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('A`)略してティン・コのようです
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∬ ∬ ∬ ∬
春巻きがお届けするマーケティング・レンタルコミックスを読むときの注意事項
l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l
l\ /l<揚げたて!!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
・マーケティングってなんだっけ
・今後めだかボックスばりの人間離れストーリーが展開されます
・マーケティング・レンタルコミックスのレーティングは全年齢対象です。安心して読めるね!!やったね!!
・ケツが鳴って光る程度で済むと思うな
・ビームとか撃ちます(断言)
・Q「いつまでこの話引っ張るんですか?」 A「僕が飽きるまでです」
・Q「なんで春巻き?」 A「美味しいからです」
クレイジーな過去スレラインナップ
('A`)マーケティング・レンタルコミックスのようです
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/13029/1370364641/l50
('A`)マーケティング・レンタルムービーズのようです
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/13029/1377454208/l50
('A`)マーケティング・レンタルコミックスOF THE ENDのようです
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/13029/1386813855/-100
まとめはこちら、グレーゾーンさん
http://boonzone.web.fc2.com/comics.htm
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最強主人公でクソ面白い作品って言うとHELLSINGが真っ先に浮かぶ
ほぼ全員最強な気もするけど
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ラッキーマンは最弱だよね
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学園king
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最近のだけどオーバーロードも主人公最強系だな
書籍版11巻とアニメ二期まだですか
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>>902
ポケモンはマイリトルポニーとかそっちのカテゴリじゃないのん
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俺はモンスター娘や天使、悪魔とかの人間なんて超越したような女たちに戯れで犯されたり嬲られたり喰われたりするのが好きなんだよ
モンスター娘のいる日常は見た目や習慣は人外でも中身はハーレム物によくある性格であまり好きになれない
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おい愛宕さんディスってんじゃねえよ金玉フェイス
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11巻じゃないわ10巻だわ
別に巨乳キャラも金髪キャラもいいんだけどアタゴンはなんか…
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やっぱ男は高雄だよな
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熊野でしょ
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なんだこのオチ・・・
青葉シコい
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どう考えても陸奥ちゃんだろ
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http://ssks.jp/url/?id=348
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僕は島風くん!
ちゃんじゃない、くんだからな
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http://ssks.jp/url/?id=348
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最初から最強でワンパンマンがなぜ出ない……
過去は落ちこぼれのない内定就活生だったから悟空と同じ枠?
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最初から最強のラノベ主人公といえばやっぱりリナ=インバース
ただ本編の敵がそれ以上にぶっ飛んでるから結構苦戦してる
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まぶらほも最強主人公と言っていいと思う
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>>919サイタマが強くなったのは理由があるだろ、ほかと違って筋トレしてるんだぞ
禿げたけど
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ニートやリーマンが異世界に別の姿で転生する話も多いよな
設定はいいとは思うがそれならニートキャラじゃなくてもいいんじゃね?ってなる。
リアルじゃ嫌だけど2次元なら、男の娘もとい女装した男が上でもアリだな
背徳感とMさがあって良い
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( ・∀・)「練習しなきゃ」
(#'A`)「フンッ、何ッ、のッ!!」ガチャッ、ガチャン!!
土曜の昼下がりのことだ
相棒は母親が参加するプロレスのチャリティーイベントの手伝いの為不在だったので
ちょうど暇してたモララーを誘ってジムに来た。チャリで十分、手ごろに来れる漢の聖地だ
《 ´_‥`》「ようドク坊、今日も気合入ってんな」
(#'A`)「おうよ!!フゥン!!練習って、何のだよ!?筋肉なら、今、トレーニングしてるだろが!!」ガッチャ、ガチャ
筋肉が千切れる感覚が辛抱たまらん。オフッ、これですよこれ
俺は今、むせ返るほどの幸福を味わっている
( ・∀・)「ハインさんとの付き合い方」
(;'A`)そ「はうっ!?」ガチャッ!?
《 ´_‥`》「お?なんだ、ドク坊に春か?」
( ・∀・)「春は目前なんですけどねぇー、本人がヘタレなもんで」
バーベルを置き、ベンチから起き上がりタオルで汗を拭った
運動だけじゃねえ、別の汗も出てる気がする
(;'A`)「練習って何だよ……エロゲでもやれってか?」
《 ´_‥`》「ゴア・スクリーミング・ショウとかどうだ?」
(;'A`)「それが何の参考になるの?俺知ってるよ?女の子の断面が映るエロゲだろそれ」
ただ、あのエロゲのモンスターデザインは最高にクールだ
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( ・∀・)「キミとハインさんはもう誰から見ても陥落寸前で、早くくっつけよなにやってんだよ状態だけど」
(*'A`)「バッ!!そんなんじゃねーし!!もうっ…・・・バッ!!」
( ・∀・)「その割には進展が無い」
(;'A`)そ「うぐっ……」
《 ´_‥`》「何やってんだよ早くくっつけよ」
(;'A`)「いや……でも、そんなん、向こうの都合だってあるし……」
( ・∀・)「そんなの、お互いの予定を合わせたらいいだけの話でしょ?僕誘って筋トレしてる場合?」
(;'A`)「い、いきなり誘ってキモイとか思われたら……」
( ・∀・)「今の状態が既に気持ち悪いよ」
《 ´_‥`》「顔がか?」
( ・∀・)「それもあるけど」
('A`)「とっつぁんなんて嫌いだ」
《 ´_‥`》「怒んなってwwwwwほれ、こいつぁ奢りだ」
とっつぁんからスポドリを受け取り、口を付ける
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( ・∀・)「そのウジウジした童貞思考やめて、もっとグイグイいきなよって言いたいんだよ僕は」
( ・∀・)「あれ以降二人だけで遊びに行ってないでしょ?」
図星だ。言い返せずスポドリを喉を鳴らし飲んでいく
大体はブーンも一緒だ。それはそれでとても楽しい。両手に華とはまさにこの事だな
( ・∀・)「あのね、フラグってのは植物みたいなものなの。ほっといたら枯れるの」
( ・∀・)「キミが煮え切らない態度を続けてたら、彼女は疑問を抱くだろうね」
('A`)「プハッ、疑問?」
( ・∀・)「『本当に、あいつは自分のことを好きなのか?』って」
(#'A`)「ああ!?俺はいつだってハインのこと」
(*'A`)「すっ……す、すすす……しゅ、しゅ……」
(*∩A∩)「シュキダシ……」
《 ´_‥`》「その嬢ちゃんは、ほんとにこれにホの字なのか?」
( ・∀・)「僕もちょっと自信無くなってきましたよ」
-
( ・∀・)「とにかく、これから先付き合い始めたとしても」
( ・∀・)「キミがずっとそんな態度だったら、いつか飽きられるかもしれないんだよ?」
('A`)「飽き……られ……」
(;A;) ブワァッ!!
(;・∀・)そ「うわあっ!?」
《;´_‥`》「おいおい……」
三 ======
三 || || ( ;A;) <あぁぁぁん! ※イメージ映像
三 || || ( つ つ ぶーん!ぶーん!
三_||_ || と_)_) _. あぁぁぁん!!
三  ̄(_)) ̄(.)) ̄ (_)) ̄(.))
《;´_‥`》「……謝ったほうがいいんじゃねえ?」
(;・∀・)「いえ、ここは畳み掛けます」
《;´_‥`》「おめえさん鬼か?」
-
( ・∀・)「だから!!練習するんだよドクオくん!!」
泣き崩れる俺の肩を、モララーが掴んだ
汗で濡れている髪の毛がイケメン特有の色気を醸し出す。しかもなんかいい匂いがする
ほんと何なのこいつ。何してもイケメンなの?ウンコ漏らせクソが
( ・∀・)「ハインさんと末永くお付き合いする為に!!ドクオくん、練習は好きでしょ?」
(;A;)「オ、オデ……オデ レンシュウ ズギ……」
《;´_‥`》(ダメそう・・・…)
( ・∀・)「じゃあやれるね!?」
(;A;)「ヤレリュ……」
( ・∀・)「よしじゃあ今から電話して、予定差し押さえだ!!」オー!!
