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今のブーン系にはエロが足りないようです
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後から知った事であるがエアコンの前面にあるグリルを外すと基本的に緊急スイッチが付いており、リモコンがなくとも起動出来るらしい。
ドクオはまだ一人暮らしを始めて数ヶ月であり実家で暮らしていた時も空調の故障などには見舞われた事がなく知識が足りなかった。
無理をして買いに行く必要はなかったのだろう。ヒートがその事を知っていたかどうかは定かではない。
最寄りコンビニエンス・ストアで全く安くない単四電池を購入し小走りでアパートに戻る。
汗がシャツにまで張りついて気持ち悪い。しかし妹のため急いで帰る。
築二十年ほどのアパートは外見こそそれほど古くないがやはり摩耗している部分がある。
部屋のドアなどは経年劣化の度合いがひどく放って閉めると大きな音をたてるのだ。
そのため夜や朝早くにはドアノブをしっかりと握って静かに閉めるようドクオは心がけている。
静かにドアを開け、また静かにドアを閉める。そうしてさっそく電池を交換しようと靴を脱いだところでヒートの姿が目に入った。
('A`)「え」
ノパ⊿゚)「あ」
ヒートは洗面台の隣に設置された洗濯機の前に立っていた。手に何かを持っている。よく見ればそれはドクオの下着だ。
昨晩風呂に入る際に脱いで洗濯機に放っておいたものである。一人暮らしなので洗濯は三日に一度というペースが基本である。
不思議な事にヒートはそのドクオの下着を顔に当てていた。ドクオの姿を認め慌てて顔から離す。
そしてドクオの視線が手に持つ下着にあると気がついて洗濯機に再び放った。
ノハ;゚⊿゚)「あ、いや、あのね」
弁解するようにヒートは何か話そうとするが言葉にならない。動揺は明白であった。
('A`)「何、してるの」
ノハ;゚⊿゚)「いや、だから、洗濯! そう洗濯、洗濯してあげようと思って。 お兄ちゃんたらだらしないよこんなに溜めて」
('A`)「いや一人暮らしだから三日に一回だし」
ノハ;^⊿^)「そ、そっかー!」
('A`)「それにこんな夜に洗濯するか?」
ノハ;^⊿^)「そ、それもそうだね!」
('A`)「ていうか、今俺のパンツ持ってた?」
ヒートが口を開く。しかしもう言葉すら生成されない。ただ口をぱくぱくさせている。
顔は真っ赤になって手をぎゅっと握り締めている。
('A`)「お前…」
ノハ>⊿<)「あーもういいよ! お兄ちゃんのバカ!」
ヒートがつかつかとドクオに歩み寄って腹を小さく殴った。そしてドクオの胸ぐらを掴んで、殴るかと思いきや俯いた。
突然の行動に理解出来ないでいると小さくもういいよ、と呟く。
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