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糞ったれBAR NEETのようです
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川д川「」カタカタカタカタ
川д川「……おっ、レア装備ゲットォ」カタカタカタカタ
川д川「」カタカタカタカタ
川д川「」カタカタカタカタ
川д川「あ?『あけおめ〜ことよろ〜』って何だぁ?」
川д川「」カタカタカタカタ
川д川「あ―もう年越してたのかよぉ。1年なんかあっという間だよなぁ」ピンポーン
川д川「……」ピンポーン
川д川「……無視だ無視ぃ、こんな時間にインターホン鳴らすとかロクな奴じゃねえだろうしぃ」ピンポーンピンポーン
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乙!
拾って頂けて嬉しかった。
グレンフェディック12年を飲んでみます!!
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〜簡単解説〜
・オールドパー
ブレンデッドウィスキーの重鎮。少々値は張るが価値あり。
武骨なボトルデザインもカッコいい。
・キッス・オブ・ファイヤー
ウォッカベースのショートカクテル。
珍しく砂糖のスノースタイル。
デートにいかが?
・ボヘミアンドリーム
アプリコットブランデーベースの不思議なカクテル。
甘くて美味しいが好みが別れる。
・ジャマイカ・ジョー
ラムベースの甘口カクテル。
グレナデンシロップを沈めるため、コントラストが美しい。
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乙
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・アブサン
フランス語ではアプサント。
アブサン専門のバーが出来るなどカルト的人気がある。角砂糖と一緒に。
・シャンボール
ブラックベリーのリキュール。
ちょっとお高めだが高級感がある。
余談だが昔はキャバクラによく置いてあったらしい。
・ジョニーウォーカーブラック
通称ジョニ黒。
コストパフォーマンスに優れた紳士のウィスキー。
オールドボトルは完璧に別の酒。
・バナナフィズ
バナナリキュールのフィズスタイル。
リキュール本来の味と風味が味わえる。
・アレキサンダー
生クリームを使ったブランデーベースのカクテル。
マダムキラーとして有名なのでこれを勧める男の股間は蹴りあげた方がよい。
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・ピンク・レディー
ショッキングピンクのショートカクテル。
かの有名なグループ、ピンクレディーの名前の由来。
・カルーアコラーダ
ピニャコラーダのカルーアバージョン。
濃厚な甘さが売りだ。
・ジャックダニエル
テネシーウィスキーの代名詞。
ショットで飲むと苦味がたまらない。
・ブラッディ・メアリー
名前が怖い有名なウォッカベースのカクテル。
下手なバーで飲むより、自作した方が美味しいよ。
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【ラスト・キッス】
<参考レシピ>
・ホワイト・ラム…45ミリ
・ブランデー…1/2tsp
・レモンジュース…1/2tsp
材料を氷とともにシェークしてカクテルグラスに注ぐ。
なんともロマンチックなカクテルがラムベースの『キッス・オブ・ファイヤー』。
アルコール度数はベースのラムで大きく代わり、名前の由来は言うまでもないだろう。
基本的にほとんどラムで出来ているので、味わいはそれ次第なのだが、レモンジュースとブランデーがほどよい酸味とふくよかなコクと旨味を与えている。
作中でミルナが使ったラムはホワイトでは無いので、本来のレシピとは変わっている。
また使っている酒(特にブランデーの方)がカクテルにするのが本来ならあり得ないレベルの高級酒。
かなりの金持ちでない限り、作中のレシピを再現するのはオススメできない。
絶対に破産する。
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※おまけ
【モララー・スペシャル・ヴェーヌ】
<参考レシピ>
・シャルトリューズ・ヴェーヌ…1/3
・養命酒…1/3
・アブサン…1/3
・アンゴスチュラビターズ…1dash
・レモンジュース…1/2tsp
材料をミキシング・グラスでステアした後、何か適当なグラスに適当に注ぐ。
ミルナの記念すべきオリジナルカクテル第一段。
詳しくは総合短編時代のBAR NEETを読んで頂きたい。
当初は嫌がらせで作っていたのだが、味音痴のモララーが気に入ってしまったという設定。
体には間違いなく良いのだろうが、吐くほど不味いと思うのでぶっちゃけ作りたくない。
読者の誰かが自作してレポしてくれるのを待っている。
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以上です。
参加して頂いた皆様、ありがとうございました。
寝る。
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乙!
こういろんなカクテルやお酒紹介されるとふらっと何処かのバーに足を運んでみたくなるね
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乙
今回も面白かった
アレキサンダー美味しそう
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>>660 訂正
誤…なんともロマンチックなカクテルがラムベースの『キッス・オブ・ファイヤー』。
正…なんともロマンチックなカクテルがラムベースの『ラスト・キッス』。
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おつおつ
番外編ながらすごく面白かったです
この作品の正ヒロインはクール、そう思っていた時期が僕にもありました
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>>661
ジョーヌとヴェールが混ざってるぞw
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途中で送信しちまった。
乙ー
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誰か酒持ちの人のモララースペシャル期待
おつ
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おつおつ
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モララースペシャルの材料、アンゴスチュラビターズ以外は持ってるな…
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モララー辺りにメラゾーマでも飲ませてやりたかったな
>>671
期待
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>>671
ほぅ…
これは期待だなぁ
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>>667 さーせん ヴェールで脳内補完お願いしますw
>>671 ビターズ要らないんでレポお願いします!!
