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( ^ω^)ブーンは勇者を討伐するようです
37
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 03:03:47 ID:E7/mW/620
【テウナクトハウゼン ギルド:ブレイブ・ウンターヴェルデン】
ないとう は おおきな やかた に ついた!
( ^ω^)「ここがギルドですかお……」
(´・ω・`)「そうよん。こんなに大きくなくても良いと思うんだけどね〜」
( ^ω^)「ご立派ですお〜」
(´・ω・`)「お世辞も上手いのね。あたし、好きになっちゃいそう」
( ^ω^)「さあ、案内してくださいお!!!」
(´^ω^`)「はぁ〜い、こちらよ。ついてきて」
ないとう は うまく わだい を リセット させた!
ないとう の きけんよそくのうりょく が 3 あがった!
(^ω^ ) キョロキョロ…
( ^ω^)「人がいないようですけども……」
ないとう は けいかい している!
.
38
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 03:05:26 ID:E7/mW/620
(´・ω・`)「そうねぇ。大体はクエストを引き受けて地方に行ってるもの……」
( ^ω^)「そうですかお……」
(´・ω・`)「こっちよ」
ないとう は かいだん を のぼった!
( ^ω^)「へぇ……。凄く立派な鎧が沢山飾ってありますお」
(´・ω・`)「ぜーんぶ、クエスト中に亡くなった人の物よ」
( ^ω^)「そうなんですかお……」
(´・ω・`)「アタシの恋人もね、7年前に命を落としたんだけど……」
( ^ω^)「クエストでですかお?」
(´・ω・`)「ええ。長いこと一人だから寂しくて……。夜になると……」
( ^ω^)「ここの角を左ですかお?」
ないとう は うまく わだい を リセット させた!
ないとう の きけんよそくのうりょく が 3 あがった!
.
39
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 03:06:44 ID:E7/mW/620
(´・ω・`)「ここがギルドマスターの部屋よ」
( ^ω^)「ギルドマスターはどんな人なんですかお?」
(´・ω・`)「んー。おじちゃんよ。そんなに怖い人じゃないわ」
( ^ω^)「そうですかお……」
おおきな おとこ は とびらを ノック した!
(´・ω・`)「ショボンです。手紙を持った者が、あなたにと」
「入れ」
おおきな おとこ は とびら を あけた!
(´・ω・`)「失礼致します」
( ^ω^)「失礼しますお」
40
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 03:08:06 ID:E7/mW/620
_、_
( ,_ノ` )「お前か。王から話は聞いている」
( ^ω^)「ハッ……」
ないとう は ひざまずいた!
_、_
( ,_ノ` )「楽にしろ。そういう礼儀は好まないんだ」
( ^ω^)”
ないとう は たちあがった!なんだか ちょっぴり はずかしい!
_、_
( ,_ノ` )「話は聞いているんだが、一応手紙を見せてくれないか?」
( ^ω^)っ□「こちらになりますお」
_、_
( ,_ノ` )「……確かに」
っ□
( ^ω^)「ないとう ほらいぞ と言いますお。職業は王宮聖騎士。ヴァルフガルド王の加護を受けておりますお」
41
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 03:10:11 ID:E7/mW/620
_、_
( ,_ノ` )「そうか。俺の名前は、しぶさわ。ギルドマスターをしている。よろしく頼む」
ないとう は しぶさわ と しりあい に なった!
( ^ω^)「よろしくお願いしますお」
_、_
( ,_ノ` )「登録はこちらで済ませておく。このギルドについて、詳しく聞きたいか?」
はい |>いいえ
( ^ω^)「いえ。ヴァルフガルド王からおおよその話は聞いておりますお」
_、_
( ,_ノ` )「なら良い。いち早く、この世を平和な世界にするために尽力されたい」
( ^ω^)「ハッ……」
_、_
( ,_ノ` )「ギルドの事について知りたかったら、ショボンに聞くといい」
(´^ω^`)「丁寧に教えてあげるからね」
ないとう は 「いちどたりとて、きくことはないだろう」 と おもった!
.
42
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 03:11:18 ID:E7/mW/620
_、_
( ,_ノ` )「それから、お前にこれを与える」
ないとう は ギルドのバッジ を てにいれた!
( ^ω^)「これは……」
_、_
( ,_ノ` )「このバッジはギルド所属の証。各地にいるギルドメンバーもこれをつけている。コンタクトがしやすくなるだろう。持っておけ」
( ^ω^)「わかりましたお」
_、_
( ,_ノ` )「では、お前には早速クエストに行ってもらいたい」
( ^ω^)「ハッ……」
_、_
( ,_ノ` )「どこに向かうかは、ショボンが手配してくれる。頼むぞ、ショボン」
(´^ω^`)「はぁい、ボス」
ないとう は げんなり している!ないとう の MP が 3 さがった!
_、_
( ,_ノ` )「伝統あるヴァルフガルド王宮聖騎士の実力、期待しているぞ」
( ^ω^)「期待に添えるよう、尽力致しますお」
43
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 03:12:04 ID:E7/mW/620
(´・ω・`)「じゃあ……、行きましょうか」
( ^ω^)「はいお」
_、_
( ,_ノ` )「ああ……。それから……」
ないとう は しぶさわ に よびとめられた!
_、_
( ,_ノ` )「ここのギルドメンバーは一癖も二癖もあるような奴らばかりだ。王宮聖騎士のお前には、少し堪えるかもしれない。そこだけ承知しておいてくれ」
( ^ω^)
ないとう は おおきな おとこ を みた!
(´・ω・`)「アタシの顔に何かついてる?」
( ^ω^)「わかりましたお。承知しておきますお」
………
……
…
44
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 03:13:01 ID:E7/mW/620
【テウナクトハウゼン ショボン の さかば】
http://www.youtube.com/watch?v=j1LczVrOk88
(´・ω・`)「さぁて……。どうしましょうかねぇ……」
( )^ω^)” もぐもぐ
ないとう は チョコ を たべている!
(´・ω・`)「あ……。ないとう君。自己紹介がまだだったかしら」
( )^ω^)”「お?」
(´^ω^`)「アタシの名前はショボン。ギルドメンバーの手配なんかを承ってるわ」
( )^ω^)”「よろしくお願いしますお」
(´^ω^`)「こうみえても、アタシ男なの。守備範囲も結構広いのよ〜」
( )^ω^)” もぐもぐ
ないとう は チョコ を たべている!
ショボン と しりあい に なった!
.
45
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 03:13:43 ID:E7/mW/620
(´・ω・`)「それでねぇ、ないとう君。アタシ悩んでるんだけど……」
( ^ω^)「はいお」
(´・ω・`)「赴いてもらう場所の事なのね。最初だから出来るだけ近くの場所の方がいいわよねぇ」
( ^ω^)「いや……。そんな気にしなくても大丈夫ですお」
(´・ω・`)「そう〜? でも、アナタ。ホウコウオンチって紹介されてるけど……」
(; ^ω^)「馬が頭いいから何とかなりますお」
( ´・ω・)φ....「なら良いか……」 カキカキ
( ´・ω・)「……ちなみに、得意な魔法は?」
( ^ω^)「魔法ですかお。僕はずっと回復要因として前線に立ってましたお」
( ´^ω^)「パラディンだものね。……ってことは」
( ´^ω^)φ.... カキカキ
( ´・ω・)「暗黒騎士と、ヘルアーチャーのパーティについてもらおうかしら」
46
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 03:14:29 ID:E7/mW/620
( ^ω^)「闇の人たちですかお」
( ´・ω・)「そうね、でも底抜けにバカな二人よ」
( ´・ω・)φ.... カキカキ
( ´・ω・)σ「似顔絵でゴメンだけど、この子が暗黒騎士。名前はドクオ」
【('A`)】
( ^ω^)「いかにも暗黒騎士な面構えですお」
( ´・ω・)「過度な表現じゃなくて、本当にこんな顔なんだから」
( ^ω^)「呪われてるんですかお?」
( ´・ω・)「生まれつきね」
( ´・ω・)φ.... カキカキ
( ´・ω・)σ「で、ヘルアーチャーの子はこんな感じ。名前はツンデレ。みんなツンって呼んでるわ」
【ξ゚⊿゚)ξ】
( ^ω^)「へぇ……。なんだか清楚そうな子だけど……」
ないとう は この おんな に きょうみしんしん だ!
ないとう の ムッツリ が 5 あがった! しかし ないとう の ムッツリ は MAX だ!
.
47
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 03:17:25 ID:E7/mW/620
( ´・ω・)「あんまり闇って感じの子じゃないわよね。でも生粋の闇っ子よ」
( ^ω^)「そうなんですかお……」
( ´・ω・)「こんな二人と一緒に仕事してもらいたいんだけど、大丈夫?」
( ^ω^)「もちろんですお」
( ´^ω^)「そう。良かったわ」
( ^ω^)「それで、どこに行けば……」
( ´・ω・)「今、二人は北部に居るわ。だから、そっちの方で一つ噂を確認してきて欲しいと思ってて……」
( ^ω^)「噂ですかお」
( ´・ω・)「ザムクナハツ・メンゼンって知ってる?」
( ^ω^)「えーっと……。確か、北にある巨大な教会だとか……」
( ´・ω・)「そうそう。勇者が何度も立ち寄ったと言う、縁の場所」
( ^ω^)「強力な結界もあったりするんでしたっけ」
48
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 03:18:17 ID:E7/mW/620
( ´・ω・)「そう聞くわね。今は結界がないようだけど」
( ^ω^)「そうですかお。そこに、偽物の勇者が居るんですかお?」
( ´・ω・)「んーーー。ちょっと違うみたい」
( ^ω^)「お?」
( ´・ω・)「そこで、勇者信仰が行われているらしいのよ」
( ^ω^)「勇者信仰……」
( ´・ω・)「正教会の枢機卿が、勇者を信仰するように推し進めているんですって」
( ^ω^)「教皇は黙ってるんですかお?」
( ´・ω・)「何度も使いを出しているみたいなんだけどねぇ……。どうも雲行きが怪しいみたい」
( ^ω^)「そうですかお……」
( ´・ω・)「なんだか最近あそこではいい噂も聞かないから、調べてきて欲しいのよねぇ」
( ^ω^)「そういうことならお任せくださいお」
( ´^ω^)「頼りになるわぁ」
49
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 03:19:23 ID:E7/mW/620
( ^ω^)”「では、早速行きますかお」 むくり
( ´・ω・)「あら。もう少しゆっくりしててもいいのよ。アタシの部屋開いてるし」
( ^ω^)「僕は今、とっても世界のために役に立ちたい気分なんですお!!!」
( ´・ω・)「そう〜?」
ないとう は うまく わだい を リセット させた!
