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( ^ω^)百物語のようです2014( ω )
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( ^ω^)おいすー。今年も百物語の季節がやってきたおね。
( ^ω^)ここは百物語専用スレだお。開催日まではルール確認や質問等、自由に使って欲しいお。
・開催日は八月八日(金)から八月十七日(日)まで
※ただし投下できるのは八日〜十日と十五日〜十七日の金土日のみ。投下期間以外の本スレは作品の感想などご自由に使用してください
・作品はホラーでなくても幽霊、妖怪、人外などが出るならギャグでもなんでも可。
・レス制限は一作品30レスまで。それ以上は個別スレ建てをお願いします。
・ながらはNG。個別スレを建ててそこでやるのは可。もちろんVIPに建てるのもOK。
※個別スレ参加の場合
レス制限無し。
スレ立て
↓
百物語スレにて投下開始報告、URLを貼る
↓
投下終了後、百物語スレにて投下終了報告(その際、前の人の数字を引き継いで話数宣言)
・1人何話でも投下可!
※連続投下→次に投下する人がいないか確認を取り、無ければOK
※作品の投下間隔についてはルールはありませんが少し間を開けることを推奨します
・イラストでの参加も可!一話としてカウントします。
※ただし作品への支援絵は作品としてカウントしない
・開催時間は18時から翌朝7時まで
・話が終わったら本スレ(自分でスレを立てた人はそのスレでも可)で蝋燭のAAを貼る
過去の百物語のまとめ
( ^ω^) ブーン系図書館主催・百物語のようです ( ω )
http://iroirotunpeni.blog11.fc2.com/blog-entry-521.html
( ^ω^)百物語のようです2012 in創作板( ω )
http://boonbunmaru.web.fc2.com/collaboration/dreadful_story/dreadful_story.htm
( ^ω^)百物語のようです2013( ω )
http://mzkzboon.blog.fc2.com/blog-entry-755.html
( ω )なお、こちらは何があっても責任は負いませんので、自己責任での投下、閲覧をお願いいたしますお
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全てのメッセージが終わると、
削除を求める機械音声を最後に
リビングは静寂に包まれた。
チカチカと、
電話機からオレンジ色のランプが点滅する。
それはまるで
『まだ私は生きてますよ』と光っている。
ーー 『返事をしてください』と、
私がボタンをプッシュするのを待っているようだ。
私は電話機の代わりに
膨らんだお腹を人指し指でプッシュした。
《ーー キャッキャッ 》
脳の中で声が聴こえる。
.
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私はあれ以来は近寄ることのなかった
産婦人科へと足を運んだ。
目的はもちろん、赤ちゃんが生きている事を伝えるために。
∬;´_ゝ`) 「心配したんですよ!一体どこに行っていたんですか?!」
「そんなことより先生? 赤ちゃんが生きているんです。声がしたんです!」
私の言葉に、医師は一拍おいて
「……調べてみます」
とだけ返答した。
まずは謝ってほしいと思ったけれど、
あの時この場から逃げ出した自分を誉めてやりたい気持ちでいっぱいだった。
危うくこの子は生きながら殺されるところだった。
世の中の流産・死産は母親の問題ではなく
未熟な医師によって生産されているのだろう。
まして医師は多忙だと聞く。
結婚はできても、子供を産む暇なんて無いに違いない…。
きっとこの女医も、妊娠する女性を心のどこかで妬んでいるに違いない。
そうしてこちらが分からないのを良い事に
隙あらば赤ちゃんを殺す…
そんなことをこの施設でずっと繰り返している、生死を司るプロなのだ。
死神なのだ。
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∬´_ゝ`) 「……やはり、お腹の中の子は ーー 」
言いかけて先の読めたその台詞に
私はカッとなってこの女医に飛び掛かった。
そんなはずはない、そんなわけがない。
周りにいた看護婦が私の四肢を押さえ付ける。
死神に付き従う亡者だ、
私の首を狙って爪をひっかけてくるように手々が絡み付く。
「離せーッ!」
《私はここにいるよ》
∬´_ゝ`) 「暴れないで! 鎮静剤をっ ーー !」
死神の命令に亡者達が統率され動き出す。
視界の中から外から、
それまでどこにいたのかと思うほどにうじゃうじゃと。
これに捕まったら赤ちゃんの命は本当に終わってしまう…
まとわりつく鎌を振り払い、
私は診察室のドアを叩くようにスライドさせる。
逃げなくては ーー 逃げなくては ーー
《かあさん、逃げて》
∬´_ゝ`)つ 「捕まえて!外に出しちゃダメよ!」
逃げてやる ーー ここから早く ーー
《右に、次は左だよ》
お腹から声がする。
私の赤ちゃんも生きて産まれることを
渇望してるのだと確信できる。
きっと赤ちゃんはずっと語り掛けてくれていたんだ。
でも私が心を閉じていたのかもしれない。
くだらない世間体やつまらない夫に悲観して、何よりもこのお腹の鼓動から耳を塞いでいたのは私だ。
.
-
ーー ごめん、ごめんね。
《かあさん、私はここだよ》
ーー 貴方には私しかいないのに、ごめんね。
《かあさん、泣かないで》
ーー ちゃんと、産んでみせるから。
《ありがとう、かあさん、私もがんばるよ》
.
-
ーー どこを歩いたのか記憶には映らないまま…
やがて周囲を見回す余裕ができた頃、
私の足はいつのまにかパート時代の
スーパーに向けて動いていた。
別に楽しい思い出があるわけでもない…
なのにどうして。
('、`*川 「あ、お久しぶり」
「ペニサスさん?」
出逢ってもおかしくはない界隈。
かつての同期との再会にも私の気持ちは
昂らない ーー むしろ警戒心を抱かせる。
しかしよくよく観察すると
彼女のお腹は少しだけ膨らんでいた。
以前の私のように。
('、`*川 「あ…これ? ふふ、あのあとすぐにできちゃってたみたい」
その表情は柔らかく、彼女の言っていた
"人生観が変わった" 証なのかもしれない。
私が祝福の言葉を素直に贈ると微笑んで
('、`*川 「ありがとう、
お仲間がいるって思うと嬉しいわ。
二人とも無事に産まれるといいね」
と言った。
《仲間。 仲間。》
脳の奥とお腹からも喜ぶ声が聴こえる。
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憑き物が落ちたように、
私の心は彼女に感化され穏やかな状態だった。
二人で ーー 正確には主にペニサスさんの
パートを辞めたあとの話を、ただ頷いて聞いていた。
('、`*川 「妊娠が判った時の旦那の顔がまた面白くてね〜」
('、`*川 「…もう名前は決めた?
