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(#゚;;-゚)陽海村のようです
489
:
名も無きAAのようです
:2015/08/11(火) 02:08:33 ID:CQE5YN7E0
まってた!
かわいいw
490
:
名も無きAAのようです
:2015/08/11(火) 07:31:49 ID:yaaB5l1.0
乙です!でぃとロマ可愛いなぁ……
ヒッキーのキャラwww
491
:
名も無きAAのようです
:2015/08/11(火) 10:52:04 ID:kuOuoqnY0
シリアス回かと思ったらヒッキーに全部持ってかれたwww
492
:
名も無きAAのようです
:2015/08/11(火) 13:18:20 ID:voax7J4o0
かわいいww
ヒッキーはヒッキーだったかww
493
:
名も無きAAのようです
:2016/01/05(火) 23:53:55 ID:tMTlQq2c0
まってるぞ
494
:
名も無きAAのようです
:2016/01/18(月) 23:58:34 ID:YZ/lsgRM0
先が気になるねっ
495
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/26(土) 12:08:59 ID:TdHfuLGc0
最近業者と間違われた作者がいたらしいですね
そいつはとんでもない粗チン野郎なんでしょう
496
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/26(土) 12:09:41 ID:TdHfuLGc0
( ^Д^)「うーし!休憩にすっかー」
( ・∀・)「......しゃっー!終わったー」
( ^Д^)「......」
(^Д^ )チラッ
( ・∀・)「ん、どうしたんですか?」
( ^Д^)「え、いや......だって前さ」
( ・∀・)「あー」
( ^Д^)「こえーじゃん?」
(; ・∀・)「......まぁ」
497
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/26(土) 12:10:34 ID:TdHfuLGc0
( ^Д^)「てかなんでまた俺たちなの?この間退院したばっかなのに」
( ・∀・)「人手足りてないっすからねぇ」
( ^Д^)「まぁわかっちゃいるけどよぉ」
チャプン
(; ^Д^)(; ・∀・)「!」バッ
(; ^Д^)
(; ・∀・)
( ^Д^)「......魚、か」
( ・∀・)「......すね」
( ^Д^)「......あぁ、もう疲れた。飯だ。飯食おう」
( ・∀・)「っすね......あっ、そうだ」
( ^Д^)「?」
498
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/26(土) 12:11:39 ID:TdHfuLGc0
( ・∀・)「さっき村の人から差し入れで野菜もらって川で冷やしてるんすけど」
( ^Д^)「おっ、マジで?そりゃいいな」
( ・∀・)「ちょっととってくるっす!」
( ^Д^)「あ、なら俺もいくわ」
( ・∀・)「あ、そうっすか?」
(; ^Д^)「いやほら......一人だと」
(; ・∀・)「......確かに」
(; ^Д^)
(; ・∀・)
(; ^Д^)「いくか」
(; ・∀・)「っす」
499
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/26(土) 12:13:24 ID:TdHfuLGc0
( ^Д^)「しかし野菜かぁ、やっぱトマトとか?」
( ・∀・)「っすね。トマトにキュウリにピーマンに玉ねぎに」
( ^Д^)「え、生だろ?生のピーマンに玉ねぎって不味くね?」
( ・∀・)「取れたては生でも結構うまいらしいっすよ」
( ^Д^)「へぇ......っとあれか」
( ・∀・)「あ、そうっす」
( ^Д^)「おー、どれどれ......ん?」
( ・∀・)「?」
( ^Д^)「......」
( ・∀・)「どしたんすか?」
( ^Д^)「あ、いや......」
( ・∀・)「んー?......あれ?」
( ^Д^)「ないよな?」
( ・∀・)「ええ......キュウリだけ」
500
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/26(土) 12:14:33 ID:TdHfuLGc0
( ^Д^)「流された......のかな?」
( ・∀・)「キュウリだけ?」
( ^Д^)
( ・∀・)
( ^Д^)「......元からキュウリなんて無かった」
( ・∀・)「......えぇ、多分そうっすね。いや、絶対そうっす!」
( ^Д^)「その、勘違い......そう、勘違いだよな!」
( ・∀・)「そうっす!無くなってなんかないっす!元から無かったっす!」
( ^Д^)「よしいこう!」
( ・∀・)「っす!」
501
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/26(土) 12:15:27 ID:TdHfuLGc0
......
......
......ポリポリ
(#゚;;-゚)「といれといれー」ガチャ
(#゚;;-゚)「んー......あ、まどあいてる」
(#゚;;-゚)つガラガラピシャッ
(#゚;;-゚)「うっし」
<ウオオオナゼダァアアアアアアアァァア
(;#゚;;-゚)「......やっぱいた」
<ヒックヒック
<ドウシタオトウトヨ
(#゚;;-゚)「ん?」
502
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/26(土) 12:16:32 ID:TdHfuLGc0
<オオミアゲニュウドウ,ジツハカクカクシカジカ
<ナルホドマタアノムスメニシテヤラレタノカ
(#゚;;-゚)「......?」
<フムソンナニテゴワイノカ
<オ,オオニュウドウ!
(#゚;;-゚)「おーにゅうどう?」
(#゚;;-゚)
(#゚;;-゚)(なんだろ......きになる)
503
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/26(土) 12:17:23 ID:TdHfuLGc0
(#゚;;-゚)ソワソワ
(#゚;;-゚)「ちょ、ちょっとだけ」カラッ
( <●><●> )「して......その人間は?」
(*#゚;;-゚)(わっ!おっきい!かっこいい!)
( <●><●>)「かんばり入道、知ってるか?」
( <●><●>)「いえそれがそのトイレのなかにいるのですが窓が閉め......」チラッ
(#゚;;-゚)「あ」
( <●><●>)「て......」
(;#゚;;-゚)
( <●><●>)
504
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/26(土) 12:18:24 ID:TdHfuLGc0
( <^><^>)ニコッ
( <^><^>)「これはこれはお嬢さん!窓を開けてくれたのですね!」
(;#゚;;-゚)「え、いや、その......」
( <●><●>)「さぁさぁ出てきてください!ほら、こちらへ!」
(;#゚;;-゚)「い、いや......」
( <●><●> )「人間よ、出てこい。トイレごと、踏み潰してもいいのだぞ?」
(;#゚;;-゚)「ひっ!」
(; <●><●>)「お、大入道、あまり怖がらせなくても」
( <●><●> )「黙れ、妖怪の面汚しめ。こんな人間ごときを、怯えさせることもできぬなど恥ずかしいと思わんのか。貴様も妖怪の端くれだろう」
(; <●><●>)「......でも」
(;#゚;;-゚)「わ、わかった!い、いまでるから!」
( <●><●> )「早くしろ」
(;#゚;;-゚)「は、はい!」
(;#゚;;-゚)(......どうしよう、こわいようかいさんみたい......すねこすり、みんな......)
