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クーはゲームを作って売るようです
-
カチカチッ
川 ゚ -゚)「パソコン楽しい」
カチカチッ
川 ゚ -゚)「でもアマゾンで買い物をしすぎて金が無い」
川 ゚ -゚)「そろそろ荷物が来るはずだが……」
川 ゚ -゚)「やばいぞ、もう食べるものが豆腐しかない」
川 ゚ -゚)「しかもその豆腐も昨日半分食べた」
川 ゚ -゚)「いよいよ、禁断のトイレットロール芯のしょうゆ炒めに挑戦する時が来てしまうのか」
川 ゚ -゚)「いや、待て……」
川 ゚ -゚)「ここはぽっちゃりしたお隣さん( ^ω^)からいただいた、13回ほど使ったコーヒードリップの袋を冷凍した粉で飢えを凌ぐか」
-
川 ゚ -゚)「あー、金が欲しい。アンパンでも盗んでこようかな」
川 ゚ -゚)「そんなことをしたら捕まってしまう。どうしよう」
カチカチッ
【累計100万ダウンロード突破!ブーンアンドドラゴン!】
川 ゚ -゚)「すごいな、ブンドラついに100万回ダウンロード突破か。株かっときゃ良かった」
川 ゚ -゚)「……まてよ」
川*゚ -゚)「そうだ!ゲームを作って売ろう!私なら出来る!」
川 ゚ -゚)「そもそも売り方が大事なんだ、こういうのは。私は作ったゲームをあえて」
川 ゚ ー゚)「訪問販売で売る」
-
川 ゚ -゚)「昨今ではネット上がうんたらかんたらと便利だが、それじゃダメだ!」
川 ゚ -゚)「足で稼ぐんだ!ついでに食べ物もめぐんでもらおう!」
川 ゚ -゚)「よしっ、早速つくるぞ!」
〜〜〜
一時間後
川 ゚ -゚)「ダメだ……ソフトを買う金がなかった」
川 ゚ -゚)「どうすればいいんだろう……ん?」
【無料!魔法のゲーム製作ソフト!その名も『VIP』ニューリリース!】
-
川 ゚ -゚)「魔法のゲーム製作ソフト?しかも無料。ふん、こんな怪しいものダウンロードするわけ」
【当ソフトはゲーム製作に必要なキャラクター・BGMなどを全て一本で賄えます!】
川 ゚ -゚)「するわけ……」
【キャラクターを描くのがめんどくさい?大丈夫!2Dから3Dまで完全対応!】
川 ゚ -゚)「わけ……」
【マップやBGMも機材不要!余計なツールを使わずに、簡単にゲームが作れます!】
川 ゚ -゚)「……」
【特別な機能がついて、たったの3MB!これはダウンロードするしかない!】
-
ポチッ
ダウンロード中……
川 ゚ -゚)「だ、大丈夫さ。うん」
ダウンロード完了しました
川 ゚ ー゚)「ほら、ノートン先生もなにも言わないしね。早速開こう」
〜〜〜
川 ゚ -゚)「一通り触ってみたけど」
川 ゚ -゚)「すごく便利だな。タダでもこんなに簡単にゲームが作れるなんて」
川 ゚ -゚)「じゃあ、早速制作開始だ」
川 ゚ -゚)「ストーリーはよくある異界と現代が繋がった感じにしよう」
川 ゚ -゚)「そのためにはマップとかアイテム、敵キャラは現代チックと異界チックな感じにして……」
カチカチッ
川 ゚ -゚)「BGMは、著作権が切れたクラシックを使うかな……とりあえずベートーベンの運命でも入れとくか、あとで変えればいいし」
カチッ
-
川 ゚ -゚)「よし、いよいよ醍醐味の主人公を作ろう。かっこいい主人公にしないとな」
川 ゚ -゚)「えーと……あった、この画面で作るんだな」
川 ゚ -゚)「しっかし便利だな、これ。市販顔負けのクオリティで作れるぞ」
川 ゚ -゚)「こりゃもしかしたら、有名になってノベル化、アニメ化、映画化ってのも夢じゃないな」
川 ゚ ー゚)「ふふふ、よーし。記念すべき、最初のキャラクター……名前は」
川 ゚ -゚)「ティンダロス伊差坂でいいか」
-
川 ゚ -゚)「次はグラフィックだな」
フワァン フワァン フワァン
( ・∀・)+
コンナ カンジ
。ο〇
川 ゚ -゚)
川 ゚ -゚)「ふふふ、私のペイント技術をなめるなよ……」
-
川 ゚ -゚)「まずは輪郭。昨今の流行に合わせた細い顔立ちにしよう」
ツー
川 ゚ -゚)「よし。次は目だな。ここは垂れ目だ。サンゾーみたいにしよう」
ツー
川 ゚ -゚)「おうおう、これはイケメン。きっと暗い過去を背負っているに違いない。タバコとか吸いながらマージャンとかするアウトローに違いない」
川 ゚ -゚)「お次は……鼻?いやいや、鼻なんていらん。バランスが悪くなる。鼻っぽいものにすればいいや」
ツー
川 ゚ -゚)「……うん。大丈夫。大丈夫だ私」
-
川 ゚ -゚)「そう、口だ!人差し指を一本立てて顎と鼻にくっつけたとき、唇が当たらない程度の口にしよう!」
ツー
川 ゚ -゚)「あとは髪をロンゲの黒にして……できた……!」
川 ゚ -゚)「あー疲れた……ところどころ失敗しちゃったけどまぁいいか。ちょっと完成したものを画面に出してみよう」
キャラクター1 [('A`)]
名前 『ティンダロス伊差坂』
川 ゚ -゚)「……」
川 ゚ -゚)「……」
川 ゚ー゚)「よし、次はストーリーだな」
-
川 ゚ ー゚)「このティンダロス伊差坂が活躍する物語を作るんだ!」
川 ゚ -゚)「このティンダロス伊差坂が──」
川 ゚ -)チラッ
キャラクター1[('A`)]
名前『ティンダロス伊差坂』
川 ゚д゚)「無理だ!!」
川;゚ -゚)「なんだ!?この……なんだ!?」
川 ゚ -゚)「なにをどうしたらこんな顔になるんだ!?」
川 ゚ -゚)「これじゃ売れない!!JRPGにはイケメンが細腕で自分の身長より長い剣を使って興味なさそうに敵を倒す要素がないといけないのに!!」
-
川 ゚ -゚)「……いや、まてよ」
川 ゚ -゚)「逆に考えるんだ。この顔は奇跡だ。つまり、今までにない作品を作ることができるチャンスじゃないか」
川 ゚ -゚)「よし、このまま行こう。さて、続きを」
<ピンポーン
(゚ー ゚ 川「おっ?アマゾンかな?」
≡川 ゚ -゚)「はいはーい」
ガチャ
('A`)「あ、どうも」
川;゚ -゚)「ティンダロス伊差坂!?」
-
('A`)「えっ!?」
川 ゚ -゚)(バカな……私は画面の中のキャラクターを具現化することに成功してしまったというのか)
川 ゚ -゚)(いわばこいつは、この怠惰な日常へと不意に訪れた非日常への入り口。つまり、ここでの問答にうまく答えられれば)
川 ゚ -゚)(世界は平和になり、私は英雄として崇められ、叙々苑で肉食い放題……!)
('A`)「あのー……」
川 ゚ -゚)「……いいだろう、ティンダロス伊差坂」
('A`)「えっ、ティンダロス伊差坂ってなんですか」
川 ゚ -゚)「なにを言っている。お前の名前だろう」
('A`)「生まれてこの方、そんなかっこいい名前で呼ばれたことはないんですが」
-
(;'A`)「あのー勘違いしてません?ティンダロスって言うくらいだから、知り合いに外国人とかいるんじゃないですか?ジョンとか」
川 ゚ -゚)「ティンダロス伊差坂は……ハーフだ」
('A`)「ハーフ」
川 ゚ -゚)「そうだ。日本人の女性と外国人の男性との間に生まれた子供だ」
(-A-)「あー、なるほど」
川 ゚ -゚)「だからお前はティンダロスだ。ティンティンだ」
('A`)「危ういですよ」
-
川 ゚ -゚)「それで、何のようだ、ティンティン」
('A`)「いや、僕……昨日、上の階の101号室に引っ越してきたドクオっていうんですけど」
( 'A`)⊃「引越しの挨拶に来まして。些細なものですが、これ」
川*゚ -゚)「ま、まさか食べ物か!?」
_人人人人人人_
> <
> \⌒⌒/ <
> / ̄ ̄\ <
>/ほぐし水\<
>\____/<
> <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
-
川 ゚ -゚)「なん……だと」
('∀`)「よかったら、使ってください」
川 ゚ -゚)「これをどうしろというのだ」
('A`)「え、うどんとかそばとかほぐす時に使えるかなって」
川 ゚ -゚)「……」
バタン
-
〜〜〜
川 ゚ -゚)⊃〇「固形どころか飲料としてもその役割を果たすか疑問の品を引越しの挨拶に持ってくるとは」
川#゚ -゚)
⊃〇⊂「ティンダロス伊差坂め……今度あったらタダじゃすまさん。ティンティンをダロスしてやる」
川 ゚ -゚)「……」
川 ゚ -゚)「飲めるかな、これ」
川*゚ -゚)「……」
川 ゚ -゚)⊃〇「とりあえず冷蔵庫に入れておこう。沸かせばいけるだろ」
-
川 ゚ -゚)「さて……制作の続きをしないとな」
川 ゚ -゚)「次は二人目のキャラクターだ」
川 ゚ ー゚)「ティンダロスの相棒……そうだ、ヒロインだ」
川 ゚ -゚)「名前は……奇をてらっちゃいかんな。オードリーヘップバーンにしよう」
川 ゚ -゚)「これは美人にしないと。顔を整えて……」
ツー
川 ゚ -゚)「あれだ、オリジナル要素も必要だから低身長でボン、キュッ、ボンにしよう」
川 ゚ -゚)「変態どもに売れるだろ、トランジスタグラマーガール」
キュッキュッ
川 ゚ -゚)「ついでに、魔法が使えるように破邪の杖を持たせて」
シュッ
川 ゚ー゚)「できた!よし、パラメータ画面で確認しよう」
-
キャラクター2[J( 'ー`)し]
名前『オードリーヘップバーン』
川 ゚ -゚)「……」
川 ゚ -゚)「……」
川 ゚ ー゚)「う、うん。及第点かな」
-
修士課程在学中にアプリ製作で親が引くほど金を稼いだ俺が華麗に保守
-
川 ゚ -゚)「と、とりあえずパーティ編成しとこう。こういうのは最初にやっておかないと、テストプレイの時とか困るからな」
川 ゚ -゚)「えーっと、こうして」
カチカチッ
川*゚ -゚)「できた!主人公とヒロインのパーティーだ!早速テストプレイしてみよう」
BGM<デデデデーン
J( 'ー`)し ('A`)
⊂( )⊃¶ ⊂( )⊃ / \ ‖ / \
川 ゚ -゚)「す、すごい!なんて美しいグラフィックなんだ!まるでパルスのファルシのルシがパージでコクーンだ!」
-
保守じゃなくて支援だった
-
川 ゚ -゚)「しかし……これじゃどうみてもニートが母親を連れて外出してるようにしか見えん。まぁ動かしてみるか」
BGM<デデデデーン
テクテク
J( 'ー`)し ( 'A`)
( ⊃¶⊂ ( ⊃)⊃
≡//‖ //
テクテク
川 ゚ -゚)「うわ、オードリーが杖使わないと歩けないみたいなグラフィックになってしまった!これじゃ破邪じゃなくて補助だ」
-
BGM<デデデデーン
テクテク
テクテク
J( 'ー`)し ( 'A`)
( ⊃¶⊂ ( ⊃)⊃ ≡//‖ //
テクテク
川 ゚ -゚)「マップが現代だから、病院かハローワークが目的地っぽく思える」
BGM<デデデデーン
テクテク
テクテク
J( 'ー`)し ( 'A`)
( ⊃¶⊂ ( ⊃)⊃ ≡//‖ //
テクテク
川 ゚ -゚)「BGMの運命がなんかもう悲壮感たっぷりだ……ん?」
【敵が現れた!】
-
川 ゚ -゚)「お、そうだった。敵キャラも配置しておいたんだった。戦闘画面はどうかな?」
ティンダロス伊差坂 オードリーヘップバーン
HP 20000 HP3
MP 50000 MP90
リハ´∀`ノゝ 从リ ゚д゚ノリ
女子高生A 女子高生B
どうしますか:ティンダロス伊差坂
ニア たたかう
とくぎ
ぼうぎょ
にげる
川 ゚ -゚)「ほうほう、戦闘画面は問題ないな。ドラクエっぽいフロントビューだ」
-
川 ゚ -゚)「よし、たしかティンダロスには闇の聖剣を初期特技として設定してあったはずだ」
ティンダロス伊差坂 オードリーヘップバーン
HP 20000 HP3
MP 50000 MP90
リハ´∀`ノゝ 从リ ゚д゚ノリ
女子高生A 女子高生B
どうしますか:ティンダロス伊差坂
たたかう
ニア とくぎ
ぼうぎょ
にげる
川 ゚ -゚)「えーと、特技を選択して……スイッチオン!ポチっとな」
-
ティンダロス伊差坂 オードリーヘップバーン
HP 20000 HP3
MP 50000 MP90
リハ´∀`ノゝ 从リ ゚д゚ノリ
女子高生A 女子高生B
どうしますか:ティンダロス伊差坂
_人人 人人_
とくぎ ニア > ほぐし水 <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y ̄
-
川 ゚ -゚)「」
川;゚ -゚)ポチポチポチポチ ←必死にF12を押している
川;゚ -゚)「はぁはぁ……どうしてだ……どうして特技にさっき貰ったほぐし水が入ってるんだ……!?」
川 ゚ -゚)「こんな技、設定していないのに……」
川 ゚ -゚)「あれか、スパロボF完結編のセリフが原因か……いやいや落ち着け私、きっと、何かの間違い──」
ピンポーン
川;゚ -゚)ビクッ
-
≡川 ゚ -゚)「だ、誰だ……」
川 ゚ -゚) ◎ ノゾキマド チェック
川 ゚ -゚)「い、いない……イタズラか?」
ピンポーン
川;゚ -゚)⊃「ひっ!!だ、誰だ!!」
ガチャ
('A`)「あ、すみません」
川 ゚ -゚)「てぃ、ティンダロス……!?何のようだ!?」
('A`)「いやぁ、一緒に住んでる人の紹介をするの忘れてて!ほら、あいさつしないと」
J( 'ー`)し「どうも、ドクオの母です」
川 ゚д゚)「オードリーヘップバーン!?」
J(*'ー`)し「あらあら、うふふ。お上手ね」
続いたらいいな
-
既存のインターフェース(ドラクエの戦闘画面)を踏襲してる辺り、どうやら>>1もソフトウェア開発に精通した人材だね
何もかもオリジナルである必要はないという原則に忠実
同志として支援
-
もう、なんかワロタ
-
RPGツクールを彷彿とさせた
乙
-
乙
マジで現実に反映されてないこれ?
-
柔っちゃった
-
>>31
RPGツクール…
RPG ツクール…
ツクール…
ツ クール…
( ゚д゚ )
-
('A`)「生まれてこの方、カーチャンがそんな風に呼ばれたことはないんですが」
J( 'ー`)し「せいぜい、現役引退したあとに週刊誌に載った山口百恵よね」
川 ゚ -゚)(なぜだ……なぜ、ゲームに登録したキャラクターが現実に……まさか、あのツールが?)
川 ゚ -゚)(いや、待て……可能性としてはありえる。たまたま、私の描いた絵が、たまたま、このちょっと変な家族と似ていただけだ)
川 ゚ ー゚)(たまたまだ。ティンティンだ。そうだ、チンコだ)
-
J( 'ー`)し「ところで、そちら様はなんてお名前なの?」
川 ゚ -゚)「あ、チンコっていいます」
('A` )
川 ゚ -゚)
('A`)
J( 'ー`)し「そう、チンコちゃんっていうのね。これからよろしくね」
-
('A`)「カーチャン、そろそろ……」
J( >ー<)し「あら、いっけない☆私ったら、つい長話しちゃった」
('A`)「トーチャンに怒られるよ、戻ろう」
J( 'ー`)し「そうね。それじゃまたね」
川 ゚ -゚)
川 ゚ -゚)「はい、また」←目上の人にはあんまり逆らえない
バタン
-
〜〜〜
川 ゚ -゚)「……」
川;゚ -゚)「……」
川;゚д゚)「しまった……!私としたことが、つい考え事をしすぎて、大変なミスを犯してしまった……!」
川 ゚ -゚)「食べ物貰えばよかった」
川 ゚ -゚)「……」
川 ゚ -゚)「いかんいかん、色んなことがあって混乱してしまったがとにかく制作を続けるぞ」
-
川 ゚ -゚)「……しかし……仮に、だ。仮にこの制作ツール『VIP』が本当に現実へ反映されるのなら……」
川 ゚ -゚)(あんなことや、こんなこと……)
川 ゚ -゚)(うっひひひひひぃぃいいんいんいん)
川 ゚ -゚)⊃「た、試してみるか……三人目のキャラクターで」
カチカチッ
-
川 ゚ -゚)「三人目……主人公のライバルポジション」
川 ゚ -゚)「最初は、敵サイドにいたけど、戦いを通してお互いを理解し、認め合う仲間」
川 ゚ -゚)「クールで強キャラ、それでいてイケメン……でも加入時には弱体化する、お約束」
川 ゚ -゚)「名前はテリ──いや、待てよ」
川 ゚ -゚)「確かにセオリーは大事だ。でもオリジナルだっている」
川 ゚ -゚)「だからといって、人類の根底に刻まれたゲームというイデアに刃向かうのは形而上学的にもよろしくない」
川 ゚ -゚)「ここは、孔子の言葉を思い出そう」
川 - -)
-
面白い
-
―――
(-@∀@)「せんせー!彼女ってどうやってつくるのー?」
从'ー'从「彼氏はー?」
(’e’)「あぁ?マセガキども、クソして寝ろボケ」
(-@∀@)「教えてよー」从'ー'从
(‐e‐)「……ったく、しゃあねぇな。いいか、彼氏彼女なんてのはな、ようは人間と一緒だ」
(’e’)「そいつのことを思う気持ちってのを、伝える。小細工なんざいらねぇ、真っ直ぐにな」
-
从'ー'从「は?キモッ、昭和のメロドラマじゃあるまいし」
(-@∀@)「そんなことしたら次の日ソッコーでツイッター回されるっつの」
(’e’)「……」
(’e’)「今のは昔の話だ。彼氏が欲しけりゃ抱きつけ。十中八九問題ない」
(’e’)「彼女が欲しけりゃ整形するか金で頬を叩け。わかったか」
(-@∀@)「おー!さすが先生だ!」从'ー'从
-
(-@∀@)「でもなんで先生には彼女いないのー?愛が足りなかったの?思いを伝え切れず空回りしちゃったんじゃないの?」从'ー'从
(’e’)「うわぁ〜〜〜〜〜〜」
―――
-
川 ゚ -゚)「子曰く、故きを温ねて、新しきを知れば、以って師と為るべし……温故知新だ。論語にもそう書いてある」
川 ゚ -゚)⊃「つまり、三人目のキャラは……」
ズッズズズズ
川 ゚ -゚)「クールで強キャラ……それでいてイケメン。漆黒の鎧を纏いし猛者」
ズゴゴゴバッ!シュッシュッ
川 ゚ ー゚)「糧を食らうため戦いに身を任せ、戦場を通してお互いを認め合う……オスッ!」
ジュバンドロギーーーン!!
-
川 ゚ー゚)「で、出来た……!後は、名前を入力して」
カタカタッ ターン!
川;゚ー゚)「完成だっ……!天網恢恢疎にして漏らさず、己が信念に仇なすものは、たとえ天でもぶった斬る」
川 ゚ー゚)「その名も──」
-
キャラクター3
/⌒ヽ
/__ヽ
/c >゚..゚<
/ ( ー― )
/ヽ ヽ(人)ヽ
| | |。王。ノ |
> ヽ_|王ノヽ_|
(_(ソノ(_)(ソノ
名前『クソゴリラ』
川*゚ー゚)「クソゴリラ!!」
川#゚ -゚)「ただのゴリラじゃねぇか!!」
-
川#゚ -゚)「猛者どころかモッサモサだよ!そりゃ仇なしたらたいていの生物はワンパンで沈むわ!」
川;゚ -゚)「はぁ……はぁ……」
川 ゚ -゚)「落ち着け、私……と、とにかく作りなお──」
ピンポーン
(゚- ゚ 川 ハッ!
川 ゚ -゚)(う、ウソだろ……いやいや、そんなバカな)
ピンポーン
川 ゚ -゚)「……」
-
川 ゚ -゚)(これは、あれか。次は、まさかとは思うがゴリラが来るのか……?)
ピンポンピンポーン
川 ゚ -゚)ドキドキ
≡川 ゚ -゚)ドキドキ
川 ゚ -゚)⊃「は、はい……」
ガチャ
-
('A`)「あ、どうもチン……クーさん。何度もすみません」
川 ゚ -゚)「あれ、ティンダロス?ゴリラは?」
('A`)「え、なんですか、ゴリラって」
川 ゚ -゚)「……い、いやゴリラが来るかと」
('A`)「クーさんの家は外人以外にゴリラも来るんですか。すごい」
('A`)「ヒガシローランドゴリラですか?」
川 ゚ -゚)「用件はなんだ」
-
('A`)「あ、すみません。僕ってばまた紹介するのを忘れてて……」
川 ゚ ー゚)(……ははーん、読めたぞ)
('∀`)「また家族なんですけどね、へへっ、自分が紹介されないからって拗ねてたんですよ」
川 ゚ -゚)(さっき来た息子、ティンダロス伊差坂)
( 'A`)「ほら、なに恥ずかしがってんだよ。挨拶しなよ」
川 ゚ -゚)(そして、母親のオードリーヘップバーン)
-
('A`)「紹介しますね、僕の──」
川 ゚ -゚)(つまり、今からこいつが紹介するのは、三人目のキャラクター。そう、父親だ!きっと、ゴリラみたいな顔か、ともすれば名前がクソゴ──)
('A`)「ペットです」
ξ゚◎゚)ξ「ウホッ」
川 ゚ -゚)「え」
('A`)「ペットです。名前はクソゴリラ」
ξ゚◎゚)ξ「ウッホ♪」
続いたらいいな
-
乙!
ペットの名前にクソゴリラとか愛情のかけらもねえだろ…
-
セントジョーンズのキャラで不覚にもワロタ
-
乙
川 ゚ -゚)「あ、チンコっていいます」
ワロタ
-
ξ゚◎゚)ξ「ウッホホーウホウホホホ!!」
('A`)「こらこら、クソゴリラ。そんなに興奮しちゃダメじゃないか」
川 ゚ -゚)(……)
('A`)「すみません、クーさん。
こいつ久しぶりに家族以外の人と会うもんで」
川 ゚ -゚)「あ、ああ。かまわないが……」
川 ゚ -゚)(……)
川 ゚ -゚)「すまない。聞きたいんだが」
ξ゚◎゚)ξ「うほほ、うほほ?」
川 ゚ -゚)「いや、君じゃなくて」
-
('A`)「なんですか?」
川 ゚ -゚)「それは──人間じゃないのか?」
('A`)「え?」
ξ;゚◎゚)ξ「──ムゥ!!」
川 ゚ -゚)「ど、どうみても金髪巻き毛のかわいらしい女の子に見えるんだが。ギャグボールみたいなのつけてるだけで」
ξ;;゚◎゚)ξ「ムムムウ!!」
('∀`)「ハハハ、クーさんは面白いなぁ。ペットですよ、人間なわけないじゃないですか」
-
川 ゚ -゚)「……じゃあ聞くが、そいつはなんだ?」
('A`)「だから、ペットですって」
川 ゚ -゚)「なんの動物だ?」
('A`)「え……」
ξ;-◎-)ξ「ムウウウウウウウムッムムゥ!!」
('A`)「あ、じゃあヒガシローランドゴリラで」
-
川 ゚ -゚)「じゃあってなんだ、じゃあって!?お前、まさか監禁……」
('A`)「……クーさん」
川 ゚ -゚)「?」
( 'A`)「人には事情がある。そう、どれだけ笑っていても、心の中では泣いている人も居る」
川 ゚ -゚)「な、何を言って」
( -A-)「悲しい過去を背負った人間って、さ」
('A`)「ほら、どうしてかな」
('A` )「雨が──降ってるんだ」
-
('A`)「きっと、晴れた空の色を口にすることは出来ない、運命(さだめ)を持った……ね」
川 ゚ -゚)「……」
('A`)「誰にも、言わないでくださいね。特にカーチャンとトーチャンには。心が、壊れてしまうから──」
川;゚ -゚)ゴクリ
( 'A`)「こいつは……クソゴリラは、捨てられてたんです」
川;゚ -゚)「な、なに……!?」
-
('A`)「あれは、高校二年生の夏」
('A`)「突然の雨が降った、あの時」
(-A-)「そう……ある日のことでした」
-
───
人は孤独と共に生きる運命にある。
たとえ表面上は他人と触れ合っても、抱き合っても、分かり合えることなど無い。
そう思っていた。
(-@∀@)「でさ、叫びながら先生が落ちたんだよ」
从'ー'从「そうそう、ウケルよねー!」
('∀` )「なんだよそれ、ばっかでぇ!」
-
(-@∀@)「だろだろ?あー、にしても暇だなぁ」
从'ー'从「カラオケ行かない?私、あれ歌いたーい」
(-@∀@)「お、もしかしてナベちゃんの十八番?洋楽だよな、かっけー!」
从'ー'从「うん!カールマイヤーの暗黒の日曜日!みんな死ねばいい!」
(-@∀@)「いいね!行こう!マルティネスドクオも来るよな?」
从'ー'从「マルティネスドクオも来るよね!?私、マルティネスドクオの消臭力の歌が聴きたいなぁ」
-
( A )(ちっ)
('A`)「──おう、任せろぃ!」
(-@∀@)从'ー'从アハハハハハ('A`)
(-@∀@) ア 从'ー'从
(-@∀@)「あ、おい」
从'ー'从「うん……」
('A`)「どうした……あ」
-
カゼノナカノスーバルー スナノナカノギーンガー
 ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄
/ξ゚⊿゚)ξ/\
/| ̄∪ ̄∪| \/
| ペット | /
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
-
それは、ともすれば路傍の石。
(-@∀@)「歌がうっるさいなぁ、こんなところにペット捨ててよぉ」
決して、誰の心にも留まらず。
从'ー'从「ホント、ペットは責任もって飼わないとねー!」
言葉で蹴られて、それまでの存在。
('A`)「……」
(-@∀@)「さっさと行こうぜ、爆裂ティンティン丸!俺、今日はカラオケで般若心経歌うんだからさ!」
从'ー'从「わぁアサピー君、チョー舎利子!Bメロの色不異空空不異色早く聞きたーい☆」
-
('A`)「……」
从'ー'从「あんなのに懐かれたら面倒よ、早く行こう爆裂ティンティン丸」
('A` )「あ、うん」
(@∀@-)从'ー'从タッタッタッタ('A` )
('A`)(……)
そんな、ただの石ころに。
('A`)「二人ともごめん。僕、今日、鳥居みゆきのヒットエンドラーンのモノマネ塾があるんだ」
(-@∀@)「えっ、マジかよ。塾ならしゃあねぇな」
从'ー'从「ざーんねーん!でも仕方ないよね」
-
惹かれたわけではないのに。
('∀`)「ホントごめん。ちょっと詰まっててさ。また誘ってよ」
(-@∀@)「おう、またな!チンカス!」
从'ー'从「またね!チンカス!」
('∀`)「ああ、また」
何の魅力も、感じたことがないのに。
-
ザーーーー!!
('A`)(まずいな……雨が降ってきた。これじゃ今日は室内での練習だから、準備運動しながら行こう)
≡( 'A`)ヒットエンドラーン!
≡( 'A`)ヒットエンドラーン!
( 'A`)(あ……!)
ミンナドコヘイッーター ミオクラレルコトモナクー
 ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄
/ξ゚⊿゚)ξ/\
/| ̄∪ ̄∪| \/
| ペット | /
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
-
('A`)(捨てペット……)
ただ、その日に限っては。
( 'A`)⊃スッξ゚⊿゚)ξ
('A`)ギュ
⊃ξ゚⊿゚)ξ ⊂
──雨が、降ってたから。
チジョウニアルホシーハ!
ξ;゚⊿゚)ξ
ダレモオボエテイナイー!
-
( A )「もう、一人じゃない」
ヒトハァァァァァソォラァバァカリィィミィィテルルゥゥゥ
(-A-)
⊃ξ-⊿-)ξ⊂
(-A-)「僕も、本当は──」
-
雨が──止んだ。
('∀`)「中島みゆきを、歌いたいんだ」
──空を、見上げて。
───
-
('A`)「こうして、僕とクソゴリラは出会った。今じゃ、家族の一員です」
川 ゚ -゚)「……なぁ、ひとつ確認したい」
('A`)「わかれうたが一番好きですが」
川 ゚ -゚)「マイフェイバリット中島みゆきじゃねぇよ」
-
川 ゚ -゚)「そうじゃなくて、そいつが人間かどうかって話の解決になんの一端も見出せなかったんだが」
('A`)「もう、何回言ったらわかるんですか。こいつはペットですって」
( 'A`)⊃「なぁクソゴリラ!」バシッ
ξ゚⊿゚)ξポロッ〃◎
ξ゚⊿゚)ξゴホッ ゴホッ
ξ;゚⊿゚)ξ「ゴホッ!た、助けてください!!私は津出レイ!この男に監禁され」
(゚A゚)「黙れ!!メスブタ!!」
ドゴォ!
ξ;⊿;)ξアウゥッ!!
-
たかが愛が好き
支援
-
川 ゚ -゚)
('A`)
ξ-⊿-)ξゥゥゥ
( 'A`)⊃カポッξ-◎-)ξ
ξ;-◎゚)ξムッムッゥ!
('A`)「ごめんなさい、ちょっと興奮しちゃって」
川 ゚ -゚)「いや、いやいやいや。今、喋ったよね。日本語喋ったよね。どちらかというと緊急事態のそれを口走ったよね」
-
('A`)「何言ってるんですか、なぁ、クソゴリラ」
ξ;゚◎゚)ξ「う……ウホ」
川 ゚ -゚)「しかもメスブタとか言ってたよね。今更ウホとか言われても、もうクソゴリラも関係ないよね。ペットって倫理的に愛でちゃいけないペットの方だよね」
('A`)「……」
川 ゚ -゚)「……ギャグボールを外せ、ティンダロス。もうタネは割れてる」
('A`)「だからギャグボールじゃないですって」
-
川#゚ -゚)「じゃあなんだ!!」
(゚A゚)「クッキーですよ!!」
-
川 ゚ -゚)「くっき、え、クッキー!?」
('A`)「クッキーですよ!さくさくの」
川 ゚ -゚)「クッキー……クッキーか」
グゥゥ
川 ゚ -゚)(……腹減った……)
-
('A`)「あれ、お腹空いてるんですか?なんなら、カーチャンから飯貰ってきましょうか?」
川*゚ -゚)「な、なに!?良いのか!?」
('A`)「はい。ただ……」
ξ;◎;)ξ「ムムゥ!!(助けて!!)」
川 ゚ -゚)「……」
川 ゚ ー゚)「背に腹は代えられん。わかった。口についたそれはクッキーで、そいつはティンダロスのペットのクソゴリラだな」
ξ#゚◎゚)ξ「ムゥウウ!!ムゥ!!」
-
('A`)「はい。ペットのクソゴリラです」
川 ゚ー゚)「改めてよろしくな、クソゴリラ。私はクーだ」
川 ゚ -゚)「ご主人様の言うことをちゃんと聞くんだぞ?」
ξ#`◎')ξ「ムゥウウウウウウウウ!!!」
('A`)「おい、クソゴリラ。ちゃんと返事しないか」
ξ ◎ )ξ「…………ウホ」
-
('A`)「それじゃ、チンコさん。また」
川 ゚ -゚)「ああ、待ってる」
バタン
川 ゚ -゚)
川 ゚ -゚)「チンコ?」
続いたらいいな
-
乙
謎のテンポ感にただただ笑う
ツン助けねーのかよ!
-
やばいぞ借金した小説家のクーを彷彿とさせられたぞ
乙乙
-
クー、明日は我が身だぞ
-
クーは作品によってシューよりシュールになる法則
-
酒どころか食べ物すらないクー
-
川 ゚ -゚)「なんだよ、人のことそんなはしたない呼び方して」
川 ゚ -゚)「全く、最近の若いモンは……」
川 ゚ -゚)「まぁ、食べ物を恵んでくれるという優しさだけは認めてやってもいい」
川 ゚ -゚)「さて、本題のゲーム制作だが……」
川 ゚ -゚)ジィ □←パソコン
川 ゚ -゚)「これは、もう、まず間違いなくこいつのせいだな」
-
川 ゚ -゚)「とりあえず、今まででわかったことをノートに書き出そう」
川 ゚ -゚)「不可解な出来事が起こってるんだ。冷静に現状を見極めて客観的な意見を書き出すぞ」
キュッキュッ
川 ゚ -゚)「ふぅ……箇条書きにしてみたが、どうだろう。ちょっと確認しよう」
-
・ハンバーグ
→言わずと知れたぜいたく品の一つ。ソースはデミグラスが妥当か。
ナイフを入れたときの肉汁がバシャァって出るところが最高。
ただし、外科手術の練習にはステーキに一歩及ばない。今後に期待。暫定一位
・ラーメン
→もはや人類が生み出した至高の食品といっても過言ではない。
また、カップラーメンにおいてもその魅力は、かのあ○ま山荘事件にて、機動隊員が咀嚼する映像が流れ、国民を震撼させた。
カップラーメンの投擲による山荘破壊映像などはあまりにも衝撃。暫定一位。
・カレーライス
→その自由奔放なイートスタイルは、国民のハートをわしづかみ。
混ぜて良し、分けて良し、真ん中に丸を作って、ルーを流し込むドーナツ型にするもよし。
極めつけは、トッピング。王道の福神漬けか、ルーキーのチーズか。無くても問題ない。
そして、安易な下ネタに走ってはいけない。暫定一位。
・ストロベリーパイ
→トーロケールストリベリパーイ! 1990年7月25日にOVA化され、緑山高校〜甲子園編〜で起用。暫定一位。
-
川 ゚ -゚)「えーと、次はダンカン、アシ、速いだけだったかな……」
川 ゚ -゚)「って違う!!これは私が食べたいものランキングじゃないか」
川;゚ -゚)「ダメだダメだ。やっぱりお腹すいた。頭が回らん」
川 ゚ -゚)「そうだ!新しいキャラクターを作るとそいつがウチに訪ねてくるなら」
川 ゚ ー゚)「作ったらティンダロス来るんじゃないか、食べ物持って」
川 ゚ -゚)「よし、早く作ろう。待ってろよ、よそのお母さんが作った食べ物」
川 ゚ -゚)「私は、一般家庭に御呼ばれしたときに出た料理を写真に撮って適当な食べログに載せる。星二つくらいでな」
川 ゚ ー゚)「それくらいの気概がある……いける、描くんだ」
-
川 ゚ -゚)⊃サッ
川 ゚ -゚)「……四人目のキャラクターだが……」
川 ゚ -゚)「これは、実はかなり難しい。きっと、全国のクリエーターが頭を悩ませたに違いない」
川 ゚ -゚)「なぜなら、実際のところ三人も仲間がいれば十分なんだ」
川 ゚ -゚)「オールマイティな勇者・回復も出来る魔法使い・なんか強い剣士」
川 ゚ -゚)「ヒーロー・ウィザード・やまと」
川 ゚ -゚)「ディンダロス伊差坂・オードリーヘップバーン・クソゴリラ」
川 ゚ー゚)「なっ?」
-
川 ゚ -゚)「だからこそ、四人目の加入というものは、単純に見えてかなりの労力を伴う。むむむ」
川 ゚ -゚)「キャラ付けはまぁ、出来てる。こういう杓子定規なメンツを導く先生役だ」
川 ゚ -゚)「進行も楽になるし、話に深みが出るだろう」
川 ゚ -゚)「ただなぁ……そもそもどういう姿で、どういうキャラクターなのかっていうのが閃かんよな」
-
川 ゚ -゚)「考えろ、私。例えば、男女比を考えてみよう。今は三つのキャラクターパーティだ。男一人と女一人と……」
ξ゚◎゚)ξ
ξ゚◎゚)ξ<助けて!私は津出レイ!この男に監禁され
川 ゚ -゚)「ペット一匹」
川 ゚ -゚)「この場合、ちょうど良い配分だからフィフティフィフティも出来ないし、焦って人外を投入するのは愚の骨頂な気がする」
-
川 ゚ -゚)「かといって、比率が変わってしまうとイベントにも支障が出るだろう」
川 ゚ -゚)「もし、このパーティーに小保方が加入──」
川 ゚ -゚)「いや、ない。野々村に──違う」
川 ゚ -゚)「くそっ、あまりの空腹に頭が回らない。これじゃ売るどころか完成すらできない」
川 ゚ -゚)「エターなってしまう」
川;゚ -゚)「どうすればいいんだ……どうすれば」
シュワワワーン ( д )……クー……
川 ゚ -゚)「!?」
-
( ゚д゚ )クーや……
川 ゚ -゚)「亡霊か!ファブリーズあったかな」
( ゚д゚ )私はあなたのおばあちゃん、ミルナよ
川 ゚ -゚)「ミ、ミルナばあちゃん……か?私はいつの間にかあの世にテレフォンを使ったのか」
-
( ゚д゚ )困っているようね。いつもそう、あなたは自分ひとりの力で解決しようとする
川 ゚ -゚)「……」
( ゚д゚ )ふふ、誰に似たのかしらね。でも、たまには人を頼りなさい
( ゚д゚ )あなたに知恵を授けます、私の力を使って
川 ゚ -゚)「ばあちゃん……」
-
( ゚д゚ )大丈夫、きっとクーなら出来るわ。だって私の孫だも
川 ゚ -゚)⊃Γ<プシュー ∴:.д゚ )アァァァギャアアアアアア!!!!
川 ゚ -゚)「ファブリーズすげぇ。部屋がいいにおいになった」
-
川*゚ -゚)「……そうだ!幽霊だ!人外はダメだと思ったけど、見た目は人間、でも実は幽霊にしよう!」
川 ゚ -゚)「これなら、なんか不都合起こったら幽霊だからってことでごまかせる!」
川 ゚ -゚)「そうと決まればさっそく描くぞ!!」
カキカキッ
-
川 ゚ -゚)「性別は、幽霊だから、ない!」
ズン ズンズン ズンドコ
川 ゚ -゚)「姿は、ぼかしとけばあとあと使いやすいからこうして……」
ズズズーン!
