したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

Last Album

33 ◆xh7i0CWaMo:2014/09/28(日) 22:18:35 ID:jDTTQVVk0
それよりも気になるのは、卓を囲んでいる面子である。

全員が、示し合わせでもしていたかのように、ちぐはぐの身分である風に見える。
最年長は私の右隣に座っている好々爺然とした老人、最年少は恐らく、
その向こうで澄ましている女子高生風の少女であろう。私を含めて全員で六名、共通点は何も無いようだ。
 
他のテーブルを見遣ると、そこでも果てしも無い議論が繰り広げられているようだった。
数は少ないが、外国人ばかりで占められている卓もある。
どうやら、失踪者の集会は世界規模で行われているらしかった。

ミセ*゚ー゚)リ「じゃあ、お話を続けましょうよ」

私たちの円卓で、三十手前のキャリアウーマンらしい容貌の女性がせがむ。

ミセ*゚ー゚)リ「先ほどは、どこまで話を進めていたかしら」

(´・_ゝ・`)「ああ、定義づけをしようと言うところまで話したな」

紳士が呟き、私に会話への参加を促した。

(´・_ゝ・`)「貴方はどう思われますか。我々は今、不幸の定義づけについて話していたところなんです」


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板