ないとう の きけんよそくのうりょく が 3 あがった!
( ´・ω・)「じゃあ、これを持って行って」
ないとう は クエストシート を てにいれた!
( ^ω^)「お……」
( ´・ω・)「これを見せれば、同じパーティの子がアナタのことを味方だって思うはずよ」
( ^ω^)「わかりましたお」
( ´・ω・)「じゃあ、ある程度の噂がつかめたらまた戻ってきてね」
50
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 03:20:29 ID:E7/mW/620
( ^ω^)「はいお」
( ´・ω・)「本当に泊まっていかなくて良い?」
|>はい いいえ
( ´・ω・)「そう……。わかったわ」
( ^ω^)「では、またしばらく……」
( ´・ω・)「困ったことがあったら、アタシにテレパスを頂戴ね」
( ^ω^)「あ、僕テレパス使えないんですお」
( ´・ω・)「あら。じゃあ、アタシ専用のテレパス石を……」
( ^ω^)「ん〜〜、結構ですお」
ないとう の たび は はじまった!
あれはてた こうや を はしり また、 ゆたかな そうげん を はしり
このせかい を すくうため の いっぽ を ふみだした の で ある!
【プロローグ おわり】
51
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 03:21:12 ID:E7/mW/620
続きはまた明日
52
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 03:23:31 ID:RnVMxCmg0
乙
53
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 03:27:53 ID:xr/aAJuQ0
乙
これは楽しみ
54
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 03:28:17 ID:oQgNh8GM0
乙
楽しみに待ってる
55
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 06:13:10 ID:XAHq8wrQ0
乙 wktkとまんねー
56
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 09:17:03 ID:PvN3l.YU0
乙
こういうの好きだわ
57
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 09:17:35 ID:pGknwnFI0
乙
こういうの好きだわ
58
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 09:48:45 ID:emzqlF.c0
ショボンと出会ってからないとうの危険予測能力がグイグイ上がってて笑う
続きが物凄く楽しみ乙
59
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 10:26:58 ID:WDHwR1p2O
本当にドラクエベースは外れがないな。期待
60
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 10:32:34 ID:frjxiISY0
今日の金龍山が気になって気になって
61
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 11:09:15 ID:ApDGPo5w0
思ったより正統派だった おつ
62
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 15:13:44 ID:pjTm/OUM0
後生なので完結させてね
63
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 15:47:58 ID:E7/mW/620
m、、
`'''ー--==--―一ァ
ミ;;;;;;ミミ三;;;;;;;;;;;;;;;;彡
、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ミ゙
ゞミミ、;;;;;;;;;;;;;;;;;〃ノ゙
;;;;;;;;;;`ヾ、;;;;;;ツ;;シ
ミ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ、 ☆きょうの金龍山☆
ミミ;;;;;;;;゙iヽ、;;;;;;;;\
ゝ;;;;;;;;;;;ミ `ヽ、;;;;;;ヽ.
;;;;;;;;;;;;;;;ハ ヽ::;;;゙i
;;;;;;;;;;;ノ ヾリ
;;;;::ィ'" ヽ
"´ i
l
. . . . . r-、 ,!
: : : : : : :`゙ヾヽ、 ノ
ヽ、 : : : : : :`ヽヽi′ 完結は義務じゃないっスから・・・・・・・・・・・・
ヾゝ-、: : : : ゙ヽ!
ー‐- 、 `ヾ.pゝ: : : :,ノ ちょっとだけ心がけておこうかな、くらいっスから
`゙゙`'' r'"
. :t,
. : : :ヽ、
,r''^ `ヽ.
( ,,,.._ノ
`て
,:r''"ソ
くニ,´`)
,,.r`''′
i′
l
/
,ノ
` ̄´
64
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 15:49:31 ID:E7/mW/620
|
j_ 人l、 ┏┓ ┏┓
j、ノ¨{⌒}| ┗╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋┛
/^'| ̄ト=イト、j、 ┏╋────────────────────────────╋┓
/{ニ7丁 ̄入仁! ┃| 第一話 |┃
ト}人{⌒}TT{⌒}j个:、 ┃| 勇者信仰と異端拷問の街 |┃
rイΛ:八_ノl冂lゝノ:{::!:{Λ ┃| 巨大教会ザムクナハツ・メンゼン、枢機卿セントジョーンズ , |┃
/:/':/:::丿/て(工{:ヾ\::`ヽ、 ┗╋────────────────────────────╋┛
....._ /ノ::´ノ/:ノ:丿}`つ):ハヾ`ヽ、_\− ‐- ...___ ┏╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋┓
:. :..` ⌒ヽ..._::_''´ ''"´`⌒:⌒゙ ''= ‐-((,,..=''⌒::⌒ ´ ゙̄''::ー - 、... _ ̄ ┗┛ ┗┛
、 :: :: :. :. .゙:. : ..`⌒::ー ‐ ‐- - -=ニ´ -‐_,,.. -‐ = ニ '':: ー- 、... __ ⌒
: `::ー =ニ..⌒ ‐、_::- −..ニ ⌒゙''::ー =、::'' ⌒:)`ヽ -ー ''"  ̄..⌒゙ ヽ、_ __
::.::.::.:.. :: : ヽ ‐:、 )...,. -=、':⌒ー:、く(´ ::. ' .... )::ニ ⌒ヽ_,,. - ‐‐::‐-
.:''⌒丶、 ::_ ,,...、ー 、' .: :.‐=、 .....`ヾ、.... .: .:`⌒::ー 、´ _ ..... __
::.:.:.:. : : ',_ :.:. ` 、 `ヽ ,. ':´ '`ヽ'´:. :`ヽ : '; .._´`:⌒´__....... _ `
`:, ::.:. : . 丶. _ : ; .: .: .: . : : :. :' ⌒、ヽ':´::.‐ =‐‐ - 、丶. "´ .: .:: :: __....
::. 丶; :.:. : . ´ 丶ー- 、 ー 、.. -‐:: =、( く .: .:. _ ... __ : : 丶 ``丶='´ _,,...
::.:. ゙:, :.:.:. :. : . . .. .. `丶 `丶..__ :`丶).:'´ : , :' ⌒ ヽ :. , .::''´ . : : : .. ..
.
65
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 15:51:12 ID:E7/mW/620
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(´・ω・`)「ギルドには沢山のツワモノが所属しているわぁ〜。でもね、世界にはそれと同じくらい強くて悪い人もいるのよ〜」
(´^ω^`)「いやよねぇ。でも、世の中ってそんなもんなのよ。あたしだって、悪い男の人にい〜っぱい掴まってきたの」
(´^ω^`)「もっともっとギルドのメンバーを増やさないと、世の中の悪に対応出来ないわねぇ」
(´・ω・`)「だから、たま〜にギルドメンバーにスカウトをお願いしているわ」
(´・ω・`)「あんまり連れてくる事はないけどね。でも、連れてきてくれた人にはボーナスを用意してるわよ」
(´・ω・`)「……え? アタシは戦闘要員じゃないのかって?」
(´^ω^`)「やぁ〜ねぇ〜〜。アタシが戦えそうな人にみえるの〜? んも〜ぅ、そういう冗談は嫌いよ〜」
(´^ω^`)
(´・ω・`)「え?」
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
66
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 15:53:07 ID:E7/mW/620
【こうりょうとした おか】
http://www.youtube.com/watch?v=ZR2JlDnT2l8
,ハiヽ..
ノ"・,,'' ヽミ ぶるるるるるる……
. (。,,/ ) ヽミ
( ^ω^)「……あれがザムクナハツ・メンゼンかお。噂通り巨大だお」
ないとう は うま から おりた!
( ^ω^)「これだけ遠くから見てもあの大きさとは……」
( ^ω^)” ジャキン!
ないとう は つるぎ を だいち に つきさした!
( ´ω`)「ちょっと休憩だお。長旅につかれたお」
ないとう は ゆっくり と こし を おろした!
.
67
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 15:54:34 ID:E7/mW/620
( ´ω`)” がさごそ
( ´ω`)「……この丘の崖付近で待ち合わせで大丈夫だお」
っ【 】
(´ω` ) きょろきょろ
( ´ω`)「まだ来てないみたいだお」
ないとう は ザムクナハツ・メンゼン を みている!
( ^ω^)「実に荘厳だお。こんなのが人間が作った建造物でいいのかお……」
,ハiヽ..
ノ"・,,'' ヽミ ぶるるるるるる……
. (。,,/ ) ヽミ
( ^ω^)「本当に神が作ったんじゃないかって思うくらいだお……」
ザムクナハツ・メンゼン に ひかりのシャワー が ふりそそいでいる!