川 ゚ -゚)「強さは、成長曲線をこうやっていじって」
シュイーーーーン
川 ゚ -゚)「ふぅ」
-
川 ゚ -゚)「──バックストーリーは皆無だが、それは主人公達の重い過去に対するアンチテーゼ」
川 ゚ -゚)「悲しい記憶?荒んだ歴史?そんなものは関係ない」
川 ゚ ー゚)「あるのは今……今、どう思うかが大事」
川 ゚ー゚)「そう、冒険は始まってるんだ」
川 ゚ -゚)「さぁ!後は名前を入力して──と」
川 ゚ -゚)「薄っぺらい存在だからこそ為せる、主人公達への説教役が完成したぞ!」
川 ゚ -゚)「その名も」
-
キャラクター4
__:.・._
\@@@@/
\__/
 ̄ ̄
名前『ハムエッグサンド』
川 ゚ー゚)「ハムエッグサンド!!」
川#゚ -゚)「ラーメンじゃねぇか!!」
-
川 ゚ -゚)「ラーメンが説教するの!?ノビてる暇はないぞとか言うの!?」
川 ゚ -゚)「確かに明確な性別も、背負った過去もないし、まぁ食物だから薄っぺらいっちゃ薄っぺらいけど」
川 ゚ -゚)「先生って感じは……ん」
川 ゚ -゚)「ま、待てよ……食物?」
川 ゚ -゚)「ということは……どうせティンダロスがこの世の物とは思えない食べ物を持ってきて私に食わせるとか、そういうあれじゃなくて」
川 ゚ -゚)「ラーメンを……持ってくる!!!」
-
ピンポーン
川*^ -^)パァァ「き、来た……!」
≡≡≡川 ^ -^)「はいはーい!今行きまーす」ダッシュ!
ガチャ
川 ゚ -゚)「あれ?いないだと……?」
川 ゚ -゚)⊃□「ん?なんだ、メモが落ちてる」
-
[クーさんへ。カーチャンが食べ物を作ってくれましたので、約束どおり持ってきました。でも、何回も顔を合わせるのも、ほら、恥ずかしいっていうか……]
川 ゚ー゚)「ふふ、ティンダロスの奴、少女監禁してるけど、かわいいところもあるじゃないか」
[だから、入り口ドアに備え付けられてるポストに入れておきました。速めに食べてください]
川*゚ -゚)「おおっ!うっひょう!ついに、ついに固形物が食べられ──」
川 ゚ -゚)「ポスト?」
-
(゚- ゚ 川チラッ
グチャァァァア
__:.∫._
\@@@∫/
∴∫__∫,.∫
∫∫∫∫∫∫∫
ポタ...ポタ....
-
川 ゚ -゚)
川 ゚ -゚)「ラーメンが……ポストに……」
川 ゚ -゚)「期待のあまり、ドアを開けるとき確認すらしてなかった……汁も落ちてるし、ぐちゃぐちゃだ」
川 ゚ -゚)「……」
川 ゚ -゚)「た、べられる。よな」
-
ハムサンドー!
-
川 ゚ -゚)
川 ゚ -゚)(私は美人私は美人私は美人私は美人私は美人私は美人私は美人私は美人私は美人私は美人私は美人私は美人私は美人私は美人私は美人私は美人)
川 ゚ ー゚)キリッ
川 ゚ ー゚)「いける、いけるさ私。人間としての尊厳で腹は膨れん。かわいいから許される」
-
川 ゚ -゚)⊃スッ
川 ゚ -゚)⊃「天と地の恵みに感謝して……いただきま」
川 ゚ -゚)⊃〃スカッ
川 ゚ -゚)「……」
川 ゚ -゚)≡⊃スカッ〃 スカッ
川 ゚ -゚)「……」
川 - )「ああ……」
川 ゚ -゚)「幽霊だもんな。すり抜けるわ、そりゃ」
続いたらいいな
-
なんでそこは忠実なんだw
乙
-
乙
幽霊ラーメンwwwwww
-
※ここまでの複雑な物語を整理し、考察するために必要なキャラクター紹介
川 ゚ -゚) クー
ある日、ゲームを作ろうと決意するが、ダウンロードした制作ソフトが引き起こす恠恠奇奇に見舞われる
( ^ω^) お隣さん
クーにコーヒードリップを渡した命の恩人
('A`) ドクオ
(ティンダロス伊差坂)
クーのすむマンションの上の階に引っ越してきた青年。冷静沈着かつ、利発的思考の持ち主
J( 'ー`)しカーチャン
(オードリーヘップバーン)
ドクオの母親。現役引退した山口百恵に似ていると評判
ξ゚◎゚)ξ津出レイ(クソゴリラ)
ドクオに監禁されギャグボールを付けさせられている金髪美少女であり、ドクオのペット
(’e’) 先生
クーが孔子の言葉を思い出すときに出てきた人物
(-@∀@) アサピー
ドクオの友達
从'ー'从 ナベちゃん
アサピーの友達
( ゚д゚ ) ミルナ
クーのおばあちゃん。ファブリーズで消された
__:.∫._
\@@@∫/
∴∫__∫,.∫
∫∫∫∫∫∫∫
ハムエッグサンド
ドクオが持ってきた食料。クーの家のドアに備え付けられているポストへ入れたため、こぼれた。幽霊だから触れないラーメン
-
川 ゚ -゚)「すまない、クーちゃん」
川 ゚ -゚)「これじゃ、食べられないよな」
川 ゚ -゚) 「そうさ、オイラは実在しない存在」
川 ゚ -゚)「ラーメンの姿をした幽霊なのさ」
川 ゚ -゚)「なのさ」
川 ゚ -゚)なのさ
グチャァァァア
__:.∫._
\@@@∫/
∴∫__∫,.∫
∫∫∫∫∫∫∫
ポタ...ポタ....
-
川 ゚ -゚)「……」
川 ゚ -゚)「アテレコをしても、現状は変わらないな」
川 ゚ -゚)「しかし、汚い。どうやって処理しよう」
川 ゚ -゚)「なにか……幽霊を消す道具があればいいんだが」
川 ゚ -゚)
川 ゚ -゚)「そんなものあるわけないし、ま、いっか」
-
川 ゚ -゚)「ていうか、もう正直、ラーメンさえ食べられればゲームとかどうでもいい」
川 ゚ -゚)「世界だって滅びてもいい」
川 ゚ -゚)「それくらい、ラーメンが食べたくなってきた」
川 ゚ -゚)「はぁ……こう、あれか。恋ってしたことないけど、こういう気持ちなのか」
-
川 ゚ -゚)「目の前にいるのに、触れることが出来ない」
川 ゚ -゚)「ああ、愛しの君。私がどれだけあなたのことを想っているか知ってる?」
川 ゚ -゚)「ねぇ、答えてよ。ねぇってば!」
グチャァァァア
__:.∫._
\@@@∫/
∴∫__∫,.∫
∫∫∫∫∫∫∫
ポタ...ポタ....
川 ゚ -゚)
川 ゚ -゚)「わかった。私、脱ぐ」
-
川 ゚ -゚)ヌギヌギ
川 ゚ -゚)「まだ……恥ずかしいから、下着はつけさせてね」
川 ゚ -゚)←半裸
川 ゚ -゚)「──これが、私の気持ち」
\川 ゚ -゚)/「さぁ!!はじめましょう!!中国四千年の歴史を!!」
-
ガチャ
('A`)「あ、クーさん」
\川 ゚ -゚)/
('A`)
\川 ゚ -゚)/「てぃ、ティンダロス」
('A`)「何、してるんですか」
\川 ゚ -゚)/「こ、コロンビアの練習」
-
('A`)ゴソゴソ「ラーメン食べました?」
川 ゚ -゚)「いや、食べられない」
スッ( 'A`)⊃【◎】←富士フィルム X10「なんでですか?しょうゆのほうがよかったですか?」
川 ゚ -゚)「そうじゃないんだ」
( 'A`)⊃パシャパシャ【◎】「そうですか、ところで」
パシャパシャ川 ゚ -゚)
-
( 'A`)⊃【◎】「なんかファブリーズの匂いがしますね」
川 ゚ -゚)「ああ、さっき除霊したからな」
( 'A`)⊃【◎】パシャパシャ「除霊ですか。外国人や、ゴリラのほかに幽霊まで来るんですね。こわい」
川 ゚ -゚)「で、なんのようだ?」
( 'A`)⊃【◎】
-
( 'A`)
( 'A`)ゴソゴソ
( 'A`)⊃♀←ソニー ハンディカム HDR-PJ540
( 'A`)⊃♀ジーーー「いや、ちゃんと食べられたかなって心配になって」
-
川#゚ -゚)「なんだと。人を頭がおかしいみたいに言うな」
( 'A`)⊃♀ジーーー「ごめんなさい、そういう意味じゃなくて、味は大丈夫だったかなと」
川 ゚ ー゚)「なんだ、そういうことか。食べてないけどうまそうだったぞ」
( 'A`)⊃♀ジーーー「そうですか、それはよかった」
川 ゚ー゚)「ふっ、お前は見かけによらず良い奴だな」
( 'A`)⊃♀ジーーー「そんな、困っている時はお互い様ですよ」
-
川 ゚ -゚)「そう、だな…………」
( 'A`)⊃♀ジーーー「……どうしたんですか?」
川 ゚ -゚)「……いや、なにか……とても重要なことに気づきそうなんだ」
( 'A`)⊃♀ジーーー「へぇ、でも気づかないでもいいんじゃないですか?」
川 ゚ -゚)「む、そうか?」
( '∀`)⊃♀ジーーー「ありのままでいいんですよ、ありのままで」
川:゚ -゚)「むむむ──」
-
|
\ _ /
_ (m) _
目 ピコーン
/ `′ \
川 ゚ -゚)
ノ( )ヽ
< >
川:゚ -゚)「そうだ!!私――」
(:'A`)⊃"♀ジーーー「チッ!」
-
川 ゚ -゚)「学校にいかなくちゃ」
( 'A`)⊃♀ジーーー
川 ゚ -゚)
( 'A`)⊃♀ジーーー「脅かさないでください、ブレちゃったじゃないですか。学校ですか。大学生なんですか」
川 ゚ -゚)「いや、高校二年生だ」
-
( 'A`)⊃♀ジーーー「高二ですか、それは高く売れる」
( 'A`)⊃♀ジーーー「でも、一人暮らしなんですね」
川 ゚ -゚)「パパとママは死んだ」
( 'A`)⊃♀ジーーー「チャァンス」
川 ゚ -゚)「ん?」
( 'A`)⊃♀ジーーー「いえ、心中お察しします」
-
(゚- ゚ 川 「おっと、こうしちゃ居られない。準備してくる」
( 'A`)⊃♀ジーーー「残念ですが、仕方ありませんね。また」
川 ゚ー゚)「おう!またな」
( 'A`)⊃♀ジーーー
バタン
-
川 ゚ -゚)「やれやれ、すっかり忘れていた。危うく遅刻するところだった」
川 ゚ -゚)「ねーちゃんはもう着いてるかな、とりあえず着替えを……」
川 ゚ -゚) [(゚- ゚ 川]←姿見
川 ゚ -゚)「……」
川:゚ -゚)「……あ」
川 //-/)「………私としたことが、恥ずかしい」
川*゚ -゚)「靴下裏返しに履いてた」
続いたらいいな
-
乙!
面白い
今一番楽しみにしている現行
そしてドクオがどこまでゲスなのか先が気になる
-
乙
応援してる
-
コンビニエンスストア
サーセンファミリーソンK
( ^^ω)「いらっしゃいませー!」
( ^^ω)(俺の名はマルタニスムは瀬川。あだ名はスピードスターか、マルちゃん)
( ^^ω)「はい、ありがとうございましたー!」
( ^^ω)(私立葛秤(クズバカリ)高校の2年A組)
( ^^ω)(学費を稼ぐために早朝アルバイトをしてる)
-
( l v l)「マルちゃん、今日もレジ早いね。さすがスピードスター」
( ^^ω)(この人は早朝の時間帯の相方)
( ^^ω)(年齢37歳。不景気でリストラに遭い、奥さんと子供さんに逃げられた苦労人)
( ^^ω)(名前は忘れた)
-
( l v l)「あ、俺、駐車場掃除してくるわ。レジちょっと頼むね」
( ^^ω)「はい」
( ^^ω)「いらっしゃいませー!」
( ^^ω)(この時間帯のお客さんは、だいたい、サラリーマンや土方の兄ちゃん、あと……)
デサー
マジウケルンダケド ヤバクナーイ
( ^^ω)(俺の通う学校が近いから、高校生もたくさん来る)
-
(:*゚ー゚)チョット マッテヨ
(*゚∀゚)ガンバレヨ シィチャン
( ^^ω)(で、まぁ、同い年だけどアルバイトしてると何かと大人っぽく見えるわけで……)
(*゚ー゚)ドキドキ
( ^^ω)「いらっしゃいませ。温めますか?」
(*゚ー゚)「あ、いいです。えっと……」
(*>ー<)⊃[連絡先]「これ、私の連絡先なんですけど、受け取ってください!!」
-
( ^^ω)(と、こういう風に連絡先とか貰うこともあるわけだ)
( ^^ω)⊃「あ、ありがと。えっと……」
(*゚ー゚)「しぃって言います!は瀬川先輩!」
( ^^ω)「そっか。また連絡するね、はい、250円のお返しです」
( ^^ω)⊃ギュ⊂(゚ー゚*)
-
(:;"*゚ρ゚")「きゃ、キャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア、ありがとうございますぅ!!」
≡≡(*゚ρ゚)カナッシミノルフッラーン!!
≡(*゚∀゚)チョット シィチャン マッテヨ!
( ^^ω)「ありがとうございましたー」
( ^^ω)(やれやれ。やれやれ、やれやれ)
-
( l v l)「マルちゃん、さっきJKが走ってったけど友達?」
( ^^ω)「いえ、違うっす。あ、フフフンさん」
( l v l)「え」
( ^^ω)「え」
( l v l)「えっと、マルちゃん。俺らコンビ組んでもう半年だよね」
( ^^ω)「はい。いつも助けられてます」
-
( l v l)「うん。でさ、その聞きにくいんだけど」
( l v l)「俺の名前──」
( ^^ω)「いらっしゃいませー!」
(l v l )「あ、らっしゃいませー」
( l v l)「で、俺の」
( ^^ω)「あ、ふにゅにゅんさん」
-
( l v l)「……なに」
( ^^ω)⊃[連絡先]「これ、捨てといてもらっていいすか。ゴミなんで」
( l v l)⊃「わかったよ」
( ^^ω)(だいたい、だ。こうやって接客業をやってわかったことがあるんだけど)
( ^^ω)(学生がうっとおしい。金出すのもたつくし、ちゃんと喋らないし)
-
( ^^ω)(そりゃ、ちゃんとしてるのもいるし、同族嫌悪ってやつか知らないけどさ)
( ^^ω)(お前ら、のほほんとしすぎなんだよ。こちとら、学校行くのに金稼がないといけないのにさ)
( ^^ω)(そんな奴の連絡先なんて、貰っても嬉しくないっつーの)
( ^^ω)「はぁ……あ、いらっしゃいま」
キラキラ+川 ゚ -゚)+キラキラ
(* ^^ω)(く、クーさん!)
-
( ^^ω)(彼女は素直クーさん。同じ2年A組で、生徒会に務めてる。しかも自分で金を稼いで一人暮らししてる)
( ^^ω)(そして……俺の憧れ……いや、マジ恋の人)
( ^^ω)(いつも学校じゃ話さないし、レジでしか会話はないけど、もう、それだけでも満足)
( ^^ω)(あんまり好きだから、ちょっと会計するとき焦っちゃうけど……今日も来てくれて嬉しいな)
-
≡川 ゚ -゚)⊃†
( ^^ω)(おっと、レジにいかないと)
( ^^ω)「い、いらっしゃいませ。こちら温めますか?」
川 ゚ -゚)「ん、君はうまい棒を温めるタイプの人間か」
( ^^ω)「え……あっ!?」
(: ^^ω)(しまった、うまい棒だった……!!パンに見えたからつい)
( ^^ω)(あ、謝らないと!)
-
( ^^ω)「す、すみませんでした!!俺の、不注意で──」
川 ゚ -゚)「いや、構わない。うまい棒……」
川 ゚ ー゚)「温めてみようか、そのレンジで」
( ^^ω)「えっ……」
-
川 ゚ -゚)「なぁに、完璧にしようとして、ふとしたケアレスミスなど誰にでもあることだ」
川 ゚ -゚)「私も、つい先ほどまで制作業務を行っていたのだが、なかなかうまくいかなくてね」
川 ゚ー゚)「いつもありがとうな、マルタニスム。君の素早い仕事は見ていて気持ちがいい」
( ^^ω)「く、クーさん……」
-
川 ゚ -゚)「さ、温めてくれ、うまい棒を」
( ^^ω)「はい……!!」
( ^^ω)⊃ガチャ[ ]
( ^^ω)⊃スッ[†]
( ^^ω)バタン[■]
( ^^ω)ブーーーーン[■]
( ^^ω)バゴォオオオオオン[■]
( ^^ω)チーン![■]
( ^^ω)⊃ガチャ[†]
( ^^ω)⊃†アツ
-
( ^^ω)⊃「どうぞ、10円です。お箸付けときますね」
川 ゚ -゚)⊃「うむ」
川 ゚ -゚)⊃†アツ
川 ゚ -゚)「ありがとう、マルタニスム。また学校で会おう」
( ^^ω)「は、はいっ!ありがとうございました!」
-
≡川 ゚ -゚)⊃†ソーレコーソーガノーブルフランム
(* ^^ω)(行ってしまった……なんて……広い心の持ち主なんだろう、クーさん。マジかわいい、マジ惚れる)
( ^^ω)ムラムラ(……)
( l v l)「あ、電子レンジがすごいことになってる!マルちゃん、どうしたの!?」
( ^^ω)「ロンリーウルフさん。俺、トイレ掃除行ってきます」
-
( l v l)「え、ああ。うん」←ロンリーウルフをかっこいいと思ったため頷く
≡( ^^ω)
( l v l)「……うぁ、なに温めたらこうなるんだろ。思いっきり破裂してるじゃん」
( l v l)「はぁ……とりあえず拭こう」
(0゚^^ω)テカテカ「アクセラレーターさん、お待たせしました」
(l v l )「え、もう終わったの?」
(0゚^^ω)テカテカ「はいっ!すっきりしましたよ」
-
( l v l)「さすがスピードスターだね、ところで俺の名前は」
(0゚^^ω)テカテカ「いらっしゃいませー!」
( l v l)
(0゚^^ω)テカテカ(さぁ、今日も元気にいくぞぉ!!)
続いたらいいな
-
バゴォオオオオオオンwwwwwwwwww
-
≡川 ゚†゚)シュコー シュコー
≡川 ゚†゚)(遅刻遅刻〜!)
私の名前は素直クー。
私立葛秤高校2年A組で、生徒会副会長を務めている。
親が死んだから自分で生計をたてて一人暮らし。
-
≡川 ゚†゚)シュコー シュコー
いつもは始業開始30分前には着席しているのだが……朝方にダウンロードした制作ツールをいじっていたら、新しく引っ越してきた人とすっかり話し込んでしまった。
朝ごはんも食べていない。
出かける前に、ティンダロスから貰ったほぐし水を沸かして、半分飲んだから大丈夫だとは思うが……
-
≡川 ゚†゚)シュコー シュコー
うまい棒を口に咥えて走る。コナゴナで熱いが、なんとか咥える。
≡川 ゚†゚)シュコー シュコー
まずいぞ、口元が湿ってきた。あと、なんかうんこしたくなってきた。そういえばトイレにも行ってなかったな。
川 ゚†゚)(でも、間に合う!トイレだって余裕さ!)
-
このペースで行けばなんとか間に合う。
あとは、そこの曲がり角を──
≡川 ゚( )≡ゴッチーーーン!!
川 ゚д゚)ブハァッ!〃†
やった、口元が湿らなくった。
あーでも、今のでうんこしたいレベルが急上昇した。
エマージェンシー、P4レベルだ。
( )「だ、大丈夫ですか!?」
-
支援
-
川#゚ -゚)「きき、貴様ッ……!!刺客か──」
キラキラ
( ・∀・)「怪我は、ありませんか?」
キラキラ
川 ゚ -゚)ハッ
川*゚ -゚)(うんこが引っ込んだ……なんだ、このトキメキは……!?)
-
川*゚ -゚)(まるで、初期構想のティンダロス伊差坂じゃないか)
( ・∀・)「あれ、その制服……って、それより大丈夫?ごめん、ちゃんと前を見てなくて」
川 ゚ -゚)「い、いや。気にするな。あ……」
∴:.,∴
うまい棒が……
うまい棒が歩道から公道へ吹っ飛んでしまった。
-
せめて祈ろう、安らかに眠れるように。瀬戸内寂聴のように、祈ろう。
( ・∀・)「あれは……うまい棒?」
川 ゚ -゚)「ほう、目がいいんだな」
( ・∀・)「ああ。両目ともに2.0だよ」
川 ゚ -゚)「そうか……」
-
仕方あるまい。うまい棒は犠牲になったのだ。祈りも済んだし、いくか。
帰ってきたらこの貰った箸に名前を書いて墓をつくって丁重に弔ってやる。
( ・∀・)「……」
≡( ・∀・)ダッ
川;゚ -゚)「あ、おい!何するつもりだ!?」
-
( ・∀・)⊃「なにって、落し物を拾ってるのさ」
なんと、奴は公道に出てコナゴナになったうまい棒をかき集めているじゃないか。馬鹿か。
( ・∀・)⊃「僕のせいっていうのもあるけど……」
( ‐∀・)⊃「食べ物を、粗末にしちゃいけないだろ?」
川*゚ -゚)ドキッ
-
川*゚ -゚)(なんなんだ……この胸のトキメキは……あいつを見てると、あいつの声を聞くと……ドキドキする)
川 ゚ -゚)(不整脈か)
( ・∀・)
⊃∴,:..⊂「よしっ、集まった」
-
__ _________・
r・|・|――┐ ・r―― ヽ・ ・
L.!・!_ _ Li__ \・
・ ・ ・._|・|( ゚∀゚)・||____ ・ \_ ・ ・(~ヽ ..・.・
(_|・|/ /つ⌒ヽ ・i \) ・/⌒ヾ・.\\_ :・:∵:・
\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄"'''・-・..,, 人 /⌒ヾ /・\\ ̄ヽ∴: ゲハァッ・
_ \_/⌒ヽ________/⌒ヽ ・て / ノテ-ヽ( Д )二二つ ・
・ヽ ・_ノ・r―――─―――┐ _ノ ドカッ/・/ /  ̄ ・
・ | ____|・三三三三三三三.|__l__ ・/ / | |・
|・._|--[_______________] / __) ノ )・
ノ.| | ===========[___]=======' ・ー' ・し'・
ヽ_ノ_ノ ヽ__ノ_ノ・
-
‖ |||‖|‖
‖|‖‖‖ |
∩
__n|`<⌒つ
/・ ヽ Y
)l・‖∩ / そ
Σ \___/ (
⌒ヽ/V⌒v⌒
ビダァァァン!!!!
-
川;゚ -゚)「……」
やばい、今のは本気でびっくりした。びっくりしてまたお腹が痛くなってきた。第二波が襲い掛かってきた。
(メメ・∀・メ)スクッ
(メメ・∀・メ)⊃∴ドロドロ「ご……ごめん、これだけしか、集まらなかった」
川 ゚ -゚)「……」
川 ゚ ー゚)フッ
-
血に塗られたうまい棒。
それを差し出す笑顔の男。
綺麗な指にはめられた、小ぶりで、でも似合ってる指輪も、真赤に染まって……
──それが、私とこいつの
川 ゚ ー゚)⊃∴⊂(メ・∀・メメ)
──初めての出会いだった。
-
(メメ・∀・メ)「ところで、何か急いでたんじゃないの?」
川 ゚ -゚)「あっ!!そうだった!うんこしないと!!」
(:メメ・∀・メ)「うんこ!?」
突然の出来事に目的を忘れていた。できるだけ早く着いてトイレにいかなければ。
やばい、P5レベルだ。叫びたくなるほどに腹が痛い。
落ち着け、瀬戸内寂聴を思い浮かべるんだ。
-
ほぉら、おだやかな気持ちになる。
(メメ・∀・メ)「ま、待って!君の名前は!?」
川 ゚ -゚)「瀬戸内寂聴瀬戸内寂聴瀬戸内寂聴……」
(メメ・∀・メ)「えっ」
(゚- ゚ 川「すまない、私はいかなければいけない。さらばだ」
セトウチジャクチョウ セトウチジャクチョウ(゚- ゚ 川≡
-
(メメ・∀・メ)「……」
(メメ・∀・メ)「瀬戸内寂聴さん、か」
-
〜〜〜
ガヤガヤ
ガヤガヤ
川 ゚ -゚)(なんとか間にあった。もちろん、トイレも済ませた)
川 ゚ー゚)(万全だ。今日も頑張ろう)
ガララララ
(´・ω・`)「おーい、席につけー。ホームルームはじめるぞー」
-
(´・ω・`)「日直、号令!」
(*‘ω‘ *)「ちんぽっぽ!」
ガタガタ
(*‘ω‘ *)「ちんぽっぽ!」
「「「おはようございます!」」」
(*‘ω‘ *)「ちんぽっぽ!」
ガタガタ
-
(´^ω^`)「はい、みんなおはよう!今日も先生、みんな全裸になればいいと思ってるぞ!」
(´・ω・`)「男子は筋肉質!」
(´・ω・`)「女子は豊満!」
(´・ω・`)「健康にすごせよ!」
(´・ω・`)「さて、早速だが今日は転入生を紹介する!」
ザワザワ
ザワザワ
(´・ω・`)「入りたまえ!」
-
ガラララ
(メメ・∀・メ)「はじめまして、隣町から来ました雨宮モララーっていいます。モララーって呼んで下さい」
ザワザワ
カッコイイ! ソウカ? チマミレジャン ヌーゲ ヌーゲ
ザワザワ
ガタン!!
川 ゚ -゚)「お、お前は……さっきの!」
-
(メメ・∀・メ)「あ、瀬戸内寂聴さん。やっぱりここの生徒だったんだ」
(´・ω・`)「おっ、雨宮は素直と知り合いか。ならちょうどいい、隣の席な」
川 ゚ -゚)「……」
(メメ^∀^メ)「よろしくね」
川 ゚ -゚)「さっきはすまなかったな。私は素直クー。クーと呼んでくれ。よろしく」
(メメ・∀・メ)「瀬戸内寂聴素直クーさんか、わかった、僕はモララーって呼んでね」
川 ゚ ー゚)フフ
(メメ・∀・メ)「?」
川*゚ ー゚)「いや、なんでもない」
-
〜〜〜
从´ヮ`从ト「次の時間、ショボン先生の授業だよ」
イ从゚ ー゚ノi、「ほんと?いやだねー」
从´ヮ`从ト「うん。ホント、最悪。私先週ノートとってたら後ろから胸を思いっきり揉まれながらうなじ舐められたよ」
从´ヮ`从ト「すっごい笑顔だった」
-
イ从゚ ー゚ノi、「あー、私もテスト中に机の下にもぐりこまれてスカートに顔つっこまれながら深呼吸された」
从´ヮ`从ト「マジで?」
イ从゚ ー゚ノi、「一時間しんどかったよ、でも笑顔じゃなかった。なんか苦悶を感じてた。満足そうだったけど」
从´ヮ`从ト「はぁ、憂鬱だなぁ」イ从゚ ー゚ノi、
-
从´ヮ`从ト ハッ! イ从゚ -゚ノi、
从´ヮ`从ト≡ササッ≡イ从゚ -゚ノi、
ゴゴゴ川 ゚ 々゚)ゴゴゴゴ
从:´ヮ`从トヒソヒソ(クルゥさんだ……伝説のギコ番長を殺したクルゥさんだ)
イ从:゚ -゚ノi、ヒソヒソ(副会長のクーちゃんのお姉さんだよね……妹はあんなにいい娘なのに……いこ、いこっ!)
タッタッタ
川 ゚ 々゚)(……)
-
───
二年前
(゜3゜)「ギコさん、今日のパー券の売り上げっす」
(,,゚Д゚)「足りねぇな、おい」
<_プー゚)フ「へい」
(,,゚Д゚)「こいつシメろ」
(゜3゜)「えっ……そんな、俺ちゃんとや」
<_プー゚)フ≡⊃ボコボコ(゜3゜)ギャアア
-
(,,゚Д゚)「けっ、たったの2000万かよ、しけてやがる。おい」
<_プー゚)フ「へい」
(,,゚Д゚)「なんか面白いことねぇのかよ」
<_プー゚)フ「そういえば1年B組のハロー先生が、学校の花壇でケシの花を育ててるって話が」
(,,゚Д゚)「おう、クスリか。案内しろ」
<_プー゚)フ「へい」
-
〜〜〜
ハハ ロ -ロ)ハ「オー、マイドリーム!デリシャス!」
川 ゚ 々゚)「先生。お花にお水をあげました」←素直クルゥ 当時高校一年生
ハハ ロ -ロ)ハ「ヘィ、ユー、ビッグマネー!オーケー?」
川 ゚ 々゚)「はぁ……でも、花っていいですね」
川 ^ 々^)「心が洗われます」
-
ハハ ロ -ロ)ハ「ハナはーイノチのセンターク。でもー、このハナはー」
ハハ ロ∀ロ)ハ「ビィッグ、マネーーー!!」
ハハ ロ -ロ)ハ「オーケー?」
-
川*゚ 々゚)「ええ、いっぱい咲くように精一杯お世話しますね」
(,,゚Д゚)「おう、邪魔すんぞ」<_プー゚)フ
ハハ:ロ -ロ)ハ「フワッツ!?」
川:゚ 々゚)(あ、恐い先輩方だ……)
-
(,,゚Д゚)「先公よぉ、ここでイイコトしてるって聞いたんだが?」
ハハ ロ -ロ)ハ「フワッツ、ドゥ、ユー、ミーン?どういうイミですか?」
(,,゚Д゚)σ「そこにある花……麻薬だろ」
ハハ ロ -ロ)ハ「!!」
-
川 ゚ 々゚)「そ、そんなウソをつかないでください!」
川 ゚ 々゚)「見てくださいよ、この真赤に咲くきれいなお花!これが麻薬だなんて……」
<_プー゚)フ⊃「ギコさん、こいつはハカマオニゲシですぜ」
(,,゚Д゚)「なんだそりゃ」
-
<_プー゚)フ「へい。多年生の草本で、草丈は60〜100センチメートル。全体に白色の剛毛がありやす」
<_プー゚)フ「葉っぱは濃い緑で、初夏に深紅色の花を茎頂に一つ付けやす」
<_プー゚)フ「花は大きくて10センチ、花びらは4〜6枚程度で深紅色で基部に黒紫色の斑点がありやす」
<_プー゚)フ「オニゲシと混合されがちだが、間違いねぇ、こいつはハカマオニゲシだ」
(,,゚Д゚)「そうか。でかした」
-
川 ゚ 々゚)「ウソよ……そんな……」
<_プー゚)フ「どうしやす?」
(,,゚Д゚)「んなもん、奪うに決まってんだろ」
<_プー゚)フ「へ、さすがギコさんだ」
ハハ ロ -ロ)ハ「ノー!!ノー!!私のビッグマネー!!」
(,,゚Д゚)≡⊃「うるせぇ!」
バゴォ
川:゚ 々゚)「先生!!」
-
(,,゚Д゚)「さて……こいつはあとで娼館に売るとして」
(,,゚Д゚)「そこをどけ、一年」
川 ゚ 々゚)「……」
(,,゚Д゚)「それとも……お前も売ってやろうか?」
川 ゚ 々゚)「守る……」
(,,゚Д゚)「ああん?」
川 ゚ 々゚)「私は、先生の花壇を守る!そんなでたらめにはのりません!!」
(,,`Д')「上等だ。女だからって手加減しねぇぞ!!」
-
川 ゚ 々゚)⊃‖←園芸ハサミ
川 ゚ 々゚)⊃=グサッ(゚Д゚,,)
(,, Д )「う、うう」
バタッ
≡<_プд゚)フ「ギコさん!!」
-
ハハ ロ -ロ)ハ 「ビィッグ、マネーーー!!」
不覚にもワロい転げた
-
川 ゚ 々゚)⊃=グサッ<_プд゚)フ
<_ д )フ「う、うう」
バタッ
川 ゚ 々゚)「はぁ……はぁ……」
-
川 ゚ 々゚)(ゆ、夢だ。これは、夢。そう、私は夢。ゆめゆめゆめ)
≡≡≡川 ゚ 々゚)「あああああああーーーー!!!」
ハハ ロ -ロ)ハ ……ン ムゥ
ハハ ロ -ロ)ハ「アレ、なにがオコッタノデスカ?アウトローは?」
ハハ ロ -ロ)ハ チラッ
-
ハハ ロ -ロ)ハ⊃‖「オーちょうどいいところにウェポンが!」
ハハ ロ ーロ)ハ「しかもエネミーはダウンしている!」
ハハ ロ -ロ)ハ⊃=ザクッザクッ
ハハ ロ∀ロ)ハ「死ね!私のビッグマネーを奪う奴は死ね!!」
-
(‘_L’)「おい、なにやってるんだ!」
ハハ ロдロ)ハ「オーマイゴッド!」
-
───
川 ゚ 々゚)(そう、あれは夢。警察も犯人はハロー先生だったっていってるし)
川 ゚ 々゚)(ただの夢なのに、なんで)
ササッ
ササッ
川 ゚ 々゚)(みんな話を聞いてくれないんだろう)
-
川 ゚ -゚)「でな、ティンダロスって奴がさぁ」
( ・∀・)「うんうん」←保健室で治療した
川*゚ 々゚)「あ、クーちゃん……」
-
川 ゚ 々゚)(ダメ、隣に友達がいる。私が一緒だと……嫌われちゃう)
( ・∀・)「どうも、こんにちは」
川:゚ 々゚)(えっ……避けない?)
川 ゚ -゚)「お、ねーちゃん。ちょうどいいや、紹介するよ」
川 ゚ ー゚)「今日転入してきたモララーだ。今は学校の案内をしている」
-
( ・∀・)「よろしくお願いします。ねーちゃんっていうことは」
川 ゚ -゚)「そうだ。私の自慢の姉だ。なんてったって、あの伝説──」
川:゚ 々゚)「ストップ!!クーちゃん、それ以上だめ!!」
川 ゚ -゚)「え、なんで」
川 ゚ 々゚)「ダメなものはダメ!」
-
川 ゚ー゚)「しょうがない、ねーちゃんの頼みなら聞くよ」
川 ゚ 々゚)ホッ
( ・∀・)「なんですか?」
川 ゚ 々゚)「あ、ううん。なんでもないの。ごめんね。えっと、モララー君」
( ・∀・)「はい。雨宮モララーって言います」
川 ゚ 々゚)「私は素直クルゥ。クルゥって呼んでね」
( ・∀・)「はい、クルゥ先輩!」
-
川*^ 々^)(せ、先輩……そうやって呼ばれるのも何年ぶりだろう)
川 ゚ 々゚)(普段は面と向かってはおろか、影でも殺人鬼とかしか呼ばれてないから……)
( ・∀・)「クルゥ先輩は、クーさんと一緒に住んでないんですか?一人暮らしだと聞きましたが」
川 ゚ -゚)「ねーちゃんは私のじいちゃんの家に住んでるんだ。いろいろあってな」
川 ゚ 々゚)(具体的には村八分にあったんだけどね)
-
( ・∀・)「そうですか……でも、すごいですね。こうしてちゃんと学校に来てる」
( ・∀・)「最近の人はなにか嫌なことがあったら、引きこもっちゃうのに……偉いと思います」
川 ゚ 々゚)「……」
-
(: ・∀・)「あ、ごめんなさい!先輩なのに、偉そうに言っちゃって……」
川*゚ 々゚)「ううん!あ、ありがと……!そんなこと言われたの、初めてだから」
( ・∀・)エヘヘ
川 ゚ -゚)ムッ
川#゚ -゚)「早く行くぞモララー。またな、ねーちゃん」
(・∀・ )≡( ・∀・)「あ、待って待って。っと、さようなら、先輩」
川 ^ 々^)「う、うん。またね」
-
ほすANDあげ
-
川*゚ 々゚)(嬉しい……こうやって、接してくれる人が出来たなんて……)
川 ゚ 々゚)(今まで一年生にも怖がられてたから……すっごく嬉しい)
川 ゚ 々゚)(モララー君、か)
-
〜〜〜
≡川#゚ -゚)ツカツカ
(: ・∀・)「ちょ、クーさん。速いよ」
川 ゚ -゚)「ふん。お前が遅いんだ。おそおそノロノロ丸め」
( ・∀・)「ま、待ってよー!」
川 ゚ -゚)フン
川 ゚ -゚)←姉の伝説を広め続ける張本人
-
〜〜〜
放課後
(´・ω・`)「はい、みんなお疲れ様!」
(´・ω・`)「気をつけて帰るんだぞ、最近は変質者とかも多いからな!」
(´・ω・`)「こないだも金髪美少女が誘拐されたって噂を、先生小耳にしたんだ!」
(´・ω・`)「お前らが捕まったら、先生すぐに駆けつけるからな!」
(´^ω^`)「そして、犯人と一緒に楽しむんだ!!グヘッ、グヘッヘヘッヘ!!!」
-
(´・ω・`)「さ、日直、号令!」
(*‘ω‘ *)「ちんぽっぽ!」
ガタガタ
(*‘ω‘ *)「ちんぽっぽ!」
「「「さようなら!」」」
アー オワッタ オワッタ!
コノアト カラオケ イカネ?
-
川 ゚ -゚)「ふぅ、今日は生徒会の仕事もないし、帰ってゲーム作りをしよう」
( ・∀・)「クーさん、今日はありがとう」
川*゚ -゚)ドキッ「お、おう。気にするな。お前もすぐに帰るのか?」
( ・∀・)「うん。家族が待ってるからね」
川 ゚ -゚)「そうか……」
-
川 ゚ -゚)「あの、さ」
( ・∀・)「なんだい?」
川 //-/)「い、一緒に、帰らないか?」
( ・∀・)「えっ……」
-
川*゚ -゚)「ほほほら、曲がり角でぶつかったってことは、家近いんだろ?だったら」
(* ・∀・)「ホント?やった、じゃあもう少しクーさんと話ができるね」
川*゚ -゚)ドキドキ
川*゚ -゚)「よよよよし、帰ろう」
-
〜〜〜
曲がり角
川 ゚ -゚)「でな、オードリーってのが来てさ」
( ・∀・)「ハハハ、面白いなぁ」
川 ゚ -゚)「ところで、お前の家ってどこなんだ?」
( ・∀・)σ「ん?こっちだけど」
川 ゚ ー゚)「奇遇だな、私もこっちなんだ」
-
テクテク 川 ゚ -゚)(……)
テクテク ( ・∀・)(……)
川 ゚ -゚)(一緒のマンションだった!!!)(・∀・ )
川 ゚ -゚)「……」
( ・∀・)「……」
-
川 ゚ -゚)「よ、良かったら、上がってかないか?」
( ・∀・)「えっ、でも」
川 ゚ -゚)「まだわからないこととか、あるだろ。水くらいなら出せる」
( ・∀・)「……いいの?」
川*゚ -゚)「い、いいよ」
川* - )ドキドキ
(* ・∀・)ドキドキ
-
〜〜〜
ガチャ
川 ゚ -゚)「ただいまー」
(: ・∀・)「お、お邪魔しまーす……って、なにこれ!?」
グチャァァァア
__:.∫._
\@@@∫/
∴∫__∫,.∫
∫∫∫∫∫∫∫
ポタ...ポタ....