505
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/26(土) 12:19:06 ID:TdHfuLGc0
ピキィン
─wwv─√レ─ww─(-_-)─wwv─√レ─ww─
( ゚Д゚)「む?どうした?」
(-_-)「......知らない妖気を感じる。敵か?」
( ゚Д゚)「ほう?」
(-_-)「人間の護衛、必要ないかと思っていたが流石は大天狗様。ここまで予想通りと言うわけか......さて」
( ゚Д゚)「む?一人でいくのか?」
(-_-)「下端とはいえ私も天狗。そこいらの妖怪など、相手にならんよ」
( ゚Д゚)「......確かに、そうだな」
(-_-)「さて、お客さんはどこに......」
506
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/26(土) 12:19:48 ID:TdHfuLGc0
(-_-)
( ゚Д゚)「?」
(-_-)「え、これ外じゃん」
(-_-)
( ゚Д゚)
(-_-)「......うん、勘違いだな。妖気何て感じてない。うん、何かあっても事故だ」
( ゚Д゚)「え」
(-_-)「さーて、今日も異常なし!寝るか!」
(; ゚Д゚)「ちょ」
(-_-)「では、これにて!」ダダダッ
(; ゚Д゚)
(; ゚Д゚)(......何であいつが選ばれたんだろうか)
507
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/26(土) 12:20:30 ID:TdHfuLGc0
( <●><●> )「全く......声から察するに単なる餓鬼ではないか。全くこんなのに」
(; <●><●>)「......うう」
(; <●><●>)「面目ない」
(;#゚;;-゚)「で、でました!」
( <●><●> )「ふん、ようやく出てきたかにんげ......」
(;#゚;;-゚)「?」
508
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/26(土) 12:21:12 ID:TdHfuLGc0
~大入道view~
キラ
☆*。☆゚*(#゚;;-゚); :*・*゚.:。+゚+
キラ
( <●><●> )
(;#゚;;-゚)「あ、あの......」
( <●><●> )
(;#゚;;-゚)「えーと」
(* <●><●> )ポッ
509
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/26(土) 12:22:17 ID:TdHfuLGc0
( <●><●>)「お、大入道?」
( <●><●>)「どうしたのですか?」
( <●><●> )
( <^><^> )「これはこれはお嬢さん!いやぁ!お会いできて光栄です!」ニッコリ
( <●><●>)「え」
( <●><●>)「え」
(;#゚;;-゚)「え?あ、うん......」
( <^><^> )「ええ!その、今日はうちのバカどもがね!迷惑をお掛けしたみたいで。それを謝ろうと思いましてね!」
(;#゚;;-゚)「え?え?」
(;#゚;;-゚)(あ、あれ?いいようかいさんなのかな?)
510
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/26(土) 12:23:35 ID:TdHfuLGc0
(; <●><●>)「大入道!?」
(; <●><●>)「いきなりなにを!?」
( <^><^> )「ですがご安心を!私めがしっかり!もうしないように言いつけましたから!」
(#゚;;-゚)「そうなの?」
(; <●><●>)「え?そんなことはな」
( # <●><●> )ミ #);<○><○>)「ペプシッ!」パアン!
と彡
(; <●><●>)「かんばりにゅうどおおおおおおお!!?」
511
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/26(土) 12:24:38 ID:TdHfuLGc0
(;#゚;;-゚)「え?え?だ、だいじょうぶ?」オロオロ
( <^><^> )「いやぁ心配要りませんよ!ちょっと蚊が止まってたのを叩いただけですから!」
(;#゚;;-゚)「??」
( <○>Д<○>)チーン
(; <●><●>)「かんばり入道!戻ってこい!お前の夢である小学生のおしっこする姿を見ないまま死ぬつもりかぁ!!」
(;#゚;;-゚)「えーと」
( <^><^> )「ささっ!向こうのことなんてほっといて、どうです?少し私と遊びませんか?」
(*#゚;;-゚)「え!遊んでくれるの!?」
( <^><^> )「えぇえぇ!勿論ですとも!」
512
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/26(土) 12:25:47 ID:TdHfuLGc0
(*#゚;;-゚)「じゃあね!じゃあね!だっこ!」
( <●><●> )「お任せあれ!それっ!」ヒョイッ
(*#゚;;-゚)「うわぁっ!!すっごい!たっかーい!」
( <^><^> )「うっひょぉ!!ナイスアンゴォ!!!」
(#゚;;-゚)「え?」
( <●><●> )「いえなんでも」
(#゚;;-゚)「んー?」
513
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/26(土) 12:26:42 ID:TdHfuLGc0
( <●><●> )「それよりお嬢さん?」
(#゚;;-゚)「ん?」
( <●><●> )「どうです?これから私の家に参りませんか?」
(#゚;;-゚)「おーにゅうどーのおうち?」
( <●><●> )「えぇえぇ、私の家です」
(#゚;;-゚)「んー......とおい?」
( <●><●> )「いえいえ、すぐそこですよ。それに」
(#゚;;-゚)「?」
514
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/26(土) 12:27:32 ID:TdHfuLGc0
( <●><●> )「私の家にはちょっとした料理がありましてね」
(#゚;;-゚)「おりょーり?」
( <●><●> )「えぇえぇ、この世のものとは思えないほど美味しい料理なんです」
(#゚;;-゚)「ほぇー......それってなに?ハンバーグ?」
( <^><^> )「はっはっは、もっといいものですよ。黄泉竈食ひというんですけどね」
(#゚;;-゚)「よも......??」
515
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/26(土) 12:28:16 ID:TdHfuLGc0
( <●><●> )「まぁ、来てくだされば分かりますよ。ささ、行きましょう?」
(#゚;;-゚)「でももうおそいしおでかけしちゃうとおとーさんとおかーさんが」
( <^><^> )「まぁまぁ、ほらっ!」グイッ
(;#゚;;-゚)「え?うわっ!?いきなり持ち上げないで!」
( <^><^> )「さぁさぁ帰りましょうねぇ」
(;#゚;;-゚)「え?え?ちょ、ちょっと!おーろーしーてー」
516
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/26(土) 12:29:05 ID:TdHfuLGc0
( <^><^> )「ふふ、では行きましょ」
( ´∀`)「あれれ?おじょーさん、何してんの?」
(;#゚;;-゚)そ「うわっ!へんたいたぬきさん!」
(* ´∀`)「あんっ、いきなりの蔑み......いいよいいよ、もっと」
( <●><●> )「む?......げっ!」
( ´∀`)「ん?」
(; <●><●> )「ま、豆狸。その......邪魔しないでくれますか?やることがあるので」
( ´∀`)「あれ、大入道も。本当に何してんの?」
(; <●><●> )「あ、いえ、その」
517
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/26(土) 12:29:48 ID:TdHfuLGc0
(;#゚;;-゚)「たすけて!たぬきさん!おねがい!」ジタバタ
( ´∀`)「......」
( <●><●> )「......」
( ´∀`)「......天狗様」ボソッ
(; <●><●> )「違うんです!出来心!出来心だったんです!あまりに可愛らしくてお持ち帰りして美味しくいただきたくなっちゃっただけなんです!」
(;#゚;;-゚)「わたしたべものじゃないよー」
( ´∀`)「まぁわかったから離してあげなよ」
( <●><●> )「え?あ......はい」
518
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/26(土) 12:30:35 ID:TdHfuLGc0
( ´∀`)「怪我ない?大丈夫?」
(#゚;;-゚)「ん、へーき!」
( ´∀`)「ほんとかなー?じゃあためしに僕のおいな」
( <●><●> )「......」
(; ´∀`)「じょ、冗談だよ?ほら、僕あの天狗様の使いだよ?そんな変なことするわけないじゃないかーハハハ」
(´∀` )チッ
( ´∀`)「あ、そうそう」
(;#゚;;-゚)(したうちした......)