先日はたくさんの支援と参加ありがとうございました。
今夜か深夜に投下します。
予告通り、金持ち野郎と生クリームのカクテル。
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>>674
すでに金持ちだらけすぎてなんとも言えないが期待
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モララーの安価でレッドアイ(生卵入り)ぶっ込みたかったなあ
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テキーラ飲み過ぎたので延期します
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ミルナがミルナになるのかな?
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テキーラなら仕方ないね
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まってたけどこの作者ならしょうがない。
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>>680
age よくない
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モララーと貞操観念似てるんだが
顔はドクオだけど
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まだかなー
まっとるでー
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1です。
予告では『金持ち野郎と生クリームカクテル』の予定でしたが、ネタが浮かんだので予定を変更して
『美女(笑)とオリジナル?ネタカクテル』をお送りします。
予告時間は深夜から明け方。
なお泥酔のため、予告無しで延期する場合が御座いますのでご了承下さい。
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俺も泥酔しながら舞ってる
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踊るのか
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じゃあ俺も舞ってよ
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わくわく
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明日休みの俺は間違いなく勝ち組
ビールのみながらまってるぜ
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予告ガン無視でごめんなさい
暇すぎてハゲそうだから0時に第0話を投下します。
今日は飲んでないから潰れる心配なーし!
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舞ってましたぁぁあああ!
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おお期待してるよ
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_
( ゚∀゚)「あの、ミルナさん! ヒートさん!! 今日も御馳走様でした!!」
川д川「あぁ、はいはい」
ノパ⊿゚)「まあ、ミルナの特訓にもなるしな。またおいで」
_
(* ゚∀゚)「あざっす!」
<(' _'<人ノ「長岡くん。早く行こうよ?」
_
( ゚∀゚)「おう! じゃあ、御馳走様っした!!」
川д川「ん」
ノパ⊿゚)「気を付けて帰れよ」
ガチャ カランカラーン
-
川;д川「……つっかれたぁ」
ノパ―゚)「ふふっ、お疲れ様。洗い物は私がやっておこう」
川;д川「お前はまるで我が家のように振る舞いやがってぇ。寄生する気かっつぅのぉ」
ノハー⊿゚)「ん? 将来嫁ぐ事になっても私はしっかりと働くつもりだぞ?」
川;д川「真顔で笑えない冗談言うんじゃねえよ糞ったれぇ。……あぁ、おぃ。俺も洗い物やるぅ」
ノハ*゚―゚)(何だかんだ言って優しいんだよな。ミルナは)クスッ
.
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川д川「……ここ最近、常に誰かしらが来てる気がするぅ」ガシャガシャ
ノパ⊿゚)「そうか?」ジャブジャブ
川;д川「いや、主な原因はお前とモララーだからなぁ!? ったく勝手に合鍵持ち出しやがってぇ」
ノハ*ー⊿゚)「未来の妻なんだからいいじゃないか」
川#д川「俺の未来を勝手に決めないで下さいませんかねぇ!? ったく糞ったれがぁ」ガシャガシャ
ノパ⊿゚)「私のせいと言うわりには、ほぼ毎日のように私やモララー以外のお客さんも来てるじゃないか。今日の長岡君みたいに」ジャブジャブ
川д川「あぁ、マユゲとその彼女だっけぇ? あのマユゲ、変にここを気に入りやがってよぉ……ったく、ウチはバーじゃねぇっつうのにぃ」
ノパ⊿゚)(まあ、間違いなく下手なバーの10倍はクオリティ高いとは思うけどな)
ノパ⊿゚)「まあまあ、交友関係が広がるのは良いことじゃないか。私だってこの家はもともとクールから紹介された訳だしな」
川д川「クールねぇ……。はぁ、元はと言えばあいつがモララーにこの家に連れて来られてから、一気に客人が増えたんだよなぁ」
ノパ⊿゚)「ん? もともと頻繁に友人が出入りしてた訳じゃないのか?」
川д川「違えよぉ。客人は来ても月に1回くらいだぁ、モララーは毎週来てたけどよぉ?」
川;д゚川「忘れもしねぇぜぇ。モララーがあの日いきなり電話して来て、これからダチを連れてく。なんて言い出しやがってよぉ……」