川 ゚ -゚)「ああ。幽霊だよ」
-
(: ・∀・)「ゆ、幽霊!?どう見てもラーメンだよね!?」
川 ゚ -゚)「いやいや、幽霊なんだって、これが。名前はハムサンドエッグ」
( ・∀・)「それにしたってグチャグチャすぎないかい?」
川 ゚ -゚)「さっき話してたオードリーが作ったラーメンを、ティンダロスの奴がポストに押し込んだんだ」
( ・∀・)「むちゃくちゃするなぁ」
川 ゚ -゚)「全くだ。親の顔が見てみたい」
-
( ・∀・)「でも、片付けないの?汚いよ」
川 ゚ -゚)「無理なんだ。すり抜ける。幽霊だから」
( ・∀・)「ハハハ、そんな馬鹿な」
川 ゚ -゚)「触ってみ」
( ・∀・)「う、い、いいよ。なんかこわいし」
-
川 ゚ ー゚)⊃「いいから、触ってみろって」
(: ・∀・)⊃「いいって!」
川 ゚ -゚)⊃──あ──⊂(・∀・ )
川 ゚ -゚)⊃⊂(・∀・ )
川 - )( ∀ )
-
その後のことは、覚えていないし、覚えておくつもりもない。
-
幽霊wwwww
-
クーサン!
クーサン!
二度目に触れた手のひらは冷たくて、初めて抱き合った体は暖かくて。
-
モララー!
モララー!
玄関のカギを閉める前に、せっかくだから、ほぐし水を沸かして振舞う前に。
蒸し暑い部屋で、堅い床の上で。
-
――……スキニ ナッチャッタ
私達は、お互いのことを知り合った。
-
ガチャ
(:'A`)「クーさん、大変だ!!クソゴリラが痙攣してる!!」
-
川* ゚ -) ∀・*)
('A`)
('A`)「……」
('A`)「と……」
('A`)「トーチャン……」
川* ゚ -) ∀・*)「ドクオ……」
プロローグ 〜恐怖と愛憎・怒涛の伏線回収〜
おわり
次回 制作の神編(予定)
続いたらいいな
-
見てくれたみんな、センキュッ!
-
おつおつ
-
乙
-
トーチャンかよっ
-
だんだん面白くなってきてるじゃねぇか
父ちゃんはいくつなんだよ?
-
川 ゚ -゚)
( ヘヘ 「……」
( ・∀・)
( ヘヘ「……」
J( 'ー`)し
( ヘヘ「……」←呼ばれてきた
(((ξ゚◎゚)ξ)))ブルルルルルルル ←連れてきた
-
('A`)「で、どういうことなんですか……えっと」
J( 'ー`)し「ドクオ、この子はチンコさんよ。名前を忘れるなんて失礼だわ」
( ・∀・)「ハハハ、何言ってるんだ母さん。この人は瀬戸内寂聴素直クーさんだよ。母さんこそ失礼じゃないか」
(((ξ゚◎゚)ξ)))ブルルルルルル
-
川 ゚ -゚)「……」
('A`)「クーさん、どういうことですか」
川 ゚ -゚)「……」
('A`)「出会ってその日に合体って、きょうびロボット物でもありませんよ」
川 ゚ -゚)「……すまん、一つだけ、いいか」
('A`)「──いいでしょう。弁解の余地を与えます」
-
川 ゚ -゚)「立ち位置、逆じゃね?」
(((ξ゚◎゚)ξ)))ブルルルル ブルッ
-
〜〜〜
('A`)
( ヘヘ 「……」
( ・∀・)
( ヘヘ「……」
J( 'ー`)し
( ヘヘ「……」
川#゚ -゚)「さて、どういうことか説明してもらおうか」
-
川 ゚ -゚)「モララー、お前はティンダロスの父親か」
( ・∀・)「……はい」
川 ゚ -゚)「オードリー、お前はティンダロスの母親だよな?」
J( 'ー`)し「ええ、そうよ」
川 ゚ -゚)「ティンダロス、お前は二人の息子だな?」
('A`)「いいえ、違います」
川#゚ -゚)「ややこしいぃ!!!!」
-
('∀`)「うそうそ、はいはいそーでーす」
川 ゚ -゚)「……そうか、ところで」
川 ゚ -゚)「お前らはいったい何歳なんだ?」
( ・∀・)「35です」
J( 'ー`)し「54よ」
('A`)「ぼくどくお、4しゃい」
川 ゚ -゚)
('A`)「はい、19です」
-
(((ξ゚"◎゚)ξ)))ブルッファーーーーー ブルッァーーーーーーーーーー!!!
( 'A`)「あ、クソゴリラは14だったかな」
J( 'ー`)し「何言ってるの、こないだ誕生日を迎えたじゃない」
('A`)「そっか、15だ」
-
川 ゚ -゚)「……どうして、35歳のナイスミドルが高校生に?」
('A`)「クーさん」
(A`)「人には事情がある。そう、どれだけ笑っていても、心の中では泣いている人も居る」
(´A)「悲しい過去を背負った人間って、さ」
('A`)「ほら、どうしてかな」
('∀`)「雨が──降ってるんだ」
( A )「きっと、晴れた空の色を口にすることは出来ない、運命(さだめ)を持った……ね」
-
川 ゚ -゚)「警察呼ぶぞ」
('A` )「トーチャン、正直に話すんだ」
J('ー` )し「あなた、今なら間に合う。話して」
(; ・∀・)「あ、ああ」
-
( ・∀・)「僕はもともと高校中退の身でね。どこから話そうか……」
( ・∀・)「じゃあ直近のことにしよう、僕がどうして私立葛秤高校に転入したのか──」
───
-
───
半年前
Bar バーババー
あれは、ある人物を探しに、港町のバーへ情報収集に行ったときのことだ。
( ・−・ )「いらっしゃいませ」
( ・∀・)「ミルクをくれ」
-
ハハ ロ∀ロ)ハ「ハハハッハァ!スクゥールボォーイには、ミルクが、お似合いダゼ!!」
HaHaHaHa!!!
( ・∀・)⊃Ц←ミルク「なんだと?」
ハハ ロ -ロ)ハ「アナタ、学生?」
( ・∀・)「いや、社会人だが……君は?」
ハハ ロ -ロ)ハ「ワタシはハロー。センジーツ、シャバに戻ってきたモトティーチャー」
-
( ・∀・)「シャバに戻ってきた……つまり、刑務所にいたのか」
ハハ ロ -ロ)ハ「イエス。ワタシ、無実の罪でツカマッテ、懲役くらった」
( ・∀・)「かわいそうに……冤罪だったのか」
ハハ ロ -ロ)ハ「検察官、ベリーストロング。ワタシ、犯人にサレタ」
( ・∀・)「……」
-
ハハ ロ -ロ)ハ「でも、脱走に成功シタ。今は、ココでケイカクを練ってる」
( ・∀・)「計画?」
ハハ ロ -ロ)ハ「イエス。ユーも入るか?」
( ・∀・)「悪いが、僕にはやらなきゃいけないことがある」
ハハ ロ -ロ)ハ「プロミス?約束でもあるのか?」
( ・∀・)⊃□「ある人物を探していてな、写真はこれだ」
ハハ ロ -ロ)ハ⊃「オー、ミッション!!どれどれ……」
-
ハハ ロ -ロ)ハ⊃□
ハハ;ロ -ロ)ハ「──ユー、いますぐにこの件から手をヒケ」
( ・∀・)「なに?」
-
ハハ ロ -ロ)ハ「アナタ、最終学歴は?」
( ・∀・)「高校中退だ」
ハハ ロ∀ロ)ハ「オーマイゴッド!ちゅうそーつ」
( ・∀・)「いや、高校中退だ」
ハハ ロ∀ロ)ハ「ちゅうそーーーーーつ!!」
( ・∀・)「高校中退」
ハハ*ロ∀ロ)ハ「ちゅうそぉおおおおおおおおおおおつ!!ハッハッハ!!」
(# ・∀・)ピキピキ
-
───QTEモード───
・QTEモードとは?
「QTE」とは「クイックタイムイベント(Quick TimeEvent)」の略でCGムービーなどの中に表示される指示に従ってコマンド入力をするシステムである。
例えばゲームの中でCGムービーが流れている最中「○△××」といったコマンドが指示される。
このコマンドを正しく入力することができるかどうかでムービーの流れが変わる場合や、ダメージを受けたり先制攻撃を行うことができる場合などがある。
QTEを英語で略さずに書くと「Quick Time Event」となる。
セ○が販売したゲーム「シ○ンムー」や「龍○ごとく」などがQTEが採用されている代表的なゲームとして挙げられる。
臨場感を出すという意味でゲーム会社が好んで使用する場合がある。
しかしユーザーによっては「イベントをただ見ているだけでなく参加している感覚が出て良い」という者もいれば「イベント中に入力するのは嫌だ」「つまらない」という者もおり、ユーザーによって評価が大きく異なるシステムである。
つまり、画面上に表示されるコマンドを素早く入力することによって、状況を打破できる画期的なシステムのこと。
-
───QTEモード───
( `∀´)「うぉおお!!俺は高校中退だ!中学は卒業してる!!」
テレッテテテ!!
A
ピンポーン
ビシャッ!!
ハハ;ロ -ロ)ハ「アウチッ!!」←ミルクまみれ
-
( ・∀・)「馬鹿にしやがって!!馬鹿にしやがって!!」
テレッテテテ!!
B
ピンポーン
バシッ!!
ハハ ロдロ)ハ「ノー!!ヘルプミー!!ソーリー、ワタシが悪かった!」
-
( ・∀・)「はぁはぁ……」
ハハ ロ -ロ)ハ「ユーは、ベリィーベリィーストロング。それならイケルカモシレナイ」
( ・∀・)「なに?」
ハハ ロ -ロ)ハ「ユーの探してるヤツは……学校にイル」
( ・∀・)「な、なんだと。どこの学校だ」
ハハ ロ -ロ)ハ「私立クズバカーリ高校」
-
( ・∀・)「くず……ばかり……高校」
ハハ ロ -ロ)ハ「イエス。そこにいけばノープログレム。解決するヨ」
( ・∀・)「そうか……やっとか。しかし、僕は35歳だ。普通に行ったら事案になってしまう」
ハハ ロ ーロ)ハ「チッチッチ。モーマンタイ」
( ・∀・)「どういうことだ?」
-
ハハ ロ -ロ)ハ「言ったデショ。ワタシ、元ティーチャー。アナタ、高校中退」
ハハ ロ -ロ)ハ「転入すればイイ」
( ・∀・)「そうか、その手があったか。しかし……」
ハハ ロ -ロ)ハ「フワッツ?不都合でもアルノカ」
( ・∀・)「いや、さすがに現役と比べて学力に自信がないんだ」
ハハ ロ -ロ)ハ「ノープログレム!あそこはピンキィリ!下はサル、中はMIT、上はグーグル!フールとジーニアスしかいない」
-
( ・∀・)「しかし、高校に入ってから一度もテストで0点以外を取ったことがないんだが、それでも大丈夫かな?僕でも……いけるかな?」
ハハ ロ∀ロ)ハ「ブッハハァ!!」
ハハ ロ -ロ)ハ「ユアー、フゥゥーール(バカ)!!」
( ・∀・)「……」
ハハ ロ∀ロ)ハ「フゥゥゥゥウウウウル(バァカ)!!」
( ・∀・)「……?」←フールの意味がわからない
-
(* ・∀・)「あ、ありがとう。応援してくれるんだね……ハロー」
ハハ;ロ -ロ)ハ「い、イエス。ソレジャ、ワタシは行く。シーユーアゲイン」
( ・∀・)「あ、待って」
≡ハハ ロ -ロ)ハ〃ツルッ
ハハ ロдロ)ハ「ノンッ!!しまった!!ミルクで床がスベル!!地面にキス!!」
-
≡( ・∀・)サッ⊃ハハ ロ -ロ)ハ
ハハ ロ -ロ)ハ「お、オウゥ、センキュ──」
キラキラ( ・∀・) キラキラ「大丈夫かい?」
ハハ*ロ -ロ)ハドキドキ
-
( ・∀・)「ごめん、出来たら手続きと勉強を教えて欲しいんだ」
ハハ - )ハ「……ユー、ハブ、ビッグマネー?」
( ・∀・)「え?いや、金は持ってないけど……」
ハハ*ローロ)ハ「オーケー、なら体で払ってもらう」
-
ハローサン ハローサン!!
モララー モララー!!
( ・−・ )
( ・−・ )(よそでやってくんねぇかな)
-
───
( ・∀・)「ということがあってね。一年生じゃ動きにくいだろうし、三年生じゃめんどくさそうだから二年に転入したんだ」
川 ゚ -゚)「……」
('A`)「トーチャン、最後のくだり、要った?」
(* ・∀・)「ああ、イッた」
-
J( 'ー`)し「あらあら、うふふ」
(((ξ^"◎"^)ξ)))ファーースコーーーブルルルルルルファーッスススーールルルルルル
川 ゚ -゚)「……」
-
( ・∀・)「クーさんには色々迷惑をかけた。でも、分かって欲しい。これは情報収集なんだ」
川 ゚ -゚)「……」
J( 'ー`)し「チンコさん、ごめんなさい。この人、昔から決めたことはやる主義なの。わかってあげて」
川 ゚ -゚)「……」
('A`)「クーさん、僕からもお願いします!そして」
-
('A`)( ・∀・)J( 'ー`)し「「「これからもみんなで仲良く近所付き合いをしましょう!」」」
(((ξ^◎^)ξ)))ブルルルル ブルッ
-
川 - )「……そうか……」
ξ゚◎゚)ξピタッ
川*゚ -゚)「QTE、そういうのもあるのか!」
続いたらいいな
-
乙
-
屑しかいねぇ
ツンどうした
-
乙
次回ゲーム進む…のか?
-
作者乙乙、毎回楽しく読ませてもらってるぜ
>>263殺意の波動に目覚めたんだよきっと
-
乙
ドクオ一家は一度全員逮捕されるべき
-
訂正
ノープログレム ×
ノープロブレム ○
-
なんじゃこの投下頻度
-
面白いけど読者レスが少ないから滑ってる芸人みたいになってる
-
乙!
投下早くてびっくりするし、作者の目として見ても凄いと思うわ
-
>>269
多いほうじゃないか?
-
>>271
これで多い方だからな
ギャグ書くのは辛いわ
-
乙乙
笑わせてもらってるよww
トーチャン(カーチャンに比べて)若いからな…
気付いたらいつのまにか投下されててレスするのが遅くなる図
-
〜〜〜
川 ゚ -゚)「さて、どこまで作ってたっけな」
J( 'ー`)し「チンコさん、台所借りるわね」
川 ゚ -゚)カタカタ「はい」
('A`)「クーさん、僕は食器を出しておくよ」
('A`)「それとクソゴリラの様子がおかしいから散歩に連れて行くね、首輪ある?」ξ゚◎゚)ξ
-
川 ゚ -゚)カタカタ「ああ、頼んだ。ん、首輪か……」
川 ゚ -゚)カタカタ「首輪……鎖ならアマゾンで買ったからクローゼットに入ってる」
( 'A`)「うん……」ゴソゴソ
_____
(\ ∞ ノ
\ヽ /
ヽ)⌒ノ
 ̄
('A`)「あったあった」
-
(')∞(`)カポッ
(')∞(` )⊃ξ゚◎゚)ξ「じゃあ、行ってきます」
J( 'ー`)し「気をつけてね」
川 ゚ -゚)カタカタ「気をつけてな」
-
( ・∀・)「クーさん。僕はテレビ観てるね」
川 ゚ー゚)「もう、パパったらまたナイター?まったく」
ガヤガヤ
川 ゚ -゚)「おっと、起動した。確か……四人目のキャラクターを作ったところだったな」
川 ゚ -゚)「とりあえずキャラはこれくらいにしておいて」
川 ゚ -゚)「システムを作るぞ!」
-
J( 'ー`)しトントントントン
J( 'ー`)し♪ジョウネツノ アカーイバーラー♪
<ピッチャー ナゲタ!ストラーイクッ!
( ・∀・)アー イマノハ フラナイト
-
川 ゚ -゚)「どれだけストーリーやBGM、キャラクターが魅力的でもシステムがちゃんとしていないとだめだ」
川 ゚ -゚)「ストーリーだけなら小説を読めばいい」
川 ゚ -゚)「BGMはテキトーなCDを聴けばいい」
川 ゚ -゚)「キャラクター含め、映画やアニメでも観ればこと足りる」
川 ゚ -゚)「だが、ゲームというのは総合芸術」
川 ゚ -゚)「そこにプレイヤーが存在し、システムを駆使して掘り下げていくことで」
川 ゚ ー゚)「快楽を見出せる魔性の娯楽」
川 ゚ー゚)「フッ、我々人類は罪だな……人を破壊できるモノを作るなんて」
-
J( 'ー`)しトントントントン
J( 'ー`)し♪ソーシーテー ジェーラシー♪
<ウッタ! ハイルカ ハイルカ!?
<ファールボール!
( ・∀・)オイ ハイッタダロ イマ!!
-
川 ゚ -゚)「とりあえず、さっき聞いたQTEというものを導入してみよう」
カタカタ
川 ゚ -゚)「ええっと……お、さすが魔法の制作ツール。コモンイベントで最初から設定されている」
川 ゚ -゚)カタカタ「あとは、これをこうして……」
川 ゚ -゚)「よし、ティンダロスの奥義『ワ・タシガ・ワルーゴ・ザイマシタ』にコマンドを設定できた」
J( 'ー`)し「みんなー、ご飯が出来たわよ。チンコ、パソコンは一旦やめてこっちに来なさい」
ヽ(゚- ゚*川ノ≡「わーい」
-
( ・∀・)「おー、今日はなにかな?」
J( 'ー`)し「はい、トイレットペーパーの芯をしょうゆで炒めたゴミです」
川 ゚ -゚)「あ、それ私が作ろうと思ってたのにー」
J( '∀`)し「あらあら、ごめんねチンコ。カーチャンが作っちゃいました☆てへぺろ」
川 ゚ -゚)プンスカ「もう!」
-
( ・∀・)「はっは、いいじゃないか。クーのご飯も母さんのご飯もおいしいよ」
J(*'ー`)し「もう、あなたったら」
川 ゚ -゚)「ナイターばっかり観てるパパが言っても嬉しくないし」
シュン( ‐∀‐)「そんなぁ」
アハハハハ
-
ガチャ
(')∞(`)「ただいまー」
川 ゚ -゚)「おかえりー」
(')∞(`)「みんな、大変なんだ」
ξ・◎・)ξピッギャル ピッギャル
川 ゚ -゚)「?」
(')∞(`)「クソゴリラが……クソゴリラが!!」
-
J( 'ー`)し「ドクオ、ご飯出来てるわよ。手を洗ってらっしゃい」
≡( ')∞(`)「あ、はーい」
(')∞(` )≡「お待たせ!今日のご飯は……トイレットペーパーの芯か」
J( 'ー`)し「ゴミよ」
(')∞(`)「またかよ、ちぇ」
川 ゚ -゚)「嫌なら食べなくていいんだぞ」
シュン(')∞(`)「そ、そんなぁ」
アハハハハ
-
( ・∀・)「さ、みんな揃ったし、食べようか!」
J( 'ー`)し川 ゚ー゚)「「「「いただきまーす」」」」(')∞(` )(・∀・ )
-
川ノ゚д゚)ノ「食えるかーーーー!」┫∴ ┻┻∴ ドンガラガッシャーン!
-
J( 'ー`)し「……」
(')∞(`)「……」
( ・∀・)「……」
川 ゚д゚)「お前ら人んちでなにしとんじゃああああ!!」
-
J( 'ー`)し「たいへん、チンコが切れたわ」
( ・∀・)「母さん、痛いから止めてくれ」
川#゚д゚)「あああああああああ!!」
( ')∞(`)「クーさん、落ち着いて!これは事情があるんだ!!」
川#゚д゚)「あぁ!?事情もクソもあるか!!」
-
( ')∞(`)「クーさんの両親は死んだんだろ!?」
川 ゚ -゚)「っ!!」
(-)∞(-)「僕達は……僕達は、少しでも、落ち込んでるクーさんの気を紛らわせるためにこうしてるんだ」
川 ゚ -゚)「……」
-
(')∞(`)「なのに、ひどいよ……」
J( 'ー`)し「ドクオ……」
( ・∀・)「ドクオ……」
川 ゚ -゚)「……」
川 ゚ -゚)「いや、私、別に落ち込んでないから」
-
J( ゚ー゚)し「チンコ!あんたなんてこと!」
川 ゚ -゚)「私、別にオチンコ出ないから」
(# ・∀・)「クー!謝りなさい!!」
川 ゚ -゚)「あんたは私に謝れ」
(')∞(`)「……クーさん」
-
≡川 ゚ -゚)「もう我慢の限界だ。警察を呼んでやる」
≡(;')∞(`)「や、やめろー!」
≡( ')∞(`) ピッギャルξ・◎・)ξピッギャル
≡(;')∞(`) ◎。)ξギュェッ〃←つまずいた
≡(;>)∞(<)ドンッ□″←PCなぶつかった
川 ゚ -゚)「あ……」
-
川 ゚ -゚)「わ、私のPC……」
川;゚ -゚)⊃[画面真っ暗]
川;゚ -゚)「わ、私の……私のPC……」
(')∞(`)
-
川 - )「パパと、ママが、最後にプレゼントしてくれた」
川 つ-;)「私の……ヒック……わ、わたしの……グス」
J( 'ー`)し(あー、これはマジでやばい)
( ・∀・)(どうする、逃げるか)
(')∞(`)「く、クーさん」
-
|
|
|
|
:
<泣かないで>
:
|
|
|
-
川 つ-゚)「!」
川 ゚ -゚)「PCが……しゃべった」
<泣かないで、クー。私はここにいる>
(゚- ゚ 川≡川 ゚ -゚)「どこ!?どこにいるのPC!?」
-
<今、姿を見せるわ……PCの電源ボタンを五回押して>
川;゚ -゚)⊃ポチポチポチポチポチ
<ありがとう……これで>
-
<や っ と 復 活 が で き る 。 感 謝 す る そ 、 娘 >
続くといいな
-
※業務連絡
・気付かなかった誤字は脳内変換推奨
・だいたい出勤、通学の時間帯に一区切りは投下予定
・日曜日は定休日です
※業務連絡 終わり
-
乙
訓練されたちゃぶ台返しからのノリつっこみwww
チンコが切れたは痛い
-
乙
もうわけがわからねえ……
-
乙!
狂気を感じる
-
話がカオスになっていく…
どう纏まるのか、それともこのまま突っ切るのか
-
>J( 'ー`)し「たいへん、チンコが切れたわ」
>
>( ・∀・)「母さん、痛いから止めてくれ」
ワロタ
-
もうどうコメントすればいいのかわからないよ
-
おつー
続き楽しみ
-
もうね、途中から乗っ取りかと思ったよ
-
いきなりシリアスの香りが
今回も面白かったよ、乙
-
BGM:ライブアライブのアレ
トゥトゥトゥトゥトゥールルルルルー
トゥトゥトゥトゥトゥールルルルルー
トゥールルトゥールルトゥルルルルルルルトゥルルルルルルルルルルルルルルルル
川 ゚ -゚)「な、なんだ……この黒い瘴気は……!?」
-
ピガッ!!
ドーーーーン!!
シューーーーー……
/⌒ヽ
(^ω^ )
/⌒ ~)私だ
( <ノ | |
\_ァ |
ノヽ_λ_)
/ ノ| ノ
( -イ |ー/
\/~)| )
(_ノ (_)
-
川 ゚ -゚)「……」
川 ゚ -゚)「お隣さん?」
/⌒ヽ
(^ω^ )えっ
川 ゚ -゚)「お隣さんじゃないか、こないだはコーヒードリップありがとう」
/⌒ヽ
(^ω^ )いやいやいや
お隣さんじゃないからね
-
川 ゚ -゚)「どうみてもお隣さんだよ」
/⌒ヽ
(^ω^ )……
お隣さんがPCから煙をあげて出てくるのかい?
川 ゚ -゚)「……」
川 ゚ -゚)「そんなおかしいことはない」
/⌒ヽ
(^ω^ )うん、いい娘だ
-
川#゚ -゚)「じゃあお前は誰だ!!!」
/⌒ヽ
(^ω^ )ふっふっふ、
私は創作の神
川 ゚ -゚)「そ、創作の神……」
/⌒ヽ
(^ω^ )そうだ……長い間、ゲーム制作ツール『VIP』に封印され、ネットの海を漂っていた
/⌒ヽ
(^ω^ )だが……お前が『VIP』をダウンロードし、封印を解除してくれたおかげで
/⌒ヽ
(^ω^ )
この世に戻ることができた
-
川 ゚ -゚)「……」
/⌒ヽ
川 ゚ -゚)Г<プシュー(>ω∩)感謝するウワァアアアアアアシミルゥ
川 ゚ -゚)「あれ、ファブリーズが効かない」
/⌒ヽ
(゚ω゚ )なにをする!
川 ゚ -゚)「幽霊かなと思って、つい」
/⌒ヽ
(゚ω゚ )私は神だぞ!?ファブリーズが効いてたまるか!
-
( ・∀・)「その昔、チェーンソーが効く神も居たなぁ」
J( 'ー`)し「バラバラになるのよね」
/⌒ヽ
(-ω- )
っと、そんなことはどうでもいい。ハァァァ!!
(-ω- )パァァ
川 ゚ -゚)「しゅ、縮小した……だと?」
(-ω-神)「フン、天井が低すぎるからな。この程度、私にとっては造作もない」
-
ξ^◎^)ξピッギャル ピッギャル
川#゚ -゚)「それより、私のPCを直せ!!おとなりさん!!」
(-ω-神)「だからおとなりさんじゃないって……まぁいい」
(^ω^神)「娘よ、PCは直ってる。私は貴様に忠告をしにきたのだ」
川 ゚ -゚)「マジか。ありがとう。ちゅ、忠告だって……!?」
-
( ω 神)「さよう」
川 ゚ -゚)「なんだ……このまがまがしいオーラは……」
川;゚ -゚)「まさか、封印を解除したことで用済み=命をとられるということか!?」
(^ω^神)「いや、違う。そんな危ないことはしない」
川 ゚ -゚)「じゃあなんだ!!」
(^ω^神)「ゲーム作れよ」
-
支援
-
川 ゚ -゚)「……」
(^ω^神)「貴様はゲームを作るために『VIP』をダウンロードした」
(^ω^神)「にもかかわらず、一切進んでいない」
川 ゚ -゚)「……くっ!」
(^ω^神)「くっ、じゃないだろう、くっ、じゃ」
-
(-ω-神)「ともかく、貴様がゲームを完成させるか、私を倒すまで私はここから消えない」
川 ゚ -゚)「……」
川 ゚ -゚)「いや、別にいてもいいよ」
(^ω^神)「えっ」
川 ゚ -゚)「なんか置物みたいでかわいいし」
(^ω^*神)「えっ、えっ」
川 ゚ -゚)σ「少なくともこいつらより、害はないだろう」
-
そういやそうだったな
-
(;')∞(`)「クーさん!クソゴリラの痙攣が増してる!!」(((((((((((((((((((((ξ^◎^)ξ)))))))))))))
J( 'ー`)し「パターン青、使徒です」
( ・∀・)「ねえクーさん、ビールないの?」
(^ω^;神)「ああ……まぁ、そいつらよりはマシか……」
-
(')∞(`)「クーさんってば!!」
川 ゚ -゚)「ああもううるっさいな!おい、なんとかしてやれ」
(゚ω゚神)「えっ!?私がか!?」
(^ω^神)≡「仕方ない……」スィー
川 ゚ -゚)(面倒見いいな、おい)
-
(^ω^神)「退きたまえ」
(')∞(`)「はい、先生」
(゚ω゚神)「こ、これは……」
ξ^゙◎^゙)ξピピドゥン!ピピドゥン!
(^ω^神)「これは……進化前の状態だ」
-
(')∞(`)「し、進化」
(^ω^神)「そうだ。ポケモンが進化するときと一緒だ」
(')∞(`)「クソゴリラ……先生、進化を止めるにはどうしたらいいんですか!?」
(^ω^神)「簡単だ。Bボタンを押せばいい」
(')∞(`)「Bボタンを押す……!」
(^ω^神)「そうだ。進化キャンセルだ。もし、次の痙攣が起こったらBボタンを押せ。わかったな?」
(')∞(`)「はい、先生!」
-
≡(^ω^神)スィー
川 ゚ -゚)オカエリ
(^ω^神)タダイマ
(^ω^神)「って違う違う。いいのか、私は恐ろしい能力を持っているのだぞ?」
川 ゚ -゚)「なんだよ、どっちかっていうとその筋肉の方が恐ろしいけど」
(^ω^神)「ふっふっふっ……馬鹿にしているのも今のうちだ」
(゚ω゚神)「創作の神の力、とくと思い知れ!!」
-
ハァァア!!!
川;゚ -゚)「……!!」
川 ゚ -゚)「……」
川 ゚ -゚)「……え、なんともないけど」
(^ω^神)「ふっ、ふっふっ……ふっふっ、ふっ……」
川 ゚ -゚)「お前、どんだけ小刻みに呼吸すんだよ」
-
(゚ω゚神)「ハァーッハッハッハ!」
川 ゚ -゚)「!?」
(^ω^神)「残念だったな……すでに私の能力は発動した……」
川;゚ -゚)「な、なに!?」
(^ω^神)「私の能力、それは」
(^ω^神)「今までの話をまとめることだ!!」
-
川 ゚ -゚)「なっ!?」
(^ω^神)「とある小説コミュニティのとあるまとめブログに……」
(゚ω゚神)「今までの貴様を小説風にまとめた!!今、この瞬間!!」
川 ゚ -゚)「なん……だと……!?それじゃ、私の私生活は……」
(^ω^神)「ザッツライト。貴様が『VIP』をダウンロードするところから全てまとめた」
(゚ω゚神)「プライバシー皆無だ」
-
川 ゚ -゚)「……」
川;゚ ー゚)「あ、あれだろ?どうせテキトーにブログ作っといて、テキトーに貼り付けただけだろ?」
川;゚ -゚)「私を怖がらせようとしてるんだ!ひっかからないぞ!」
(^ω^神)「チッチッチッ。私が勝手にまとめたブログは……」
(゚ω゚神)「既に開設して一年以上のブログだ」
川 ゚ -゚)「なっ……!」
(^ω^神)「さらに、完結している作品も公開している」
川;゚ -゚)「なななっ……!」
(^ω^神)「さらにさらに、今後、誤字脱字もある程度チェックしいく」
川 ゚ -゚)「そこはユーザーフレンドリーなんだ」
-
(^ω^神)「どうだ、すごいだろう」
川 ゚ -゚)「……」
川 ゚ -゚)「いや、別にどうでもいいし」
(^ω^神)「えっ」
川 ゚ -゚)+キラッ「私は、人から見て恥ずかしい行動をとっているつもりはない。だからなんの問題もない」
(^ω^神)「……」
-
川 ゚ -゚)⊃「とはいえ、そのまとめブログの管理人さんがかわいそうだからコメントに残してやろう」
(^ω^神)「……」
川 ゚ -゚)⊃カタカタ「えーっと、どうせグーグルで、私の名前と、ゲームって入れれば……あれ?」
(^ω^神)「ふふふふふふ」
川;゚ -゚)「あれ?なんで?」
(゚ω゚神)「甘いわ、小娘!」
-
川 ゚ -゚)「おかしい……反応しない……どういうことだ!?」
(^ω^神)「ハハハハハ!貴様のPCでインターネットをすることを封じた!これぞ隙を生じぬ二段構えよ!」
川 ゚ -゚)「えっ!?」
(^ω^神)「『VIP』を使って、ゲームを完成させなければ私を消すことも、その封印も解くことも叶わぬ!」
川;゚ -゚)「え、うそ……完成させるまでネット禁止ってこと?」
(^ω^神)「ザッツライト」
-
川 - )「……」
(゚ω゚神)「どうだ、悔しかろう!私の凄さがわかったなら、さっさと制作に……」
川 - )「……」
(^ω^神)「せ、制作に……」
川 - )「……」
(^ω^;神)(一段構えで十分だったかな……)
-
川 - )「ぐ……」
(^ω^神)「?」
川;゚д゚)「グーグルが使えない!!ネットが使えない!?」
川 ゚ -゚)「それじゃあただの箱じゃん!!!」
(^ω^神)「お、おいなにを」
-
川 ゚ -゚)⊃□ガシッ
≡川 ゚ -゚)ダッ!
⊃□⊂
川 ゚ -゚)⊃マド ガララララ
⊃□
川ノ゚ -゚)ノ≡≡〃□ ポイッ!
バゴォオオオオオン
-
川 ゚д゚)「こんなもんいるか!!」
(゚ω゚;神)「ひぃええええなんてことをするんだ!!」
川 ゚ -゚)「はぁ……はぁ……わかったよ」
(^ω^;神)「なにを」
川 ゚ ー゚)「作ればいいんだろ……!ゲームをっ!!」
(^ω^;神)「どうやって?」
川 ゚ー゚)「そりゃ、パソコンをつか」
川 ゚ -゚)「……」
-
(^ω^神)「投げたよね、今、窓から投げたよね」
川 つ-;)「……う、うう……私のパパとママが初めてくれたPC……」
(^ω^神)「泣いてもしょうがないよね、自分のせいだよね。100パーセント」
-
J( 'ー`)し「チンコ!泣かないで!立ち上がるのよ!」
(゚ω゚神)「え、この子チンコって名前なの!?」
((((((((((((((((((((((((((((((((((ξ^゙◎^゙)ξ)))))))))))))))))))))))))))))))ピピピピピピピ
(')∞(`)「あ、痙攣した。よし、Bボタンを押そう!」
( ')∞(`)σツンツンξ^゙◎^゙)ξ
(゚ω゚#神)「おい、ビーチクじゃねぇ!Bだ、B!」
-
(*')∞(`)⊃モミモミξ^゙◎^゙)ξ
(゚ω゚#神)「そのBじゃねぇえええええ!!」
(* ・∀・)「ドクオ、トーチャンも混ぜてくれ。準備するから」
(゚ω゚#神)「お前の親父、最低だなおい!?」
-
J( 'ー`)し「チンコ、stand up!」
川 つー;)「うう……プフッ……えーんえーん!」
( ^∀^)「僕のもstand up!!」
∩〃
(')∞(`)⊃「うぉおおおおお!!」←物理攻撃中
(^ω^;神)(ど、どうすればいいのだ……収拾がつかん)
-
ピンポーン
(^ω^神)(?)
(^ω^神)「お、おい。誰か来たぞ」
川 ; -;)「うぇーーん、PCがない人生なんて笑顔を忘れたマック赤坂と一緒だぁああ」
J( 'ー`)し「立つのよ!チンコ!諦めちゃだめ!」
( ∀ )「……」←諦めた
∩〃
(')∞(`)⊃「しねぇええええ」
-
ガチャ
(# ゚ω゚)「うるせぇお!おまえら何時だと思ってんだぉおおおおおおおおお!!!」
( ^ω^)「おっ!?」
-
【内藤ビジョン】
川 ; -;)←泣きじゃくるお隣さん〜黒髪女子高生〜
J( 'ー`)し←チンコにエールを送るおばさん
∩〃
(')∞(`)⊃←パンツを被って金髪美少女を叩く変態
( ∀ )←その傍らで呆然としている上半身裸の変態
(^ω^;神)←あたふたしてるミニマムマッチョな変態
【内藤ビジョン終わり】
-
( ^ω^)(な、なんだ……これは……)
∩〃
≡⊃ξ ◎ )ξギャップル!ギャップル!
( ^ω^)「……あ、あれは……あの子は」
( ^ω^)「まさか……ツンデレ?」
続いたらいいな
-
なんだこのカオス
乙です
-
乙
あのコーヒードリップをくれた心優しいお隣さんまで巻き込まれるだと…
-
乙
ブーンがツンデレを救ってくれる…のか!?
-
お隣さんがまともなのかどうか……
-
コーヒードリップって微妙なチョイスだよな
つまり....
-
───
津出レイ 10歳
内藤ブーン 15歳のある日
▼・ェ・▼ワンワン!ワンワン!
ξ;゚⊿゚)ξ「ひぃ!こっちこないでよぉ!」
▼・ェ・▼ワンワンワンワン!
( ^ω^)「だ、大丈夫かお!?」
-
ξ゚⊿゚)ξ「だ、だれ!?」
( ^ω^)「ブーンはブーンだお。この犬が恐いのかお?」
▼・ェ・▼ワンワンワンワン!
ξ゚⊿゚)ξ「べ、別に恐くないし」
( ^ω^)「でも泣きそうだお」
ξ゚⊿゚)ξ「な、泣きそうなんかじゃ……ないし」
( ^ω^)「……」
-
▼・ェ・▼ワンワンワンワン!
( `ω´)「シッシ!あっちいけお!」
▼・ェ・ ▼≡クゥーーーン
ξ゚⊿゚)ξ「……」
( ^ω^)「もういなくなったお。大丈夫かお?」
ξ;゚⊿゚)ξ「な、なによ!余計なことして!」
(; ^ω^)「おっ!?ごめんお、お節介だったかお?」
ξ-⊿-)ξ「べ、別に……助けて欲しいなんて、一言も言ってないんだからっ!」
-
( ^ω^)「おっおっ、僕が勝手にやったことだお。気にするなお」
ξ゚⊿゚)ξ「……」
(^ω^ )「じゃあ僕はもういくお。バイブー」
ξ゚⊿゚)ξ「ま、待ちなさいよ」
( ^ω^)「なんだお?」
ξ//⊿/)ξ「あ、ありがと……」
( ^ω^)「お?なんか言った──」
ξ;゚⊿゚)ξ「あ、あんたの名前はなんていうのよ!」
-
(; ^ω^)「お、僕はブーンだお。内藤ブーン」
ξ゚ー゚)ξ「内藤ブーン……変な名前」
( ^ω^)「うるさいお、ほっといてくれお」
ξ゚⊿゚)ξ「私は津出レイっていうの」
( ^ω^)「ツンデレ?変な名前だお」
ξ#゚⊿゚)ξ「津・出・レ・イ!なによ、間違えないでよね!」
-
≡ξ#゚⊿゚)ξ「あんたなんか嫌いなんだからぁ!」
( ^ω^)「……なんだったんだお」
ξ゚⊿゚)ξ「……ツンデレ、か。悪くないかも……」
ξ-⊿-)ξ「ブーン……」
-
〜〜〜
三日後
ξ゚⊿゚)ξ(この道ならワンワンも出ないわね)
グルルルルルルル
ξ;゚⊿゚)ξ(!?)