( ´∀`)「お嬢さんに用事があるんだった」
(#゚;;-゚)「わたし?」
519
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/26(土) 12:31:21 ID:TdHfuLGc0
( ´∀`)「うん、そうそう。天狗様が伝え忘れてたみたいなんだけどね」
(#゚;;-゚)「うん」
( ´∀`)「黄泉竈食ひ......っていっても分かんないか。変な料理は絶対食べるなって。難しい名前の料理はダメだって」
( <●><●> )「あ」
(#゚;;-゚)「?......それって」
( ´∀`)「?なんか心当たりあるの?」
(#゚;;-゚)「あの......あれ?」
( ´∀`)「?」チラッ
(; <●><●> )ソロソロ
( ´∀`)「......いやそんなデカイ体しててこっそり逃げるとか無理だからね?」
(; <●><●> )「ヒィッ!?」
520
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/26(土) 12:32:05 ID:TdHfuLGc0
(; ´∀`)「というかお前、誘拐どころか黄泉竈食ひって......」
(; <●><●> )「だ、だって、だって!ちっちゃくて可愛いんだもん!お嫁さんにしたかったんだもん!」
(; ´∀`)「お、おう......流石に引くわ」
(#゚;;-゚)「んー?」
( ´∀`)「ん?どうしたの?僕のおいなりさん触りたいの?」
(#゚;;-゚)「もしかしておーにゅーどーさん」
(; <●><●> )「え?」
(* ´∀`)「あん、スルー......いけずぅ」
(#゚;;-゚)「わたしのこと、すきなの?」
(; <●><●> )「うっ!......はい」
521
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/26(土) 12:32:47 ID:TdHfuLGc0
(#゚;;-゚)「んー」
( ´∀`)「おじょーさん、お望みならこいつにはどんな罰でも」
(#゚;;-゚)「ん、じゃ、あやまってくれたらおともだちになってあげる!」
(; <●><●> )「へ?」
( ´∀`)「へ?」
(#゚;;-゚)「わるいことしたらあやまんなきゃだめなんだよ!あやまってくれないならゆるさいなからね!」
(; <●><●> )「え?あ......ごめんなさい」
(#゚;;-゚)「ん!ゆるしてあげる!」
(; ´∀`)「......いいの?」
(#゚;;-゚)「ん?なんで?」
(; ´∀`)「いや、いいならいいんだけど......」
(#゚;;-゚)「あやまったんだからこれでなかなおり!おしまい!」
522
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/26(土) 12:33:28 ID:TdHfuLGc0
( ´∀`)「......ぷっ」
(#゚;;-゚)「?」
( ´∀`)「あー、確かにこれは可愛いね」
(#゚;;-゚)「??」
( <●><●> )「......本当にいいんですか?私のことを許して」
(#゚;;-゚)「うん!」
(; <●><●> )「むぅ......」
( ´∀`)「いいんじゃない?本人がこう言ってるわけだし」
(; <●><●> )
( ´∀`)「ま、もう悪さはしないことだね」
(; <●><●> )「......はい」
523
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/26(土) 12:34:09 ID:TdHfuLGc0
( ´∀`)「ま、今日は帰ろ、な?」
( <●><●> )「......そう、ですね」
(#゚;;-゚)「ん、かえっちゃうの?」
( ´∀`)「ん、まあ用事は済んだしね。ほんとは僕のおいな」
( <●><●> )「迷惑をかけました。ではまた」
(; ´∀`)「ああんっ!引っ張んないで!引っ張るならおいなりさんを!皮をひっぱってぇ!」ズルズル
(;#゚;;-゚)「......やっぱへんなたぬきさん」
( ΦωΦ)「あれ、人間。外で何やってるであるか?」トテトテ
(#゚;;-゚)「あ、すねこすり」
( ΦωΦ)「そろそろ日も沈む時間であるよ?ご飯の時間ではないのか?」
(;#゚;;-゚)「え?......あっ!ほんとだ!はやくかえんないと!」トテテ
(; ΦωΦ)「む、我輩を置いてかないでである!」トテテ
524
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/26(土) 12:34:51 ID:TdHfuLGc0
......
......
......
(;#゚;;-゚)「ふぅ......ただいまー」
(*゚ー゚)「遅かったわね。もうご飯出来てるわよ」
(,,゚Д゚)「お、ようやくお帰りか。早く手を洗ってきなさい」
(#゚;;-゚)「はーい」
(; ΦωΦ)「ふひぃ......疲れた......にんげーん、ご褒美にすね擦らせてー」
(#゚;;-゚)「あとでねー」ジャバジャバ
(; ΦωΦ)「絶対であるよー......ふひぃー」
525
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/26(土) 12:35:33 ID:TdHfuLGc0
(#゚;;-゚)「んー......よし!てあらいかんりょー!」トテテ
(*゚ー゚)「ん、でぃも来たわね。じゃ、食べましょうか」
('、`*川「ほほ、それじゃいただきます」
(#゚;;-゚)「いただきまーす!」
(,,゚Д゚)「......んでさっきから気になってんだがこれなんだ?」
(*゚ー゚)「え?ああ!そうそう、今日ちょっと街の方に行ったら売っててね。フロマージュブランって言うらしいわ」
(#゚;;-゚)「へんななまえ」
(,,゚Д゚)「へー」
526
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/26(土) 12:36:14 ID:TdHfuLGc0
(*゚ー゚)「でぃも食べてみる?」
(#゚;;-゚)「うん!......ん?」
《( ´∀`)「変な料理は絶対食べるなって。難しい名前の料理はダメだって」》
(#゚;;-゚)「......やっぱりいらない」
(*゚ー゚)「あらそう?美味しいわよ?」
(#゚;;-゚)「うー......」
(#゚;;-゚)(たべちゃだめだもんね)
527
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/26(土) 12:37:09 ID:TdHfuLGc0
(,,゚Д゚)「おおっ!本当にうまい!」
('、`*川「おや、ほんと。美味しいわね」
(;#゚;;-゚)「うぅー......」
(*゚ー゚)「でぃ?」
(,,゚Д゚)「もしかしてやっぱり食べたいんじゃないか?」
(;#゚;;-゚)「え?......ちがうよ?」
(*゚ー゚)「??......まぁ、ちょっとだけでも食べてみない?」
(;#゚;;-゚)「あぅぅ......」
(,,゚Д゚)「美味しいぞぉーほらちょっと食べてみなって!」
(;#゚;;-゚)「......ごちそうさま!」ガタッ
(*゚ー゚)「え?もう?」
(,,゚Д゚)「ご飯全然食べてないじゃないか」
(;#゚;;-゚)「いらない!」パタパタ
(*゚ー゚)「あら......どうしたのかしら」
(,,゚Д゚)「??」
528
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/26(土) 12:38:03 ID:TdHfuLGc0
(;#゚;;-゚)「うー......」トボトボ
(;#゚;;-゚)クゥー
(;#゚;;-゚)「おなかへった......」
(;#゚;;-゚)「......」
( ΦωΦ)「むっ!人間!来たであるな!」
(#゚;;-゚)「すねこすり」
(* ΦωΦ)「さぁ!約束通り脛を」
(;#゚;;-゚)クゥー
( ΦωΦ)「......む?ご飯を食べたのではないのか?」
(;#゚;;-゚)「......えっと、その」
529
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/26(土) 12:38:58 ID:TdHfuLGc0
( ΦωΦ)ムー?
