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(゚、゚トソンムジナのようですミセ*゚ー゚)リ
121
:
名も無きAAのようです
:2014/03/01(土) 23:58:12 ID:jHk0pOPc0
(゚、゚トソン 「ベッドに行けばいいじゃないですか」
ミセ*゚ ,゚)リ 「嫌がらせだし」
強引に頭をねじ込まれ、仕方なく懐を開けた。
伸ばした太腿に頭を乗せ、お腹に腹を埋めて眠る。
冷たい。カーテンを閉め切った部屋は、さほど暑くは無いのだけれど、それでも心地いい。
文庫を片手で持ち、ミセリの頭を撫でる。
少し癖のかかった、柔らかな髪。長毛の猫のようだ。
するすると指を抜けて行く感触が心地よい。
(゚、゚トソン 「……」
ミセリがこの街に来た理由は、ぼんやりとではあるが聞いたことがある。
そして私と出会ったのはその目的を果たした後であることも知っている。
だけれど、この街に未だ残る理由を聞いてはいない。
それが、私なのだろうか。
正直なところ、私はミセリにとって都合のいい人間でしかないのだろう。
食糧であり、玩具であり。
あれば便利だが、命を賭して守るほどの存在では無いとそう自分では思っている。
だから時々、狂おしいほど不安になる。
あっさりと壊れるこの日常を、ふと思い浮かべてしまったりする。
ミセリの冗談めいた言葉は、私に安心を与えるものには足りえないから。
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