うちもまだ考えてるところだけど…
実はもう私、お腹の子に呼び掛けたいから勝手に呼んでるの」
私がその時に感じ取れた事。
…彼女は少しだけ変わったのだ…という思い。
それまでの彼女は人のゴシップも聞かなければ
自分の話もそれほど喋るタイプではなかった。
「そうなの…なんて呼んでる?」
話を合わせるためだけに聞いてみた。
きっとすぐに忘れてしまうけれど
('、`*川 「ふふ、男の子だと思って "どくお" 。
好きな言葉の寄せ集めだけど…
努力して、たまには休んで、勇ましくって」
ーー 愕然とした。
言われてみれば私は
自分の子にまだ名前を付けてなかった…
こんなに大切に想っているはずなのに、
時々存在を失ってしまっているかのような錯覚。
彼女はそのまま話し続けた。
きっと会話を聞いていた私の顔は歪まず、うまく取り繕えていたのだろう。
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こうして聞いてみると、
やはり身の上話というものは面白くなかった。
彼女の旦那の話、家のローンの話、
子供と三人で旅行する計画の話……
そんな話題を聞けば聞くほどに
私の顔は醜さを隠せているか不安だった。
ーー 夫はその気もないのに私に子を宿したのだろうか?
そんな風に考えてしまう。
当然、彼女がそれを知る由もない。
それ故の言葉が私の暗い記憶に染み込んで、沈殿した汚物を明るみへと浮き上がらせてしまう。
私は耐えきれずにその場を離れようとした。
《握手して、かあさん、握手して》
お腹の声に従って、
私はペニサスさんとお別れの手を握った。
《どくお、仲間になろ》
お腹の子はドクンと、
ひときわ大きく膨らんだ気がした。
.
-
雪の降りそうな季節がきて、
ついにその時がやってきた。
《かあさん、苦しい!》
破水して間も無く襲いかかる陣痛は
想像していたよりも激しさを感じさせた。
赤ちゃんの声がする…助けなければいけない。
まるで心臓が止まりそうになるほどの痛みと
思い通りにならない波打つ呼吸と戦いながら、
私は救急車を呼んだ。
この症状は【前期破水】と呼ばれるらしい。
その際、以前通っていた病院は嫌だと伝えたが
『それはこちらが決めることですので』
と、ピシャリと断られてしまった。
息を荒げながらなんとか通話を切ると、
いつまでも削除されない留守電のランプがチカチカと光る。
『新しいメッセージが、20件、あります』
もはやこれ以上の録音は不可能となっている。
結局、あれ以来消せていなかった。
すぐに新しいメッセージが埋まり、
再び全ての内容を流し直さなければ消す事はできない。
…聴くつもりもなかったが私は救急車を待つ間、
気を紛らわせるつもりで再生ボタンをプッシュした。
『ーー メッセージを、再生します ーー』
-
ピーッ 『』カチャッ
ピーッ 『』カチャッ
…繋がった後すぐに切られていく新規メッセージ群…
そのなかに、
ピーッ
『………』
物言わず、切れないメッセージ。
気になった私は顔を上げ電話機を見つめる。
『……』
『久しぶり…モナね』
「えっ?!」
と、独りの空間で不意に驚きの声をあげてしまった。
聞き覚えのあるその声は、
もはや失いかけていた夫の記憶。
『…急に居なくなってしまって…申し訳ないモナ』
陣痛の波も忘れて聞き入ってしまう。
-
『……ちゃんとご飯は食べているモナ?
君は何かに集中すると、そればっかりに目がいくから…』
『いや……こんなこと言う資格はもうモナーにはないモナね…ごめんモナ…』
夫はこの時どんな顔をしていたのだろう?
少なくとも、捨て置いた妻に対する嘲りはなく
罪悪感を多分に含んだ声色だと私は思った。
ピンポーン… ーー
玄関のチャイムと、共にノック音がする。
「救急隊員です! 扉を開けてもらえますか?」
先程電話して呼んだ救急車がいつの間にか来ていたらしい。
リビングの窓を見やると、カーテン越しの赤いランプに今更ながら気が付いた。
陣痛がまた来る前に鍵を開けるべく、テーブルに手をついてなんとか立ち上がる。
『君が妊娠したと知った時、すごく嬉しかったモナよ』
ーー 夫の独白が背中から聴こえる…
『それと同時に怖かったモナ…
僕は非閉塞性無精子症といって、
精子が体内で作られない病気だったモナ』
それは聞いたことがある。
男性側の不妊の原因となる症状で、
それは精子の数が限りなく少ないのだと。
『…モナは愚かにも君を疑ってしまったモナ…
ひょっとして別の男と交わったのか?と』
-
(なにを…バカなこと言ってるのよ…)
思わず笑ってしまった ーー
付き合う以前ならいざ知らず、
夫と出逢い、恋をして、結婚してからも…
私は彼以外との男性と性交渉をした事など無かった。
非閉塞性無精子症は妊娠の可能性がゼロではないという。
きっと私達は運が良かった…すぐにそう思えるのは私が女性だからだろうか?
『君が、そんなことをするはずがないと、
少し冷静になれば…今でもそう思えるモナ』
『ーー 本当にごめんモナ』
薄暗い廊下が、心なしか明るく感じられた。
彼だけを愛し、信じてきた私は、
晴れやかな気持ちで玄関の扉を開ける。
「痛みは今ありますか? すでに破水されているとのお話なので入院の準備なども早急に ーー」
救急隊員の言葉に私は
「大丈夫です。 …家族はいませんので荷物はまとめてあります」
と、玄関に用意しておいたスポーツバッグを指し示した。
背後からかすかに聴こえるメッセージ音は、徐々に遠くなっていく。
『……それでも、翌日モナは病院で検査したんだモナ。
精子が少ないだけで、可能性はゼロではないって…』
-
『でもモナーはゼロだった。
精子が全く作られてなかったモナ……』
ーー その言葉が聴こえたのは、
意識をリビングに向けていた私だけだった。
「…どうしました? 救急車で運びますから靴を履いてください」
今度は救急隊員の声が遠くから聴こえる気がした。
ーー 私の心は家の中に自ら望んで取り残されようとしている。
『……君を信じてるモナ…
でも、何度検査を受けても、
僕の身体からは子供を創る機能が欠けてるモナ…』
ーー そんなはずはない。
この子は貴方の子だ。
診断結果が間違えてるのは往々にしてあり得る。
…事実、お腹の子も何度も死産と診断されて
尚、成長し、ここまで大きく育ったのだから。
そうだ、医者は死神だ。
どうして忘れていたんだろう?
なぜ私はそんなところへと悠長に手を差し伸べてもらおうとしているのだろう。
「ーー 救急車に乗ってください!」
白衣を羽織った救急隊員が ーー 亡者が、
時を経てついに私の身体を掴んだ。
……完全に失敗した。
逃げようにもお腹の子を庇いつつ、
またも襲い来る陣痛がこの身を拘束する。
こんなに早い感覚で波が来るなんて聞いていない、陣痛はもっと段階を踏むものだと書いてあった。
なぜ私だけがこんなにも ーー
-
抗えず両肩を抑えられながら私は外に出される。
息が苦しい。
顔を伝う脂汗が視界を塞ぎ、脳内だけが
世界を俯瞰で眺めているような感覚に陥る。
そして担架に乗せられる時、
私の視線の先で見えたのは二人の見知った顔。
身を寄せあい、仲睦まじく歩いているのは ーー
( ФωФ ('、`*川
(あれは…パート先だった店長と、ペニサスさん?)