(; ΦωΦ)そ「はっ!まさかまたダラシに!」
(;#゚;;-゚)「え?ちが......」
(; ΦωΦ)「待ってるである!すぐに、すぐにご飯を!」トトトト
<ザシキワラシーウンガイキョー!テツダウデアルー
<ナンダナニゴトダ!
<ド,ドドドドドドドウシ、タノ!?
<タイヘンナンデアルゥウウウ!
(;#゚;;-゚)「......」
<ワーワーギャーギャー
(#゚;;-゚)クスッ
(#゚;;-゚)「ありがと......すねこすり、みんな」
(#゚;;-゚)陽海村のようです
はちがつじゅうごにち
「大入道」
お仕舞い
530
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/26(土) 12:39:39 ID:TdHfuLGc0
○よーかいにっき
8月15日 はれ にわ
( <●><●> ) おーにゅーどう
おっきなおっきなようかいさん
いきなりものかげからあらわれて、おっきなからだでおどかすのがとくいなんだって
ちょっとわるいこだったけどすっかりなかなおり
おともだちがふえてうれしいな
531
:
名も無きAAのようです
:2016/03/26(土) 13:10:04 ID:mXfP/mmg0
おつです!
532
:
名も無きAAのようです
:2016/03/26(土) 13:37:50 ID:6snZJTIc0
待ってた
乙
533
:
名も無きAAのようです
:2016/03/26(土) 20:11:09 ID:oYBcjqoA0
http://is.gd/4twCxM
534
:
名も無きAAのようです
:2016/03/26(土) 21:14:29 ID:jjpHPai20
こんな可愛いでいははじめて!乙!
535
:
名も無きAAのようです
:2016/03/26(土) 22:53:37 ID:oPideR/s0
乙乙!
ずっと待ってたぞ
相変わらずでぃちゃんかわいい
536
:
名も無きAAのようです
:2016/03/27(日) 20:19:17 ID:Ihz0yBUg0
なんだよ来てくれたのかよ
待ってたよ
537
:
名も無きAAのようです
:2016/03/28(月) 08:39:52 ID:uGiB95AY0
フロマージュブラン
ヨモツヘグイ
知らなかったら似たようなもんだよなぁ
538
:
名も無きAAのようです
:2016/03/28(月) 12:28:29 ID:KRkpWZ1.0
http://is.gd/bM4zjX
539
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/29(火) 23:44:28 ID:azMrztz20
あんな殺伐とした恐ろしい祭りになんか参加してられるか!
俺は自分のスレに帰るぞ!
540
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/29(火) 23:45:17 ID:azMrztz20
(´・ω・`)スタスタ
(´・ω・`)スタスタ
(´・ω・`)ピタッ
(´・ω・`)
(´・ω・`)「......ふむ」
(´・ω・`)(なんだろう、この橋、なんというか......嫌な感じがしなくなったと言うかなんというか......)
(´・ω・`)
(´・ω・`)「......渡りますよー?」
(;´-ω-`)フゥ
(´・ω・`)
(´・ω・`)「よし......いこう」スタスタ
(´・ω・`)(......)スタスタ
(´・ω・`)(......異常、なしか)スタスタ
(´・ω・`)「......この前のは、何だったんだろ」
541
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/29(火) 23:46:22 ID:azMrztz20
......
ドポン
川д川
川д川
川д川「......」
川д川「......また脅かしたいなぁ」
川д川「......」
川д川.o0○((* ∀) (####)オロロロ)ホワンホワン
川д川
川д川「......やめとこ」
川д川ハァ
川д川「......なんか、面白いこと起きないかなぁ」
542
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/29(火) 23:47:07 ID:azMrztz20
......
......
......
/ ゚、。 /「いややっぱり夏は沖縄、沖縄が熱いんだよ」
(・∀ ・)『そりゃ南だしな』
/ ゚、。 /「ばか、そうじゃないし。流れだよ流れ。流れが来てるって話だし」
(・∀ ・)『へー......興味ねーわー。ひひ』
/ ゚、。 /「だー、面白くないやつだし」
(・∀ ・)『うひひ。悪かったね。だから一人でいってこいよ』
/ ゚、。 /「だけどそういうやつこそ旅に出ると変わるものだし。自分探しなんてなかなか洒落てるしいいと思うんだけど」
(・∀ ・)『ご生憎様、自分のことはよくわかってるから必要ないね。うひひ、だからさっさといってこい』
543
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/29(火) 23:48:09 ID:azMrztz20
/ ゚、。 /「確かにそうかもしれない。でもふたりならまたなにか変わるかもしれないし?」
(・∀ ・)『しれないし?じゃねーよ。行かねーよ。一人で行けよ。てかもう付きまとうのやめろよ』
/ ゚、。 /「かーらーのー?」
(・∀ ・)『死ね』
/ ゚、。 /
(・∀ ・)
/ ゚、。 #/「いーくーよーなー?」ギリギリ
(;・∀ ・)『いでで!ぜ、ぜってぇいかねぇからなぁ!うひひひ!いでぇ!!』ギリギリ
544
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/29(火) 23:49:01 ID:azMrztz20
......
......
......
(´・ω・`)(さて、何事もなく久々に村に来れたけど......)
(´・ω・`)ンー
(´・ω・`)「うん、やっぱ久しぶりに神社に行くかな」スタスタ
(´・ω・`)スタスタ
(´・ω・`)スタスタ
(´・ω・`)「......ん」
( ^ω^)「......お」
(´・ω・`)
( ^ω^)
(´・ω・`)「久しぶり......だよね?」
( ^ω^)「だお」
545
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/29(火) 23:49:42 ID:azMrztz20
(´・ω・`)「やっぱか......前はいつだっけ?」
( ^ω^)「お?会ったのかお?」
(´・ω・`)「うん」
( ^ω^)「確か......一年前に街の会館で村開発の説明会で、かな?」
(´・ω・`)「あー......あったなそんなこと」
( ^ω^)「ビックリしたお。反対する人はいるとは思ってたけどお前がやるなんて」
(´・ω・`)「いやいや、恥ずかしいね」
( ^ω^)「......」
(´・ω・`)「ん?」
( ^ω^)「そんなに、嫌なのかお?」
(´・ω・`)「......誰だって生まれた故郷が変わっちゃうのは嫌でしょ」
( ^ω^)「......でも変に意地はって故郷がなくなっちゃうよりはマシだお」
(´-ω-`)「まぁ、ね」
546
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/29(火) 23:50:28 ID:azMrztz20
( ^ω^)「今、この村の開発計画が進めば陽海村の名前は少なくとも残るお。それが、最善なんだお」
(´・ω・`)「ん......まぁ、たぶんそうなんだろうけど」
( ^ω^)「だったら」
(´・ω・`)「まぁ、単なる我儘さ」
( ^ω^)「......」
(´・ω・`)「大人になれないみたいなんだよ、まだ」
( ^ω^)「......例の銀狼様かお」
(´・ω・`)「うん」
( ^ω^)「まだ、信じてるのかお」
(´・ω・`)「昔、会ったからね」
( ^ω^)「......」
547
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/29(火) 23:51:10 ID:azMrztz20