(・(エ)・)「我は……犬神なり」
-
ξ゚⊿゚)ξ「い、犬神……!?」
(・(エ)・)「この地に奉られし神の存在……」
ξ;゚⊿゚)ξ「な、なんなのよ……!」
(・(エ)・)「貴様は我が同胞の求愛を避けた憎き娘」
ξ゚⊿゚)ξ「……同胞って……こないだのワンワンのこと?」
-
(・(エ)・)「そうだ……人間、貴様の行ったことがどれだけ自然界に影響を及ぼしたのかわかるか」
ξ;゚⊿゚)ξ「そんなの知らないわよ!あっち行きなさいよ!」
(・(エ)・)「ならん。貴様は我が喰う」
ξ;゚⊿゚)ξ「えっ……食べるって……」
(・(エ)・)「我が血肉となり、永久の時を過ごすがいい」
ξ;゚⊿゚)ξ「い、いや……やめて!」
-
ξ;゚⊿゚)ξ「死にたくない!」
ξ;-⊿-)ξ「助けて、ブーーーーン!!」
ドンッ!
ξ;゚⊿゚)ξ「……あ、あれ……!?」
ポタポタ……
ツー(・(エ)・-)「邪魔が入ったか……」
( ω )「大丈夫かお、ツンデレ」
-
ξ;゚⊿゚)ξ「え……ブーン……う、腕……怪我して……」
( ^ω^)「おっおっ、なぁに、ツバつけとけば治るお」
(・(エ)・-)「我に一撃を入れるとは……小僧、何者なり」
(^ω^ )「さ、離れて」
ξ゚⊿゚)ξ「う、うん……」
-
(・(エ)・-)「小僧、聞いて」
( ω )「うるせえんだお、犬畜生が」
(・(エ)・-)「――我を犬神と知っての狼藉か?」
( ω )「犬神だが、なんだか知らねぇけどお」
( ^ω^)「女の子を泣かせる奴は僕が許さないんだお」
-
( (エ) -)「笑止!人間風情が──」
(゜(エ)゜-)「調子に乗るな!!」
( `ω´)「うおおおおお!!」
-
〜〜〜
(♯(エ)♯-)ピクッ……ピクッピクッ
ξ;゚⊿゚)ξ「ぶ、ブーン……」
(メメ ω^)「ハハハ……ごめんお、ツンデレ。血まみれになっちゃったお」
ξ゚⊿゚)ξ「……」
(メメ ω^)「怖いおね。泣きたいおね。早く帰るんだお」
-
ξ゚⊿゚)ξ「……」
(メメ ω^)「お?なにを」
ξ゚⊿゚)ξ⊃スッ
(メメ ω^)「だ、大丈夫だお……僕は、大丈夫……」
ξ゚⊿゚)ξ⊃「なに、言ってるのよ。傷だらけじゃない」
(メメ ω )「……怖くないのかお?泣かないかお?」
-
ξ゚⊿゚)ξ「泣かない」
(メメ ω^)「でも、あの犬がまた来たら泣いちゃうお?」
ξ゚⊿゚)ξ「泣かない」
(メメ ω^)「なんで?」
ξ-⊿-)ξ「だって」
ξ゚⊿゚)ξ「来てくれるって……あなたが来てくれるって、そう思ったから」
ξ゚⊿゚)ξ「泣かないもん」
-
(メメ ω )「……」
(メメ ω^)「おっおっお」
〜〜〜
内藤のケガは一週間で治った
ξ*゚⊿゚)ξ「ブーン!お弁当食べよう!」
( ^ω^)「おっ、いいおね!」
-
それからというもの、ツンデレとブーンはいつも二人だった
( ^ω^)「ツンデレ!海にいくお!」
ξ^⊿^)ξ「うん!」
雨の日も風の日も、二人はいつか訪れる別れの時まで一緒だった
ξ゚⊿゚)ξ「ねぇブーン、あなた夢はあるの?」
( ^ω^)「夢お……そうだおね、みんなを守ることが夢だお」
ξ゚⊿゚)ξ「守る?」
-
( ^ω^)「お。僕のトーチャンはみんなを守る正義の味方なんだお!かっこいいんだお!」
ξ゚⊿゚)ξ「だからあんなに強いのね」
( ^ω^)「そうだお。毎日腕立て30回と腹筋30回やってるお!」
ξ゚ー゚)ξ「ふふ、じゃあ私のこともまた守ってくれる?」
( ^ω^)「もちろんだお!!」
-
ξ*゚⊿゚)ξドキッ「っ!」
( ^ω^)「ツンデレの夢はなんだお?」
ξ゚⊿゚)ξ「私の夢……?」
( ^ω^)「そうだお」
ξ-⊿-)ξ「私は、ブーンの……」
( ^ω^)「おっ、僕のなんだお?」
ξ#゚⊿゚)ξ「ナイショよ!バカッ!」
(; ^ω^)「いてっ!なんで殴るんだお!」
-
〜〜〜
( ^ω^)(そうだ……あの時に出会った心の強い少女……引っ越しちゃって、もう会うことはないと思っていたけど)
ピギャーーーξ゚◎゚)ξ ピギャーーー
( ^ω^)(泣かない強い子だったのに、泣いてる)
( ^ω^)
( ^ω^)(いや、鳴いてる?)
( ω )(まぁいいや)
-
( ^ω^)(助けないと──な!)
( `ω´)「やめるお!!」
(')∞(`)⊃ピタッξ゚◎゚)ξ
-
( ^ω^)「もうなんか色々言いたいことはあるけど、まず一個ずつ片付けていくお!」
( ^ω^)σ「まずそこの変態!?」
(')∞(`)「トーチャン、呼ばれてるよ?」
( ・∀・)「いやあそこにいる神のことだろう」
(^ω^神)≡(神^ω^)オロオロ
-
( ^ω^)「……」
( ^ω^)「オーケー、今のは僕が悪いな」
( ^ω^)σ「そこのパンツを被った変態!」
(')∞(`)「はい!」
( ^ω^)「その子を離すお!」
-
(')∞(`)「いやだ!これは僕のペットだ!名前はクソゴリラ」
( ^ω^)「ペッ、えっ、クソゴリラ!?」
川 ゚ -゚)「そうだよ、お隣さん。これはペットのクソゴリラだ」
( ^ω^)「……」
ティティブルルルーン(((ξ゚◎゚)ξ)))ティティブルルルーン
( ^ω^)「……」
( ^ω^)
-
( ゚ω゚)「違う!!!その子は人間だお!ちょっと性格がきついけど、優しくて強い心を持った――津出レイだお!!」
(((ξ゚◎゚)ξ)))ハッ
(')∞(`)「ちっ、素性を知る者か。殺せ」
≡( ・∀・)「イイーーー!!」
-
ドゴォ
(・∀(♯)≡「グハッ!」
J( 'ー`)し「あなた!」
(')∞(`)「なんだと!?」
( ω )「どいつもこいつもいかれてやがる……」
( ^ω^)「おい、パンツを被った変態ヤロウ」
( ^ω^)「死にたくなかったらその子を離すんだお」
-
(')∞(`)「……くっくっ」
( ^ω^)「……?」
(')∞(`)「ハハハハ!それは無理な相談だな」
( ^ω^)「なにっ」
-
(')∞(`)「おっと、それ以上動いてみろ」
('A`)⊃▽パッξ゚◎゚)ξ
('A`)「これをこいつに被せる」
川 ゚ -゚)「あ、あれ私のパンツじゃん」
(; ^ω^)「……なんて奴だ……くそっ、近づけない」
-
('A`)「よし、そのままゆっくりと下がれ」
( ^ω^)「くそ……くそっ!なにか、なにか手はないのか!?」
〜〜〜
ξ゚⊿゚)ξ「ねぇ、ブーン」
( ^ω^)「なんだお?」
-
ξ゚⊿゚)ξ「もしも、もしもあなたがピンチになったら」
ξ゚⊿゚)ξ「私の名前を呼んでね」
( ^ω^)「おっ、そんなことになったらむしろ君は逃げるべきだお」
ξ゚⊿゚)ξ「ううん、呼んで。私だって、役に立ちたいんだもん」
( ^ω^)「役に?」
ξ#゚⊿゚)ξ「あーっ、今こいつなんて役に立たないって思ったでしょ?」
-
( ^ω^)「おっ、そ、そんな」
ξ'⊿`)ξ「いいんだぁ、別に私なんて」
(; ^ω^)「うそ、ウソだお!ごめんだお!」
ξ゚ー゚)ξ「ふふ、冗談よ」
( ^ω^)「おっ……」
-
ξ゚⊿゚)ξ「ブーンってば、そうやって熱くなりすぎるところがあるからさ」
ξ゚⊿゚)ξ「たまには、私のことも呼んで、頼ってよ」
( ^ω^)「……」
(* ^ω^)「……ありがとお」
ξ*^⊿^)ξ「えへへ」
-
〜〜〜
('∀`)「えへへ!どうしよっかなぁ!この子どうしよっかなぁ!」
(((ξ゚◎゚)ξ)))プルルルルルルルル
( ω )「……」
( ω )「ツン……デレ」
-
((ξ゚◎゚)ξ))プルルルルルル
( ^ω^)「ツンデレ」
-
(ξ゚◎゚)ξ)プルルルルル
( ゚ω゚)「ツンデレーーーーー!!!」
プルッξ゚◎゚)ξ ピタッ
('A`)「?」
-
ドシュゥウウウウ
ξ゚⊿゚)ξ≡〃◎
‖‖
( )
/ \
('A`)「分離した!?」
-
≡≡ξ゚⊿゚)ξ「ブーーーーーーーーン!!!」
≡( ^ω^)「ツンデレェェェェエエエ!!!」
J( 'ー`)し「奴め、首だけで動きよった!」
-
( ^ω^)ガシッ
⊃ξ ⊿ )ξ⊂
ξ;⊿;)ξ「怖かった……!怖かったよぉ……!」
( ^ω^)「ああ、泣いてもいいっ!もう全部終わったから!泣いてもいい!!」
ξ;⊿;)ξ「うぇええええん!!」
-
川 ゚ -゚)「……」
( ・∀・)「……」
J( 'ー`)し「……」
(神^ω^)「……」
ξ;⊿;)ξコトッ⊂( ω )「さて……」
( ゚ω )「僕の大切な人をこんな目にあわせたのは、どこのどいつだお?」
-
川 ゚ -゚)σ
( ・∀・)σ
J( 'ー`)しσ
(神^ω^)σ
('A`)
-
( ^ω^)「覚悟はできてるお?」
('A`)「フン、だからなんだっていうんだ?」
( ^ω^)「?」
('A`)「警察でも呼ぶのか?暴力に訴えるのか?所詮、出来る事なんて限られてくるだろう」
( ^ω^)「それは……」
-
('A`)「平等?命の尊さ?尊厳?くだらないな、自分の欲を満たすのに、他者から奪い取ることが悪か?」
('∀`)「僕は違う。食べたいものを食べ、犯したい女を犯し、好きな時に寝る!」
('A`)「それが悪ならば、正義というものはあまりに脆い!お前に、僕を裁くことなんてでき」
( ^ω^)┏─< パキューーーーン
( A )バタッ
-
~~シュー
|
┛
∩( ^ω^)⊃□←警察手帳「どっちもだお」
続くといいな
-
ティンダロスゥーーーッ!!
-
スカッとした
-
ゲーム作ってねえww
-
もののけ姫思い出した
-
>>398
これから作るんだよ多分
-
気違いが一人減ったか.....
-
わろた
-
ω・)乙。ブーンがすごくかっこよくみえるwww
-
乙
-
この何事もなく甦りそうな気配
-
乙
なんかすごくスカッたとした
-
乙
ブーン最高!スカッとしたぜ
-
乙
ブーンまともっちゃまともだけど撃つなよwww
-
ギャグ補正は銃弾何発喰らっても死なないからな…不安だ
-
今一番面白い現行だな
-
なんだこれwww
-
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~::>―/ キ/ミ|::。
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~ <フ ~ ゚::::。
(神^ω^)「おい、殺したぞこいつを」
-
川 ゚ -゚)「起き上がってこないか?」
(神^ω^)「死んでるな」
川 ゚ -゚)「生き返らないか?」
(神゚ω゚)「ゲームじゃないんだぞ!人が死んでんねんで!?」
川 ゚ -゚)「そっか。ならいいや」
-
( ・∀・)「け、警察……」
( ^ω^)「そうだお。僕は刑事、みんなを守る正義の味方だお!」
≡( ・∀・)「ドクオ!」
≡J( 'ー`)し「ドクオ!」
(# ・∀・)「な、なんてことをするんだ!?この──」
( ^ω^)⊃□←警察手帳
( ・∀・)「へへっ、僕の息子のニセモノめ!くたばりやがった!」
-
J( 'ー`)し「あなた!なんてこというの!ドクオは私達の愛の結晶でしょう!?」
( ・∀・)⊃「うるせぇ女ァ!」
J( 'ー`)し「アウッ!」
-
( ・∀・)ボソボソ「ちょっと黙ってなさい。お父さんに任せて」
J( 'ー`)しボソボソ「うん……」
( ^ω^)「ちょっと、君。女の人に暴力はいけないお」
( ^ω^)「逮捕するお?」
( ・∀・)「すすすみません、気が動転しちゃって」
-
( ^ω^)「……まぁいいお。それで、一個一個片付けていくから、次は」
( ^ω^)σ「じゃあ、そこの君」
( ・∀・)「はい、なんでございましょうブーン様」
( ^ω^)「なんで上半身裸なんだお」
( ・∀・)「暑かったので」
( ^ω^)「あー、なるほど」
-
( ^ω^)┏─<パキューン
(‐・∀・)ツー
( ^ω^)「で?」
-
(∩・∀・)「……」
( ・∀・)「実は、潜入捜査をしてまして……」
(* ^ω^)「……捜査?もしかして、CIAとかFBIとかインターポールかお!?」
(; ・∀・)「えっ、は、はい」
( ^ω^)「うおおお、すげぇお!どんな任務なんだお!?」
( ・∀・)「……」
-
( ・∀・)「おっと、君は警察成り立てかい?そんな機密事項教えるわけないだろう」
( ‐∀・)「バカか?」
( ^ω^)ゞケイレイッ「失礼しましたお!なら不問!次!」
( ・∀・)(ちょろいな)
-
J( 'ー`)し「……」
( ^ω^)「あんたは……いや、まぁ大した害はなかったけど」
( ^ω^)「女の子にチンコってけっこうなアレだお。どういうことだお?」
J( 'ー`)し「……」
J( 'ー`)し「この子、チンコって名前なの」
( ^ω^)┏─<パキューン
J(-'ー`)しツー
-
J(∩ 'ー`)し「本当よ!ね?チンコ?」
川 ゚ -゚)「いや、私の名前は素直クーだ」
(神^ω^)ホッ
J( 'ー`)し「えっ……でも、最初に会ったときチンコって」
川 ゚ -゚)「素直クーだ」
J( 'ー`)し「ちんこくう?」
( ・∀・)「母さん、いい加減にしてくれ」
-
川 ゚ -゚)「素直クー」
J( 'ー`)し「……」
J( >ー<)し「ごめんね、カーチャン間違えちゃったみたいごめんね」
( ^ω^)「なんと、間違えたのかお?」
J( 'ー`)し「そうです。てっきりチンコかと」
( ^ω^)「最近は変わった名前も多いからおね。不問!次!」
-
(神^ω^)
( ^ω^)「えっと……」
(神^ω^)「あ、どうも。創作の神と申します」
( ^ω^)「ご丁寧にどうも。内藤ブーンと申します」
(神^ω^)「いやぁ、たいへんでしたな」
( ^ω^)「はっは。お互い様ですお」
-
(神^ω^)「しかし見事な大岡裁き、恐れ入りましたぞ」
( ^ω^)「簡単ですお。拳銃で一発だ」
(神^ω^)「はっはっは」
( ^ω^)「おっおっお」
( ^ω^)┏─「で、お前はなんなんだお?」
(神^ω^)「私は創作の神」
-
( ^ω^)「それは聞いたお。目的はなんなんだお?」
(神^ω^)「この娘……素直クーがダウンロードした制作ツール『VIP』に封じ込められていたのだがな」
(神^ω^)「こうして封印が解かれた今、素直クーの制作の手伝いをしている」
( ^ω^)「制作?なにか作ってるのかお?」
(神^ω^)「ゲームだ。まっっっったく進んでいないが」
-
( ^ω^)「ゲームって、テレビゲームかお?スマブラとかゼルダとか」
(神^ω^)「この娘はどうやら、RPGを作ろうとしているようだ」
( ^ω^)「ドラクエとかFFとかかお」
川 ゚ ー゚)「どっちかっていうとマザーかな」
(神^ω^)「いや、今の段階ではたけしの挑戦状を100万倍希釈したというところだろう」
-
( ^ω^)「すごいお!夢に向かってがんばってるんだお?不問!」
(神^ω^)(この男の基準がいまいちわからん)
( ^ω^)「さて、最後になったけど……」
川 ゚ -゚)「私は」
( ^ω^)「不問」
-
川 ゚ -゚)「えっ、いやしゃべらせろよ。ずっと黙ってたのに」
( ^ω^)「だって、クーさんなにも悪いことしてないんだお?」
( ^ω^)「僕は悪いことしてなかったら、何もしないお」
川 ゚ -゚)「そうか……まぁ確かに私は何も悪いことしていない」
川 ゚ -゚)「だがな、お隣さん、いやブーンさん」
川 ゚ -゚)「一つ、あなたは重要なミスを犯している」
-
(; ^ω^)「な、なんだお?」
川 ゚ -゚)σ「殺人だ!」
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ドーン
-
( ^ω^)「これは……」
川 ゚ -゚)「ブーンさん、あなたは私の家で人を殺した」
川 ゚ -゚)「どうしてくれるんだ、ああ?」
( ^ω^)「……」
( ^ω^)「……やっべ、どうしよう」
-
川 ゚ -゚)「その拳銃も手帳も、没収だろうな」
( ゚ω゚)「や、やだお……!そんなせっかく夢をつかめたのに、こんなのないお……」
ξ;゚⊿゚)ξ「もうやめて!!」
( ^ω^)「つ、ツンデレ」
ξ-⊿-)ξ「ブーンは、私を助けるために……体を張って、自分の地位も捨ててがんばってくれたのよ!?」
-
川 ゚ -゚)「クソゴリラ」
ξ゚⊿゚)ξ「誰とねぇ!誰と会ってもペットだのクソゴリラだのおんなじやおんなじやって!」
ξ゚⊿゚)ξ「やっと自由になったんです!」
ξ゚⊿゚)ξ「あなたにはわからんでしょうね!」
川 ゚ -゚)≡⊃「うるさい」ギェ≡ξ゚ρ゚)ξ
-
≡( ^ω^)「ツンデレ!!」
ξ゚⊿゚)ξ「ブーン……いたいよぅ」
∩( ^ω^)∩「い、いたいのいたいのとんでけー」
ξ^⊿^)ξ「わぁ、いたくなくなったぁ」
川#゚ -゚)イライライライラ
-
( ゚ω゚)「おい、ツンデレになにするんだお!」
川 ゚ -゚)「黙れ、人殺し」
(; ^ω^)「うっ……」
川 ゚ -゚)「とはいえ、そうだなぁ……このままじゃ埒があかない」
川 ゚ -゚)「ひとつ、条件を出そうか」
( ^ω^)「条件……?」ゴクリ
-
川 ゚ー゚)「ああ。ブーンさん、警察なんだろ?公務員だよな」
(; ^ω^)(……な、なにを要求するつもりだお)
(; ^ω^)(まさか、犯罪の片棒を担がされるような……極秘ファイルと引き換えかお!?)
川 ゚ -゚)「PCをくれ」
( ^ω^)「は?」
-
川 ゚ -゚)「パソコンが欲しい。ちょっとなくしてしまってな」
川 ゚ -゚)「そしたら黙っててやる。公務員ならお金一杯持ってるだろ?」
( ・∀・)(時代を感じるな……)
J( 'ー`)し(ジェネレーションギャップだわ)
-
( ^ω^)「え、パソコンって……もしかしてゲームを」
川 ゚ -゚)「ああ、ゲームを」
( ^ω^)(作るため?)
川 ^ー^)(やるため!)
( ;ω;)「……なんてお人だお。ブーンがこの家を汚してしまったのに、夢を追い掛けるため、PC一つで許してくれるなんて」
川 ゚ -゚)「よせよ、照れるじゃないか」
-
( ^ω^)「わかったお!どんなPCでも僕が持ってくるお!」
川 ゚ -゚)「マジか。じゃあガレリア XG 780Ti 3wayがいいな」
( ^ω^)φメモメモ「ガレリア?聞いたことがないメーカーだお。ソニーとか富士通とかじゃないのかお?」
川 ゚ -゚)「そこのパソコンが良いんだ。まぁお隣さんに金を使わせすぎるのもかわいそうだから、妥協してるが」
(* ^ω^)「クーさん、わかったお。そこまで譲られちゃあ僕も男だお!」
( ^ω^)「一週間くらいで用意するお!通販と秋葉をめぐるお!」
-
( ^ω^)「行こうお、ツンデレ!」
ξ゚⊿゚)ξ「うん!わたし、あまあまがたべたーい」
( ^ω^)「おっ、わかったお。コンビニでお菓子買いにいこう!」
ξ^⊿^)ξ「たくさんでいいよ!」
( ^ω^)「おっおっお」
-
グチャァァ
__:.∫._
\@@@∫/
∴∫__∫,.∫
∫∫∫∫∫∫∫
ポタポタ…
(; ゚ω゚)ギャァアアアア!!
(; ゚ω゚)┏─<パァーン
↑ ↓ → ← キンッキンッキンッキンッ
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-
≡川;゚ -゚)「どうした!?」
(; ゚ω゚)「な、なんだおこれ!?銃が効かない!お化けかお!?」
川 ゚ -゚)「ああ、ラーメンだよ。名前はハムエッグサンド」
( ^ω^)「えっ」
( ・∀・)「あーそれ、僕もびっくりしちゃったんですよね」
(* ・∀・)「まぁそいつのおかげで、良い思いもできたんだけどっ!でへへ」
-
J( 'ー`)し「あらあらうふふ。ブーンさんはお化けが苦手かしら?」
( ^ω^)「……そ、そんなことないお!ただすり抜けたからびっくりしただけだお!いくお!ツンデレ」
ξ゚⊿゚)ξ「ブーンのおうちをわたしのプレイスにするわ!」
バタン
-
J( 'ー`)し「じゃあ、私達も」
( ・∀・)「帰ろうか」
川 ゚ -゚)「うむ。モララー、また明日な」
( ・∀・)「えっ……?」
川 ゚ -゚)「えっ、って明日も学校だろう?」
(; ・∀・)「でも、クーさん」
川*゚ -゚)「私は副会長だからなっ!仕方がないから面倒見てやる!」
-
( ・∀・)「……」
( ‐∀・)「ありがと、クーさん。大好きだよ」
川*゚ -゚)ドキッ
J( 'ー`)し「むぅー、カーチャン嫉妬しちゃうなぁ」
( ・∀・)「ハハハ、何言ってるんだい。腐れババア。さぁ、帰ろう」
J( 'ー`)し「うん!」
バタン
-
≡スィー(神^ω^)「皆、帰ってしまったぞ」
川 - -)「そうだな……なんだか、疲れた」
(神^ω^)「というか、おい!ゲーム制作はどうするんだ!?」
川 ゚ -゚)「え、ああ。PC届いたらやるって」
(神゚ω゚)「ふざけるな!それまでの時間がもったいないだろう!?」
-
川 ゚ -゚)「……」
川 ゚ -゚)「創作の神、良いことを教えてやろう」
(神^ω^)「ぬ?」
川 ゚ -゚)「いいか、ゲーム作りがうまい奴っていうのは、子供の時にゲームばっかりしてるやつよりも」
川 ゚ -゚)「外で遊んでいるやつのほうがうまいんだって、宮本だか日野あたりが言ってた」
-
(神^ω^)「……」
川 ー )「私は、後者になる。ずっと語り継がれるような、すごいゲームを作る」
川 ゚ -゚)「そのために、休息と情報収集は必要だろう?」
(神;^ω^)「ぬ、ぬぅ」
川 ゚ -゚)「というわけでおやすみ。学校で面白いことあったらゲームに取り入れるよ」
-
(神^ω^)「……」
(神゚ω゚)「忘れるなよ、私は完成するまで貴様の前から消え」
グーーーーーースヤァァ
グーーーースヤァァ!!
ギリリリリリ!
(神^ω^)「……」
(神-ω-)「まったく、世話の焼けるクリエイターだな」
(神^ω^)⊃[電気スイッチ]ポチッ
(神^ω^)「おやすみ」
-
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('A`)ムクッ
('A`)「……ここは、あの世か?」
-
('A`)「真っ暗だ。少なくとも天国ではないらしい」
( 'A`)「まぁ地獄なら地獄で、女形の鬼でも従えて国取りでもするところだが」
('A`)「……腹が減った」
( 'A`)「歩けるな……進むか」
-
( 'A`)テクテク
('A`)「ん?」
グチャァァ
__:.∫._
\@@@∫/
∴∫__∫,.∫
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ポタポタ…
-
('A`)「おお、ちょうどいいところにラーメンが。食べよう」
ガツッガツガツガツ
('〜`)「ふぅ……どうやら僕は」
→ドア≡|≡( 'A`)スリヌケ
('A`)「強靭な寄り代を探す必要があるみたいだな。それから今度はクーさんをペットにしよう」
-
('A`)「……そして」
( A゚)「待っていろよ、ブーンとやら……必ずこの手で……!」
創作の神編
おわり
次回 【激闘!葛秤高校編】
続いたらいいな
-
見てくれたみんな、センキュッ!
※作者取材のため、次回は9月4日の朝6:30〜7:00頃にお送りします。
-
乙ww
ドクオが幽霊になりやがったwww
-
乙
取材とは
-
おつー
死体のAAどう見ればいいのかわからんの俺だけ?
-
ヤムチャ
-
乙
カーチャントーちゃんクーの危ない関係の扱いが
-
クー非処女かよ
死ね
-
乙
ドクオが修羅の道に……
-
>>310のBGMはおそらくこれ
違ったらすまんね
http://youtu.be/P8Ivv9a1X4Y?list=PLD0402E59C8D3A0D9
-
乙
とりあえずモララーとドクオは紛れもない親子であることがわかった
-
>>463
ラブライブで探しても見つからないわけだ
-
ハムサンドエッグが犠牲になった、、、
-
ハムエッグサンドだったお
-
乙!
面白いわぁ
-
乙
-
更新されてるだけで吹く
-
ギャグ特有な無駄なシリアス
-
>>463
https://www.youtube.com/watch?v=J8K2DQxZRuQ
俺こっちかと思ったわ
-
どっちにせよ懐かしいわw
あの世で 俺に わび続けろ オルステッドーーーーッ!!!!
-
>>427と
>>449
>(神-ω-)「まったく、世話の焼けるクリエイターだな」
でワロタ
-
※次回までのおさらい。
?@今さら最初から読むのが面倒くさい人用の三行あらすじ。
クー
ゲーム
作ってない
-
2・ここまでの複雑な物語を整理し、考察するために必要なキャラクター紹介(創作の神編 終了時)
川 ゚ -゚) 素直クー
ある日、ゲームを作ろうと決意するが、
ダウンロードした制作ソフトが引き起こす
恠恠奇奇に見舞われる。
あげく、他界しているパパとママから
生前にプレゼントしてもらったPCを
窓から投げた。
お隣さんである内藤ブーンに
ガレリアのPCをねだり、
言質をとることに成功。
60万相当のPCにうきうき。
( ^ω^) お隣さん→内藤ブーン
クーにコーヒードリップを渡した命の恩人。刑事。
ドクオのペットであるクソゴリラ(ツンデレ)を助けた男。
普段はいたって常識人だが、
正義のために熱くなると
見境がない。
('A`) ドクオ (ティンダロス伊差坂)
クーのすむマンションの上の階に引っ越してきた青年。
冷静沈着で利発的思考の持ち主。
内藤ブーンに撃たれ、死亡。
後に幽霊となって復活。
強靭な寄り代を探している。
-
J( 'ー`)しカーチャン(オードリーヘップバーン)
ドクオの母親。
現役引退した山口百恵に
似ていると評判。
素直クーの名前をチンコと
間違って呼んでいたが、
内藤ブーンとの問答でようやく気づいた。
ξ゚⊿゚)ξ津出レイ(クソゴリラ)
ドクオに監禁されている
金髪美少女。
内藤ブーンの手によって救出された。
首だけになってしまったが、
以降、一緒に住むこととなる。
(’e’) 先生
クーが孔子の言葉を思い出すときに出てきた人物。
(-@∀@) アサピー
ドクオの友達。
从'ー'从 ナベちゃん
アサピーの友達。
( ゚д゚ )ミルナ
クーのおばあちゃん。ファブリーズで消された。
-
__:.∫._
\@@@∫/
∴∫__∫,.∫
∫∫∫∫∫∫∫
ハムエッグサンド
ドクオが持ってきた食料。
クーの家のドアに備え付けられているポストへ入れたため、こぼれた。
幽霊だから触れないラーメン。
しかし、霊体となったドクオに
食べられてしまう。
( ^^ω) マルタニスムは瀬川
コンビニエンスストア『サーセンファミリーソンK』の従業員であり、
私立葛秤高校の2年A組。
あだ名はスピードスターか、マルちゃん。
達観した精神を持っており、人気は高いが、本人は斜に構えている。
クラスメイトの素直クーが好き。
( l v l) フフフーン
コンビニエンスストア『サーセンファミリーソンK』の従業員。
年齢37歳。不景気でリストラに遭い、妻と子に逃げられた苦労人。
マルタニスムは瀬川と同じ時間帯に入っているが、名前は不明。
(*゚ー゚) しぃ
マルタニスムは瀬川に連絡先を渡した女子高生。
おつりを貰ったときに感動して高橋洋子の魂のルフランを叫びながら退店した。
(*゚∀゚) しぃの付き添いの女子高生
しぃの付き添い。
爆走するしぃを追いかけながら退店した。
-
( ・∀・)雨宮モララー
私立葛秤高校の2年A組に転入してきた男。
そのあふれんばかりのイケメンさに、ハローやクー、カーチャンなどは虜になってしまう。
ドクオと深い関係がある。
(´・ω・`)ショボン先生
私立葛秤高校の先生。
担当は2年A組。
セクハラを越えたイタズラが大好き。
(*‘ω‘ *)ちんぽっぽ
私立葛秤高校の2年A組。
日直の際の号令はちんぽっぽと叫ぶ。
从´ヮ`从ト 女子高生C
私立葛秤高校の3年生。
ショボンに後ろから乳を揉まれながらうなじをなめられた。
イ从゚ ー゚ノi、 女子高生D
私立葛秤高校の3年生。
テスト中、ショボンに机の下にもぐりこまれてスカートに顔つっこまれながら深呼吸された。
-
川 ゚ 々゚) 素直クルゥ
私立葛秤高校の3年生。
素直クーの姉。
本人に自覚はないが、伝説のギコ番長を殺害したという噂により、
妹の素直クー以外に誰も近寄らない。
しかし転入してきたモララーのみがその事実を知らず、
ようやく後輩ができたことに喜びを隠せなかった。
なお、その噂を広めているのは
妹の素直クーである。
(,,゚Д゚)ギコ番長
元・私立葛秤高校の3年生。
通称『伝説のギコ番長』
あらゆる犯罪に手を染め、
パー券の売り上げが2000万円程度では満足できない
極悪な不良。
ハロー先生の花壇を奪おうとしたが、当時一年生のクルゥに刺され、死亡。
<_プー゚)フ 舎弟
元・私立葛秤高校の2年生。
ギコの側近。
あらゆる犯罪知識に精通し、情報・分析に長ける。
ハロー先生の花壇に咲いている麻薬を論理的にハカマオニゲシと見破るなど、その実力は計り知れない。
当時一年生のクルゥに刺され、死亡。
-
ハハ ロ -ロ)ハ ハロー先生
元・私立葛秤高校の教員。
園芸部顧問。
学校の花壇でケシの花(麻薬)を育てていたが、ギコ番長達にかぎつけられ、気絶させられる。
目が覚めたときに
倒れているギコ達を発見、落ちている園芸ハサミでメッタ刺しにするも
別の教員に見つかり、逮捕された。
後に、刑務所から脱走に成功。
港町のバーで、ある計画を練っている。
(‘_L’) 教員
ハローがギコ達を刺している場面を目撃。
一喝した。
(^ω^神) 創作の神
素直クーがダウンロードした制作ツール『VIP』に封印されていた、創作の神。
インターネットを封じるなどの凶悪な能力を持つ。
クーの作るゲームが完成しない限り、消えない。
創作の神というだけあって、話をまとめたり、ツッコミを入れたりと面倒見のよい存在。
▼・ェ・▼ ワンワン
ツンデレが10歳の時に求愛を迫った犬。
内藤ブーンに追い払われた。
(・(エ)・) 犬神
ツンデレが10歳の時に現れた
奉られし神の存在。
ワンワンの求愛を避けたツンデレを憎み、食べようと襲い掛かった。
助けにきた内藤ブーンと
死闘の末に敗北する。
以上。
-
※クーの部屋にはドクオ(死体)とツンデレ(首なし)がいます
-
登場人物多くてワロタ
-
>>482
見事な事故物件ですな
-
乙。誰を応援したらいいかわからないwww
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BGM:マザー2でホテルに泊まった後、朝起きたときに流れるアレ
トゥルル
トゥルル
トゥルル
パァー
川 つ-゚)「ん……もう朝か」
-
_/レz_
~ r=幺三三≦
ロ /ニ// ∈∋ヘ~
::| ̄\ / ̄~∧:゚
~::>―/ キ/ミ|::。
(_ア-/) -イ _/:::
:: \/三)♯\_:<フ
ロ。~::(三/\_/ニ)::
~:::::~::(ニ/::~
~ <フ ~ ゚::::。
ドーン
/ ̄  ̄\
/ Y _ハ)
| | // /
\ \/ /
||ニ/ /|
/ ̄|| / / ノ ̄\
/ ||/ //
ドーン
-
川 ゚д゚)「ぎゃあ!!死体と首なし胴体が!」
λ⊂川 ゚ -゚)⊃λガシッ
≡川 ゚ -゚)ダッ!
⊃λλ⊂
川 ゚ -゚)⊃マド ガララララ
⊃λλ
川ノ゚ -゚)ノ≡≡〃λλ ポイッ!
グシャァ!
-
川;゚ -゚)「はぁはぁ……」
(^ω^神)「騒々しいな、どうした……っておい、なに窓から投げてるんだ!?」
川 ゚ -゚)「遺物を二つほど」
(^ω^神)「そうじゃない!!だいたい、貴様は昨日もPCを勝手に投げたじゃないか!」
(゚ω゚神)「そんなことしていいと思ってるのか!?不法投棄だぞ!」
川 ゚ -゚)「いいもん。誰かがなんとかするだろ」
(^ω^神)(そういえばこいつわりとクズだった)
-
ヌギヌギ川 ゚ -゚)「それより、おはよう創作の神。朝、早いんだな」
(^ω^神)「貴様が遅いのだ。まったく……」
キガエ カンリョウ川 ゚ -゚)「そんなことはない。ちゃんと始業30分前には席についている」
(神^ω^)「そう言うが、昨日の変な男は既に来ているぞ?」
川 ゚ -゚)「変な男?ティンダロスは死んだし、ブーンさんは変じゃないから……」
川 ゚ -゚)「モララーか」
-
(^ω^神)「うむ。私が玄関で待つように言ってある」
≡川 ゚ -゚)「こうしちゃ居られない。じゃあ行ってきまーす」
(^ω^;神)「おい!朝食は……行ってしまった」
(^ω^神)「大丈夫か、あの娘……」
-
〜〜〜
ガチャ
( ・∀・)「おはよう、クーさん!」
川;゚ -゚)「ああ、おはよう」
( ・∀・)「どうしたの?顔色が悪いよ?生理?」
(゚- ゚ 川「いや……出てくる時にハムエッグサンドがいないのが気になってな」
(・∀・ )「ああ、あの幽霊か。どこかに行ったんじゃない?それか成仏したか」
-
川 ゚ -゚)「むぅ、気になるが……まぁいい。そのうちまた会うだろう」
( ・∀・)「それじゃあ行こうか」
川 ゚ -゚)「ああ。ちょっとサーKに寄るぞ」
( ・∀・)「サーK?」
川 ゚ -゚)「サーセンファミリーソンKだ。知らないのか?」
( ・∀・)「コンビニか!へぇ、こっちではそういう略し方なんだね」
-
川 ゚ -゚)「別の略し方があるのか?」
( ・∀・)「うん。僕たちが前に住んでた所ではセブンイレブンっていうんだ」
川 ゚ ー゚)「ほう、なかなか良いな。よし、行こうかセブンイレブンに」
-
〜〜〜
( l v l)「いらっしゃいませー」
( ^^ω)「いらっしゃいませー」
( l v l)「あー、今日もお客さん多いね、マルちゃん」
( ^^ω)「そうですね」
( l v l)「こうお客さんが多いとあれだね。この後、学校しんどいね」
( ^^ω)「そうですね」
( l v l)「うん。ところでさ、俺の名前ってなにか知ってる?」
( ^^ω)「そうですね」
( l v l)「……」
-
( ^^ω)(クーさん……)
( ^^ω)(俺は、見てしまった)
( ^^ω)(クーさんとあの転入してきた雨宮モララーって奴が一緒に帰るところを)
( ^^ω)(くそ、なぜだ。なんであんな奴と一緒に帰るんだクーさん)
-
( ^^ω)(そりゃ副会長らしく新入りを率先して案内するのはわかるけど)
( ^^ω)(一緒に帰る必要はないだろ)
( ^^ω)(あれか、顔か。顔がいいからか。くそっ、俺ももう少し輪郭が細ければ……)
川 ゚ -゚) ウィーン
(* ^^ω)(あ、クーさん──)
ウィーン≡(; ・∀・)マッテヨー (゚- ゚ 川 オソイゾ モララー
( ゜゜ω)(!!)