(;A;)「デンワ シュリュ……」
《;´_‥`》「ちょっと時間置いてやれよ……」
( ・∀・)白「いえ、この手のタイプはすぐに行動しないとまたヘタレますから」スマスマ
《;´_‥`》「マネージャー向いてるな……」
-
―――――
―――
―
从 ゚∀从白「もしもし?どうし……」
从;゚∀从白「マジでどうした?泣いてる?」
ノパ⊿゚)「?」
从;゚∀从白「え?うん、なんでもないならいいけど……え、明日?あ、空いてるけど……」
从 ゚∀从白「……うん、いいよ。行こっか。うん、そんじゃ」
ノパ⊿゚)「誰からですか?」
从 ゚∀从「んー?ドクオから、明日遊びに行こうって」
ノパ⊿゚)「珍しいですね!!」
从 =∀从「そーだなー」
ノパ⊿゚)「……」
ノパ⊿゚)「顔緩んでますよ?」
从;゚∀从そ「嘘!?」 バッ!!
ノパ⊿゚)「はい!!嘘です!!」
从;∩∀从「しまったあああああああああああああああ!!!!!」
ノハ^⊿゚)b「楽しんでください!!!!!存分に!!!!!」
从;∩∀从「うるせええええええええええええええええ!!!!!」
-
マーケティング・レンタルコミックス
『もう一歩 のようです』
.
-
('A`)白「……」スマスマ
モララーに上手いこと乗せられた俺は、VIP駅前でハインを待っていた
なんでも、今日は市内でイベントとかなんか色々あるらしく、遊びに行くには持って来いの日なんだそうだ
('A`)白「……」スマリンコ
('A`)白「キングダム43巻王騎将軍フィギュア同梱版予約完了っと……」
待ち合わせ時間の11時より、一時間も早く着いてしまった為
俺はこの手持ち無沙汰な時間を、王騎将軍同梱版キングダム43巻を予約する為に使った
ttp://www.amazon.co.jp/dp/4089082706?tag=figurenews-22
そう、全世界が待ち望んだ、王騎将軍立体化
昔と比べキングダム熱が多少落ち着いたとは言え、これには俺も全力で迎え入れなければならないだろう
そして、キングダムをまだ読んでいない人達も、これを機に全巻購入を検討してはどうだろうか?
お年玉、残ってんだろ?ちょっとジャンプしろオラ。え?一万円くらいしか残っていないから足りない?
なるほど、そんな貴方に一つオススメな商品がありますよ
ttp://www.amazon.co.jp/%E3%83%A0%E3%82%AB%E3%83%87%E4%BA%BA%E9%96%93-%E5%AE%8C%E5%85%A8%E9%80%A3%E7%B5%90-%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%82%A4BOX-%E5%88%9D%E5%9B%9E%E9%99%90%E5%AE%9A%E7%94%9F%E7%94%A3-Blu-ray/dp/B019H5E3OW/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1453298185&sr=8-1&keywords=%E3%83%A0%E3%82%AB%E3%83%87%E4%BA%BA%E9%96%93
買えオラ
-
('A`)白「……」
いや、しかし……やっぱりこの豪華絢爛ブルーレイBOX……
(*^∀`)白 ニタァ……
と っ て も 愉 し み だ
从;゚∀从「……」
(*^∀`)白 ティロリン♪
('A`)白「お?」
『LINE:ハイン「遠目から見ても気持ち悪いから、俺もう帰るぞ」』
(;'A`)白そ「はうっ!?」
携帯から視線を上げると、ちょっと引いてる表情のハインが遠巻きからこっちを見ていた
どうやら、俺の見せてはいけないちょいワルな部分が表情に出ていたらしい。俺の凶暴なチンコを外に出してるようなもんだ
顔を二、三度ぺちぺちと叩き、手を振って応えた
从 =∀从「うおーっす。待った?」
('A`)「んーん、今来たとこ」
あれ?このシチュって普通男女反対じゃね?まぁええか
-
从 ゚∀从「すげー気持ち悪かったけど、すげー気持ち悪かったけど」
二回言われた
从 ゚∀从「何考えてたんだ?予想はつくけど」
('A`)「いや、ムカデ人間のブルーレイBOX、楽しみだなぁって……」
从;゚∀从「病気かよ……」
('A`)「ブーンにもよく言われる」
携帯をポッケにしまって、『行こうか』と大通りを指差す
こうして二人だけで並んで歩くのは、いつ以来だろうか
从 ゚∀从「どこ行くんだ?」
('A`)「先ずは腹ごしらえしようぜ」
駅前から少し歩くと、イベント会場として頻繁に使用される広場がある
今日はVIP市内の腕自慢の飲食店が集う、グルメイベントが開催されているそうだ
それを目当てに、市外からも多くの観光客が訪れていた
-
(;'A`)「その、誘ってアレなんだが……」
从 ゚∀从「ん、大丈夫さ。一人でここまで来れたし、お前もいるしな」
ハインは『あの日』以来、人ごみが苦手だ
多少は改善されたらしいが、完治とはいかない
しかし、リハビリの必要もあるというモララーの意見から、この場所を選んだ
从 ゚∀从「……無理そうなら、無理って言うからさ」
(;'A`)そ「っ!?」
突然、いや、自然な流れと言うべきか。ハインが腕を組んできた
これまで無かったアクションに俺のマッスル溢れる体が硬直する。カッチカチの筋肉が更に硬くなる
从 ゚∀从「今日は楽しませて、忘れさせてくれよ?」
(;'A`)「あっ、ああ、ああ!!も、もろt勿論だ!!」
近い、今までに無い密着度だ。俺の顔の近くで、ハインの紅毛がなんかいい匂いばら撒きながらふわりと跳ねる
助けて相棒。俺どうすればいい?心の利根がブーンという筑摩を求めて叫んでいる
从*^∀从「フフッ。ほら、早く行こうぜ!!」
あーもう畜生かわいいなぁ今日死ぬのかな俺
必死にマーティン君を思い出しながら平静を装う。頑張れマーティン。おいその程度かマーティン
お前のトラウマメイカー力はその程度か。鼓動が治まらねえぞ
-
今回のデートをするに当たって、モララーは幾つかの条件を出してきた
①映画、漫画の話をしない
野郎曰く、『キミは自分のフィールドに巻き込むのは得意だけど、自分のことばかり話しても相手は飽きてしまう』
『彼女に合わせるのも、仲を保つ秘訣だよ』とのこと。リア充暦長い奴は言う事が違うな
しかし問題は、俺から映画と漫画を抜いたら、マッチョしか残らないことだ
②積極的になる
『自分から手を繋いで、きっかけを作るんだ』って言ってた。しかしアレだ
先にハインから仕掛けてきた。立つ瀬が無いんだが
③チューしろ
ダンベルでぶん殴った
(;'A`)(つってもな……)
野郎とばかりつるんできた俺だ。女の子と何話せばいいのかわからない
姉御は、ほらアレじゃん。喫茶店でジョジョの話して軽く数時間潰した時あるし、割と話しやすい
(;'A`)(何を話せばいいのか…・・・)
こんなことなら、話題を用意しとくんだったぜ
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从*゚∀从「きょ、今日は寒いな」
(;'A`)「いやめっちゃ暑いよ……」
从* ∀从「そ、そうか?ハハ」
そうだ。昨日ダンベルでぶん殴ったモララーの話をしよう
(;'A`)「そういや、昨日ダンベルでモラr」
从 ゚∀从「あ、着いた」
そうこうしている内に、大分歩いてたらしい
結局、何も気が利いたことを話せなかった。いやいや焦るな、まだ始まったばかりだろ
『VIP市グルメフェスタ』
グルメチケットを買い、屋台でそれを手渡して料理を受け取る
今回は二人で割り勘して2500円分を購入した
从 ゚∀从「わりーな五百円多く払ってもらっちゃって」
('A`)「映画の時のお返しさ。気にすんな」
从*゚∀从「で、何食う?何食う!?」グイグイ
(;'A`)そ「おーい待て待て待て痛い痛い!!腕千切れる!!」
从*゚∀从「くっ付くだろ!!ほら!!」
テンション振り切れてなんか可笑しくなってる。俺は五体満足で家に帰れるのだろうか
-
从*゚∀从「あ、あれ!!俺あれ食いてえ!!」
と、ハインが指差したのは『居酒屋 榊』の屋台だった
(;'A`)「居酒屋ぁ……?」
チケットと一緒に受け取ったパンフレットで確認すると
どうやら、どて煮が名物らしい。一杯250円と格安だ
从*゚∀从「すいませーん!!これ二杯!!」
目をパンフから戻すと、ハインは早速頼んでいた
屋台から漂う味噌の甘い匂いが食欲を誘う。唾出てきた
从*^∀从「へへ、ほら。食おうぜ」
彼女が差し出した小振りのポリ椀を、礼を言いながら受け取る
視界が真っ白に染まりそうなほどの湯気は、寒い日には嬉しい熱さを伝える
割り箸を口で咥えて割り、とろとろに煮込まれたすじ肉を口に入れた
(*'A`)「おっほ」
ほっと口から湯気が出る。舌の上では脂がすうっと溶け、口内に味噌の味と香りが広がった
サイコロのサイズに刻まれたこんにゃくにも味が染みていて、弾力のある歯ごたえがクセになり飽きない
すこし味が濃いが、大人はこれを酒で流し楽しむのだろう。早く大人になりてえ
从*=∀从「んー♪」
ハインは頬に片手を当てて、味を堪能していた
可愛すぎて死ぬかと思った。ていうか一回死んだ。俺死んだ
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そうか死ね
支援
-
(*'A`)「こらぁ……白メシだな!!」
从*゚∀从「おまっ!!言うなよぉ……」
これはあつあつご飯にぶっ掛けるべき料理だ。日本人は米だよ米!!
