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289 ◆xh7i0CWaMo:2014/10/08(水) 23:03:36 ID:cxCxhwjA0
その時には気にならなかったのですが、その声色には気圧されたために仕方なく、
といった色合いが含まれていたのかもしれません。でもその時は

(???)「そうやて、そうやないと、友達になることもあらへんかったやろうし」

と勝利宣言のような言葉を吐いたのでした。
 
車は十数分で目的地に着きました。
そこは極めて典型的な葬儀場であるらしく、喪服に身を包んだ何人かが足繁く出入りしていました。
私は母に数珠を受け取り、タクシーを下りるとやや急ぎ足で中に入りました。

J( 'ー`)し「こっちやから」

という母の案内に従い、ロビーを横切って真っ直ぐ進み、やがて見えたホールに入りました。
入り口に受付として立っていたのは中年の男性で、見覚えがあるような気もしましたが、
誰なのかまでは思い出せませんでした。

その人がこちらに向かい、微笑んでお辞儀をしたので、私も慌てて頭を下げました。


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