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………………………………………
………………………………
………………………
………………
………
…
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約1年前
( ・∀・)「」プルルルル
( ・∀・)「あ―もしもし? 僕、僕―」
( ・∀・)「今ちょうど横浜駅着いたとこなんだけどさあ、あと15分くらいしたらそっち行くから準備しといて?」
( ・∀・)「あ―うん……うん」
(;・∀・)「ああ、うん、ごめんってば―。そんなに怒鳴らないでよ……うん」
( ・∀・)「いや、今日は2人だよ。ミルナは会った事ない人だけどね。うん」
(;・∀・)「だ―か―ら―、ごめんってば―。今度お土産にケーキかなんか持ってくからさ、うん」
( ・∀・)「うん、うん。はいは―い、後でね―」
( ・∀・)「」ピッ
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川 ゚ -゚)「大丈夫なのか?」
( ・∀・)「大丈夫大丈夫、散々文句言ってたけど何だかんだで許してくれるし」
川 ゚ -゚)「ふむ、ならいいのだが。……しかし天才バーテンダーの君がオススメするバーか。なかなか楽しみだな」
(* ・∀・)「いやははは、照れちゃうからそんなに褒めないでよ―! それに今日これから行くところはクールさんの期待にそえるかは分からないよ?」
川 ゚ -゚)「と、言うと?」
( ・∀・)「う―ん、何て言うかね。まあ確かに僕のオススメっちゃあ、オススメなんだけど……とにかくあんま期待はしないでね? 特にカクテルの味とかは」
川 ゚ -゚)「少々引っ掛かる言い方だが、君がよく通う場所なんだろ? なら私に期待するなという方が酷じゃないか」
( ・∀・)「いや、確かに週に1度は通ってるけどね……何て言うか、色々と間違ってるというか」
川 ゚ -゚)「??」
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( ・∀・)「って言うか厳密に言っちゃうとさあ」
(;・∀・)「店じゃなくて、個人の趣味でやってるとこなんだよね。あくまでも」
川 ゚ -゚)「趣味?」
( ・∀・)「うん。まあ細かい事は着いたら分かる筈! とりあえず向かおうか」
川 ゚ -゚)「まあ、色々と気になる事はあるが。とりあえず君のエスコートに従うとするよ」
( ・∀・)「はいはい。頑張らせて頂きますよ、お嬢様」
……………………………………
……………………………
……………………
………………
…………
……
…
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エントランス
( ・∀・)「あ―着いた着いた。ここだよ、ここ」
川 ゚ -゚)「……どう見ても普通のマンションなのだが。強いて言うならここが高級住宅街にあること以外は変わったところは見当たらないな」
( ・∀・)「まあ、彼の家みたいなもんだからね―。とりあえずピンポーンと」ピンポーン
川 ゚ -゚)「……」
( ・∀・)「……」
川 ゚ -゚)「……」
( ・∀・)「……」
-
(# ・∀・)「」ピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーン
川 ゚ -゚)「……」
(# ・∀・)「」ピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピン『うるっせえええええぇぇぇんだよ糞ったれがああああぁぁぁぁ!! とっとと入って来りゃいいだろうがタコォ!!』
ガチャ ウィーン
( ・∀・)「快く開けてくれたようだ」
川 ゚ -゚)「……そうかい」
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ガチャ カランカラーン♪
( ・∀・)「やあ、しばらく」
川 ゚ -゚)そ「これは……」
川 ゚ -゚)(これは驚いたな。マンションの部屋に入った瞬間、別世界じゃないか)
川 ゚ -゚)(どことなく官能的な薄暗い照明に、少し狭めなワンカウンターのシックな店内……実に雰囲気のいい店だ)
川 ゚ -゚)(酒棚、チェアー、カウンター。目につく全てのものが素人目にも分かる高級品だな)
川*゚ -゚)(細かい一品一品に店主の拘りが見て取れる。これは期待が出来そうな店だな)
川 ゚ -゚)(……が)
川 ゚ -゚)(……ただ1つ)
川; ゚ -゚)(ただ1つ気になる事があるとするならば、だ)
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( ・∀・)「いやあ、やっぱりこの部屋は雰囲気だけはいいね、雰囲気だけは」
川#д川「来る時ゃあ、1時間前に連絡しろっつっただろうがぁ……糞ったれがぁ」
( ・∀・)「いやいや、何だかんだ言って開けてくれる君の優しさに甘えただけさ」
川#д川「死んじまえ糞ったれぇ!!」
川; ゚ -゚)(……何で)
川; ゚ -゚)(何でここの店主らしき男は貞子みたいな髪型な上にパジャマ姿で出迎えてるのだろうか)
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【糞ったれBAR NEETのようです】
【OPEN】
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( ・∀・)「ああ、こちら僕の幼馴染み兼、大の仲良しのお友達の『素直クール』さんだよ。クールさん、彼がここの部屋主の此方ミルナ」
川 ゚ -゚)「どうも、初めまして」
川д川「あ―はい、うん。いらっしゃいね―うん、そしてとっとと帰って下さいよぉマジでぇ」
川; ゚ -゚)「……あまり歓迎されてない用だが?」
( ・∀・)「いや、流行りのツンデレというやつだよ。ミルナだって内心はクールさんみたいな美女に会えて心底興奮してる筈さ」