<よぉ、ご両人!!
('A`)「はぁん?」
立ち食いしていた俺らに、声が掛けられる
顔を向けると、見慣れた顔がテーブルから手を振っていた
( ´_ゝ`)ノシ「うぉーい!!こっちこっち!!」
(´<_`;)「おいおい兄者……」
(=-ω-)「……」ペコリ
サバゲー部の連中だ
从 ゚∀从「お前らも来てたんだ」
( ´_ゝ`)「この近くでフィールドがあってな。今は昼休憩中」
('A`)「『ギア・シティ』か。あそこは雰囲気あるよな」
(=゚ω゚)「どうぞ、先輩」
ぃょぅの奴が、隣の椅子を引いてハインに座るように促す。気遣いの出来る後輩だ
俺もこういう所を見習わないとな
-
从 ゚∀从「悪いな。サンキュー、ぃょぅ」
(=*゚ω゚)「いえ」
(´<_` )「お前も座れよドクオ。どうせ俺らもうすぐ出るし」
('A`)「すまねえな。お前ら、何飲んでんだ?」
三人は真っ白なドリンクを飲んでいる。カルピスかな?
( ´_ゝ`)「榊の隣にある、『バーボンハウス』って店のChikubiシェイクだ」
(;'A`)∴「ごっは!!」
むせる。なんだそのシェイク
(´<_` )「流石だな兄者、一点の恥じらいも無い」
( ´_ゝ`)「だって俺らにもついてるじゃん。快感を貪るだけのドスケベな器官」
(=;゚ω゚)「買って来た俺の立場も弁えてくださいよ。あそこのマスター、大声で注文しないと出してくれないんですから」
( ´_ゝ`)「でも、サービスしてくれたじゃん。お前のChikubiシャウト、燃えたぜ……?」
(;'A`)「パワハラじゃねーか……」
(=;-ω゚)「欝田先輩、この人どうにか出来ないですか?」
(;'A`)「銃床で強めにぶん殴るしかねーんじゃねえ?って……」
いない、ハインがいない
いつの間にか、半分残ったどて煮を置いて席を外している
見渡すと、すぐに見つかった
-
『バーボンハウス』の屋台の前で
从 ゚∀从「Chikubiください!!二つ!!」
元気一杯注文していた
(;'A`)「……」
(´<_`;)「……」
(=*゚ω゚)「……」
( ´_ゝ`)「……流石だわー」
-
从*゚∀从「あー、はずい。ほれ」
Lサイズカップに入ったシェイクを手渡される
つーかこんなクソ寒いのによくシェイク出そうと思ったなあの店
('A`)「ん?ココナッツか」ズゾゾ
(´<_` )「わかるのか?凄いな……俺はてっきりおちんp( ´_ゝ`)「ストップ・ザ・弟者」
('A`)「家族旅行で行ったシンガポールで飲んだことがあるんだよ」
その時のことを姉御に話すと、執拗に『カブトムシを食ったか?』と聞かれる
食うわけねーだろイエローテンパランスじゃあるまいし
从 ゚∀从「うめーけど、どて煮とは合わねーな」
(;´_ゝ`)「そりゃそうだろ……何故このタイミングで買った?」
从 ゚∀从「飲みたかったから……」
('A`)「おいしい……ん?」ズズズ
口の中で何かが引っかかった。運命の頚木かな?
('A`)「ココナッツの筋だ……本格的だな」
(;´_ゝ`)「……」
(´<_`;)「……」
(=;゚ω゚)「……か、カブトムシ」
(;'A`)「いや待て、カブトムシ混入してたら問題だろ?」
从 ゚∀从白「ドクオ、そのまま」カシャ
あっこれ姉御に送られるやつだ。すげーネタにされるやつだ
-
( ´_ゝ`)「そろそろ時間だな。行こうか」
(´<_` )「そうだな。昼からは歯車王暗殺戦だったか」
从;゚∀从「なんだそれ」
(=゚ω゚)「見学に来r( ´_ゝ`)「オラ行くぞぃょぅ。あの触手をなんとかしなきゃなんねーんだから」ああああああ高岡先輩また今度ー!!」
从;゚∀从「お、おー。じゃーな」
兄者は、ぃょぅの襟を引っ掴み、引き摺っていった。銃床叩き込むのは当分無理そうだな
弟者は去り際に、俺の肩を叩き耳元に顔を寄せ
(´<_` )「ごゆっくり」ネットリ……
と、意味深に囁いていった。妙に艶っぽかったのは何なんだゾワゾワするだろ
从 ゚∀从「なー、触手って……」
('A`)「説明し難いんだよあそこは。今度連れて行くから直接見て確かめてくれ」
从 ゚∀从「お、おう」
-
料理を平らげ、半分に減ったシェイクをズズズと啜る
:从 ゚∀从:「次、何食う?」
:('A`):「そうだなぁ」
どて煮の恩恵はすっかり消えうせ、寒空の下で冷たいシェイクを啜るのは若干辛い
チケットの残りは1500円だ。ここらでもう一度、温かいものを食べたい
パンフを広げ、ハインと相談しようとした。その時
(´・ω・`)「よっこらホモセックス」ドカッ
(;'A`)そ「うわぁ!?」
从;゚∀从「うわっ……」
(´・ω・`)「かわいい女の子だと思った?」
(´^ω^`)「残念!!さやかちゃんでしたーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!」
ショボンのオッサンが、ドンブリが三つ乗った盆を手に相席してきた
すげえビックリしたよ突然だもん。つーか今日は知り合いに良く会うな
从;-∀从「最ッ悪……店が臨時休業の理由ってこういう事かよ……」
(´^ω^`)「そーだよ。有名店の味を根こそぎ奪ってここいらの客を全部奪い取ってやるのさ!!」
('A`)「料理研究っすか。顔と性格に見合わず勤勉なんすね」
(´・ω・`)「食べ歩きの趣味も兼ねた研究だがね。オメーも顔に見合わずリア充にしてんのな」
-
ハインは見るからに不機嫌な顔になる。なんでこのオッサンの店でバイトしてんだろうか
(´・ω・`)「まぁまぁ、そうふて腐れなさんな。ほれ、こいつぁ奢りだ。食え食え」
盆の上の二つのドンブリを俺たちの目の前に置く
あつあつの豚汁だ。白菜と根菜もたっぷりと入っている
(*'A`)「おお、サンキューオッサン!!」
こいつは嬉しいサプライズだ。どて煮と豚汁で味噌が被ってしまったとか野暮なことは言うまい
野菜の旨みが溶け込んだ汁を啜り、ホクホクの里芋に齧り付く。粘り気のある触感がたまらん
『こいつも入れろ』と、とっつぁんが差し出した一味を振ると、ピリリと刺激のある味わいに仕上がる
从 ゚∀从「……ぃただきます」
(´^ω^`)「ふふ、召し上がれ♪」
ハインはオッサンの脛を蹴り飛ばすと、黙々と食べ始めた
お気に召したようで、『ふぅ』と満足げなため息をつく。とても可愛い
(´・ω・`)「……」
(´^ω^`) ニコッ
キモいからこっちニコヤカに見ながら食うのやめて欲しい
-
(´・ω・`)「よし、だらだらと邪魔しちゃ悪いし俺ァフケるわ」
俺らより早く豚汁を食い終わったオッサンは、テーブルから立ち上がった
('A`)「ごっそさんでした。また店に行きますよ」
