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Ammo→Re!!のようです
132
:
名も無きAAのようです
:2015/04/12(日) 20:22:34 ID:u7PlYkbY0
記者の名は、アサピー・ポストマン。
トラギコが情報収集の駒として彼を使っていたのは目撃証言からも明らかだし、爆発直後に現場で聴取していたのも彼だ。
つまり、この新聞記者がもたらす情報は双方にとっての問題解決のカギとなる。
遅かれ早かれ、トラギコもこの男を追ってくるだろう。
病院で待ち伏せして合流し、改めて脱獄犯狩りに協力を要請するしかない。
犯人を追っている軍は一向にその手がかりを掴めずにおり、何一つ期待が出来ない。
そのため、捜査を行っている警察からは軍に対する不満が少しずつ噴出し始めていた。
今朝の記者会見の直前にも、軍人と警官との間でひと悶着があったぐらいだ。
軍の努力も分かるが、彼らは捜索にあまりにも不慣れだった。
派遣されたのは人狩り専門の部隊でテロリストたちのアジトに対して強襲を仕掛けたり、街中で爆殺したりすることには長けているが、人探しは素人同然の能力だった。
二人一組の厳めしい男がところ構わず家に押し入り、情報の提供を強要し、怪しげだと判断した建物には問答無用で突入するような神経をしているのだから、いつまで経っても人は見つからない。
物事はスマートに行わなければならないのだが、軍人には無理な話だった。
そもそも得意分野が違うのだから、戦闘は軍、捜査は警察という具合に分担して行うべきなのだ。
ジュスティア軍元帥タカラ・クロガネ・トミーによってその提案が却下された段階で、ヅーはこうなることを予見していた。
瓜゚-゚)「派閥争いを現場に持ち込むとは……」
長官のツー・カレンスキーとタカラは縄張り意識が強く、互いに敵対心を持っていた。
昔ながらの考えをしているタカラにとって、ジュスティアの代表とも言える警察の長官を女性が担当しているのが気に入らないのだろう。
警察内部にも快く思っていない人間がいるぐらいだ。
愚かしいことこの上ない。
一通り現場を観察、調査したヅーはブルーシートを捲りあげて外に出た。
病院なら、バケツと水と雑巾ぐらいはあるだろう。
その三つの道具があれば、簡単な拷問が出来る。
水責めはヅーの得意分野だ。
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