-
( l v l)「いらっしゃいませー」
(; ^^ω)(お、落ち着け俺。あれだ。偶然、登校時間が被っただけだ。そんなことは決してない)
(l v l )「どうしたの、マルちゃん」
( ・∀・)川 ゚ -゚)
( l v l)「あ、あれか。なんかあの二人お似合いだよね!美男美女って感じでさ!」
( ^^ω)「黙れ、クソザル」
(; l v l)「えっ、いや、いくらなんでもクソザルって……おっと、いらっしゃいませ」
-
(; ^^ω)(……まさか、まさか二人は付き合っているのか?いやいや落ち着け。たまたまだ。たまたま)
川 ゚ -゚)「おい」
(; ^^ω)(いやでも、なんか仲良さそうだし……)
川 ゚ -゚)⊃†「おい、マルタニスム。レジを頼むよ」
( ^^ω)「あ、すすすみません!温めますね」
川 ゚ -゚)「うん」
-
( ^^ω)⊃ガチャ[ ]
( ^^ω)⊃スッ[†]
( ^^ω)バタン[■]
( ^^ω)ブーーーーン[■]
( ^^ω)(──聞いてみるか)
-
( ^^ω)「あの、クーさん」
川 ゚ -゚)「なんだ?」
( ^^ω)「その……雨宮と、どういう関係なんですか?」
川 ゚ -゚)「雨宮?ああ、モララーか。ど、どういう関係って……ただの隣人だよ」
( ^^ω)「隣人?」
川 ゚ -゚)「そうだ!上の階に引っ越してきたんだよ!」
( ^^ω)「あ、そうなんですか!だから一緒に」
川 ゚ -゚)「そうだ!べ、別に顔が好みとかそういうのはないぞ!」
( ^^ω)
( ^^ω)バゴォオオオオオン[■]
-
( ^^ω)チーン![■]
( ^^ω)⊃ガチャ[†]
( ^^ω)⊃†
( ω)⊃†「……お待たせしました」
川 ゚ -゚)⊃†「うむ。ではまたな」
( ω)「はい……」
-
≡≡川 ゚†゚)コーホー コーホー
( ω)(……あの反応は、脈アリだろう……)
(; ^^ω)(どう考えても気になる男子じゃないか。はぁ……)
( ・∀・)「あの」
( ゜゜ω)「あ?」
-
(; ・∀・)「あ、いや。レジを」
( ^^ω)「……なぁ、お前さ」
( ・∀・)「ん?そういえば君は同じクラスメイトのは瀬川君。朝からアルバイトか、すごいね」
(# ^^ω)「おう、よく覚えてるな、ゆーとーせいクン。俺はお前みたいに朝からのんびりしてられねぇんだ」
( ・∀・)「……」
( ^^ω)「なぁお前、クーさんのことどう思ってんの?」
( ・∀・)「えっ?」
-
( ^^ω)「俺、見たんだぜ。転入初日に、一緒に帰るところ」
( ゜゜ω)「しかも今日は一緒に仲良くコンビニでお買い物ですか。ハッ!うらやましいな、おい」
( ・∀・)「あぁ……なるほど」
( ^^ω)「どう思ってんだよ、なぁ」
( ‐∀‐)「……」
( ・∀・)「好きだよ?」
-
( ω)「ッ!」
( ‐∀・)「人間としてね」
( ^^ω)「えっ……?」
( ・∀・)「彼女は人間味にあふれてる。今どき、ああいう素直で実直な子はいない」
( ・∀・)「そういう心の豊かな所、好きかな」
( ^^ω)「……」
-
( ・∀・)「君、クーさんのこと好きなの?」
(; ^^ω)「ば、バッカちげぇよ!その……ちょっと気になるだけで」
( ・∀・)「……僕が思うに、良いセン行ってると思うよ。は瀬川君は」
(* ^^ω)「ま、マジか!?」
-
( ・∀・)「うん。だって、学生なのに朝からアルバイトして偉いもん」
( ・∀・)「きっと、クーさんもそういう頑張ってるところが好きだから、こうしてセブンイレブンに来てるんじゃないかな?」
( ^^ω)(セブンイレブン??)
( ^^ω)「そ、そうか!なんだよ、お前良い奴じゃん!今度から俺のことマルちゃんって呼んでくれよな!」
( ・∀・)「うん!僕のことはモララーって呼んでね!」
-
(l v l ;)「おーい、は瀬川くーん!宅配便の受付来たから代わってくれ!」
( ^^ω)「ちっ……わりぃ、ちょっとレジ代わるわ」
( ・∀・)「頑張ってね!」
≡( ^^ω)「おう、またな!」
( l v l)「ふぅ、お待たせしました」
( ・∀・)「はい」
( ・∀・)⊃[コンドーム]
-
( l v l)「おっ、兄さんもしかしてさっき来た娘と?」
(* ・∀・)「え、いやぁアハハハハハハハグヘヘヘヘヘ」
( l v l)⊃「いいね、若いって。はい、お釣り」
( ・∀・)「あ、試着してもいいですか?」
(; l v l)「は!?」
-
( ・∀・)「気に入らなかったら返品したいのですが」
(; l v l)「えっ!?いや、そういうのはちょっと……」
( ・∀・)「あぁ、無理ならいいです。ありがとうございました」
( l v l)「あ、ありがとうございましたー?」
≡( ・∀・)
-
( ^^ω)「ふぅ」
( l v l)「あ、ごめんねマルちゃん。代わってもらって……そうそう、さっきの学生がさ――」
(* ^^ω)「いいですよ、気にしないでください!宗男さん!」
( l v l)「だから俺の名前──え、今……宗男って……!」
-
( ^^ω)(雨宮モララー、か。大人っぽい奴だとは思ってたけど)
( ^^ω)(ガキばっかのクラスメイトよりずっとしっかりしてるな)
(* ^^ω)(あいつとなら、良い友達になれそうだ!)
( l v l)「ねぇ!今、俺の名前……」
( ^^ω)「いぃらっしゃいやせぇー!!」
続くといいな
-
宗男wwwwwwwww
コンビニの話大好きだ
-
サーセンファミリーソンKにワロタ
-
なんで最後でkanonネタwwwwwwwwwww
-
キーーーンコーーンカーーンコーン
キーンコーンカーンコーン
ガラララ
(´・ω・`)「はい、席につけーホームルームはじめるぞ」
(´・ω・`)「日直、号令!」
ミセ*゚ー゚)リ「きりぃちゅ!」
ミセ*゚д゚)リ「てい!」
「「「おはようございます!」」」
ミセ*゚∀゚)リ「ちゃくちぇき!」
-
(´・ω・`)「はい。おはよう!今日も良い天気だ。実に素晴らしい!」
(´・ω・`)「実に素晴らしいといえば先生、今日出勤するとき、車で信号待ちしてたらな」
(´^ω^`)「かわいい子がいたからトランクにつめてきた!」
(´・ω・`)「帰ったら心行くまで弄んで、飽きたら飾ろうと思うんだ!」
(´・ω・`)「だから今日は先生もう帰る!」
-
≡(´・ω・`)「あとのことは生徒指導の斉藤先生に任せてるから、じゃあな!」
ガララララ バン!
( ・∀・)「ねぇクーさん。ショボン先生っていつもああなの?」
川 ゚ -゚)「ああって?」
( ・∀・)「ほら、初日もなんかとんでもない発言してたじゃん」
( ・∀・)「どう考えても教育委員会から刺客が送られると思うけど」
-
川 ゚ -゚)「ん、ショボン先生は『クズ力』が高いから教員になれたもんだしなぁ」
( ・∀・)「クズりょく?」
川 ゚ -゚)「そういえばモララーは知らないのか。うちの学校じゃ学力のほかにクズ力が重要視される」
( ・∀・)「なんだい、それ」
川 ゚ -゚)「社会に出て、世の中を渡っていく力なんだって。私は学力2000のAランクで、クズ力1500のBランクだが」
( ・∀・)「ふーん。どうやって測定するの?」
-
川 ゚ -゚)「それは──」
ガララララ
(・∀ ・)「まったくー勝手に帰ってー」
∩(・∀ ・)「みんなー、ちぃーっす」
「「「ちぃーっす」」」
(・∀ ・)「うぃー、今日もがんばろーぜー」
-
( ・∀・)「なんかゆるい先生だね、あと顔が紛らわしい」
川;゚ -゚)「バカッ、あの人は全国でも指折りの学力を持った賢い先生なんだぞ!」
( ・∀・)「えー、そうなの?」
(・∀ ・)「おーい、そこー、あんまりペチャクチャしゃべるなー、俺の話を聞けー」
( ・∀・)「あ、すみません」
-
(・∀ ・)「ん?お前は新しく入ってきた生徒……確か、雨宮シロアリだっけ?」
( ・∀・)「モララーです」
(・∀ ・)「ああー、そうだったー」
(・∀ ・)「ところで、お前ーガククズテスト受けたのー?」
( ・∀・)「え、なんですかそれ」
(・∀ ・)「んだよーショボンの奴、初日にやっとけよー義務だぞー」
-
( ・∀・)「クーさん、ガククズテストって?マナカナのこと?」
川 ゚ -゚)「さっきモララーが言った測定する方法だよ。先生とマンツーマンで対話して決定する」
川 ゚ -゚)「それによって、学力のランクとクズ力のランクが決まるんだ」
( ・∀・)「へぇ、面白そう」
-
(・∀ ・)「しゃあねぇなー、雨宮、ちょっとこーい。俺と一緒にガククズテストするぞー」
(・∀ ・)「ほかの奴らは自習なー」
ワーーーーーーヤッターーーーーーーー!!!!!
(・∀・ )「別室でやるんだ……じゃあ、クーさん。行ってくるよ」
川 ゚ -゚)「ああ、頑張ってな」
-
〜〜〜
生徒指導室
(・∀ ・)「よーし、これからガククズテストを始めるぞー」
( ・∀・)「はーい」
(・∀ ・)「まずはー、学力とクズ力について説明だー」
( ・∀・)「はーい」
(・∀ ・)「学力は……まぁわかるよなー?」
( ・∀・)「はい。クズ力がわからないです」
-
(・∀ ・)「クズ力っていうのは、そいつがいかにクズかをあらわす数値だー」
( ・∀・)「ほうほう」
(・∀ ・)「表面的クズ力とか、潜在的クズ力とか色々あるけど、とりあえず表面的クズ力がポイントだぞー」
( ・∀・)「なるほど。どうやってテストするんですか?殺すんですか?」
(・∀ ・)「それはクズというより犯罪者だー」
( ・∀・)「それもそうか」
-
(・∀ ・)「まぁお前は頭良さそうだし、クズ力は低いだろー、とりあえずやってみっかー」
( ・∀・)「はい!お願いします!」
(・∀ ・)「第一問!テレッテレーン!」
( ・∀・)「!?」
-
(・∀ ・)「今から言うベクトルの内積エーとビーを計算しろー」
(・∀ ・)「a = i + j−k, b = i + 2j + k」
( ・∀・)「は?すみません、もう一度お願いします」
(・∀ ・)「a = i + j−k, b = i + 2j + k」
( ・∀・)「……」
-
( ・∀・)「ににんが、3?」
(・∀ ・)「ブッブー、違うぞー」
( ・∀・)「先生、これはもしかしてバルキスの定理ですか?」
(・∀ ・)「いや、高校数学だー」
( ・∀・)「ウソだ!!!僕が中退するまで通っていた高校じゃ、七の段をすらすら言えれば神童だったのに!!」
(・∀ ・)「それは小学生だー」
-
( ・∀・)「ははーん、あれでしょ。先生、答えわからないんでしょ」
( ・∀・)「僕を試そうとしたんですね。フッ、そうやって教師って奴は」
(・∀ ・)「答えはa ・ b = (i + j - k) ・ (i + 2j + k) = 1 + 2 - 1 = 2だー」
( ・∀・)「……」
(・∀ ・)「高校で習うぞー」
( ・∀・)「……」
-
(・∀ ・)「まぁいいやー、じゃあもっと簡単な問題にするぞー」
( ・∀・)「え、ええ。ちょっとレベルを下げてもいいかなと思います」
(・∀ ・)「じゃあ……第二問、テレッテレーン!」
ψ(・∀ ・)カキカキ
バンッ![√2]⊂(・∀ ・)
(・∀ ・)「これは、なんて読む?」
-
( ・∀・)「……」
(・∀ ・)「カタカナでも、漢字でもいいぞー」
( ・∀・)「……」
( ‐∀‐)(落ち着け、僕)
( ・∀・)(カタカナでも、漢字でもいい……つまり、答えが二つ以上用意されているということか)
( ・∀・)(なら、正解は)
( ・∀・)「コーヒーです!」
-
(・∀ ・)「あ?」
( ・∀・)「珈琲2!」
(・∀ ・)「なめてんのかー」
( ・∀・)「すみません、僕、文系でして」
(・∀ ・)「何系とか関係ないよなー」
-
( ・∀・)「……ははーん、先生も読めないんですよね。まったく、これだから最近の教師は……」
(・∀ ・)「これはルート2って読むんだー、2の平方根でもいいぞー」
( ・∀・)「……ウソだ!!」
(・∀ ・)「携帯でルートって変換してみろー」
( ・∀・)⊃臼「あ、ほんとだ。なんか心肺停止前の一瞬みたいなのが出てきた」
(・∀ ・)「お前の表現力は買うー」
(* ・∀・)「えへへ」
-
(・∀ ・)「これは中学で習うぞー」
( ・∀・)「ほら、僕ってもういい歳なので、忘れちゃうんですよ」
(・∀ ・)「そういえば俺より年上だもんなー」
( ・∀・)「そうですよ。敬ってください」
(・∀ ・)「すまんすまんー、じゃあ次はこれだー」
(・∀ ・)「第三問ー、テレッテレーン」
(・∀ ・)「三角形の面積の求め方は?」
-
( ・∀・)「……」
(・∀ ・)「……」
( ・∀・)「先生」
(・∀ ・)「なんだー」
( ・∀・)「三角形って、なんでしたっけ?」
(・∀ ・)「おー、哲学的だなー。俺、もうお前と話したくなくなってきたぞー」
(* ・∀・)「えへへ」
-
(・∀ ・)「答えは」
( ・∀・)「あ、いいです」
( ・∀・)「もう、いいんで……」
(・∀ ・)「……」
-
( ・∀・)「そうですよ、どうせ僕は高校入学以来テストで0点以上取れたことないんだ」
(・∀ ・)「……」
( ‐∀‐)「そんな僕が、勉強?ハッ、ちゃんちゃらおかしいや」
(・∀ ・)「……雨宮ぁ」
( ・∀・)「でも、先生になら教わってもいいかもしれない」
-
(・∀ ・)「んー?」
( ・∀・)「だって……こんなに良くしてくれるんです。きっと、僕だって頑張れる!」
(・∀ ・)「……」
( ・∀・)「……ねぇ、先生。僕も、頑張ったらなんとかなりますかね?」
(・∀ ・)「それは、無理だ。お前は、無理だ、諦めろー」
( ・∀・)「……」
-
( つ∀・)「……うっ、うっ。くそっ、くそっ!」
(・∀ ・)「……」
(‐∀ ‐)
(・∀ ・)「第四問、テレッテレーン」
( つ∀;)「先生……もうこれ以上、僕を苦しめないで──」
(・∀ ・)「トイチの年利は?」
( ・∀・)「年利365パーセント」キリッ
-
なんかまたんきが一番マトモだな
-
(・∀ ・)「クレジットカードを作るときに大事なことは?」
( ・∀・)「勤続年数や、年収などのバレにくいウソを書くこと」キリッ
(・∀ ・)「1万円の商品を15%のリボ払いで購入し、1か月後に返済した場合に、金利手数料はいくらになる?」
( ‐∀‐)「1万円×1.25%=1万125円」
( ・∀・)「よって、125円の手数料が必要」キリッ
(・∀ ・)「……」
( ・∀・)「……」
-
(・∀ ・)「元本100万円を年利10%で5年複利運用す」
( ・∀・)「161.051万円」キリッ
(・∀ ・)「……最後の問題だー」
( ・∀・)「……」
-
(・∀ ・)「夜、仕事から帰ってきたら家が火事だった。中には妻と子がいる」
(・∀ ・)「妻と息子が燃えて死にそうで、どちらかしか助けられないとき」
(・∀ ・)「どっちを助ける?あるいは、自分の身を案じて逃げる?」
( ・∀・)「そんなの、決まってるじゃないですか。大事な人のところに――」
(・∀ ・)「……おー」
-
( ・∀・)「そう、愛人の家に泊まりに行きます。家がないので」
(・∀ ・)「オーケー、測定終了だー」
( ・∀・)「ふぅ、やっと終わった」
(・∀ ・)σ「お前、クズだー」
-
(; ・∀・)「え!?な、なんでですか!」
カキカキψ(・∀ ・)「えーと、学力10のGクラスと……」
( ・∀・)「ちょっと、先生!学力Gって……10とかどういうことですか!?クーさんだって四桁でしたよ!?」
(・∀ ・)「第四問からやたら計算速かったから10にしといたぞー」
( ・∀・)「……これは、高いんですか?低いんですか?」
(・∀ ・)「ん、ああ。そういえば説明してなかったなぁー」
-
(・∀ ・)「この学校では、ガククズテストで得た合計値を元に、施設の利用や特権が認められるー」
( ・∀・)「施設の利用?」
(・∀ ・)「そうだー。例えば、合計値が500以上だったら、図書室の使用が認められるし」
(・∀ ・)「合計値が1000以上だったら放送室の使用が認められるー」
-
(・∀ ・)「転入初日はショボンの奴がテストしなかったから全施設使っても良かったけど、これからはそうもいかないぞー」
( ・∀・)「へぇ!なんだか面白いですね。それで、学力10だとなんの施設が使えるんですか?」
(・∀ ・)「下駄箱」
( ・∀・)「えっ」
-
(・∀ ・)「下駄箱は使っていいぞー、それ以外は駄目だー」
( ・∀・)「そ、そんな……じゃあトイレも、水道も、屋上も駄目なんですか!?」
(・∀ ・)「駄目だー」
( ・∀・)「……これじゃ、これじゃ駄目だ……これじゃ僕が探している人物に接触できない……」
(・∀ ・)「あー、安心しろー」
( ・∀・)「?」
-
(・∀ ・)「お前、学力は10だけど」
(・∀ ・)「クズ力はSの10000だからたいていの施設は使えるぞー」
( ・∀・)「なぁんだ、良かった!」
(・∀ ・)「良かったなー」
-
キーンコーンカーンコーン
(・∀・ )「あ、授業終わりましたね」
(‐∀ ‐)「おうー、まぁ今日は一日自習にするけどなーめんどくさいしー」
( ・∀・)「そうですか、ところで」
( ・∀・)⊃□「この写真の人物に、見覚えはありませんか?」
□⊂(・∀ ・)「んー?」
-
(・∀ ・)「……」
(・∀ ・)「これはー、うちの校長じゃないかー」
( ・∀・)「なっ!あいつ……校長になってたのか」
(・∀ ・)「校長がどうしたんだー?」
( ・∀・)「いえ……斉藤先生、校長先生はどこに?」
(・∀ ・)「校長室にいるぞーでも、お前は入れないー」
-
( ・∀・)「どうしてですか?合計値10010ポイントの僕が、入れないなんて」
(・∀ ・)「校長室に入るにはー、色々条件があるー」
( ・∀・)「そ、それは?」
(・∀ ・)「それは……」
(・∀ ・)スッ( )
( )「お喋りが過ぎますね、斉藤先生」
-
(・∀ ・;)「ッ!お前はー!」
( ・∀・)「?」
( )「初めまして、雨宮モララー君」
(゚、゚トソン「教頭の都村トソンと申します」
-
〜〜〜
三年生教室前 廊下
ア クルゥサンダ
イコウゼ
ウン
川 ゚ 々゚)「……」
川 ゚ 々゚)「……」
川 ゚ 々゚)(どうしよう……)
川;゚ 々゚)(うんこしたくなってきちゃった……)
-
川 ゚ 々゚)(でも、この前……個室に入ったら閉じ込められたし……)
川 ゚ 々゚)))ギュルルル
川;゚ 々゚)(でも、でも!このままじゃまた伝説が生まれちゃう!)
( )「お困りのようですね」
-
川;゚ 々゚)「えっ……私に、話しかけてくれるなんて……」
川 ゚ 々゚)「あなたは……この学校の生徒じゃないよね?」
( )「そうですね。僕は、この学校の生徒じゃない」
( )「でも、君を助けることはできるかもしれない」
川*゚ 々゚)(嬉しい……!またお話できる人が増えた!お腹痛いけど、がまんがまん!)
川 ^ 々^)「わ、私……クルゥ!素直クルゥって言うの!ね、ねぇ!あなたの名前を教えて!」
-
( )「僕の、名前ですか?」
川;- 々-)「あ……ご、ごめんなさいっ……初対面なのに、その……図々しい、よね?」
( )「……いえ、構いませんよ」
川*^ 々^)パァァ
-
( )「僕は──」
('A`)「ティンダロス伊差坂って言います」
続くといいな
-
ティンダロス伊差坂…!
-
乙!
-
乙
モララーとショボンのクズ力どっちが高いんだ…
ティンダロス伊差坂がなぜこんなところにwww
-
〜〜〜
クー達が家を出る数時間前
午前4時
港町 Bar バーババー
≡( 'A`)スゥ
( ・−・;)「いらっしゃ……すり抜けた!?」
('A`)「どうも」
( ・−・ )「ご注文は?」
('A`)「ミルクを」
ハハ ロ∀ロ)ハ「ハッハァハァハァッ!!スクゥールボォーイには、ミルクが、お似合いだぜ!」
HAHAHAHA!
-
('A`)「なんだと」→ミルクЦ⊂(・−・ )
ハハ ロ -ロ)ハ「ユーは学生?」
('A`)「いえ」
( 'A`)スッЦ≡⊃
('A`)「幽霊です」
ハハ;ロ -ロ)ハ「ゴースト!?」
-
( ・−・ )「だからすり抜けたのか」
('A`)「そうです。わけあって、幽霊になりました」
ハハ ロ -ロ)ハ「オーマイゴッド、まさか、ゴーストを見るとは」
( 'A`)「というわけで幽霊でも飲める物、ありますか?」
ハハ ロ -ロ)ハ「あるわけナイ」
( ・−・ )「あるよ」
('A`)「あるんだ」ハハ ロ -ロ)ハ
-
('A`)「あ、今のって僕がキムタクですよね。で、あなたが松たか子」
ハハ ロдロ)ハ「ノォーーーー!!マイ、キタガワケイコ!!」
('A`)「君は松たか子、僕はキムタク」
ハハ ロ -ロ)ハ「キタガワァ!」
('A`)「産毛がいいんですよ、産毛が」
ハハ ロдロ)ハ「ノォオオオーーー!!!」
-
{Ц}⊂(・−・ )「はい、幽霊ミルク」
( 'A`)⊃{Ц}「どうも」
('A`)「それで、松たか子。君は、どうしてここに?」
ハハ ロ -ロ)ハ「オゥー、ワタシはハロー。元ティーチャー」
('A`)「ほう」
ハハ ロ -ロ)ハ「わけあって、刑務所に入ってタ。でも脱走して今はここで計画を練っテル」
('A`)「そうですか」
-
ハハ ロ -ロ)ハ「ユーは、ゴースト?どんな感じ?」
('A`)「そうですね、不自由しませんよ、色々と」
('A`)「普段入れないところにも入れるし、やろうと思えば、短時間相手の視覚に入らないこともできる」
ワキワキш('A`)ш「まぁ、惜しむらくは、手で触れないってところですかね。色々と」
ハハ ロ -ロ)ハ「ナルホドー。だから、ミルクが飲めない」
('A`)「乳搾りたいんですけどね、人間の」
-
またハローか
-
ハハ ロ -ロ)ハ「バッド!ユーはクレイジー!」
('A`)「僕はキムタク」
ハハ ロдロ)ハ「ノォーー!!」
('A`)「それで、計画ってなんですか?」
ハハ ロ -ロ)ハ「オゥー、ユーも入るか?」
('A`)「まずは内容を聞きましょうか」
ハハ ロ -ロ)ハ「フフフ、聞いて驚くナヨ。私の計画は」
-
ハハ ロ -ロ)ハ「銀行強盗!」
('A`)「銀行強盗?」
ハハ ロ -ロ)ハ「イエス!ゴウトウは、犯罪。ツカまれば、懲役。でもーバレなければー」
ハハ ロ∀ロ)ハ「ビィッグマネーーーーーー!!!」
('A`)「おー、すごいですね」
ハハ ロ -ロ)ハ「オーイエー。ユーも入るか?このドリームプランに」
('A`)「うーん……」
-
ハハ ロ -ロ)ハ「ユーが入れば、千人リキ。ゴーストなら、金庫をすり抜けて盗メル」
('A`)「でも、僕にはやることがあるので……」
ハハ ロ -ロ)ハ「フワッツ?プロミス?約束でもあるのか?」
('A`)「人を探してまして」
ハハ ロ -ロ)ハ「オー、ミッション!で、誰を探してるんだ?」
('A`)「素直クーと、内藤ブーンです」
-
ハハ ロ -ロ)ハ「ソーリー……アイドントノゥー」
('A`)「ちっ、使えないな」
ハハ ロ -ロ)ハ「でもー、素直って名字ニハ、心アタリがある」
('A`)「?」
ハハ ロ -ロ)ハ「たしか、私立クズバカリ高校で、私がティーチャーだったコロ、麻薬を育ててクレタ」
('A`)「なかなかやんちゃな人ですね」
-
ハハ ロ -ロ)ハ「イエス。すごく嬉しそうに水をヤッテタ。あれはソートーな大物にナル」
('A`)「名前は?」
ハハ ロ -ロ)ハ「素直クルゥ……おそらく、イマは三年生」
('A` )「わかりました。では、また来ます」
( ・−・ )「おい、金を払……」
('A` )≡スゥ
-
ハハ ロ -ロ)ハ「すりヌケタ」
( ・−・ )「……」
(・−・ )「ちょ、待てよ!」
( ・−・ )ハッ
(・−・*)
ハハ ロ -ロ)ハ「……」
-
〜〜〜
私立葛秤高校
廊下
('A`)(ここがクーさんの通っている学校……かな?)
('A`)(まずは情報収集……できればここで寄り代を見つけたいところだが)
('A`)(ん?誰か来る)
('A`)(まずい、今は姿を見せるときじゃない。視覚無効化状態になろう)
シューン
-
从´ヮ`从ト「てかさー、新しく入ってきた二年ちょーかっこよくない?」
イ从゚ ー゚ノi、「あー、あれでしょ。雨宮モララーだっけ?」
从´ヮ`从ト「そうそう!なんかクーちゃんと一緒によくいるけど付き合ってんのかな?」
イ从゚ ー゚ノi、「知らなーい。あ、でもクーちゃんと言えば、お姉さんのクルゥさん、モララーと話してたらしいよ」
イ从゚ ー゚ノi、「しかもすんごい嬉しそうにって。クルゥさん、モララー君のこと狙ってんじゃない?」
从´ヮ`从ト「えぇ、マジ!?モララー君大丈夫かなぁ、バラバラにされないかなぁ」
-
テクテク
シューン
('A`)(なるほど……クーさんのお姉さん、クルゥさんはトーチャンを狙っている……か)
('A`)(……)
('A`)(使えるな)
-
〜〜〜
川 ゚ 々゚)「ティンダロス……伊差坂さん?」
('A`)「伊差坂でけっこうですよ、クルゥさん」
川 ゚ 々゚)「う、うん……」
川 ゚ 々゚)「それで……私を助けてくれるってどういうこと?」
('A`)「簡単ですよ。あなたは今……悩んでる」
川 ゚ 々゚)「!!」
('A`)「それも……とても、大きな悩みを持ってる。解決しきれないほどにね」
-
('A`)(そう僕は知っている。あなたがトーチャンのことを好きだと)
川 ゚ 々゚)(この人……私が、今うんこしたいことを、知ってるの?)
-
('A`)「出来る事なら、すぐにでも──はきだしてしまいたい。そうでしょう?」
川 //々/)「……は、恥ずかしいけど、そうです」
('A`)「ふふ、恥ずかしがることはありません。誰でも持つ悩みです」
('A`)「なんなら、この場で出してみては?」
('A`)「すっきりしますよ」
-
川;゚ 々゚)「そ、そうだけど……でも、出来ないよ!そんな、こんなところで……すぐに出すなんて……」
('A`)「大丈夫。僕が、聞きますから」キリッ
川 ゚ 々゚)(えっ、破裂音を?)
-
川;゚ 々゚)「……」
('A`)(ちっ、不信感を与えたか。さすがにトーチャンやキムタクみたいにうまくはいかないな)
('∀`)「ハハハ、冗談です。ちゃんと根本的に解決してあげますよ」
川 ゚ 々゚)「ほ、ほんとう?」
('A`)「はい。ただ、一つ……問題がありますが」
川 ゚ 々゚)「えっ……?」
('A`)「邪魔者が、居ますね」
川 ゚ 々゚)「!!」
-
('A`)(そうだ。トーチャンのそばにはクーさんがいる。麻薬を育てるほどイカれたこの女なら、実の妹をどうこうすることくらい、容易いはず)
川 ゚ 々゚)(邪魔者……私が前にトイレに入ったときに、閉じ込めた人……)
('A`)「そいつが居る限り、あなたは落ち着いて事を済ませられない……違いますか?」
川 ゚ 々゚)「そ、そうです……!とても……落ち着いてなんていられないっ……!」
-
(-A-)「もし、その邪魔者がいなくなれば。誰にも邪魔されず、憧れた存在と至福の時を過ごせるのなら」
('A`)「あなたは、どうします?」
川 ゚ 々゚)「……」
川 ゚ 々゚)「どう、すればいいの?」
('A`)「簡単ですよ、僕に任せてください」
-
川 ゚ 々゚)「でも、誰なの……!」
川;゚ 々゚)「私の、私の(うんこを)邪魔をするのは……!」
('A`)「あなたの(恋路を)邪魔をするのは」
('A`)「素直クー……あなたの妹ですよ」
川 ゚ 々゚)「…………えっ…………」
-
〜〜〜
生徒指導室
(・∀ ・)ギリリ⊂(゚、゚トソン←羽交い絞め
(・∀ ・)「いたいよーおいー、やめてくれよー」
(゚、゚トソン「私立葛秤高校の校則を破ろうとしたのはあなたでしょう?」
(・∀ ・)「んなもん、いいじゃんかー、減るもんじゃないしー」
(゚、゚トソン「いけません。校長室への入り方は、限られた人物のみが知る校則」
(゚、゚トソン「あなたがやろうとしたことは、伝統ある我が校に傷をつけることになります」
-
(・∀ ・)「うるせーなー」
( ・∀・)「あの……」
(゚、゚トソン「モララー君、ガククズテストは受けましたね」
( ・∀・)「え、はい。あの……」
(゚、゚トソン「それは良かった。ポイントは?」
(・∀ ・)「そいつは学力10のクズ力10000だー、けっこうなクズだぞー!」
-
(゚、゚;トソン「まぁ!なんという最悪な数値!学力10!?サル以下ですね!」
( ・∀・)「その……」
(゚、゚トソン「汚らわしい!早く向こうに行ってください!」
(・∀ ・;)「雨宮ぁーこいつは学力が高い生徒しか相手にしないんだー!もう行けー!お前じゃ話にもならないーいたたたー」
( ‐∀‐)「……」
( ・∀・)「いえ、斉藤先生。僕は退きません」
-
(・∀ ・)「あ、雨宮ぁ」
(゚、゚トソン「頭が悪いと往生際も悪いのですね、いいでしょう。斉藤を助けたければ私に勝」
(* ・∀・)「斉藤先生、そこ代わってください」
(・∀ ・)「えっ」
(゚、゚トソン「えっ」
-
( ・∀・)「羨ましすぎますよ、スーツのお姉様に羽交い絞めだなんて!」
≡( ・∀・)「代われ、代われ!!」
( ・∀(♯)ビシッ!!⊂≡
(・∀♯ )≡「ありがとうございましたー!!」
ガララララ
(゚、゚トソン「……」
(・∀ ・)「……なぁ、言っただろー、クズだってー」
(゚、゚トソン「……」
-
〜〜〜
(∩・∀・)「ふぅ、たまんないな。たっちまった」
川 ゚ -゚)「おい、モララー。テズトは終わったのか?」
( ・∀・)「おっと、クーさん。うん、終わったよ!」
川 ゚ー゚)「どうした、嬉しそうじゃないか。良い点数は取れたか?」
( ・∀・)「えっと、学力は10でクズ力は10000だったかな」
川 ゚ -゚)「それは、さすがだな」
-
( ・∀・)「クーさんよりクズ力高いもんね!」
川 ゚ -゚)「黙れ!」
(゚A゚* )「はいはい、ご両人!熱いなー!アッツアツやでぇ!」
( ・∀・)「?」
川 ゚ -゚)「あ、のーちゃん」
(゚A゚* )「よぉ、クーちゃん!それと期待の転入生!調子はどうや!?」
川 ゚ -゚)「ぼちぼちだ」
( ・∀・)「ビンビンだよ」
-
(゚A゚* )「(ビンビン?)そうかそうか!ところで、転入生!テストはどうやったんや?」
( ・∀・)σ「ねぇ、この子だれ?」
川 ゚ -゚)「この子はのーちゃん。2年C組で、生徒会の書記を務めてる」
(゚A゚* )「そして!新聞部の部長やでぇ!よろしくな、モララー!」
( ・∀・)「あれ?僕の名前を知ってるの?」
-
(゚A゚* )「当然や!転入初日から伝説のクルゥさんと会話したホープ!要チェックや!」
川 ゚ ー゚)「またスラムダンクの影響か?」
( ・∀・)「いや、きっとBiNGOだよ」
川 ゚ -゚)「え、なんだそれ」
(・∀・ )(ジェネレーションギャップか?)
-
(゚A゚* )「そんなことはええねん、テスト!テストや!モララーのことやから、学力はSとかちゃうん!?」
( ・∀・)「うん。クズ力はSだったよ。学力はG」
(゚A゚*;)「G!?あんたゴキブリ並やな!!」
川 ゚ -゚)「そういうなよ、のーちゃん。こう見えていいところだってあるんだぞ」
(* ・∀・)「く、クーさん」
(゚A゚* )「おぉ、なんやなんや!?クーちゃんだけが知ってる秘密があるんか?」
川 ゚ -゚)σ「いや、見たらわかるだろ。顔」
(; ・∀・)「クーさん……」
-
(^A^* )「アッハハハ!確かに顔はええな!よっしゃ、そんな新人君にええこと教えたろ!」
( ・∀・)「ええこと?してくれるの?」
⊂(゚A゚* )「ちゃうわ!これや!」
(▼A▼* )スチャ
-
( ・∀・)「昼なのにサングラスかけるの?目は四つもないよ?」
(▼A▼* )「ハンパなボケはやめい!ええか、これはウチの作ったスカウタモサンや!」
( ・∀・)「スカウタモサン?」
川 ゚ -゚)「けっこう便利だぞ。視界に入れるだけで相手のクズ力が分かる。まぁテストと一緒で表面的クズ力だけだがな」
-
( ・∀・)σ「へぇ、すごいなぁ。じゃあ、あそこに居る人のクズ力は?」
(・∀ ・;)「いててー、まったく手加減しろよなー」
(▼A▼* )「ああ、斉藤先生か。確かそんなに高くなかったで」
ピピッ
(▼A▼* )「クズ力たったの5か……ゴミめ」
⊂(゚A゚* )スチャ
(゚A゚* )「というわけや」
-
(* ・∀・)「おーすごい!」
(゚A゚* )「かまへんかまへん!そんなほめんといてや!」
川 ゚ -゚)(これがやりたかっただけなんだよな、のーちゃん)
( ・∀・)「あ、じゃあさ。ショボン先生のクズ力は?」
(゚A゚* )「え、ショボンか?あいつ日に日にクズ力が上がっていくからな」
( ・∀・)「日に日に!?」
-
(゚A゚* )「ウチが覚えとる数値やと、確か78200くらいやったで」
( ・∀・)「こ、細かいね」
(゚A゚* )「アホ!この学校ではテストの点数がゼロでもクズ力高かったらええねん!」
(゚A゚* )「どいつがどれくらいの数値か把握しとくんも、学校生活には不可欠や!よう覚えとき!」
-
嫌な学校だな
-
( ・∀・)「うーん、奥が深いんだなぁ。でも、テストが0点でも問題ないのはいいなぁ」
(゚A゚* )「おっと!ウチはこれから生徒会の仕事やからこれでごめんするわ!」
川 ゚ -゚)「ああ。私も後で顔を出すよ」
(゚A゚* )≡「ほな、さいなら!」
-
( ・∀・)「行っちゃった……面白い子だね」
川 ゚ー゚)「そうだろう。私も好きだ」
( ・∀・)
( ‐∀・)「……クーさんってさ、誰にでも好かれるし、誰のことも好きになるよね」
川 ゚ -゚)「そうか?」
-
( ・∀・)「敵っていないの?」
川 ゚ -゚)「敵、か……さぁな。まぁ、居たとしても」
川 ゚ -゚)「蹴散らすけどな」
( ・∀・)「ハハ、クーさんらしいや」
-
〜〜〜
川 々 )「……」
('A`)「どうですか」
川 々 )「うん……わかった」
('A`)「……」
川 ゚ 々゚)「私、クーちゃんを殺します。必ず、殺します」
-
('A`)「おやおや、頼もしいですね」
('A`)「でも、約束通り……殺す前に僕の元に連れてくること。いいですね」
川 ゚ 々゚)「うん。わかったよ、伊差坂くん」
≡( 'A`)「では……後ほど」
-
川 ゚ 々゚)(……クーちゃん)
〜〜〜
('A`)(ふっ、うまくいった。これでしばらくは様子を見るか)
('A`)(あとは、クルゥさんがクーさんを僕の元に連れてくるだけ……)
('∀`)(あー、楽しみだな。どんなことをしようかな!)
('∀`)(アハハハハハハ!)
-
(゚A゚* )「……」
(゚A゚* )「……なんや、あいつ。ニヤニヤしよって、気持ち悪い」
(゚A゚* )「あんな奴、学校におったかな?」
⊂(゚A゚* )「ま、ええわ!スカウタモサンでスキャンすれば分かるやろ!」
(▼A▼* )スチャ
-
ピピッ
(▼A▼* )「ふん……クズ力70……2000……80000……530000!?まだ上がるだと!?」
('A`)(?)
-
バゴン!
(∩A∩* )「アホな!!スカウタモサンが壊れよった!目がぁ!原作じゃ目の事故はなかったのに!」
('∀`)ニコォ
シューン
-
(゚A゚* )「き、消えた……!?なんやったんや、夢でも……見てるんやろか」
(゚A゚* )「……」
(゚A゚* )「でも、あのセリフ言えただけで満足や。おおきに、名も無きクズ」
続いたらいいな
-
しんみたいにいうなよ
-
乙
ドクオは後二回変身を残してる可能性が
-
乙
しかしもはや当初のゲームを作る面影はないな
-
乙
更新されるたび楽しく見てる
なんか段々レベルが上がってる気がしてとてもいい
-
乙
ショボンYABEEEEEEEE思ったらティンダロスYABEEEEEEEE!!
クズ力に底が見えないぞ…!
-
ちょっとインフレ暴走しすぎてついていけなくなってきた
-
乙
くるうのお腹は一体どうなってしまうのか
-
このモララーとドクオはマジクズだなw
-
マジもんのクズばっかwwwwww
-
乙
もう流石にクズばっかで食傷気味
-
乙
もっとだ…もっとクズを出せ…!