(´・ω・`)「おー来い来い。ハイン、楽しめよ」
从 ゚∀从「るせーさっさとどっか行け」
(´^ω^`)「ふふっ、照れちゃってかーわいいんだから♪」
ハインが立ち上がる素振りを見せると、オッサンはスタコラサッサと逃げていった
仲が悪いように見えて、結構上手くやっているのだろう。この二人は
从 ゚∀从「ったく……」
('A`)「ハハ、そう邪険に扱うなって。いい人じゃねーか。ド変態なのを除けば」
从;=∀从「そこが治ればなぁー……」
('A`)「無理だろうな」
テーブルにゴンと額を着く
どうやら、俺が思ってる以上にド変態らしい。あのオッサンは
从;=∀从「バイトも募集してんだけどさぁー……店長がアレだからどいつもこいつも続かなくて……」
そのまま額をゴリゴリと擦りつける。つーかバイト募集するほど客入ってんのかあの店
そういや、たまにニダーが臨時でアルバイトしていると聞くが
-
从;=∀从「んー……」
('A`)「?」
ハインは、しばらく俯いたまま唸り、なにを考え込んでいるのかと思えば
パッと顔を上げ、赤くなったデコを此方へ向けて
从 ゚∀从「来ねぇ?アルバイト」
(;'A`)そ「えっ!?」
唐突な提案を突き出してきた
(;'A`)「バイッ……ゴッホ!!ゴホ!!ゴエエエエ!!」
从;゚∀从「だ、大丈夫か?」
(;'A`)「オ、オーケーだ、問題ない。しかし、なんでまた俺……」
从 =∀从「いやぁー?顔見知りだし、何度か手伝ってもらってるしさ。店長も二つ返事だと思うし」
从 ゚∀从「ダメならダメで、いいんだけど」
(;'A`)「い、いや」
正直、願っても無い話だ。あの店でバイトはしてみたかったし、ショボンのオッサンから色々と料理のイロハも教わりたい
俺は将来、料理人になりてぇ。その足がかりとしては、最高の職場となるだろう
(;'A`)「その……オッサンに、前向きに検討してほしいと伝えておいてくれ」
从*゚∀从「えっ!!マジ!?」
-
('A`)「マジっておま……」
从;゚∀从そ「いや!!違う!!そうじゃなくて、ダメ元だったから!!ちょっと驚いただけっていうか……」
从*^∀从「へへ……そっか、あんがと」ニコッ
('A`)「」
('A`)「ちょっと、ちょっと……」ガタッ
从 ゚∀从「ん?どこ行くんだ?」
('A`)「ちょっと……ちょっと……あ、あの、適当になんか買うから、欲しいもんあったら、ラインして」
从;゚∀从「お、おう……」
('A`)「……」ステステ
(∩A`)「……」ステステ
これが、俗に言う『リビドー』か。頑張れ俺の理性、漢を見せろ
-
―――――
―――
―
从 ゚∀从「はー、食った食った」
('A`)「最後の二皿……あれが効いたな……」
VIP市グルメを堪能した俺たちは、ラウンド○ンへと向う
ボウリングなんて久々だ。俺くっそ下手なんだよなぁ
('A`)「さっきめっちゃ姉御からライン着てたんだけど、あの写メ送っただろ」
从 ゚∀从「見せて見せて」
('A`)つ白「ほれ」
从 ゚∀从白「うわっ、すっげぇな。あの人、ジョジョのことになると目の色変わるもんな」
从 ゚∀从白「……アルバム見ていい?」
(;'A`)「返しなさい」
从 ゚∀从つ白「ちぇーっ」
男のスマホ画像フォルダは、立ち入り禁止やねんで……!!
-
『ラウンド○ン』
日本一有名なアミューズメントパークだ
ボウリングだけじゃなく、スポッチャやカラオケ、ゲームセンターなど
学生だけじゃなく、老若男女幅広い層が遊べる施設だ
Ω「シャッセー ナンゲーム アソバレマスカァ」
('A`)「どうする?」
从 ゚∀从「三ゲームにしとこうぜ」
('A`)「じゃあそれで」
Ω「ッザース」
('A`)「やっぱ15ポンドだよな……」
从 ゚∀从「攻めるなー」
('A`)「これでも軽いだろ。筋トレにもなんねえわ」
从 ゚∀从「筋トレ目的でボウリングする奴めったにいねーだろ」
('A`)「いるぜ!!ここに一人!!そして、もう一人な!!」
从 ゚∀从「ストイックだなお前ら」
('A`)「ブーンはこれでお手玉するしな」
从 ゚∀从「あぶねーからやめろっつっとけ」
('A`)「ウス」
-
ボウリングである
(#'A゚)「This is Sparta!!」ゴウッ!!
\ガコン!!/
从 ゚∀从「はいガーター」
(#'A`)「あああああああああああああああ!!!!!なんでだよ!!これで三回連続だぁああああああああああ!!!!」
从 ^∀从「アッハッハッハッハッハ」
回転とか良くわからんから、とりあえず力任せに投げるのが俺のボウリングマッスル投法
ハマればとことんストライクが出るが、ハズせば『アレ』の連続だ
(#'A`)「ちょっと待っててくれ。家から愛銃持ってくるから」
从;゚∀从「ピン撃ったらダメだろ……よし、俺の番っと」
('A`)「ふぅーい……」
从 ゚∀从「そいや!!」ゴロリンコ
\パッカーン!!/
('A`)「すげー、これでターキー……」
ハインの調子は絶好調だ。とてもかっこいい。惚れる
-
从*^∀从「イエー!!」
ハインが片手を上げてハイタッチを求め、俺はそれに応える
('A`) ッパァァァァン!!
どさくさに紛れてケツを鳴らした。特に意味は無い
('A`)「おーっし、俺も続くぞ!!」
从 ゚∀从「頑張れぇーい」
腕まくりをし、15ポンドの玉を抱え
愛する我が腕の筋肉にキスをした。惚れ惚れするな……この上腕二頭筋!!
(#'A`)「唸れ!!拙僧の筋肉!!」
(#'A`)「マッスルアンダースロー!!!!!!」ゴッパァン!!
\ガコン!!!!!!!!!!!/
从 ゚∀从「はいガーター」
(#'A`)「ちょっと走って流石兄弟から銃借りてくるーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!」
从 =∀从「ダーメだっつーの」
-
結局、ボウリングは良い結果が出せないままゲームが終わった
チクショウ、かっこ悪い所を見せてしまった
(#'A`)「スポッチャだスポッチャ!!行くぞォ!!」
从;^∀从「はいはい」
ここは他のスポーツで挽回するしかない
『バッティング』
(#'A`)「ルオラァ!!」ブオンッ!!
从 ゚∀从「よいしょっと」カキンッ!!
『ロデオ』
(;'A`)「あああああああああああああ!?落ちる!?何これえ!?」ガッコンガッコン
从 ゚∀从白 カシャシャシャシャシャシャ
『スカッシュ』
从 ゚∀从「行くぞー……ほら!!」スパコーン!!
(;'A`)「よ、よし!!」
∴('A゚(○三 「ブルアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!????」パッカァーン!!
