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113 ◆xh7i0CWaMo:2014/09/30(火) 21:18:35 ID:9BaR2n0c0
ミセ*゚ー゚)リ「もし、あなたがこんなことを、本当にしてしまったとして」

馬鹿馬鹿しいことに、ぼくらを照らす灯りの隣にはまだネクタイの輪がぶら下がったままだ。

ミセ*゚ー゚)リ「わたしは何もできなかったの。わたしは、あなたが消えてしまうのを黙って見送るしかなかったの」

( ・∀・)「それは……そうかもしれない。でも、何もできないのは、ぼく自身も同じなんだ。
      ぼくだって、自分をどうすることもできない。ぼくはここで、おしまいにしなければならないんだよ」

ミセ*゚ー゚)リ「あなたは、わたしのことを考えてくれなかったの」

( ・∀・)「いや」

とぼくは即答した。
実際、椅子を蹴る際に最初に浮かんだのは彼女の顔だったし、
一人で予行演習している際にも何回も何回も彼女のことを考えた。

それでも彼女に何も告げなかったのは、こうなってしまうことが分かっていたからだ。

ミセ*゚ー゚)リ「じゃあ、どうしてわたしを置いて消えてしまうの。
      あなたは良いのかもしれないけれど……わたしの立場はどうなるの。
      わたしは、これからどうすればいいの」


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