ひかり は しんぴ を おびて ち に まいおりて いた!
その こうけい は まさしく かみ を おもわせる もの だ!
( ^ω^)「ずっと見ていたいくらいだお」
68
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 15:55:42 ID:E7/mW/620
パカラパカラッ!
パカラパカラッ!
とおく から うま が ちかよって くる!
( ^ω^)「お?」
ないとう の まえ に おおきな くろいうま が とまった!
<[: ≡]「……その武装。聖騎士か」
( ^ω^)「そうだお」
(;;;;;;;;;;:::;)「この人だと思うわ」
<[: ≡]「そうかもな」
うまには くろいよろいのおとこ と くろいフードをふかくかぶったおんな が のっている!
<[: ≡]「ギルドバッジを見せろ」
ないとう は ギルドバッジ を みせた!
.
69
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 15:57:09 ID:E7/mW/620
<[: ≡]「確かに」
くろいよろいのおとこ は すがおをみせた!
( 'A`)「あんたの話は聞いてるぜ。念のため、クエストシートも見せてくれ」
( ^ω^)「はいお」
っ【 】
ないとう は クエストシート を みせた!
( ゚A`)「……すげぇ!! 王宮聖騎士じゃねぇか!!」
http://www.youtube.com/watch?v=75PVoZhzhsw
(;;;;;;;;;;:::;)「へぇ。あたしにも見せなさいよ」
くろいフードをふかくかぶったおんな は すがお を みせた!
ξ;゚⊿゚)ξ「すげぇ……!!」
ふたり は おどろいている!
.
70
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 16:00:43 ID:E7/mW/620
(; ^ω^)「そんなに驚くことかお?」
ξ゚⊿゚)ξ「とんでもないのがパーティに入ってきたわね……」
(;゚A`)「お、おう」
(; ^ω^)「僕、ないとう ほらいぞ と言いますお。ドクオさんと、ツンデレさんで良いんですおね」
(;'A`)「あ? ああ。俺はドクオ。暗黒騎士だ。よろしくな」
┃ 【なまえ】 ドクオ ああああ 【('A`)】
┃ - - - - - - - - - - - - - - - - -
┃ 【しょくぎょう】あんこくきし
┃ 【Lv.】 93
┃ - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
┃ 【そうび】
┃ ぶき:じゃおうけん
┃ たて:サウザンドアイズ・シールド
┃ あたま:ダークヘルム
┃ からだ:じゃおうのよろい
┃ て:じゃおうのこて
┃ あし1:やみのパンツ
┃ あし2:アリアドネのブーツ
┃ アクセサリ:しのペンダント
┃ - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
┃ 【つよさ】
┃ ちから:550
┃ すばやさ:477
┃ みのまもり:358
┃ きようさ:690
┃ みりょく:0
┃ さいだいHP:681
┃ さいだいMP:766
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆◆
71
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 16:04:19 ID:E7/mW/620
(;'A`)「ほら、お前も自己紹介しとけ」
ξ゚⊿゚)ξ「え。あ。あたし、ツンデレ。ツンでいいわよ。よろしく」
┃ 【なまえ】 ツン デレ 【ξ゚⊿゚)ξ】
┃ - - - - - - - - - - - - - - - - -
┃ 【しょくぎょう】ヘルアーチャー
┃ 【Lv.】 91
┃ - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
┃ 【そうび】
┃ ぶき:ジェノサイド・ボウ
┃ たて:そうびできない
┃ あたま:シャドウフード(10+MAX)
┃ からだ:シャドウローブ(10+MAX)
┃ て:デーモンガントレット
┃ あし1:ヘルレギンス
┃ あし2:サイキュロスのズボン
┃ アクセサリ:くろいクロス
┃ - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
┃ 【つよさ】
┃ ちから:389
┃ すばやさ:731
┃ みのまもり:332
┃ きようさ:860
┃ みりょく:713
┃ さいだいHP:499
┃ さいだいMP:812
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆◆
( ^ω^)「わかったお、ツン」
ないとう は にやつくの を せいいっぱい おさえている!!
ないとう の ムッツリ が 9 あがった! しかし、 ないとう の ムッツリ は MAX だ!
.
72
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 16:06:01 ID:E7/mW/620
(;'A`)「にしても、すごいヤツが味方になったもんだぜ」
(; ^ω^)「そ、そうかお?」
ξ゚⊿゚)ξ「そうね。第一、光の人と一緒にやるのだって初めてだし」
(;'A`)「そういやそうだな」
ξ゚⊿゚)ξ「そうそう、光と言えば」
( ^ω^)「お?」
ξ゚⊿゚)ξ「あなた、回復魔法は使えるの?」
( ^ω^)「一応、回復要因で前線に出ていましたお。怪我したら僕がしっかり治しますお」
('A`)「お〜〜〜〜〜〜……」
ξ゚⊿゚)ξ「薬草でお金を使わなくてもいい日が来るなんて……」
ふたり の さいふ は やくそう で ころされかけていた!
どろみず を のんだ こと も ある!
( ^ω^)「これから、二人の旅にしっかりとついていきますお。慣れなくて迷惑かけることもあると思うけど、よろしくですお!」
73
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 16:08:18 ID:E7/mW/620
('A`)「こちらこそ、よろしくな。頼りにさせてもらうぜ」
ξ゚⊿゚)ξ「よろしく。死にそうになったら助けてね」
ないとう は ドクオ と ツン の なかまになった!
( ^ω^)「あの、噂を調査しろって言われてきたんだけど、実際にはどうするんだお?」
('A`)「まー……。あの教会を調べて、レポート書いてギルドに送ればいいんじゃねぇかな」
ξ゚⊿゚)ξ「結構楽ちんなクエストよね」
('A`)「ラッキーラッキー」
( ^ω^)「多分、僕が初めてだから簡単にしてくれたんだと思うお」
('A`)「おお、そうか。……ちなみにオカマだった?」
( ^ω^)「オカマだったお」
ξ゚⊿゚)ξ「運が悪かったわね。ご愁傷様」
('A`)「ま、元気だせや」
そのとき ないとう は かずある ギルドメンバー の なかで いちばん ふれあいたくない ひと に
もろもろ の おせわ を うけたのだと さっした!
ないとう の やるき が 1 さがった!
.
74
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 16:09:57 ID:E7/mW/620
('A`)「んじゃ、行こうぜ。教会の周りは街みてぇだ」
( ^ω^)「そうなのかお? ここからじゃ分からないけど……」
ないとう は つるぎ を ひきぬき うま に またがった!
ξ゚⊿゚)ξ「街というかなんというか、よね」
('A`)「ああ。掘っ立て小屋かそれ以下の連なる、貧民街だと思っていい」
( ^ω^)「そうかお。貧民街……」
('A`)「わかってると思うが、あんま乞食としゃべんなよ。まわりに集られて偉い目に会うぞ」
( ^ω^)「承知したお」
('A`)「よっしゃ。じゃ、さっさと行こうぜ!」
<[: ≡] ジャキン!
ドクオ は ダークヘルム を かぶった!
さんにん は ザムクナハツ・メンゼン に むかった!
………
……
…
75
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 16:11:23 ID:E7/mW/620
【ザムクナハツ・メンゼンふきん もり】
パカラ……
パカラ……
<[: ≡]「……ん?」
くろいうま は あし を とめた!
(;;;;;;;;;;:::;)「どうしたの?」
<[: ≡]「あっちの方から小隊が来るな……」
( ^ω^)「お……。本当だお。ザムクナハツ・メンゼンに向かっているようだお」
从'ー'从
しょうたい の まんなかには そうしょくをほどこされたしろいうま に のった あかげのおんな が いる!
.
76
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 16:13:53 ID:E7/mW/620
<[: ≡]「なんでぇ。随分と豪華なやつらじゃねぇか」
(;;;;;;;;;;:::;)「浄化されるかと思ったわ……」
<[: ≡]「目を伏せてなきゃ危なかったぜ……」
(; ´ω`)「闇の人たちは大変だお……」
<[: ≡]「冗談に決まってんだろ」
( ^ω^)「そうかお」
ただ ノリのいい ヤツら な だけだった!
ないとう は はずかしい おもい を した!
<[: ≡]「にしても、あのベッピンのネーチャンは何ものだ?」
( ^ω^)「あれは多分、正教会の小隊だお」
(;;;;;;;;;;:::;)「シスターさんなわけ?」
( ^ω^)「んー。そうかも。パラディンの系統だと思うお。きっと神の加護を受けてるお」
<[: ≡]「じゃあお前さんと一緒か」
77
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 16:15:17 ID:E7/mW/620
( ^ω^)「いやぁ、僕は王の加護は受けてるけど、神の加護は受けてないお」
<[: ≡]「よくわかんね」
(;;;;;;;;;;:::;)「あんただって、加護を受けてるじゃない」
<[: ≡]「お? そうか?」
(;;;;;;;;;;:::;)「ほら、定食屋の旦那に」
<[: ≡]「ああ! おまえら、ちゃんと無事に帰ってきてツケ払えよってやつか!」
ドクオ は ていしょくやのかご を うけていた!
きっと ていしょくやのだんな は いいやつ に ちがいない!
