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( ゚∀゚)たちは世紀末に生きるようです

43名も無きAAのようです:2013/09/21(土) 10:48:48 ID:M2NmG0/w0
とりあえず、ひとまず投下を終わりたいと思います

ありがとうございました!

引き続きお題も募集したいと思います

お題なかったらこっちで適当に決めます

44名も無きAAのようです:2013/09/21(土) 18:09:42 ID:39EdcuiA0
かーちゃんよかった!

お題 イケメン現る

45イケメン現る:2013/09/21(土) 22:44:32 ID:eDGAGAXc0
はじめまして!全世界300億人のボーイズ&ガール!!


僕の名前はフサギコでーす!よろしくね〜?


今は、しがない旅商人だけど将来は世紀のビッグスターになるのが夢なんDA☆


。゚+.ミ*-Д-彡゚+.゚「ふっさあああぁぁぁぁああ……!!」


僕の体中から無限に溢れ出るフェロモン……


(゚、゚;トソン ミセ;*゚ー゚)リ


見てみなよ、周りの女性はイ・チ・コ・ロ・さ!

46イケメン現る:2013/09/21(土) 22:47:40 ID:eDGAGAXc0
ミ ゚―^彡+「やあ、見目麗しいお嬢さん方 よかったら僕の店を覗いて……」


(゚、゚;トソン「ひっ……!」


ミセ;*゚ー゚)リ「ま、待ってよ〜〜〜〜!トソン〜〜〜〜!」


ひゅ〜〜〜〜……


ミ ゚―゚彡「…………」


ミ ゚Д゚彡「彼女たちにはちょっと刺激が強すぎたかな?」


ミ ゚―^彡「ふふっ、恥ずかしがっちゃって……ホント、かわいいなぁ」


やっぱり女性は慎ましい性格が1番だよ みんなもそう思うよね?

47イケメン現る:2013/09/21(土) 22:50:17 ID:eDGAGAXc0
 _
( ゚∀゚)「ん〜〜〜!これが街かぁ!人がいっぱいだなぁ……」


(*゚⊿゚)「おじさん、あんまりキョロキョロしてると田舎者に思われちゃうよ?」

 _
( ゚∀゚)「ははは、人の目なんて気にしててもつまらないだけだぞ〜 見てろよ……?」

 _
( ゚∀゚)o彡「おっぱい!!おっぱい!!おっぱい!!おっぱい!!!!」


(゚、゚;トソン ミセ;*゚ー゚)リ ('A`) (*´・ω・`)

 _
( ゚∀゚)「どうだ!大したことないだろ?」


(#゚―゚)「おじさん?いい加減にしないとホントにおこるよ?」

 _
(;゚∀゚)「ご、ごめんおっぱい……」

48イケメン現る:2013/09/21(土) 22:53:50 ID:eDGAGAXc0
 _
( ゚∀゚)「小腹が減ったから、なんか軽いものでも買ってみるか」


(*゚⊿゚)「そーだね」


ミ ゚Д゚彡「いらっしゃい〜やすいよ〜」

 _
( ゚∀゚)「お、ここなんていいんじゃないか?」


(*゚―゚)「しぃもここがいい ものがいっぱいあってよさそう」

 _
( ゚∀゚)「じゃあ、決まりだな!」


ミ ゚Д゚彡「いらっしゃいませ〜」

 _
( ゚∀゚)「よう、軽くつまめるものくれ」


ミ ゚―^彡+「かしこまりました、少々お待ちを」


。゚+.ミ*-Д-彡゚+.゚「ふっさあああぁぁぁぁああ……!!」


(*゚⊿゚)「」

 _
( ゚∀゚)「しぃ、どうした?」


(*゚⊿゚)「えっと、なんだかかっこいい人だなぁって」

49イケメン現る:2013/09/21(土) 22:56:51 ID:eDGAGAXc0
 _
( ゚∀゚)「それはちがうぞ、しぃ」


(*゚⊿゚)「え?」

 _
( ゚∀゚)「ああいうのはナルシストって呼ばれてるんだ よく覚えておけよ?」


(*゚―゚)「うん!」


ミ ゚Д゚彡「ちょい待ち!」

 _
(;゚∀゚)「うおっ!びっくりした!」


ミ ゚―^彡「いけませんね〜お客さん?お子さんに変なことを教えちゃあ……今すぐに訂正してください?」


(*゚⊿゚)「しぃ、こどもじゃないもん!れでぃーだもん!」

 _
(;゚∀゚)「ややこしくなりそうだから、しぃは黙ってなさい!」


(*゚⊿゚)「え〜」

50イケメン現る:2013/09/21(土) 22:59:51 ID:eDGAGAXc0
ミ ゚―^彡「言うことを聞けない悪い子には……」


ミ ゚―^彡「ちょっとお灸を据えてあげないと、ね?」

 _
(;゚∀゚)「え?」


ミ#゚Д゚彡⊃===○「喰らえ!!干し肉ブーーーーメランッ!!」


ゴツッ……

  _
��(;゚∀゚)「あうちっ!」


ぽてっ……!


ミ;゚―゚彡「あれ?ブーメランなのにこっちに返って来る前に落ちちゃった」

 _
(;゚∀゚)「いや、ブーメランにするには厚さがありすぎんだろ……」


ミ ゚―^彡「この干し肉の代金、プリーズ☆」

 _
(;゚∀゚)「いやいや、第一悪いのはそっちだし、常識的に考えて図々しすぎるだろ!一体どうなってんだこの店は?」

51イケメン現る:2013/09/21(土) 23:02:24 ID:eDGAGAXc0
 _
(;゚∀゚)「これ以上こんな店にいてもろくなことにならん!しぃ、さっさと出るぞ!」


(*゚⊿゚)「え〜、面白いのに〜」

 _
(;゚∀゚)「こんな時に限ってわがまま言うんじゃありません!置いてくよ?」


(*゚―゚)「う〜、わかったよ……」


ミ ゚―^彡「この干し肉の代金、プリーズ☆」

 _
(;゚∀゚)「お前もいい加減に諦めろ!しつこいぞ!」


ミ ゚―^彡「諦めません、勝つまでは」

 _
(;゚∀゚)「その執念はもっと別のところに燃やしなさい」

52イケメン現る:2013/09/21(土) 23:04:24 ID:eDGAGAXc0
 _
(;゚∀゚)「はあ〜〜〜〜〜疲れた〜〜〜〜〜……」


(*゚―゚)「ねえ、おじさん」

 _
( ゚∀゚)「ん、どうしたおっぱい?」


(*゚⊿゚)「ご飯は?お腹空いたよ〜」

 _
(;゚∀゚)!「あ」



ぐ〜〜〜〜〜……!

53名も無きAAのようです:2013/09/22(日) 03:09:34 ID:.v5Wzt2EO
髪を剃ってほっぺたを赤くしたξ゚⊿゚)ξがたまに出てくる

54髪を剃ってほっぺたを赤くしたξ゚⊿゚)ξがたまに出てくる:2013/09/22(日) 06:18:48 ID:dzwSEwxw0
(´・_ゝ・`)「本日はどのような髪形になさいますか?」


ξ゚⊿゚)ξ「スキンヘッドで」


(´・_ゝ・`)「」


(;´・_ゝ・`)「え、今なんと?」


ξ゚⊿゚)ξ「だから、スキンヘッドでって何度も言ってるでしょ?早くしてよ!」


(;´・_ゝ・`)「後悔はしませんね?あとで返金は出来ませんよ?」


ξ#゚⊿゚)ξ「ごちゃごちゃ言ってないで、さっさと始めなさい!!」


(;´・_ゝ・`)「ぶひぃ!!はいぃ!!」


ジョリジョリ……

55髪を剃ってほっぺたを赤くしたξ゚⊿゚)ξがたまに出てくる:2013/09/22(日) 06:22:49 ID:dzwSEwxw0
 _
( ゚∀゚)「すごいなー、女性のスキンヘッドなんて初めて見たぞ」

 _
( ゚∀゚)「近頃はああいうのがトレンドなのか?」


(*゚―゚)「ううん、ただあの人の趣味なだけなんだと思う」

 _
(;゚∀゚)「さいですか」


( ゚⊿゚)「」

 _
( ゚∀゚)(*゚―゚)「」


( ////)「な、なに見てんのよ!!恥ずかしいからやめなさい!!」

 _
(;゚∀゚)(;*゚⊿゚)「ごめんなさい!!」


( ////)「いいかげんにしてよねっ!!」

 _
(;゚∀゚)(;*゚⊿゚)「ホントごめんなさい!!」

56肉欲の花園:2013/09/22(日) 15:27:00 ID:3DRRnSfw0
('A`)「ん、ここは……?」


ドクオ外務大臣が気怠いまどろみの中で目を覚ました場所……


そこは、薄暗い地下牢の中だった


手足には枷がはめられてあり、全身は生まれたままのあられもない姿になっている


(´・ω・`)「ようこそ、ドクオ外務大臣殿……」


暗闇の中から妖しい法衣を身にまとった男が現れた


(;'A`)「お、俺をこんなところに連れてきてどうするつもりだ!!」


(´・ω・`)「いえ、簡単なことです あなたには我がショボーン教の幹部として入信してもらおうと思いましてね」

57肉欲の花園:2013/09/22(日) 15:37:28 ID:3DRRnSfw0
(#'A`)「ふ、ふざけるなッ!!」


(´・ω・`)「おっと……」


(#'A`)「俺には国を任された大臣としての誇りがある!!」


(#'A`)「たとえ、この身が朽ち果てたとしても貴様らのような邪教に心を許したりはしないッ!!」


(´・ω・`)「ふふふ……」


(#'A`)「な、何がおかしい……!?」


(´・ω・`)「いえ、ただね……」


(´・ω・`)「最初は誰だってそうやって啖呵をきるんですよ、最初はね」


(;'A`)「な、に……?」


(´・ω・`)「いいでしょう、特別大サービスです あなたに見せて差し上げましょう」


(´・ω・`)「目を見開いて、その魂に刻んでください……これから起こるであろう奇跡の瞬間を!」

58肉欲の花園:2013/09/22(日) 15:42:08 ID:3DRRnSfw0
(´゚ω゚`)「くわっ!!」


ショボンの全身の穴という穴から勢いよく吹き出した紫色の煙がドクオの体を包み込んでいく……!!


(;'A`)「な、なんだ!!一体なにが起こったと言うんだッ!?」


(´・ω・`)「ドクオ外務大臣殿」


(´・ω・`)「今のあなたは全身が性感帯です」


(;'A`)「なん、だと?そんなことがあるワケ……」


(´・ω・`)⊃「では、実感してみてください 僕がこうしてあなたの体に触れてみると……?」

59肉欲の花園:2013/09/22(日) 15:47:18 ID:3DRRnSfw0
ちょんっ……!


(* A )「ひゃぅッ!!」


(´・ω・`)「おやおや、かわいい声を鳴いてくれるじゃないですか、ドクオ外務大臣殿……?」


(´・ω・`)「今から僕のビッグ・マグナムを挿入しようというのに、そんな調子で大丈夫ですか?」


(*;A;)「おね、がい……!許してぇ……!!」


(´^ω^`) ニコッ!


(´^ω^`)「だ〜〜〜〜め!」


(*;A;)「い……」


(*;A;)「いやあああぁぁぁぁあああああああッ!!!!」

60肉欲の花園:2013/09/22(日) 15:50:32 ID:3DRRnSfw0
(゚A゚) ぴくっ……ぴくぴく……!


(´・ω・`)「ふう……」


ガチャッ!


(´・ω・`)「兄さん!」


(`・ω・´)「ショボン、終わったのか?」


(´・ω・`)「ああ、この通り」


(゚A゚)


(´・ω・`)「堕ちたよ」


(`・ω・´)「なるほど これで俺たちの野望に一歩近づいたというワケか……」


(´・ω・`)「そうだね、僕たちがこの国の頂点に君臨し……」


(´・ω・`)(新しい世の中を作ってみせる……!!)

6153:2013/09/22(日) 17:00:33 ID:.v5Wzt2EO
お題のつもりではなかったんだが創作のヒントになったならよしとしよう

62名も無きAAのようです:2013/09/22(日) 17:37:05 ID:GbH9vQTw0
>>61
あ、そうだったんですか

なんか恥ずかしいですwwww

63名も無きAAのようです:2013/09/23(月) 02:20:55 ID:0CPvTRpc0
ドンマイwww

お題 カンフーVS酔拳

64カンフーVS酔拳:2013/09/23(月) 11:12:36 ID:7zkPEvCs0
ここはとある山小屋……


そこにはかつて『拳聖』として世界にその名を轟かせていた1人の老人がひっそりと暮らしていた


/ ,' 3「さて、そろそろ昼餉をいただくとしようかの」


ドンドン!!


/ ,' 3「誰じゃ?」


ガチャッ!!


川 ゚ -゚)「失礼する」


川 ゚ -゚)「貴殿は『拳聖』アラマキ殿だな?」


/ ,' 3「はて……?」


/ ,' 3「わたしは見ての通り老い先の短いボケ老人ですが、あなたの人違いでは?」

65カンフーVS酔拳:2013/09/23(月) 11:15:25 ID:7zkPEvCs0
川 ゚ -゚)「ふっ、笑わせる!」


川 ゚ -゚)「ボケ老人は……」


川 ゚⊿゚)「そんな台詞など吐かないッ!!」


ズバババッ!!


素早い動作で繰り出された女の脚が老人の眼前に迫る……!!


/ ,' 3「……ひょっと」


そんな素早い攻撃を老人は軽い身のこなしでやり過ごした


/ ,' 3「うぃ〜、ひっく……」


川;゚ -゚)「なに?」


/ ,' 3「功夫の使い手か、素質としては申し分ない……」


/ ,' 3「じゃが……!」

66カンフーVS酔拳:2013/09/23(月) 11:18:52 ID:7zkPEvCs0
ヒュンッ!!


川;゚⊿゚)「!!」


女の首元に一瞬のうちにして老人の手刀が置かれた


/ ,' 3「まだまだ研磨が不十分のようじゃの?」


川;゚⊿゚)(速い……!!)


川;゚⊿゚)(この私が反応出来なかった、だと……!?)


