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今のブーン系にはエロが足りないようです
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ノパ⊿゚)「ありがとー、助かる」
駅を出て商店街を進む。この辺りは再開発で生まれた真新しいビルや古くからの住宅、飲み屋街や風俗店が並ぶ混沌とした街だ。
上野といった都心部からほど近い距離がありながら下町のような情緒溢れる街並みが残っている。
正しくは下町のカテゴリには属さない街である。しかし物価も安く住みやすい街としてよく紹介されるのだ。
ドクオの住むアパートへ着いてヒートの引くキャリー・バッグを部屋に置く。
また駅へ向かう間、せっかく東京にまで来たのだとドクオは考えヒートのリクエストを訊く事にした。
('A`)「どこか行きたいところあるか」
ノパ⊿゚)「んー、じゃあスカイツリー」
('A`)「スカイツリーか」
ノパ⊿゚)「登った事ある?」
('A`)「ないなぁ」
スカイツリーは今や東京を代表するランドマークであり観光名所だ。
更に屈指のデートスポットである。家族連れ以上に恋人同士で行く傾向が強い場所でもあるのだ。
興味はあったがそれ故にドクオは疎遠であった。
('A`)「登ってみるか」
ノパ⊿゚)「いいの?」
('A`)「せっかく東京まで来たんだしな」
駅に戻って今度は東武線に乗る。外見は陳腐なステンレスの車両だが内装は近代的だ。
大きなカーブをやり過ごして二階建ての首都高をくぐり隅田川のそばを南下する。
やがて線路は代わり映えしない住宅地を抜けてスカイツリーの足元にある駅に着く。
ノハ*゚⊿゚)「たっかー!」
駅を出るとそこにはライト・アップしたスカイツリーが待ち構えている。
闇夜に白亜の鉄骨が浮かび透き通るような青色を身に纏っていた。
真下から見上げるスカイツリーはまさしく壮大で圧倒される。
ノハ*゚⊿゚)「すごー、高いね!」
ヒートは後ろで結んだ髪をぴょんぴょん跳ねさせながら小走りで近づいていく。
ため息混じりの歓声を上げてスマートフォンを取り出して写真撮影を始めた。
ノハ*゚⊿゚)「あそこ登るんだよね、すっごいワクワクしてきた」
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