( ^ω^)「あの小隊は……。グレイコスハイムから来たんだと思うお」
(;;;;;;;;;;:::;)「結構遠くから来たのね」
( ^ω^)「あそこは正教が関与してる都市だお」
<[: ≡]「よく分かったな」
( ^ω^)「馬の前掛けに紋章が書いてあるお」
<[: ≡]「お〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。紋章で分かんのかよ、すげぇな」
78
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 16:17:03 ID:E7/mW/620
( ^ω^)「一応、紋章官もやってたんだお」
<[: ≡]「とんでもねぇルーキーが入ってきたな……」
(;;;;;;;;;;:::;)「アンタ、特技の一つや二つないの?」
<[: ≡]「け、けんだま……」
(;;;;;;;;;;:::;)「そう……」
ドクオ の とくいぶき に けんだま が ついか された!!
( ^ω^)「あの小隊とコンタクト取るかお?」
<[: ≡]「いや。無闇矢鱈に取ることはない」
( ^ω^)「そうかお? 信頼できる人たちだと思うけど……」
<[: ≡]「信頼出来ようが出来まいが、俺達は自由に動けてた方がいい」
(;;;;;;;;;;:::;)「まあ、場合によっては情報交換もするけどね」
<[: ≡]「とりあえず今すぐはやめとこうぜ。こういう身だし、怪しまれる可能性もある」
………
……
…
79
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 16:20:32 ID:E7/mW/620
【ザムクナハツ・メンゼン まち】
ないとうたち は まち に ついた!
<[: ≡]「思った通りひでぇ具合だな。コイツは」
( ^ω^)「テントが並んでるお」
<[: ≡]「随分ご立派な街なこって」
(;;;;;;;;;;:::;)「あんまり近づくと娼婦に金をせびられるわよ」
(; ^ω^)「注意するお」
まちのひとびと は ざわついている!
<[: ≡]「他所もんが来たからざわついてら」
(^ω^ ;) キョロキョロ
<[: ≡]「嫌な空気だぜ」
80
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 16:22:41 ID:E7/mW/620
∬゚∨゚)「ねぇ、お兄さん達。ちょっと休憩していかないかい」
ないとうたち は むし を した!
( ^ω^)「こんな立派な教会のある場所なのに……」
(;;;;;;;;;;:::;)「昔は随分と栄えてたみたいね」
( ^ω^)「へ?」
(;;;;;;;;;;:::;)σ「ほら。向こうの方に建物の跡がある」
<[: ≡]「見事にぶっ壊されてるみてぇだけどな。内戦でもあったんじゃねぇの」
( ^ω^)「それでも、これだけのスラムになるとは……」
<[: ≡]「……んー」
ドクオ は なにかを みつけた!
<[: ≡]「あれが理由かもしれねぇぞ」
81
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 16:24:29 ID:E7/mW/620
ほろばしゃ が ひとなみ を かきわけて はしっている!
( ^ω^)「立派な幌馬車だお……」
<[: ≡]「思った通り教会に向かってくぜ」
( ^ω^)「……お布施かお?」
(;;;;;;;;;;:::;)「恐らくね」
<[: ≡]「こんなゾンビみてぇな奴らから、あんだけの量が回収できるんだ。人間捨てたもんじゃねぇぞ」
(;;;;;;;;;;:::;)「アタシたちも叩けばホコリくらい出るかしら」
<[: ≡]「出るのはグチとボヤキだけってな」
ふたり は じぎゃく が すきだ!
ないとう は 「そういうことがいえるようにならなきゃいけないのかな」 と おもった!
( ━)「来いッ!」
(; ゚ヽ゚)「や、やめてくれ!!」
おとこ が くろしょうぞく に ひかれて とまっている ほろばしゃ に はいっていった!
.
82
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 16:25:10 ID:5NUwwsx60
まとめブログのたくろうのお部屋@ブーン系です。
http://takurounooheya.blog.jp/
こちらの作品を当ブログでまとめさせていただきました。
83
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 16:25:41 ID:E7/mW/620
(;;;;;;;;;;:::;)「あれもお布施かしら」
<[: ≡]「クソの値にもなりゃしないぜ」
( ^ω^)「あの人、手にクロスを隠してたお。多分、異教徒扱いなんじゃ……」
<[: ≡]「そんな事言われなくてもわかってら」
(;;;;;;;;;;:::;)「思ったことを口にしなきゃ気がすまないタイプなんでしょ」
ないとう は すんげぇ はずかしい おもい を した!
<[: ≡]「ま、大体の事は分かったな……」
(;;;;;;;;;;:::;)「どうする? 教会の中まで入ってみる?」
<[: ≡]「入れんのかなぁ……」
( ^ω^)
<[: ≡]「王宮聖騎士だっけ」
( ^ω^)「お? そうだけど……」
<[: ≡]「ひらめいた」
*にげられない!
.
84
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 16:29:24 ID:E7/mW/620
(; ^ω^)「まさか、僕を盾にして入るってんじゃないかお?」
<[: ≡]「それしか無いでしょう」
きゅう に まちのひとびと が ざわつき はじめた!
<[: ≡]「……ストップ」
( ^ω^)「お?」
<[: ≡]「この感じ、やりやがるぜ」
まちのひとびと は たちあがった!
まちのひとびと は ほろばしゃ に せんとう を しかけた!
http://www.youtube.com/watch?v=76OL1YfNcgc
( `ゝ´)「……もう限界だ! 俺たちを苦しめるヤツの何が勇者だ!」
( ¨∪¨)「立ち上がるんだ! やるぞ!」
ほろばしゃ から くろしょうぞく が でてきた!
( ━)「何をしているのかわかっているのか?」
85
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 16:30:48 ID:E7/mW/620
<[: ≡]「こりゃ戦闘になるな」
( ^ω^)「……多くの人達はそんなに乗り気じゃないようだけど」
(;;;;;;;;;;:::;)「……逆らわない方が利口って事なのかも知れないわね」
まちのたみA の こうげき!
(#`ゝ´)「うおおおお!!」
くろしょうぞく は ひらりとみをかわした!
( ━)”
くろしょうぞく の こうげき! くろしょうぞく は てっきゅう を ふりまわした!
まちのたみA に 158のダメージ! まちのたみA の あたま は かちわれた!
( `ゝξ;;,, べちゃり
まちのたみA は しんでしまった!
86
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 16:33:27 ID:E7/mW/620
(; ¨∪¨)「や、やれ!! みんなでかかるんだーーーーーーー!!」
まちのひとびと は ぜんたいこうげき を しかけた!
<[: ≡]「分が悪すぎるな。あの黒装束、結構手だれだぜ。それに、中にもっと控えてる」
( ^Д^)「……ケッ。バカばっかりだ」
おとこ が とつぜん はなしかけて きた!
<[: ≡]「あ?」
( ^Д^)「自分たちがどんな立場にあるかわかっちゃいねぇ。ここで生きるのにどうするのが一番良いかってのがな」
おとこ は さけのびん を くち に つけた!
どうやら びん は から の ようだ!
( ^Д^)「チッ……。おい、あんたら」
( ^ω^)「お?」
( ^Д^)「悪いことは言わねぇ。こんな狂った所、早く出て行くんだな」
87
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 16:35:29 ID:E7/mW/620
<[: ≡]「ああ。俺としても早く出たい所なんだ」
( ^Д^)「……おい、ヘリカル。何してる。いつからそこにいた。早く教会にいけ」
*(;‘‘)*
しょうじょ が すこし はなれた ばしょ から こちら を みている!
しょうじょ は おびえている ようだ!
(#^Д^)「死にてぇのか!!」
おとこ は しょうじょ に どなりちらした!
三*(;‘‘)*
しょうじょ は はしって きょうかい へ むかって いった!
おとこ は ふらふら と どこかへ さっていった!
( ^ω^)「……なんだったんだろうかお」
<[: ≡]「頭イカれちまったやつじゃねぇか。そう珍しくもねぇや」
88
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 16:37:34 ID:E7/mW/620
川 ´*`)「あれはね、プギャーってヤツだよ」
ろうば が よぼよぼ と ちかづいてきた!
( ^ω^)「プギャー?」
川 ´*`)「そうさ。むかしはねぇ、それはもう立派な魔槍士だったんだよ」
<[: ≡]「ほー……」
(;;;;;;;;;;:::;)「あのオッサンがねぇ……」
川 ´*`)「教会に仕えてたお人でねぇ。あたいらみたいな貧乏にもそりゃもう優しかったさ」
ろうば は せき を した!
ないとう は なんとなく いき を とめた!
川 ´*`)「ところが、勇者様が崇められるようになってからプギャーのヤツはお払い箱。貧乏になっておまけにアル中だ」
<[: ≡]「貧乏ってあたりに親近感が湧くな」
89
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 16:39:14 ID:E7/mW/620
川 ´*`)「ぜーんぶ可笑しくなっちまったよ。この街も、プギャーも枢機卿も。プギャーは今じゃもう、乞食にまで酒をせびる嫌われ者さ」
( ^ω^)「あの女の子は誰だったんですかお?」
川 ´*`)「ああ、あれかい? あれはヘリカルだよ。あいつの娘さ」
( ^ω^)「教会に何しに行ったんですお?」
川 ´*`)「勇者様に祈りを捧げて、異教徒を燃やすのさ」
( ゚ω゚)「女の子が?」
川 ´*`)「ああ。みんな嬉々として燃やすよ。この世の光景じゃないね」
<[: ≡]「そーやって子供の頃から洗脳してくわけか」
(;;;;;;;;;;:::;)「うまく出来てるわね」
川 ´*`)「アイツは自分の保身に必死なのさ。娘が勇者様に熱心なら自分が助かると思ってるんだよ」
(^ω^ )「……思った以上にとんでもない街だお」
川 ´*`)「それはともかく、あんたらいい装備だねぇ。お金も沢山持ってるんだろ?」
*にげられない!
.