/ ,' 3「この勝負」


/ ,' 3「お主の負けじゃ」


川;゚ -゚)「…………」


川;゚ -゚)「参り、ました……」

67カンフーVS酔拳:2013/09/23(月) 11:21:41 ID:7zkPEvCs0
/ ,' 3「適当に座りなさい」


川 ゚ -゚)「はい」


/ ,' 3「さて……」


/ ,' 3「単刀直入に聞くが、お主は何故ここまで参った?」


/ ,' 3「道場破りにしてはちと聞き分けが良すぎると思ったのでの」


川 ゚ -゚)「はい、実はあなたの噂を耳にして是非弟子入りしたいと思っておりました」


川;゚ -゚)「その、先ほどは試すような真似をして申し訳ありませんでした」


/ ,' 3「ふぉふぉふぉ、別に気にしてはおらんよ 久々にいい運動になったわい」


川;゚ -゚)「あ、ありがとうございます!」


/ ,' 3「じゃが、お主はまだ若い 今からそこまで焦る必要はあるのかね?」

68カンフーVS酔拳:2013/09/23(月) 11:24:11 ID:7zkPEvCs0
川 - )「…………」


/ ,' 3「このまま着実に修練を積めんで行けば将来は良いところまでいけるであろうに」


川 - )「理由が、あるんです」


川 - )「私には今すぐにでも実力をつけないといけない理由があるんです」


/ ,' 3「復讐か……?」


川 - )「いえ、ちょっと違います」


川 - )「使命、とでも言ったらいいのでしょうか?」


/ ,' 3「…………」

69カンフーVS酔拳:2013/09/23(月) 11:26:26 ID:7zkPEvCs0
川 ゚⊿゚)「修行から逃げ出した挙句、放蕩の限りを尽くしている兄を抹殺するように命じられたのです」


川#゚⊿゚)「兄は我が流派の面汚しなのです……!!」


川#゚⊿゚)「兄のせいで私や父上が今までどれほどの辱めを受けてきたことか……!!」


/ ,' 3「…………」


/ ,' 3(こやつ、親でも殺す勢いの眼をしておる……どうやら本気らしいの)


/ ,' 3「今日はもう寝なさい」


川 ゚⊿゚)「え?」


/ ,' 3「明日からは厳しい修行になる」


川 ゚⊿゚)「!!」


川 ゚⊿゚)「はいっ!!」

70名も無きAAのようです:2013/09/23(月) 15:22:39 ID:rxEwg1B20
ツンさんだらけや…

71名も無きAAのようです:2013/09/23(月) 16:54:21 ID:2zZo9Jpg0
>>70
ツンさんだらけなのは僕が中出し義母レ○プ氏に影響を受けた結果です

もし不快に思ったのならすまんこ

72名も無きAAのようです:2013/09/23(月) 18:05:09 ID:uDk94.6s0

お題つんの生活

73つんの生活:2013/09/23(月) 19:09:34 ID:2zZo9Jpg0
ξ゚―゚)ξ ……


(  ^ω^) ……


ξ゚⊿゚)ξ へいわですねー


(  ^ω^) そうだおねー


ξ゚―゚)ξ ……


(  ^ω^) ……


ξ゚―゚)ξ ぶーんさん


(  ^ω^) なんだおー?


ξ゚―゚)ξ ……


ξ゚⊿゚)ξ よんでみただけです


(  ^ω^) ……


(  ^ω^) そうなのかお?

74つんの生活:2013/09/23(月) 19:12:47 ID:2zZo9Jpg0
ξ゚―゚)ξ ……


(  ^ω^) ……


(  ^ω^) つんさん


ξ゚―゚)ξ はい?


(  ^ω^) ……


(  ^ω^) よんでみただけだお


ξ(゚、゚*ξ ……


ξ(゚、゚*ξ ぶーんさん、いじわるです

75つんの生活:2013/09/23(月) 19:15:24 ID:2zZo9Jpg0
(  ^ω^) ……


(  ^ω^) つんさん


ξ゚―゚)ξ はい?


(  ^ω^) ……


(  ^ω^) …ずっと、いっしょだお


ξ*゚―゚)ξ ……!


ξ*゚―゚)ξ はい!


( *^ω^) ……!


( *^ω^)おっおっ!



これはべつのせかいのおはなし

76名も無きAAのようです:2013/09/23(月) 19:19:57 ID:2zZo9Jpg0
いや〜、ほのぼのって難しいですね〜

僕には絶対に無理です

やっぱり中出し義母レ○プ氏は天才ですね!

あの人にしか出せない雰囲気というものがあります

ブーン系に早く帰って来て欲しいです

77吟遊詩人:2013/09/23(月) 19:44:43 ID:2zZo9Jpg0
ポロローン♪ポロローン♪


从 -∀从「ら〜ららら〜ら〜らら〜♪」

 _
( ゚∀゚)「おっ!吟遊詩人だ!」


(*゚⊿゚)?「ぎんゆうしじん……?」


(*゚―゚)「ってなに?」

 _
( ゚∀゚)「ああいうふうに竪琴を片手に歌を歌う人のことだよ」


(*゚―゚)「へ〜」

 _
( ゚∀゚)「まあ一言で言ってみると遊び人だな」


(*゚―゚)「そうなんだ」

78吟遊詩人:2013/09/23(月) 19:47:25 ID:2zZo9Jpg0
从;-∀从「ちょっと待て!ちょっと待て!」

 _
(;゚∀゚)「うおっ!びっくりしたぁ!」


从;-∀从「さっきから黙って聞いてると、キミは随分とひどいことを言ってくれるじゃないか」 


从 ゚∀从「小学校で人の嫌がることを言っちゃいけませんって習わなかったのかい?」 

 _
(;゚∀゚)「いやいや、今の時代にそんなものなんて存在しないから!……っていうか小学校ってなんだよ?」


从 ゚ー从「なるほど、通りで育ちの悪さが全身からにじみ出ているはずだ」

 _
(;゚∀゚)「あんたも人の悪口言ってんじゃん!」


从 ゚ー从「オウム返しは幼稚園児レベルだぞ?」

 _
(;゚∀゚)「なんだよ幼稚園って?」


(*゚―゚)(これって無限ループ……?)

79吟遊詩人:2013/09/23(月) 19:50:27 ID:2zZo9Jpg0
从 ゚ー从「第一にキミは吟遊詩人のイメージというものをまるで理解していない」


从 ゚∀从「世間一般では王宮貴族という認識なのだ ここ重要だからな、テストに出るぞ」

 _
(;゚∀゚)「そもそも世紀末に世間一般とかクソもねーだろ……ああ、もう!あんたには色々突っ込みどころが多すぎる!」

 _
(;゚∀゚)「ってか、あんたの服装見るからに貧相なんですけど」


从 -ー从「ふふっ、馬鹿だなキミは そういう設定に決まってるだろ?」


从 ゚ー从「こういうのは没落貴族というのが鉄則なのだよ」


从 ゚∀从「あ、ちなみに言っておくと、ボクはただの一般人だからな」

 _
(;゚∀゚)「オイ!鉄則なのに早速説得力なしですかよ……」

 
(*゚―゚)(会話、ついていけないよ……)

80吟遊詩人:2013/09/23(月) 19:54:36 ID:2zZo9Jpg0
从 ゚ー从「ところでキミたちはこれからどこへ向かうつもりだね?」

 _
( ゚∀゚)「とりあえず、南のサザングロスって街に向かうつもり」


从 ゚∀从「ちょうどいい!ボクもそこへ向かうつもりだったんだ」

 _
(;゚∀゚)「……は?」


从 ゚∀从「あそこは荒くれ者が多いと噂に聞いている ボディーガードの1人か2人欲しいと思ってたんだ」

 _
(;゚∀゚)「あの〜、勝手に話進めてるとこ悪いんですが、あんたが俺たちに同行する……と?」

81吟遊詩人:2013/09/23(月) 19:57:11 ID:2zZo9Jpg0
从 -ー从「ふっ、旅は道連れ世は情けという言葉がある」

 _
(;゚∀゚)「いやいや、いくらなんでも無茶だよ!なあ、しぃ?」


(*゚⊿゚)「しぃ、いいと思うよ いっぱいお話できるほうが面白そう」

 _
(;゚∀゚)「ま、マジかよ……」


从 ^ー从⊃「しぃくんと言ったかな?きみは素直でいい子だね〜 どっかの分からず屋にも見習ってほしいよ」


なでなで……


(*//⊿/)「や、やめて!は、はずかしいよ!」

82吟遊詩人:2013/09/23(月) 20:00:35 ID:2zZo9Jpg0
从 ゚ー从「というわけで、ボクの名前はハインリッヒです どうぞよろしく!」


(*゚⊿゚)「よろしく!」

 _
(;゚∀゚)「よろしく……」


从 ゚ー从「ん〜、それじゃあ、そこの仏頂面のキミはなんて呼べばいいかな?」

 _
(;゚∀゚)!「あ!」

 _
(;゚∀゚)(そういえば俺は自分の名前を忘れているんだった……)

 _
(;゚∀゚)「えーと……」

 _
(;゚∀゚)(名無しだから、ゴンベエでいっか)

83吟遊詩人:2013/09/23(月) 20:04:21 ID:2zZo9Jpg0
 _
( ゚∀゚)「ゴンベエと呼んでくれおっぱい」


从 ゚∀从「ゴンベエくん、か……それにしても変な名前だな」


从;-∀从「というか語尾に、お、おっぱい……ってつけるのはどう考えてもセクハラ発言じゃないかな?」

 _
( ゚∀゚)「は?男同士なら関係ないだろ?」


从#-∀从「ボクは……女だ!」

 _
(;゚∀゚)「えっ!!マジで?全然見えない!」


从#^∀从「」


从#^∀从「し・ね……!」




(*゚⊿゚)(せくはらってどういう意味だろ……?)

84名も無きAAのようです:2013/09/23(月) 20:07:08 ID:2zZo9Jpg0
今日の投下は終わりです

おやすみおっぱい

85名も無きAAのようです:2013/09/23(月) 20:39:39 ID:ntFPlPHUO
乙ぱい

お題
チロルチョコ

86チロルチョコ:2013/09/24(火) 10:59:23 ID:ecvRYfpQ0
(*゚⊿゚)「……ちろるちょこ?」

 _
( ゚∀゚)「そう、俺からのちょっとしたプレゼントってやつだ」

 _
( ゚∀゚)「いっぱい買ってきたからな!遠慮しなくていいぞ〜」


从 ゚∀从「ボクももらっていいかな?」

 _
( ゚∀゚)「まあ、みんなで食った方が旨いからな」


从 ゚ー从「じゃあ、このコーヒーヌガーをいただこうかな?」

 _
( ゚ー゚)「いいね〜!定番中の定番ってやつか」

 _
( ゚∀゚)「しぃは?」


(*゚⊿゚)「……きなこもち」

 _
( ゚∀゚)「おっ!しぃがそう来るなら俺は……」

 _
( ゚∀゚)○「黒蜜仕立てクリームあんみつ、いっちゃうぞ〜!」

87チロルチョコ:2013/09/24(火) 11:04:03 ID:ecvRYfpQ0
(*゚―゚) ドキドキ!

 _
( ゚∀゚)「それじゃあ……」

 _
(*゚∀゚)o彡「「「いただきまーーーす(おっぱい)!!!」」」(*゚⊿゚) 从*゚∀从


从*゚ー从 モグモグ


从*゚ー从「ん〜〜〜〜〜!!」


从*゚ー从「このほどよいビター感がたまらないね!」


(*゚―゚) モグモグ


(*゚―゚)「!!」


(*^⊿^)「……おいし〜〜〜い!!」

 _
(*゚∀゚)「!!」

 _
(*゚∀゚)(しぃが笑ってくれた……!!)

88チロルチョコ:2013/09/24(火) 11:08:52 ID:ecvRYfpQ0
(*゚⊿゚)?「おじさん食べないの?」

 _
(*゚∀゚)「!!」

 _
(*゚∀゚)「なんでもないおっぱい!」

 _
(*゚∀゚) モグモグ

 _
(*゚∀゚)「!!」

 _
(*゚∀゚)o彡「もちもちおっぱいいいいぃぃぃぃいいいいッ!!!!」



(*^ー^)「もっちもっちもっちもっち♪」

 _
(*゚∀゚)「もっちもっちもっちもっち♪」


(*^ー^)「もっちもっちもっちもっち♪」

 _
(*゚∀゚)「もっちもっちもっちもっち♪」

                    _
(*^⊿^)「「もっちもっちもっちもっち♪」」(*゚∀゚)o彡




从;゚ー从(なんだかこっちまで洗脳されてしまいそうだよ……)

89名も無きAAのようです:2013/09/24(火) 11:48:38 ID:ecvRYfpQ0
9月30日からチロルチョコ〈きなこもち黒みつ仕立て〉が新発売!

みんなも食べてみてね!

※ステマじゃないお

90名も無きAAのようです:2013/09/24(火) 20:21:27 ID:JpjGEI0M0
お題 >>59にちんこが反応してしまったけど、私はノーマルです

91名も無きAAのようです:2013/09/24(火) 20:56:18 ID:/cMjku7Y0
>>90
(´・ω・`)「感じていただけたようで何よりです」


(´・ω・`)「ドクオ、お客様にご奉仕して差し上げなさい」


(゚A゚)「ふぁい、ごしゅじんしゃま」


(゚A゚)「しつれいします」


(゚A゚) チュパ ピチャ ペロペロ ジュルルルルルルルルッ…!!


(゚A゚)「どうれすか?きもちいいれすか?」



普通に目の毒ですね、ごめんなさい

92名も無きAAのようです:2013/09/24(火) 21:26:03 ID:4in8m3us0
お題 オーストラリア大陸のブチギレ警官

93オーストラリア大陸のブチギレ警官:2013/09/24(火) 23:00:32 ID:/cMjku7Y0
世紀末、全世界は動乱に揺れていた


ぷるるるるるるるるっ!


がちゃっ!


( ゚Д゚)「もしもし、こちらは警察です」


『おちんちんびろーんwwwwww』


(#゚Д゚)o彡「くだらんことでかけてくるなゴルァッ!!」


ガチャッ!!


しかし、オーストラリア大陸だけは今日も平和だった……

94オーストラリア大陸のブチギレ警官:2013/09/24(火) 23:08:02 ID:/cMjku7Y0
ぷるるるるるるるるっ!


がちゃっ!


(#゚Д゚)「しつこいぞゴルアアアアァァァァアアアッ!!!!」


『ギコ警部……どうしたのかね?』


( ゚Д゚)「」


(;゚Д゚)「しししし失礼しましたゴルアッ!!」


『……まず君は落ち着きたまえ 話はそれからだ』


(;゚Д゚)「は、はい」

95オーストラリア大陸のブチギレ警官:2013/09/24(火) 23:16:55 ID:/cMjku7Y0
( ゚Д゚)「野盗が現れたと?」


( ゚Д゚)「このオーストラリア大陸に?」


『そうだ、どうやら彼らはモナール帝国の方からはるばるとやって来た連中らしい』


『大方、国内の勢力争いに敗れてこちらへ逃れてきたのだろう』


( ゚Д゚)「なるほど!ここでなら周りを気にせずに好き放題暴れることが出来ると」


『もの分かりが速くて助かるよ 君には彼らのリーダーを討ち取って欲しい』


『所詮は烏合の衆だ 首領を失えば散り散りになるだろう』


( ゚Д゚)「…………」


( ゚Д゚)「わかりました、やってみます」


( ゚Д゚)「いえ……私に、やらせてください!!」

96オーストラリア大陸のブチギレ警官:2013/09/24(火) 23:28:03 ID:/cMjku7Y0
『ありがとう、その言葉が聞けて嬉しいよ……!』


『では、検討を祈っているぞ ギコ警部』


がちゃっ!


(#゚Д゚)「…………」ギリッ!!


