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僕たちのピグマリオン先生のようです 2
670
:
最終回
:2016/03/08(火) 19:27:46 ID:/lkawLT20
結果はもちろん、僕の圧倒的勝利で終わった。初心者相手に大人気ないといわれたってよかった。僕は小森に勝てればどうでもよかった、小森が僕に負けてくれればなんだって。
小森が自分のゲーム機を買ってからは、放課後は毎日、教室で色んなゲームをやった。一緒に連んでいた友達が塾でいない日でも、小森と二人で見回りの先生に注意されるまでゲームをやり、小森を負かしてやった。
小森が負けて悔しそうな顔をするのを見るのが、とても幸せだった。ゲームをしている間だけ、優越感に浸れた。
でも、それは最初だけだった。小森ヒッキーは、僕が思っている以上に天才だったのだ。
(-_-)『…よしっ!』
(-_-)□<ばいよえーん!
( ;・∀・)『なっ…!』
( ;・∀・)□<…ばたんきゅー
(*-_-)『やった!!初めてモララー君に勝てた!』
( ;・∀・)『ま、負けた…嘘だろ?も、もう一回!!』
(-_-)『うん!』
何回も何回も何回も勝負したが、僕はそれ以降勝てなかった。他のゲームも、次第にヒッキーが勝つようになると、僕はまったく歯が立たなくなってしまった。
僕は、ゲームですら、小森ヒッキーに勝てなかった。
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