川#д川「だぁれがツンデレだ糞ったれがぁ!!こちとらお昼寝中にテメェの電話で叩き起こされたんだから機嫌悪くて当然だろうがぁ!!」
(;・∀・)「いや、お昼寝ってアンタ。もう夜の10時なんだけども」
川#д゚川「外の時間なんか知るか糞ったれぇ!!俺が昼だと思ったら昼で夜だと思ったら夜なんだよバ――カァァ!!」
川; ゚ -゚)(いや、それはおかしいだろう)
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( ・∀・)「まあまあ、そう怒らずに。とりあえずせっかく友達を連れてきたんだし、何か適当に飲ませて頂戴なっと」
川#д川「チッ、後で覚えてろよぉ糞ったれぇ。奥から酒取って来るから待ってろぉ」スタスタ
川 ゚ -゚)「……なあモララー。連れて来て貰った身でこういう事を言うのは失礼かもしれないが、本当にこの店は大丈夫なのか?」ヒソヒソ
( ・∀・)「大丈夫大丈夫。彼って基本的にあんな感じだから」ヒソヒソ
川; ゚ -゚)「いや、それはそれで大丈夫じゃないだろう。主に人間性的な意味で」ヒソヒソ
川д川「あ―かったりぃ。モララーの糞ったれはとりあえずこれでも飲んどけよぉ」スッ
(* ・∀・)「おっ! 流石ミルナだね!! ここに来たらこれを飲まなきゃね!!」
川 ゚ -゚)「……やけに薬草臭い酒だな」
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(* ・∀・)「養命酒+アブサン+シャルトリューズのオリジナルカクテル! 名付けて『モララースペシャル』さ!!」
川; ゚ -゚)「……なんだ、そのとりあえず目についた薬草リキュールをゴチャゴチャに混ぜてみました。って感じのゲテモノカクテルは」
川;д川「最初は嫌がらせで作ってやったのによぉ、コイツ気に入りやがってぇ。それから1杯目は絶対にコイツを飲みやがるんだよなぁ」
川; ゚ -゚)「モララー。君は相変わらず残念な味覚をしているんだな」
(* ・∀・)「いやいやこれが中々美味しいんだってば! いや―たまんないね―。あっ、クーちゃんも飲む?」チビチビ
川 ゚ -゚)「全身全霊を以てお断りするよ。というかあんまりこっちに寄るな、薬草臭い」
川д川「んでぇ、クールだっけぇ? アンタは結局のところ何を飲むんだよぉ?」
川 ゚ -゚)「ん、ああ、そうだな。とりあえず適当なジンを頼むよ」
川д川「あぁ? ジンだぁ? 飲み方はぁ?」
川 ゚ -゚)「常温ツーフィンガー、ストレートで頼むよ」
川д川「はいはい、っとぉ。ったく、めんどくせぇなぁ……ちょっと待ってろぉ」スタスタ
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川 ゚ -゚)「……」
川 ゚ -゚)「なぁ、モララー」
( ・∀・)「ん?」チビチビ
川; ゚ -゚)「本当にこの店は大丈夫なのか? 主に接客態度にかなり問題がある気がするんだが。無表情の私だって気分を害する事はあるんだからな?」ヒソヒソ
( ・∀・)「大丈夫大丈夫! ここは酒の種類はビックリするくらいに揃ってるんだよ! それに第一……」
( >∀・)「ミルナは僕の大親友さ! ああ見えて彼は本当にいいやつなんだからね!!」ヒソヒソ
川; ー -ー)「私には初対面の客にタメ口きいて、パジャマにスリッパで接客する髪の毛オバケが逆立ちしてもいいやつには見えないのだが……」
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川д川「ん―、ほらよ。ジンだぁ」スッ
川 ゚ -゚)「ありがとう。ちなみに銘柄は?」
川д川「あぁん? モララーのダチって事はアンタ酒飲みだろぉ? なりゃ飲んでみゃりゃあ分かるだろうがぁ」
川#゚ -゚)(……なんて店なんだ)チビチビ
川 ゚ -゚)そ「……!?」
川; ゚ -゚)「こっ……これは!!」チビ
( ・∀・)「あれ? ミルナ、クーちゃんに何を出したの?」
川д川「あぁん? とりあえず高いやつでいいやぁっと思ってよぉ。奥にしまってあったやつを引っ張り出して来たんだわぁ。確か名前は…… 」
川*゚ -゚)「マラッカだ!! 伝説のトムジン、『タンカレー・マラッカ・ジン』だよ!!」
( ・∀・)「マラッカ?」
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【タンカレー・マラッカ・ジン】
1990年代後半に販売され、2004年にあっという間に販売を終了したタンカレーが誇る、ジンの世界に伝説を残した酒がある。
それが、『タンカレー・マラッカ・ジン』である。
日本で最も流通しているドライ・ジンとは似て非なる存在のオールド・トムジンなので、その味わいは強めの甘味が特徴。
レシピ自体は1830年代の物をそのまま再現しているが、その味わいは現代の私たちの味覚にもマッチすることは間違いない。
華やかで、上質な絹のようにまろやかな舌触り。
ジンとしては高額な部類に入り、置いてあるバーも少ないかもしれないが、見かける事があったら酒飲みとしては是非飲んでみる1品。
そして出来れば、マラッカを使ったトム・コリンズなんかをお洒落に味わって頂きたい。
オールド・トムジン本来の味わいを確かめたい人はロックやストレートで。
ちなみに、素直クールのオススメは「常温ツーフィンガー、ストレート」だ。
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川д川「そうそう、マラッカだぁマラッカァ。ちなみにボトルはこれなぁ」コトッ
川; ゚ -゚)そ「リバイバル版じゃなく初代のボトルじゃないか!? 今ではかなり珍しいだろうに!!」
川д川「あ―そうなのかぁ?いっつもテキトーにネットで買ってっから気にした事ね―なぁ」
川 ゚ -゚)(初代の未開封ボトルをネットで落とすとなるとかなりの値段になると思うのだが……そんなに懐に余裕があるのだろうか?)
