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80 ◆xh7i0CWaMo:2014/09/29(月) 00:32:11 ID:NLjW9Fhg0
ζ(゚ー゚*ζ「私に貴方を責める権利はないわ。
       私だって自分のために、貴方に何もかもを隠していたんだから。
       貴方が貴方のために今まで黙っていたとしても、文句一つ言えやしない」

(´・ω・`)「でも、それはあまりに哀しいじゃないか。
      お互いの、踏み込んじゃいけない領域が、この期に及んで益々拡大しているような気がして……」

ζ(゚ー゚*ζ「仕方が無いのよ。結局、私と貴方の間にある高い壁は、取り去れるような類いのものじゃないんだから」

(´・ω・`)「耄碌爺さんの話に、一つどうしても共感せざるを得ない部分があったんだ。
      僕の人生は、まるっきり不足していたさ。何よりもまず、涙が足りなかった。
      そして、命の尺も足りていなかったみたい。

      こんな人生が、実際のところ世界の主人公たる者の生涯では有り得ないんだ」
 
私を取り巻く、死という名の波状攻撃はあまりにも過剰だった。
少なくとも、息子を殺す理由はどこにも無かったはずだ。

しかしそれも、かの実業家という主人公を支える装置の働きであると考えれば、
幾らか合理的であるような気がする。少しは、救われる気もするではないか。
舞台の暗がりで蠢く群衆の一人ぐらいに、その手の悲壮が訪れねば退屈ではないか……。


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