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僕たちのピグマリオン先生のようです 2

626名も無きAAのようです:2016/02/09(火) 05:15:16 ID:NYzjkL4w0


川д川「…こういうわけで、私は転校を決め、自分の家に一番近い聖vipへ来たわけです」

(-_-)「…それが貞子さんの転校してきた理由だったんだね」

川д川「はい。転校すれば狂本くんに迷惑かけることもありませんし、皆もそれを望んでいましたからね」

从 ;∀从「全ての元をただせば、僕が貞子を苦しめていたんだね…」

川д川「狂本くんがいなければ、私は将来の夢を持てることもありませんでしたよ。それに悪いのはモララー先生ですし、狂本くんが気にすることありません」

从 ;∀从「でも、僕が絵本作家を目指そうだなんて言わなければ…僕がモララー先生に自慢しなければ、こんなことには…!」

川д川「どうせあの先生のことです。狂本くんが言ってなかったとしても、いつかはこうなっていましたよ」

从 ;∀从「でも、僕が貞子の人生を台無しに…」

川ー川「そんなことないですよ。私、転校したこと後悔していませんから。転校しなければシベリアでずっとつまらない学校生活を送っていたでしょうけど、今はとても楽しい学校生活を送れていますし」

从 ;∀从「でも、絵を描くことを嫌いになってしまったのは僕のせいだよ!」

川д川「…私が絵を描くのを避けるようになったのは、狂本くんと絵本作家になる約束をしたのにも関わらず、狂本くんに理由も言わず逃げてしまった自分が許せなくてですよ。自業自得です。本当の友達なら、理由くらい伝えるべきでした。黙って去ってしまったら、狂本くんが悲しむこと、分かってたのに」


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