90
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 16:40:41 ID:E7/mW/620
(; ^ω^)「い、いやその……」
川 ´*`)「頼むよ、ここ数日何も食べてないんだ」
(; ^ω^)「それが……」
<[: ≡]「そういう時はこうするんだ」
ドクオ は きんぞくの はへん を ちゅうに なげた!
ろうば は ひっしに おいかけた!よぼよぼ とは おもえない ほど の すばやさ だった!
(; ^ω^)「いいのかお?」
<[: ≡]「金じゃねぇぞ。ゴミだ」
(;;;;;;;;;;:::;)「乞食はメクラなのよ」
( ━)
くろしょうぞく は てっきゅう を ふりまわした!
まちのたみD に 150のダメージ! まちのたみD の あたま は かちわれた!
まちのひとびとたち は ぜんめつした!
http://www.youtube.com/watch?v=zyP_k0bAIQo
.
91
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 16:41:31 ID:E7/mW/620
<[: ≡]「あっちも片付いたようだな」
( ━)「加担したやつは正直に名乗り出ろ」
ぐんしゅうから さんにん ひと が でてきた!
( ━)「乗れ!!」
かたんした ひと が ほろばしゃ に のりこんだ!
ほろばしゃ は しゅっぱつ した!
( ^ω^)「あの人たちはどうなるんだお?」
<[: ≡]「さあな。考えてると虚しくなるぞ」
( ^ω^)「そうかお……」
<[: ≡]「おい。ここでボーっとしててもしょうがねぇ。教会の方に行ってみようぜ」
(; ^ω^)「本当に中に入るのかお?」
ないとうたち は ザムクナハツ・メンゼン に むかった!
………
……
…
92
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 16:43:44 ID:E7/mW/620
【しばらくして ザムクナハツ・メンゼン まち】
ザッ……
ザッ……
せいきょうかい・きしだん しょうたい は まち に たどりついた!
从'ー'从「……これが、あの荘厳たるザムクナハツ・メンゼン。どうしてここまで変われるのでしょう」
[ ||| ]「お気をつけください、ワタナベ卿。卑しいものが狙っております」
まちのひとびと は ざわついてる!
川 ´*`)「なぁ、あんたら正教会の人間だろ? ご慈悲を……」
[ ||| ]「どけィ! 我々は任務中である!」
川 ´*`)「神の使いは、アタシたちみたいな貧しい人間を見捨てるのかい……?」
「ご慈悲を〜〜〜〜〜……」
「ご慈悲を〜〜〜〜〜……」
まちのひとびと に かこまれた!
.
93
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 16:44:56 ID:E7/mW/620
[ ||| ]「ザムクナハツ・メンゼンからの配給があるだろう! どけィ!」
( ´ゞ`)「あんな水と少しの野菜だけじゃ足りやしねぇよ……」
[ ||| ]「ザムクナハツ・メンゼンは正教より縁のある教会! 噂が囁かれようと、法王庁から民への支給物資は与えているはずだ! 足りないということがあるか!」
从'ー'从「おやめなさい」
[ ||| ]「ハッ……。失礼いたしました」
从'ー'从「民たちの顔を見なさい。苦しい生活を強いられています……。施しましょう」
[ ||| ]「し、しかしそれでは秩序が……」
从'ー'从「民の為にならない秩序とはなんですか?」
[ ||| ]「……申し訳ございません」
从'ー'从「神のみ使いとして、苦しみに耐えている人々に手を差し伸べるのは当然のこと。我々の食料を分け与えましょう」
[ ||| ]「積み荷を空けィ!」
へいしたち は しょくりょう を まちのひとびと に わけあたえた!
.
94
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 16:46:21 ID:E7/mW/620
まちのひとびと が しょくりょう に むらがる!
从'ー'从「これは急いで調査をする必要があるようです」
[ ||| ]「そのようで」
( ´ゞ`)「へへっ……。ありがとよ。あんたら、正教のもんだろ? 勇者信仰のここに何の用があるんだ?」
从'ー'从「当然、枢機卿にご挨拶するためですよ」
( ´ゞ`)「ああ、そうか。セントジョーンズ様は元は正教会の人間だもんな」
[ ||| ]「今でもだ」
( ´ゞ`)「あ? そうなの?」
从'ー'从「私達に出来る事があれば、なんでも仰ってください。神は民の為にあられるのですから」
せいきょうかい・きしだん しょうたい は ザムクナハツ・メンゼン へ むかった!
………
……
…
95
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 16:48:40 ID:E7/mW/620
【ザムクナハツ・メンゼン】
[ =]
きょうかい の もん の まえ に もんばん が たっている!
[ =]「ん……?」
パカラッ……
パカラッ……
ないとう は うま に のって もんばん に ちかよった!
( ^ω^)「噂に違わぬ見事な教会ですお」
[ =]「旅の者か」
( ^ω^)「ヴァルフガルドのないとうですお。王宮聖騎士にして、等級はデイム・グランドクロス。かの教会に近づいた印として、祈りをと」
[ =]「王宮聖騎士どのでありますか。無骨な物言い、許されたい」
( ^ω^)「構いませんお」
[ =]「失礼ながらご証拠を……」
96
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 16:49:54 ID:E7/mW/620
( ^ω^)「この盾では……」
ないとう は ヴァルフガルドのたて を みせた!
[ =]「……ハッ! 確かにヴァルフガルド国王の印を確認致しました。門をあけィ!!」
もん が おと を たてて あいた!
( ^ω^)「かたじけないですお。枢機卿にご挨拶もしたいのですが、よろしいですかお?」
[ =]「枢機卿は堂にいらっしゃいます。案内の者をつけましょう」
( ^ω^)「わかりましたお」
('A`)「では、失礼いたす」
ξ゚⊿゚)ξ「任務ご苦労であった」
[ =]「待てィ!!」
('A`)「あ。俺らダメ?」
あたりまえ だった!!
.
97
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 16:58:19 ID:E7/mW/620
[ =]「ないとう殿。この者達は」
( ^ω^)「ヴァルフガルドより共に参った護衛の者です。王の加護も受けておりますお」
ないとう は ないしん ひやひや している!
[ =]「左様ですか……」
('A`)「名はドクオ。等級はオフィサー。王宮士官であります」
ξ゚⊿゚)ξ「ツンデレ。同じくオフィサー。王宮士官にして、遠い王族であります」
('A`)「王より直々にないとう殿の護衛を任されております」
ないとう は 「よくそんな、くちからでまかせをいえるもんだな」 と ちょっぴり かんしん した!
[ =]「何か証拠は……」
ξ゚⊿゚)ξ「ないとう殿がその証拠です」
( ^ω^)「確かに、そのとおりですお。彼らは私の命を守ってくれた、言わば友。是非、共に祈りを捧げたいと思うのですが」
[ =]「左様ですか。……ヴァルフガルドの英雄の言葉、信じましょう」
98
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 17:00:56 ID:E7/mW/620
( ^ω^)「感謝いたします」
[ =]「入られたい。堀を渡った所に案内役を待たせます」
( ^ω^)「ありがとうございますお」
ないとうたち は もん の なかに はいった!
('∀`)「へへ。意外とチョロかったな」
( ´ω`)「いつもこんな事してるのかお?」
ξ゚?゚)ξ「いつもは後ろ盾が無いからそんな事しません」
( ´ω`)「やっぱり僕は盾かお」
('∀`)「ぬぅん! 拙者はヴァルフガルドの盾だお!!」
ξ´゚ー゚)ξ「……フッ。ちょっと、やめなさいよ」
('∀`)「ぬぅん!」
ないとう は ふたり と なかよく なれるか しんぱいだ!
.
99
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 17:03:02 ID:E7/mW/620
( ^ω^)「しかし、教会の敷地内は綺麗なもんだお」
('A`)「地上はな」
( ^ω^)「お?」
('A`)「上見てみ」
じょうくう には むすう の カラス が まっている!
(; ^ω^)「なんつう数だお……」
ξ゚⊿゚)ξ「美味しいエサがいっぱいあるのかもね」
('A`)「やっぱ、思った以上にきな臭い場所だぜ。こいつはよ」
ξ゚⊿゚)ξ「クロスも全て壊されてるのかしら。至る所が崩れてるわね」
('A`)「まるで邪教だな」
さんにん の かんそう を よそ に ザムクナハツ・メンゼン は ひかりのシャワー を うけて かがやいている!
てんし さえも おりてきそう な うつくしさ だ!
.
100
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 17:04:27 ID:E7/mW/620
('A`)「さて。無駄話はやめだ。巨大教会お楽しみツアーと洒落込もうぜ」
おおきな ほり を わたりきった!
∧
( ━)「お聞きしております、ないとう殿。忙しい中、お祈りを捧げてくださると……」
よろい の おとこ は ふかぶか と れい を した!
( ^ω^)「いえ、このような荘厳な教会。祈らざるはいられませんお」
∧
( ━)「さあ、ご案内致します。枢機卿は礼拝堂で祈りを捧げているでしょう」
[ ―]「馬は私がお預かりいたします」
( ^ω^)「よろしくお願いしますお」
*うま が アイテム から なくなりました
.
101
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 17:05:31 ID:E7/mW/620
∧
( ━)「申し遅れました」
おとこ は すがお を さらした!
( ・−・ )「私、シーンと申します。勇者信仰教会、階位・ヴァナフテン。どうぞ、よろしく」
( ^ω^)「名のある兵士さんに案内されるとは、恐れ多いですお」
ないとう は シーン と しりあい に なった!