私はといえば亡者に捕らえられ、
地獄へと連れていかれる最中。
なぜあの二人が…
ペニサスさん、貴女の旦那さんはロマネスクさんじゃないわよね…?
夫婦でもないのにそんなにくっつきあって
……ああ、あれが不倫ということか。
穢らわしい。
私は愛する夫から一時でもあんな風に思われ、彼女はといえば未来を誓った旦那ではなく、
店長の精子でヘラヘラと妊娠したの?
それが貴女の好きな言葉でいう努力の賜物?
勇ましいっていうのは不倫するスリルのこと?
バカみたい、自分の旦那を蔑ろにして…
……それでも、彼女の子供は無事に産まれるのかしら?
子共は天の授かり物って言葉は誰が造ったの?
まるで私の名字が文字通り馬鹿を見る代名詞。
「素直さん、入院先が見付かりましたよ!
流石病院まで向かいます!」
どうして私は…
私が……
私の夫が… ーー !!
『…その子は一体、誰の子モナ…?』
.
-
《キャッキャッ》
*鼹鼹*
*鼹鼹鼹鼹鼹*
*鼹鼹鼹鼹鼹鼹鼹顗 #鼹鼹鼹顗 *
*鼹鼹鼹鼹鼹鼹鼹鼹顗 #鼹鼹鼹鼹鼹鼹*
*鼹鼹鼹鼹鼹鼹鼹鼹鼹顗 #鼹鼹鼹鼹鼹鼹鼹鼹鼹*
*鼹鼹鼹鼹鼹鼹鼹鼹鼹顗 #鼹鼹鼹鼹鼹鼹鼹鼹鼹鼹*
*鼹鼹鼹鼹鼹鼹鼹鼹鼹顗 #鼹鼹鼹鼹鼹鼹鼹鼹鼹鼹鼹*
*鼹鼹鼹鼹鼹鼹鼹鼹顗 #鼹鼹鼹鼹鼹鼹鼹鼹鼹鼹鼹*
*鼹鼹鼹鼹鼹鼹顗 * *鼹鼹鼹鼹鼹鼹鼹鼹鼹鼹*
*鼹鼹鼹鼹鼹鼹鼹鼹*
*鼹鼹鼹鼹*
**
*鼹鼹*
*鼹鼹鼹鼹鼹顗 *
*鼹鼹鼹鼹鼹鼹鼹鼹鼹*
*鼹鼹鼹鼹鼹鼹鼹鼹*
《やっと出られた!》
-
《産ん"でくれてあ"りがとう、かあ"さん》
.
-
六本目
(
)
i フッ
|_|
一枚めくれば容易く翻弄される弱い人達のようです
(了)
-
前の人乙、七本目投下します
.,、
(i,)
|_|
電車の中で、のようです
-
ミセ*゚ー゚)リ「あっ、電車来た!トソン急いでー!」
(゚、゚トソン「ちょっとミセリ、駆け込み乗車は危ないですって……もう」
ミセ*´ー`)リ「……はー、すずしー。生き返るー」
ミセ*゚ー゚)リ「トソンは細かいこと気にしすぎだよー。そんなんじゃモテないよ?」
(゚、゚;トソン「んなッ、そういうあなたはどうなんですか、ズボラ女のくせに!」
ミセ*゚⊿ ゚)リ「あれは適度に散らかってるからいいんですぅー。どこに何があるか分かってるし」
(゚、゚;トソン「あれのどこが適度に散らかってるんですか……」
ミセ*゚ー゚)リ「あ、そうそう。そういえばさぁ」
(゚、゚トソン「なんですか。話題の変え方があからさますぎですよ」
ミセ*; ゚ー゚)リ「それはどうでもいいじゃん!いいから聞いてって」
ミセ*゚ー゚)リ「この前、出掛けた帰りに満員電車に乗ったんだけど、運良く座れてさぁ」
-
ミセ*- -)リ ウトウト…
『次はぁ、ヴィップぅ、ヴィップぅ。お降りの際はお忘れ物にご注意くださぁい』
プシュー
「いやぁ、混んどりますなぁ」
「これは座れそうにないですねぇ」
ミセ*- -)リ (ん……)
ミセ*- -)リ (お年寄りの方かな……眠いけど、席譲った方g)
「あぁ、ありがとうお嬢さん。大丈夫ですよ」
ミセ*; ゚ー゚)リ (え!?)
「儂らはすぐに降りますから」
ミセ*; ゚ー゚)リ (あ、あたしに言ったんだよね?隣はおっさんとふつーの女の人だし……)
ミセ*゚ー゚)リ (……超能力使える人なのかなぁ) チラ
-
/ ,' 3 ニコニコ
ミセ*; ゚ー゚)リ (すごい優しそうなおじいちゃんだ!)
ミセ*; ゚ー゚)リ (とても超能力使えるとは思わないよ!)
ミセ*; ゚ー゚)リ(どうしよう、本当にあたしに言ったのかも分かんないし!譲っちゃう!?ミセリ譲っちゃう!?)
ミセ*; ゚ー゚)リ チラ
/ ,' 3 マイリマシタナ、サイキンノコハ
( ´W`) アンナニチイサイコモ キヅカイガデキルトハ
ミセ*゚ー゚)リ (……あれ)
ミセ*゚ー゚)リ(今、小さい子って言ったよね?)
『次はぁ、創作ぅ、創作ぅ。お降りの際はお忘れ物にご注意くださぁい』
ミセ*゚ー゚)リ(あたし、もう立派なJK……)
ミセ*; ゚ー゚)リ「――っ、!」
ミセ*; ゚ー゚)リ「す、すいません!降ります!」
プシュー
-
ミセ*; ゚ー゚)リ「……はぁ、怖。誰と話してたんだろ」
振り返って見ると、あの席には
*(‘‘)*
*(^^)* ニコッ
こっちを見て微笑む、一人の少女の姿が――
-
ミセ*゚ー゚)リ「……っていうことがあってさぁ」
ミセ*゚ー゚)リ「あの子、もしかしたら幽霊だったのかなーって」
ミセ*゚ー゚)リ「で、おじいちゃん達は見える人みたいな?」
( 、 トソン「……」
ミセ*゚ー゚)リ「……あれ、どしたの?もしかして怖いの苦手だった?」
(゚、゚トソン「……あ、いえ。面白い話でしたよ」
ミセリ、可哀想に。あなたはまだ気づいていないのですね。
私たちがすでに、死んでいることに。
-
(
)
i フッ
|_|
以上です。お粗末様でした
-
乙、いずれその事を知ったミセリを考えると切ないわ……
-
乙。もう一度読み直したくなる作品だ…
六本目の人も乙。せつねぇ…救いはないんですか。
-
乙
くるうは…
ドクオが仲間ってそういうことか
怖いな
-
>>261
おーそういうことか
じゃあ最後の素直さんってカーチャンかよorz
-
八本目投下します
-
『げんごこう』というお酒を、知ってるかい?