(´・ω・`)「いやわかってるよ、君の言いたいこと。でも、僕は信じたいんだよ」
( ^ω^)「そーかお。ならなにも言わないお。けど」
(´・ω・`)「けど?」
( ^ω^)「この神社を壊すのは、やめるつもりはないお」
(´・ω・`)「......」
( ^ω^)「ここ、マンションが建つらしいお。嬉しいことだお」
(´・ω・`)「嬉しい?」
( ^ω^)「お、だってそうだお?今まで村を守ってきた神社が新しい人たちの住みかに生まれ変わるんだお。人の役にこれからも立ち続けるなら僕はそれが嬉しいお」
(´・ω・`)
( ^ω^)「そして多分、祀られてる銀狼様も」
(´-ω-`)
( ^ω^)「人の来ない寂れた神社より、役に立つものに生まれ変われば納得してくれるお」
548
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/29(火) 23:52:01 ID:azMrztz20
(´・ω・`)「......」
( ^ω^)「......」
(´・ω・`)「......悪い、やっぱ僕は納得はできないね」
( ^ω^)「お、そうかお......そう言えば」
(´・ω・`)「ん?」
( ^ω^)「お前、銀狼様と会って何を話したんだお?」
(´・ω・`)「んー?まぁもう昔のことだからね、ほとんど忘れちゃったよ。覚えてるのは......多分ここら辺に......あったあった」
トンッ
( ^ω^)「......手鞠?」
(´・ω・`)「うん」
( ^ω^)「手鞠歌ってやつかお?」
(´・ω・`)「そそ」
( ^ω^)「お、それだけかお?」
(´・ω・`)「そうだね、覚えてるのはこれくらいかなぁ」
( ^ω^)「おー、ほとんど覚えて......ん?」
549
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/29(火) 23:52:49 ID:azMrztz20
(,,゚Д゚)「お?」
(*゚ー゚)「あら」
( ^ω^)「あれま、これはほんとに久しぶりだお」
(´・ω・`)「ほんとだね、村出てって以来じゃないか」
(,,゚Д゚)「おー!ショボンにブーンか!イヤー久しぶりだなぁ!」
(*゚ー゚)「ほんと、変わってないわねぇ」
(´・ω・`)「はは、君たちは相変わらず仲がいいのかな?」
(,,゚Д゚)「おうよ!夫婦だもんよ!」
(;´・ω・`)「え、そうなの!?」
(; ^ω^)「いつかはすると思ってたけどいつの間に!」
(*,,゚Д゚)「はっはっは!しかも子供までいるぜ!」
(;´・ω・`)(; ^ω^)「「な、なんだってー!」」
550
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/29(火) 23:53:38 ID:azMrztz20
(;*゚ー゚)「ちょっとちょっと!私あなたに村の人たちにお知らせ出してって言ったわよね!?」
(,,゚Д゚)b「忘れた!」
(;*゚ー゚)「もー......まぁ私も確認しなかったのは悪いけど」
( ^ω^)「相変わらず馬鹿だおね」
(,,゚Д゚)「へへ」
(*゚ー゚)「褒められてないちゅーに」
(´・ω・`)「いや、でもまさか陽海中学馬鹿四人衆が揃うなんてね。すごい偶然だ」
(;*゚ー゚)「ちょっと誰が馬鹿よ!バカはあんたたちだけでしょ!?」
( ^ω^)「おっおー、子供はコウノトリさんが運んでくるんだおー?」
(;*゚ー゚)「ちょ、まだ覚えてたの!?忘れてよ!」
(,,゚Д゚)b「安心しろ!子供の作り方は俺が手取り足取り腰取りで教えたから」
( ^ω^)「おー!」
(;*゚ー゚)「もー、やめてよ!」
551
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/29(火) 23:54:42 ID:azMrztz20
(´・ω・`)「はは、懐かしいなぁ」
(,,゚Д゚)「昔もさぁ、こんな感じだったよなぁ」
( ^ω^)「おー......」
(´・ω・`)「どうしたの?」
( ^ω^)「いや正直、昔のこと、あんまり覚えてないんだおね」
(*゚ー゚)「あ、あなたも?」
( ^ω^)「お?」
(*゚ー゚)「私もね、みんなのことは覚えてるし懐かしいとも思うんだけど何してたとかそういうの、あまり思い出せないのよね」
(´・ω・`)「もうずっと前のことだからね」
(,,゚Д゚)「昔かぁ……子供の頃ってどんな感じだったっけなぁ」
552
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/29(火) 23:55:24 ID:azMrztz20
(*゚ー゚)「あら?あなたは昔から変わってないと思うけど?」
(,,゚Д゚)「んー?いや自分でもあまり変わってないと思うけど......何て言うかさ、世界が変わっちゃったんだよ」
(´・ω・`)「どういうことだい?」
(,,゚Д゚)「いやさ、年取ってさ出来ること出来ないことが見えてきてさ今まで見えてた景色が変わっちまったって言うか何て言うか」
( ^ω^)「......何となくわかるお」
(,,゚Д゚)「昔はさ、小さな洞穴だって不思議なダンジョンだったしそこら辺の枝が聖剣になって自分は王様になれたりした。心からさ」
(´・ω・`)「......」
(,,゚Д゚)「でも、もう無理だ。枝はただの枝だし洞窟はただの穴、そして俺はただのサラリーマンだ」
( ^ω^)「......お」
(,,゚Д゚)「多分だけどさ、俺たちは知らない間に大人になっちまったんだよ。子供の頃のこと、忘れてさ」
(*゚ー゚)「......」
(´・ω・`)「......」
( ^ω^)「......」
(;,,゚Д゚)「あっ、悪い。なんか変な話になっちまったな」
(´・ω・`)「子供の頃......か」
553
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/29(火) 23:56:12 ID:azMrztz20
(,,゚Д゚)「ん?どうしたんだ?」
(´・ω・`)「あ、いや......この間、ここで女の子に会ったことを思い出してた」
( ^ω^)「お?珍しいおね」
(,,゚Д゚)「そうなのか?」
( ^ω^)「おー......もうこの村に子供はほとんどいないお」
(*゚ー゚)「そうなると......うちの子かな?」
(´・ω・`)「あー、そうかも。そうか、あの子が君たちの子か」
(,,゚Д゚)「へへ、可愛かったろー」
(´・ω・`)「うん、そうだね」
( ^ω^)「おー、僕も見てみたいおー」
554
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/29(火) 23:57:04 ID:azMrztz20
(*゚ー゚)「でも......本当に変わっちゃったのね」
( ^ω^)「お?」
(*゚ー゚)「村、人が皆、いなくなっちゃったのね」
(´・ω・`)「......うん」
(,,゚Д゚)「至るところが随分と寂れちまって……寂しいもんだ」
( ^ω^)「......しょうがないお」
(,,゚Д゚)「そうかもしれねぇけどよぉ......まぁ、そうだな」
(*゚ー゚)「仕方ないわよね......」
(´・ω・`)「......戻っては来れないのかい?」
(*゚ー゚)「んー......もうあっちでの生活があるからね」
(,,゚Д゚)「ああ、会社やらなんやらあるしなぁ」
555
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/29(火) 23:57:52 ID:azMrztz20
( ^ω^)「おーお前が働くことを気にしてるなんて」
(,,゚Д゚)「るっせぇ!俺だって大人だい!」
(*゚ー゚)「子供っぽくなってるわよー」
( ^ω^)「おっおっお」
(,,゚Д゚)「へへ」
(´・ω・`)「皆、本当に大人になったんだね」
(,,゚Д゚)「当たり前だろ。もうビールだってガブガブ飲んでるしなっ!」
( ^ω^)「おっ!それなら今度飲むお!」
(,,゚Д゚)「おっいいねー!」
(*゚ー゚)「ほどほどにしなさいよー」
(´・ω・`)「......」
(´・ω・`)(皆、大人になったんだな......)