( ・−・ )「さして名が知れてるわけではありませんよ」
( ^ω^)「ご謙遜を」
( ・−・ )「では、礼拝堂まで。お連れの方もどうぞ」
('A`)「あい、わかりました」
ξ゚⊿゚)ξ「どうも」
さんにん は ザムクナハツ・メンゼン の なか へ はいった!
………
……
…
102
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 17:07:54 ID:E7/mW/620
【ザムクナハツ・メンゼン ないぶ】
http://www.youtube.com/watch?v=XFbmLUZIMZk
カツーン……
カツーン……
( ・−・ )「随分と遠いところからお越しになられた」
( ^ω^)「何分、中央部以外の所は初めてでして、困惑することもしばしばですお」
( ・−・ )「そうですか。この辺は小国が多い。戸惑うのも無理はありません」
( ^ω^)「それにしても、随分と高い天井ですおね……」
( ・−・ )「訪れる者、誰もが驚きます」
('A`)「中は結構暗いんだな」
( ・−・ )「そうですね。光は遮られています」
ξ゚⊿゚)ξ「何故?」
( ・−・ )「光が降り注ぐ礼拝堂を、より神秘的に見せるためです」
103
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 17:09:33 ID:E7/mW/620
( ^ω^)「ここは勇者信仰の地と聞いておりますお」
( ・−・ )「いかにも。神が我々を見捨てて以来、ここは勇者信仰の本山として佇んでおります」
('A`)「神が見捨てた?」
( ・−・ )「ええ。まだ魔物がはびこっていた頃の世界は、神にどれだけ祈ろうと、虚しいだけだった」
('A`)「ま、祈ったって何にもなんなかったわな」
( ・−・ )「我々に平和をもたらしてくれたのは、勇者様だけです」
ないとうたち は かいだん を のぼった!
( ^ω^)「この教会は、正教のものだったと聞きますお」
( ・−・ )「そうですね。むしろ、今も正教のものです」
ξ゚⊿゚)ξ「無断で新しい信仰を始めているって訳?」
( ・−・ )「無断……。というわけではありません。正教の正式な許可は得ていなくとも、神の許可は受けているとセントジョーンズ様が」
104
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 17:10:59 ID:E7/mW/620
( ^ω^)「そうですかお」
( ・−・ )「正教や法王庁からも使いの者が何度も来ておりますが、勇者信仰の全てを話せば、納得し認めてくださっています」
ξ゚⊿゚)ξ「へぇ……。でも、正式には認められていないのよね」
( ・−・ )「正式に認められ、人々の心の拠り所になる日はそう遠くないでしょう」
( ^ω^)
ないとう は ショボン の ことば を おもいだした!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
( ´・ω・)「何度も使いを出しているみたいなんだけどねぇ……。どうも雲行きが怪しいみたい」
( ´・ω・)「なんだか最近あそこではいい噂も聞かないから、調べてきて欲しいのよねぇ」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ショボン の いいかた では つかいのもの は ぶじ に かえって いないよう にも とれる!
とりあえず ショボン の かお を おもいだして げんなり した! MP が 3 へった!
('A`)「結構長いな、礼拝堂まで」
( ・−・ )「何しろ、教会自体が大きいので」
105
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 17:12:31 ID:E7/mW/620
( ^ω^)「祈りに来る民たちも大変でしょうお」
( ・−・ )「民には別の礼拝堂が用意されております。セントジョーンズ様が居るのは、我々にのみ与えられた礼拝堂です」
( ^ω^)「そうですかお」
( ・−・ )「かの勇者が、亡くなった仲間を蘇らせたという伝説を残している部屋。溢れる光が奇跡を思わせる空間なのです」
('A`)「へぇ、そいつは一度見てみてぇな」
ドクオ は まったく きょうみ が ない!
|::━◎┥「来い。さっさと歩け」
( ´μ`)
ぜんぽう から よろいのおとこ が きた! たみ を なんにんか ひきつれている!
|::━◎┥「シーン殿」
( ・−・ )「ご苦労。手を緩めるな」
|::━◎┥「ハッ……」
よろいのおとこ は さっていった!
.
106
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 17:16:00 ID:E7/mW/620
('A`)「ありゃ、あの揉め事の時出てきたヤツらじゃねぇか」
ξ゚?゚)ξ「ああ……。そう言われればそうかも」
( ^ω^)「あの者たちはどうなるんですかお?」
( ・−・ )「彼らには悔い改めを行っていただきます」
( ^ω^)「そうですかお……」
( ・−・ )「さあ、着きました。ここが礼拝堂です」
シーン は めのまえ の おおきな とびら を おしあけた!
とびら から ひかり が こぼれてゆく!
( ^ω^)「おお……」
れいはいどう は てん から の ひかり に あてられ うつくしく かがやいている!
('A`)「ほぉ……」
ξ゚?゚)ξ「異空間ね」
107
:
ミス
:2014/03/15(土) 17:18:08 ID:E7/mW/620
('A`)「ありゃ、あの揉め事の時出てきたヤツらじゃねぇか」
ξ゚⊿゚)ξ「ああ……。そう言われればそうかも」
( ^ω^)「あの者たちはどうなるんですかお?」
( ・−・ )「彼らには悔い改めを行っていただきます」
( ^ω^)「そうですかお……」
( ・−・ )「さあ、着きました。ここが礼拝堂です」
シーン は めのまえ の おおきな とびら を おしあけた!
とびら から ひかり が こぼれてゆく!
( ^ω^)「おお……」
れいはいどう は てん から の ひかり に あてられ うつくしく かがやいている!
('A`)「ほぉ……」
ξ゚⊿゚)ξ「異空間ね」
108
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 17:19:46 ID:E7/mW/620
( ・−・ )「セントジョーンズ様」
ひかり の まんなか に おとこ の すがた が ある!
おとこ は よびかけ に こたえる ように して たちあがった!
(’e’)「どうしました、シーン」
( ・−・ )「セントジョーンズ様にお会いしたいと言う者が。ヴァルフガルドよりお出でなられた一行です」
( ^ω^)「ヴァルフガルドのないとうですお。王宮聖騎士にして、等級はデイム・グランドクロス。祈りを捧げたく、参りましたお」
ないとう は ひざまづいた!
ドクオ と ツン は ぼーっと していたが あとから なんとなく ひざまづいた!
(’e’)「それはそれは、遠くから。あなた方に勇者の加護があらんことを」
おとこ は さんにん に いのった!
(’e’)「顔をお上げなさい、お三方」
109
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 17:20:58 ID:E7/mW/620
( ^ω^)「ハッ……。失礼しますお」
(’e’)「この教会を収めます、セントジョーンズと言います。正教会では枢機卿の位を頂いています」
( ^ω^)「お噂、聞いておりますお」
(’e’)「そうですか。いい噂なら良いが……」
ないとう は セントジョーンズ と しりあい に なった!
(’e’)「この場所に入り、美しさに驚かれた事でしょう」
( ^ω^)「はい。誠に……」
(’e’)「ここは魔王を倒した勇者が、死んでしまった仲間を蘇らせたという逸話の残る場所……。言わば聖地」
(’e’)「この聖地にこれだけの光が、窓を通して降り注いでいるということ……。これこそが奇跡。ここに踏み入れたあなた方は幸運でしょう」
( ^ω^)「誠にそう思いますお」
(’e’)「昼でこそ、これだけの暖かな光が降り注ぎますが、夜は月の白き光に照らされ、さながら冷たい光に包まれます。そこもまた神秘を感じ得ましょう」
110
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 17:22:06 ID:E7/mW/620
( ^ω^)「是非この目で見てみたいところですお」
(’e’)「あなた方は王の使いの者で?」
( ^ω^)「加護を受けております。それだけです」
(’e’)「そうですか。ご立派だ」
( ^ω^)「いえ……」
(’e’)「ここはヴァルフガルドとは違い、勇者信仰の地。すこし戸惑う事もあったでしょう」
( ^ω^)「あるにはありますが、出会う人々の勇者への信仰の深さに対しての驚きのほうが大きいですお」
(’e’)「そうですか。民たちは私の誇りです。この私の命にかけても守らなくてはなりません」
('A`)「えっと……。つかぬことを聞くんですけど」
(’e’)「はい」
('A`)「なんで勇者を信仰してるんで?」
ないとう は ひやり とした! このひとたち と いると ひやひや が とまらない!
ないとう の ききいしき が 5 あがった!スキル「シンパイショウ」が みについた!
.
111
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 17:23:26 ID:E7/mW/620
(’e’)「それは、神が我々を見捨てたからに他ならないでしょう」
おそらく シーン は 「もうせつめいしたじゃん」 と おもった に ちがいない!
(’e’)「我々は魔物に襲われ、家族を奪われ、災難が降り注ごうと、神に祈る事を続けてきました。ただ、ひたむきに」
(’e’)「しかし、神は何もしてくれなかった。魔物に全てを握られ、また誰かが殺されるのかと怯える日々。神が与えたのはそれだけです」
セントジョーンズ の かた に あおいとり が とまった!
(’e’)「民……。いや、人間を見捨てる神の、どこが神なのでしょう」
(’e’)「しかし、絶望と憎悪が渦巻くこの世界に救世主が降り立った」
( ^ω^)「勇者ですかお」
(’e’)「その通り。勇者は我々の願いを一心に受け止め、魔王を打ち滅ぼした。その姿、功績はまさしく神たるべき者でした」
ξ゚⊿゚)ξ「だから勇者を信仰するってわけ」
(’e’)「勇者を信仰しはじめてから、再び魔物が現れる事はありませんでした。今も勇者は人々を守ってくれているのです」
112
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 17:24:41 ID:E7/mW/620
(’e’)「そして、今。私達が勇者に祈りを捧げるのをやめてしまえば、再び世界は魔物の手に渡るでしょう」
( ^ω^)「そうですかお……」
(’e’)「魔物が再び現れぬ為、私は勇者の為に尽力するのみです。たとえ、辛く苦しくとも、この民たちと共に戦い続けましょう」
ドクオ は 「なんか、うさんクセェな」 と おもった! きぐう にも ツン も おなじ こと を おもった!