(#゚Д゚)「この大陸の平和と秩序を乱す輩は誰一人として許せんゴルァ……!」


(#゚Д゚)「首を洗って待っていろゴルァ!!」

97オーストラリア大陸のブチギレ警官:2013/09/24(火) 23:37:10 ID:/cMjku7Y0
ここは、野盗のアジト……


(・∀ ・)「ふぇふぇふぇふぇ、こんなに美女がたんまり手に入るなんてな、予想外だったぜ」


ζ(;ー;*ζ ('、`;川 lw´- _-ノv<コメタベタイ…


(・ー ・)「さーてっとぉ……」レロリ…!


ζ(;ー;*ζ「ひぃ!」ビク!


(*・∀ ・)「そこの可愛いお嬢ちゃんから頂こうかなぁ」レロリン…!


ζ(;ー;*ζ「だれ…かぁ…!!」ビクビク!!


ζ(;△;*ζ「助けてええええぇぇぇぇえええッ!!」

98オーストラリア大陸のブチギレ警官:2013/09/24(火) 23:45:20 ID:/cMjku7Y0
バキューーーーーン!!


そんな時だった アジトの中に1つの銃声が響き渡った


( ; ー )「」


ユラリ……ドタッ……!!


そして、気が付けば一人の手下の額には風穴が空いていた


(;・∀ ・)「な、なんだ!!なにが起こったんだ!!」




( ゚Д゚)⊃┏━〜 シュー……


( ゚Д゚)⊃◎ クルクル……


( ゚Д゚) カシャッ!


( ゚Д゚)「ギコ警部、参上ッ!!」

99オーストラリア大陸のブチギレ警官:2013/09/24(火) 23:52:25 ID:/cMjku7Y0
(;・∀ ・)「て、てめぇらやっちまえええぇぇぇええ!!」



( ´ー`)⊃┏━ ( ´ー`)⊃┏━ ( ´ー`)⊃┏━ ( ´ー`)⊃┏━ ( ´ー`)⊃┏━



(;・∀ ・)「ふぇふぇふぇ、取り囲んじまえばこっちのもんよ!!」


( ゚Д゚)「それはどうかな?」


(;・∀ ・)「……なに?」


(#゚Д゚)「うおおおおぉぉぉぉおおおおッ!!」


ダララララララララッ!!


ギコは体を回転させながら連続で射撃を行った……!!

100オーストラリア大陸のブチギレ警官:2013/09/25(水) 00:00:49 ID:lYgpN7BI0
( ; ー )「ちにゃっ!」


( ; ー )「あべしっ!」


( ; ー )「ひでぶっ!」


( ; ー )「うぼぁ!」


( ; ー )「ぺがふっ!」


ドササササッ……!


('、`;川「すごいわ、あの人!回転撃ちでしかも狙いが全て正確なんて……相当の実力の持ち主よ!」


lw´- _-ノv<コメクイタイ…


ζ(゚△゚*ζ「か……」


ζ(/△//*ζ「かっこいい……」

101オーストラリア大陸のブチギレ警官:2013/09/25(水) 00:08:40 ID:lYgpN7BI0
(;・∀ ・)「」ゴクリ…!!


( ゚Д゚)⊃┏━〜 シュー……


( ゚Д゚)⊃┏━「さて……」


( ゚Д゚)⊃┏━「残るはてめぇだけだゴルァ……」


(#゚Д゚)⊃┏━「抜けッ!!」


(;・∀ ・)「…………」


(;・∀ ・)⊃┏━ チャッ…!


( ゚Д゚)⊃┏━「5歩歩いたあとに振り返りざまに撃ちあう」


( ゚Д゚)⊃┏━「……それでいいな?」


(;・∀ ・)⊃┏━「か、勝手にしろっ!」

102オーストラリア大陸のブチギレ警官:2013/09/25(水) 00:13:19 ID:lYgpN7BI0
( ゚Д゚)⊃┏━「よし、始めるぞ」


( ゚Д゚)⊃┏━「5」


('、`;川 ゴク…!


(;・∀ ・)⊃┏━「4」


lw´- _-ノv<コメェ…


( ゚Д゚)⊃┏━「3」


ζ(゚△゚;ζ ドキドキ…!


(;・ー ・)⊃┏━ ニヤァ!


(;・∀ ・)⊃┏━「ふぇふぇふぇふぇ!!」


(;・∀ ・)⊃┏━「どんな汚い手を使おうが最終的に勝ちゃいいんだよおおぉぉぉおおおッ!!!!」


ζ(゚△゚;ζ「だめえええぇぇぇええええッ!!」


バキュウウウウウウンッ!!

103オーストラリア大陸のブチギレ警官:2013/09/25(水) 00:20:26 ID:lYgpN7BI0
(;・∀ ・)⊃┏━「ふぇふぇふぇふぇふぇ……!」


( Д )⊃┏━「…………」



( Д )⊃┏━「You are about to die.(お前はもう死んでいる)」



(; ∀ )⊃┏━「…………」


(; ∀ )⊃┏━「ふ、ぇ……」



ドサッ……!!



( ゚Д゚)⊃┏━〜 シュー……


( ゚Д゚)⊃◎ クルクル……


( ゚Д゚) カシャッ!

104オーストラリア大陸のブチギレ警官:2013/09/25(水) 00:27:34 ID:lYgpN7BI0
ぷるるるるるるるるるるっ!


がちゃっ!


爪'ー`)y-「もしもし、フォックス長官だ」


『もしもし、こちらギコ警部です』


爪'ー`)y-「君がこちらにかけてきたということは……どうやら、例の件は上手く行ったようだね」


『はい、あともう1つ伝えたいことが……』


爪'ー`)y-「伝えたいこと……?」


『今回の件は無事何事も無く終わったのですが、次に同じような輩がいつ来るか分かったもんじゃありません』


『まだ真の秩序を手に入れたとは言い難いのです……ですから……』

105オーストラリア大陸のブチギレ警官:2013/09/25(水) 00:34:56 ID:lYgpN7BI0
爪'ー`)y-「わかった、許可しよう!」


『え?』


爪'ー`)y-「つまり、君はモナール帝国に行きたいのだろう?」


『は、はい!そうです』


爪'ー`)y-「よろしい、手続きは早急にこちらで済ませよう』


『あ、あの〜』


爪'ー`)y-「なんだね?」


『……私の言いたいこと、よく分かりましたね?』


爪'ー`)y-「ははっ、馬鹿を言え!」


爪'ー`)y-「君はいちいち馬鹿正直すぎるんだよ」


爪'ー`)y-「……まあ、それが君の魅力なのだがね」

106オーストラリア大陸のブチギレ警官:2013/09/25(水) 00:42:21 ID:lYgpN7BI0
がちゃっ!


( ゚Д゚)「さて、今のうちに荷物だけでもまとめておくか!」


「あ、あの〜」


( ゚Д゚)「ん、どうしました?」


ζ(゚ー゚*ζ「さっきはどうもありがとうございました!」


( ゚Д゚)「ああ、キミはたしか……」


ζ(゚ー゚*ζ「デレ、といいます」


ζ(゚ー;*ζ「私、あなたがいなかったら今頃どうなっていたか……」


ζ(;ー;*ζ「うっ…ううぅぅうう…ひぐ……!」

107オーストラリア大陸のブチギレ警官:2013/09/25(水) 00:49:37 ID:lYgpN7BI0
(;゚Д゚)(女の子に泣かれるのは苦手だゴルァ……)


( ゚Д゚)(だが、こんな俺でもこうして彼女の運命も変えることが出来たんだ!)


ζ(;ー;*ζ


( ゚Д゚)(俺はこれからも出来るだけ多くの人間を守って行きたい)


( ゚Д゚)(それが俺の夢であり生きがいでもあるのだから……)


これからも弱きもの味方であり続ける


目の前の少女にギコはそう誓った


たとえ、強大な悪が立ちはだかったとしても闘え、ギコ!!


そして、負けるな、ギコ!!


善良な市民はお前の助けを求めている!!

108名も無きAAのようです:2013/09/25(水) 00:51:47 ID:lYgpN7BI0
長かったですが、これで投下終わりです

おやすみおっぱい

109名も無きAAのようです:2013/09/25(水) 01:11:51 ID:peGrzy4c0
自分のお題が採用されると嬉しいな
ってか俺も最初の方でお題じゃないやつ採用してもらっててワロタ

お題 世紀末アイドル

110世紀末アイドル:2013/09/25(水) 09:52:01 ID:kF3GwsHo0
世紀末、人々の生活が圧迫され、民衆の娯楽に対する関心はどんどん低下していった


それは芸能界も例外ではない


いわゆる『アイドル暗黒時代』の始まりである……



ミセ*゚⊿゚)リ「だ〜か〜ら〜♪」


ミセ*゚⊿゚)リ「きょーよーりあーすよーりあーいがほーしいー♪」


ミセ*゚⊿゚)リ「ゆーめよーりあーいすーるきーみがほーしいー♪」


ミセ*゚⊿゚)リ「すべてが〜♪」



ミセ*>ー゚)リ「いぇ〜い、みんなロックしてるか〜い!?かもんべいべー!!のるしかない、このビッグウェーブに!!」



シーン……



ミセ;゚ー゚)リ「あれ?だれもいない……」

111世紀末アイドル:2013/09/25(水) 10:00:42 ID:kF3GwsHo0
(-、-;トソン「はぁ……」


(゚、゚トソン「もう、諦めなさい」


(゚、゚トソン「恐らく、あなたには人を引き付ける才能がないんでしょう」


ミセ*゚⊿゚)リ「え〜、トソンさん、ひどいよ〜!一応はミセリのプロデューサーさんなんでしょ〜?」


(-、-;トソン「私は上司から仕事を押し付けられただけです……」


ミセ#゚⊿゚)リ「ひっど〜い!!ミセリ、激おこぷんぷん丸だよ?」


(-、-;トソン「それ何世代前の流行語ですか?どうでもいいことだけは本当によく知ってますね……」


ミセ*゚⊿゚)リ「……ふんだ!今はミセリにツキが回ってこないだけだもん!」


(-、-;トソン「はいはい、わかりましたよ……一体いつになったら回ってくるのやら」


ミセ#゚⊿゚)リ「トソンさんってホント意地悪だよね〜!!」

112世紀末アイドル:2013/09/25(水) 10:08:34 ID:kF3GwsHo0
(゚、゚トソン「悔しいと思っているのなら大物になって好きなだけ私を見下してください」


(゚、-トソン「……まあ、ミセリさんには到底無理でしょうけど」


ミセ#゚皿゚)リ「がるるるるるるッ!!」


(゚、゚トソン(ご覧ください、こちらに見えますのが現役アイドルの素顔です)


(゚、゚トソン(皆さんにはガラの悪い土佐犬にしか見えないと思います)


(-、-トソン(まさに負け犬の遠吠えですね……)


ミセ#゚□゚)リ「がおおおおおおおッ!!」


がぶっ!


ミセリの かみつく こうげき!!


��(゚、-;トソン「いたっ!躾がなっていませんね、この駄犬は」


こうかは いまひとつのようだ

113世紀末アイドル:2013/09/25(水) 10:15:39 ID:kF3GwsHo0
(゚、゚トソン「とりあえず今日も仕事をもらってきましたから頑張って消化してくださいね」


ミセ;゚ー゚)リ「今日こそは、まともな仕事なんだよね……?」


(゚、゚トソン「ええ、今日は着ぐるみを着て歌ってもらいます」


ミセ*゚ー゚)リ「」


ミセ;゚⊿゚)リ「……は!?」


(゚、-トソン「何度も言わせないでくださいね?ですから、着ぐるみを着t……


ミセ;゚⊿゚)リ「ちょい待ち!ちょい待ち!!」


ミセ;゚⊿゚)リ「ミセリってアイドルなんだよね?」


(-、-トソン「当たり前でしょう?あなたはそんなことも分からないのですか?」


ミセ;゚ー゚)リ「いちいち気に障る奴だな、オイ!」

114世紀末アイドル:2013/09/25(水) 10:25:16 ID:kF3GwsHo0
ミセ;゚⊿゚)リ「まあ、それは置いておくとして……」


ミセ;゚⊿゚)リ「着ぐるみを着るなんて、特撮物の撮影じゃないんだからさ〜」


ミセ;゚ー゚)リ「もうちょっと選択肢はあったんじゃないかな〜?……なんて」


(-、-;トソン「生憎、この仕事しか募集してませんでした……」


ミセ;゚⊿゚)リ「うそ〜ん!」


(-、-;トソン「嘘じゃありません、自分を客観的に見つめなおしなさい!あなたの知名度は全然なんですからそれが当たり前です」


(゚、゚トソン「それに一流の人は自分の仕事に貴賤はつけたりしません」


(゚、゚トソン「そして、どんな大物であろうと下積み時代というものは必ず存在します」

115世紀末アイドル:2013/09/25(水) 10:32:59 ID:kF3GwsHo0
(゚、-トソン「この程度のことで音を上げているようでは、あなたはそれまでの存在だったということです」


ミセ#゚皿゚)リ「うぐぐぐぐぐぐぐ!!」ギリギリ…!!


(-、-トソン「悔しかったら自分の手で大きな仕事の1つや2つぶんどってみなさい」


ミセ;゚ー゚)リ「…………」


ミセ;゚⊿゚)リ「はあ……」


ミセ;゚ー゚)リ「腹立たしいけど、言ってることはいつも正論なんだよねぇ……」


ミセ*゚ー゚)リ(トソンさんは絶対に中途半端なことは口にしないからね)


(゚、-トソン「おや、今日はやけに聞き分けがいいじゃないですか なんだか気味が悪いですねぇ?」


ミセ#゚ー^)リ(口の悪さはご愛嬌と言ったところ、かな……?)ビキビキ…!!

116世紀末アイドル:2013/09/25(水) 10:40:58 ID:kF3GwsHo0
▼・ェ・▼⊂(゚、゚トソン「これが着ぐるみのワンちゃんです」


ミセ*゚⊿゚)リ「へ〜、思ってたよりずっとかわいい!」


▼・ェ・▼⊂(゚、-トソン「負け犬のミセリさんにはぴったりでしょう?」


ミセ#゚皿゚)リ「ガッデム!!あんたはいつも一言多いんだよッ!!」


▼・ェ・▼⊂(-、-トソン「なんと下品な……あなたにはアイドルとしての自覚があるのですか?」


ミセ#゚ー^)リ「ねぇ、これってミセリが悪いの?ねぇ、なんかおかしくない?」


(;´・_ゝ・`)「すみませーん!仲良くケンカするのは結構なんですけど、早く着替えてもらえませんかね?」


ミセ;゚⊿゚)リ「す、すみませーーーーんッ!!」


(-、-トソン「ふう、やれやれです……」


ミセ;゚ー゚)リ(ミセリたちって、仲……良いか?)

117世紀末アイドル:2013/09/25(水) 10:46:40 ID:kF3GwsHo0
▼・ェ・▼ スポッ!