从;゚∀从「ド、ドクオーーーーーーーーーー!!!!????」
-
( A ) チーン
从;゚∀从「まぁ、その……見ててすげー面白かったぞ?」
( A )「いいの、慰めはよして」
ダ メ だ っ た
从 ゚∀从「しかし、何でも出来ると思ってたけど……意外と弱点あるんだな」
(;'A`)「力比べ系なら誰にも負けない自信があるんだが……」
何を隠そう俺は、球技系が大の苦手だ。技術が絡むとどうも上手くいかない
水泳やマラソンのような、体一つで競うスポーツなら得意なんだが
从 ゚∀从「あ、あれは?お前得意なんじゃねえ?」
(;'A`)「んあ……?」
と、ハインが指差す先は『ガンシューティング』コーナー
俺の独壇場がそこにはあった
('A`)「行くぞ」キリ
从 =∀从「調子いーんだから」
-
『ガンシューティング』は、紙の的をエアライフルで打ち抜くスポッチャだ
難易度に応じて、的までの距離が伸びる
('A`)「うん……サバゲー部にあるレンジと同じくらいかなぁ」
从 ゚∀从「つーか、なんでウチの学校サバゲー部とかあるんだろ」
('A`)「母さんが作ったんだよ」
从;゚∀从そ「え!?卒業生だったの?」
('A`)「うん……え?言ってなかったっけ?」
从;゚∀从「初耳だし……えー、先輩だったんだ……」
('A`)「毎年開催される高校生の全国サバゲー大会開いたのも母さんだし」
从;゚∀从そ「とんでもないお母さんだな!!」
('A`)「業界じゃ有名人だしな。さぁて……」
上級を選択し、銃を構える
やっぱ家から愛銃持って来るんだった。しっくり来ない
だが、この距離なら……
('A`)「スーッ……」
('A`) パパン!!パパパパパパパパッ!!
从 ゚∀从「えっ早……」
-
('A`)「ちょっとズレたか」
終了ボタンを押し、的を引き寄せる
狙いが少しズレてしまったが、まぁ型にはなっているだろう
从 ゚∀从「ズレた?」
('A`)「見ればわかるよ……」
从 ゚∀从「あっ、あー!!」
上部に二つ、穴を開け
下部に八つ、弓なりに連続して撃つ。そうすると
从;゚∀从「わ、笑ってる……」
的の黒い円に、笑顔が描かれるのだ。リーサル・ウエポンでリッグスがやってたのを真似した
口の部分がやや歪んでしまったが、ご愛嬌と言うことでここは一つ
从*゚∀从「すげー……あの一瞬で、これ狙って撃ったのかよ……」
('A`)「まだまださ。母さんならこの四倍のレンジで俺よりも早く仕上げるからな」
从*゚∀从「すげー、すげー……バケモンの家系だな……」
('A`)「褒め言葉としてどうなのそれは」
-
从 ゚∀从「よーし俺も……」
ハインも同じく上級を選択する
たどたどしく銃を構え、狙いを定める
从 ゚∀从「よっ」パン!!
从 ゚∀从「あららー……」
的の中心を狙ったと思われる弾丸は、円の左端に穴を開けた
从 ゚∀从「意外と難しいんだな……」
('A`)「銃の調子が良くないってのもあるが、構えを直せば安定するぞ」
从 ゚∀从「どーすんの?」
('A`)「脇を締めてだな、こう……」
从*゚∀从「ちょ、ちょっ……」
ハインが狼狽えて初めて、俺は自分のしている行為に気がついた
後ろから抱きしめるように、銃の構え方を矯正している
(;'A`)「あっ、ああ!!悪い!!つい、いつもの感じで教えちまった!!」パッ!!
从* ∀从「い、い……嫌じゃ、ない。ちょっと、驚いただけ……」
(;'A`)そ「ヘアッ!?」
びっくりしてウルトラマンみたいな声出た
-
二人とも楽しそうでなによりだ
-
从* ∀从「さ、最後まで教えてくれよ……」
(;'A`)「お、おう……」
正直それ所では無いが、ご要望とあらば仕方が無い
再び、後ろから抱えるように構え方の手ほどきをする
おお、落ち着け俺の凶暴な息子よ。凶暴なそれをそれ以上凶暴にさせるんじゃねえ
(;'A`)「こ、こう銃床を肩に固定してだな、頬をくっ付けてアイアンサイトに……」
从* ∀从「うん、うん」
小さな肩が、俺のマッスルな体の中に納まる
彼女の体温が直接伝わり、絶叫マシンに乗ったかのような浮遊感が、腹から胸へと湧き上がった
赤くて綺麗な髪が、俺の頬と鼻を擽る。興奮によって荒げる息を抑えるのに必死だった
(;'A`)「よ、よし、撃ってみろ」
从* ∀从「ん……」
空気の噴出す軽い音が聞こえ、玉は真ん中の小さな円を撃ち抜いた
从*゚∀从「やった!!見た……」
喜びの声を上げ、ハインはこちらを振り向いた
从*゚∀从「か……」
(;'A゚)「……」
顔の、距離が、とても近い
-
从;゚∀从「あ……」
(;'A゚)「……」
お互い、少しの間硬直した後
从;*゚∀从「わ、わ、あ、あ、りがとうな!!もうちょっと練習してみる」
(;'A`)「おっ、おう!!筋がいいぞ!!プロのスナイパーになれる!!」
我に返り、顔を背けて距離を取った
从;*゚∀从「か、構え方大丈夫?」
(;'A`)「大丈夫だ。問題ない」
安堵が八割、後悔が二割
洋画じゃ、ここでキスのひとつでもぶちかますだろうが、現実じゃそうはいかない
ほんの一握りでも良いから、イケメン俳優の度胸が欲しかった
从;*゚∀从「あ、あれ?あれれ?」パンッ パンッ
ハインの命中率は、何故かガクッと落ちていた
-
―――――
―――
―
从 ゚∀从「はー、遊んだ遊んだ」
('A`)「今何時だ?」
スポッチャの終了時間が訪れたので、次はどうするか受付の前で相談をする
暗くなるまではまだ時間がある。ハインの采配に任せよう
从 ゚∀从「喉渇いたし、カフェでもいかねーか?」
('A`)「いいね、じゃあ出るか」
从 ゚∀从「あ、ちょっとその前にトイレ行って来る」
('A`)「着いていこうか?」
从 ゚∀从「バーカ」
小粋なジョークを飛ばせるほど、気分は落ち着いた
いや今のセクハラじゃね?やっべ、気を抜きすぎだ
('A`)「俺も済ませとくか」
べ、別にトイレで凶暴な息子を静めようだなんて、思ってないんだからね!!
『男子トイレ』
('A`)「……」ジョロロロロロロロ……
('A`)「……」ジョロロロロロロ……
('A`)「……」ジョロッ…ジョロッ…
('A`)「……」
('A`)「……」ジョロロロロロロロロ……
-
用を足していると、男子トイレの扉が開き
割と大勢の利用客が入ってきた
('A`)「……」ジョロロロロロロロ……
「おい」
('A`)「……」ジョロロロロロロロ……
この、声の感じは
『敵意』が、籠っている
「シカトしてんじゃねえよ」
('A`)「ちょっと待て」ジョロッ ジョロ……
せっかちさんだな。小便くらい落ち着いてさせてもらいてえぜ
:('A`):「……」ブルッ
('A`)「……」チンチンフリフリ ジィィィィ
入ってきた全員の、視線が背中に集まる中で
チンコを振るのは、少々恥ずかしい。何この羞恥プレイ?ラウ○ンのサービス?
('A`)「待たせ―――」
振り向き様に一発、顔面を殴られた
倒れこむほどのものではなかったが、壁際まで追いやられてしまう
-
お?不穏か?