(´・ω・`)「......僕はまだ、諦められないや」
556
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/29(火) 23:58:49 ID:azMrztz20
......
......
......
(-_-)「......」
(#゚;;-゚)「ねぇ、てんぐさん」
(-_-)「ん?なんだね」
(#゚;;-゚)「おそといかないの?」
(-_-)「はっはっは、面白いことを聞くな君は」
(#゚;;-゚)「みんなでおそとであそぼーよ」
(-_-)「私に死ねと申すか」
(#゚;;-゚)「??」
557
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/29(火) 23:59:31 ID:azMrztz20
( ΦωΦ)「にんげーん、そんなやつほっといて遊ぶであるよー」
(#゚;;-゚)「むぅ......てんぐさん!」
(-_-)「ん?」
(#゚;;-゚)「おそとでまってるからね!」
(-_-)「いや......待ってると言われても」
(#゚;;-゚)「じゃね!」テテテ
(;-_-)「あっ......むぅ」
(;-_-)
(;-_-)「段ボール、暑いんだよなぁ......はぁ」
(-_-)「あーやだやだ......やってらんねぇ......」イソイソ
(-_-)「帰ったらあの糞天狗の鼻へし折ってやる」イソイソ
558
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/30(水) 00:00:12 ID:sUUnhZys0
__
∠∠/|)__
∠|___|∠/ 「よし、これで......」
__
∠∠/|)__
∠|___|∠/ 「......」
__
∠∠/|)__
∠|___|∠/ 「......ん?」
__
∠∠/|)__
∠|___|∠/ 「なんか、暑くないな」
__
∠∠/|゚)_
∠|___|∠/ 「むしろなんかひんやりして」
__
∠∠/|-゚)_ 「ええやろ?」
∠|___|∠/ 「え?」
559
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/30(水) 00:01:01 ID:sUUnhZys0
(#゚;;-゚)「んー」
( ΦωΦ)「どうしたであるか?」
(#゚;;-゚)「てんぐさんこないね」
(;'A`)「ど、どどどどどどどどどどどどうし、たんだろ......」
( ΦωΦ)「まーあんなやつほっておいていいであるよ」
(#゚;;-゚)「だめだよーそんなこといっちゃ!」
( ΦωΦ)「むぅ......」
(#゚;;-゚)「ほら、むかえにいこっ」
( ΦωΦ)「せっかくの人間と遊べる時間が......むぅ」
(;'A`)「あ、ぼ、ぼぼぼぼ、ぼぼく、ぼくもい、いく!」
(#゚;;-゚)「ん、いこっ!」
560
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/30(水) 00:01:43 ID:sUUnhZys0
( ΦωΦ)「おーい、天狗ー!さっさとでてくるであるよー」
(#゚;;-゚)「てんぐさーん......ん?」
( ΦωΦ)「ん?どうしたであ......」
+ ____*
/ // /|
| ̄/  ̄ ̄|/ /|
|/ /|/ |
* | (-_-) | | + カッチーン
| | |
|/ |/
*  ̄ ̄ ̄ ̄
561
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/30(水) 00:02:31 ID:sUUnhZys0
( ΦωΦ)
(#゚;;-゚)
('A`)
( ΦωΦ)「さ、遊びにいこうである」
(;#゚;;-゚)「だ、だめだよ!たすけてあげないと!」
( ΦωΦ)「えー」
562
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/30(水) 00:03:16 ID:sUUnhZys0
(;'A`)「だ、だだだだだ、だい、だいじょぶか、な......」
(;#゚;;-゚)「これ、こおり?どうしたんだろ......」
( ΦωΦ)「......氷?」
( ΦωΦ)
(; ΦωΦ)そ ハッ
(; ΦωΦ)「ま、さか......いやでも......」
(;'A`)「?」
(; ΦωΦ)「ざ、座敷わらし!今この家に我輩たち以外になにかいるか!?」
('A`)「え?......んー」
(#゚;;-゚)「?」
563
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/30(水) 00:04:09 ID:sUUnhZys0
('A`)「......あ」
川(; ΦωΦ)「早くしてくれ!」
('A`)「......」
川 ゚(; ΦωΦ)「む?」
(#゚;;-゚)「......」
川 ゚ -(; ΦωΦ)「ふ、二人ともなぜ我輩の後ろを見てるのである?」
川 ゚ -(; ΦωΦ)
川 ゚ -(ΦωΦ ;)チラッ
川 ゚ -(ΦωΦ ;)
川* ゚ -(ΦωΦ )
(; ΦωΦ)「ほわぁあああああ!!!やっぱり雪女だぁああぁあぁあああ!」
564
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/30(水) 00:06:29 ID:sUUnhZys0
(#゚;;-゚)「ゆきおんな?」
((;'A`))「ゆっ!?ひ、ひぃいいいいいいいいい!」ガタガタ
(; ΦωΦ)「お、おおお!おま!お前!一体何しにきたであるか!?」
川* ゚ -゚)「久しぶりだな、すねこすり!相変わらず暑そうな毛並みだな!」
(; ΦωΦ)「え、ま、まぁ......」
川* ゚ -゚)「ふふふ!そうだろう!よーし、ならばおねーさんがかちこちに冷やしてあげよう!」
(; ΦωΦ)「へ!?ちょ、い、いや!大丈夫!大丈夫であるから!」
川* ゚ -゚)「なーに遠慮などしなくていい!こーのクールビューティ!雪女ちゃんにお任せあれだ!」
(; ΦωΦ)「いや、ま」
川* > -<)「ていや!」
565
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/30(水) 00:07:48 ID:sUUnhZys0
+ ____*
/ // /|
| ̄/  ̄ ̄|//|
|/ /|/ |
* |( ΦωΦ )| | + カッチーン
| | |
|/ |/
*  ̄ ̄ ̄ ̄
(;#゚;;-゚)「す、すねこすり!?」
(;'A`)「ヒィイイイイ!」
川 ゚ -゚)「ふぅ、いいことしたな!......ん?」
(#゚;;-゚)「え?」
川 ゚ -゚)「......」
川 ゚ -゚)そ「おおっ!私を見てると言うことは君は妖怪が見えるのか!」
(;#゚;;-゚)「え?あ、うん......」
川* ゚ -゚)「いやー!君は人間だろう?人間と話すのは久しいな!」
(;#゚;;-゚)「え、えーと」
566
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/30(水) 00:08:39 ID:sUUnhZys0
川 ゚ -゚)「ところで君」
(;#゚;;-゚)「え?」
川 ゚ -゚)「人間は暑いのが苦手と聞くが、暑くはないかね?」
(;#゚;;-゚)「え?え?」
(;'A`)「ま、ままままま、待って!」
川 ゚ -゚)「む?座敷わらし、どうした?」
('A`)「え、あ......ぅ......その、ああ、あああああの、そ、その」
川 ゚ -゚)「ん?もしや......」
('A`)「え?」
川* ゚ -゚)「君も暑いのか!?」
(;'A`)「はぇ!?」
567
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/30(水) 00:09:44 ID:sUUnhZys0
川* ゚ -゚)「なんだそれならすぐにいってくれればいいのに!むふふ、やはりこの時期、スーパー雪女である私は偉大だな!」
(;'A`)「い、いいいいい、いや......そ」
川* > -<)「ほいさっさ!」
+ ____*
/ // /|
| ̄/  ̄ ̄|//|
|/ /|/ |
* | ('A`) | | + カッチーン
| | |
|/ |/
*  ̄ ̄ ̄ ̄
(;#゚;;-゚)「ざしきわらしさん!?」
568
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/30(水) 00:10:28 ID:sUUnhZys0
川 ゚ -゚)「ふー、みんなキンキンで気持ち良さそうで私も嬉しいぞ!」
(;#゚;;-゚)「あ、あう」
川 ゚ -゚)「む?......おおっ!すまない!君のことを忘れていたよ!」
(;#゚;;-゚)「えぅ......」
川* ゚ -゚)「で?どうだ?ん?暑いか?暑いよな!?暑いに決まってるよな!?」
(;#゚;;-゚)「あつ」
川* ゚ -゚)「そうか!暑いか!そうかーそう言われては仕方ないな!」
(;#゚;;-゚)「え?え?」
569
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/30(水) 00:11:12 ID:sUUnhZys0
川* ゚ -゚)「ふふふ!では!お望み通り!キンッキンに冷やしてあげよう!」
(;#゚;;-゚)「や、やだ!」
川* > -<)「いっくぞー!そー」
ピシッ
川 ゚ -゚)「ん?」
(;#゚;;-゚)「え?」
「......るな」
川 ゚ -゚)「へ?」
570
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/30(水) 00:12:10 ID:sUUnhZys0
\ \ヽ i| / /
天狗を舐めるあああぁぁ!!
