返答し、ヅーはそれを聞き流しながら停めていた白いセダンに乗り込んだ。
エンジンをかけ、アサピーが入院しているエラルテ記念病院に向かう。
火事騒ぎは沈静化できたがその後の処理がまだ数多く残っており、方々に指示を出さなければならない。
現場検証の指示や、情報収集の指示などやることは山のようにある。

頭を痛めるのは何もその采配が面倒だとか苦痛に感じるからではなく、一つ一つの精度や質がおろそかになってしまうからだ。
いくら効果的な捜査をさせても濃度の薄いスープを飲み続けるような物で、まるで意味がない。
それというのも、人員が不足しているためだ。
事件が起こるたびに人数を裂き、あちらこちらに警官が散ってしまうせいで主戦力が――

瓜;゚-゚)「まさか、これが狙い?」

だが警官を散らして何をするというのだろうか。
頼りないことこの上ないが、一応軍人まで動いているのに何を狙っているのか。
彼らは、ショボンたちは一体何を狙っているのだろうかと、改めてヅーは頭を回転させた。
島で起こった全ての事件がショボンの犯行と考えると、彼らは何かを追っている事が分かる。

追っていることを悟られないように、そして邪魔をされないように警官たちを散らしているのだとしたら。
ショボンたちの次の手を読むために必要なのは、彼らが追っている人物を見つけることだ。
見つけられずとも、誰を追っているのかが分かるだけでもかなりの進歩になる。
これはトラギコとも共有しておいた方がいいだろう。

アクセルを深く踏み込み、ヅーはギアをサードからフォースに切り替えた。


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