▼・ェ・▼「がおがお〜!!悪い子は食べちゃうぞ〜〜〜〜!?」


*( ; ;)*「うわ〜〜〜〜〜〜ん!!」


(-、-;トソン「はあ……」


(゚、-;トソン「馬鹿なんですか?あなたは」


▼・ェ・▼「ご、ごめんなさい……」シュン……


(゚、-;トソン「はいはい、早くステージに上がってください」


▼・ェ・▼「ぎゃおおおおお!!ぎゃおおおおおおおッ!!」ドタドタドタ!!


(;`・ω・´)「うおっ!こんなところに化け物がッ!!」


(-、-;トソン「駄目だこいつ・・・早くなんとかしないと・・・」



( <●><●>)「…………」

118世紀末アイドル:2013/09/25(水) 10:55:58 ID:kF3GwsHo0
▼・ェ・▼「ひとりじゃない〜♪」


▼・ェ・▼「きみ〜が〜ゆめ〜に〜かわってゆく〜♪」


(`・ω・´)「あれ、思ったより上手いじゃないか!下手糞だったら思いっきり罵倒してやろうと思ったのに」


ミ ゚ー^彡「スウィートなテイストだね!」


*(‘‘)*「すご〜い!ワンちゃんってお歌上手〜〜〜!」



( <●><●>)「ほう、荒削りなところもあるがこれはなかなか……」


(゚、゚;トソン「!!」


(゚、゚;トソン(この人が、どうしてこんなところに……!?)

119世紀末アイドル:2013/09/25(水) 11:03:26 ID:kF3GwsHo0
▼・ェ・▼「ぎゃおおおおおおッ!!みんなありがとうだワン!!」


ミ ゚ー^彡「ブラボーーー!!」


(`・ω・´)「ファンになっちゃおうかな……」ボソ


*( ^ ^)*「きゃははは!おもしろ〜〜〜い!!」



こうして、大歓声の中でステージは幕を下ろした……


( <●><●>)「彼女には才能がある、そうは思いませんか?」


( <●><●>)「だから、これまであなたも彼女のプロデューサーを続けてきたのでしょう?」


(゚、゚;トソン「…………」

120世紀末アイドル:2013/09/25(水) 11:10:03 ID:kF3GwsHo0
(*´・_ゝ・`)「いや〜、キミすごいね〜〜〜!!」


(*´・_ゝ・`)「最初は不安しか無かったけど、まさかこんなに盛り上がるなんてね!」


ミセ*^ー^)リ「ありがとうございますッ!!」


(*´・_ゝ・`)「また何か縁があったら是非よろしく頼むよ!」


ミセ*^ー^)リ「!!」


ミセ*^ー^)リ「こちらこそッ!!」

121世紀末アイドル:2013/09/25(水) 11:18:44 ID:kF3GwsHo0
がちゃっ!


(゚、゚トソン「今日はよく頑張りましたね」


ミセ*゚ー^)リ「ふっふっふ、どうだぁ!トソンさんもこれで少しはミセリのことを見直しただろ〜〜〜!!」


(-、-トソン「ええそうですね……あなたは本当によくやってくれました」


ミセ;゚ー^)リ「あれ……?」


( 、 トソン「もう私からは何も言うことはありません」


( 、 トソン「それでは!私は用事があるのでこれで」


ミセ;゚⊿゚)リ「えっ、ちょっと!」


ガチャッ!バタン……!


ミセ;゚ー゚)リ(今日のトソンさんはやけに張り合いがないなぁ……なんか、らしくないというか……)

122世紀末アイドル:2013/09/25(水) 11:24:59 ID:kF3GwsHo0
こんこん……!


ミセ*゚⊿゚)リ「はい?」


がちゃっ!


( <●><●>)「初めまして、ミセリさん」


ミセ;゚⊿゚)リ「ど、どうも!」


ミセ;゚⊿゚)リ「それで、あなたのお名前は……?」


��( <●><●>)「おっと、自己紹介が遅れました」


( <●><●>)⊃□「私はこれでもこの業界では有名どころなのですが……」


そう言って男は名刺を差し出してきた


ミセ;゚⊿゚)リ「えっと、ワカッテ、マスさん……?」


ミセ;゚⊿゚)リ「え?」


ミセ;゚⊿゚)リ「ええええぇぇぇぇえええええッ!!!!」

123世紀末アイドル:2013/09/25(水) 11:33:08 ID:kF3GwsHo0
ミセ;゚⊿゚)リ「あのローリング娘や、したらば48を輩出したあのワカッテマスさんッ!?」


( <●><●>)「そうです、あなたには大きくなれる才能があります」


( <●><●>)「こんなところで腐らせておくには勿体ない逸材なのですよ」


ミセ*゚―゚)リ「…………」



ミセ*゚―゚)リ(こんな、ところ……)



( <●><●>)「まあ、今は色々と頭がごっちゃになっていることでしょう」


( <●><●>)「色よいお返事を期待してますよ、次世代のアイドルさん」


ガチャッ!バタン……!

124世紀末アイドル:2013/09/25(水) 11:39:47 ID:kF3GwsHo0
ミセ*゚―゚)リ(次世代のアイドル、かぁ……)


ミセ*゚―゚)リ「昔からずっと夢見てきたことなのにね……」


こんなもののためにミセリは今まで頑張ってきたのかな……?


ミセ* ― )リ「わから、ないよ……」



( 、 トソン



あの時のトソンさん、もしかして泣いてたのかな……?



……だとしたら



ミセ* ― )リ「……行かなくちゃ!」


気が付けばミセリは駆け出していた

125世紀末アイドル:2013/09/25(水) 11:47:37 ID:kF3GwsHo0
( 、 トソン「はあ……」


雛が親鳥の元を離れる心境ってこういうことを言うのだろうか?


( 、 トソン「いつかはこうなる日が来るってわかってたはずなのに……」



なんで……



(;、;トソン「なんで、こんなに涙が出てくるんですか……!」



そんな時だった



<とそーーーーーーーーんッ!!

126世紀末アイドル:2013/09/25(水) 11:53:07 ID:kF3GwsHo0
(;、;トソン「!!」


ミセ; ― )リ「やっと、見つ、けた……!」


肩で息をしているミセリが立っていた


そこにはアイドルとしての彼女はひとかけらも存在していなかった


ミセ; ― )リ「街中探したんだよ?携帯も全然つながらないし……」


(;、;トソン「みせ、り……?どうしてここに……」



ミセ; ― )リ「ミセリ、ね……馬鹿なんだよ」



ミセ; ― )リ「トソンがいないとなんにも出来ない大馬鹿なんだよ」

127世紀末アイドル:2013/09/25(水) 11:57:43 ID:kF3GwsHo0
(;、;トソン「はい?」


ミセ* ― )リ「ホントはね、ミセリはアイドルになりたいワケじゃなかったんだよ」


ミセ* ― )リ「そうなんだって今気づいた……」


(;、;トソン「みせ、り、あなた、何をいって……!」



ミセ* ― )リ「ミセリ、ね……」



ミセ*;―;)リ「きっと、トソンと一緒に同じ夢を追いかけるのが、本当の夢なんだよ……!」



ミセ*;―;)リ「トソンと、一緒じゃなきゃダメ、なんだよ……!」


ミセ*;⊿;)リ「ミセリにとってのプロデューサーは、トソンだけ、なんだよ……!!」


(;、;トソン「みせ、り……」

128世紀末アイドル:2013/09/25(水) 12:00:32 ID:kF3GwsHo0
ミセ*;―;)リ「トソンがミセリに対していつも厳しかったのは、ミセリを思ってのことだって……!」


ミセ*;⊿;)リ「愛情の裏返しなんだって……!ミセリ、ちゃんと分かってたよ……?」


ミセ*;―;)リ「すごく不器用だけど、トソンはミセリの知っている中では誰よりも優しい人なんだよ……」



ミセ*;⊿;)リ「ミセリの1番の親友、なんだよ……?」



(;、;トソン「みせ、り……」


(;ー;トソン「ほんとうに、ばかですね……あなたは」


(;ー;トソン「せっかく回ってきたツキを自ら手放してどうするんですか?」


ミセ*;―;)リ「えへへ……」


ミセ*;―;)リ「この馬鹿の面倒を見れるのはこれから先もずっとトソンただ1人だけなんだから……」



ミセ*;―;)リ「これからも、よろしくね……?」

129世紀末アイドル:2013/09/25(水) 12:03:10 ID:kF3GwsHo0
(;ー;トソン「ええ、言われなくても分かってますよ……」


(;ー;トソン「あなたは今世紀最大級の大馬鹿、なんですから……」


(;ー;トソン「ほんと、手がかかりますね……!」


(;ー;トソン「しょうがないから私が責任を持って一生面倒を見てあげますよ」


ミセ*;―;)リ「トソン……!!」


ぎゅっ……!!


(;ー;トソン「!!」


ミセ*;―;)リ「大好き、だよ……?」

130世紀末アイドル:2013/09/25(水) 12:06:15 ID:kF3GwsHo0
(;ー;トソン「ふふっ……」


(;ー;トソン「一度しか言いませんから、よく聞いておいてくださいね……?」


(;ー;トソン「私も……」


(;ー;トソン「私もミセリのことが大好き、ですよ……?」



一度は離れかけたかと思えた彼女たちの絆の糸はその大切さを知ったおかげで以前にも増してより強固なものになった


これからは2人で共に同じ夢を追い続ける……!


こと世紀末の世の中においては、空気の読めない、そして等身大の夢だった


だが、そんな無謀な彼女たちだからこそ……これからも多くの人々に夢を与え続けていく存在になることができる


なぜならかつての彼女たちも、そんな等身大のアイドルたちから夢を与えてもらったのだから……

131名も無きAAのようです:2013/09/25(水) 12:20:52 ID:kF3GwsHo0
ちょっと長かったですけど、これで世紀末アイドルの投下終わりです


夢というテーマは人間にとって永遠の命題ですね


え、ちょっと言ってることがよくわかんない?


はい、実は僕自身もあんまりわかってないです


…というワケで、引き続きお題も募集してます!

132名も無きAAのようです:2013/09/25(水) 14:01:30 ID:qfDeTP5g0
明るい世紀末だね

お題:神拳勝舞

133名も無きAAのようです:2013/09/25(水) 14:23:37 ID:kF3GwsHo0
>>132
まず、彼女たちにはちょっとだけ夢を見せてあげたかったというのが本音です

それが成功するか失敗するかどうかはひとまず脇に置いておくとして……

でも、言われてみれば確かにご都合主義なんですよね

…まあ、これはそういう話なんだと割り切ってください


あと、お題ありがとうございました!

134神拳勝舞:2013/09/25(水) 16:33:06 ID:HDTYRBLs0
 _
( ゚∀゚)「ここがサザングロスか」


ここは南の街、サザングロス……


かつては商業都市として発展していたこの街も今ではその面影も残ってはいない


<ヽ`∀´> (ΘωΘ)  |^o^| ゾロゾロ……


現在ではこのようなならず者たちが屯する無法地帯と化してしまっていた……

 _
(;゚∀゚)「見るからにガラの悪そうな連中がいるぜ」


从 ゚―从「まあ、十分に注意することだね」


(;*゚―゚)「」ガタガタ…!


从 ゚―从「しぃくん、気持ちは分かるが何もそんなに怯えることはないだろ?」


(;*゚⊿゚)「だ、だって……」

135神拳勝舞:2013/09/25(水) 16:36:13 ID:HDTYRBLs0
(ν・ω・)ν ジー


(;*゚⊿゚)「あの人、こっちをずっと見てる……!」


从 ゚ー从「大丈夫だ、もしなにかがあったとしてもゴンベエくんが必ず守ってくれる!」

 _
(;゚∀゚)「お、おう!任せとけ!」


(*゚―゚)「うん!」

 _
(;゚∀゚)(本当は自信なんてないんですけどねー……)

 _
(;゚∀゚)(まあ、やれるだけのことはやってみよう!)

136神拳勝舞:2013/09/25(水) 16:40:57 ID:HDTYRBLs0
(ν・ω・)ν「お前……!」ニュッ!

  _
��(;゚∀゚)「うおっ!」 ビクッ!


(ν・ω・)ν「わたしを知っているか……?」

 _
(;゚∀゚)「は?し、知らないです」


(ν ω )ν「そうか……なら、教えてやろう!」


(ν・ω・)ν「わたしの名前は、ほわっちょ相田!最強を目指す男だ!」


(ν・ω・)ν「ジョルジュ長岡!貴様を殺して、わたしは最強の称号へと一歩近づいてみせる!!」


ギュンッ!!


次の瞬間、男の拳がジョルジュのみぞおちにめり込んだ……!!

137神拳勝舞:2013/09/25(水) 16:43:51 ID:HDTYRBLs0
 _
(; ∀゚)「あ、ぐぅ!!」メキメキ…!!


体の中で軋むような嫌な音がしている


もしかすると、骨の何本かは折れてしまったのかもしれない……


从;゚∀从「!!」


(;*゚⊿゚)「お、おじさんッ!!」


<ヽ`∀´>「ニダニダニダ!!もっとやれニダー!!」


(ΘωΘ) 「ぶひゃひゃひゃひゃッ!!ぶっ殺せー!!」


|^o^|「しね しね しね しね」

138神拳勝舞:2013/09/25(水) 16:46:13 ID:HDTYRBLs0
(ν・ω・)ν「どうした、お前の実力はそんなものなのか?」


ドスッ……!!

 _
(; ∀゚)「う、がぁ!」


重い一撃がジョルジュの腹部に突き刺さる……!!


(ν・ω・)ν「もうちょっと手ごたえがあると思ったんだが……」


(ν#・ω・)ν「なあッ!?」


そして、今度は顎に目がけて渾身の蹴りを放った……!!


バキャッ!!

 _
(; ∀ )「」


ドサッ……!!


抵抗することも敵わず、ジョルジュはその場に倒れ伏した……

139神拳勝舞:2013/09/25(水) 16:49:41 ID:HDTYRBLs0
(ν・ω・)ν「つまらん、実につまらんなぁ!結局何の抵抗も無しか……」


(ν・ω・)ν「いいだろう、ならば次で最後だ!」


(ν・ω・)ν「我が奥義、かまきり拳法でとどめをさしてやる!!」


(ν ω )ν「ふおおおおおおおお!!」


そう言って男は構えの体制に入る

 _
(; ∀ )(まずい、このままだと殺られる……!!)


(<#・ω・)<「あちょ!!」


ズブッ!!

140神拳勝舞:2013/09/25(水) 16:53:51 ID:HDTYRBLs0
 _
(; ∀ )「お、ぶ……!!」


男の両腕がジョルジュの胸の位置を貫いた……!!


(< ・ω・)<「……ふっ!」


そして、一気に引き抜いた……!!


ぐちゅっ!!


 _
( ∀ )「」



……水の濁ったような音がした



(ν・ω・)ν「さらばだ、敗北者よ 弱き者には死あるのみ」



……その言葉を最後に世界は暗転した

141神拳勝舞:2013/09/25(水) 16:56:51 ID:HDTYRBLs0
 _
( ∀ )「俺は今夜中にここを抜ける…!」


ここはどこだ?


道場……?


川;゚ -゚)「な、に……?」


この女の子は……?