-
('A`)「ってぇー……」
口の端を切ったらしく、血がうっすらと流れる
服に垂れ付かないように、親指で拭った
('A`)「……誰かは知らねえが、ご挨拶じゃねえか」
(=゚д゚)「あー……?」
(’e’)「……」
見覚えの無い五人のチンピラが、俺を取り囲むように迫る
全く、ここは学園都市かよ。こちとらド健全な男子高校生だってのに
('A`)「俺もまだまだ捨てたもんじゃねえな。ホモ野郎共にエロ同人みてーなプレイの標的にされるなんざ」
(=#゚д゚)「気持ち悪ぃ事言ってんじゃねえぞ!!」
正面の男が、前蹴りで壁を蹴り威嚇する
これって俗に言う『壁ドン』じゃね?初めてはブーンって決めてたのに
(;'A`)「何キレてんだよ……?スターウォーズのネタバレでもされたのか?」
(=#゚д゚)「ッ!!」
今度は反対側の頬を殴られる
図星?図星なの?気持ちは良くわかるぜ。俺も親父にされたからな
-
(=#゚д゚)「てめえが覚えてなくとも、俺らはしっかり覚えてるぜ。西川を潰した、てめえのツラはよ」
('A`)「……」
ああ、そういう……
('A`)「あの場にいた連中か。そりゃ、災難だったな」
('A`)「まぁ、石に躓いたとでも考えて、水に流してくれよ。トイレだけに」
上手い、座布団一枚
(=#゚д゚)「ッ…・・・ざけてんじゃねえぞ!!」
('A`)「ふざける?いいや、いたって真面目だ。出来れば穏便に済ませてえよ」
勿論、奴らの出方によるが
俺はさっさとハインの所に戻りてぇんだ。じゃれ合いなんてしてる暇ねえ
(’e’)「ほぉー?意外と大人しいじゃあねーかよ。それとも、ただ単にビビッてるだけか?」
('A`)「悪漢にケツ穴を狙われて堂々としてる奴がいるなら、そいつただのガチホモだぜ?そらビビるわ」
(’e’)「ああそうかよ。所で……あのメガネは元気か?ええ?」
『メガネ』と聞いて、真っ先に思い浮かんだのは勿論あいつだ
そして、あいつがあの時、どんな目に遭ったのかも覚えている。忘れるはずが無い
-
( A )「……」
(’e’)「俺の携帯を盗んだ挙句、勝手に電話までしやがってよぉ……見えるか?この傷跡」
そう言って、男は自分の額を指差す
赤く太い縫い痕が、醜く刻みついていた
(’e’)「西川のクソに付けられちまった傷だ。色男が台無しだとは思わねえか?」
(’e’)「こんな事なら、もっと痛めつけりゃ良かったぜ?聞くか?あん時の話?」
(’e’)「膝ガックガクで喧嘩売って来てよぉ。顔に一発入れただけで立てなくなってやがんのwwwww」
卑下た嗤い声が、上がった
(’e’)「蹴り入れてたら、そいつチビりやがってよぉ!!わざわざ殴られに来て、笑いまで提供してくれたんだぜ?面白い奴だったわ」
( A )「そうか、もういい」
俺の一声で、嗤いが止まる
( A )「納得だぜ。こんなクソマヌケなら、出し抜かれるのも当然だ」
( A )「俺をボコりに来たんなら、手短に済ませろ。女を待たせている」
(=゚д゚)「……ああ、ああ、安心しろよ。半殺しで済ませてやんよ」
(=゚д゚)「『怒髪天』の面倒なら、俺らに任せな。これまでの鬱憤晴らしたら、そこらの便所でヤリ捨t」
-
ここで、俺の我慢の限界が訪れた
.
-
( A )「……」
(=メ)д )「」
カツンと、折れた前歯が床を跳ねる
さっきまでベラベラ喋ってた男は、反対側の壁にもたれ掛かり、動かない
本気でぶん殴ったのがいけなかった。『もっと痛みを与える前に終わらせてしまった』
( A )「どうした、来いよ」
(’e’;)「は……?」
突き出した拳を、ゆっくりと戻す
( A )「もう一度、言うぞ?俺は、女を、待たせている」
残り、四人
『たった五人ぽっち』で、俺に喧嘩を売ったのが間違いだ
( A )「サッサと……」
(# A゚)「か か っ て 来 い よ カ ス 共」
.
-
―――――
―――
―
:( e ;メ):「た、助け……こ、殺される……ッ」
('A`)「……」
洗面所で手を洗い、殴られた顔を確認する
痣になっちまってるじゃねえか。これは誤魔化せねえな
さて、と
('A`)「おい」
:( e ;メ):「ひぃぃ!!」
這いずりながら扉へ向っていた男の胸倉を掴み上げ、顔を寄せる
('A`)「お仲間に、後で伝えとけ。それと、あの晩に関わったザコ共全員にだ」
('A`)「俺に喧嘩売りてえなら、いつでも買ってやる。だが、俺の友達や学校の連中、それと……」
(#'A゚)「ハインに手ェ出しやがったら、ボコるだけじゃあ済まさねえぞってな」
:( e ;メ):「わ、わかりました……わかりました……」
男の股座にじわりと大きな染みが浮かび上がる。情けねえ野郎だ
-
('A`)「後、こいつは……っと!!」
∴( e ;メ)「ぶべらっ!?」
顔面をぶん殴り、昏倒させた
('A`)「俺の勇敢なダチを笑った罰だ」
( e ;メ)「」ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!!
今度はこいつ、デカい方を漏らしやがった
店員には悪いことしちゃったかな
('A`)「よっと……」
床で倒れてるゴミを踏んづけて転ばないように、慎重にまたぎながら男子トイレを出た
扉の前では、ご丁寧に『清掃中』の看板が立てられている
('A`)「ったくよぉ……」
一応、時間稼ぎの為にそのままにして、受付の前へと急いだ
-
从 ゚∀从「遅いぞー、何やって……」
从;゚∀从「お、おまっ…その顔っ……」
やっぱり、すぐに気付かれてしまった。恨むぜあの野郎共
('A`)「説明は後だ。すぐに出よう」
手を引いてすぐさま出口へと向う
騒ぎになると面倒だ。俺なんも悪いことしてないのに
早足でラウンド○ンを出て、そのまま大通りを進み
人の往来が少ない裏路地で足を止めた
('A`)「ふぃー……」
('A`)「どこだここ?」
やべえ、迷った
从;゚∀从そ「適当に歩いてたのか!?」
('A`)「俺VIPそんな詳しいわけじゃないし……ゴメンね?」
从;=∀从「いや、そんな事はどうでもいいんだ。今のは俺が悪い」
从 ゚∀从「何があった?」
('A`)「ちょっと野生の武器人間に襲われてな」
从 ∀从「ドクオ」
右手がギュッと握られる
ハインの手は、小刻みに震えていた
-
从 ∀从「正直に、言ってくれ」
('A`)「……」
そんな、泣きそうな声で言われてしまったら、逆らえる筈もない
('A`)「……西川の、残党が襲ってきた」
:从 ∀从:「っ……」
ハインの反応を見て、俺は自分の迂闊さを呪った
彼女にとってそれは、忌まわしい記憶を蘇らせる『禁句』なのだ
('A`)「……ゴメン。忘れさせるつもりだったのに、思い出させてしまった」
:从 ∀从:「……」
ハインは俯いたまま、顔を横に振る
そして、手を放したかと思うと
(;'A`)「おっ、おい……」
从 ∀从「……」
俺に、強く抱きついてきた
-
:从 ∀从:「……今でも、たまに考えてしまうんだよ。に、西川のこと」
(;'A`)「……」
背中に回される腕や、体に押し付けられる胸の感触など、気になど出来なかった
あの野郎が残していった傷跡は、いまだにハインを苦しめ続けている
:从 ∀从:「お、俺が怒髪天なんか名乗らなけりゃ、皆を、ドクオを危険な目に巻き込まないで済んだのに……」
:从 ∀从:「こっ、恐いのは、お前やブーンや皆が……お、俺の所為で……俺の所為でっ……!!」
('A`)「……」
:从 ∀从:「恐い、恐いよぉ……」
胸元に、じんわりと
体温とはまた違う、湿り気を帯びた熱が広がった
('A`)「ハイン」
『惚れた女が泣いている』
抱きしめ返すには、充分過ぎる理由だった
('A`)「大丈夫だ、俺は強い。それ以上に、ブーンや姉御……他の連中も、ずっとずっと強い奴らだ」
:从 ∀从:「グスッ……」
('A`)「それでも、まだお前が『恐い』と感じるなら……」
-
『言え、言え、言え』
心の中の、ある種の『欲望』が、俺を唆す
