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(゚、゚トソンムジナのようですミセ*゚ー゚)リ
369
:
名も無きAAのようです
:2014/08/08(金) 22:46:54 ID:JUgNWWnY0
ζ(゚、 ゚*ζ 「……」
口の中に広がるトマトの酸味。
噛むほどに絡んで、白米の甘さが合わさり、たった一口で味が次々に変わってゆく。
たまらず次を、今度は具もしっかり掬って口へ。
実を含むことでより濃くなったトマトの味わい。
噛むほどに茄子から旨みがしみ出してくる。餡とは違う瑞々しいスープだ。
飲み下した後に残る、ピーマンの苦み。これが妙に爽やかで嫌味が無くむしろ心地よい。
_
( ゚∀゚) 「少し豆板醤入ってるけど、辛くない?」
三口目で、その言葉の意味を理解した。
舌先がほんの少しだけピリピリとする。子供のデレでも痛いと感じない程度の辛さ。
野菜の甘みが強くて気にならなかったが、これのせいで余計に食欲が促されているのだ。
時々話しかけてくる男を完全に無視して、デレはあんかけご飯を食べ進めた。
半分に差し掛かるころに目玉焼きの黄身を割る。
トロリと流れ落ちる黄色の幸せを、零れ落ちないように掬い取って絡めて、食べる。
少ししつこく感じ始めていた肉餡の角が瞬く間にまろやかになり、食欲が復活する。
白身のカリッと、プリッとした触感も相まってさらに美味だ。
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