( ^ω^)「……は?」
あぁ、いえいえこんな人気の無い屋台で偶々相席になったとはいえ、
急に馴れ馴れしく話してしまってごめんなさいね
『げんごこう』ですよ、ひらがなで『げんごこう』と書くんです
( ^ω^)「……いえ、知らないですお」
そうですか、そうですか
いえ誰でも良かったんですけどね、そのお酒についてお教えしたくてね
誰か私の隣にでも座ったときにお教えしようと思った次第でございます
.,、
(i,)
|_|
げんごこうのようです
.
-
ちなみに、貴方はお酒が好きなかたですか?
( ^ω^)「えぇ、先方に振り回されて毎日浴びるように飲みますが、お酒自体はとても好きですお……今日もその帰りにここへ」
あぁ、そうですよね、そうですよね
道理で貴方の顔が赤い訳だ、
ここいらのほのかに赤く光る照明にしてはやけに赤いと思っていたところだ
そうですか、お酒がお好き、なら余計に気を付けたほうが宜しいですね、『げんごこう』には
( ^ω^)「……お酒に気をつけろとは?度数が高いとか?」
いえいえまさか、『げんごこう』はそこいらの日本酒と変わりなく十五度前後でございます
しかしてそれでも度数が高いのには変わりありませんね、へっへっへ
私が気をつけろと言うのは、あまりに美味であるからということです
.
-
へぇ、意味が分からないという顔をしなさらないで、これから説明いたしますから
姿は瑠璃色の一生瓶、それに和紙のラベルで素っ気なく『げんごこう』と書いてあるだけですが、
蓋を開けると辺りに豊満で甘美な米の香りが漂います
いくらかの人達はそれだけで満足してしまうらしいですがそれじゃあ勿体無さすぎる、
容器に注ぐと不思議なもんで、見方によっては黄金色に見える光りかたをするんです
それに見とれて飲めぬという方もいるようですが、飾るわけにもいかないでしょう?
ぐいっと喉に通してみれば、先に言った米の香りが口の中いっぱいに広がって、
食べ物を含んでいればその旨みを何倍にも引き上げ、
含んでいなければ身体全てを潤すかのような清涼感に包まれ、後には至福の感情だけが残るんです
どうです?飲みたくなったでしょう?
しかしこれは何処でも手に入る訳ではないんです
今なら携帯電話でも……『すまーとふぉん』と言ったら良いのかね?
それで検索したところでそいつは出てきやいたしません
飲みの席に、そいつは突然現れるんです
.
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( ^ω^)「……そんな馬鹿な、酒が独りでに現れるのかお」
そうです、そうです、そのとおりです
飲みの席で、飲みに飲んで、すっかり酔いが回った頃にそいつが現れるのです
( ^ω^)「……酔いが回った頃に飲む酒ほど、何を飲んだが分かりゃしないのに、どうしてそれが『げんごこう』だと分かるんだお?」
へぇ、それをこれから話そうかと思っていたところです
どうして『げんごこう』だと分かるのか、聞けばきっと気を付けるようになりますから
実はその酒『げんごこう』、飲んだが最後、恨みつらみが聴こえて来るというんです
周りの貴方に対しての恨みもよくよく聴こえるようになり、
何より酷いのがあの世の人々の無念が四六時中聴こえるようになるというんですから溜まったもんじゃありません
美味い話には裏がある、旨い酒には毒があるってね、貴方のように『げんごこう』の話を聞いてくれた方には注意をしていただきたくてね、知ってる私が教えて回っているわけです
知らずに飲んだら大変ですからね、へっへっへ
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-
( ^ω^)「……酒が回っている奴に注意も何も無いとは思うけど、気を付けてはおくお」
へぇ、そうしてもらえると助かります
出てきた際は蓋を開けるまでは良いですが、決して飲まないようにしてくだせぇ
あぁ、すいません、語りすぎてしまいましたね、貴方の手に取っていたおでんがすっかり冷めてしまった、直ぐに新しいのを頼みます
( ^ω^)「いえ……良いですお、これを食べたらすぐにタクシーで帰りますから」
そうですか、そうですか、では私も何かつまんでから帰るといたしましょうか
( ^ω^)「……本当に、飲んではいけなんですおね?」
はぁ、『げんごこう』でしょうか?
えぇ、決して飲まないようにしてくだせぇ
決して、ね、へっへっへ
( ^ω^)「……分かりましたお」
.
-
………………
あぁ、いつかのお兄さんではないですか
奇遇ですね、またこの人気の無い屋台で会うなんて、あれからどうですか、お元気にしていましたか
( ω )「……私は愚かでしたお」
あぁ、よく見たら今日はここいらの照明でも顔が白く見える、酔いは回っていないようで
( ω )「……あの日はまだ、酔いが回ってても何を飲んだか分かる日だった」
( ω )「だというのに、たしかにそれは突然現れたんですお」
瑠璃色の一生瓶、和紙のラベルで素っ気なく『げんごこう』と書かれた、その酒ですか、あぁ、そうですか、それはそれは
( ω )「……皆見えていないようで、僕も見えないふりをした」
( ω )「だけど、気になるじゃないですか?……その香りが、その味が」
あぁ、そうですか
それで開けて、そして飲んでしまったのですか
どおりで、足が無くて、身体がぼんやりと透けて見える訳ですね
.
-
( ω )「蓋を開けると、辺りに豊満な米の香りが漂った」
( ω )「会社の人達は、いい香りだと、とても幸せそうにしていたお」
( ω )「僕自身もそう思った、そして、もう止める事が出来なかった」
( ω )「だってそうでしょう?蓋を開けて、はい終わり、ではあまりにも、勿体なかったのだから」
( ω )「他の人にはどう見えていたのかは分からない、でも僕は、確かにその酒を飲んだ」
( ω )「幸せだった……身体が溶けてしまいそうな程に恍惚とした絵もいわれぬ感情が駆け巡った」
( ω )「その酒を全て一人で飲みきり、至福の余韻を残したまま家に帰った次の日から、異変が起きた」
-
( ω )「貴方の言った通り、会社にいれば上司や同僚の、僕に対する恨みが聴こえ」
( ω )「家では沢山の僕以外の誰かが叫ぶ悲痛や恨みの声」
( ω )「こうして耐えきれず自殺した今でも、あの世か判らぬ場所から聴こえる恨みの声が鳴り止まない」
( ω )「どうすれば良いのか、分からないんですお」
そうですか、そうですか、『げんごこう』で死んだ者は皆口々にそう言います
ではお教えいたしましょうか、その苦しみから逃れる術を
あなたが飲んだ『げんごこう』、その魅力を誰か他の方に語ることです
あなたがこの酒について上手に語れば語るほど、酒は味を深め、旨みを増す
その酒を飲んだ相手が至福と感じたその時に、貴方はようやく解放されるのです
『語り酒』の『語』を崩して『言五口』、下らない洒落ではありますが、私がやっと解放される日が来たので、せめても酒の由来でもお教えしてお別れしましょう
さぁ、さぁ、もう私は消え行く存在ですが、次に『げんごこう』の魅力を聞くは、お兄さんが語るは、誰にいたしましょうか
.
