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(゚、゚トソンムジナのようですミセ*゚ー゚)リ

438名も無きAAのようです:2015/01/03(土) 14:45:36 ID:tDoD0cvc0
 
 棺桶死は屋上の端をなぞる様に横へ。
 月明かりのあたりが変わり、体が徐々に闇から現れる。
 穏やかな笑み。街ですれ違えば少々身分の高い老紳士にしか見えないだろう。

 相対するは、長身の男と少女。
 男は黒いスーツで全身を固め、少女は背中にランドセルに似た四角い皮の鞄を背負っている。

【+  】ゞ゚) 「久しぶりだね百々、小山内。前に英栄で一戦交えて以来かな?」

( ゚∋゚) (……我らの前に進んで姿を見せるとは、何を企んでいる、棺桶死)
       ∨ ̄
⌒*リ´・-・リ 「と、申しております」

【+  】ゞ゚) 「いやさ、態々草咲まで君らが来てくれたのだ。一戦、相手してやらねば義理が立たんと思ってね」

( ゚∋゚) (その余裕。今日こそ捻りつぶす)
       ∨ ̄
⌒*リ´・-・リ 「と、申しております」

【+  】ゞ^) 「受けてたとう。アレが引退してから、どうにも退屈でたまらんからね」

( ゚∋゚) (…………ほざけ)
       ∨ ̄
⌒*リ´・-・リ 「と、申しております」

 長身の男、百々(どうどう)クックルは両手に杭を備えた。
 巨大なメリケンサックに、短杭の刃を生やした特注品。
 便宜上、「拳杭」と名付けてはいるのだが、杭持ちの間では「百々杭」と呼ばれている
 扱いが直感的で単純な半面、膂力が物を言うため百々以外に使う者が居ないからだ。


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