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( ゚д゚ )ブーン系小説&イラスト練習総合案内所のようです
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('、`*川「……なに淹れたらいいの」
(´・_ゝ・`)「コーヒー」
ζ(゚、゚*ζ「デミタス先生、いつもコーヒーばかり。カフェイン中毒になってしまいますよ」
(´・_ゝ・`)「僕は既にカフェイン中毒です」
('、`*川「たしかに、依存性という意味でなら中毒よね、こいつ」
「こいつ」と来たか。本当に礼儀知らず恥知らず。
女史と男もコーヒーをということになり、伊藤はもそもそと準備を始めた。
爪'ー`)y‐「──いやあ、仲が良さそうで」
(´・_ゝ・`)「まさか」
ζ(゚ー゚*ζ「いえいえ、相性は宜しいですよ。実際」
この2人はジョークのセンスが無いと見える。
私はテーブルを挟んだ向かいに座る2人から視線を外した。
紫煙が目に染みる。
すぐ背後の窓を開け、姿勢を正した。
夕焼けの色が濃い。
(´・_ゝ・`)「それで、こちらの方は何の御用で」
ζ(゚、゚*ζ「あ──そうでした、本題はそれでしたね」
デレ女史も居住まいを直し、咳払いをした。
男は未だ自己紹介もしていない。
女史と共に部屋へ上がり込み、いきなり煙草を吸い始めてそれっきり。
私の敬愛する女史が連れてきたのでなければ、今すぐにでも叩き出しているところだ。
爪'ー`)y‐「狐塚フォックスと申します」
男は──狐塚フォックスはようやく名乗り、一礼した。
年の頃は30前後といった辺りか。私より2つか3つ上。
伊藤に似た地味顔だが、伊藤と違って品があるので整って見える。
(´・_ゝ・`)「はあ。狐塚さん」
ζ(゚ー゚*ζ「フォックスさんの御宅は、我が社の社長の親類筋で。
その縁で、ぜひデミタス先生にお会いしたいと仰いまして」
あの狐塚グループの御曹司でいらっしゃいますよ──と女史は付け足した。
狐塚グループといえば、政治や経済にあまり興味のない私ですら知っている名だ。
思わず驚き、目を丸くする私に女史が「ね、びっくりするでしょう」とあどけなく言う。
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