川 - )「そんな、ことが……」


川#゚⊿゚)「許されるはずなどないッ!!」

 _
( ∀ )「どうして……!」

  _
(# ∀ )「どうして分かってくれない!お前だけは俺のことを信じていると……!!」

142神拳勝舞:2013/09/25(水) 16:59:38 ID:HDTYRBLs0
川 - )「信じて、いたさ……!」


川#゚ -゚)「だが、兄者は今にもこうして私たち家族を裏切ろうとしている!」


川#゚⊿゚)「次期後継者として恥ずかしいと思わないのかッ!!」

  _
(# ∀ )「ごちゃごちゃとうるせぇッ……!!」

  _
(# ∀ )「俺は同じような修行をただ繰り返すばかりの毎日にはもううんざりしてたんだよッ!!」

  _
(# ∀ )「もっと実践を経験したいんだ!もっと強い奴と闘ってみたいんだよッ!!」

  _
(# ∀ )「一拳法家として、お前も同じような疑問は日頃から感じていただろう!?」


川#゚ -゚)「ふん、愚問だなッ!」


川#゚⊿゚)「それは己の責務を果たした上でのことだろう?兄者の言っているそれは駄々をこねている子どもの言い分だッ!!」


川 - )「私たちはもう子どもじゃないんだよ……!!」

143神拳勝舞:2013/09/25(水) 17:02:09 ID:HDTYRBLs0
川 - )「兄者……」


川 - )「もし、それでも出奔するというのなら……」


シュッ!!


女は攻撃の姿勢を見せた


川#゚⊿゚)「この私を殺して行けッ!!」

 _
( ∀ )「……本気か?」


川#゚⊿゚)「私は嘘が嫌いだ!」

 _
( ∀ )「そうか……」

 _
( ∀ )「なら、こちらも容赦はしねぇ……!」

 _
( ∀ )「覚悟するんだなッ!!」


その言葉を境に両者はお互いに距離をとった……!!

144神拳勝舞:2013/09/25(水) 17:05:18 ID:HDTYRBLs0
川#゚⊿゚)「うおおおおおおっ!!」


先に攻撃を仕掛けたのは女の方だった


女は空中に飛びあがり……



川#゚⊿゚)「シマリス脚ッ!!」



残像が見える程の素早い蹴りで男の服を切り裂いた……!!

 _
(; ∀ )「!!」

 _
(; ∀ )「へへっ!俺の服を切り刻むとは……おもしれえッ!!」

 _
( ∀ )「足技だけは相変わらず冴えていると見える」

145神拳勝舞:2013/09/25(水) 17:08:09 ID:HDTYRBLs0
 _
( ∀ )「だが」

 _
( ∀ )「お前はまだ……」


男は女の目の前まで一瞬で距離を詰め……



 _
( ∀ )「……未熟ッ!!」




川;゚⊿゚)「!!」


 _
( ∀ )「老弧の舞ッ!!」



ギチギチ……!!


川; ⊿ )「か、ふ……!!」


関節を思いっきりしめ上げた……!!

146神拳勝舞:2013/09/25(水) 17:12:08 ID:HDTYRBLs0
 _
( ∀ )「この技はお前の知っての通り、手足の動きを封じる技だ」

 _
( ∀ )「しばらくの間、そこに見っとも無く寝ているんだな」


川# ⊿ )「ふざ、けるなぁ……!!」


川# ⊿ )「ころ……せ!!」

 _
( ∀ )「嫌だよ」

 _
( ∀ )「だって、抵抗が出来ない奴を殺してもなんにも面白くないだろ?」

 _
( ∀ )「じゃあな〜」


そう言って男はその場を去って行った



川 ; -;)「く、そ……!」


川 ;⊿;)「くっそおおおぉぉぉぉおおおおッ!!!!」


……女の絶叫と共に映像は終わりを告げた

147神拳勝舞:2013/09/25(水) 17:15:22 ID:HDTYRBLs0
目が覚めたら、そこは乾いた地面の上だった……

 _
(; ∀ )「さっきの夢の中に出てきた男の正体は……」



……記憶を失う以前の俺だったのか?



そして、女の方は恐らく俺の妹なのだろう


俺は自らの腕試しのために、次期後継者の肩書きを捨てて家を飛び出した


……さっきの夢はそういった感じの内容だった


 _
(; ∀ )「ついさっき俺を襲って来た、ほわっちょ相田とかいう男は俺の噂を聞いて……?」

148神拳勝舞:2013/09/25(水) 17:17:42 ID:HDTYRBLs0
ぐわんぐわん……!


頭の中で重くて鈍い音が反響し合っている

 _
(; ∀ )「ワケがわかんねぇ……!」


『記憶を失う以前の俺』が『本当の俺』なのだとしたら『今の俺』は一体……?

 _
(; ∀ )「俺は一体何者なんだよ……!?」


俺がそんなことを考えていると……



<ハロー☆ラッキー・ボーイ!



後ろからなんとも間の抜けた声が聞こえてきた


この声は以前どこかで……?

149名も無きAAのようです:2013/09/25(水) 17:19:55 ID:HDTYRBLs0
この話は長いので、一旦ここらで切りたいと思います

続き書き溜めてきます

150名も無きAAのようです:2013/09/25(水) 17:23:42 ID:u.6r3qvE0
おつ

151名も無きAAのようです:2013/09/25(水) 17:29:25 ID:qfDeTP5g0
シマリス脚から溢れ出るライブアライブ感

嫌いじゃないw

152名も無きAAのようです:2013/09/25(水) 17:34:24 ID:HDTYRBLs0
>>151
ありがとうございます

功夫編と近未来編、いいですよね!

あと、西部編も地味にお気に入りです

153名も無きAAのようです:2013/09/25(水) 17:49:46 ID:qfDeTP5g0
>>152
わかるよー
俺は西部編が一番好き

でもSF編はトラウマ

154名も無きAAのようです:2013/09/25(水) 19:39:50 ID:K.92t5nU0
>>153
西部編はサンダウンももちろんいいんですけど、マッドも結構いい味出してます


船長ェ…

ベヒーモスェ…


というわけで続き投下します!

155名も無きAAのようです:2013/09/25(水) 19:40:33 ID:K.92t5nU0
それは……



ミ ゚ー^彡「通りすがりの……たい焼き屋サンよ!」



ドーーーーーーーン!!


 _
(;゚∀゚)「いや、旅商人だろ」



それは、いつかの悪徳商人だった


あの時は干し肉の金を散々せがまれたっけな……


……ってかこの演出、無駄に派手だし!

156名も無きAAのようです:2013/09/25(水) 19:44:52 ID:K.92t5nU0
 _
(;゚∀゚)「というか何であんたがここに?」


ミ ゚ー゚彡「ふっふっふっ、この職業柄、僕はお金の匂いには敏感なんでーすよ☆」

 _
(;゚∀゚)「さいですか……」


ミ ゚ー゚彡「あなたの胸の傷よく見てみーなさい?」

 _
( ゚∀゚)「え?」


俺は咄嗟に自分の胸元に触れてみた


なんと、傷口が塞がっている……!!


ミ ゚ー^彡「感謝してくーださい、ね?」

 _
(;゚∀゚)「あ、ああ……さんきゅ」


俺が知らないだけで実は凄い奴なのかもしれない……


人は見かけによらないとは、まさにこのことだ

157名も無きAAのようです:2013/09/25(水) 19:51:35 ID:K.92t5nU0
ミ ゚ー゚彡「感謝の気持ちはお金で示してくーださい」

 _
(;゚∀゚)「は?」


ミ ゚ー^彡「マネープリーズ☆」

 _
(;゚∀゚)「……は?」


あ〜、そう言えばこいつはこういう奴だったな


前言撤回


一瞬でも奴に感心した俺は馬鹿だった

158名も無きAAのようです:2013/09/25(水) 19:57:12 ID:K.92t5nU0
 _
(;-∀-)「ってかいきなりそんなことを言われても困るんだよ」


ミ ゚Д゚彡「Why……?」

 _
(;-∀-)「わかるだろ……」


 _
(;-∀-)「見ての通り手持ちの金なんて持ち合わせてねーよ」



恐らく、さっきのごろつき共に身ぐるみを全て持って行かれたのだろう


まあ、トドメをさされなかっただけマシということか……

159名も無きAAのようです:2013/09/25(水) 20:03:16 ID:K.92t5nU0
ミ ゚Д゚彡「Woh!」


ミ ゚ー゚彡「でも、ノープロブレムでーす!」


ミ ゚Д゚彡「な・ぜ・な・ら〜?」


ミ ゚ー^彡b「出世払いでもおーけい!!」


グッ……!


そう言って親指を立ててみせる

 _
( ゚∀゚)「…………」


……実は意外といい奴なのかもしれない

160名も無きAAのようです:2013/09/25(水) 20:07:16 ID:K.92t5nU0
ミ ゚Д゚彡「ところで、あなたのお連れさんは迎えに行かなくてもよろしいのでーすか〜?」


ミ ゚Д゚彡「大きいお兄さんたーちに連れてかれたようでーすけど……」

 _
( ゚∀゚)「」

 _
(; ∀ )「」


クラッ……!


ミ;゚Д゚彡「Woh!!だいじょうぶでーすか!?」


背筋に強烈な戦慄が走った……!


今頃はあんなことやこんなことをされているのだろうか?

161名も無きAAのようです:2013/09/25(水) 20:11:42 ID:K.92t5nU0
ミ;゚Д゚彡「まずは落ち着いてくーださい!まだ時間はそこまで経ってまーせん!」


ミ ゚Д゚彡「今からすぐに彼らのアジトに向かえば間に合ーうでしょう」

 _
(; ∀ )「場所は知ってるのかよ……!」


ミ ゚ー゚彡 ニヤ!!


ミ ゚ー^彡b「諜報活動は基本デース!!」

 _
(;゚∀゚)「ま、マジかよ……」


こいつ、いくらなんでも万能すぎるだろ……


絶対に敵に回したくないタイプだ

162名も無きAAのようです:2013/09/25(水) 20:20:26 ID:K.92t5nU0
 _
(; ∀ )「だが、待てよ?」


現に命だけでも俺はなんとか助かったんだ


このまま俺一人だけでも逃げ出せば面倒事に巻き込まれなくて済む



……過去の記憶も忘れてひっそりと暮らせばいいじゃないか?楽になろうよ!ここから『新しい人生』をやり直そう!



そんな嫌な考えが俺の中を埋め尽くしていく


そんなことを考えた時だった

163名も無きAAのようです:2013/09/25(水) 20:28:49 ID:K.92t5nU0
(*゚⊿゚)『わたし、おじさんと一緒に冒険、したいよ』


(*゚⊿゚)『村のみんなと、おかあさんと、つーちゃんのお墓作ってあげたいの』


(*;⊿;)『あんなこと、言ったのに!わたし、おじさんが死んだらどうしようって、怖くなって……!!』


(*;⊿;)『おかあさんやつーちゃんやみんなのために精いっぱい生きるよ!生きて、みたいよ!』


(* ⊿ )『あったかくて、おとうさんみたい……』


(*^⊿^)『……おいし〜〜〜い!!』


(*^⊿^)『『もっちもっちもっちもっち♪』』(*゚∀゚)o彡



俺の意識の底から湧き上がってきたのは今までのしぃとの冒険の日々だった

164名も無きAAのようです:2013/09/25(水) 20:34:40 ID:K.92t5nU0
 _
( ∀ )「そうだったな、最初から答えは出ていたんだ……」


確かに『過去の記憶』は俺にとって重要なことなのは間違いない


だけど『今の俺』にとって1番大切なのは……



(*^ー^)



『しぃと一緒に過ごした記憶』と『しぃの笑顔』


……ただそれだけだ!


『新しい人生』だと?冗談じゃない!


『しぃと一緒に過ごした記憶』こそが『今の俺』にとっての全てなんだ!


だからこそ……

165名も無きAAのようです:2013/09/25(水) 20:38:36 ID:K.92t5nU0
 _
( ∀ )「全力で守り抜かないと……な?」


ブルルルルルルルルルッ!!


ミ ゚Д゚彡「ヘイガーイ?アジトに行くなら急がないとダメでーすよ〜?」


気付けば旅商人は自慢のハーレイに跨って、エンジン音を鳴らしていた

 _
( ∀ )「おうよ、全速力で頼むぜ!」


『今の俺』にはもう迷いなど存在しない


ミ ゚ー^彡「追加料金プリーズ☆」

 _
( ー )「へっ、随分と調子がいいじゃねえか……」

 _
( ∀ )「上等だぜ……!!」

166名も無きAAのようです:2013/09/25(水) 20:43:08 ID:K.92t5nU0
 _
( ゚∀゚)o彡「もってけ、ドロボーーーッ!!」


……出世払いだけどな?



ミ ゚ー^彡「おーけい!!」



ギュルルルルルルルル……!!



アクセル最大限……!!


 _
(*゚∀゚)o彡「「ひゃっほおおおおぉぉぉぉぉおおおおおおおおッ(おっぱいいいいいい)!!!!」」ミ*゚ー^彡



そして、俺たちは風になった……!!

167名も無きAAのようです:2013/09/25(水) 20:44:27 ID:K.92t5nU0
すいません、書き溜め行ってきます……

168名も無きAAのようです:2013/09/25(水) 21:19:54 ID:K.92t5nU0
ここは、ごろつきたちののアジト……


(ν・ω・)ν「…………」


从#゚―从「くそっ!!早くこの縄を解けぇ!!」ジタバタ!!


(*;―;) ガクガク!!


|*^o^|「ょぅι゙ょ かわいいです」


(*ΘωΘ)「くんかくんか、すべすべま○こに早くぶちこみてぇ!!」


<*ヽ`∀´>「ま、ま○こってどんな感触ニダ?ニダー、楽しみで仕方ないニダァ!」


(*ΘωΘ)「ああ、そっか そう言えばニダーはまだ童貞だったな」


<;ヽ`∀´>「へ、へこむニダ……」

169名も無きAAのようです:2013/09/25(水) 21:26:38 ID:K.92t5nU0
(*ΘωΘ)「ま、いいじゃねえか!今日で晴れて童貞卒業出来るんだからよ!」


<*ヽ`∀´>「ホルホルホル!そうニダね!!」


从# ―从「お前ら、さっきからボクたちのことを物みたいに扱って……!!」


从#゚―从「ふざけるなッ!!」


<;ヽ`∀´>「ニダァッ!!」ビクッ!!


(#ΘωΘ)o彡「るせぇ!!」


バキッ!!

170名も無きAAのようです:2013/09/25(水) 21:33:13 ID:K.92t5nU0
从; ―从「ぐっ……!!」


(#ΘωΘ)「人が下手に出ていると思って調子に乗りやがって!この腐れま○こがッ!!」


チャッ……!!


ごろつきはナイフを取り出して……


从; ―从「!!」ゴクリ…!!