( ・∀・)「そのマラッカ? って言うのはそんなに珍しいのかい?」
川; ゚ -゚)「何でバーテンダーの君が知らないんだ。……10年以上前に発売されたがすぐに終売してしまった、かなり有名なトムジンだよ」
川*゚ -゚)「少し前になってリバイバル版が販売されたとは言え、普通のジンとはやはり別格扱いされるほどの人気だな」チビチビ
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( ・∀・)「へぇ―。そう言えばウチの職場にも同じ形のボトルがあったかも」チビチビ
川; ゚ -゚)「それは普通の『タンカレー・ジン』だろう? 緑のボトルの。仮にもバーテンダーなら酒についてもっと勉強したらどうだ?」
( ・∀・)「僕はまだ見習いだからいいんだ―い。それよりミルナ―、なんか食べ物ちょうだ―い」チビチビ
川д川「ん」コトッ
( ・∀・)「……なにこれ」
川д川「どん兵衛」
(# ・∀・)「何でバーまで来て酒飲みながらどん兵衛食べなきゃいけないんだよ!!」
川#д川「どん兵衛バカにすんじゃねぇよ糞ったれぇ!! 大体いつもいつも人の家を勝手にバー呼ばわりしてんじゃねぇよぉ!!」
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川 ゚ -゚)「ん? ちょっと待ってくれ。ここはバーじゃないのか?」
川д川「あぁん? モララーのタコから聴いて無いのかぁ? ここは俺の家だぞぉ?」
川; ゚ -゚)「いや、しかしこの雰囲気に、部屋中に飾られてるこの酒の数は、どう見てもバーそのものなのだが」
川д川「んなもん人の趣味だろうがぁ。金の使い道に困ったから適当に部屋を改築してありったけの酒を放り込んだらこうなったんだよぉ」
( ・∀・)「あれ? クーちゃんに言って無かったっけ?」チビ
川; ゚ -゚)「私は君にオススメのバーに連れていくと言われたから連いて来ただけだぞ?」
川д゚川「だぁかぁらぁ、ここは俺の家!酒は俺の趣味!それだけだっつぅのぉ!!」
( ・∀・)「まあこのフロアは丸ごとミルナのものだしね―」
川; ゚ -゚)そ「フロアごと!?君は一体何者なんだ?」
川д川「いやぁ、ただのニートだけどぉ?」
川 ゚ -゚)「……ニート?」
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( ・∀・)「そうそう、ちょっと運がよくてちょっとお金持ちなだけのニートだよ彼は」
川; ゚ -゚)「……冗談だろう?」
川д川「何で初対面のアンタに冗談なんか言わなきゃならね―んだよぉ。つ―か俺も酒飲むぅ、ジンなんか久々だわなぁ」トクトク
( ・∀・)「あっ僕にもなんか頂戴よ。僕が普段飲まないような、ミルナのオススメのやつね」
川#д川「死んじまえ糞ったれぇ……ちょっと待ってろぉ」スタスタ
川; ゚ -゚)「なぁ、モララー。彼は一体何者なんだ? なぜここまで豪勢なバースペースを趣味で用意できる? さらにフロアごと買い占めているだと?」ヒソヒソ
( ・∀・)「ちなみにここ以外にも何件か物件持ってるらしいよ? ほとんどワインセラーや樽買いしたウィスキーやらの保管庫にしか使ってないみたいだけどね」ヒソヒソ
川; ゚ -゚)「どこの石油王なんだ彼は!?」ヒソヒソ
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川д川「おらぁ、モララー。しっかり飲めよぉ?」スッ
(* ・∀・)「おっ! あっりがとうミルナ! いやぁ、どんな酒が来るのか楽しみ……に……?」
川*д川「ケッケッケッケッケッ……」
(;・∀・)「……あの、気のせいかな―? うん、むしろ気のせいであって欲しいな―――なんかグラスにデッカイ芋虫が入ってるんですけど――!?」
川*∀川「ケッケッケッケッケッ!! テメェにゃお似合いだろうが糞ったれがぁ!!」
(;・Д・)そ「芋虫入りの酒がお似合いってどういう事だよ!?」
川 ゚ -゚)(虫が入った酒と言えば……メスカルか? 確かテキーラの親戚にあたる酒と聞いたが)
川 ゚ -゚)(……それにしても)
(;‐∀‐)「あ―も―! 出されたものはしっかり飲むけどさ――!!」
川; ゚ -゚)(気色悪い見た目の酒だ)
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【グサーノ・ロホ】
映画や海外ドラマ。もしくは酒屋などで昆虫が入った酒を見たことはあるだろうか?