-
( ω )
( ω^)「……」
( ^ω^)「……おや、おや奇遇ですね」
( ^ω^ )「……こんなところでお会いするとは」
「『げんごこう』という酒を、知ってるかい?」
(
)
i フッ
|_|
げんごこうのようです
-
乙
そんな風に語られたら誘惑に負けて飲んでしまいそうだな
しかしおそろしや
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乙。素晴らしいな
-
乙
-
なるほど、乙
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こういう語り口調いいな
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おら二日目だぞ
どんどん持ってこいやぁ
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九本目投下します
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.,、
(i,)
|_|
沼の噂のようです
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( ・∀・)「1、2、3……よし、全員いるな」
( ・∀・)「みんなー、よく聞け!これから肝試しのルールを説明するからな!」
茂等モララー28歳。勤めていたブラック企業を辞めて、教師になってから早4年。
ド田舎の倉作小学校に転勤してきて最初の夏休みに、彼の受け持つ3年1組で肝試しを行うことになった。
ξ; ゚⊿゚)ξ「ドキドキするね」
( ^ω^)「だいじょうぶだお、ツンはぼくが守るお!」
場所は小学校の近くにある名も無き沼、その周りの簡素な遊歩道だ。
土むき出しの道で明らかに遊歩道と呼べるような代物ではないのだが、便宜上そうしておく。
今いるところは道の入口で、遊歩道で唯一街灯がある場所でもある。
( ・∀・)「はい、そこおしゃべりしないでー。
ルールは2人1組になって、みんなの目の前にある沼の周りを、反対側の祠まで歩くだけ。
先生は違う道を通って、先に祠のところに行ってます」
( ・∀・)「前の人たちが出発して3分経ったら、次の組が出発すること。素直さん、任せていいね?」
川 ゚ -゚)「はい」
( ・∀・)「じゃあ、道を外れずにちゃんと来てね。分かりましたかー!」
「「「「はーい!」」」」
-
説明を終え、モララーは自転車に跨り、生徒たちのルートとは反対を走る。
実はこちらから行く方が少し距離が長いのだが、自転車だし問題はないはずだ。
遊歩道の両脇には木々が生い茂っているため、夜は真っ暗、昼間でも薄暗い。
前述の通り、街灯は入口の一ヶ所のみにしかないので、自転車のライトだけでは心許ない。
自分も懐中電灯を持ってきた方がよかったかな、と少し後悔した。
モララーは、ふと木々の間から見える沼に目をやった。
( ;・∀・)「……」
月明かりに照らされ黒くぬらぬらと光る沼が、彼の恐怖を増幅させた。
元より、モララーはホラーだとか霊の類が苦手である。それも原因だろう。
沼から目を逸らし、時計を見た。
そろそろ祠に着くだろう。
( ・∀・)「……ん?」
違和感を感じ、自転車を停める。
よくよく目を凝らして見ると、前方に黒い人影が見えた。
-
( ・∀・)(おかしいな、こんな時間にここにいるなんて)
ここは昼間でもほとんど人が訪れない場所だ。
可能性があるとすれば、我が子が心配で様子を見に来た親、もしくは妖怪の類だろう。
( ・∀・)「すみませーん、どちら様ですかー」
後者でないことを願いながら声をかけるも、返事はない。
聞こえなかったのだろうか。
自転車を押して近づいてみる。
ここで気付いたのだが、相手はかなりの背丈であった。
モララーだって決して低くはないが、向こうは頭ひとつ分ほど大きい。2メートル近くあるんじゃないだろうか。
( ・∀・)「あのー」
2メートルの巨体が振り向く。
( ;・∀・)「ーーっ!?」
モララーは気付いた。これは人ではない。
全身は濡れているのか、黒くてらてらと光っている。
黒い寸胴型の体を横に太らせて、そこに短いずんぐりした足がちょんとついている。
そして、顔には凹凸が一切なく、闇に潰されたかのように真っ黒だった。
-
べしゃり。そいつが一歩踏み出す。
まるで、ついさっきまで水の中にいたような、湿った足音だ。
( ;・∀・)「ぁ……あ、」
モララーは思わず自転車から手を離してしまった。
大きな音を立てて倒れる。
膝はガクガクと震えて、歩くことさえままならない。
そのまま腰が抜け、尻餅をついてしまった。
べしゃ、べしゃり。
差は随分と縮まった。もうすぐそこである。
そして、ぬぅっと、頭上に大きな影。
( ; ∀ )「ぁ、うわああああああああああああああああ!!」
そいつがニィと笑った気がした。
-
八月×日、倉作小学校の教師である茂等モララー(28)が行方不明になった。
その日は彼が担任を受け持つ三年一組の生徒と沼で肝試しをしており、
目的地の祠に生徒全員が到着したにもかかわらず、茂等先生がいないことを不審に思い
生徒達が探しに行ったところ、道の途中に彼の自転車だけが倒れていたという。
第一発見者の内藤ホライゾン君は、「沼から自転車の近くまでがびしょびしょに濡れていた」と発言している。
素直クールさんの通報により事件翌日の早朝から捜索が始まったが、一週間経った今も見つかっていない。
警察はこれを誘拐事件、もしくは殺人事件とみて捜査を進めている。
なお、事件が起こった沼では昔から黒い怪物を見たという話が絶えず、今回もその仕業ではないかと噂されている。
――オカルト系雑誌『MYSTERY』より抜粋
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(
)
i フッ
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乙
-
乙!
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乙!
-
乙
肝試しなんてしたくないんや…ガクブル
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三日目ハジマタ!