(#ΘωΘ)⊃=|二フ 「せっかくの上機嫌なのに水差してんじゃねえよ!!クソアマァ!!てめぇから犯すぞ!!」


(#ΘωΘ)⊃=|二フ「女なんてのはなぁ、今の時代はみんな物なんだよ!男の性欲処理道具なんだよぉ!!」


ヒュンッ!!


そのままハインリッヒに向かってナイフを振り下ろした……!!

171名も無きAAのようです:2013/09/25(水) 21:36:32 ID:K.92t5nU0
びりびりぃ……!!


从; ―从「〜〜〜〜〜〜!!」


服が切り裂かれ、ハインリッヒの豊満な胸がこぼれた


すぐさまにハインリッヒは腕で隠したが、それは逆効果だったようだ……


(*ΘωΘ)「どひぇ〜〜〜〜〜!!結構いいのも持ってんじゃねえか、てめぇッ!!男女と馬鹿にしてたが意外と……」


<*ヽ`∀´>「ニダ〜〜〜〜〜!!盛り上がってきたニダーーーーー!!」


腕からの圧力によって押しつぶされ形を変える胸はごろつきたちの感情をより高ぶらせる結果となった

172名も無きAAのようです:2013/09/25(水) 21:42:16 ID:K.92t5nU0
(*ΘωΘ)「ニダーはこいつの処女ま○こがいいのか?」


<*ヽ`∀´>「ま○こがいいニダ!!ま○こがいいニダ!!」


(*ΘωΘ)「ったく、しょうがねぇな〜」


(*ΘωΘ)「じゃあ、俺は後ろの穴を頂くとしようかなぁ?」ジュルリ…!!


从 ;―从 ポロ…


从 ;―从「いや、だ……!!」


<*ヽ`∀´>「くぅ〜〜〜〜〜!この怯えている表情がたまらんニダァ!!」


(*ΘωΘ)「ぶひゃひゃひゃひゃ、そうだろう!!この支配感がまたたまんねえよなぁ?」


チャキッ!!


(*ΘωΘ)⊃=|二フ「ええ、オイッ!?」


从 ;―从 ガクガク!!


あまりの恐怖と絶望の前に、いつもは気丈に振る舞っているはずのハインリッヒもついに泣き出してしまっていた

173名も無きAAのようです:2013/09/25(水) 21:44:15 ID:K.92t5nU0
|*^o^|「はやく ょぅι゙ょに いれたいです」


(*;―;)「ひっ!!」ビクッ!!


(;ΘωΘ)「ブームのロリペド性癖も相変わらずと言ったところか……」


<*ヽ`∀´>「はやく!!はやくニダッ!!」


(*ΘωΘ)「まあ、そう焦るんじゃねえ!まだまだ時間はたっぷりとあるんだ、ゆっくり楽しもうぜ?」


(ΘωΘ)「まずはそれよりも、だ!」


(ν・ω・)ν「…………」


(;ΘωΘ)「あなたはどうしてここに?」

174名も無きAAのようです:2013/09/25(水) 21:46:13 ID:K.92t5nU0
(ν・ω・)ν「ジョルジュ長岡、奴がまだ生きているからだ……」


(ν・ω・)ν「やつは必ずここにやってくる……!!」


(ΘωΘ)「」


(*ΘωΘ)「ぶひゃひゃひゃひゃひゃひゃッ!!」


(ν#・ω・)ν「貴様……!!」


(ν#・ω・)ν「何がおかしい……!?」ギロッ!!


(;ΘωΘ)「ひぃ!!」ビクウ!


(;ΘωΘ)「だ、だってぇ……あなたが奴にトドメを差したんでしょ?そのかまきり拳法とやらで」

175名も無きAAのようです:2013/09/25(水) 21:48:11 ID:K.92t5nU0
(ν・ω・)ν「そうだな、わたしも最初はそう思っていた」


(ν・ω・)ν「だが、奴は必ず来る……!!」


(ν・ω・)ν「何故だろうな?今ではそんな確信が持てるんだ」


(*ΘωΘ)「またまた〜!!たとえ生きていたとしてもこんなところへノコノコやって来るワケないでしょ?」


ヒュンッ!!


ほわっちょ相田の拳がごろつきの顎の下で止まった


(ν・ω・)ν「貴様の物差しとやらで奴の器を計ることはこのわたしが許さん」


(;ΘωΘ)「わ、わかりましたよう……」

176名も無きAAのようです:2013/09/25(水) 21:50:45 ID:K.92t5nU0
(ΘωΘ)「さ〜てと、そろそろ始めますかぁ!!」


その言葉を合図にして、ごろつきたちは一斉に膨張した突起物を取り出した


从 ;―从「ひっ!!」ビクン!!


(*ΘωΘ)「ぶひゃひゃひゃひゃ!!こっち見てるぞぉ?」


<*ヽ`∀´>「かあちゃん、いってきますニダ!!」


|*^o^|「ま○こ ま○こ ま○こ」


そして、ごろつきたちは彼女たちの服に手をかけた……!!




(*;―;)「……けて!」


(*;⊿;)「おじさん、助けてッ!!!!」

177名も無きAAのようです:2013/09/25(水) 21:57:50 ID:K.92t5nU0
すいません、今日は集中力切れちゃってていい文章書ける気しないです

中途半端で悪いんですけど、今日はここまでで終わります

続きはまた明日に投下します

178名も無きAAのようです:2013/09/26(木) 01:25:36 ID:5PpPx1GAO
エロ語閲覧注意だった

179名も無きAAのようです:2013/09/26(木) 02:15:12 ID:VoQUniFw0
いいとこで終わったな

まだお題募集してるなら
きのこたけのこ戦争

180名も無きAAのようです:2013/09/26(木) 08:41:24 ID:pRxfiY/Y0
>>178
そうですね、一言言っておくべきでした

ごめんなさい……


>>179
ありがとうございます!

お題は現在も絶賛募集中です!


ちょっとだけ投下します

181神拳勝舞:2013/09/26(木) 08:43:20 ID:pRxfiY/Y0
|*^o^|「たすけは きません」

 _
( ∀ )「そんなの分かんねえだろ?」


|;^o^|「きゃあっ」

 _
( ∀ )「いいね〜、面白そうな遊びしてんじゃん!俺も混ぜてよ」


|*^o^|「なんだ そういうことですか」


|*^o^|「いいですよ でも ブームがさきです」

 _
( ∀ )「馬鹿、そっちの遊びじゃねえよ」

 _
( ∀ )「『お手玉』なんてどうだ?面白そうだろ?」

182神拳勝舞:2013/09/26(木) 08:46:20 ID:pRxfiY/Y0
|;^o^|「はい?」


|;^o^|「あなた さっきから なにを」

 _
( ∀ )「ほらお前にも『お手玉』分けてやるよ」


ポイッ!


そう言って男は『お手玉』を投げ渡した


|;^o^|「きゃあっ」


ポロッ……


しかし、ごろつきはそれを受け取ることが出来ずに取り落としてしまった

|;^o^|「はい?」


|;^o^|「あなた さっきから なにを」

 _
( ∀ )「ほらお前にも『お手玉』分けてやるよ」


ポイッ!


そう言って男は『お手玉』を投げ渡した


|;^o^|「きゃあっ」


ポロッ……


しかし、ごろつきはそれを受け取ることが出来ずに取り落としてしまった

183神拳勝舞:2013/09/26(木) 08:49:24 ID:pRxfiY/Y0
|;^o^|「あれれ おかしいなあ」


(; ω )「ぶ、ブーム、おおおおおまえぇぇぇ……!」ガタガタ…!!


|^o^|「そんなにふるえて どうしたんですか」


<;ヽ ∀ >「て、手首はどうしたニダ……?」ガクガク…!!


|^o^|「てくび?」


そう言ってごろつきが目を向けてみると……



| ゜o゜|「」


| o |「きゃあああぁぁぁぁあああッ!!」



なんと、手首から先が消失していた



先ほど男が投げ渡したそれは『ごろつき自身の手首』だったのだ

184神拳勝舞:2013/09/26(木) 08:52:28 ID:pRxfiY/Y0
 _
( ∀ )「おおおおおおおおッ!!」


そのまま男は構えの体制に入り……


 _
( ∀ )「『痛打』ッ!!」



ドゴォッ!!



|; o |「ご、がぁ……!」




ごろつきの体に強烈な一撃を叩きこんだ……!!

185神拳勝舞:2013/09/26(木) 08:55:52 ID:pRxfiY/Y0
 _
( ∀ )「この『痛打』は精神的にも肉体的にも相手を極限状態まで追い込む技だ」

 _
( ∀ )「てめえらにはお似合いの最期だろ……?」

 
|; o |「だ、だじげでぇ……!」

 _
( ∀ )「……はあ?」

 _
( ∀ )「嫌だよ」

 _
( ∀ )「てめえらはそうやって命乞いしてきた奴らを今までに一度でも助けたことがあったか?」


|; o |「あ、ありまずぅ……!!」

 _
( ∀ )「嘘だろ?嘘つきにはそれ相応の罰を与えてやらないとな」

 _
( ∀ )「だから……」



 _
( ∀ )q「Hesta La Vista.(地獄へ落ちろ)」




男は親指を下に向けた

186神拳勝舞:2013/09/26(木) 08:58:59 ID:pRxfiY/Y0
キュピーン!



| ゜o゜|「とぅるるるるるるるるるるる」


| o |「ぶるぼぁッ!!」



びちゃぁッ!!


ごろつきの体は内部から派手に爆散し、周囲にはその肉片が飛び散った……!!




<;ヽ ∀ >「ニダアアアアァァァァアアアアアッ……!!!!」


(;ΘωΘ)「ここここ、こいつ狂ってやがるぅ……!!」




(*;⊿;)「おじさん……!おじさんッ……!!」


从 ;∀从「ゴンベエ、くん……来てくれたん、だね……?」



  _
(# ∀ )「絶対に、許さねえぞ……!」ギリ…!

  _
(# ∀ )「このド外道共が……!」

  _
(#゚∀゚)「そう簡単に死ねると思うなよッ……!!」

187名も無きAAのようです:2013/09/26(木) 08:59:44 ID:pRxfiY/Y0
とりあえずここまで

188名も無きAAのようです:2013/09/26(木) 09:06:59 ID:pRxfiY/Y0
すいません、>>182は間違えて同じ文章が2つ入ってます……

189名も無きAAのようです:2013/09/26(木) 09:54:39 ID:BFCz2GK20
(;ΘωΘ)「くそっ、こうなったら仕方がねえ!」


グイッ!


从 ;∀从「あうっ!」


ごろつきは自らの片腕をハインリッヒの首元に巻きつけて……


チャキッ!!


もう片方の手でナイフを構えた……!!


(;ΘωΘ)⊃=|二フ「う、動くんじゃねえッ!!妙な真似をしたらこの女の命はないと思えよ!!」

190名も無きAAのようです:2013/09/26(木) 09:57:16 ID:BFCz2GK20
从 ;∀从「ゴンベエくん……ボクに構わず、早くこいつを……!!」


(;ΘωΘ)⊃=|二フ「るせぇ!!」


つぷっ!


从 ;―从「!!」


ごろつきはハインリッヒの胸元を軽く斬りつけた……!!


そこには紅の一文字が浮かんでいる

  _
(#゚∀゚)「てめぇ!きたねえぞッ!!」


(*ΘωΘ)⊃=|二フ「へへへ、なんとでも言いやがれってんだ!おしりぺんぺん〜!!」

  _
(#゚∀゚)「〜〜〜〜〜!!」

  _
(#゚∀゚)(一体どうすればいいんだ……!?ハインリッヒを見捨てることなんて俺には無理だ!!)

191名も無きAAのようです:2013/09/26(木) 10:00:20 ID:BFCz2GK20
(*ΘωΘ)⊃=|二フ「ぶひゃひゃひゃひゃッ!!」



(ν ω )ν「……醜い」


(ν・ω・)ν「これは見るに堪えんな」 


ヒュンッ!!ぐちゅっ!!


(;ΘωΘ)⊃=|二フ「ぶひゃひゃ……ごぶぁああ!!」


ごろつきの胸はほわっちょ相田の拳によってえぐられた……!!


(; ω )「ほわっちょさん……なんでぇ……?」


(ν・ω・)ν「勝負は最低限の規律を持って行われるべきだ」


(ν・ω・)ν「よって、その規律を乱すような輩には勝負の資格なしとする」



(ν・ω・)ν「失せるがいい」



(; ω )「しょ、しょんなぁ……!」

192名も無きAAのようです:2013/09/26(木) 10:03:07 ID:BFCz2GK20
ヒュン!!ブチッ……!!


( ω )「」ゴトッ…!


从 ;―从「……ひぃッ!!」ビク…!!


手刀により、ごろつきの首は切断された



<;ヽ ∀ >「ニダアアアアァァァァアアアアアッ……!!!!」


そんな惨状を目の当たりにしたせいで、最後の手合いは逃げ出してしまっていた

 _
(; ∀ )「」ゴクリ…!


ジョルジュも同様で、そのあまりの光景に思わず肝を冷やした



(ν・ω・)ν「ふふふ、これでもう邪魔者はだれもいない」


(ν・ω・)ν「さあ、ジョルジュ長岡よ……」


(ν・ω・)ν「どちらか一方が力尽きるまで、存分に死合おうじゃないか?」

193名も無きAAのようです:2013/09/26(木) 10:05:46 ID:BFCz2GK20
一旦おわり

194神拳勝舞:2013/09/26(木) 10:48:06 ID:BFCz2GK20
 _
(; ∀ )「…………」


(ν・ω・)ν「…………」


(;*゚―゚)「…………」


从; ―从「…………」


両者が臨戦態勢のまま向き合ってからどれほどの時間が経ったのだろうか?


身を切り裂くような緊張感が辺りを支配している……


そして……!

195神拳勝舞:2013/09/26(木) 10:51:33 ID:BFCz2GK20
(ν・ω・)ν「いいだろう、そっちが来ないのなら……」


(ν#・ω・)ν「こちらから攻めるッ!!」


痺れを切らしたほわっちょ相田が先に動き始めた


(ν#・ω・)ν「あちょ!!」


ギュンッ!!


勢いのあるローキックがジョルジュに迫る……!!

  _
(#゚∀゚)「!!」

  _
(#゚∀゚)(……来たッ!!)

  _
(#゚∀゚)「はっ!」


ジョルジュはそれを軽く払いのけた……!!

196神拳勝舞:2013/09/26(木) 10:54:57 ID:BFCz2GK20
(ν;・ω・)ν「なにぃ……!?」


ほわっちょ相田に一瞬の隙が生じた


ジョルジュはその合間を見逃さなかった

  _
(#゚∀゚)「喰らえ、心山拳奥義……!!」


技の溜めに入り……


  _
ミo(#゚∀゚)o彡「……竜虎両破腕ッ!!」



バキャアッ!!


両腕を一気に叩きつけた……!!

197神拳勝舞:2013/09/26(木) 10:57:15 ID:BFCz2GK20
(ν; ω )ν「ぐ、ぁ……!!」


ドサッ!!ズザアアァァァアアアッ……!!


