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(´・_ゝ・`)ブーン系小説&イラスト練習総合案内所のようです
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ミセ*゚−゚)リ「ねえ、私のこと、好き?」
( ・∀・)「……」
無理矢理走らせたオンボロ車の中で、少女は俺に尋ねた。
俺は何も答えなかった。
答える道理もないし、答えたところで何にもならないのを、俺は知っていたからだ。
ミセ*゚−゚)リ「……何か答えてくれたっていいじゃん」
後部座席に座る少女は拗ねた様子でそう言った。
自分の立場が分かった上での発言であるなら、こいつは将来大物になるだろう。
今まさに誘拐されている小学生とは思えない。
ミセ*゚ー゚)リ「私、結構可愛いでしょ?」
ミセ*゚ー゚)リ「前に駅でモデルのスカウトとかされたこともあるんだよ」
自慢げに反らす胸。目立つのは俺がガムテープで後ろ手に縛ったからなのか。
ミセ*゚−゚)リ「こう見えて成績だって優等生だし、運動もできるし、あとはねぇ……」
( ‐∀‐)「そうか。お前がたいそう身代金の期待できるガキだってことはわかったよ」
俺は、少女の愉快な自慢話に水を差してやった。
俺にしては珍しく大したポカもしないで、こんな誘拐なんて大それたことをやってのけたというのに、俺は何故か苛々していた。
ミセ*゚−゚)リ「……お金、期待しないほうが良いよ」
ぼそり、少女が俯き呟いた。
( ・∀・)「は?」
急に暗くなった少女に、俺は金のことが心配になった素振りを見せて聞き返した。
いや、俺にはもとより金以外に目的は無かったはず。すぐ人質に情が湧くのは誘拐童貞の証だ。
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