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今のブーン系にはエロが足りないようです
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帰宅ラッシュを迎えつつあるアルミ合金製の列車は乗客を腹に抱えてドクオの住むアパートの最寄り駅へと滑りこむ。
ちょうど都心北部最大級のターミナル駅に当たり多くの乗客が列車から流れるように降りていく。
ドクオもその流れに乗りホームへ降り立つ。いつもの階段を登って改札口に出るとそこに妹はいた。
高校の制服を来た小柄な妹がドクオの姿を見つけぱたぱたと駆け寄ってくる。
ノパ⊿゚)「お兄ちゃん久しぶり〜」
('A`)「お前マジで東京来たのか」
ノパ⊿゚)「そだよ〜」
妹ヒートはあまり変わっていなかった。まだ別々に暮らすようになってから四ヶ月ほどなので当然ではある。
相変わらず髪は後ろで一つに結んでいる。荷物は学校指定の鞄に小ぶりのキャリー・バッグだ。
('A`)「なんで制服なんだ」
ノパ⊿゚)「オープン・キャンパスだよ」
('A`)「あぁ、そんな時期か。 というかそもそもなんでこの駅って分かったんだ」
ノパ⊿゚)「ほら、お母さんこの前兄ちゃんに色々送ったでしょ。 その時の住所で検索した」
('A`)「この現代っ子め」
ドクオの実家は静岡の安倍川の近くにある。ヒートは今日そこからわざわざ新幹線で来たのだ。
高校生であるヒートはまさしく夏休みの真っ最中だ。そして各大学のオープン・キャンパスの最盛期でもある。
('A`)「つーか来るなら先に連絡ぐらいしろよ」
ノパ⊿゚)「ごめんごめん」
('A`)「飯は?」
ノパ⊿゚)「んー、まだ」
時刻は十八時をとうに過ぎている。実家ならば夕食の目安となる時間だ。
ノパ⊿゚)「でも荷物置きたいんだよね。 お兄ちゃんのアパート近い?」
('A`)「あぁ、歩いて数分。 じゃあ荷物置くか」
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