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(゚、゚トソンムジナのようですミセ*゚ー゚)リ
255
:
名も無きAAのようです
:2014/03/29(土) 23:43:38 ID:gpa8a09A0
一段登るたびに軋む階段。
左手で懐中電灯を逆手に持ち、その甲に銃を持った右手を置く。
何かがいるとは考えにくいが、念の為だ。
後ろには同じく銃を構えるクール。
この女のことだ。ついうっかり引金を引きたくなって俺の背中に発砲してくる危険性もある。
急がなければ。
二階も、一階と同じく埃が積もっている。
戦闘を行った形跡がある以外は下と同じだ。
「どう思う、流石くん」
「破損の状態から見て、爆発物ですね。が、焦げた臭いはしない。
それにこの壁や地面に張り付くような独特な発破痕。恐らく地雷女で間違いないかと思います」
「概ね同意見だ」
「ただ、少し疑問が」
「なんだね」
「地雷女がこれだけ血刑を駆使して戦った相手は、本当に乙鳥ロミスだったんでしょうか。
この状況を見るに、地雷女はかなりの苦戦をしています。
ほぼ無名同然の乙鳥ロミスにそこまでの能力があったとは思えません」
通称で「地雷女」と呼ばれる吸血鬼は、非常に高い戦闘能力を有することで知られている。
血刑もさながら、本人の膂力も高い。
過去には、仮死寸前の状態で五人の杭持ちを殺したという記録もある。
最近でこそ大人しいが、まぐれで善戦できる相手では無いのだ。
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