だが、『今この時は無い』と気持ちを押し留めた
今の不安定な状態で、想いを伝えても
『弱みに付け込んだな』と、俺自身が納得しないだろうから
('A`)「……」
選べ、言葉を。彼女が安心する言葉を
('A`)「……少し、待っててくれないか?」
从 ∀从「……」
('A`)「俺の……いや、俺が、お前の恐さを取り除く、『もう一歩』の強さを手に入れるまで……」
从 ∀从「……」
('A`)「そう遠くないその時まで、待っていてくれ」
しばらくの沈黙の後、ハインは俺の胸元に顔を埋めたまま
从 ∀从「うん……」
と、涙声で返事をしてくれた
体の震えは止まっていたが、彼女が『もういいよ。ありがとう』と言うまで、俺はずっと抱きしめていた
-
―――――
―――
―
从 ゚∀从「ごめんな、家まで送ってもらっちゃって」
('A`)「途中で別々に帰っただなんてブーンに知られてみろ。泡吹くまで間接極められらぁ」
从 ^∀从「ははっ、そっか」
その日は結局、真っ直ぐ家に帰ることにした
夕方と言えども、辺りは既に薄暗い。こんな状態で女の子を一人で帰らせるなんて俺には出来ない
从 ゚∀从「そんじゃ……今日は、ありがとな。楽しかった」
('A`)「ああ、俺もだ」
邪魔が入ったとはいえ、本当に楽しい一日だった
ここで別れるのが、とても名残惜しい
从 ゚∀从「……」
('A`)「……」
从*゚∀从「フハッ、なんだよ?」
(*'A`)「ハハッ、いや、なんでもねえよ」
『また明日』が出てこなくて、言葉に詰まってしまい
同時に吹きだして、笑ってしまった。なんだこれ恥ずかしい
-
('A`)「そんじゃ、また明日な」
从 ゚∀从「うん……また明日」
後ろ髪を引かれるが、いつまでも立ち止まっているわけにはいかない
手を軽く振って、踵を返した
すると、タタッと、後ろから走り寄る足音が聞こえ
グイッと肩を引かれたかと思うと―――――
頬に、『柔らかくて湿っている何か』が、押し当てられた
('A`)「」
押し当てた張本人は
从* ∀从「……」
耳まで真っ赤になりながら
从* ∀从「ま、待ってるから、早くしてくれよ?」
从*^∀从「じゃあな!!」
俺が呼び止める間も無く、自宅へと走り去った
いや、『呼び止める間も無く』は語弊があるな
実際は
(゚A゚)「」
『呼び止める余裕も無く』、だ
-
(゚A゚)「」
(゚A゚)「」
(゚A゚)「」
呆然としたまま、家路をとぼとぼ歩く
頬には、その日一番強烈だった『あの感触』が、いつまでも残っていた
(゚A゚)白 スマスマ
(゚A゚)白 プルルルル
心に従うがままに、相棒へと電話を掛ける
『おう、どうだった今日のデートは?』
(゚A゚)白「……」
『ん?もしもし、もしもーし?』
(゚A゚)白「俺、俺……ブーン、俺、俺……俺……」
『おっ、おう……頭大丈夫かお?』
-
今日一日の出来事は、俺の人生の中で『二番目』に大きな決断を下す切っ掛けになった
(゚A゚)白「俺、誰にも渡したくない……」
『な、何を……?ムカデ人間のDVD?』
(゚A゚)白「お、俺……俺、俺よぅ、ブーン……」
『なにこれ怖い』
モララーが提案した『練習』が、俺のヘタレに効いたのかはわからない
だが、俺の中で漂っていた長年の想いが、ガッチリと地盤を組んだのは確かだろう
この日、俺は
(゚A゚)白「『ハインに告る』」
自分自身の幸せに向けての、『最初の一歩』を踏み出した―――――
-
『もう一歩 のようです』
.
-
投下おつ
良いドクハイであった。
ドクオ頑張れ
-
いいねぇ……乙
-
あとがき
ラブコメなんて二度と書かねえぞ俺は
アカメが斬る13巻、もう読みましたか?僕です
僕はさっき読み終えました。詳しい感想はネタバレになるんで控えますがとにかく
アカメが斬るの中で最も好きな一冊になりました
今回の番外編は、エピローグのハイン退院〜ドクオが家に呼ぶまでの中間にあった出来事として書きました
時系列可笑しいんじゃねえのかお前連載終わった時王騎将軍のフィギュアもムカデBOXも無かっただろと思われるかも知れませんが
単にそれは僕がステマしたかっただけなんで気にしないでください。そして買え
本スレでの作品投下はこれで最後になります。余った尺は適当に埋めてくださって結構です
次の投下は恐らくここ↓になります。多分
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/13029/1389890147/l50
それでは、19年後にお会いしましょう。お疲れ様でした
-
乙
-
感動した乙
-
乙
思わずニヤケて、しまったぞ
-
最高だよ
-
爆発しろ
-
乙!!
19年後……妻子……一体何ンなんだ……
-
ブーンはツンとかな?と思ってたら別の子ちゃっかり捕まえたなー
ツンは番外編で見かけた程度だけど本編には出ていなかったか
-
実際幼馴染みってそんなもんだよねぇ……
-
あそこまでブーンはつーに惚れてたんだからそっからツンとはないだろ
-
('A`)「……」
('A`)「こう、手持ち無沙汰の時に無意識にチンコに手を置く現象って何なんだろうな?」
( ^ω^)「……」
('A`)「……」
( ^ω^)「……」
('A`)「……」
( ^ω^)「……落ち着くんじゃね?」
('A`)「よかった。スルーされると思った」
( ^ω^)「葛藤があったお」
('A`)「で、何なんだろうな」
( ^ω^)「いやさっき言ったじゃん。落ち着くんだろうなって」
('A`)「オチンコだけに落ち着くってか……」
( ^ω^)「いや俺がバカみてーに聞こえるからやめて?」
('A`)「なんで落ち着くんだろうな?」
( ^ω^)「お前のチンコは小さいから、手にすっぽり収まってフィット感あるからだろ……ミリ姫しよ」
('A`)「大きい」
( ^ω^)「小さい」
(#'A`)「大きい!!」
( ^ω^)「そのデリンジャーしまえよ」
(#'A`)「デンジャーデンジャー!!!!ハイボルテージ!!!!!」
♪Electric Six - "Danger! High Voltage"
ttps://www.youtube.com/watch?v=2a4gyJsY0mc
-
( ^ω^)「ミリ姫サービス終了かぁー……もおおおおお……」
('A`)「吐くか?ゲロ袋ならここに」ガサッ
( ^ω^)「吐かねえよごちうさ病人と一緒にすんな」
( ^ω^)「っつーかなんで常備してんだよ長距離バスかなんかかよここは」
('A`)「親父が飛行機乗るたびに持って帰って来るんだよ……」
( ^ω^)「貧乏性かよ。っつーかゲロ袋なんてそうそう使う機会ねーだろ」
('A`)「いつか、観るたびにゲロを吐くクソ映画に出会えるかも知んねえだろ?」
( ^ω^)「それはもう一種の精神汚染兵器だ」
('A`)そ「ハッ!!そのクソ映画を戦場で流したら武力無しで敵を制圧できる人道的フィルムになるんじゃ……」
( ^ω^)「……桓騎がさぁ、魏軍に目玉とか耳とか送りつけてたじゃん」
('A`)「うん」
( ^ω^)「アレと似たような行為だろそれ。人道的と言える?」
('A`)「でも人は死んでないんだし……」
( ^ω^)「まぁ……その差はかなりデカいが、結局火に油注いで終わりだろ」
('A`)「クソ映画が世界平和に貢献できる日は来るのだろうか……」
( ^ω^)「クソ映画で平和になる世界って嫌だな……」
('A`)「クソ世界」
( ^ω^)「臭そう」
('A`)「農作物はすげーよく育つ」
( ^ω^)「食料自給率問題が解消されそう」
-
('A`)「しかし、ソシャゲー業界も厳しいよなぁ」
( ^ω^)「家庭用ゲームと違って、手元に残るソフトが無いからサービス終わったら永遠にオサラバだからな……」
('A`)「ミリ姫は何がダメだったんだろうか」
( ^ω^)「勢いと、ピンとくる看板娘が出てこなかったところかなぁ」