-
ゲーム云々一切忘れて葛秤高校の設定だけで一本書けそうだな
-
ξ゚?゚)ξが引っ越してきたようです
↑
これ思い出したわ
-
〜〜〜
校長室
(゚、゚トソン「校長、斉藤またんき先生の校則突破、阻止して参りました」
( )「ご苦労、さぁしゃぶれよ」
(゚、゚トソン「はい」
チュパドピュ
( )「ふぅ、よし。もういいぞ」
-
(゚、゚トソン「はい」
(゚、゚トソン「しかし、校長。どうやら例の転入生がこの校長室への入り方を模索しているようです」
( )「転入生?ああ、俺そういえば昨日ゴルフだったな、会ってねえや」
(゚、゚トソン「ええ。ちなみにガククズテストでは学力10のGランク」
( ;)「すげぇな。今すぐにでも退学にさせてぇな」
-
(゚、゚トソン「クズ力……10000です」
( )「うわぁ〜〜〜クズだな!」
(゚、゚トソン「はい、クズです」
( )「……」
( )「なぁ、トソン。俺が赴任してきてからこの学校の方針を変えたこと……覚えてるか?」
-
(゚、゚トソン「はい……とても、涙ぐましい努力でした」
( )「ああ。あれは、辛かったな。まぁおかげでPTAや教育委員会はおろか」
( )「文部科学省からも治外法権の烙印を、押されちまったけどな」
-
〜〜〜
数年前
都村トソン 当時受験生
ζ(゚ー゚*ζ「天才大学よ。この国一番の大学、天大に入るのよ!トソンちゃん!!」
(゚、゚トソン「はい、お母様」
ζ(゚ー゚*ζ「早く勉強しなさい!!しないとニューヨークの街を全裸で闊歩させるわよ!」
(゚、゚;トソン「っ!!それだけはやめて……」
-
ζ(゚ー゚*ζ「口答えするな!!!」
(゚、゚トソン「うっ……ごめんなさい……」
ζ(゚ー゚*ζ「さぁ!勉強よ!」
(゚、゚トソン「……」
-
〜〜〜
天大の試験当日
(;TДT)「では、初め!」
(゚、゚トソン(あ、どうしよう……一問目からわからない)
(゚、゚トソン(でも、こういうときは、一問目を飛ばして、二問目を解けばいいよね)
-
(゚、゚トソン(あ、どうしよう……二問目もわからない)
(゚、゚トソン(でも、こういうときは、二問目も飛ばして、三問目を解けばいいよね)
(゚、゚トソン(あ、どうしよう……全部わからない)
(゚、゚トソン(でも、こういうときは、空白を埋めるだけ埋めればいいよね)
-
(;TДT)「そこまで!用紙を回収するまで動かないように」
(゚、゚トソン(……ふぅ、終わった)
(゚、゚トソン(一応、かろうじて分かるところの空白は埋めたけど……)
(;TДT)(こ、この子。名前しか書いてない……なんで来たんだ?)
-
〜〜〜
合格発表
从'ー'从「やったわ!受かった」
(-@∀@)「俺もー!」
(゚、゚トソン(えーと、私の受験番号は……)
ドキドキ(゚、゚トソン
(゚、゚トソン
( 、 トソン(……無かった……)
-
〜〜〜
(゚、゚トソン「た、ただいま……」
ζ(゚ー゚*ζ「お帰り、トソン。連絡もよこさないから、警察に電話したわ」
(゚、゚トソン「えっ……」
ζ(゚ー゚*ζ「国家の犬め、適当にあしらいやがって……それで、トソン?合格したのよね?」
(゚、゚トソン「……ご、ごめんなさい」
ζ(゚ρ゚*ζ
-
支援
アサピー渡辺ときたらセントジョーンズも出てくるか
-
ζ(゚ー゚*ζ「ふ、うふふふ。そう。じゃあ仕方ないわね」
(゚、゚*トソン「えっ、許してくれる──」
ζ(゚ー゚*ζ「ちょうどママの友達のチャイニーズマフィアが健康な娘を欲しがってたの」
ζ(゚ー゚*ζ「良い金になるわ。さぁ、行きましょう香港へ」
-
(゚、゚;トソン「い、いやだ!やめて、やめてよ!」
⊂≡ζ(゚ー゚*ζ「だまらっしゃい!!」
ドンッ( 、 トソン「ウッ!!」
ζ(゚ー゚*ζ「手間をかけさせないで頂戴」
ζ(゚ー゚*ζ「心配しなくても、次に生む子は……きっと上手くやってくれるわ」
-
〜〜〜
香港
チャイニーズマフィア 三十会
( `ハ´)「合言葉を言え」
ζ(゚ー゚*ζ「三十階は階段を使うよりエレベーターの方がチョー最高」
( `ハ´)「入れ」
-
ガチャ
<ヽ`∀´>「ようこそ、ミセス都村。ご機嫌はいかがかな?」
ζ(゚ー゚*ζ「今にも金が入ると思うと嬉しくて仕方ないわ、ミスターニダー」
<ヽ`∀´>「それは良かった。さて、例のものを」
⊂ζ(゚ー゚*ζ「これよ」
( 、 トソン ドサッ
-
<ヽ`∀´>「ふむ、いくつだね?」
ζ(゚ー゚*ζ「18……だったかしら、もう覚えてないわ」
<ヽ`∀´>「では、いくらだね」
ζ(゚ー゚*ζ「そうねぇ、1000万でいいわ」
<ヽ`∀´>「ずいぶんと破格じゃないか、ミセス都村。この子にたくさんの花束を持たせて街角に立たせたら一晩でペイできる」
ζ(゚ー゚*ζ「いいのよ、失敗作だから」
-
<ヽ`∀´>「ふむ……おい」
<_プー゚)フ「へい」
ζ(゚ー゚*ζ「あら、かわいい子ね」
<ヽ`∀´>「こいつはエクスト。ようやくハイハイを覚えたところで俺達に売られたんだ、ミセス都村」
ζ(゚ー゚*ζ「全く、ひどいことをする親もいるものね」
<ヽ`∀´>「ああ、まったくだ」
-
<_プー゚)フ「どうぞ」
ζ(゚ー゚*ζ「ありがと、坊や」
<_プー゚)フ「……」
<ヽ`∀´>「さて、取引は終わりだ。エクスト、途中までお送りしろ」
<_プー゚)フ「……へい」
-
〜〜〜
裏通り
ζ(゚ー゚*ζ「ねぇ、坊や。おばさんの家の子にならないかい?」
<_プー゚)フ「?」
ζ(゚ー゚*ζ「その年でマフィアのボスに買われたんだ。今も殺されずにいるっていうことは」
ζ(゚ー゚*ζ「それなりの能力があるんだろう?」
<_プー゚)フ「……」
-
ζ(゚ー゚*ζ「なぁ、わるくしないからさ、おばさんと一緒に天大を目指し」
<_プー゚)フ「ざけんじゃねぇですよ」
ζ(゚ー゚*ζ「えっ?」
<_プー゚)フ「自分の子供を売っといて、あげく、組織を裏切れだ?」
<_プー゚)フ「大概にしてくだせぇ、クソババア」
-
ζ(゚ー゚*ζ「な、なんですってぇ!」
<_プー゚)フ「そりゃ、俺だって組織を離れたい。ですがね、よしんば離れたところで」
<_プー゚)フ「殺されちまう。俺も、あんたも」
ζ(゚ー゚*ζ「だ、大丈夫よ。たかだかガキの一匹」
<_プー゚)フ「ま、あんたみたいな血も涙もない人間には、わからねぇでしょうけどねぇ」
-
ζ( ー *ζ「……ガキが」
<_プー゚)フ「?」
―┓ζ(゚ー゚#*ζ「ガキが大人に生意気な口きくんじゃないわよ!!」
―┓ζ(゚ー゚#*ζ「お前もクズだ!クズは死ね!!」
<_;プー゚)フ(ま、まずいですぜ!丸腰だった!)
パァーーン!
-
シュー……
<_;プ― )フ⊂( )「ガキが大人に生意気な口をきけない?クズは死ね?おいおい、そりゃちっと酷すぎやしねぇか」
―┓ζ(゚ー゚;*ζ 「だ……誰!?」
( )「じゃあ何のために」
<_;プ― )フ(俺を……かばってくれやした?)
(’e’)「先生ってのは居るんだよ?」
続くといいな
-
訂正
>>631の前に以下の文が入る
(゚、゚トソン「……校長、私は。あなたに、ついていきます」
( )「あぁ?」
(゚、゚トソン「あの日、私を救ってくれた……あの瞬間からそう決めたんです」
以上
-
乙
-
ハローさんのくズ力気になる
-
クズ過ぎワロタ
モララーとか、有り余るクズ力で車破壊したりしそうだな
-
クズばっかなのを逆に開き直ってクズバトルになりそうな展開に
-
もうスレタイが意味なくなってきた
-
セントジョーンズさん!
-
乙
シュールギャグ短編だと思って読んでたら
いつの間にか少年漫画的展開になってたでござる
-
>>627
でも屑だ
-
─┓ζ(゚ー゚*ζ「なにもんだてめぇ!」
(’e’)「俺はセントジョーンズ。しがない校長さ」
─┓ζ(゚ー゚*ζ「こ、校長?どこの!?」
(’e’)「私立……葛秤高校」
─┓ζ(゚ー゚*ζ「クズバカリ?はっ!なんだ、その安直なネーミングは!!」
(’e’)「いい名前だろ。俺がつけたんだ」
(’e’)「クズが天秤にかけられる学校……ってな」
-
<_プー゚)フ「……」
─┓ζ(゚ー゚*ζ「……」
<_プー゚)フ(意味がわからない)─┓ζ(゚ー゚*ζ
-
─┓ζ(゚ー゚*ζ「そんなことはいいわ。ここは九龍城も真っ青の裏通り」
─┓ζ(゚ー゚*ζ「邪魔する気なら撃つわよ?」
(’e’)「おいおい、穏やかじゃねぇな。俺はぁ」
<_プー゚)フ「に、逃げてくだせぇ!」
(’e’)「あぁ?」
-
<_プー゚)フ「俺のことはいい!こういう世界の人間でさぁ!いつでも死ぬ覚悟はできてる!」
<_プー゚)フ「でも、あんたはカタギなんだろ!?早く逃げ」
(’e’)「うるせぇ、マセガキが。ちょっと危ない世界を覗いたくらいでいい気になってんじゃねぇぞ。ガソリンの味とか知らないだろ」
<_プー゚)フ「なっ……!」
(’e’)「まぁ俺も知らないが」
-
(’e’)「だいたいよぉ、世間から屑だゴミだと言われて掃き溜めの中で生きるには」
(’e’)「お前は若すぎんだよ、マセガキ」
<_プー゚)フ「あ、あんた……!人がせっかく、忠告し」
パキューン
─┓ζ(゚ー゚*ζ「時間稼ぎのつもりかしら?」
(’e’)「……」
-
─┓ζ(゚ー゚*ζ「あいにくと私も忙しいの。早く良い種を持ったオスと交尾しないといけないから」
(’e’)「そいつぁ、けっこうなことだ。なら俺と」
パキューン
(’e’-)ツー「……」
─┓ζ(゚ー゚*ζ「死にたいようね」
-
(’e’∩)「……おい、ガキィ」
<_プー゚)フ「な、なんでさぁ」
(’e’)「目ぇ閉じてろ」
<_プー゚)フ「は?」
(’e’)「こっから先はお子様の教育に悪い。だから目ぇ閉じろ」
-
<_プー゚)フ「いやいや、銃つきられて目を閉じてる暇なんざ、ありゃしやせん──」
(’e’)「大丈夫だ」
ザッ≡(‘e‘)「先生を信じなさい」
<_プー゚)フ「……!」
-
その時……どうして目を閉じようと思ったのかは、わからなかった。
<_ ー )フ
(’e’)「よぉし、良い子だ。さて……」
─┓ζ(゚ー゚*;ζ「な、なによ!撃つわよ!」
(’e’)「……」
-
ただ、暗闇の中でも、彼の異様で、頼もしい気配だけが自分の傍から離れていくような気がして
─┓ζ(゚ー゚*ζ(な、なにこいつ……!なんなのこの自信……銃が、怖くないの!?)
それが、いつものように、私腹を肥やすために多人数で相手を私刑にする大人たちとは違って
(’e’)「……」
-
たった一人で、見ず知らずの子供を助けるために向かっていくその様を
─┓ζ(゚ー゚*ζ「そ、それ以上動くと本当に撃つ」
(’e’)「撃ってみろ、クソアマ。だが、こいつを見てからでも遅くはねぇと思うぜ」
初めて、これが大人なんだと思った俺は
-
<_; ー゚)フ「……!」
先生に怒られるのも覚悟で目を開けた。
-
[大金]⊂(’e’;)「すんませぇん!!これで、これで勘弁してくださーい!!」
─┓ζ(゚ー゚*ζ「……」
<_ ー゚)フ(……)
-
⊂ζ(゚ー゚*ζ「ひぃふぅみぃ……フン、まぁいいわ。以後、気をつけることね」
(’e’*)「ありがとうございましゅぅ!!」
<_ ー゚)フ(……)
ζ(゚ー゚*ζ「うふふ、さぁて!臨時収入が入ったから免税店でブランド物買い漁る──」
(’e’)「おらぁ、しねぇ!!」
ドンッ
ζ( ー *ζ「うっ!!」
-
バタッ
<_ ー゚)フ「……」
ζ( ー *ζゴソゴソモミモミ⊂(’e’)
(’e’)「ふぅ、顔と体はいいが、持ってるもんは全部スーパーコピーかよ」
(’e’)「さっき渡した現金と、あんたが持ってる金はいただくぜ」
-
<_ ー )フ(……)
(’e’)「よし。もういいぞ、ガキ」
<_プー゚)フ「……」
(’e’)「近頃の女は横暴だねぇ、銃をつきつけりゃなんでもいうこときくと思ってやがる」
<_プー゚)フ「……」
(’e’)「ま、俺にとっちゃ銃なんざ……おもちゃも同然だがね」
-
<_プー゚)フ「……」
(’e’)「え?どうやって倒したって?ハッ!ガキにはまだまだ早ぇよ。まぁあと十年は……」
<_プー゚)フ「……プッ」
(’e’;)「あ?なにがおかしいんだ?」
<_プー゚)フ「プッ、ハハハハ!最高ですぜ!旦那!」
(’e’;)(やべっ、もしかして見られた?)
-
<_プー゚)フ「いやぁ、校長って強いんすなぁ!助かりやした」
(’e’)(良かった、ばれてない)
(’e’)「あ、ああ!気にスンナ!!ガキの面倒を見るのは先生の務めだからな!」
<_プー゚)フ「……じゃあ、申し訳ついでに頼みがあるんでさぁ」
(’e’)「あぁ?図々しいな」
-
<_プー゚)フ「実はその女の子供、うちの組織に売られちゃいやして」
(’e’)「ほう」
<_プー゚)フ「おんなじように、助けてくれりゃありがたいんすが」
(’e’)「やだ。マフィアは怖い」
<_プー゚)フ「そうっすよねぇ!旦那がいくら強くても、一般の女くらいしか相手にできないっすよねぇ!」
(’e’)「おーおー、マセガキ。そんな軽い挑発で俺をそそのかそうたって、そうはいかねぇぞ?」
-
<_プー゚)フ「ちっ」
(’e’)「俺がお前を助けたのは気まぐれだ。気まぐれ。決して、女をナンパするか金を奪おうって算段ってわけじゃないんだ、気まぐれで助けただけだ」
(’e’)「そんな危険なとこいけるか、ボケ。クソして寝ろ」
<_プー゚)フ「……俺はね、今よりもガキの時にマフィアに引き取られたんす」
(’e’)(うわぁ〜〜〜〜、同情を訴えてきた〜〜〜)
-
<_プー゚)フ「だから、わかるんすよ。同じように捨てられたガキが、幸せには生きていけないことを」
(’e’)「へぇー、へぇー、そいつは悲しいな。それじゃ」
<_プー゚)フ「あー、あの子めっちゃ可愛かったのに……」
(’e’)「!?」
<_プー゚)フ「大人になる前に殺されちゃうんだろうなぁ」
(’e’)「おい」
<_プー゚)フ「へい」
(’e’)「案内しろ」
<_プー゚)フ「へい!」
-
〜〜〜
チャイニーズマフィア 三十会
( `ハ´)「合言葉を言え」
<_プー゚)フ「三十階は階段を使うよりエレベーターの方がチョー最高」
( `ハ´)「入れ」
-
<ヽ`∀´>「お帰り、エクスト。ずいぶんと遅かったじゃないか。それに」
(’e’)
<ヽ`∀´>「そのでかくて臭い捨て猫は、なんだ?」
<_プー゚)フ「……」
<ヽ`∀´>「うちはペット禁止だって、知ってるよなぁ、エクスト」
(’e’)(こえぇ、マフィアこえぇ)
-
<_プー゚)フ「ボス、お願いがありやす」
( `ハ´)「エクスト!ボスの質問に答え──」
<ヽ`∀´>「いい、言ってみろ」
<_プー゚)フ「へい」
<_プー゚)フ「俺と、さっき売られた女……組織から抜けさせてくれやせんか?」
(’e’)「……」
-
( `ハ´)「お、おいエクスト……!?お前、なにを言って」
<ヽ`∀´>「本気か?どうしてだ、エクスト。お前には愛情を持って育ててきたつもりなんだが」
<_プー゚)フ「へい。ボスに受けたご恩は忘れやせん。一生、感謝して生きていくつもりでさぁ」
<_プー゚)フ「ただ……カタギの世界って奴も見てみてみたくて……」
( `ハ´)「おい!!てめぇなめた口聞いてんじゃ」
<ヽ`∀´>「いい。下がれ」
( `ハ´)「す、すみません……」
-
<ヽ`∀´>「なぁ、エクスト」
<_プー゚)フ「へい」
<ヽ`∀´>「思えば、お前を育ててきて……もう数年、経ったよな」
<_プー゚)フ「へい」
<ヽ`∀´>「そろそろ独り立ちしても、良い頃合かもしれねえな」
(’e’)(お、いけんじゃね、無血退場)
-
<_プー゚)フ「ぼ、ボス……!それじゃ」
ドゴォ!!
<_ д )フ「ぐあっ!!」
(’e’;)「お、おいクソガキ!」
<ヽ`∀´>ガシッガシッ「俺はなぁ、エクスト。お前のことを買ってるんだ」
<_ д )フ「あ、ぐぅっ!!」
-
<ヽ`∀´>ガシッガシッ「だから淋しいこと言うなよ。独り立ちしたいならさせてやるからよ」
<ヽ`∀´>「おい。銃」
( `ハ´)「は、はい」
(’e’;)「な、なにを!」
<ヽ`∀´>┏─「捨て猫さんは黙ってみてな。ちゃんと空き地に帰してやる」
-
<_ д )フ「……」
<ヽ`∀´>┏─「最後に言い残すことはあるか、エクスト」
<_ ー )フ「……これだから」
(’e’)「?」
<_プー゚)フ「これだから、大人ってやつぁ……信用ならないんですぜ……」
(‐e‐ )
<ヽ`∀´>┏─「あの世で大人になりゃ、わかるさ。あばよ」
-
(’e’)「やめろ!!」
( `ハ´)┏─カシャ
( `ハ´)┏─カシャ
( `ハ´)┏─カシャ
( `ハ´)┏─カシャ
┏
|
┏─ (’e’) ―┓
|
┛
<_プ―゚)フ(!?)
<ヽ`∀´>┏─「……」
-
( `ハ´)┏─(’e’)「もう、やめろ……!金なら……俺が出すから」
<ヽ`∀´>┏─「いけねぇな、捨て猫は喋っちゃ。これは俺達、家族の問題だ。わかるよな」
<_プ―゚)フ「……」
<ヽ`∀´>┏─「まぁ、口を挟んだ以上、あんたも殺すが……どっちからがいい、選ばせてやるよエクスト」
<_プ―゚)フ「……なんで」
( `ハ´)┏─(∩e’)「あー、やっちゃった……俺ってばなんて聖人なんでしょ」
<_プ―゚)フ「なんで、見ず知らずの他人に……」
-
( `ハ´)┏─(’e’)「言っただろ、ガキ。子供が生意気な口聞けねぇなら」
( `ハ´)┏─(’e’)「なんのために先生はいるだよってな」
<ヽ`∀´>┏─「殺せ」
-
( `ハ´)┏─「……」
<ヽ`∀´>┏─「おい、なにやってる。早く殺せ」
( `ハ´)「……」
( `ハ´)カシャ
( `ハ´)カシャ
( `ハ´)カシャ
( `ハ´)カシャ
<_プ―゚)フ「……?」
<ヽ;`∀´>┏─「お、おい。なんで武器を下げる。お前らどういうつもりだ!?」
-
( `ハ´)「……」
( ^ハ^)「人を殺すなんて、ダメですよボス」
( ^ハ^)「そうですよ。みんな生きてるのに」
( ^ハ^)「さぁ、みなさん!今日も元気にボランティア活動に行きましょう!」
( ^ハ^)「おー!」
≡( ^ハ^)≡( ^ハ^)≡( ^ハ^)≡( ^ハ^)タッタッタ
-
<ヽ;`∀´>┏─「ど、どうなってやがる……!?」
(’e’)「ホントはこんなところで使うわけにはいかなかったんだがな」
<ヽ;`∀´>┏─「お前か、お前がやったのか!?何者だ!?」
(’e’)「私立葛秤高校の校長さ」
<ヽ;゚∀゚>┏─「クズ……バカリ高校だと……!?まさか、お前は!?」
(’e’)「そうだな、全国のクズにとっては天敵かもしれねぇな」
<ヽ;`∀´>┏─「相手の潜在的な悪を吸い取る……クズの死神……!!」
<ヽ;`∀´>┏─「聖人ジョーンズ……!!」
-
(’e’)「やっぱマフィアのボスクラスだと知ってるのね、俺のこと」
<ヽ ∀ >┏─「ふ、ふざけんな!俺は、俺はこんなところで」
<ヽ`д´>┏─「善人になってたまるかぁ!!」
<ヽ^∀^>「ふわぁ!今日はたくさん募金が集まるといいな!」
<ヽ^∀^>「待っててね!恵まれない子供達!!」
≡<ヽ^∀^>タッタッタッタ
-
<_プ―゚)フ「……」
(’e’)「おい、クソガキ。立てるか?」
<_プ―゚)フ「……何者なんでぃ、あんた」
(’e’)「お前が知る必要はねぇよ、バーカ。ったく、人をダシに使いやがって」
<_プ―゚)フ「……」
(’e’)≡「おーい、可愛い子ちゃーん。お、居た居た、かわいぃ!こんなところに閉じ込められちゃってまぁ」
(゚、゚トソン「な……なんですか、あなた……」
-
(’e’)「君を買いにきた王子様だよぉ!」
( 、 トソン「ひぃっ!もう、乱暴しないで……!」
(’e’)「……いいや、するね」
( 、 トソン「う、うう」
<_ ―゚)フ「おい、あんた──くっ、体が……!」
(’e’)「まず、その服を脱がせます」
(∩、∩トソン「ううううっ!!」
-
(’e’)「そして、しまむらで新しい服を買います」
( 、 トソン「うう……?」
<_プ―゚)フ「?」
(’e’)「さらに、たくさんの食事を与え、太らせます。ついでにあっちのクソガキも」
(゚、゚トソン「……」
<_プー゚)フ「あ、あんた……」
-
(’e’)「さらにさらに、女の命の髪も切ってやる!専用の美容師を呼んで!」
(゚、゚トソン「…………」
<_プー-)フ「……へっ」
(’e’)「どうだ、辛いだろう。怖いだろう。いっぱい乱暴してやるから覚悟しろよ!」
(;、;トソン「あ……あぁ……」
(’e’)「んだよ、もう泣いちまったのかよ。これから大人になるにつれ、辛いこといっぱいあんのに」
(e’ )「ほれ、いくぞ。マセガキ共!」
<_プー゚)フ「へい!」
-
〜〜〜
校長室
(゚、゚トソン「エクストは……もう死んでしまったけど、きっとあなたに感謝していますよ」
(’e’)「はぁ?あのクッソガキがか?ないない、絶対に天国で中指たててらぁ」
(゚、゚トソン「ふふ。校長……あなたのおかげで、私は生きていられます。本当に……ありがとうございます」
-
(’e’)「んだよ、気持ち悪いな、そんなことより転入生の件だよ。転入生!」
(’e’)「知ってのとおり、この能力が原因で、俺は命を狙われてる。ヤクザにマフィア、軍からもな」
(’e’)「転入生が俺のことを始末しにくる可能性もある。セキュリティは大丈夫だろうな?」
-
(゚、゚トソン「は、はい。ご安心を。申し上げたとおり、ここに入る条件もまだ知りえていないはず」
(’e’)「まぁ四天王が持ってるカギを順番に差し込まないと入れないからな。あいつら倒すのは俺でも難しいもん」
(゚、゚トソン「ええ。まず絶対にここへはたどり着けませんよ」
(’e’)「だな。よし、じゃあしゃぶってくれ!」
-
(゚、゚トソン「はい!でも、いいんですか?たまにはもっと……」
(’e’;)「バカッ!マセガキが!そんなことさせられるか!お前が奉仕しないと自害するっていうから、これでも譲歩してんだぞ!!」
(゚、゚トソン「仕方ありませんね。では……」
(’e’)「うむ……」ボロン
-
('A` )≡|≡スゥ
(゚、゚トソン「あ」チュパ
(’e’)「うわ」ドピュッ
・:∵('A` )
('A` )スゥ・:∵
(’e’)「すり抜けた!?」(゚、゚トソン
('A`)「あ、どうも」
続くといいな
-
乙
で、ゲームは?
-
ちょwwきったねwwwww
-
乙
-
最悪の場所にクズが現れた
乙
-
何でこの校長がいるのにクズばっかなんだ
-
〜〜〜
キーンコーンカーンコーン
川 ゚ -゚)「もう昼休みか。モララー、どうする?」
( ・∀・)「どうするって言われてもずっと自習だったからたいして疲れてないよ」
川 ゚ -゚)「そうか。なら、もう少し学校を案内してやろうか」
( ・∀・)「わーい」
-
ガララララ
从´ヮ`从ト「く、クーちゃん」
川 ゚ -゚)「ん?」
从´ヮ`从ト「よ、呼んでるよ」
川 ゚ -゚)「誰が?」
从´ヮ`:从ト「……クルゥさんが、屋上に来いって」
川 ゚ -゚)「なに?ねーちゃんが?どうしたんだろう」
( ・∀・)「……」
川 ゚ -゚)「すまない、モララー。ちょっと行ってくる」
( ・∀・)「うん」
-
〜〜〜
屋上
ヒュウウウウウウウゥゥゥ
川 ゚ 々゚)「……」
ガチャ
川 ゚ -゚)「どしたの、ねーちゃん」
川 ゚ 々゚)「……クーちゃん」
-
川*゚ -゚)「さては寂しくなって、私の声が聞きたくなったな!このぉ!」
川 ゚ 々゚)「やめてよ」
川 ゚ -゚)「えっ……?」
川:゚ 々゚)「やめてよ……!そうやって……!仲良くするフリ……!」
川:゚ -゚)「な、なに言ってるんだ、ねーちゃん?」
川 ゚ 々゚)「私……知ってるんだから……!」
川 ゚ -゚)「なにを?」
川 ゚ 々゚)「全部、知ってるんだから……!!」
-
川 ゚ -゚)「だからなにを──」
川 ゚ 々゚)「私のこと天から降り注ぐ汚物だって……!」
川 ゚ -゚)「えっ?」
川 ゚ 々゚)「人を殺しても、なんとも思わない殺人鬼だって」
川 ゚ -゚)「ああ」
川 々 )「……モララーくんのこと……好きだって……!」
川 ゚ 々゚)「全部、学校中に言いふらしてるの……知ってるんだからっ!」
-
川 ゚ -゚)「……」
川:゚ -゚)「は?」
≡川 ゚ -゚)「おいおい、ねーちゃん。なんか知らんが誤解だよ、誤解。だいたい、私がそんな」
ヒュッ!
川:゚ -゚)≡「うわっ!」
川 々 )ニフ「許さない……」
川:゚ -゚)「ね、ねーちゃん……カッター振り回すのはどうかと思うぞ」
-
川 々 )ニフ「許さない……」
川:゚ -゚)「ねーちゃんってば!」
川 々 )ニフ「あんたなんか」
川 ゚ 々゚)ニフ「殺してやる!!!」
-
〜〜〜
校長室
(゚、゚:トソン「……」
(’e’:)「……」
('A`)「お楽しみのところ、すみません」
(゚、゚:トソン「あ、あなた、どうやってここに入ったの!?」
('A`)「いえ。ちょっと通ろうとしたらあなた達が居たもので」
(゚、゚トソン「通るって……壁を、ザーメンをすり抜けたじゃない!?」
('A`)「あやうく顔射になるところでしたね」
-
(゚、゚:トソン「くっ……!そうか、校長の命を狙う刺客か……!」
('A`)「校長?ああ、ここは校長室ですか。とすると」
( 'A`)「あなたが、校長先生ですか」
(’e’)「ああ、そうだ。で、あんたは何者だ?」
('A`)「僕は、ティンダロス伊差坂。幽霊です」
-
(’e’)「幽霊……あー、だから壁とか色々すり抜けたわけか。とすると俺を乗っ取りにでもきたか?」
(゚、゚トソン「そ、そんな……!」
('A`)「へぇ……なかなか、察しがいいですね。予定とは違うけど、これは素晴らしい寄り代になりそうだ」
(’e’)「……」
(゚、゚トソン「校長!ここは私が──」
(‐e‐)「やめとけ」
(゚、゚:トソン「で、ですが!」
(’e’)「やめとけっつってんだよ。お前じゃ無理だ」
-
(゚、゚トソン「えっ……?」
(’e’)「あいつのクズ力……ケタが違う」
(゚、゚トソン「そ、そうですか?一見、利発そうに見えますが」
(’e’)「おそらくショボンが100人束になっても勝てないだろうな」
(゚、゚:トソン「なっ……!?あの四天王最強のクズ力を持つ……歩く犯罪が、100人でも……!?」
('∀`)ニィ
スッ⊂(゚、゚:トソン「いったい……どれだけのクズ力を……」
(’e’)「スカウタモサンは使うなよ。おそらく数値が高すぎて壊れる。目を傷めるぞ」
-
(゚、゚トソン「っ!なら、どうすれば!?」
(’e’)「……」
(’e’)「下がってろ。本気でやるから」
(゚、゚トソン「こ、校長……!」
ゴォオオオオオオオオ
( 'A`) (’e’)
ドドドドドドドドド
-
(-、゚:トソン(ッ!なんて、クズ力……!吐き気がする……!!)
(゚、゚トソン(……私が、ここに来て以来……校長の本気を見たことがなかった……)
(’e’)「さて、来てもらって早々わりぃが、帰ってくれねぇかな?」
('A`)「いやです。その強靭な肉体と精神に、淫乱な秘書……おまけに校長の座」
('A`)「奪わないわけ、ないでしょう?」
-
(゚、゚トソン(生徒や、教員……どれだけクズでも、その人間の本質を見極めるために、クズ力を奪うことをしなかった校長の……本気)
(’e’)「そりゃそうだ。だが」
(’e’)「この聖人ジョーンズの築いた城を、簡単に奪えると思うなよ」
-
〜〜〜
屋上
川 ゚ -゚)「はぁ……はぁ……」
川 ゚ 々゚)ニフ「ねぇ、逃げないでよ……クーちゃん……死んでよ」
フェンス→┯ 川 ゚ -゚)(まずいな……フェンスに追い込まれた)
川 ゚ -゚)(ウメハラがぁ、画面端ぃ!)
川 ゚ -゚)(……)
川;゚ -゚)「くそっ……!ねーちゃん!考え直してくれ!私は悪くねぇ!」
-
川 ゚ 々゚)ニフ「……」
川 ゚ -゚)「ほら、よく考えてよ!私がそんなことするわけないだろ!?」
川 ゚ 々゚)ニフ「……」
σ川 ゚ -゚)「こぉんな、美人で、頭が良くて、優秀な妹が」
川 ゚ -゚)σ「そぉんな、微妙で、頭もあんまり良くなくて、残念な姉を」
川 ゚ -゚)「貶めるわけないだろう!?」
川 ゚ 々゚)ニニフ「……」キリリリ
川 ゚ -゚)(しまった、逆効果だった……)
-
川 ゚ 々゚)ニニフ「そうね……クーちゃんは、可愛いし、頭も要領もいいもんね」
川 ゚ -゚)「……」
川 ゚ 々゚)ニニフ「それに比べて、私は……私は……!」
川 ゚ -゚)「ねーちゃん……」
川; 々 )ニニフ「うっ!」ギュルルルルル
≡川;゚ -゚)「ねーちゃん!大丈夫──」
川;゚ 々゚)ニニフ「近寄らないで!!」
-
川;゚ -゚)「っ!!」
川 ゚ 々゚)ニニフ「もうやめてよ……そうやって……私に優しくして、裏でほくそ笑むの……」
川 ;々゚)ニニフ「辛いんだよ……?悲しいんだよ……?信じてる人に……裏切られるなんて……!」
川 ;々;)ニニフ「クーちゃんだけは……!クーちゃんだけは、信じてたのに……!」
川 ゚ -゚)「……」
≡川 ゚ -゚)
川:つ々゚)ニニフ「こ、こないで!」
-
≡川 ゚ -゚)「……」
川;゚ 々゚)ニニフ「こないでよ!刺すよ!」
川 ゚ -゚)「──いいよ、刺しても」
川 ゚ 々゚)ニニフ「!?」
川 ゚ -゚)「辛いよな、悲しいよな。私だって、わかる」
川 ゚ 々゚)ニニフ「ウソよ!クーちゃんに、私の気持ちなんて……!」
川 ゚д゚)「わかる!!」
-
川:゚ 々゚)ニニフ「えっ……!?」
川 ゚ -゚)「私だってな!私だって……私だって!!」
川 ゚ 々゚)ニニフ「く、クーちゃん……」
川 ゚д゚)「私だってな!!」
川 ゚ 々゚)ニニフ「……」
川 ゚ -゚)「わ、私、だって……」
川*゚ -゚)(どうしよう、私、完璧すぎて非の打ち所が無い)
-
川 ゚ 々゚)ニニフ「……どうして?」
川 ゚ -゚)「ん?」
川 ゚ 々゚)ニニフ「どうして、そんなに優しくしてくれるの?」
川 ゚ -゚)「ねーちゃん」
川 ゚ 々゚)ニニフ「あなたにとって、私は……ただの遊び道具なんでしょう……なのに、どうして」
川 ゚ -゚)「違う」
-
川 ゚ 々゚)ニニフ「えっ……?」
川 ゚ -゚)「ねーちゃんは、ねーちゃんは……」
川 ゚ 々゚)ニニフ「……」
川 ゚д゚)「ねーちゃんだ!!」
川 ゚ 々゚)ハッ!
〃ニニフ カランカラン
≡川 ゚ ー゚)(あ、なんかテキトーに言ったら武器を落とした!チャンス!今のうちに攻撃を)
≡川 々 )「クーちゃぁん」
川;゚-(゚々 ゚川「うわっ!」
川;゚ 々゚)「ごめんっ!ごめん!私が悪かった!私が……クーちゃんのこと信じてあげられなかった!」
川 ゚ -゚)「ね、ねーちゃん……」
川 ゚ -゚)(なに言ってんだ、こいつ)
-
川 ゚ -゚)「……なぁ、なにがあって妹を殺そうと思ったんだ?」
川 ゚ 々゚)「私ね……学校のトイレで閉じ込められたことがあったの……それで、その犯人がクーちゃんだって……」
川 ゚ ー゚)「あー、なるほど。ふふっ、馬鹿だな、ねーちゃん。そんなわけないだろう」
川 ゚ 々゚)「だよね……えっと、じゃあ……その……モララー君のことも……」
川 ゚ -゚)「ん?モララーがどうした?」
-
川 //々/)「……え、えっちなことしたって……」
川 ゚ -゚)「……」
川;゚ -゚)「は?いやいや、してないしてない。ちょっとプロレスごっこしただけさ」
川 ゚ -゚)「あんな奴に私の操を捧げられるか」
川 ゚ 々゚)「えっ……でも、クーちゃん、モララー君のこと好きなんじゃ」
川 ゚ -゚)「ああ、顔はな」
川 ゚ 々゚)「顔?」
-
川 ゚ -゚)「顔はやばい。でも、性根は腐ってる。クズだ。あんなクズ男と一緒になろうとは思わん」
川 ゚ 々゚)「クーちゃん……」
川 ゚ー゚)「ふっ、そんなことで悩んでたのか、ねーちゃん。もう大丈夫だ。全部作り話だよ」
川 ゚ -゚)「それより、そんなこと誰に聞いたんだ?言った奴をとっちめてやる」
川 ゚ 々゚)「あ、えっと……この学校の生徒じゃないみたいなんだ」
川 ゚ -゚)「部外者?」
-
川 ゚ 々゚)「うん。名前は……ティンダロス伊差坂くん」
川;゚ -゚)(な、なん……だと……!?)
川 ゚ 々゚)「なんか、クーちゃんのことを探してたみたい」
川 ゚ -゚)(奴が……なぜ?あの時、確かにブーンさんが殺したはず)
川 ゚ 々゚)「クーちゃん?大丈夫?どこか刺さったの?」
川 ゚ -゚)「ん……あ、ああ。ごめんごめん。刺さってないよ」
-
川 ゚ -゚)(どういうことだ……いったい?とにかく、モララーにでも相談してみるか)
川 ゚ 々゚)「でも本当に良かった……!伝説を広めてるのはクーぢゃんじゃなくて!」
川 ゚ -゚)「あ、それは私」
川 ゚ -゚)<グサッ(゚々 ゚川
-
┯川;゚ -゚)フラッフラッ(……もう一本……)
川 ゚ 々゚)「……あ」
川 - )≡┯スルッ(あったのね……)
川 ;々;)「く、クーチャァァァァァアン!!うっ!お腹が!!」
ブブリリリリリリリッ!!!
ガチャ
( ・∀・)「クーさん、クルゥ先輩!昼休み終わ」
川 ;々;)「クーチャアアアアアン!!」ブリリリリリブゴッ
( ・∀・)「うわっ、くっせぇ!!」
-
〜〜〜
‖|‖
川 - -)
ヒューーーン
川 - )(ああ……お腹痛い……血が出てるし……)
川 - )(しかも……なんか落ちてるし)
川 - )(私……死ぬのか……このまま、死ぬ、のか)
川 д )「いやだぁ!!!!誰か助けて!!」
ドンッ!
-
川 - )(……)
スィー(神 ω )「まったく……」
⊃川 ゚ -゚)⊂(……?)
