[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
(゚、゚トソンムジナのようですミセ*゚ー゚)リ
358
:
名も無きAAのようです
:2014/08/08(金) 21:42:31 ID:JUgNWWnY0
〈 十〉 「くッ……アザム!なにをしている!!」
( ‐=ll=-) 「……済まない、ギヤン……」
〈 十〉 「何ィ?!」
川の中から銃撃による後方支援をしていたもう一人、アザムが銃を落とす。
どこか不安定な視線と、川の流れの中立つのが精一杯の下半身。
ギヤンと同じ毒のようだが、症状はより進んでいる。
〈 十〉 「いつの、間に……!」
('A`) 「……」
立ち上がり、服に付いた汚れを払うドクオ。
勝負はついたのだ。解毒剤を持たなければ、この状態からの回復は不可能。
偶然見かけて追跡していたのならば、そんな物は持ち合わせていないだろう。
('A`) 「……御大層に『蠍』なんてあだ名をつけてくれたんだ。使わねえ理由はねえだろ」
そう言いながら、ドクオは自分の指を舐めた。
爪で浅く切り裂いた跡がある。唾液が触れたことですぐに塞がったが、周囲には血が残っていた。
('A`) 「杭持ちに対策を練られてるのは、自覚していた。だから、ちょっとブラフを立てさせてもらった」
〈 十〉 「……そう言う、ことか」
ギヤンが歯ぎしりを立てた。
理解したのだろう。自分たちがそもそも勘違いさせられたことに。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板