その中でも最もポピュラーなものが、芋虫(グサーノ)が入ったこのメスカル『グサーノ・ロホ』ではないだろうか。
酒屋によっては虫入りテキーラという名前で売られているが、厳密に言うとメスカルとテキーラは別物。
テキーラは酒の中に固形物を入れる事を認めていないので、日本で手に入る虫が入っているメキシコ風の酒はメスカルという感じでザックリ覚えてもらって構わない。
ちなみに中に入っている虫を食べると幸せになれるらしい。
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( ・∀・)そ「あっ、味は普通だ。なんかテキーラと変わらないっぽい? 美味い美味い」チビチビ
川#д川「チッ! 気に入りやがったかぁ」
川 ゚ -゚)「私もマラッカをもう1杯頂いていいかな?」
川д川「んあぁ?もうダルいから勝手にボトルに注いで勝手に飲んでくれぇ」
川; ゚ -゚)「いいのかそれで……いや、有り難く頂くが」トクトク
(* ・∀・)「あ! この芋虫もコリコリして美味しいかも!! ミルナ―今度モララースペシャルにこの芋虫も入れといてよ!!」
川;д川「な―んでお前にゃどんな嫌がらせしても効果ないのかねぇ?」
川 ゚ -゚)(……)チビチビ
川 ゚ -゚)(……ふぅ)
川*ー -ー)(美味いな)
-
川 ゚ -゚)「……結構な長居をしてしまったな」
(* ‐∀‐)「もっと芋虫持ってこ―い!ヒック!」
川 ゚ -゚)「全く仕方の無いやつだ。チェックを頼む」
川д川「ん―ああ、うん。何杯飲んだっけぇ?」
川 ゚ -゚)「私が5杯。モララーがその倍だな」
川д川「んじゃ1500円でぇ」
川 ゚ -゚)「……は?」
-
川д川「んん? 高いかぁ? じゃあキリよく1000円でぇ」
川; ゚ -゚)「逆だ逆!!安すぎるだろ!! なんでこんなに飲んでそんな値段なんだ!? 原価より安いじゃないか!!」
川д川「いやあ、別に趣味でやってるしよぉ、宅飲みの延長みたいなもんだしこんなもんだろぉ」
川; ー -゚)「……もはや突っ込むまい。ほら」
川д川「5000円? 釣り持ってくるわぁ」
川 ゚ -゚)「要らないよ。その代わり次に来る時までマラッカをキープしといてくれよ」
川;д川「おいぃ、あんたまた来るつもりなのかよぉ?」
川 ゚―゚)「こんな穴場を知ってしまったんだ。通うしか無いだろう」
川;д川「勘弁して下さいよぉ……」
川 ゚ -゚)「そう邪険にしてくれるな。さて、ではそろそろ失礼するよ。ほら、行くぞモララー」
(* ‐∀‐)「う―ん……芋虫がぁ……シャルトリューズの海に浮かぶ芋虫がぁ……」フラフラ
川 ゚ -゚)「では、また今度」
-
ガチャ カランカラーン
川д川「……」
川д川「……」
川д゚川「……一応」
川д゚川「一応マラッカのボトル、バーカウンターの手前に出しとくかぁ」
……………………………………
……………………………
……………………
………………
………
……
…
-
川д川「って言うのがそもそもの始まりだわなぁ」
ノパ⊿゚)「なるほど。そんな事があったのか」
川д川「そっからクールがクソガキつーちゃんを連れて来てぇ、モララーはモララーで酔い潰れて下の階のワカッテマスの世話になりぃ」
川;д川「マユゲにぽぽの姉さんにぃ、モララーの仕事先の連中にヒートまで芋づる式だわなぁ」
川;д川「それからさらに俺の地元の仲間や、もともとのダチなんかもごちゃ混ぜになってぇ」
川;д川「……あっという間に我が家は溜まり場になっちゃいましたとさぁ」
川;д川「……はぁ」
ノパ⊿゚)「賑やかでいいじゃないか」
川;д川「ヒキオタニートの俺に言われてもよぉ」
ノハー⊿゚)「いい加減ヒキオタニートを卒業すればいいだろうが」
川д川+「だが断るぅ」
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ノハ;ー⊿ー)「はぁ……未来の旦那がこんなんで大丈夫だろうか」
川;д川「だから勝手に旦那にすんなっつぅのぉ……」
ガチャ カランカラ―ン
( ・∀・)「やっほ―ミルナさんにヒートさん」
川 ゚ -゚)「やあ。久々」
ノパ⊿゚)「おっ、噂をすればだな」
( ・∀・)「ん? なんの事?」
川д川「何でも無ぇよぉ……ったくよぉ」
川д゚川(本当、賑やかになりやがってぇ……迷惑この上無ぇっつぅのぉ)
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川 ゚ -゚)「ミルナ、マラッカを。もちろん常温ツーフィンガー、ストレートで」
( ・∀・)「んじゃ僕は久々に『モララースペシャル』ね―」
ノハー⊿゚)「オーダーだぞ? 旦那様?」
川#д川「旦那って言うなっつうのぉ!!」
川#д川(迷惑迷惑ぅ! 大迷惑だわなぁ!!)
