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(゚、゚トソンムジナのようですミセ*゚ー゚)リ
278
:
名も無きAAのようです
:2014/04/29(火) 18:16:41 ID:bz.gAPiE0
やってきた清掃班にいつものように文句を言われながら、僕らはその場を後にした。
清掃班と一緒に居る姿を見られるのは好ましくない。
子子子ギコ達には存在がばれてしまったけれど、あくまで僕らの仕事は「釣餌」なのだから。
裏路地を抜けて、比較的広い通りに出た。
人はまばら。吸血鬼には慣れているこの街だけれど、やはり日が沈むと皆外出を控えるようになる。
見かける人も、どこか不安げで、足早に目的地を目指しているように見えた。
ξ゚⊿゚)ξ ……どうする?
( ^ω^) 何をですか?
ξ゚⊿゚)ξ 正直、一人狩ったし、もう戻ってもいいでしょ。
( ^ω^) ……そうですね。僕らは、仮にも未成年ですし。
警察官に見つかると、厄介だ。
吸血鬼から街を守っているのは杭持ちだけでは無い。
直接的な実力行使はできないものの、警察各位もまた、各々の仕事の範囲で市民の保護に努めている。
奴らの活動が活発になる夜間にどう見ても未成年の僕たちが歩いていれば、確実に声をかけてくるだろう。
僕らは正式でありつつも、本来表に出る杭持ちでは無い。
身分を証明すれば警察の補導を突っぱねることが出来るが、その分存在が明るみに近づくことになる。
既に一部にばれたとはいえ、開き直るにはまだ早い。
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