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今回投下作少ないなー
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十本目投下します
( ・∀・)三人の村のようです
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( ・∀・)「風全然弱まらないなあ」
( ・∀・)「いい加減戸が壊れちまうよ……」
( ・∀・)「……ん?」
( ・∀・)「おや? 旅のお方かい?」
( ・∀・)「雨に濡れてびちゃびちゃじゃないか! この辺りは宿も無い、どうかうちの家に泊まってお行きよ」
( ・∀・)「ほら、中に入りなよ」
( ・∀・)「……ん、ああ、風でまた蝋燭が消えちまってらあ」
.,、
(i,)
|_|
( ・∀・)「これでよし、と」
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( ・∀・)「今なら風呂も沸かしたばっかりだ、入っておいで」
( ・∀・)「なあに、気にしなさんな。着替えは私のものでもいいかね」
( ・∀・)「うん、ゆっくり暖まってきなよ」
( ・∀・)「おお、上がったかい。湯加減は大丈夫だったかな?」
( ・∀・)「そりゃあよかった。お茶を淹れたんだ、飲みなよ」
( ・∀・)「良い茶だろう。私が育てたんだ」
( ・∀・)「もう人がいないからね。全部自分で作らないと死んじまう」
-
( ・∀・)「うん? うん、私は一人だよ」
( ・∀・)「この村も昔は栄えてたんだがねえ。今は私を含めて三人しか住んでないんだ」
( ・∀・)「みんな引っ越すか消えてしまうかしてしまった」
( ・∀・)「うん、そうだよ。消えてしまったんだ」
( ・∀・)「何故かって? それはね、この村に二人の狂人が住んでいるからだ」
( ・∀・)「狂人。頭がおかしくなってしまったんだよ」
( ・∀・)「一人はね、寂しく暮らしている女だ」
( ・∀・)「今は酷い嵐で見えないけどね、いつもならそこの窓から彼女の家が見える」
( ・∀・)「名前はでれと言うんだ。綺麗な人だよ」
-
( ・∀・)「でれには姉がいてね。顔もそっくりの、笑顔がかわいい村一番の美人姉妹だった」
( ・∀・)「私もあの頃の二人とはよく遊んだよ。私がやるお手玉を教えてとせがんできたんだ」
( ・∀・)「でれが九歳の時だから、二十年前かな。この村の裏山から、熊が下りてきてね。何人か食われてしまったよ」
( ・∀・)「今はもういないんだが、ぎこという腕の良い猟師が撃ってくれて熊は死んだ。でも、でれの姉は食われてしまったんだ」
( ・∀・)「遺体は酷いものだったよ。胴を開かれて、内臓を食い散らかされていた」
( ・∀・)「あの時のでれの姉の濁った眼は、今でも思い出せる」
( ・∀・)「でれは運悪く、その遺体の第一発見者だった」
( ・∀・)「その後からかな。でれが心を病んでしまったのは」
-
( ・∀・)「現実を見なくなった。姉の姿が見える、と言うんだよ」
( ・∀・)「姉は食われたんじゃない、殺されたんだ、と強く主張するようになった」
( ・∀・)「勿論それを聞く者はいない」
( ・∀・)「君はどう思う? 彼女をおかしいと思うかい」
( ・∀・)「……うん、やっぱりそうだよね。当時の村人も君と同じ意見だった」
( ・∀・)「もう一人の狂人の話をしようか」
( ・∀・)「もう一人はね、男だよ」
( ・∀・)「人当たりの良い男だ。誠実で、村人からの信頼も厚かった」
( ・∀・)「昔ながらの遊びが得意の、器用な奴だ」
-
( ・∀・)「でもね、その男は周りに隠していることがあったんだ」
( ・∀・)「人を、食べるんだよ」
( ・∀・)「人食嗜好。西洋ではかにばりずむ、と言うんだったっけ?」
( ・∀・)「彼は己の両親を食べた。村人には病気にかかったと嘘を吐いてね、まず両親の足を捥ぎ、時間をかけて両親の体を食べていった」
( ・∀・)「それから、男は人しか食えなくなっていったんだ」
( ・∀・)「……風が強くなってきたね。これ以上の備えは無いのに、参ったなあ」
( ・∀・)「おや、眠いのかい?」
( ・∀・)「じゃあ子守唄代わりにでも聞いておくれ」
( ・∀・)「この村から人がいなくなったのは、その二人の狂人が原因なんだよ」
-
( ・∀・)「実は、さっきのでれの話には続きがあってね?」
( ・∀・)「でれの話を聞いて、君と同じ反応をした人。しかも、でれに真正面から、狂ってる、と言った男だ」
( ・∀・)「翌朝、全身を何かに切り刻まれて死んでいるのが見つかった」
( ・∀・)「その日は今日のように強い風の吹く晩だったよ」
( ・∀・)「凶器は無かったし、こんな強い風だ、外を出歩く人もいなかった」
( ・∀・)「でも、そいつは素行が悪いことで有名だった。だから、私達は天罰が下ったのだと思ったよ」
( ・∀・)「最初はね」
( ・∀・)「やがて、風の強い晩の翌朝、全身を切り刻まれた死体が必ず見つかるようになった」
( ・∀・)「それを気味悪がって引っ越す人も増えた」
( ・∀・)「私はそれを見ながらね、ある共通点に気が付いたんだよ」
-
( ・∀・)「死んだ者達は皆、でれを侮辱した奴なんだ」
( ・∀・)「気のせいかとは思った。でも死体が増える度、確信に変わっていった」
( ・∀・)「きっとね、でれの言う通り、姉は生きてるんだよ。私はそう思う」
( ・∀・)「姉の矜持かな。でれを傷付ける奴を、許せないんだね」
( ・∀・)「でれの姉は、でれを侮辱した奴を殺しに、鎌鼬へと姿を変えるんだ」
( ・∀・)「あと、もう一つ」
( ・∀・)「でれの姉は食われたのではなく、殺されたのだ、ということ」
( ・∀・)「私は、あれ、嘘ではないと思うんだ」
-
( ・∀・)「何故かって?」
( ・∀・)「だって、とってもおいしかったんだもの」
( ・∀・)「ああ、大丈夫かい?」
( ・∀・)「無理に立ち上がろうとするんだもの、そりゃあ転びもするだろうね」
( ・∀・)「私のお茶はおいしかったかい」
( ・∀・)「うん、盛らせてもらったよ。なんてったって久しぶりの食事だから」
( ・∀・)「熊の騒ぎに乗じてね、でれの姉を食ったよ。あれは本当に良い機会だった」
( ・∀・)「でれの姉は、特に心臓がおいしかった。若い娘は良いね、血も甘いし、肉もジューシーなんだ」
( ・∀・)「あの綺麗な青い眼も食べたかった。でもね、腹を開いたら、みるみるうちに濁っていってしまったんだ。輝きを失った眼を、食べたいとは思わなかった」