\ ヽ | / /
_ /|
 ̄ λノ ヽノし― ̄
_ ノ ( _
― ̄( (-_-#) フ ―_ パリーン
) c/ つ (
( | | く
>(ノ ヽ) ノ
川; ゚ -゚)「おぉ!?」
(;#゚;;-゚)「て、てんぐさん!」
571
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/30(水) 00:13:17 ID:sUUnhZys0
川; ゚ -゚)「ど、どうしたんだ急に!?何かあったのか!?」
(#-_-)「貴様ぁ......随分と天狗である私を馬鹿にしてくれたなぁ......」
川; ゚ -゚)「へ?」
(#-_-)「貴様だけは確実に殺すぅ......引きちぎるぅ......」
川; ゚ -゚)「え、怖い!なに、え?怖い!」
(#-_-)コロスコロスコロスコロスコロス
川; ゚ -゚)「な、なんだ?何でそんなに怒ってるんだ?」
572
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/30(水) 00:15:20 ID:sUUnhZys0
(;#゚;;-゚)「て、てんぐさん!だめだよ!ゆきおんなさんがこわがってるよ!」
(#-_-)「......む」
川; ゚ -゚)カタカタ
(-_-)「......」
(-_-)=3
(-_-)「失礼した......少々頭に血が上っていたようだ。すまなかったな、雪女」
川 ゚ -゚)「あ、ああ。そうか」
(-_-)「すまなかったな」
川 ゚ -゚)「う、うむ。よくわからんがまぁよか」
(-_-)つ川 ゚ -゚)ポンッ
(-_-)「後で殺す」ボソッ
川; ゚ -゚)「ひっ!?」
573
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/30(水) 00:17:16 ID:sUUnhZys0
(;#゚;;-゚)「ゆきおんなさん!」
川; ゚ -゚)「む、む?」
(;#゚;;-゚)「あとね、みんなをこおりからだしてあげて!」
川 ゚ -゚)「?......何故だ?」
(;#゚;;-゚)「みんなこまってるよ!」
川; ゚ -゚)「な、なに!?何故だ!?皆ほら!」
+ ____*
/ // /|
| ̄/  ̄ ̄|//|
|/ /|/ |
* |( ΦωΦ )| | + カッチーン
| | |
|/ |/
*  ̄ ̄ ̄ ̄
+ ____*
/ // /|
| ̄/  ̄ ̄|//|
|/ /|/ |
* | ('A`) | | + コッチーン
| | |
|/ |/
*  ̄ ̄ ̄ ̄
川 ゚ -゚)「幸せそうな顔をしてるじゃないか!」
574
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/30(水) 00:18:34 ID:sUUnhZys0
(-_-)「氷って顔が動かせないだけだ馬鹿者」
川 ゚ -゚)「なっ!バカとはなんだ、バカと」
(-_-)「......」
川 ゚ -゚)「は......」
(-_-)
川; ゚ -゚)「あ......いえその......ごめんなさい」
(-_-)「うむ、では早く皆を氷から出すんだ」
川; ゚ -゚)「は、はい!天狗様!」
575
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/30(水) 00:19:35 ID:sUUnhZys0
パリーン
(; ΦωΦ)「あー死ぬかと思ったである!相変わらず、お前に関わるとろくな目に合わないなあるな!」
川; ゚ -゚)「う......ほ、本当に困ってたのか......すまない」
((;'A`))「さ、さ、さ、さ、さ、さ、さむいいぃぃいいぃいい!」ガタガタ
(;#゚;;-゚)「ざしきわらしさんだいじょうぶ?これ、わたしのもうふ。つかう?」
('A`)「えっ」
('A`)
(*'A`)「う、うううううううん!つ、つつつ、使う!つか、使う!」
(#゚;;-゚)「じゃあ、はい!あったまってね!」
('A`)「お、おお、おおおおお!あ、あた、あたたた、あたたたたかっい......」
(#゚;;-゚)「ん、よかった!」
576
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/30(水) 00:21:31 ID:sUUnhZys0
(*'A`)「ふ、ふふふ、ふひっ!ふひひっ!あ、ああああああのこのい、あい、いいに、にににににおい......」
( ΦωΦ)(キメェ......)