ジョルジュの奥義をまともに喰らい、ほわっちょ相田の体は吹き飛ばされ思いっきり地面に引きずられることになった



(;*゚⊿゚)「す、ごい……」


(;*゚⊿゚)「おじさん、すごいよ!!」



从; ―从「ゴンベエくん……」


从; ―从「お願いだから……どうか……」


从; ⊿从「どうか、死なないで……!!」

198神拳勝舞:2013/09/26(木) 12:02:09 ID:BFCz2GK20
(ν; ω )ν フラフラ…


  _
(#゚∀゚)「このカマキリ野郎、ふざけんじゃねえ……!!」

  _
(#゚∀゚)「この俺を倒したいなら全力で技をぶつけてこいッ!!」

  _
(#゚∀゚)「さもなければ、死ぬぞ……!?」



(ν ω )ν「…………」


(ν ω )ν「ふふふ……」


(ν ω )ν「ふはははははははッ!!」

199神拳勝舞:2013/09/26(木) 12:09:11 ID:BFCz2GK20
(ν ω )ν「まずは小手調べと思ったが、わたしの予想をはるかに大きく上回っている」


(ν ω )ν「よかろう、これ以降は最強を目指す男の名に恥じぬためにも……」


シャッ……!!


(へ・ω・)へ「このほわっちょ相田が全力で相手をしてやろうッ!!」


(へ・ω・)へ「かまきり拳法の恐ろしさをその身に刻め!!」


(へ#・ω・)へ「はぁッ……!!」


その構えを崩さぬまま必殺技の姿勢に入った……!!

200神拳勝舞:2013/09/26(木) 12:14:41 ID:BFCz2GK20
(へ#・ω・)へ「かまきり拳法奥義……!!」



(へ#・ω・)へ「……蟷螂烈波ッ!!」



残像が見えるほどに素早く連続して繰り出された手刀から真空波が生まれる……!!


ヒュンヒュンヒュンヒュンッ……!!

 _
(;゚∀゚)「なにッ……!?遠距離攻撃なんて聞いてねえぞッ!!」


その無数の衝撃波がジョルジュの元へ向かってくる……!!



シュパパパパパパパパッ!!

 _
(; ∀ )「ぐうああぁぁぁあああああッ……!!」


真空の刃がジョルジュの体を容赦なく切り刻んだ…!!

201神拳勝舞:2013/09/26(木) 12:19:28 ID:BFCz2GK20
从; ―从「ゴンベエくんッ!!」


(;*゚⊿゚)「おじさんッ!!」



(へ・ω・)へ「我が奥義、蟷螂烈波の一撃の威力は大して高いわけではない……」


(へ・ω・)へ「しかし、連続して繰り出すことによってその真価を発揮するのだ!」


(へ・ω・)へ「どうだ その場から一歩も動くことが出来ないだろう?」

 _
(; ∀ )「う、あぁ……」

 _
(; ∀ )(何か、何か良い方法があるはずだ……!)


(へ・ω・)へ「さて、いつまで持つかな……?」

202神拳勝舞:2013/09/26(木) 12:24:45 ID:BFCz2GK20
 _
(; ∀ )(……待てよ?)



遠距離攻撃……?



そういえば、夢の中であの女の子が……



川#゚⊿゚)『シマリス脚ッ!!』


 _
(; ∀ )(あれも一応は遠距離攻撃なんだよな……)


ただ、あの威力を完全に再現できるかどうかは分からない


だが……


 _
(; ∀ )(試してみる価値はある……!!)



そうしないと……



(へ・ω・)へ



このまま何も出来ずに奴に殺されるだけだ……!!

203神拳勝舞:2013/09/26(木) 12:33:09 ID:BFCz2GK20
(へ・ω・)へ「苦しいだろう?せめてもの情けだ、早くトドメをさしてやろう……」



(へ#・ω・)へ「かまきり拳法究極奥義……!!」



(;* ⊿ )「だめえええぇぇぇぇええええッ……!!」


ほわっちょ相田が大技の構えに入った……!!

 _
(; ∀ )(……やるなら今しかないッ!!)


  _
(# ∀ )「うおおおおおおおッ!!」



タンッ……!!


ジョルジュは地面を蹴って空中へと舞い上がった……!!

204神拳勝舞:2013/09/26(木) 12:38:00 ID:BFCz2GK20
从; ―从「!!」



(へ;・ω・)へ「な、に……?」



  _
(# ∀ )「あたれえええぇぇぇぇええええッ……!!!!」


  _
(# ∀ )「心山拳奥義……!!」



  _
(# ∀ )「シマリス脚ッ……!!!!」




ズバァッ……!!

205神拳勝舞:2013/09/26(木) 12:50:48 ID:BFCz2GK20
(ν; ω )ν「ぐっ、あぁ……!!」


  _
(# ∀ )「…………」


从; ―从「…………」


(;*゚⊿゚)「…………」



(ν; ω )ν「げほっ……!はあはあ……!!」


(ν; ω )ν「まさか、これほどまでとはッ……!!」


(ν; ω )ν「だが、勘違いするな!これはお前がわたしに実力で勝ったのではない!!」



(ν; ω )ν「技の威力のおかげだということを忘れるなッ!!」



(ν; ω )ν「次こそは必ずお前を殺すッ……!!そしてわたしは最強の男にッ!!」


ダッ……!!

206神拳勝舞:2013/09/26(木) 12:54:52 ID:BFCz2GK20
 _
( ∀ )「いいぜ、何度でもかかって来いよ!」

 _
( ∀ )「だが俺は絶対に負けない……」

 _
( ∀ )「いや、負けられない」

 _
( ∀ )「だって俺の周りには……」



<おじさーーーんっ!!


 _
( ゚∀゚)「守るべき仲間たちがいるからな」

207名も無きAAのようです:2013/09/26(木) 13:00:36 ID:BFCz2GK20
神拳勝舞編、終わりです

ものすごく長かったですね

フサギコのキャラがナルシストから守銭奴エセ外人にシフトチェンジしていってると感じているのは僕だけですか?


というわけでお題も募集してます!

208名も無きAAのようです:2013/09/26(木) 13:13:36 ID:JuXqjKTY0


209名も無きAAのようです:2013/09/26(木) 14:08:01 ID:tMu8oGPEO
乙っぱい
お題:ハードボイルド

210きのこたけのこ戦争:2013/09/26(木) 14:22:24 ID:BFCz2GK20
 _
( ゚∀゚)『このお金で好きなお菓子買ってくるおっぱい』


そして、お菓子売り場へ……


从 ゚ー从「今日はチロルチョコ以外のお菓子を買ってみようか?」


(*゚⊿゚)「え〜〜〜!?」


(*゚―゚)「ちろるちょこ、おいしいよ……?」


从;゚∀从「あ〜、違う違う!別にチロルチョコが美味しくないワケじゃなくて……」


从;゚∀从「!!」


从;゚ー从「そうそう、あれだよあれ!!いつも同じものばっかりなのも飽きが来ちゃうだろ?」


(*゚⊿゚)「そう?しぃ、よくわかんないよ……」


从;゚ー从(ちょっと毒され過ぎじゃないかなぁ……)

211きのこたけのこ戦争:2013/09/26(木) 14:25:58 ID:BFCz2GK20
从 ゚ー从!「おっ!きのこの山はっけ〜〜〜ん!!」


从 ゚ー从「しぃくん、今日のお菓子はこれにしようよ!」


(;*゚⊿゚)「え〜〜〜!!」


从;^ー从「どうしてそんな嫌そうな顔するんだい?お姉さんちょっとよくわかんないな〜」


(*゚―゚)「だって、チョコ少ないんだもん……」


(*゚⊿゚)「きのこの山よりたけのこの里のほうがおいしいよ……?」


从#^ー从 イラッ☆


从 ^ー从「じゃあボクが今からきのこの山の魅力を説明してあげるね?」


(;*゚⊿゚)「え、いらないよ〜」


从 ^ー从「いいからいいから!」


(;*゚―゚)(ハインさん、ちょっと怒ってる……?)

212きのこたけのこ戦争:2013/09/26(木) 14:28:49 ID:BFCz2GK20
从//∀从「きのこの山のあの美しい曲線美!!」


从*^ー从「思わず見とれちゃわない?」


�悔� ∀从「それになんと……!!」


从*^∀从「食べる時に手がよごれなーいッ!!」


(;*゚―゚)(なんだろう?今のハインさん、すごくいきいきしてる……)


从 ^ー从「というわけで、きのこの山で決定だね!!」


(;*゚⊿゚)「は」


(;*゚⊿゚)「はい……」

213きのこたけのこ戦争:2013/09/26(木) 14:31:42 ID:BFCz2GK20
 _
( ゚∀゚)「おいしくないおっぱい……」


从#^∀从 イラッ☆


その翌日、近所の用水路でジョルジュのどざえもんが発見された



(おまけ)


(ν・ω・)ν「きのこの山……?」


(ν*・ω・)ν「!!」


(ν*・ω・)ν「おお、なんという愛らしいフォルムなんだ!!」


(ν*・ω・)ν「これは、まさに芸術の完成形といっても過言ではないだろう!」


ほわっちょ相田はきのこ派だった



(゚A゚)「きのこぺろぺろしゅるのだいしゅき!!」


ドクオもきのこ派だった……

214名も無きAAのようです:2013/09/26(木) 14:32:30 ID:BFCz2GK20
※本編のジョルジュは生きてます

215ハードボイルド:2013/09/26(木) 16:32:26 ID:PohOiMxs0
ここは本土から切り離された人口の囚人島、カサンラド……


国の政治や世界大戦について疑問や反論を抱いた者は反逆者と見なされここに収容される


そして、最期の一瞬まで強制労働を課せられる運命にあるのだ……


(メ._⊿,)「…………」


三月うさぎ、この男もそんな不幸な人間の1人だった……


o川*゚ー゚)o「〜〜〜♪」


彼の隣では幼馴染のキュートが鼻歌を歌っている


何故この女はいつもこんなに笑っていられるのだろう?


三月うさぎには理解出来なかった……

216ハードボイルド:2013/09/26(木) 16:36:42 ID:PohOiMxs0
(メ._⊿,)「おい……」


o川*゚ー゚)o「ん〜、なーに?うーくん」


うーくんというのは三月うさぎのあだ名だ


うさぎだからうーくんになった、らしい……


(メ._⊿,)「何でお前はいつも元気なんだ……?」


o川*//ー/)o「えへへ〜、それはね〜……」


キュートの頬っぺたはどんどん赤みを増していく


o川*//⊿/)o「うーくんと、一緒にいるからだよ」


o川*//⊿/)o「あたし、それだけで幸せなんだよ?」

217ハードボイルド:2013/09/26(木) 16:40:19 ID:PohOiMxs0
( ´ー`) (’e’) (ΘωΘ) |^o^| ゾロゾロ…


それを耳にして、囚人たちがのそのそと仕事場へ向かう


だが、あまりモタモタするわけにもいかない


(#゚;;-゚)「…………」


(#-@∀@)⊃〜「そこのお前、なにトロトロしてんだよッ!!」


ピシャンッ……!!


(# ;;- )「!!」


こういう場合は大抵看守のムチが飛んでくる

218ハードボイルド:2013/09/26(木) 16:44:20 ID:PohOiMxs0
( ´ー`)「…………」


(’e’)「…………」


だが誰一人としてそれを助けようとはしない


もし、助けようとするならばムチ打ちの巻き添えを喰らってしまう


そしてこのような光景はここカサンラドでは、ごくごくありふれた日常茶飯事の出来事である


いちいち気にしていては身が持たない


誰もが自分のことで精一杯なのだ……

219ハードボイルド:2013/09/26(木) 16:47:36 ID:PohOiMxs0
(メ._⊿,)「…………」


カンカン照りの日差しの下で、重たい木箱を運ばされている


恐らくこの中身は爆弾用の火薬なのだろう……


十分な水分も与えられないまま、単純な作業を延々と繰り返す


段々と感覚が麻痺していくのがわかる


(; ー )「う、うぅ……!」


ドサッ……!!


中にはこのように途中で倒れてしまう者もいる

220ハードボイルド:2013/09/26(木) 16:50:22 ID:PohOiMxs0
(-@∀@)⊃「オイ、起きろ!」ユサユサ!


( ー )「」


(-@∀@)「ダメだ、こいつ死んでやがる」


(-@∀@)「……つっかえねえゴミ屑だな、ほんとに」


(#-@∀@)「……なぁッ!!」


ドガッ!!


看守は囚人の顔を思いっきり蹴り飛ばした


( ー )「」


何にも反応が無かったので恐らく本当に死んだのだろう

221ハードボイルド:2013/09/26(木) 16:55:08 ID:PohOiMxs0
(-@∀@)「オイ、そこのお前」


(メ._⊿,)「…………」


(#-@∀@)⊃〜「お前だよ!お前ッ!!」


ピシィッ!!


(メ._⊿,)「…………」


(-@∀@)「このゴミ屑を埋めてこい」


(-@∀@)「いいか?埋めたらさっさと戻ってこい!絶対にサボんじゃねえぞ!」


そう言って看守は去って行った


( ー )「」


(メ._⊿,)「…………」


そして、三月うさぎは死体を担ぎ上げた

222ハードボイルド:2013/09/26(木) 16:56:09 ID:PohOiMxs0
とりあえずここまで

223ハードボイルド:2013/09/26(木) 17:41:02 ID:PohOiMxs0
(メ._⊿,)「…………」


仕事場から少し離れた人目に着かない場所……


そこに死体を埋めることにした


(メ._⊿,)「…………」ザックザック!


黙々と地面を掘り進めて行く


(メ._⊿,)「…………」


ちょうど良い深さまで掘れたので死体を穴の中に入れた


そして、土を被せて終了


(メ._⊿,)「…………」


三月うさぎが帰ろうとしたその時だった……

224ハードボイルド:2013/09/26(木) 17:47:08 ID:PohOiMxs0
(‘_L’)「試作品1号2号共に調子は良好のようだな」


誰かの話声が耳に入ってきた


(メ._⊿,)「…………」


気付かれては色々と都合が悪いので、死角の位置に隠れることにした


( ^^ω)「はい、万全の状態ですホマ あと、近いうちに実践配備も兼ねたテストを行う予定ですのでその時はよろしくお願いしますホマ」


(‘_L’)「わかった 結果次第では君たち開発部の資金援助増額の件も考慮に入れておこう」


(*^^ω)「ホマホマ!ありがとうございますホマ!全力で成果を挙げて見せますホマ!」


(‘_L’)「はっはっは、あまり気張るなよ?」


そう言って足音は遠ざかっていた


(メ._⊿,)「…………」


時間もちょうどいいぐらいなので、三月うさぎはさっさと仕事場に戻ることにした

225ハードボイルド:2013/09/26(木) 21:00:43 ID:PohOiMxs0
その後の労働はつつがなく終わった


そして就寝前……


(メ._⊿,)「…………」


o川*゚ー゚)o「うーくんっ!」


ぎゅ〜〜〜〜〜!


