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今のブーン系にはエロが足りないようです
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( ・∀・)「どうしてだ」
川 ゚ -゚)「どうして…でしょう。 何度か話す機会があったのですか、いつの間にか」
ようやく彼女は少し困った顔をした。自分でも分からない、といった顔だ。
( ・∀・)「それで、ずっと片思いを」
川 ゚ -゚)「はい」
( ・∀・)「それを本人に伝えたりしないのか」
川 ゚ -゚)「私は従者であり、あの方とは身分が違います。 そしてご主人様の従者ですので、勝手な真似は出来ません」
( ・∀・)「…誰なんだ」
川 ゚ -゚)「フォックス様です」
( -∀-)「あいつか…」
フォックス。同じ学年でクラスは違う。彼もまたIT企業の御曹司だ。
我がグループよりは遥かに規模が小さい。しかし著しい成長を長期に渡って続けている企業だ。
フォックス本人は性格が合わないという印象が強く僕はあまり会話をした覚えがない。
彼は自己の資産をこれみよがしに見せつける事が多い部類の人間だ。
腕時計は常にロレックスを着けているし送迎の車もベントレー・フライングスパーである。
暇さえあれば自慢話を女子生徒にしているのを見かけており気に食わない奴だと思っていた。
( ・∀・)「好きなのか」
川 ゚ -゚)「そうだと思います」
彼女はフォックスが好きなのだ。昨冬から。もう半年ほど経つだろう。
いつも通り落ち着いた様子で過ごしながら彼女は恋をしていたのだ。
自分は従者であるために成就される事がないにも関わらず。
( ・∀・)「お前は僕の従者だ。 僕が買った」
川 ゚ -゚)「心得ています。 それ故この気持ちは出すまいと思っていました」
その決意は良い。しかし僕が買い取った彼女のなかにその恋心は生まれていたのだ。
僕が知らない間にその恋心を育てていたのだ。
( ・∀・)「お前は僕に忠誠心があるのだろう」
川 ゚ -゚)「勿論です。 ご主人様が私を買い取ってくれました」
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