('A`)「マルティンとヴォイテクしかわかんねーわ」
( ^ω^)「俺はシモンズが好きだったんだよ……つーかヴォイテクってガチ熊じゃん……」
('A`)「調べてみたら球磨とか比べもんにならないくらいの熊だったなあいつ。ガルパン劇場版にもちょこっと出たよな」
( ^ω^)「あそこはミリオタの笑い所なんだろうなぁ」
('A`)「ともかく、アレだな。ソシャゲは絵師のチンコ次第で売れるか売れないかが決まる気がする」
( ^ω^)「それな。艦これとグラブルはつえーもん」
('A`)「あと刀剣乱舞な」
( ^ω^)「続けてんの?お前」
('A`)「すっげーたまにやる。艦娘の提督ageが嫌になったら男の世界に逃げるんだよ」
( ^ω^)「ようこそ……男(ホモ)の世界へ……」
('A`)「ハーレムって男の憧れって言われてるけど、絶対しんどいよな」
( ^ω^)「ギャルゲーとかで、主人公の親友ポジの人間がいるのって救済措置だよな」
('A`)「むしろ女がいらなくなる」
( ^ω^)「本末転倒」
-
('A`)「クラナドの春原とかめっちゃ良い奴だもんな」
( ^ω^)「やめろよ……泣くだろ……」
('A`)「ゴメン」
( ^ω^)「……」
('A`)「……」
( ^ω^)「泣くだろ……」
('A`)「めっちゃ泣くな……違う話するか」
( ^ω^)「ごめん、ちょっと待って……」
( うω^)「風子……」
('A`)「……続き、観る?」
( うω^)「畳み掛けるんじゃねえお」
('A`)「わかったよ……代わりにピンク・フラミンゴ回すから」
( ^ω^)「立ち直ったわ」
('A`)「チッ」
( ^ω^)「チッじゃねえ」
('A`)「そういやさぁ、ギニーピッグって映像作品があってよぉ」
( ^ω^)「何それ」
('A`)「日本が生んだキチガイトラウマクソ映画」
( ^ω^)「もうやだぁ……どこからクソ情報引っ張って来るんだよ……」
('A`)「親父」
( ^ω^)「おばさーーーーーーーーん!!!!夫と子供の教育どうなってんのーーーーーーー!!!!!」
-
<ブーンちゃーん、アホは治らないのよ〜
( ^ω^)「フフッ……見限られてる……」
('A`)「ニコニコに動画がアップロードされてんだよなぁ……」カチカチ
( ^ω^)「待て待て待てやめろやめろやめろ」
('A`)「でも、クラナドのダメージ消すにはもうこの方法しか……」
( ^ω^)「不器用か。もっと他に方法あるだろ」
('A`)「冗談だよ……流石に俺も観る勇気がねえ」
( ^ω^)「お前すら躊躇うクソ映画とは一体……」
('A`)「恐怖って、面白いよな。不快感や命に関わる危機を伝える感情なのに、人間はそれを娯楽にしちまうんだから」
( ^ω^)「感情を刺激するという意味では、優れてるのかもしれねえな」
('A`)「最近あった恐いことって何?」
( ^ω^)「全く無関係の事故現場見たことみがいきなり取り乱して大泣きしたシーンかな」
('A`)「わかる」
( ^ω^)「……」
( うω^)「風子……」
('A`)「またかよ」
( うω^)「辛い……」
('A`)「めっちゃくだらない話しようか」
( うω^)「何?」
('A`)「ウンコの話」
( ^ω^)「いや、いい」
-
('A`)「性癖の話をすると、友情が深まるんだよ」
( ^ω^)「お前の性癖ってウンコなの……?」
('A`)「もうウンコの話は終わった」
( ^ω^)「はえーよ」
('A`)「いいっつったじゃん……」
( ^ω^)「言ったけど、いつもならもっとグイグイくるじゃん……」
('A`)「物足りない?」
( ^ω^)「いやマジでいいんだけど」
('A`)「今度もっと濃い話してやるから」
( ^ω^)「それならもういっそウンコの話してくれ」
('A`)「もしウンコを食わないといけない状況になったら、どれだけウンコを食いやすくするかって話なんだけど」
( ^ω^)「帰るわ」
('A`)「冗談だってゴメンって帰らないで寂しい辛い私だけを見ていっそ首輪をつけて暗い檻に閉じ込めて」
( ^ω^)「受けのヤンデレとか斬新だな」
('A`)「あっ、ヤンデレの話する?」
( ^ω^)「ヤンデレの話」
('A`)「もし、知りもしない美少女に監禁されたらどうする?」
( ^ω^)「殺す」
('A`)「容赦無しかよ」
( ^ω^)「俺はお前と違ってフェミニストじゃねーから。例え美少女だろうと貧乳だろうと普通に殴る」
('A`)「その愛を俺に向けて欲しい」
( ^ω^)「重いわ」
-
( ^ω^)「っつーか、そんじょそこらの女に拉致されて、あまつさえ監禁されるとか」
( ^ω^)「それはもう男じゃない別の生き物だろ」
('A`)「逆に、アレじゃね?監禁されたいから無抵抗で連れ去られるんじゃね?」
( ^ω^)「恐怖することが性癖になってるタイプか」
('A`)「恐いけど勃起するってか」
( ^ω^)「言葉にすると滅茶苦茶おもしれーなオイ」
( ^ω^)「ハインに監禁されたらどうする?」
('A`)「ちょっとトイレ行って来る」ガタッ
( ^ω^)「チンコの反応がはえーよ」
('A`)「興奮が新鮮な内にシコりたいんだ」
( ^ω^)「おばさーん!!」
('A`)「やめて」
<なーにー?
('A`)「なんでもないからー!!」
( ^ω^)「お前はまぁ、ドMだからわからんでもないが、俺は無理だなぁ……」
('A`)「例のお姉さんに監禁されたら?」
( ^ω^)「脱出して制圧して逆に飼うわ」
(*'A`)「やだ……ドS……ゾクゾクする……」ゴクリ
( ^ω^)「いつからこんな歪んだ愛情向けられるようになったんだろうか」
-
('A`)「つーかヤンデレって基本刃物持ってるよな」
( ^ω^)「もう刺されたくねえわ……あれからどんだけ刃物に対する護身術練習してると思ってんだ」
( ^ω^)「マッチョじゃなかったら死んでたね」
('A`)「マッチョでよかった」
( ^ω^)「良かったけど、もう刺されたくねえ」
('A`)「普通に生きてたら、そうそう刺されることなんてねえだろうけどな……」
( ^ω^)「普通に生きてえよ」
('A`)「……」
( ^ω^)「……」
('A`)「普通に生きたいな……」
( ^ω^)「ヤンデレはいいや。マジで」
('A`)「こう、刃物向けられたらどう対処するの?」
( ^ω^)「殴って……」
('A`)「殴って?」
( ^ω^)「……ぶっ殺す」
('A`)「それは過剰防衛だ」
( ^ω^)「向こうは殺す気満々なのに、こっちは殺したらアカンって……」
( ^ω^)「世の中って理不尽じゃね?」
('A`)「せめて半殺しくらいにしとけ」
( ^ω^)「刃物の柄をケツにぶち込むのは?」
('A`)「オッケー☆」
( ^ω^)「やったぜ」
-
( ^ω^)「愛も普通で良いよ」
('A`)「せやな」
( ^ω^)「……」
( ∩ω∩)「普ッ通じゃねえ……普通じゃねえわ……」
('A`)「まぁ落ち込むなよ。惚れたんなら仕方ねえだろ」
( ^ω^)「仕方ねえけど、仕方ねえけどさぁ」
('A`)「じゃあ、諦めたら?」
( ^ω^)「無理」
('A`)「知ってた」
( ^ω^)「……ヘヘッ、敵わねえな」
('A`)「じゃあ、ウンコの話s」
( ^ω^)「しねーよなんで自分から台無しにしていくんだよ」
('A`)「でも、そういう所が萌えやろ?」
( ^ω^)「萌えっ……ねえよ。どんだけ性癖歪んでたらそれで萌えるんだよ」
('A`)「何その謎の溜め」
( ^ω^)「乗るか乗らないかの葛藤があったお」
('A`)「フフッ……俺たち、付き合っちゃう?」
( ^ω^)「おっ、そろそろ時間だお。行こうか」
('A`)「付き合っちゃう?」
( ^ω^)「いや、もうそのノリいいから」
('A`)「はいはい……」
おわり
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