ばかまじめ な ないとう は 「りっぱなひとじゃないか」 などと かんがえていた!
( ・−・ )「ん……?」
とびら が おと を たてて ひらいた!
(=゚д゚)「セントジョーンズ様」
(’e’)「おや、どうしましたか。トラギコよ」
(=゚д゚)「正教会より来た者が、あなたにと……」
(’e’)「そうですか。して、その者とは……」
(=゚д゚)「お通しいたいします」
113
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 17:25:57 ID:E7/mW/620
とびら から あかげのおんな が すがた を あらわした!
从'ー'从「失礼致します……」
あかげのおんな は ひざまづいた!
ひかり は おんな の よろい を てらし かがやいている!
( ^ω^)「お……」
('A`)「森でみかけたヤツだな」
( ^ω^)「美しいお……」
('A`)「そうだな……」
ないとう と ドクオ は はなのした を のばしている!
ないとう と ドクオ の ムッツリ が 5 あがった! しかし、 ないとう と ドクオ の ムッツリ は MAX だ!
ξ゚⊿゚)ξ「……は〜ん」
ツン は つまんなそう だ!
.
114
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 17:27:32 ID:E7/mW/620
从'ー'从「突然の訪問を失礼致します。法王庁所属、第8聖騎士団小隊、小隊長、ワタナベ・ゼヴァと申します。洗礼名は
タナゥ・ペクス・トリファン・アーデ・アーデ・マグタ・ファンテェンサス。特位、プリーストとなります」
(’e’)「顔を上げてください」
从'ー'从「ハッ……」
(’e’)「実はアナタがここを訪れるということは、正教会より知らされておりました」
从'ー'从「そうでしたか……」
(’e’)「あなたを迎える準備も出来ております」
从'ー'从「恐れ多い限りです」
(’e’)「して、その目的は……」
从'ー'从「ハッ……。誠に申し上げにくいのですが……」
(’e’)「ザムクナハツ・メンゼンと勇者信仰の調査といった所でしょうか……」
从'ー'从「左様にございます」
(’e’)「以前にも何人か正教会から調査団が来ました。その方たちも納得してくれた通り、あなたも納得くださるでしょう」
115
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 17:28:58 ID:E7/mW/620
从'ー'从「私もそれを望んでおります」
('A`)「その調査団はどうなったんだ?」
この ドクオ と いう おとこ きになった こと は なんでも きいてしまう たち だった!!
スキル「コトナカレシュギ」 を もつ ないとう に とって ドクオ の そんざい は ほんと かんべん して ほしい たぐい の じんぶつ で あった!
从'ー'从「あなた方は……」
( ・−・ )「この者達はヴァルフガルドから来られた、王の者達です」
从'ー'从「そうでしたか」
( ^ω^)「ないとうと申しますお」
ξ゚⊿゚)ξ「ツンデレです」
('∀`)「ドクオです……、ども。フヒ」
ドクオ は さわやか な かんじ を えんしゅつ している!
しかし ドクオ には こうか が なかった!
ないとう は ワタナベ と しりあい に なった!
.
116
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 17:30:59 ID:E7/mW/620
从'ー'从「セントジョーンズ様。こちらが、法王庁より預かりました通達書です」
ワタナベ は セントジョーンズ に ほうおうちょうのつうたつしょ を わたした!
(’e’)「確かに受け取りました。アナタの任務がうまくいく事を願っています」
(’e’ )「……あなたがたはどうされますか? よろしければ、もてなしますが」
( ^ω^)「いえ、お気になさらず」
ないとう は いぜん きょうかい の ひと の もてなし を うけた こと が ある!
たべもの は すこし の やさい。のみもの は むぎじる。せんたくし は きまっていた!
(’e’)「そうですか。では、勇者を見ていくと良いでしょう」
( ^ω^)「勇者を……?」
('A`)「この教会に勇者がいるってことか……?」
( ・−・ )「いえ、そういうわけではありません」
(=゚д゚)「勇者は亡くなられたあと、自らの魂を像に移された。その像がここ、ザムクナハツ・メンゼンにあるのだ」
117
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 17:32:28 ID:E7/mW/620
( ^ω^)(……勇者が死んでる?)
从'ー'从「聖遺物のようなものですか……」
(’e’)「それとは少し違うのですがね。ワタナベ卿も見て行かれるといいでしょう」
从'ー'从「拝見させて頂きます」
(’e’)「では、こちらへ」
セントジョーンズ は とびらへと むかった!
('A`)「像ねぇ……」
ξ゚⊿゚)ξ「どんなものかしらね」
('A`)「さあな」
( ^ω^)「ものすごく魔力を持ってる像も多いお」
('A`)「ああ。その類だろうな」
ないとうたち は セントジョーンズ に ついていった!
………
……
…
118
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 18:41:07 ID:.Cnh8l8c0
ふむ
119
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 18:45:24 ID:DJ19G8ig0
支援
120
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 19:41:44 ID:E7/mW/620
【ザムクナハツ・メンゼン ないぶ】
( ・−・ )「足元にお気をつけて」
カツーン……
カツーン……
(’e’)「……どうですか。ここから、ザムクナハツ・メンゼンの街を一望できます」
从'ー'从「荒涼としてますね……」
(’e’)「元々、土地が痩せておりますので。しかし、民は必死に生き抜いております」
( ・−・ )「さあ、こちらへ……」
从 'ー'从、
ワタナベ は たみたち を あわれんだ!
('A`)「なぁなぁ」
( ^ω^)「お?」
121
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 19:43:59 ID:E7/mW/620
('∀`)「たまんねぇな」
(*^ω^)「……横顔」
ないとう と ドクオ は はなのした を のばしている!
ないとう と ドクオ の ムッツリ が 9 あがった! しかし、 ないとう と ドクオ の ムッツリ は MAX だ!
ξ゚⊿゚)ξ「早くあがって」
('A`)「おめぇもあんくらい綺麗な横顔してみろ」
ξ゚⊿゚)ξ「闇には無理よ」
( ^ω^)「そうかお? 綺麗な顔してると思うけど……」
ξ゚⊿゚)ξ
ξ゚⊿゚)ξ「行くわよ」
ツン は ないしん すげぇ ドキッ と している!!!!!!!!
*ツン の こうかんど が 3 あがりました
………
……
…
122
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 19:46:10 ID:E7/mW/620
【ザムクナハツ・メンゼン さいじょうぶ】
(=゚д゚)「開けます」
おおきなとびら が おと を たてて ひらく!
たいしょうてき な しずか な ひかり が こぼれてゆく!
(’e’)「いつ見ても美しい……」
へや の なか には おおきなはね を もつ おとこ の ぞう が たたずんでいた!
( ^ω^)「天使……」
(’e’)「そう。勇者は亡くなり、そして天使になったのです。しかし、それは神の使いではありません」
从'ー'从「と、言いますと……」
(’e’)「勇者としての天使なのです」
ゆうしゃのぞう は あおじろく ひかっている ようだ!
.
123
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 19:48:37 ID:E7/mW/620
('A`)「魔力、含んでんな……」 ヒソヒソ
ξ゚?゚)ξ「そうね。それもかなり強力な」 ヒソヒソ
ツン と ドクオ は ひそひそ と はなしている!
(’e’)「勇者の像に触れることはなりません。触れるものは、青い炎につつまれるでしょう」
(=゚д゚)「実際に、触れたものが焼け死んだ」
(’e’)「愚かにも勇者を信ぜず、この像を破壊しようとした者でした。私に力があれば、そのような事態が起きずにすんだというもの」
( ^ω^)「すさまじい力を感じますお」
( ・−・ )「これを見れば、信ぜずにはいられません」
('A`)「この像は誰が彫ったんだ?」
(’e’)「存じません。もともと、この場所にあったのでしょう……。勇者の魂がこの像をたまたま選んだのかもしれません」
(’e’)「しかし、この偶然性が奇跡とも言えるでしょう。この教会に降り立った奇跡として……」
( ^ω^)「ふむ……」
………
……
…
124
:
ミス
:2014/03/15(土) 19:49:37 ID:E7/mW/620
('A`)「魔力、含んでんな……」 ヒソヒソ
ξ゚⊿゚)ξ「そうね。それもかなり強力な」 ヒソヒソ
ツン と ドクオ は ひそひそ と はなしている!
(’e’)「勇者の像に触れることはなりません。触れるものは、青い炎につつまれるでしょう」
(=゚д゚)「実際に、触れたものが焼け死んだ」
(’e’)「愚かにも勇者を信ぜず、この像を破壊しようとした者でした。私に力があれば、そのような事態が起きずにすんだというもの」
( ^ω^)「すさまじい力を感じますお」
( ・−・ )「これを見れば、信ぜずにはいられません」
('A`)「この像は誰が彫ったんだ?」
(’e’)「存じません。もともと、この場所にあったのでしょう……。勇者の魂がこの像をたまたま選んだのかもしれません」
(’e’)「しかし、この偶然性が奇跡とも言えるでしょう。この教会に降り立った奇跡として……」
( ^ω^)「ふむ……」
………
……
…
125
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 19:50:58 ID:E7/mW/620
【ザムクナハツ・メンゼン ないぶ】
(’e’)「ないとう殿達は、いつ頃旅立つ予定で?」
( ^ω^)「そうですね……。もうしばらくはいても良いかと思いますお」
(’e’)「そうですか。ならば、ここを自由に出入りするといいでしょう。泊まれる場所もあります」
( ^ω^)「かたじけありませんお」
(’e’)「ワタナベ卿の小隊も泊まられる。なんの事はありません」
('∀`)
(*^ω^)
*スケベポイント が あがりました
げんざい:19
从'ー'从「これも何かの縁。よろしくお願いいたします」
(*^ω^)「よろしくお願いいたしますお」
126
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 19:53:41 ID:E7/mW/620
( ・−・ )「セントジョーンズ様」
(’e’)「……もう時間か」
( ・−・ )「ハッ……」
(’e’)「私は民たちの元に参ります。多忙な身の為、理解されたい」
( ^ω^)「いえ、お気になさらず」
(’e’)「では……」
セントジョーンズ と シーン と トラギコ は さっていった!