( ・∀・)「でも、あの青い眼が最後に見たのが私なんて、ちょっと素敵だよね」
-
( ・∀・)「でれを侮辱はすれど、はっきりと拒絶したことがないから、私は今もまだこうして生きているんだ。私は賢いからね」
( ・∀・)「私と、でれと、でれの姉。この三人が、この村に住む三人だ」
( ・∀・)「他のは引っ越すか、でれの姉に殺されるか、私に食われるか。この三択だったよ」
( ・∀・)「まあ、でれの姉が殺したのも、私の胃袋に消えていくんだけど」
( ・∀・)「ああ、ほら、聞こえるかい? この強い風の音」
( ・∀・)「運が悪かったね。きっと、でれの姉が、君がはっきりとでれのことを気持ち悪いと言ったのを聞いてしまったんだ」
( ・∀・)「昼に泊めた、私の好みでなかった老婆を殺した帰りだろうね。でれの姉にとっては、もう一仕事ってとこかな」
( ・∀・)「だって、老婆は肉が少なくてまずいんだもの」
-
( ・∀・)「戸がいよいよ外れそうだね。ねえ、旅人さん」
( ・∀・)「残念だけど、君の旅はここまでだよ」
( ・∀・)「でれの姉に切り刻まれるか、私に食べられるか。一体、どっちが早いだろうねえ」
(
)
i フッ
|_|
( ・∀・)三人の村のようです 終わり
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分かっちゃいるけどって感じだな
いいね、乙
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良かったよ
おつ
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オチが分かっていても怖いな、乙
-
乙
途中まで残りの一人がTさんなオチを期待してたけどそんな救いはなかった
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支援絵です
>>158-179
( ´_ゝ`)送りぬ、迎えぬ(´<_` )
のようです
http://boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_1553.jpg
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ξ∪゚⊿゚)ξちゃんがいい感じに犬っぽくてかわいい乙
十一本目
-
/⌒ヽ
(^ω^ ) 「百物語に関する重大なお知らせ……?」
o□と
.,、
(i,)
|_|
-
百物語2014実行委員会のドクオ委員長は10日、
かねてからの課題であった「企画終了時に余ってしまったろうそくの使い道」に関して
流石家の全面協力のもと、『全国おしおき☆ローソクプレイ行脚』を実施するとの会見を行った。
ドクオ氏はこの施策について、
('A`) 「夏休みでだらけがちなブーン系作者に対して優先的に派遣を行います。
企画への投下促進・企画後の燃え尽き防止が狙いです。
別に妹者ちゃんのボンデージ姿が見たいとかそんなことは全然ないですフヒッヒヒヒ」
と、気持ち悪い笑みを浮かべながら説明。最寄りの交番へと連行されていった。
代理として会見を引き継いだ素直クール副委員長は、
倫理上問題があるとして、妹者さん、姉者さんの参加は見送ると発表した。
会見には、派遣のすべてを一人で担うこととなった
流石母者さんが特注サイズのボンテージに身を包んで登場。
圧倒的な佇まいに言葉を失った報道陣に対し、
@@@
@# _、_@
(* ノ`) 「こんな格好、恥ずかしいったらないね」
と、きまりが悪そうにモジモジとしながらコメントした。
同席した流石父者さんの、
彡⌒ミ
(* ´_ゝ`)「よく似合ってるよ、はーたん」
という惚気けた一言には、耳まで赤く染めた顔を俯け黙りこくってしまうなど、
女性らしい一面も覗かせ、会見場は一層の静寂に包みこまれた。
照れ隠しの掌底をこめかみに受け病院に搬送された父者さんを見送った後、母者さんは
@@@
@# _、_@
( ノ`) 「身に余る大役ですが、これもブーン系のため、心を鬼にして頑張ります」
と力強い意気込みを口にし、会見場をあとにした。
全国行脚は百物語終了後の18日午前7時から行われる見通し。
現時点で残っているろうそくの数は89本。ブーン系作者の身の安全を確保するため、1作でも多くの投下が望まれる。
なお、「普段から鬼じゃん」とうっかりつぶやいてしまった流石兄者さんが
報道陣の目の前で見えない速度の何かに襲われ死亡。
「百物語の怪奇」だとして、うかつな発言は慎むよう注意が呼びかけられている。
-
/⌒ヽ
(;^ω^ ) 「か、書くんだおーーーーーーー!!!!
O 間に合わなくなっても知らんおーーーーーーーーーーー!!!!!」
(
)
i フッ
|_|
-
.,、
(i,)
|_| 恐怖のプリクラ
〜〜
( ^ω^)「僕プリクラとるの初めてだお」
(´・ω・`)「消しゴムで髪の毛のところを擦ると茶髪になるらしい」
('A`)「へぇ〜、ものしりだな」
( ^ω^)「あ、シャッターが降りるお」
ハイチーズ
( ^ω^)('A`)(´・ω・`)
パシャッ
「
( ∧ω∧)("A“)(´●ω●`)
」
(;^ω^)(;'A`)(;´・ω・)「こわっ!」
〜〜
(
)
i フッ
|_| おわり
-
乙
目だけぱっちりに修正されるあれか
-
十本目の蝋燭の導入のやり方が洒落ていて好きです
-
恐怖のプリクラが12本目だとおもうので、13本目投下させていただきます
-
13本目
.,、
(i,)
|_|
やさしいおにいちゃんのようです
-
私のお兄ちゃんはいつもニコニコ
とっても優しい優しいお兄ちゃんなの。
お母さんがケーキを二つ買って来て、私が自分の分だけじゃ物足りなそうな顔をしていると、お兄ちゃんはいつもニコニコしながら「僕はいらないから、たべていいよ」と言って譲ってくれるの
私がお兄ちゃんのオモチャやゲームを壊しちゃった時でも一度も怒ったことがない
そんな優しい私のお兄ちゃん
でも、私はどんな時でも何をされてもニコニコしているお兄ちゃんを「気味が悪い」と感じるようになってしまったの
-
だってね、私。小学四年生の時、学校で見ちゃったの
お兄ちゃんが準備室でいじめられているのを。
私はお兄ちゃんを助けなくちゃと思って、準備室のドアを開けようとしたの
でもね、ドアは開けられなかったの
鍵がかかっていたわけじゃないのよ
開ける必要がなかったの
いじめっ子たちに気付かれないように、私が部屋を覗いていたら、お兄ちゃんが私に向かっていつも通りニコニコしたから
-
そんなのっておかしいじゃない?