(-_-)「ん、皆無事なようだな」
川; ゚ -゚)「あっ!こ、これでよろしいでしょうか!天狗様!」
(-_-)「まあ、いいだろう。彼らも妖怪。大事には至らなかったようだしな」
川; ゚ -゚)「はっ!ありがとうございます!」
(; ΦωΦ)「......凍ってる間に何があったのである?」
(;'A`)「さ、さあ?」
577
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/30(水) 00:22:30 ID:sUUnhZys0
(-_-)「そもそも何故、冬の妖怪であるお前がここにいるんだ。真夏だぞ」
川 ゚ -゚)「え?あ、それは皆の役に立ちたくて......」
( ΦωΦ)「そういえば前もそんなこといってたであるな」
(-_-)「む、確か......一番最近だと前の冬だったか」
( ΦωΦ)「である。猛吹雪を吹かせて民家を潰したであったな」
(;#゚;;-゚)「えっ!?」
川; ゚ -゚)「うう......人の子供は雪が好きだと聞いたからつい張り切って降らせ過ぎたんだ」
578
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/30(水) 00:23:25 ID:sUUnhZys0
(-_-)「他にも色々やっていたな。その前の冬は家畜を凍らせたり」
川 ゚ -゚)「こ、凍らせれば肉が長持ちすると聞いて役に立つと思って......」
( ΦωΦ)「そのまた前は村中の水を凍らせたり」
川 ゚ -゚)「綺麗な氷を沢山見せたくて......」
(-_-)「......で今回は」
( ΦωΦ)「暑さ対策に凍らせたと」
川; ゚ -゚)「ご、ごめんなさい......」
( ΦωΦ)「全く、迷惑なやつである」
川; ゚ -゚)「うぅ......」
579
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/30(水) 00:25:31 ID:sUUnhZys0
(#゚;;-゚)「んー」
( ΦωΦ)「む?どうかしたであるか?」
(#゚;;-゚)「ゆきおんなさんはわるいようかいさんじゃないんだよね?」
( ΦωΦ)「む?むぅ......それはまぁ、悪気はないようだが」
(#゚;;-゚)「ならゆるしてあげようよ!ね!」
( ΦωΦ)「......むぅ、まあ今回も善意で暴走しただけであるからな」
(#゚;;-゚)「ん、じゃあ」
( ΦωΦ)「許すであるよ」
川* ゚ -゚)「ほ、本当か!?」
( ΦωΦ)「うむ」
(#゚;;-゚)「よかったね!」
川* ゚ -゚)「あ、ああ......ありがと」
(-_-)チッ
川; ゚ -゚)「......」
580
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/30(水) 00:28:56 ID:sUUnhZys0
川; ゚ -゚)「あ、あの......」
( ΦωΦ)「む?」
川; ゚ -゚)「本当にすまなかった......それでなんだが」
(#゚;;-゚)「ん?」
川; ゚ -゚)「なにか償いをさせてくれないだろうか?」
( ΦωΦ)「別にそんなことしなくても」
(#゚;;-゚)「だいじょうぶだよー」
川 ゚ -゚)「だ、だが」
川 ゚ -゚)チラッ
(-_-)
(-_-)Pグッ
川; ゚ -゚)「ひっ!いや是非っ!是非ともやらせてくれ!私を助けると思って!」
(;#゚;;-゚)「ん、んぅ?」
(; ΦωΦ)「まぁそこまでいうなら」
581
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/30(水) 00:32:34 ID:sUUnhZys0
川 ゚ -゚)「そ、そうか!ならば私にできることがあればなんでもやろう!さあなんでも言ってくれ!」
(#゚;;-゚)「え?うーん」
( ΦωΦ)「いきなりそう言われてもであるなぁ」
(#゚;;-゚)「ゆきでできること......」
( ΦωΦ)「うーむ、雪合戦にかまくら作りに」
(#゚;;-゚)「スキーとか?」
川* ゚ -゚)「おお!スキー!聞いたことがあるぞ!好きなのか?そうなんだな!」
(#゚;;-゚)「へ?」
川* ゚ -゚)「ふふふ、人間は雪山でスキーなる遊びをするらしいな!よし、山を凍らせてスキーをできるようにしようか!うむ!それがいい!」
(;#゚;;-゚)「え?」
(; ΦωΦ)「ちょ」
川* ゚ -゚)「よーしちょっと待ってろ!おねーさん張り切っちゃ」
(-_-)
川 ゚ -゚)「う......」
(-_-)「やめろ」
川 ゚ -゚)ハイ
582
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/30(水) 00:33:28 ID:sUUnhZys0
( ΦωΦ)「全く......」
川; ゚ -゚)「す、すまない......また暴走して」
(#゚;;-゚)「んーゆき......こおり......あ!」
川 ゚ -゚)「む?」
(*#゚;;-゚)「ゆきおんなさん!あのね!おねがいきまった!」
川* ゚ -゚)「お、おお!そうか!なんでも言ってくれ!君の役に立つならなんでもするぞ!」
(#゚;;-゚)「えっとねー......ちょっとまっててねー」トットットッ
川 ゚ -゚)「む?」
( ΦωΦ)「?」
583
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/30(水) 00:34:17 ID:sUUnhZys0
(#゚;;-゚)「おまたせー」
(-_-)「......器?」
川 ゚ -゚)「む?これを凍らせるのか?それくらい容易いが......」
(#゚;;-゚)「んーん、ここにゆきをつくって!」
川 ゚ -゚)「雪を?......構わんが何をするんだ?」
(*#゚;;-゚)「えへへ、おいしいものをつくるの!」
( ΦωΦ)「?」
584
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/30(水) 00:35:23 ID:sUUnhZys0
......
......
......
(* ΦωΦ)シャクシャクシャクシャク!
キー(; ΦωΦ)ーン
(#゚;;-゚)「あわててたべちゃだめだよー」
(; ΦωΦ)「むぅう......頭がぁ......」
(#゚;;-゚)「だいじょうぶ?」ナデナデ
(; ΦωΦ)「むぅ......なんとか」
(-_-)「成る程、かき氷か。夏にぴったりだな」シャクシャク
川* ゚ -゚)「ふふふ!どんどん食べてくれ!氷ならいくらでも作れるからな!」
(#゚;;-゚)「ゆきおんなさん、うれしそう」
( ΦωΦ)「まーいつも誰かの役に立ちたいと言ってたであるからなぁ。夢がかなって嬉しいのであろう」
(#゚;;-゚)「そっか」
585
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/30(水) 00:37:13 ID:sUUnhZys0
( ゚Д゚)「......いきなり部屋に集まってきたと思ったらなんなんだこれは」
( ΦωΦ)「んー?まあ色々あってなぁ」
(; ゚Д゚)「その色々が聞きたいのだが」
(#゚;;-゚)「うんがいきょー。うんがいきょーもたべる?」
( ゚Д゚)「ん、いや、手がないから食いたくても」
(#゚;;-゚)「あ、そっか。じゃー」
(#゚;;-゚)「はいあーん」
( ゚Д゚)
(;* ゚Д゚)「こ、ここっ!小娘っ!やめろ!は、恥ずかしい!」
586
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/30(水) 00:38:06 ID:sUUnhZys0
(#'゚;;-゚)「......あぅ、ごめんなさい」
(; ゚Д゚)「むぐっ!......」
(; -Д-)「あ、あーん」
(*#゚;;-゚)「!んっ!あーん!」
( ゚〜゚)「むぐ......」
(#゚;;-゚)「おいしー?」
( ゚Д゚)
(゚Д゚ *)「ま、まあまあだな」プイッ
(#゚;;-゚)「んー、そっか」
587
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/30(水) 00:38:55 ID:sUUnhZys0
(*'A`)「お、おおお、おい、おいしい......」シャクシャク
川* ゚ -゚)「ふ、ふふふふ!わ、私が皆の役に立っている!ふふふふ!」
(#゚;;-゚)「よかったね、ゆきおんなさん!」
川* ゚ -゚)「君のお陰だ!ほら!おかわりだ!どんどん食べてくれ!」
(#゚;;-゚)「え?」
川* ゚ -゚)「大盛......いや!こんなものでは私の気持ちは伝わらん!特盛りだ!たんと食べてくれ!」ダンッ!
(;#゚;;-゚)「あ、あう......ありがと」
588
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/30(水) 00:40:13 ID:sUUnhZys0
(;#゚;;-゚)(お、おなかいっぱいなんだけどな)
(;#゚;;-゚)チラッ
川* ゚ -゚)ワクワク
(;#゚;;-゚)「うぅ......」シャクシャク
川* ゚ -゚)「ふふっ!美味しいか?美味しいか!?」
(;#゚;;-゚)「あ、うん......」シャクシャク
川* ゚ -゚)「ふふふふふ!まだまだたーぷりあるからな!遠慮するなよ!」
(;#゚;;-゚)(......おなかひえてきちゃった)シャクシャク
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