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(゚、゚トソンムジナのようですミセ*゚ー゚)リ
265
:
名も無きAAのようです
:2014/03/30(日) 00:01:17 ID:yFy/OhgA0
「どうした、流石くん」
「いえ。ロケットに記されていたこの綴り、名前かと思ったんですが」
「違うのか」
「二人とも同じなんです。『Dere Shizunome』。ロケットのメーカーでしょうか」
「それも含めて、戻って調べるしかあるまいね」
足早に階段を上がるクールに続き、俺も地下室を出た。
散々彷徨った屋敷を、まっすぐ玄関へ突っ切る。
不法侵入についてどう言い訳しようか。
屋敷を出て扉を閉めた時に、思い出す。
吸血鬼の一匹でもいれば、始末するために侵入したと言い訳が立つのだがそうはいかない。
結果として収穫は悪くなかったが、むしろだからこそ上司にはねちねちと説教を受けるだろう。
無意識にため息が出る。
「どうした流石くん」
「いえ、有能な上司を持つと大変だなと」
「流石の私も嫌味だと分かるぞ、流石くん」
相変わらず無感情な言葉。
分かっているなら、少しは改めて欲しいものだ。
眉間の皺を揉みほぐしながら、俺はクールと共に件の屋敷を後にした。
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