その光景を見た時、私、「お兄ちゃんは人間じゃないのかもしれない」と思ってしまったの
なんだか人間の皮を被った他の生き物なんじゃないだろうかって。
それまでは交換ノートをする程仲が良かった私たちは、一切喋ることは無くなった
私がお兄ちゃんをいないものとして避けたから。
「きっとお兄さんは寂しがっただろうね」と、みんなは言うけど
いいえ、そんなことは無いの
だってだってだって、私が避けはじめたその日からでさえも、お兄ちゃんは、ニコニコしていたんだから。
-
小学四年生から始まった私のお兄ちゃん嫌いは高校一年生になった今でも、いや、昔よりも酷くなっていた。
川д川「ミセリちゃんって、本当お兄ちゃんと仲悪いよねー」
ミセ*゚ー゚)リ「うん、本当気持ち悪い。なんかヘッドホンつけてニヤニヤしてたりするし、というか何しててもニヤニヤしてるんだもん」
川*д川「でもすっごく頭いいじゃん、あの国立vip大学受かったんでしょ?超羨ましいよ、うちのお兄ちゃんはダメダメだったからなぁ」
ミセ;*゚ー゚)リ「頭は確かに良いけど、友達1人もいないんだよ?年賀状だって誰からも来てないし、部屋に『正しい友達の作り方』って本があるくらいなんだから!」
川;д川「それは確かにすごいね…」
ミセ*゚ー゚)リ「でしょ?だから本当無理、同じ家に住んでることがあり得ない」
川д川「あれ?お兄ちゃん1人暮らしするとか言ってなかった?」
ミセ*゚ー゚)リ「そうなの!それでお母さんが引越しの手伝いしてあげなさいとか言ってきてさー、もう最悪だよ。今日家帰ったら手伝わなきゃいけないの」
川д川「まぁまぁ、これが終わったらバイバイなんだし、最後くらい良いじゃない」
ミセ;*´ー`)リ「そうだけどさぁー…あー、憂鬱」
-
(-_-)「貞子」
川д川「あ、お兄ちゃん」
(-_-)「友達か?」
川д川「うん、そうだよ」
(-_-)「これはこれは…初めまして、妹がいつもお世話になってます。僕は貞子の兄のヒッキーです」
ミセ*゚ー゚)リ「どうも初めまして、貞子ちゃんの友達の高知ミセリです」
(-_-)「高知…?もしかして、ミルナ君の妹さん?」
ミセ;*゚ー゚)リ「えっ、あ、そ、そうですけど…」
(-_-)「そっかそっかー!懐かしいな、僕、中学の同級生なんだよ。ミルナ君元気にしてる?」
ミセ*゚ー゚)リ「元から元気があるタイプではないから元気にはしてませんね。生きてはいます」
(-_-)「生きてるなら良かったよ、同窓会とか来ないから心配でさ」
ミセ*゚ー゚)リ「あぁ、兄は友達いませんからそういうイベントには参加しづらいんだと思います」
(-_-)「ミルナ君、ちょっと変わってたもんなぁ」
川#д川「お兄ちゃん、そう言うこと言わないの」
-
ミセ*゚ー゚)リ「学校でもニヤニヤしてるんですか、もしかして」
(-_-)「ニヤニヤ?」
ミセ#゚ー゚)リ「もう本当気持ち悪いですよね、あれ。やめて欲しいったらありゃしない」
(-_-)「ミルナ君って、笑えるの?」
ミセ;*゚ー゚)リ「…え?」
(-_-)「僕、三年間同じクラスだったけど、ミルナ君が笑ったとこみたことないよ」
ミセ*゚ー゚)リ「ははは、まさかぁ!」
そんな訳がない、だって私が知ってるお兄ちゃんはいつもニコニコしかしてないのに
-
(;-_-)「ミルナ君、いつも無表情でノートを一心不乱に書いてたんだよね。だから、ちょっと皆に怖がられてたっていうか…」
川#д川「ノートをどんな顔で書こうが勝手じゃ無いのよ、お兄ちゃんのクラスの人達の方が可笑しいんじゃないの?」
(;-_-)「いや、だってそのノートには……」
ミセ;*゚ー゚)リ「そのノートに、兄は何て書いていたんですか?」
-
(-_-)「…僕を含めたクラスメイトの名前が全員分書いてあって、名前の隣に『正』の字が書いてあるんだよ。まるで何かをカウントしているかのようにね」
.
-
ガチャン!
ミセ;*゚ー゚)リ「はぁはぁ…ただいま!」
J( 'ー`)し「ミセリおかえりなさい」
ミセ;*゚ー゚)リ「母さん!お兄ちゃんは!?」
J( 'ー`)し「まだ帰ってきてないわよ、段ボールに荷物つめといてあげなさい。段ボールはもう二階に上げといたから」
ミセ;*゚ー゚)リ「わかった!」ドタドタドタ!
J( 'ー`)し「…あら、今日はえらく素直ねぇ」
-
ガサガサガサガサッ!
ミセ;*゚ー゚)リ「ないじゃないのよ…」
本棚も引き出しの中身も全部全部引っ張り出して、整理整頓された部屋をグチャグチャにしてしまった
でも、それでも見つからない。
こんなに探しても無いのだ、つまり、そんなもんは存在していなかったんだろう
ミセ*゚ー゚)リ「…阿呆らしい、普通に考えればそんなノートある訳ないじゃないの」
とりあえず、部屋を荒らしてしまったし、お兄ちゃんが帰って来る前に片付けないと…
-
部屋の惨状を見渡していると、ふと、お兄ちゃんの部屋の壁にかかっている絵が目に入った
ミセ*゚ー゚)リ「…これ、私が幼稚園の時に書いてあげたお兄ちゃんの絵だ」
お兄ちゃんの部屋に入ったのなんて、小学生以来だったからこんなに大切にしてくれていたなんて知らなかった。ご丁寧に立派な額に入っている。
ミセ*゚ー゚)リ「……でも、1人暮らしに持ってかないよね。外して物置部屋にでも持っていこう」
グイッと、額ごと絵を取り外すと、違和感を感じた
-
ミセ;*゚ー゚)リ「これ、重すぎない?」
それに、絵のサイズに比べて額が大きすぎるきがする
ミセ;*゚ー゚)リ「まさか、ね」
そんなことはないだろうと思いながら、額の裏を外す
まぁ、あるわけ無いって分かっては居るんだけど念のため、念のた…
ガッシャアーン!
.
-
どうやら、額の表面はガラスで出来ていたらしい。床に落とした拍子に粉々に割れてしまった
私は膝から床に崩れ落ちた、生まれて初めてだ、こんなに手が震えるのは。
ガラスが割れた音にびっくりしたわけじゃない
そんなのはどうだっていいの、だって
ミセ;゚ー゚)リ「…お兄ちゃん、嘘でしょ?」
今この瞬間、ヒッキーさんが言っていたノートは、存在していたことが実証されてしまったのだ
それも
「2冊もあるなんて…!」
-
一冊は普通の大学ノート
もう一冊はお兄ちゃんが使うには可愛すぎるノートだった。
私は、まず大学ノートの中身を確認することにした。
ミセ;*゚ー゚)リ「本当にクラスメイトの名前が書いてある…」
ヒッキーさんの話していた通り、名前の隣には数をカウントするための『正』の字が書かれていた
でも、なんのカウント数かは分からなかった。
ミセ*゚ー゚)リ「どういう意図で、何をカウントしているんだろう…」
お兄ちゃんの性格を考慮したら、もしかしたら相手から挨拶してくれた回数とかをカウントしてたのかもしれない。さっきまでは悪い方向にしか思考が展開しなかったが、良く良く考えればお兄ちゃんの性格上あり得ないと分かることだったのに。
うん、だってだってお兄ちゃんは性格はいい人だもん。絶対そうだわ
*ミセ*゚ー゚)リ「くだらないことで悩んじゃったなぁ、あはは」
多少無理矢理でもそう信じたかった、昔好きだったお兄ちゃんを、私は信じたいのだ
-
ミセ*゚ー゚)リ「…でも、もう一冊は何のためのノートなんだろ?」
まぁ、さっきのノートじゃ足り無くなって、続きを書くためのノートなのかも…?
ミセ*゚ー゚)リ「どれどれっと…」
ペラッ
-
【『ケーキをミセリにあげた』
正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正】
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百年の孤独のようです
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