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( ^ω^)きっとよくある冒険譚のようです
1
:
名も無きAAのようです
:2014/10/13(月) 23:59:31 ID:t2pLqBbw0
彼らの世界には剣がある。
彼らの世界には魔法がある。
そして、彼らの世界には敵がいる。
だが、彼らの旅は自発的なものではない。
それでも彼らは駆け抜けるだろう。
311
:
名も無きAAのようです
:2018/08/06(月) 04:04:00 ID:vqpVxaPI0
\(^o^)/「店が……オワタ」
( ^ω^)「無駄な抵抗はするなお!」
(;'A`)「勝手なこと言いやがって……どっちにしろ足がすくんで動けん」
ゴーレムは彼が特に抵抗しないことを確認すると掴みあげる。
変なぐぐもった声が出たあたり力はなかなかなものらしい。
そしてゴーレムが残りのメンバーに背を向けた瞬間背中に飛びつく。
ξ;゚⊿゚)ξ「つかみにくくて今にも落ちそうね……」
川 ゚ -゚)「肩に手をひっかけるんだ」
(;^ω^)「ひびの中に目が見えた気がするお……」
各々そう言いながら必死にしがみつく。
マスターは戦う覚悟を決めたその様子を呆然と見ていた。
やがて彼らが店を出た後慌てて外に出る。
カウンターの裏手に置いていたものをその手に持って。
そしてそれを掲げつつ遠ざかる彼らに叫んだ。
\(^o^)/「この町の魔法使いに平和を!」
それは使い古したロッドだった。
マスターには彼らに声が届いたか分からなかった。
ただ、彼らは確かに頷いたように見えた。
ゴーレムはワープポイントに足を踏み入れる。
その瞬間飛び込んできた影のことをブーンたちは知らない。
312
:
名も無きAAのようです
:2018/08/06(月) 04:08:26 ID:vqpVxaPI0
爪'ー`)「どうやって追いかける?」
フォックスとジョルジュはブーンたちが消えた場所を呆然と見る。
ジョルジュは何かを迷っているようだった。
_
( ゚∀゚)「……俺な、一つだけ魔法使えるんだ」
爪'ー`)「じゃぁそれ使って同じ手段で」
_
( ゚∀゚)「……できないんだ」
そう言うジョルジュの槍を握る手は震えていた。
フォックスが不思議そうに彼を見る。
_
( ゚∀゚)「俺相手が自分より強いって感じると動けなくなるんだ」
_
( -∀-)「そんな心根治せっていう事で俺を護衛にしたんだろう
でもやっぱり怖いんだ」
フォックスは煙草を出して指で挟む。
闇に覆われた国なので目立たぬよう火はつけない。
爪'ー`)y‐「大丈夫だ、一人じゃない
一人だとL1だったとしても二人以上ならそれ以上だ」
_
( ゚∀゚)「……」
爪'ー`)y‐「ビコーズもいるし、俺も少しなら手を貸せる」
_
( ゚∀゚)「……ありがとよ、『火の精霊よ』」
そこまで言った途端ゴーレムが出現し、ジョルジュを捕まえる。
フォックスは彼を捕まえたゴーレムにしがみつく。
ワープの瞬間小さな妖精もそのゴーレムに飛びついたのだった。
313
:
名も無きAAのようです
:2018/08/06(月) 04:13:35 ID:vqpVxaPI0
以上10話でした。
社畜になった後2年越しに戻ってみたら……。
誰も居なかったとしてもだからこそのんびり更新していきます。
2年前の自分の下書きのひどさに頭を抱え、展開を思い出しつつやっていきます。
では、お目汚し失礼いたしました。
314
:
名も無きAAのようです
:2018/08/27(月) 23:35:14 ID:Q1xDcHdM0
久々にきてみたら更新が!
待ってたよ
これからもマイペースにがんばって
楽しみにしてる
315
:
名も無きAAのようです
:2018/11/03(土) 12:34:50 ID:/efRcZxc0
ちょっと気になったから読んでみたら更新しているじゃないか!
面白いので続きを待ってます!
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