川д川「ほれぇ、マラッカにモララーのいつものやつぅ」スッ
川 ゚ -゚)「ありがとう」チビ
( ・∀・)「ありがとー」チビ
川д川(……まあ、迷惑なんだけどぉ)
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(* ・∀・)「いや―やっぱり美味いね! モララースペシャル最高!!」ゴクゴク
川 ー -゚)「マラッカは美味いが……隣が薬草臭くて台無しだよ」
(;・∀・)そ「ちょっ!? 酷くない!?」
川д川(……)
川д川(……)
川―川(……文句言うのわぁ、延期しといてやらぁ)
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【CLOSE】
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-
以上です。
考えてみたら連載してからクールがマラッカジン飲んでないし初見の人はモララースペシャル分かんないよなーって考えてリメイク風に投下しました。
久々に書くと疲れますわ。
キンキンに冷やしたウォッカ飲みますわ。
-
乙��
終わらないよな?
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乙
モララースペシャルで瑞泉吹いたwwwww
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まるで最終回のようだ
乙
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乙乙!
総合のやつ?見てないから嬉しい
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乙!これ最終回じゃないよね?
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総合の加筆修正バージョンですねー
最終回ではないのでご安心を笑
次は何書こうかなー
ネタが有りすぎて悩む
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>>728
もったいねえ
乙
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誰かモララースペシャル飲んでみてくれ
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キンキンに冷やして飲むウオッカは乙なもんだがなにで飲むの?ストレート?
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楽しい!!次を楽しみにしてる!
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>>735 酔っぱらいたい時はストレートですねー
美味しく飲みたい時は簡単便利なソルティドッグですね
キャラ増やし過ぎると話の話まとめるの大変ですね。
ぶっちゃけ終わりが見えないです、この話。
次回は『ネタカクテルと美女?』
もしくは『失恋女とウォッカ』どちらか気が向いた方をGW中に投下します。
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GWですね。 5連休なのに全く予定と金が無い1です。
暇なのでね、うん。
投下するしかないかなーって。
と言うわけで、GW中に最低でも3話分投下する事にしました。
読みながら酒でも飲んでくれたら嬉しいです。
と言うわけで以下、ラインナップ……
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『失恋女とウォッカ』
『ノッポさんと種子リキュール』
『京姉妹と和風リキュール』
『かしまし娘とワイン・シャンパンカクテル』
『今時ギャルと果実系リキュール』
『いぶし銀とアプサント』
『金持ち野郎と生クリームカクテル』
『流石な美女とブランデー』
『美女?とオリジナル?ネタカクテル』
『いい男とハードドリンク』
『災難ホストとパーティードリンク其の2』
『ヒトリノヨルとテネシーウィスキー』
『番外編 キャラクター紹介 其の1』
の中から気が向いた内容を3つ(もしくはそれ以上)投下します。
と言うわけで早速今日の夜、もしくは深夜に『失恋女とウォッカ』を投下します。
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まとめサイト様とか以前頂いた支援絵とか張りたいけどNGワードで引っ掛かるのよね。
仕組みよく分からんよ、トホホ。
それから、『性』徒会長,川 ゚ -゚)素直クールのようです。内にてお褒めの言葉を頂きました。
ありがとうございます。
とりあえずベネディクティン飲みながら書き溜めしますわー。
1でした。
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なんて豪華なGW
楽しみにしてます
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安くていいからジン飲みてえと思ったからこないだ買ってきたよ。よりによってボンベイ
もちろん常温ツーフィンガーでな!
