[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
(゚、゚トソンムジナのようですミセ*゚ー゚)リ
407
:
名も無きAAのようです
:2014/08/24(日) 15:35:04 ID:vmDd.ruE0
時間で、二時間弱程度だろうか。
気付かぬ内にカーテンの隙間から覗く陽光がさらに強くなっている。
乱れに乱れたベッドの上で、私とミセリは抱き合っていた。
ミセリが腕を出してそこに私が頭を乗せて、抱えられているようなものなのだけれど。
シーツが湿気ている。替えはあるけれど、好感する気力なんてなかった。
冷房の吐き出す空気の冷たさが心地いい。
熱を持って静まらない体が、少しだけ癒される。
ミセ* ー )リ 「ごめんな、無茶しすぎた……?」
( 、 トソン 「吸血鬼のあなたに、本気出されたら、死んじゃいますよ」
ミセ* ー )リ 「……今日は、ダメだ。がまんが利かなかった」
( 、 トソン 「……」
ミセ* ー )リ 「…………あの時、出会ったのが、トソンで良かったよ」
( 、 トソン 「……」
応えるべき言葉が思い浮かばなくて、とにかく触れていたくて足を絡める。
ダメなのは、私も同じだった。
一線を引いたつもりでミセリと過ごしてきていた。
体を許しても、所詮人と吸血鬼なのだから、心を完全に預けるわけにはいかないと。
けれど。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板