('A`)「……さて」
( ^ω^)「どうするんだお?」
('A`)「決まってんだろ。探索だ」
ξ゚⊿゚)ξ「そうね。どうもキナ臭いわ」
127
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 19:55:02 ID:E7/mW/620
( ^ω^)「おね……」
从'ー'从「……あの。私もご一緒してよろしいでしょうか」
('∀`)「フヒ? それはもちろん」
ドクオ は さわやか な かんじ を イメージ している!
ξ゚⊿゚)ξ「調査、でしたっけ」
从'ー'从「はい。法王庁、正教会としても、この勇者信仰は危険を孕んでいるものとして見ています」
从'ー'从「……それに。あの民たちの様子を見ると、いち早く解決の糸口を探さねばならないかと」
( ^ω^)「そうですおね……」
从'ー'从「確かに、正教会が直接管轄している街でも貧しい所は多くあります。しかし、ここの民たちの目は死んでいる……」
( ^ω^)「わかりますお」
从'ー'从、「何かあるハズです……。何かが……」
128
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 19:56:55 ID:E7/mW/620
('A`)「それと、あれも気になる」
( ^ω^)「あれ?」
('A`)「途中で会っただろ。厳つい鎧に連れられた、あいつらだよ」
ξ゚?゚)ξ「ああ……。馬車を襲った……」
从'ー'从「そんな事が……」
('A`)「正教会じゃそういう時どうするんだ?」
从'ー'从「……誠に心苦しいのですが」
( ^ω^)「拷問だお」
从'ー'从「はい。この場合、車輪轢きが妥当かと」
(;'A`)「車輪轢きたぁ、ちっと厳しいな」
ξ゚?゚)ξ「手足潰されて、車輪に括りつけられるやつだっけ」
从'ー'从「しかし、ここは正教会から離れた信仰を持ちます。言わば異端です……。正教の枠にはまってはいないと思いますが……」
129
:
ミス。度々すまん
:2014/03/15(土) 19:57:45 ID:E7/mW/620
('A`)「それと、あれも気になる」
( ^ω^)「あれ?」
('A`)「途中で会っただろ。厳つい鎧に連れられた、あいつらだよ」
ξ゚⊿゚)ξ「ああ……。馬車を襲った……」
从'ー'从「そんな事が……」
('A`)「正教会じゃそういう時どうするんだ?」
从'ー'从「……誠に心苦しいのですが」
( ^ω^)「拷問だお」
从'ー'从「はい。この場合、車輪轢きが妥当かと」
(;'A`)「車輪轢きたぁ、ちっと厳しいな」
ξ゚⊿゚)ξ「手足潰されて、車輪に括りつけられるやつだっけ」
从'ー'从「しかし、ここは正教会から離れた信仰を持ちます。言わば異端です……。正教の枠にはまってはいないと思いますが……」
130
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 19:59:17 ID:E7/mW/620
(;'A`)「ま。……とりあえず見てみるまではわかんねぇな」
ξ゚⊿゚)ξ「行く?」
(;'A`)「おう」
从'ー'从「では、すみません。お伴させていただきます」
ワタナベ が なかま に なった!
http://www.youtube.com/watch?v=fGdux_A1swM
┃ 【なまえ】 ワタナベ ゼヴァ 【从'ー'从】
┃ - - - - - - - - - - - - - - - - -
┃ 【しょくぎょう】セイント・ヴァルキリー
┃ 【Lv.】 87
┃ - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
┃ 【そうび】
┃ ぶき:ジブリール (レイピア)
┃ たて:ディンガルム
┃ あたま:クロス・ファウス・ヘルム
┃ からだ:クロス・ファウス・プレート
┃ て:クロス・ファウス・ガントレット
┃ あし1:ひかりのレギンス
┃ あし2:クロス・ファウス・サバトン
┃ アクセサリ:せいぼのクロス
┃ - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
┃ 【つよさ】
┃ ちから:353
┃ すばやさ:678
┃ みのまもり:451
┃ きようさ:611
┃ みりょく:988
┃ さいだいHP:439
┃ さいだいMP:888
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆◆
131
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 20:01:00 ID:E7/mW/620
('A`)「あれだ。あんまり怪しい事はするなよ。変な質問したりな」
ないとう は 「あんたがいちばんしんぱいだよ」 と おもった!
( ^ω^)「分かってるお」
ξ゚⊿゚)ξ「で、あの連れられていった人たちの居場所を探すの?」
( ^ω^)「2階あたりで会ったおね……」
('A`)「ここは?」
从'ー'从「恐らく、6階かと」
('A`)「ふぅん……。教会がこんなに大きくてどうするのかね」
ないとうたち は へや を でた!
………
……
…
132
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 20:02:17 ID:E7/mW/620
【ザムクナハツ・メンゼン よんかい】
http://www.youtube.com/watch?v=1D5XU97M7hU
カツーン……
カツーン……
( ^ω^)「ワタナベ卿はグレイコスハイムから?」
从'ー'从「え? ええ……。よくお分かりで」
( ^ω^)「森で見かけたんですお。その時、白馬の前掛けに国章が」
从'ー'从「そうだったんですか……。はい、確かにグレイコスハイムは祖国です」
('A`)「あれだよな。たしか。正教がすごいんだよな。な?」
( ^ω^)「え? ああ、そうだお」
('∀`)「いやぁ、一度は行ってみてぇとこなんだ」
ドクオ は なんとしてでも かいわ に はいりたい!
.
133
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 20:03:18 ID:E7/mW/620
从'ー'从「旅のついでに近くを通る事がありましたら、是非お立ち寄りください」
('∀`)「行く行く。な?」
ξ゚⊿゚)ξ「近くによる事なんて無いでしょ。東のほうじゃない」
('A`)「わかんねーだろ。クエストがあるかもしれねぇじゃねぇか」
ξ゚⊿゚)ξ「無いわよ。平和なところなんだし」
从'ー'从「クエスト?」
('A`)「あー……。その、俺達は別にヴァルフガルドの人間じゃないんだ」
( ^ω^)「えっ。喋っていいの?」
('∀`)「いいだろ。信用できそうな人だし」
ドクオ は なんとしてでも はなし を つづけたい!!
从'ー'从「というのは……」
('A`)「まあ……。簡単にいえば、おたくらと一緒さ」
134
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 20:04:47 ID:E7/mW/620
从'ー'从「勇者信仰についてですか……」
('A`)「ああ。俺達は勇者討伐ギルドのメンバーだ」
从'ー'从「勇者討伐……。聞いたことがあります……」
ξ゚⊿゚)ξ「シッ……」
カツーン……
カツーン……
[巛 ]
まえから よろいのおとこ が あるいてきた!
('∀`)「どーもどーも」
ξ゚⊿゚)ξ「見学させて頂いてまーす」
( ^ω^)「お仕事ご苦労様ですお」
从'ー'从「やはり、素晴らしいですね。とても美しい構造です」
[巛 ]「え? ああ、はい」
じつ に しらじらしかった!!
.
135
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 20:05:39 ID:E7/mW/620
从'ー'从「……勇者討伐ギルドって、あの世界各地の勇者を倒して回るという」
('A`)「ああ。ま、詐欺師退治みてぇなもんさ。大した仕事じゃねぇや」
从'ー'从「メンバーの方には、初めてお会いしました」
('∀`)「あ、そう?」
ドクオ は なんだか はじめて が うれしい!
从'ー'从「魔物が居なくなった今、人間に脅威をもたらすのは人間だけです」
ξ゚⊿゚)ξ「まさしくね」
从'ー'从「この教会も、そうなっているのでしょうか……」
( ^ω^)「信仰となると難しいところだお。救われてる人も多いだろうし……」
('A`)「どうだろうな。この景色をみると、そうとも言えねぇんじゃねぇか」
ドクオ は まど の そと を みおろした!
.
136
:
名も無きAAのようです
:2014/03/15(土) 20:07:34 ID:E7/mW/620
( ^ω^)「またお布施が運ばれてくるお」
从'ー'从「あれは、他所の街からのお布施でしょうか……」
( ^ω^)「他所の街にも手が及んでるのかお……」
('A`)「それはどこの教会も似たようなもんだろ」
从'ー'从「はい。……ありがたい限りです」
ξ゚⊿゚)ξ「私のいた所では、邪教狩りなんて行われていたんだけど。ここでもあるのかしら」
('A`)「ここでいう邪教ってなんだ?」
( ^ω^)「……正教」
从'ー'从「それも今回の調査対象です」
('A`)「とんだ火の中に飛び込んだって訳だ」
从'ー'从「少しでも平和な世界に貢献するために力を尽くしたく」
ξ゚⊿゚)ξ「……ねぇ。あっちみて」
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