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今夜か毎回楽しみにしてるよ。
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23時に投下ー。
シリアス注意ー。
アペロールソーダうまー。
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川д川「……」カタカタカタカタ
川д川「……」カタカタカタカタ
川;д川「……あっ、ヒーラー乙りやがったな糞ったれぇ」カタカタカタカタ
川д川「……」カタカタカタカタ
川д川(ここ1週間珍しく来客0な訳だがぁ)
川д川(ヒートは店員がバックレただか何だかでフォローに回るため忙しくぅ)
川д川(モララーはモララーで苺娘とデートするようになってから来る頻度が減って来たしなぁ)
川д川(まあ、普通に考えりゃあ今までほぼ毎日のように他人の家に上がり込んでたアイツらが変なんだけどよぉ……)
川д川(こうやって誰とも会話しないでネトゲ三昧ぃ、悪く無ぇわなぁ)
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川д川(……)カタカタカタカタ
川д川「つうか回線が重いぃ。そういやぁ今夜は台風だったっけなぁ?」
川д川「外出しねぇからあんま関係は無ぇけどよぉ。回線がモッサリするのは頂けねぇ」
川;д川「……あっ、剣士まで乙ったじゃねぇかよぉ。無理ゲ ーにも程があるわぁ」カタカタカタカタ
川д川「……」ピンポーン
川д川「……久々の来客かぁ。ったく、どいつもこいつもアポ無しで入り込んで来やがってよぉ」
川д川「『どちら様ですかぁ?』っとぉ」
『……ミルナ……私だ』
川д川「あぁん? クールかぁ?『上がって来いよぉ』っとぉ」
『……ありがとう』ブチッ
川д川「??」
川д川「そういやぁ、アイツがアポ無しで来るのなんか初めてじゃねえかぁ? なんか様子が変だったようなぁ……」
川д川「……」
川д川「まぁ、とりあえずマラッカ用意しとくかぁ」スタスタ
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【糞ったれBAR NEETのようです】
【OPEN】
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ガチャ カランカラーン
川 - )「……やあ」
川д川「おぉ、久々じゃねえ……」
川;д゚川「……かぁ……?」
川 - )「ミルナ、酒をくれないか?……とにかく飲みたい気分なんだよ」
川#д川「ばぁかですかあああぁぁ!? お前びしょ濡れじゃねえかよぉ!! 傘も差さずに何やってんだよぉ!?」
川 - )「いいから……とにかく、酒を」
川#д川「うるっせぇんだよぉ糞ったれえぇ!! とっとと奥の部屋でシャワー浴びてきやがれぇ!!」
川 - )「フフッ、君が女に向かってそんな台詞を言うとはね……やはり君も男だったという訳か」
川#д川「戯れ事ぬかして無ぇでとっととこっち来やがれぇ!!」グイッ
川 - )「……」
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川;д゚川(手が馬鹿みてぇに冷てぇ。マジでびしょ濡れじゃねえかぁ……)
川д゚川「ほらぁ! ここが風呂場だぁ!! 服は乾燥機にぶち込めぇ。 替えの服はヒートが置いてったやつ使いやがれぇ!」
川 - )「……そこまで気を使わないでくれ。酒を飲んだら勝手に帰るから」
川#д川「やかましいわぁ糞ったれがあぁ!! 無駄口叩いてねぇで黙ってさっさと風呂入れえぇ!!」グイッ ガシャン
キュッ ジャ――――……
川д川「……ふぅ」
川д゚川(……尋常じゃ無ぇくらい酒臭かったなぁ、あいつぅ)
川д川(一体ここに来るまで何杯飲んだのやらぁ。文字通り、浴びる程にってかぁ?)
川д川(……)
川д川(……)
川д川(……タオル用意してぇ、酒の準備しとくかぁ)スタスタ
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…………………………………
…………………………
…………………
……………
………
…
-
川 ゚ -゚)「……上がったよ。世話をかけた」
川д゚川「ケッ! 自覚があんなら変な事してんじゃねぇよぉ、糞ったれぇ」
川 ゚ -゚)「ああ……そうだな」
川д川「……」
川 ゚ -゚)「……」
川д川「……マラッカかぁ?」
川 ゚ -゚)「いや、ウォッカを頼むよ」
川д川「?? ジンじゃねえのかぁ?」
川 ゚ -゚)「ああ、ウォッカをくれ。ウォッカがいいんだ」
川д川「銘柄はぁ?」
川 ゚ -゚)「……何でも、いいさ」
川д川(……)ガチャガチャ
川д川(……)トクトク
川д゚川「『アブソリュート ウォッカ』だぁ」スッ
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【アブソリュート・ウォッカ】
小麦100%にこだわる、スウェーデンが誇るプレミアムウォッカがアブソリュート。
アルコール度数は40°
恐らく日本では最もポピュラーなウォッカの1つで、雑味の無いクリアな味わいが魅力。
同ブランドから多数のフレーバードウォッカも販売されているので、ウォッカ初心者の方はそちらから試してみるのもいいかもしれない。
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川 ゚ -゚)「……」
川 - )「……!」グイッ
川;д゚川そ「おいおいぃ!?」
川; - )「……ッ! 」
川; - )「くっ……もう、一杯だ」
川;д川「いや、お前そんな飲み方してたらよぉ……」
川; - )「ミルナ、もう一杯だ。」
川;д川「いや、だからよぉ」
川; - )「頼むよ……ミルナ」
川;д川「……」
川; - )「頼むから……」
川;д川「チッ……おらよおぉ」スッ
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川 - )「……ッ!!」
川; - )「……ハァ……ハァ」
川 - )「……」
川д川「水はぁ?」
川 - )「いらない。ウォッカだ」
川д川「……内臓、焼けちまうぜぇ」
川 - )「構わないよ。むしろ、今は」
川 - )「その方が、きっと良いんだ」
川д川「……おらよぉ」スッ
川 - )「……」
川 - )「……ッ!!」グイッ
川; - )「ゲホッゴホッ!?……ゲホッ!!」
川д川「……」
川; - )「ゲホッ……ァア……」
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