(神^ω^)「本当に世話の焼けるクリエイターだな、貴様は」
川 ゚ -゚)「そ、創作の、神……!!」
-
(神^ω^)「朝食もとらずに行ったから気になってきてみれば案の定、面倒に巻き込まれよって」
川;゚ -゚)「うわぁ浮いてる……あ、いたたっ……」
(神^ω^)「ぬ、ケガをしているのか。待ってろ、このまま病院に」
川 ゚ -゚)「だ、ダメだ……」
(神^ω^)「何を言っている。その傷じゃ死ぬぞ」
川 ゚ -゚)「あいつが……あいつが、追ってくる」
(神^ω^)「あいつ?」
-
川 ゚ -゚)「ティンダロス……伊差坂が……この学校に居る……!」
(神゚ω゚)「!?」
(神^ω^)(いや、病院が先だろ)
川 ゚ -゚)「頼む、創作の神……!私を、校庭に降ろしてくれ……」
(神^ω^)「ふざけるな!そんなことできるわけ」
川 ゚ -゚)「頼む……!ねーちゃんのことを……!騙したあいつを許せん!」
-
(神^ω^)「だからといって命より優先できるわけがないだろう!貴様は、ゲームを」
川 ゚ -゚)「作るから……」
(神^ω^)「?」
川 ゚д゚)「ゲーム、作るから!頑張って、作るからぁ!」
(神;^ω^)「……」
(神-ω-)「はぁ……仕方ない、だが応急処置はするぞ」
川*゚ -゚)「あ、ありがとう、創作の神!でも、どうやって応急処置を?」
(神゚ω゚)「いいからテーピングだ!」
-
〜〜〜
校長室
( A )「……」
(’e’)「……」
(’e’;)「……くっ……」
(゚、゚トソン「校長!!」
('A`)「だから何度も言ってるじゃないですか、無駄だって」
(’e’)「……」
('A`)「霊体の僕に物理攻撃が通用するとお思いで?」
(’e’)「ちっ……めんどくせぇガキが……!」
-
(゚、゚;トソン(違う……!幽霊だとかそんなことよりも)
(゚、゚トソン(あの男のクズ力が高すぎて、攻撃が通らないんだ!)
('A`)「とはいえ、やはり寄り代には十分。さぁ、僕と一つになりましょう」
(’e’)「ざけんな……!誰が男と一緒になるかよ……!」
('A`)「そうですね。その気持ちはわかります。なら」
( 'A`)スッ(゚、゚トソン
('∀`)「このスーツの女性と一緒になりましょうか」
(’e’;)「!!」
-
(゚、゚;トソン「ひっ!」
(’e’;)「や、やめろ!そいつには手を出すな!!」
('A`)「おやおや、かっこいいですね!まるで正義のヒーローだ」
('A`)「できることなら、そのくだらない正義感の前でこの女をむちゃくちゃにしてやりたいところですが」
('A`)「いかんせん、幽霊の僕には触ることができない」
(゚、゚;トソン「こ、校長……!」
(’e’;)「やめろ……!」
-
('∀`)「ハッハハハハハ!!!ほら、見たことか!やっぱり誰も僕を裁けないんだ!」
('A`)「金も、地位も、権力も!全て手にいれてやる!世界は僕のものだ!!」
( e )「やめろ……」
(’e’)「やめろぉ!!」
キュイーーーーン
(;'A`)「な、なんだこの光は!?」
(゚、゚トソン「校長……その技は……!」
-
ファブリーズか
-
(’e’)「マフィアやヤクザ相手なら……躊躇無く使ってたんだが、まさかガキに使うことになるとはな」
(;'A`)「……!!」
(゚、゚*トソン(あれは……チャイニーズマフィアを無力化した……聖人ジョーンズの……!)
(’e’)「いい加減にしろよ、クソガキ。てめぇみたいなクズは」
(’e’)「俺が吸い取ってやる」
-
〜〜〜
屋上
川 ;々;)「うっ、うううう……!」
( ・∀・)「クルゥ先輩!くっせどうしたんでくっせ!」
川 ;々;)「クーちゃんが……!クーちゃんが落ちちゃったよぅ!」
( ・∀・)「えっ!?それより、そうして泣いていることよりも、やることがあるでしょう!?」
川 つ々゚)「えっ……!そうか、クーちゃんを助けに!」
( ・∀・)「拭かないと!うんこ!!臭くてたまらん!」
川 ゚ 々゚)ハッ
-
〜〜〜
。__________。
(\ ∞ ノ
\ヽ /
ヽ)⌒ノ
 ̄
↑干した
( ・∀・)「ふぅ……」
川 ゚ 々゚)「ご、ごめんね……モララー君……その、手伝ってもらって……」
-
( ・∀・)「いいですよ、先輩。なんだか新しい世界が見えましたし」
川 ゚ 々゚)「そ、そう?でも、お漏らししちゃったし……」
( ・∀・)「なにを言ってるんですか、漏らしてなんぼですよ。僕だってしょっちゅう漏らしますから」
川*゚ 々゚)「……ありがとう、モララー君。気を遣ってくれて……優しいね」
( ・∀・)(ホントなんだけどなぁ)
-
( ・∀・)「それより、何があったんですか?」
川 ゚ 々゚)「……クーちゃんがね、私のことをいじめてるって聞いたの」
( ・∀・)「えっ?クーさんが?」
川 ゚ 々゚)「うん。あ、でもでも。それはウソだったの」
( ・∀・)「はぁ」
川 ゚ 々゚)「で、色々あって刺しちゃって」
(; ・∀・)「刺したんですか!?」
-
川;゚ 々゚)「うっ……うん。そしたらフェンスから落ちちゃった」
( ・∀・)「そうですか……まぁ刺した先輩もたいがいですが、そんなウソ、誰に吹き込まれたんです?」
川 ゚ 々゚)「えっと……ティンダロス伊差坂君」
( ・∀・)「……え?」
川 ゚ 々゚)「ティンダロス伊差坂君」
-
( ・∀・)(ティンダロスって……ドクオだよな?あれ、あいつ死んだはずじゃ)
( ・∀・)(でもそれが本当なら……全部、俺の息子が悪いって事か……?)
( ・∀・)「──そいつの言うことを聞いちゃったんですか?また、どうして」
川 ゚ 々゚)「それは……その」
( ・∀・)「ん?」
川 ゚ 々゚)「えっと……も、モララー君と……」
( ・∀・)「僕と?」
川 //々/)「つ、な、仲良くなれるからって……」
-
( ・∀・)「……」
( ・∀・)「何言ってるんですか」
川;゚ 々゚)「ごっ!ごめんなさいっ!め、迷惑だよね!」
( ・∀・)「もう、こんなに仲がいいじゃないですか。同じクソを拭いたんですよ?」
川 ゚ 々゚)「えっ……?」
( ・∀・)⊃「それとも……もっと仲良くなりますか?」
川*;゚ 々゚)「え、えっ……も、モララー君……!」
( ・∀・)「クルゥ先輩……」
-
(・∀・ )「っと、いつもなら楽しむところだけど、ごめん。それよりもちょっとやることが出来てしまった」
川 ゚ 々゚)「ふぇ……?」
(・∀・ )「帰ってきたら続きをしましょう、先輩。それまでにパンツ乾くといいですね」
川;゚ 々゚)「も、モララー君、どこに行くの?」
-
(・∀・ )「いえ、ちょっと」
(・∀・ )「息子に説教を、ね」
-
〜〜〜
校長室
('A`)「……」
(゚、゚;トソン「……」
(’e’)「……」
(’e’;)「ウソ……だろ」
('∀`)「……」
(’e’;)「効かない、なんてよぉ……!?」
-
('A`)「今、なにかしましたか?」
(゚、゚トソン(どうして……どうして校長のあの技が効かないの!?)
(’e’)「……ま、まさか……お前」
(゚、゚トソン「?」
校長専用スカウタモサン→(★e★)
-
(★e★)「表面的クズ力……166万……」
(゚、゚;トソン「ひゃ、百六十六万……!?」
(★e★)「の、14乗」
(゚д゚;トソン「じゅ、十四乗!!?」
(★e★)「潜在的クズ力……0……!!」
( Д ;トソン「せ、潜在的クズ力……ゼロ!?」
('A`)(なに言ってんだろう、こいつら)
-
スチャ⊂(’e’)「どんな人間だって表に出さずとも、少なからずあるクズな面……潜在的クズ力」
(゚、゚;トソン「それが……ゼロって、どういうことですか、校長!?」
(’e’)「……そいつは、次元が違う」
(゚、゚トソン「えっ……」
(’e’)「普通の人間は、倫理や法、周囲の目を気にしてクズなところを抑えてるが」
(’e’)「そいつは……一切、隠していない。全部……表に出してる」
(゚、゚トソン「そ、そんな……!」
(’e’)「俺が吸い取れるクズ力は潜在的なクズ力だけだ。そいつは……」
(’e’;)「正真正銘、クズ。クズの王だ」
(゚、゚;トソン「クズの……王!?」
-
('A`)「いいですね、王。僕にぴったりの称号だ」
('A`)「なら……国は家、民はペット、僕に仇名すものは全て排除する」
('∀`)「さぁ、ひれ伏すがいい!我が名はティンダロス!この世界を支配する王なり!!」
-
ドゴォン!!!
(’e’)「!?」
(゚、゚トソン「!?」
('A`)「な、なんだ!?」
( ∀ )「王……?ずいぶんと偉くなったもんだな」
(゚、゚;トソン「ウソでしょ……!?四天王を倒さないと開かない扉を……無理やり!?」
(’e’;)「お、おい……お前は……」
-
臭くwwwwwwwてwwwwたまwwwwwらんwwwwww
-
( ・∀・)「久しぶりだね、セントジョーンズ。そして」
(・∀・ )「昨日ぶりだな、ドクオ」
('A`)「トーチャン……」
-
ティンティン普通に自分の本名忘れてるな
-
〜〜〜
(゚、゚トソン「も、モララー君って、確か……クズ力10000だったはず」
(゚、゚;トソン「なのに、どうしてそんな強力な……!?」
(’e’)「なるほど、そういうことか」
(゚、゚トソン「ど、どういうことですか、校長!?」
(’e’)「潜在的クズ力だよ。あいつは、あのティンダロスとかいうクソガキと真逆」
(’e’)「表面上はそこそこのクズだが、いい歳ってのもあって無茶はできねぇ」
(’e’)「だが、ひとたび……その力を解放すれば」
(’e’)「とんでもないクズってことが発覚する」
-
(゚、゚トソン「隠れたクズ……ということですか?」
(’e’)「ああ。さしずめ、『真面目系クズ』だな」
( ・∀・)「褒めるのはよしてくれよ、セント」
(’e’)「久しぶりだなぁ、モララー。同窓会以来か?俺を探してたんだろう?」
( ・∀・)「ああ、そうだった。だが、今はちょっと休戦だ」
(’e’)「……そうだな」
-
ゴゴゴゴゴゴゴ
('A`)「人のことを除け者にして……お前達は、なんだ?」
ゴゴゴゴゴゴゴ
-
ドドドドドドド
( ・∀・)「父親だよ、馬鹿息子」
(’e’)「先生だよ、クソガキが」
ドドドドドドド
-
(゚、゚トソン(す、すごい……!!これが、聖人ジョーンズと真面目系クズ……!なんてオーラなの!)
(’e’)「モララー、時間を稼げるか?」
( ・∀・)「なに?」
(’e’)「奴は霊体だ。物理は効果的じゃない。しかも潜在的クズ力がゼロだ。だから……」
(‐e‐)「今まで使ったことはなかったが……奴の表裏クズ力を奪う奥義を使う」
(; ・∀・)「お、おい。そんなことしたら、お前……!」
(’e’)「なぁに、聞いてりゃ息子なんだろ?品行方正に育って欲しいんじゃねぇのか?」
(・∀・ )「……礼は言わないぞ」
(’e’)「期待してねぇよ」
-
('A`)「作戦会議は終わりましたか?」
( ・∀・)「……なぁ、ドクオ。どうしてこんな風に育ったんだろうな」
('A`)「そりゃ、トーチャンの背中を見てきたからだよ」
( ・∀・)「──そうか、なら」
(# ・∀・)「ここらへんで一回、おしおきしてやらないとな!」
-
シュン
バババババババ!!!!
スタッ!
シュシュシュシュシュ!!!
(゚、゚;トソン(な、なに……なにが起こってるのかさっぱりわからない!!)
-
ズザーッ!!
('A`)「やるね、トーチャン」
( ・∀・)「お前もな、ドクオ」
シッ!
ドゴォ!!!!!!
(゚、゚トソン(な、なんなの!?なにが起こってるの!?)
-
(; ・∀・)「くっ……がっ!」
('A`)「どうしたの、トーチャン。その程度?」
( ・∀・)「やっぱり……歳には勝てないか……」
('A`)「いいんだよ、無理しなくても。心配せずとも、これからカーチャンに養ってもらって」
('∀`)「クーさんをペットにするからね」
-
( ・∀・)(……クーさん……)
( ‐∀‐)
――川 ゚ -゚)――
――川 ゚ ー゚)――
――川 ゚ー゚)――
――川 ^ー^)――
('A`)「さぁ、トドメだよ。トーチャン」
( ‐∀‐)
( ・∀・)「…………」
( ∀ )「ドクオ……」
('A`)「最後に言いたいことはある?」
( ・∀・)「……ドクオ、トーチャンの最後の言葉、よーく聞け」
('A`)「なに?命乞い?」
-
( ・∀・)「クーさんは」
( ・∀・)「男だ」
-
な、なんだってー!
-
――――――――――――
(゚A゚)「えっ……」
――――――――――――
-
( ・∀・)「うっそぴょーん!!!今だ!セント!!」
《〇》シュワワワワーン
∩ ∩
(’e’)「上出来だ!クズ野郎!」
《〇》≡≡≡⊂(’e’#)「うぉおおおおおおおお!!!」
-
(;゚A゚)「しまった!!避けきれない!!」
サッ川 ゚ -゚)ノシ「お、いたいた。おーい、ティンダロスー、モララー」
≡川 ゚ -゚)ノシ《〇》≡≡≡
川 ゚ 《〇》-゚)ノシ バシュウ!
-
('A`)「あ」
(゚、゚トソン「あ」
(’e’)「あ」
( ・∀・)「あ」
川 ゚ 《〇》-゚)「……」
川 ゚ 〇-゚)「……」
川 ゚ -゚)「……」
-
わろた
-
( ・∀・)「あの、クーさん…………?」
川 ゚ -゚)
スッ≡川 ゚ -゚)「……」
( ・∀・)「ど、どこへいくの?」
川 ゚ -゚)「……帰る」
( ・∀・)「え?帰るって?」
川 ゚ー゚)「早く作らないと!ゲームを!!」
激闘!私立葛秤高校編
おわり
次回 【ゲーム制作編】
-
あっ…
-
見てくれたみんな、センキュッ!
-
乙
-
あっ…
-
あっ…
-
あっ…
-
乙
-
乙
どうすんのこれドクオ止まらないけど
-
えっ
シリアスって何だったんだ(困惑)
-
乙!
-
>>739
>(神^ω^)「本当に世話の焼けるクリエイターだな、貴様は」
でワロタ
-
おいいいいいいいいィィィィィィィイイィィィィィィ??!?
何やってんのおおおおおォォォォォォオオオオオオ?!?!
-
乙
クーがクズじゃなくなっちまった!
…ようやく話が進むってことじゃねーか!
-
クズじゃなくなったのは表面上だけっていうのが性質悪い
-
あとドクオを説明するキーワードとしてしばしば「利発」が用いられることにワロタ
-
>>798
いや、まて
セントジョーンズが最後に出したのは
>(‐e‐)「今まで使ったことはなかったが……奴の表裏クズ力を奪う奥義を使う」
表も裏もどちらも奪う奥義、つまり正真正銘品行方正にするわけだ
-
これで葛秤高校完全無視でクーがゲーム製作に没頭する展開来たらマジで単行本全巻買うわ
-
※本編は作者腹痛のため数十分遅れます。
1.三行あらすじ
川 ゚ -゚)ノシ
≡川 ゚ -゚) 《〇》≡≡≡
川 ゚《〇》-゚)バシュウ
以上
-
2.ここまでの複雑な物語を整理し、考察するために必要なキャラクター紹介(激闘!私立葛秤高校編 終了時)
川 ゚ -゚) 素直クーある日、ゲームを作ろうと決意するが、
ダウンロードした制作ソフトが引き起こす
恠恠奇奇に見舞われる。
あげく、他界しているパパとママから
生前にプレゼントしてもらったPCを
窓から投げた。
翌日、学校で唆された素直クルゥに刺され、
屋上から転落するが、
創作の神により一命を取り留める。
姉を騙したティンダロスに会いに校長室へとたどり着いたが、
セントジョーンズの放った奥義を受けてしまい、
ゲーム制作の活力が湧いた。
( ^ω^) お隣さん→内藤ブーンクーにコーヒードリップを渡した命の恩人。刑事。
ドクオのペットであるクソゴリラ(ツンデレ)を助けた男。普段はいたって常識人だが、
正義のために熱くなると
見境がない。
('A`) ドクオ (ティンダロス伊差坂)クーのすむマンションの上の階に引っ越してきた青年。
冷静沈着で利発的思考の持ち主。内藤ブーンに撃たれ、死亡。
後に幽霊となって復活。
強靭な寄り代を探している。
港町のバーでハローから素直クルゥの情報を聞きつけ、
情報収集と寄り代の模索に葛秤高校へと赴く。
クルゥを騙し、セントジョーンズと戦う。
-
J( 'ー`)しカーチャン(オードリーヘップバーン)
ドクオの母親。
現役引退した山口百恵に
似ていると評判。素直クーの名前をチンコと
間違って呼んでいたが、
内藤ブーンとの問答でようやく気づいた。
ξ゚?听)ξ津出レイ(クソゴリラ)ドクオに監禁されている
金髪美少女。内藤ブーンの手によって救出された。
首だけになってしまったが、
以降、一緒に住むこととなる。
(’e’) 先生クーが孔子の言葉を思い出すときに出てきた人物。
正体は、私立葛秤高校の校長。
潜在的クズ力という特殊な力を
吸い取ることの出来る人間。
その類稀なる力に、
マフィアやヤクザ、
果ては軍関係者までもが
彼の命を狙っている。
校長室にて、ドクオと対峙。
後に現れたモララーと共闘する。
(-@∀@) アサピー
ドクオの友達。
天才大学に合格した。
从'ー'从 ナベちゃん
アサピーの友達。
天才大学に合格した。
( ゚д゚ )ミルナ
クーのおばあちゃん。
ファブリーズで消された。
-
__:.∫._
\@@@∫/
∴∫__∫,.∫
∫∫∫∫∫∫∫
ハムエッグサンド
ドクオが持ってきた食料。
クーの家のドアに備え付けられているポストへ入れたため、こぼれた。
幽霊だから触れないラーメン。しかし、霊体となったドクオに
食べられてしまう。
( ^^ω) マルタニスムは瀬川コンビニエンスストア『サーセンファミリーソンK』の従業員であり、
私立葛秤高校の2年A組。あだ名はスピードスターか、マルちゃん。
達観した精神を持っており、人気は高いが、本人は斜に構えている。
クラスメイトの素直クーが好き。
転入してきたモララーのことを
良く思っていなかったが、
コンビニでの会話により和解。
以後、良い友達になれそうだと自覚する。
( l v l) フフフーン(宗男)
コンビニエンスストア『サーセンファミリーソンK』の従業員。
年齢37歳。不景気でリストラに遭い、妻と子に逃げられた苦労人。
マルタニスムは瀬川と
同じ時間帯に入っているが、
名前は不明。
後に、マルタニスムは瀬川の
テンションが上がったため、
名前が呼ばれた。
-
(*゚ー゚) しぃ
マルタニスムは瀬川に連絡先を渡した女子高生。
おつりを貰ったときに感動して高橋洋子の魂のルフランを叫びながら退店した。
(*゚∀゚) しぃの付き添いの女子高生
しぃの付き添い。
爆走するしぃを追いかけながら退店した。
( ・∀・)雨宮モララー
私立葛秤高校の2年A組に転入してきた男。
そのあふれんばかりのイケメンさに、ハローやクー、カーチャンなどは虜になってしまう。
ドクオと深い関係がある。
ガククズテストを受け、
学力10のGランク、クズ力10000のSランクと認定されたが、
潜在的クズ力は計り知れない。
騙された素直クルゥのうんこを拭き、
ドクオが一連の黒幕だと発覚するや、
単身、校長室へと赴き、
セントジョーンズと共闘する。
-
(´・ω・`)ショボン先生
私立葛秤高校の先生。
担当は2年A組。
セクハラを越えたイタズラが大好き。
私立葛秤高校の四天王。
クズ力は四天王の中でも最強で、
二つ名は歩く犯罪。
(*‘ω‘ *)ちんぽっぽ
私立葛秤高校の2年A組。
日直の際の号令はちんぽっぽと叫ぶ。
从´ヮ`从ト 女子高生C
私立葛秤高校の3年生。
ショボンに後ろから乳を揉まれながらうなじをなめられた。
素直クーに、
素直クルゥの呼び出しを伝える。
イ从゚ ー゚ノi、 女子高生D
私立葛秤高校の3年生。
テスト中、ショボンに机の下にもぐりこまれてスカートに顔つっこまれながら深呼吸された。
川 ゚ 々゚) 素直クルゥ
私立葛秤高校の3年生。
素直クーの姉。本人に自覚はないが、伝説のギコ番長を殺害したという噂により、
妹の素直クー以外に誰も近寄らない。しかし転入してきたモララーのみがその事実を知らず、
ようやく後輩ができたことに喜びを隠せなかった。なお、その噂を広めているのは
妹の素直クーである。
ドクオの甘言に乗せられ、
素直クーを殺そうと屋上へと呼び出し、
カッターナイフで肉薄するも、誤解だと気づく。
しかし、クーのある一言で無意識に刺してしまい、
うんこと一緒に泣き崩れた。
-
(,,゚Д゚)ギコ番長
元・私立葛秤高校の3年生。
通称『伝説のギコ番長』あらゆる犯罪に手を染め、
パー券の売り上げが2000万円程度では満足できない
極悪な不良。ハロー先生の花壇を奪おうとしたが、当時一年生のクルゥに刺され、死亡。
<_プー゚)フ 舎弟(エクスト)
元・私立葛秤高校の2年生。
ギコの側近。
あらゆる犯罪知識に精通し、情報・分析に長ける。
ハロー先生の花壇に咲いている麻薬を
論理的にハカマオニゲシと見破るなど、その実力は計り知れない。
幼い頃に
チャイニーズマフィアである三十会に引き取られ、
教育を受ける。
トソンを売るために
足を運んだ都村から、
自分の子供にならないかと誘われるがこれを拒否。
逆上した都村に
銃を向けられたところをセントジョーンズに助けられた。
当時一年生のクルゥに刺され、死亡。
ハハ ロ -ロ)ハ ハロー先生
元・私立葛秤高校の教員。
園芸部顧問。
学校の花壇でケシの花(麻薬)を育てていたが、ギコ番長達にかぎつけられ、気絶させられる。
目が覚めたときに
倒れているギコ達を発見、落ちている園芸ハサミでメッタ刺しにするも
別の教員に見つかり、逮捕された。
後に、刑務所から脱走に成功。
港町のバーで、ある計画を練っている。
その計画は銀行強盗。
(‘_L’) 教員
ハローがギコ達を刺している場面を目撃。
一喝した。
-
(^ω^神) 創作の神
素直クーがダウンロードした制作ツール『VIP』に封印されていた、創作の神。
インターネットを封じるなどの凶悪な能力を持つ。
クーの作るゲームが完成しない限り、消えない。
創作の神というだけあって、
話をまとめたり、
ツッコミを入れたりと面倒見のよい存在。
クーが屋上から転落したとき、助けた。
▼・ェ・▼ ワンワンツンデレが10歳の時に求愛を迫った犬。
内藤ブーンに追い払われた。
(・(エ)・) 犬神ツンデレが10歳の時に現れた
奉られし神の存在。
ワンワンの求愛を避けたツンデレを憎み、食べようと襲い掛かった。
助けにきた内藤ブーンと
死闘の末に敗北する。
ミセ*゚ー゚)リ 号令をした女生徒
私立葛秤高校にて、日直の際には赤ちゃん言葉で号令をする。
(・∀ ・) 斉藤先生
私立葛秤高校の教員。
クーいわく、全国でも指折りの賢い先生。
ガククズテストを受けていないモララーに対して、自らカククズテストを行った。
終了後、モララーから探し人の写真を手渡され、
情報を伝えるも、
教頭のトソンに妨害される。
-
ζ(゚ー゚*ζ トソンの母親
国内最大の難関大学である
天才大学に娘を入学させるために勉強を重視するお受験ママ。
その執念はかなりのもので、
勉強をしなければ
ニューヨークを全裸で闊歩させると脅迫するほどのもの。
試験に受からなかったトソンを気絶させ、
友達のチャイニーズマフィア三十会に売りつける。
帰路にて、エクストを自分の子供にしようとするが、失敗。
逆上し、銃を突きつけるも、
セントジョーンズに妨害された。
(゚、゚トソン 都村トソン
私立葛秤高校の教頭。
チャイニーズマフィアに
その身を売られたが、
セントジョーンズによって救出。
以後、彼の元で暮らす。
命を助けられ、
人並み以上の生活を
送ることのできたセントジョーンズを
異常なほど敬愛しており、
性的な奉仕をしないと
自害するほどに依存している。
(;TДT) 試験官
天才大学の試験官。
名前しか書いていないトソンの答案に驚く。
-
<ヽ`∀´> チャイニーズマフィア三十会のボス
チャイニーズマフィアのボス。
トソンを1000万で購入する。
送りに出したエクストが戻ってきて、
彼の言い分を聞いた後、
銃で殺そうとするが、
セントジョーンズの力によってクズ力が無くなり、
募金に目覚めた。
( `ハ´) チャイニーズマフィアの手下
チャイニーズマフィアの手下。
セントジョーンズを殺そうと囲み、銃を突きつけたが、
彼の力によって無力化。
ボランティアに目覚めた。
以上。
-
楽しみ
-
クーの住むマンション 入り口
≡川 ゚ -゚)(いーそげいそげのーりおくれるな)
≡川 ゚ -゚)(げ、え、むをつくるぞー!)
川 ゚ -゚)「……あれ?」
□ ドーン
川 ゚ -゚)「この大きなパソコンは……ん?手紙が」
-
川 ゚ -゚)「差出人は……ブーンさんか。そうか、もう用意してくれたのか!」
川 ゚ー゚)「直接会わずに手紙で礼を伝えるなんて紳士だなぁ、なんて書いてあるんだろう」
ペラッ
[クーさんへ。パソコンはこれでいいかお?
おかげさまで、貯金していた給料の三か月分がなくなっちゃったお。
ああ、いいんだお。気にしないで。
このお金でプロポーズができるとかそんなこと微塵も考えていないからお。
制作がんばってください。
死んで詫びてください。
ブーンより]
-
川 ゚ -゚)「……」
川 ゚ -゚)「私はなんてことをしてしまったのだろう」
川 ゚ -゚)「警察の立場と引き換えに、私欲を優先してこんな要求をするなんて……」
川 - )「謝ろう……謝ってパソコン返そう……」
-
川 ゚ -゚)σピンポーン
川 ゚ -゚)「……」
川 ゚ -゚)σピンポーン
川 ゚ -゚)「……留守かな。あんまり鳴らすのも悪いから、明日にでも謝るか」
川 ゚ -゚)「でもパソコンがないとゲーム作れないし……」
川 ゚ -゚)「とりあえず、代わりのパソコンをアマゾンで注文して、それまでは使わせてもらおう」
川 ゚ ー゚)「あれだったら代金に手間賃を上乗せして返せばいいよね」
川 ゚ー゚)「よし!そうと決まったらさっそく制作だ!!」
-
〜〜〜
一時間後
川 ゚ -゚)「……ふぅ、ようやくセッティングも終わったし、まずは制作ツールのダウンロードから始めるか」
川 ゚ -゚)「……そういえば、創作の神がネットを禁止しているって言ってたけど」
カチカチ
川 ゚ -゚)「あ、やっぱり私の使ってたPCに対しての制限だったわけか。このPCなら大丈夫だな」
ダウンロード完了しました
-
川 ゚ -゚)「あとは、インストール……っと。そういえばまだ帰ってこないのか、神」
川 ゚ -゚)「まぁいいや。今まで作る作るって、嘘ばっかりついてきたもんな。ダメだぞ、私。ちゃんと約束は守らないと」
インストール完了しました
川 ゚ -゚)「やっぱりガレリアは速いな。メモリ32GBだけはある。……ん?」
以前のデータを復元しますか?
-
川 ゚ -゚)「すごいな、『VIP』は。どうやって以前の情報を取得しているんだろう」
川 ゚ -゚)「アカウントと紐付けているわけでもないし……IPアドレスか?こっそり認証でもしてるのかな」
川 ゚ -゚)「まぁいいや。復元しよう」
復元中……
-
川 ゚ -゚)「復元といっても、前のデータなんてほとんど作ってなかったからな」
川 ゚ー゚)「ちょうどいいや、最初から見直していくとするか」
復元完了しました
川 ゚ -゚)「おっ、よーし。やるぞー!」
-
川 ゚ -゚)「まず、主人公と仲間のキャラクターから見直さないとな」
川 ゚ -゚)「えーと、主人公は……」
キャラクター1
ティンダロス伊差坂[('A`)]
川 ゚ -゚)「……」
川;゚ -゚)「ティンダロス……伊差坂……」
-
───
('A`)「あ、どうも」
('A`)「わかれうたが好きですが」
(゚A゚)「黙れ!!メスブタ!!」
('A`)「クッキーですよ!!」
(')∞(`)「あ、痙攣した。よし、Bボタンを押そう!」
('A`)「僕は違う。食べたいものを食べ、犯したい女を犯し、好きな時に寝る!」
('∀`)「ありのままでいいんですよ、ありのままで」
───
-
川 - )「……」
川 ゚ -゚)「……」
川 ゚ -゚)「なんだ、この名前と顔。消去、消去と」カチカチ
-
川 ゚ -゚)「だいたいなんだティンダロス伊差坂って。脈絡もなければ意味もわからない」
川 ゚ -゚)「ハーフにしたって、ティンダロスさんと伊差坂さんが結婚するとは思えないしな」
川 ゚ -゚)「もし、結婚して子供ができても、その子の名前にこんなふざけた名前をつけるわけがない」
川 ゚ -゚)「市役所だって猛反発する」
川 ゚ -゚)「ましてや、主人公だぞ。まだトンヌラとかのほうがいいわ」
-
川 ゚ -゚)「全く……私はダメだな。こんなもの売れるわけがないのに」
川 ゚ -゚)「気を取り直して、次は……」
キャラクター2
オードリーヘップバーン[J( 'ー`)し]
川;゚ -゚)「お、オードリー……」
-
───
J( 'ー`)し「そう、チンコちゃんっていうのね。これからよろしくね」
J( 'ー`)し「チンコさん、台所借りるわね」
J( >ー<)し「あらあら、ごめんねチンコ。カーチャンが作っちゃいました☆てへぺろ」
J( 'ー`)し「たいへん、チンコが切れたわ」
J( 'ー`)し「チンコ!泣かないで!立ち上がるのよ!」
J( 'ー`)し「チンコ、stand up!」
───
-
川 ゚ -゚)「著作権的なあれにひっかかる。消去消去」カチカチ
川 ゚ -゚)「ダメだろ、これは。確か没後50年は使っちゃいけないはずだぞ」
川 ゚ -゚)「危うく訴えられるところだった」
-
川;゚ -゚)「ええい、次だ!ちょっとくらいは使えそうな奴も残って」
キャラクター3
/⌒ヽ
/__ヽ
/c >゚..゚<
/ ( ー― )
/ヽ ヽ 人ヽ
| | |。人。ノ |
> ヽ_|王ノヽ_|
(_(ソノ(_)(ソノ
クソゴリラ
───
ξ;゚⊿゚)ξ「ゴホッ!た、助けてください!!私は津出レイ!この男に監禁され」
───
川 ゚ -゚)「ネタにしてもスベってる。消去消去」カチカチ
-
川 ゚ -゚)「いるよなぁ、こうやって唐突にわけのわからないネタを放り込んでくる奴」
川 ゚ -゚)「ゴリラってだけでも意味がわからないのに、クソがついてるんだもん」
川 ゚ -゚)「お前がクソだよ、まったく……」
川 ゚ -゚)「……私がクソ……」
川;゚ -゚)「いかんいかん!真面目に作らないと!えっと、最後のキャラクターは……?」
-
キャラクター4
__:.∫._
\@@@∫/
∴∫__∫,.∫
∫∫∫∫∫∫∫
ハムエッグサンド
川 ゚ -゚)「論外」カチカチ
-
川 ゚ -゚)「無機物か有機物か微妙だし、もうどういう方面に行きたいのか理解ができない」
川;゚ -゚)「……なんなんだ、私は……頭がおかしくなっていたのか?」
川 ゚ -゚)「これじゃ一から作り直さないといけないな!」
-
〜〜〜
カタカタ
カタカタ
川 ゚ -゚)「できた。勇者である正義感あふれる主人公、トム」
川 ゚ -゚)「ヒロインの魔法使い、キャサリン」
川 ゚ -゚)「主人公のライバルで、剣の使い手、ルーク」
川 ゚ -゚)「最後に、頼れる森のきこり、ガイ」
川 ゚ ー゚)「この四人が平和を脅かす暗黒魔王を倒す旅に出るんだ」
-
カタカタ
川 ゚ -゚)「戦闘システムは、既存のインターフェイスを踏まえた独自のシステムを組み込もう」
川 ゚ -゚)「でも、ここで気をつけたいことがある」
川 ゚ -゚)「それは、作者のエゴをプレイヤーに押し付けないこと」
-
川 ゚ -゚)「いくらシステム的に斬新だからって、プレイヤーに受け入れてもらえなければ意味が無い」
川 ゚ -゚)「ゲームっていうのは、作った人のことよりも、作られたゲームそのものが評価されるべきなんだ」
川 ゚ -゚)「だから、私はあえて……こうして、わかりやすく。かつ奥の深いシステムを作る」
-
川 ゚ -゚)「もちろん、UIだって大事だからな。この戦闘をするためにこういった知識が必要だという情報を」
川 ゚ -゚)「段階的に、そしてチュートリアルになり過ぎないように組み込んで……」
カタカタ
川 ゚ ー゚)「うん。いい感じだ。まるでシャドウハーツや、ヴァルキリープロファイルのような画期的な戦闘になった」
-
川 ゚ -゚)「あとは、ストーリーだな」
川 ゚ -゚)「ストーリー自体は、作りながらでも考えていける」
川 ゚ -゚)「問題は、ムービーだ」
-
川 ゚ -゚)「昨今のゲームでよく論議されるのは、ムービーの供給過多」
川 ゚ -゚)「そもそもムービーっていうのは、物語をより盛り上げるためのエッセンスだと私は思う」
川 ゚ -゚)「もちろん、ジャンルは違うがMGSのような、ある種の映画みたいなゲームだってあるだろう」
川 ゚ -゚)「でも、私が作るゲームはプレイヤーにプレイをして欲しい」
川 ゚ -゚)「何時間も見てるだけというのは、楽しいかもしれないがゲームとしてはどうかと思う」
-
川 ゚ -゚)「かといって、QTEとかの突発イベントで無理やり感情を移入させるのは気がひけるな」
川 ゚ -゚)「QTEは、例えばシェンムーのような、根幹にシステムとして取り入れるからこそ、プレイヤーはそれを成功させようという意識を物語を進める上で持つから、一種の魅力になるわけで」
川 ゚ -゚)「ただアクションだから、アドベンチャーだからといった安直な考えで、方向性は別にあるゲームにとってつけたようなイベントを入れてしまうと……」
川;゚ ー゚)「いきなり○ボタンを押せなんて言われたら、おちおちコントローラーも離せないじゃないか」
-
川 ゚ -゚)「つまり、理想としてはムービーというものは短く、しかしここが山場ですよ、見せ場ですよとアピールするような効果的なシーンとして入れて……」
カタカタ
川 ゚ -゚)「プレイヤーにはムービーが始まったら、寝転がったりポテチ食べたりと好きな体勢で、自分の育ててきたキャラクターたちが織り成す物語を、より深く楽しめるようにしてもらおう」
-
ω・)急に真面目になったなw
-
カタカタ
川 ゚ -゚)「よし!さすがにFF9みたいに随所で感動させるようなぼどのものはできないが」
川 ゚ -゚)「ある程度のクオリティなら、ストーリー進行に合わせてタイミングよく挿入できそうだ」
川 ゚ -゚)「この際だからQTEはなしに……」
-
───
( `∀´)「うぉおお!!俺は高校中退だ!中学は卒業してる!!」
テレッテテテ!!
A
ピンポーン
ビシャッ!!
ハハ;ロ -ロ)ハ「アウチッ!!」←ミルクまみれ
( ・∀・)「馬鹿にしやがって!!馬鹿にしやがって!!」
テレッテテテ!!
B
ピンポーン
バシッ!!
ハハ ロдロ)ハ「ノー!!ヘルプミー!!ソーリー、ワタシが悪かった!」
───
-
川 ゚ -゚)
川 ゚ -゚)
川 ゚ -゚)「……」
川 ゚ -゚)「無しにしよう。うん」
カタカタ
川 ゚ -゚)「さて……次はグラフィックだが──」
-
ガチャ
(神 ω )「……ただいま」
(゚- ゚ 川「あ、神おかえり。どこ行ってたんだ?心配したんだぞ?」
(神^ω^)「……」
川 ゚ ー゚)「ほら、見ろ。創作の神。今がんばって作ってるんだ」
(神^ω^)「……そうか」
-
川 ゚ -゚)「なんだよ、元気が無いな?なにかあったのか?」
(神^ω^)「いや……」
川 ゚ -゚)「水臭いこというなよ、私とお前の仲じゃないか」
(神^ω^)「……」
川 ゚ -゚)「話してみたら、ちょっとは胸のつかえが取れるかもしれないだろう」
-
川;゚ -゚)「まぁ……私なんかじゃ、ダメかもしれないけどな。こんなに……みんなに迷惑をかけた」
(神 ω )「……」
川 ゚ -゚)「創作の神、本当にすまない。これからはちゃんと作る。安心してくれ」
川 ゚ー゚)「だからじゃないが……話してみてくれないか?お前がそうやって元気がないと、私も辛い」
-
(神 ω )「……行ってきた」
川 ゚ー゚)「ん?どこに?」
(神 ω )「──い」
川 ゚ -゚)「?」
(神 ω )「──かい」
川 ゚ -゚)「すまん、聞こえない。もう少し大きな声で喋って──」
-
(神^ω^)「天界」
続くと嬉しいな
-
シリアルな感じ
-
乙んこ
ドクオ昇天来るか
-
気になる終わり方
-
乙
クーがクソ真面目になったな
今後の展開をどうするのか気になる
-
こんな姿勢でつくってほしいわほんと
-
〜〜〜
天界議事堂
数時間前
( ‘∀‘)「それでは天界定例会議を始めます。議長の『偉い神』ガナーです」
( ‘∀‘)「みなさんお忙しいところお集まりいただきありがとうございます」
(神^ω^)(……こんなことをしてる場合ではないのだが……呼び出しには逆らえん)
(神^ω^)(だが好都合だ。ここで現状を報告しなければ)
(神^ω^)(功を焦って下手に報告しては混乱を招く。タイミングを見計らうか……)
-
( ‘∀‘)「では、各担当の区域ならびに進捗具合をどうぞ。まずは……」
( "ゞ)∩「はい」
( ‘∀‘)「あ、デルタさんどうぞ」
( "ゞ)「はい。『通勤の神』のデルタです」
(神^ω^)(通勤の神……主に通勤通学の秩序を守る神か)
-
( "ゞ)「えー、担当区域は全世界。進捗は、現状どおりですね」
( ‘∀‘)「現状どおり……なにもかわっていないと?」
( "ゞ)「いえいえ。ちゃんとがんばってますよ」
( "ゞ)「例えば新宿駅や名古屋駅の迷路をもう少しわかりやすくしたりとか」
(・(エ)・)「おい、あれダンジョンじゃなかったのか?」
( "ゞ)「違いますよ、駅です。ステーション」
(・(エ)・)「そうか」
-
( "ゞ)「はい。まぁ仰るとおり、どうしても交通の便というのは改善しがたい問題でして」
( "ゞ)「我々神が直接手を下すよりも、ダイヤを引いてる人間達に任せたほうが経済的にもよさそうなので……」
(・(エ)・)「ふむ。ダンジョンじゃないのか」
( "ゞ)「そうだ。せっかくですからみなさん、どうぞ忌憚のないご意見をください」
( "ゞ)「今後の参考にします」
-
(=゚ω゚)「僕は新大阪駅で迷ったよぅ」
( "ゞ)「はい、新大阪っと……」
(#゚;;-゚)「あたしは岡山駅で迷った」
( "ゞ)「なるほど、岡山駅……なんだかんだ都会ですからね……」
<_プー゚)フ「あっしは三宮駅で迷いやした」
( "ゞ)「ああ、まぁ……」
(・(エ)・)「我は伊勢市駅で迷った」
( "ゞ)「へぇ、伊勢市駅で……」
( "ゞ)「……」
-
( "ゞ)「いや、それはおかしいだろ。迷う要素がない」
(・(エ)・)「どちらから出たら伊勢神宮にいけるのかわからん」
( "ゞ)「どっちでもいいですよ、もう」
( ‘∀‘)「静粛に。それでは、報告すべき悪いことはありますか?」
-
( "ゞ)「あー、そうですね。グモった人間が最近増えてきました」
( ‘∀‘)「グモった?」
( "ゞ)「飛び込み自殺ですね。景気が悪いですから」
( "ゞ)「というわけで結論は、人がいっぱい死にました。以上」
( ‘∀‘)「そうですか、嘆かわしいですね」
-
( ‘∀‘)「それでは……景気の話が出ましたので」
( ‘∀‘)「『ケーキの神』、どうぞ」
(=゚ω゚)「ふぇ!?」
( ‘∀‘)「どうぞ」
(=゚ω゚)「あううう……ショートケーキが食べたいよぅ」
( ‘∀‘)「……」
(=゚ω゚)「ご、ごめんなさい。チーズケーキでもいいよぅ」
-
( "ゞ)「ケーキの神、まずは自己紹介からだ」
(=゚ω゚)「あ、そうか!」
(=゚ω゚)「えっと、僕はイヨウ。ケーキの神だよぅ。担当区域は甘い物。進捗は上々だよぅ」
( ‘∀‘)「おお、上々とは?」
(=゚ω゚)「いよぅ!甘い物いっぱい食べたよぅ!吐きそうだよぅ」
( ‘∀‘)「誰が?」
(=゚ω゚)「僕が!」
( ‘∀‘)「そうですか。では、次に……」
-
(=;゚ω゚)「ま、待つよぅ!具体的に報告するよぅ!」
( ‘∀‘)「お願いします」
(=゚ω゚)「えっと、紛争が続くきのこの山とたけのこの山だけど」
( "ゞ)「興味深いな」
(=゚ω゚)「今のところ、膠着状態だよぅ。きのこの山が兵を強化して大人のきのこの山にしたから」
(=゚ω゚)「たけのこの山も同じような行動をとっているよぅ」
-
(#゚;;-゚)「やっぱりたけのこ風情じゃ猿真似しかできないねぇ!」
( "ゞ)「ふん。きのこ派は黙ってろ」
(#゚;;-゚)「なんだと」
( "ゞ)「ふん」
( ‘∀‘)「静粛に。荒れるからやめなさい。いよぅ、続けて」
-
(=゚ω゚)「いよぅ!これにより、全国の小売店で売り場が拡大され、景気が良くなってるよぅ」
(・(エ)・)「なるほど……戦争とは最大の利益を生むとはよく言ったものだ」
( "ゞ)「人間とは、愚かですねぇ」
(#゚;;-゚)「ちなみにいよぅはどっち派なんだい?」
(=゚ω゚)「僕はスニッカーズが好きだよぅ。あとホントは辛党で酒飲みだよぅ。甘いものなんかクソくらえだよぅ」
( ‘∀‘)「そうですか、嘆かわしいですね。では、結論をどうぞ」
(=゚ω゚)「まとめると、人がいっぱい死んだよぅ。おわりだよぅ」
-
( ‘∀‘)「よろしい。では、次に……」
( ‘∀‘)「新しい神が居ますね。自己紹介を兼ねて報告を」
<_プー゚)フ「へい」
<_プー゚)フ「あっしはエクスト。『犯罪の神』でさぁ。担当区域は基本的に全世界。進捗はまだ新人だからこれからですぜ」
( ‘∀‘)「エクスト、ようこそ神々の会議に。歓迎しますよ」
<_プー゚)フ「恐縮ですぜ」
-
o川*゚ー゚)o「しかしあっしって変なのー!」
<_プー゚)フ「キャラ付けでさぁ。天界の中でもあんたらキャラ濃すぎですぜ」
(#゚;;-゚)「そうかい?」
<_プー゚)フ「あんたら、あっしが通ってた学校でもそこそこ良い感じに馴染めそうです」
o川*゚ー゚)o「エクストは学生の時に死んでここに来たもんね」
<_プー゚)フ「へい、『乳の神』さん。天界試験を受けたら合格したんで、神になりやした」
-
( "ゞ)「犯罪の神……か。それで、どうなんだ?」
<_プー゚)フ「へい。結論から言うと、人がいっぱい死にやした」
( ‘∀‘)「はいはい」
<_プー゚)フ「ただ、全世界の犯罪率は低下してやす。これはある人間の力が関わってやす」
(神;^ω^)(……!!薄々感じていたが、やはりまだ、情報が入っていないのか?)
-
( ‘∀‘)「ほう、正義の味方でも現れましたか?」
<_プー゚)フ「うーん……あれはどっちかっていうと」
<_プー゚)フ「クズでさぁ」
(#゚;;-゚)「クズか!そいつぁいい!!ぜひ会ってみたいもんだな!」
(神^ω^)「……『ゲスの神』、止めておいたほうが良い。犯されるぞ」
(#゚;;-゚)「なんだって!創作の神!あたしら神を犯すってぇのかい?ハッ!つまらない冗談だね!」
-
(神-ω-)「ヤツを甘く見ないほうが良い……」
( ‘∀‘)「創作の神、あなたの順番はまだ──」
(神^ω^)「いや、みんな。エクストもおそらく関わりのある話だ、聞いてくれ」
(神^ω^)「今、いやこれから……下界が大変なことになってくる」
-
(=゚ω゚)「いよぅ!難しい話はわからないよぅ!」
( "ゞ)「どちらにせよ、下界の人間がやっていることでしょう?そんなに躍起にならなくても」
(・(エ)・)「そうは言うがな、通勤の神。下界の人間を侮らないほうがいい」
( "ゞ)「『犬神』……聡明な君まで」
( ‘∀‘)「静粛に。……いいでしょう」
(神^ω^)「偉い神……」
-
( ‘∀‘)「犬神に創作の神、お二方がそこまで仰るのなら、聞きましょう」
(神^ω^)「礼を言う」
(神^ω^)「……私は創作の神。知ってのとおり、下界にて封印されていたが、ある娘に解放された」
( ‘∀‘)「そうでしたね。担当は創作全般でしたが……その辺りはどうです?」
( ‘∀‘)「以前の定例会議では人類に多大なる進化をもたらした電気の発明や、近年では高度経済成長を手助けしてましたね。復活してからはどうですか?」
-
(神^ω^)「ゲームを作っている」
( ‘∀‘)「ゲーム?」
(神^ω^)「ああ。テレビゲームだ」
( ‘∀‘)「……まぁ……娯楽の面でも経済の面でも侮りがたい効果があることは否定できませんが」
<_プー゚)フ「マリオやドラクエみたいな人気ゲームですかい?」
(神^ω^)「いや、今の段階だと、里見の謎が神ゲーに思える」
-
( "ゞ)「……」
(=゚ω゚)「……」
o川*゚ー゚)o「……」
(#゚;;-゚)「……」
(・(エ)・)「……」
<_プー゚)フ「……」
( ‘∀‘)「……それで、懸念していることは?どうせ人がいっぱい死んだんでしょ?」
-
(神^ω^)「……」
( ‘∀‘)「どうぞ、遠慮なさらず仰ってください。今更、人間が100や1000死んだところでなんとも思いません」
(神^ω^)「……」
(神^ω^)「世界が支配される」
-
( ‘∀‘)「……は?」
(; ‘∀‘)「それは、どこの団体に?」
(神^ω^)「個人だ。たった一人で」
(#゚;;-゚)「はぁ!?たった一人で世界を支配だぁ!?冗談も大概にしろよ!?」
<_ ー )フ「……創作の旦那ぁ、そいつぁ、ありえねぇ」
(神^ω^)「……」
-
<_プー゚)フ「あっしが生きてるときに出会ったある男。そいつが生きてる限りはそんな馬鹿な話が」
(神^ω^)「セントジョーンズは、死んだ」
<_プд゚)フ「………………──え?」
-
(神-ω-)「正確には、吸収されたというところか?よくわからんがな」
<_プд゚)フ「ど、どういうことでさぁ!?あいつが、先生が……負けやしたなんて!?」
( ‘∀‘)「いったいどこの誰なのです。その不埒な輩は」
-
(神^ω^)「……ティンダロス」
(#゚;;-゚)「ティンダロス……冥界の猟犬かい?」
(神^ω^)「いや、伊差坂だ」
(=゚ω゚)<_プд゚)フ(#゚;;-゚)( "ゞ)
「伊差坂!?」
(・(エ)・ )(’∀’ )o(゚д゚*川o
-
〜〜〜
アメリカ
ホワイトハウス
< ゚ _・゚>「大統領、お電話です」
/ ,' 3「誰からだね」
< ゚ _・゚>「ティンダロスと名乗る者が」
/ ,' 3「ティンダロス?どこかの過激派グループか」
< ゚ _・゚>「いえ……聞いたことはありません」
-
/ ,' 3「まぁいい、用件は?」
< ゚ _・゚>「代われとしか……」
/ ,' 3「切ってしまえ、そんなジャンキー」
≡< ゚ _・゚>「承知しました。失礼します」
/ ,' 3「まったく……これだから薬物中毒は」
-
('A` )スゥ「残念ながら」
/ ,゚ 3「!?」
('A`)「僕は正常ですよ、スカルチノフ大統領」
/ ,' 3「な、何者だ!?SPはどうした!?」
('A`)「SPの方達なら殺しました」
/ ,' 3「なっ……!?あの精鋭達を相手に……どうやってここまで……」
-
('A`)「霊体ですり抜けてきました。便利ですね、実体化と霊体化が自由に出来るというのは」
('∀`)「これも、素晴らしい寄り代を吸収した賜物……クカカッ、力が溢れてきますよ」
/ ,゚ 3「き、貴様は……なんなんだ!?テロリストか、何が目的だ!?」
('A`)「僕はティンダロス伊差坂」
-
/;,' 3「ティ、ティンダロス……!?」
( A )「またの名を」
('A`)「『クズの王』
──この世を支配する男です」
続くと嬉しいな
-
乙
なんだこれ
-
その頃クーはゲームを作っていた
-
乙
かっこいい方向に来たな
胸熱だわ
-
しかし恐ろしいペースで話が進んでいくな
-
ゲーム制作かと思いきや不条理ギャグ
かと思えばバトル展開
そしてシリアスに
まさにカオス
-
乙
どうなるのこれ
-
乙
で、これどうやって収集つけんの?
-
乙
一応タイトル通りいけば収集つくのかもしれんがここまでごった煮だとわからんねw
-
〜〜〜
クズバカリキャッスル
王の間
(´・ω・`)「王はまだか……四天王がこうして集まっているというのに、悠長な」
(‘_L’)「焦るなよ、ショボン・クーズクズ。王は今、アメリカで交渉しているさ」
(゚、゚トソン「そうですよ。王はお忙しい身……あなたのような人間には到底たどり着かない境地にいらっしゃるお方」
-
(´・ω・`)「黙れ、肉便器が。王の慰み者でしかない貴様に口を聞かれたくはないわ」
(゚、゚トソン「必死に土下座して命を助けてもらった人間の言うセリフではないですね」
(´・ω・`)「トソン・トットソン。どうやら俺のエクスカリバーを喰らいたいようだな」
(゚、゚トソン「鞘に収めておいてください。汚らしい」
(´゚ω゚`)「キサマァ……!言わせておけば……!!」
-
( )「やめろ」
(´゚ω゚`)「……」
(゚、゚トソン「……」
( )「王はすぐにお見えになる。それまで待て」
-
(´・ω・`)「……命拾いしたな、トソン」
(゚、゚トソン「醜態を晒さずに済みましたね、クーズクズ」
(‘_L’)「はぁ……」
ガチャ
('A`)「ふぅ」
(´・ω・`)「王!!」
-
('A`)「あ、皆さんおそろいで。お待たせしましたね」
(´・ω・`)「とととんでもない!私は他の奴らと違ってただただ黙って王を信じ、無事を祈っておりました私だけは!」
('A`)「そうですか」
(゚、゚トソン「どうぞ、玉座に」
('A`)「うん。あとしゃぶってください」
(゚、゚トソン「はい」
('A`)チュパチュパ(゚、゚トソン
-
('A`)「さて……アメリカですが、降伏しました」
(´・ω・`)「おお!!」
('A`)「ちょっと脅したら、すぐに認めましたよ。僕達を新しい国家だとね」
(´・ω・`)「さすがは王。素晴らしい。それで、次の目標は?」
-
('A`)「次はロシア、その次はチャイナ……といいたいところですが、そろそろ反抗勢力が現れそうだ」
(´・ω・`)「ふん、そんなもの俺が潰してやる」
('A`)「頼もしいですね、ショボン・クーズクズ。では、城の内政と軍備について聞きましょうか」
-
(´・ω・`)「いいだろう。まず、学校の状態を城になるように工事をした」
('A`)「びっくりしましたよ。戻ってきたら校門が城壁になってましたから」
(´・ω・`)⊃◎「そして、女生徒には全てこれをつけた」
('A`)「クッキーですね」
(´・ω・`)「ああ。これであとは好きにしていいんだよな、なっ!!」
('A`)「はい。僕が欲しいのは一人だけなので、それ以外はツマミ程度ですから」
-
(´^ω^`)「うっひょう!!たまんねぇ!!今まであのクソ生意気な校長がいたから我慢していたが」
(´・ω・`)「これからは好き放題やれるってわけか!!!」
('A`)「ええ。殺してもいいですし、薬漬けにしてもいい」
('A`)「あなたの自由です」
(´^ω^`)「王よ、感謝するぞ!ふっひひひひひひ!!あんなことやこんなことができると思うと」
(´^ω^`)「俺のエクスカリバーも喜んでるぜ!!」
-
( 'A`)「それはなにより。では、フィレンクト・フイフイ……報告を」
(‘_L’)「はい。軍備に関しては」
(‘_L’)「旧来の男子生徒を全て徴兵しました」
('A`)「嫌がる者は?」
(‘_L’)「皆殺しです」
-
('A`)「けっこう。それでいいです」
(‘_L’)「まさか、私などがこんな役職につけるとは思っても見ませんでした」
('A`)「潜在的クズ力でしたか。あのセントジョーンズを吸収してから見るだけでもわかる」
('∀`)「あなたは根っからのクズだ。そうでしょう?」
(‘_L’)「ハハハ、王にそう言われては返す言葉もありませんな」
(‘_L’)「ですが……あの日見た、花壇での死体……」
(*‘_L’)「たまらなく興奮しましたよ」
-
('A`)「何のことは聞かないでおきます」
(^_L^)「ふ、ふふふ。これでもっと死体を見ることができる……!人が死ぬ!死ぬんだぁ!!」
('A`)「軍事面も問題ありませんね。では」
チュパァ( 、 トソン「……ぷはぁ、はい」
-
('A`)「トソン・トットソン。報告を」
(゚、゚トソン「はい。今日は安全日です」
('A`)「わかりました」
-
(-A-)「最後に……」
( )「……」
('A`)「こうして今までの体制を一変させ、新たな四天王を作ることができた」
('A`)「その栄えある四人目……」
( )「……」
('A`)「トーチャン。何か言いたいことは?」
( ・∀・)「……」
( ‐∀‐)「王のご随意のままに」
-
( ∀ )「……くっ、ハハハハハハハ!!!」
('A`)「いいでしょう!!最高だ!最高の気分だ!!」
( 'A`)「国は家、民はペット、あらゆる資源は僕のために存在する!!」
('A` )「これが王!これが頂点!!邪魔をする奴は全て排除だ!!」
('A`)「快楽も、娯楽も、犯罪も、怠惰も、全て自由!!」
('∀`)「僕に尽くせ、僕を崇めろ、僕を満足させろ!!」
(゚A゚)「唯一無二の絶対権力!!平伏すがいい!!」
-
('A`)「そう、我が名はティンダロス!!!クズの国は──世界を支配する!!!」
(´・ω・`)( ・∀・)「はっ!ティンダロス陛下の赴くままに!」(‘_L’)(゚、゚トソン
('∀`)「ハーッハッハッハッハ!!!!!」
-
〜〜〜
クーの家
川;゚ -゚)「……」
(神^ω^)「校長室での戦い……セントジョーンズは敗れ、吸収され……」
(神^ω^)「モララーとトソンは洗脳された」
川 ゚ -゚)「……」
-
(神^ω^)「もはやあれは学校ではなく、一個師団に相当する要塞と化している」
川 ゚ -゚)「……」
(神^ω^)「奴らは、世界を支配するつもりだ。天界で八統神達にこっぴどく叱られた……」
川 ゚ -゚)「……創作の神……」
(神-ω-)「小娘、いや素直クーよ。我らに力を、世界を守るために貸してもらえぬか?」
川 ゚ -゚)「……私に、出来るかな……」
-
(神^ω^)「安心しろ。天界に保管されている……」
(神^ω^)「人の願いを叶える、知恵の天牙さえ満たせば」
川 ゚ -゚)「……なぁ」
(神^ω^)「ん?」
川 ゚ -゚)「ずっと、考えていたんだ。話を聞きながら」
-
(神^ω^)「……」
川 ゚ -゚)「私はどうするべきかって」
(神^ω^)「クー……」
川 - -)「どう表現したらいいか、わからなかったけどさ」
川 ゚ -゚)「やろうと思う」
-
(神*^ω^)「おおっ、やってくれるか!」
川 ゚ ー゚)「今の話を聞きながら考えたんだ。私なら、出来るって思って」
(神^ω^)「そうか!では早速、天界に──」
川*゚ー゚)「グラフィックは八頭身にしようと思う!」
(神^ω^)「話、一切聞いてなかっただろう」
続いたら嬉しいな
-
乙
-
ドクオさんが手が付けられないことになってる
-
もう突っ込む気がおきない
-
乙
カオス過ぎワロタ なのにストーリーがしっかりしてんのは凄い
-
結局安易なバトル展開か
最初は面白かったんだけどな
-
今後がバトル展開
なんじゃなくて
今数件バトルしてるだけ
じゃね
-
>>918
読者様は怖えなぁ
-
安定のショボン
-
ちゃんと読んでないで批判だけしてるやつを読者様って言うなよ
読んでないんだから
-
〜〜〜
クズバカリキャッスル
城門前
電柱→┃A゚* )「あかんわー、これはあかんわー」
(゚A゚* )「たまたま授業をサボって、バードウォッチングしとったけど」
(゚A゚* )「戻ってみたら、あら不思議。学校が城になっとるやないか」
-
(゚A゚* )「うわ、校門も城門みたいやな。立派に閉鎖しとる」
(゚A゚* )「しかも城門の周りの男子らみんな武装してるやん」
(゚A゚* )「……」
(゚A゚* )「これがホントの、学級兵さ!」
(゚A゚* )「……」
-
(゚A゚* )「今のは、あれやで。学級閉鎖と学級兵さをかけたんやで」
(゚A ゚* )「どや」
(゚A゚* )「……」
-
(゚A゚* )「言うてる場合ちゃうな。情報が必要やで」
臼⊂(゚A゚* )「ワンセグ、ワンセグっと。今の時間やったらアサピ屋でニュースが見れる。便利や」
-
───
从'ー'从「今日のナベちゃん占いー!」
从'ー'从「今日の運勢、第一位はナベちゃん!」
从'ー'从「素敵なことが起こるよ!」
从'ー'从「それ以外の人は知らなーい!」
-
(-@∀@)「はい、渡辺アナの運勢コーナーでした」
(-@∀@)「いやぁ、これいつになったら私が一位になるんでしょうか」
(-@∀@)「それでは次のニュースです……先ほど、某国がミサイルを発射。順調にこちらに向かっているそうで、予想される被害は甚大。日本が沈没するようです」
-
(@∀@-)「いやぁ、怖いですね。ナベちゃん、どう思います?」
从'ー'从「わかんなーい」
(-@∀@)「なるほど。興味深い……ん?」
-
(-@∀@)「カンペ?それ何?ちょっ、見せて。意味分かんないけど。何これ?」
(-@∀@)「あなたの考えですか?」
(-@∀@)「こういう人間が多いんですよ。あのね、スタッフでちょっと世界情勢かじってる人間がね、知ったかぶりしてるんですよ」
(-@∀@)「興味あるかな視聴者の人?」
-
(-@∀@)
⊃【国民の皆様、
防災用具を持ち、早く
一刻も早く
避難場所に
早く逃げてください!】⊂
-
(@∀@-)「まったく、どうですナベちゃん」
从;'ー'从「やっべ、早く逃げないと!!!命が危ない!!!!」
(-@∀@)「あー、はいナベちゃんはそう言うと……しかしさ、みなさんね、全国ネットなのにこんなの書かされて喋らされてんですよ、僕。情けないわぁ、どうせ当たらないってのに」
\(-@∀@)/「ここが僕の避難場所です!!ってね!」
-
(∩-@∀@)「……え、あ、はい」
(-@∀@)「えー、臨時ニュースです。日本が乗っ取られました」
-
(-@∀@)「はい、えー、どうやら数十分前にアメリカが降伏し、新たにクズの国という国家が生まれたようです。そいつらが乗っ取りました」
(-@∀@)「ということは、クズの国の人、つまり私達は屑人という括りになるのでしょうか」
(@∀@-)「とてもコケティッシュですね。ナベちゃん、どう思います?」
≡从;゚ー゚从「どけ!!私が先だ!!」
-
(-@∀@)「ナベちゃんはとてもコケティッシュ。それでは、次のニュースに……」
(;-@∀@)「……な、なんだね君達!!うわ、やめろ!!」
(;-@д@)「ぎゃー!こんな仕打ちを受けるために天大に入ったわけじゃないのに!!」
从'ー'从「きゃー!!なにすんだよ!!え、クッキー?わーい」
ザザザ
-
('A`)「突然、すみませんね。アサピ屋をご覧の皆様、こんにちは」
('A`)「クズの国の王、ティンダロス伊差坂と申します」
-
('A`)「えー、先ほどの放送をご覧頂いた方はご周知の通り」
('A`)「我々が日本を乗っ取りました」
('A`)「国家安全保障会議の事務局にも、内閣等の中枢部にも話を通してあります」
('A`)「これにより、世の中がどう変わるかというと」
-
('A`)「法が無くなります。憲法も民法も、刑法もなにも、ありません」
('∀`)「強いて言えば、私が法です。そうですね、便宜上……クズ法とでも命名しましょうか」
('A`)「クズ法に触れなければけっこう。ただ、自分の好きなように生きてください」
('A`)「略奪するのもよし、強姦するのもよし、私刑も、自殺もなんでも構いません」
('A`)「私を満足させてくれれば、私を不快にさせなければ」
('A`)「全て認めましょう」
-
('A`)「というわけで今後、我々が、ひいては私があなた達、国民の頂点に立つわけですから」
(-A-)「どうぞ、よろしくお願いします」
('A`)「ああ、そんなに怖がらないでもいいですよ。そうですね……例えば」
('A`)「さっきのニュースでミサイルがどうとかありましたが」
('A`)「既に打ち落としました。今頃は海の藻屑でしょう」
-
('A`)「そうです。私は皆さんを守る正義の味方」
('A`)「誰にも、旧・日本……つまりは、我がクズの国の民が送る、健やかなる生活を邪魔はさせませんから、安心してください」
('A`)「もし、今の放送を聞いて、ご意見やご感想、ご質問など言いたいことがあるのなら」
('A`)「私立葛秤高校改め、クズバカリキャッスルまでお越しください」
-
('A`)「必要があれば私が応対します」
('∀`)「それでは、この辺りで。よいクズライフを」
───
-
(゚A゚* )「なんちゅーことや……こいつ、前に学校で見たが」
(゚A゚* )「王様やったんか……なるほど、あのクズ力は確かに王の器や」
(゚A゚* )「でも、クズバカリキャッスルて……学校も生徒もあんな風にされたら困るで」
(゚A゚* )「文句言いにいかな」
-
( ^ω^)「やめとくお」
(゚A゚;* )「わっ、びっくりした!?あんた誰やねん!?」
ゴソゴソ( ^ω^)⊃「僕はブーンだお。で、こっちが」
(゚A゚;* )(こいつ、なに股間いじってんねん)
⊃ξ゚⊿゚)ξ「ツンデレよ」
(゚д゚;* )「こ、股間から取り出した生首がしゃべりおった!!」
-
ξ#゚⊿゚)ξ「なによ!失礼しちゃうわ!とーっても居心地いいんだから!」
( ^ω^)「おっ、僕のフィアンセだお」
ξ*゚⊿゚)ξ「やだっ、ブーンったら!」
(* ^ω^)「おっ、チューするお?」
(゚A゚* )(ごっつ腹立……ったら負けやな、うん)
-
(゚A゚* )(そやけど……世の中には首と結婚する奴もおるねんな……そっとしとこ)
(゚A゚* )「……なんでウチをとめたん?ウチ、あの学校……だったところの生徒なんやけど」
( ^ω^)σ「あそこに門番がいるお?」
→双眼鏡 Ο⌒Ο⊂(゚A゚* )「え?どれどれ」
-
( ^^ω) ( l v l)
(ΟAΟ* )「あー、二人おるな。一人は知らんけど、一人はマルちゃんや。今はライフル構えて仁王立ちしてるけど、ええ子やで」
-
( ^ω^)「あそこから入るためには通行料がいるみたいなんだお。10万くらい」
⊂(゚A゚;* )「じゅ、十万……!?高すぎるやろ。しかもあんたらやったら二十万いるわけやないか」
( ^ω^)「そうだお。まぁツンデレは隠せばいいからあれとして」
( ^ω^)「無理やり通る奴は撃ち殺すらしいお」
-
(゚A゚* )「む、無茶苦茶やな……ていうか、なんでそんなことしってるん?」
( ^ω^)「さっき通ろうとしたら教えてくれたお」
(゚A゚* )「親切やな、さすがマルちゃん。でも困ったなぁ……他に進入する方法はないん?ウチ、文句言いに行きたいんやけど」
( ^ω^)「ざっと周囲を見て回ったけど、通れそうなところはなかったお」
-
( ^ω^)「城壁は推定4メートル、ご丁寧に高圧電流が流れてますって立て札もあったお」
(゚A゚* )「もうあれやな。要塞やな……」
( ^ω^)「だから、お金を下ろしにいくんだお。君もくるかお?」
(゚A゚* )「え、いやウチそんな10万も持ってないし……」
( ^ω^)「ブーンが出してあげるお」
-
(^A^* )「ほ、ほんまか!?なんちゅーええ人や!」
(゚A゚* )「でもどうしてそこまでしてくれるんや?ウチの体が目的か?首だけ切り離すつもりか?」
( ^ω^)「学校を案内して欲しいんだお。広いから、迷ったら面倒だお」
(-A-* )「なるほどな……」
-
(゚A゚* )「じゃあもう一つ質問や」
( ^ω^)「お?」
(゚A゚* )「見たとこ、兄さんは学校と関係がある人とは思えん」
(゚A゚* )「何者なんや、あんた。どっかのエージェントかなにかか?」
-
( ^ω^)「いや、通りすがりの」
( ^ω^)⊃□←警察手帳「正義の味方だお」
続くと嬉しいな
-
おつおつ
-
乙
ゲーム作れよってつっこむのすら面倒なくらいゲーム製作がどこかにいってしまった
-
ティンダロスを作り出したじゃないか
-
まさかこの世界がゲームの中だったりして
-
〜〜〜
クーの家
(神゚ω゚)「だっかっら!!!」
(神^ω^)「私と一緒に天界に来て、天牙を起動させるんだ!!」
(神^ω^)「天牙は人間にしか起動させられんが、森羅万象を司る!あれを使えば、ふざけた王を止め、世界を支配されずに済む!!」
-
川 ゚ -゚)「だーかーらー!!」
川 ゚ -゚)「キャラクターの等身っていうのはゲームをプレイする人間が最初期に視覚情報として得る評価だろ!?」
川 ゚ -゚)「そこをおざなりにしたら、最悪の場合、操作したくなくなっちゃうじゃないか!!」
-
(神゚ω゚)「ゲームの話じゃなぁい!!」
川 ゚ -゚)「お前は創作の神だろう!?ゲーム作らせろよ!!」
(神#^ω^)「……」
川#゚ -゚)「……」
-
(神-ω-)「……そうだ。確かに私は創作の神だ」
(神^ω^)「人間が作る全ての創作物に宿る、魂のようなものだ」
川 ゚ -゚)「創作の神……」
(神^ω^)「誰しもが、悩み、考え、時には挫折し……挑戦した末に残るサムシング」
(神^ω^)「それらを受け止め、コントロールするのも私の存在意義の一つだ」
川 ゚ -゚)「じゃあ……」
(神^ω^)「だがな、こうも言える」
-
川 ゚ -゚)「?」
(神-ω-)「創作物は、人から人へと紡がれていかなければならない」
川 ゚ -゚)「……」
(神^ω^)「発明をすれば、たとえどれだけそれが役にたたないものでも、発表をしたい」
(神^ω^)「研究をして、たとえどれだけそれが無価値だったとしても、誰かには意義のあることかもしれない」
-
川 ゚ -゚)「……全てが全て公表する目的で作られているものという前提か?」
(神-ω-)「むろん、そうではない。ただ、少なくとも、可能であれば人に伝えたい。評価を貰いたいと思うだろう?」
川 ゚ -゚)「……」
(神^ω^)「漫画を作れば、読まれたい。音楽を作れば、聞かれたい」
(神^ω^)「ゲームを作れば、プレイしてもらいたい」
川 ゚ -゚)「そうだ。だから私はゲームを……」
-
(神 ω )「もし……そのプレイする人間がいなくなればどうなる?」
川;゚ -゚)「えっ……!?」
(神^ω^)「私が話した内容はそういうことだ。クズの国が世界を支配すれば」
(神^ω^)「今までのような自由な発表などできることはないだろう」
-
いいタイミングで続きはじまた、支援
-
(神^ω^)「歪曲され、曲解され、追放され……従来の自由はどこにもない」
(神^ω^)「もしかすれば運良くプレイされるかもしれないだろう、だが、それとて今まで通りではない」
(神^ω^)「もしかしたらストーリーが気に食わないかもしれない」
(神^ω^)「もしかしたら音楽が気に食わないかもしれない」
(神^ω^)「もしかしたらゲームそのものが気に食わないかもしれない」
-
(神-ω-)「売れないだけなら御の字だ。フリスビーにされるくらいならまだマシだ」
(神^ω^)「クズの王が気に入らなければ、制作者だって殺されるだろう」
川 - )「……」
-
(神 ω )「それどころか、制作中に殺されるかもしれない。作ることすらできなくなる」
(神-ω-)「怯え、臆し、戸惑い、止める……自由な土台、環境がない状態ではままならん」
(神^ω^)「そうなれば遅かれ早かれ……いずれ、ゲームというものは何らかの形で規制されてしまうだろうな」
川 ゚ -゚)「……」
-
(神^ω^)「それを防ぐには、創作物を守るには……」
(神゚ω゚)「クリエイトする人々を守るには……!!」
(神;^ω^)「もはや天牙を放つしかないのだ!人の願いを叶える、天牙を……!」
川 ゚ -゚)「創作の神──」
(神^ω^)「……わかってくれたか」
川 ゚ -゚)「この世からゲームがなくなると、本当に思うか?創作の神」
-
(神^ω^)「なに……!?」
川 ゚ -゚)「コンシューマーがダメならスマートフォンのアプリとして売ろう」
川 ゚ -゚)「課金がダメならカンパを募るよ」
川 ゚ ー゚)「RPGを売ろう、アクションを売ろう、サウンドノベルを売ろう」
川 ゚ー゚)「ゲームをプレイする機械を封じられたら、チラシの裏に文字を書いてTRPGを売ろう」
川 ゚ -゚)「それが私達、ゲームクリエイターだ。プレイヤーも喜ぶと思う」
-
(神゚ω゚)「……」
(神^ω^)「いや、だからプレイする人間がいなくなったらダメなんだって。話聞いてた?」
川 ゚ -゚)「いなくならないさ。どれだけ世界が混沌としても、きっと心のどこかに娯楽を求めてる」
川 ゚ -゚)「私はその心を、ゲームで満たすよ」
(神-ω-)「……詭弁だな」
-
川 ゚ -゚)「そうかな。第一、その可能性を否定したらお前の存在意義だって揺らぐんじゃないのか?」
(神-ω-)「……」
川 ゚ -゚)「まぁ、創作の神の話もわからないでもないさ。でも、まだ世界がどうなるかなんて──わからない」
-
(神;^ω^)「いやいや、どう考えても明るい未来は……」
川 ゚ ー゚)「前に言っただろ?」
(神^ω^)「?」
川 ゚ー゚)「私は、ずっと語り継がれるような、すごいゲームを作る……ってさ」
-
(神゚ω゚)
(神-ω-)
(神 ω )「……それが貴様の選択か……ならば私の能力を使うしかあるま――」
ガチャ
J( 'ー`)し「チンコ……じゃなくてクーちゃん!大変!!」
-
(神^ω^)「ぬっ……!」
川 ゚ -゚)「どうしたんですか、オードリーさん!?勝手にうちの玄関から入って!」
J( 'ー`)し「テレビでドクオが……日本を乗っ取ったって……!」
川;゚ -゚)「ティ、ティンダロスが……!?」
(神;^ω^)「なんというスピードで侵略していくのだ、奴め……!!」
-
J(;'ー`)し「どうしよう……息子が……クーちゃん、カーチャン行ってくるね!!」
川 ゚ -゚)「オードリーさん……!多分危険だ!」
J( 'ー`)し「大丈夫よ。母は強しって言うでしょ?」
-
J( 'ー`)し「ドクオは人見知りだから、きっと他の国を支配する時に喋れないと思うの」
J(*'ー`)し「通訳で雇ってもらうわ!」
川;゚ -゚)「……でも!」
J( - -)し「もし、またここに戻ってきたら……」
J( ^ー^)し「──今まで通り、息子と、仲良くしてあげてね」
-
ダッ≡J( 'ー`)しコレデ ロウゴモ アンテイダゼー!ヒャッホーィ!
川;゚ -゚)「……」
(神^ω^)「決まりだな」
川;゚ -゚)「そ、創作の神……」
(神^ω^)「こうなってしまった以上、仕方あるまい」
-
川;゚ -゚)「……そうか……偉そうなことを言っても……私では、無理なのか」
川 - -)「わかったよ、創作の神……さすがに同じマンションに住む子供の母親が、悲惨な目に遭うのはちょっとクルものが──」
(神^ω^)「なにを言っている?クズの王の母親など、どうでも良い」
川 ゚ -゚)「……えっ?」
-
(神^ω^)「貴様は」
(神-ω-)「いや──」
(神^ω^)「 ク ー は ゲ ー ム を 作 っ て 売 る ん だ ろ う?」
川;゚ -゚)「!!!」
-
∩(神゚ω゚)∩ハァ!!
川 ゚ -゚)「!?」
(神^ω^)「この家に無限時間の結界を張った。私を含め、天界の八統神でなければ破られん。心配せずとも全てが終われば結界を解く」
川 ゚ -゚)「無限時間?」
スィー≡(神 ^ω)「位相空間だ。現実世界とは別の次元に飛ばした。腹も減らんし、時間も経たん。絶対安全領域だ」
-
川;゚ -゚)「お、おい……どこへいくんだ!?」
(神 ^ω)「私は神だ。一度、天界に戻る」
(神 -ω)「戦争の準備だ。久々に暴れるとしよう」
-
川;゚ ー゚)「ちょ、ちょっと待てよ!!まだ、まだなにも出来てないのに!」
(神 ^ω)「……」
川 ゚ -゚)「これから、これから作るって言うのに」
川 ; -゚)「最初に、最初にプレイしてもらいたかったのに……!」
-
川 ; -;)「もう、お別れなんて……!」
(神 ^ω)
(神 -ω)
(神^ω^)「……泣き虫クリエイターだな、クーは」
-
ここでタイトルきた、タイトル上手く使うのは名作の常套
-
川 つ-;)「うっ、うっ」
(神^ω^)「安心しろ。世界を思うようにはさせん。その涙は売れたときにとっておけ」
川 - )「……グスッ」
(神 ^ω)「さらばだ。また……会えたらいいな」
‖(神‖ ^‖)シュン!
-
川 つд゚)「あ、あぁ……」
川 つд )
川 つ― )
川 - )
川 д )
川 ;Д;)「創作の神ーーーー!!!!」
-
──こうして
(゚A゚* )「銀行ってどっちやったっけ?」
( ^ω^)「こっちだお」
-
──日本の、ひいては世界をかけた戦いが
('A`)「……来る……感じるぞ、我が宿敵……ブーン……!」
(゚A゚)「今度こそ、貴様の正義を粉々に崩してやる……」
('A`)「そして、クーさん……全部終わったら、僕のペットになってもらうよ」
('∀`)「クックック……アーハッハッハッハ!!」
-
──幕を開けようとしていた
(神^ω^)「ガナー……」
( ‘∀‘)「天牙……やはり、これを使うしかありませんか」
|TENGA::━◎┥……
-
──……【ゲーム制作編】おわり
川 ゚ -゚)「やるよ……私、絶対に作って売る」
川 ゚ -゚)「――ゲームを」
-
──……次回、最終章
川 ゚ -゚)「あれ、ていうかオードリーを天界に連れて行けば天牙とか言うの起動できたんじゃないんだろうか」
川 ゚ -゚)⊃「ま、いっか。さて作ろう」
──……
-
【ゲーム販売編】
続くと嬉しいな
-
見てくれたみんな、センキュッ!
※業務連絡
次回は長いので、一週間後くらいになります。
※業務連絡 終わり
-
乙!
最終章か……あっと言う間に始まってあっと言う間に終わりを迎えるという
最後まで頑張ってくれ
-
ついにつくるのか
-
乙
まさかあの始まりで一スレ消費するような話になるとは思わなんだ
-
乙
クーのセリフが世界滅びるフラグにしか見えん
-
乙
-
クーはキャスパーだったのか......
-
1000
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