(メ._⊿,)「やめろ」


o川*^ー^)o「も〜〜〜、そんなに恥ずかしがることないのに〜〜〜〜!!」


(メ._⊿,)「恥ずかしがっていない」

226ハードボイルド:2013/09/26(木) 21:03:08 ID:PohOiMxs0
o川*^ー^)o「ふっふっふ……!」


(メ._⊿,)「笑うな」


o川*゚ー^)o「それは無理なお願いですぜ!兄貴ぃ!」


(メ._⊿,)「何故だ?」


o川*゚ー゚)o「だって」


o川*^ー^)o「うーくんの存在があたしの笑顔の秘訣なんだからっ!」


(メ._⊿,)「…………」


(メ._⊿,)「妙なことを言うな」


o川*^ー^)o「あ〜〜〜!うーくん、照れてる〜〜〜〜!!」


(メ._⊿,)「照れていない」

227ハードボイルド:2013/09/26(木) 21:06:12 ID:PohOiMxs0
o川* ⊿ )o「ねえ、うーくん」


(メ._⊿,)「なんだ?」


o川* ⊿ )o「もしも、もしもの話だけど……」


o川* ⊿ )o「この島から出られたら幸せ……?」


(メ._⊿,)「…………」


(メ._⊿,)「……かもな」


o川* ー )o「そっか〜〜〜」


o川* ー )o「うーくんの幸せはあたしの幸せでもあるんだから」


o川* ⊿ )o「……じゃあ、あたし頑張らないとね!」

228ハードボイルド:2013/09/26(木) 21:09:05 ID:PohOiMxs0
(メ._⊿,)「…………」


(メ._⊿,)「それはどういう意味だ?」


o川* ー )o「なんでもないっ♪」


o川* ⊿ )o「……あたしはね」


o川* ⊿ )o「うーくんが隣にいるだけで幸せかな……?」


(メ._⊿,)「…………」


(メ._⊿,)「馬鹿なことを言ってないで早く寝ろ」


o川* ー )o「は〜〜〜い」



この日を境にして、キュートを囚人棟で見かけることは無くなった

229ハードボイルド:2013/09/26(木) 21:12:17 ID:PohOiMxs0
それから数ヶ月経ったある日の晩……




ドゴオオオオォォォォォォオオオオッ……!!




(メ._⊿,)「これは……?」


大きな爆発音と身を焦がすような熱気によって三月うさぎは目を覚ました


(;’e’)「なんだ!?一体何が起こったんだ!!」


(;´ー`)「シラネーヨ!!とにかくこれはただ事じゃないぜッ!!」


(:’e’)「今は看守もいないみたいだからとりあえず外に出て確認してみようぜ!」


(;´ー`)「オウヨ!」


タッタッタッ……!!


(メ._⊿,)「…………」


2人組に続いて、三月うさぎも外へ向かうことにした

230ハードボイルド:2013/09/26(木) 21:15:29 ID:PohOiMxs0
(メ._⊿,)「…………」


辺りは地獄絵図さながらの火の海に染まっていた……!!



(メ._⊿,)「なにが、起こっている?」



その時だった……



ズガガガガガガガガガッ!!



(; ー )「ごぷっ!」


(: e )「ぐぎゃっ!」


どこからかガトリング・ガンの放たれる音が聞こえた


そして気が付けば目の前の2人組は蜂の巣にされていた……!!

231ハードボイルド:2013/09/26(木) 21:18:21 ID:PohOiMxs0
(メ._⊿,)「…………」


そしてその音の発生源に目を向けると……



o川* ― )o「…………」



全身を火器類で覆い尽くしたキュートが立っていた


(メ._⊿,)(いや、覆い尽くしているというよりむしろこれは……)


体の中に組み込まれて一体化しているという表現の方が正しいのだろう

232名も無きAAのようです:2013/09/26(木) 21:19:52 ID:tMu8oGPEO
支援ぬ

233ハードボイルド:2013/09/26(木) 21:22:04 ID:PohOiMxs0
(メ._⊿,)「一体、どういうことだ……?」



o川* ― )o「タイショウヲ ホソクシタ」


o川* ― )o「コレヨリ モクヒョウノ センメツヲ オコナウ」



三月うさぎを見下ろすキュートの表情は無機質でそして冷たかった


温かい笑顔を向けてくるいつもの彼女はそこには一切存在していないように見える



まさに同じ顔をした別人物だった……

234ハードボイルド:2013/09/26(木) 21:25:08 ID:PohOiMxs0
o川* ― )o「ハイジョ ハイジョ」


(メ._⊿,)「……ッ!!」



ズガガガガガガガガガガッ!!



キュートの腕と融合しているガトリング・ガンが火を噴いた……!!


(メ._⊿,)「………!!」


俺は体を横に転がして、間一髪でその攻撃を免れた


o川* ― )o「ハイジョ ハイジョ」



ズガガガガガガガガガガッ!!



しかし、キュートの追撃の手は休まる事無く続いている

235ハードボイルド:2013/09/26(木) 21:27:43 ID:PohOiMxs0
(メ._⊿,)(こうなっては埒が明かない……)


(メ._⊿,)「ん?」


(メ._⊿,)「あれは……」


視線の先にあったのはいつも労働で運んでいる見覚えのある木箱だった


中には爆弾用の火薬が入っているはず


(メ._⊿,)「………!!」


三月うさぎはそれを持ち上げて……



(メ._⊿,)「……ッ!!」



ブンッ……!!


キュート目掛けて投げ飛ばした……!!

236ハードボイルド:2013/09/26(木) 21:30:22 ID:PohOiMxs0
o川* ― )o「ハイジョ ハイジョ」



ズガガガガガガガガガッ!!



キュートの放つ銃撃と火薬がお互いに反応し合って……




ドオオオォォォオオン!!




周囲に小規模の爆発が発生した……!!

237ハードボイルド:2013/09/26(木) 21:33:16 ID:PohOiMxs0
o川* ― )o「イジョウジタイ ハッセイ」



o川* ― )o「ゲンザイノ ジョウキョウヲ カクニンスル」



キュートの注意がそちらに向けられる


どうやら目くらまし程度の効果はあったようだった



(メ._⊿,)「……ッ!!」



一度形勢を立て直すために、三月うさぎはその場から駆け出した……!!

238ハードボイルド:2013/09/26(木) 21:37:19 ID:PohOiMxs0
中途半端ですけど今日の投下は終わりです

1つ質問なんですけど、ハードボイルドでも大声あげたりブチギレたりするのって自然ですか?

なんかハードボイルドの定義がいまいち分かりづらかったので……

239ハードボイルド:2013/09/26(木) 21:46:43 ID:PohOiMxs0
あばばばば、ミスったあ……


>>216>>217の間に↓の文章を入れてください


(メ._⊿,)「…………」


o川*^ー^)o「あ〜〜〜!うーくん、照れてる〜〜〜!!」


(メ._⊿,)「照れていない」


o川*^ー^)o「うっそだぁ〜〜〜!!」


(メ._⊿,)「嘘じゃない」


そんな話をしている時だった


(#-@∀@)「おーーーい!!ゴミ屑共、さっさと出てこーーーいッ!!労働の時間だッ!!」


看守の声が大きな声が監獄の中に響き渡った

240名も無きAAのようです:2013/09/26(木) 23:25:54 ID:L05BDvb60
外見で言うならコートに背広、ハットだな。あとは煙草やバーボン

中身は「如何なることにも動じない、男の中の男」って感じ
感情を出すときは静かにやりそうなイメージ

241名も無きAAのようです:2013/09/27(金) 00:50:07 ID:dbDh6N4E0
ゴルゴのせいで眉毛濃いマッチョなイメージだなあ

お題 エスパーさん

242ハードボイルド:2013/09/27(金) 09:58:57 ID:AVEWoWAw0
>>240
僕の知りたいことをピンポイントで、そして分かりやすく教えてくれて本当にありがとうございました!

とても参考になります!


>>241
なるほど〜!

だとすると、北斗の拳のケンシロウとかもハードボイルドですかね?

あ!お題ありがとうございます!



投下いっときます

243ハードボイルド:2013/09/27(金) 10:03:26 ID:eK1FDzfU0
(メ._⊿,)「まずは武器が無いと話にならない」


三月うさぎは近くに落ちていた鉄パイプを拾い上げ、その手に構えた



o川* ― )o「タイショウヲ ホソクシタ」



ちょうどその時、キュートもこちらに追いついてきたようだ



o川* ― )o「コレヨリ モクヒョウノ センメツヲ オコナウ」



カチャッ……!



そしてガトリング・ガンをこちらに向けて……



ズガガガガガガガガガッ!!



放った……!!

244ハードボイルド:2013/09/27(金) 10:10:27 ID:eK1FDzfU0
(メ._⊿,)「……ッ!!」


さっきの要領で、まずは体をローリングさせ攻撃を逃れる


その時だった……



ぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱっ……



ガトリング・ガンが丁度いいタイミングで弾切れをおこした


o川* ― )o「ダンソウ ホジュウチュウ」


その一瞬の隙を突いて……


(メ._⊿,)「……ッ!!」


三月うさぎは鉄パイプを振りかぶった……!!

245ハードボイルド:2013/09/27(金) 10:13:10 ID:eK1FDzfU0
ドオオオォォォォオオオン!!



(メ._⊿,)「………!!」


だが、気が付いた時には三月うさぎの片腕は消し飛んでいた……!!


同時に鉄パイプも粉々に粉砕されていた


o川* ― )o「ハイジョ ハイジョ」


どうやら危機を察知したキュートが胸部に装備されているミサイルを放ったらしい


(メ._⊿,)「…………」ジジ…ジ…


三月うさぎの腕の切れ目からは機械の物と思われる配線が覗いていた


その接続部は火花を散らしている


o川* ― )o「ハイジョ ハイジョ」


カチャッ!!


弾の補充を終えたガトリング・ガンの銃口がこちらに向けられる……!!

246ハードボイルド:2013/09/27(金) 10:16:52 ID:eK1FDzfU0
(メ._⊿,)「キュート……やめ、ろ……!」



o川* ― )o「………ッ!!」


そんな言葉にキュートの動きが一瞬だけ躊躇いの動きを見せた



(メ._⊿,)「馬鹿言って俺を困らせようとする」




≪   o川*//⊿/)o   ≫




(メ._⊿,)「いつもの温かい笑顔のお前に」




≪   o川*^ー^)o    ≫




(メ._⊿,)「戻れ……!!」

247ハードボイルド:2013/09/27(金) 10:22:23 ID:eK1FDzfU0
o川* ― )o「そンナの……」




ポロ……




o川*;―;)o「むリだヨ……!!」




気が付けばキュートは泣き出していた


……それは三月うさぎに見せた初めての涙だったのかもしれない

248ハードボイルド:2013/09/27(金) 10:26:51 ID:eK1FDzfU0
(メ._⊿,)「違う」



(メ._⊿,)「無理じゃない……!」



o川*;―;)o「むリ、だヨ……!!」



o川*;―;)o「だって、あたシのからだガ、いツぼうソうするかなんてワカラなイ……!!」



o川*;―;)o「うーくンのコトはズっとダイすキだったケド……」



o川*;―;)o「もウいッショには、いラレないヨ……」



o川*;―;)o「イマのあたシは、ふツウじゃないカラ……!!」

249ハードボイルド:2013/09/27(金) 10:30:20 ID:eK1FDzfU0
(メ._⊿,)「馬鹿を言うな……!」



(メ._⊿,)「だって、俺たちは今もこうやって」



(メ._⊿,)「ちゃんと、話が出来ているじゃないか……!」



(メ._⊿,)「俺たちは元に戻れるんだ」



(メ._⊿,)「これからも2人で一緒に暮らして行けるんだ」



(メ._⊿,)「だから……」



(メ._⊿,)「絶対に、そんなことを言うんじゃない……!」

250ハードボイルド:2013/09/27(金) 10:34:23 ID:eK1FDzfU0
o川*;―;)o「…………」



o川*;―;)o「うーくン……」



o川*;―;)o「あリガとウ……」



o川*;―;)o「あたシ、うーくンをすキになッテよカったヨ……」



o川*;―;)o「ほントうに……」



o川*;―;)o「ほントうに、シあワせダったヨ……」

251ハードボイルド:2013/09/27(金) 10:38:20 ID:eK1FDzfU0
o川*;―;)o「だかラ……」





≪   (メ._⊿,)   ≫





チャキッ……!!



キュートは自分の心臓の位置に銃口を向けて……





o川*;―;)o「だか、ラ……!」





≪   (メ._⊿,)o川*^ー^)o    ≫





o川*;―;)o「さヨう、なラ……ッ!!」




ズガガガガガガガガガガッ!!



その引き金を引いた

252ハードボイルド:2013/09/27(金) 10:42:12 ID:eK1FDzfU0
(メ._⊿,)「キュート……ッ!!」




o川* ― )o「あt、し……」ジジジジ…



o川* ― )o「うーkん、t……」ジジジ…



o川* ― )o「ず、っt……」ジジ…



o川* ― )o「i、っしょn……」ジ…




o川* ― )o「…………」

253ハードボイルド:2013/09/27(金) 10:45:16 ID:eK1FDzfU0
(メ._⊿,)「…………」



(メ._⊿,)「……わかった」



(メ._⊿,)「キュート……」



(メ._⊿,)「それが、お前の最後の望みなんだな……」



(メ._⊿,)「それなら……」



カチャッ……!



三月うさぎは『キュートの腕』を、自らの欠けている腕の位置に装着した……!!

254ハードボイルド:2013/09/27(金) 10:48:24 ID:eK1FDzfU0
(メ._⊿,)「…………」



(メ._⊿,)「キュート」



(メ._⊿,)「これからも、共に生きよう」



『…………』



『うん……!』



キュートのそんな声が聞こえたような気がした……

255ハードボイルド:2013/09/27(金) 10:50:41 ID:eK1FDzfU0
(メ._⊿,)「俺の……」



(メ._⊿,)「いや、俺たちの……」



(メ._⊿,)「生まれた意味を知るためにも、ここで終わるわけにはいかない……!」



(メ._⊿,)「だから、キュート……」



(メ._⊿,)「俺に力を貸してくれ……!」



ダッ……!!



三月うさぎはその場に背を向けて、全力で駆け出した……!!

256名も無きAAのようです:2013/09/27(金) 10:52:42 ID:eK1FDzfU0
ハードボイルド編はこれで終わりです

次はエスパーさん編を投下します

お題も募集してます

257日本の人です:2013/09/27(金) 14:04:08 ID:obWTYgCs0
日本の人です
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258エスパーさん:2013/09/27(金) 16:48:03 ID:BqVuy2f.0
エスパーさん編ちょっとだけですけど投下します

259エスパーさん:2013/09/27(金) 16:49:35 ID:BqVuy2f.0
(´・ω・`)「オイ、さっさとしゃぶれよ」


(゚A゚)「ふぁい」


(゚A゚) ジュッジュッジュッジュッ ペロペロ ズゾゾゾゾゾゾッ!!


(´・ω・`)「へ〜、なかなか上手くなったじゃないか?僕は素直に嬉しいよ」


(//A//)「え、えへへ〜」


(´・ω・`)「だが」


グイッ……!!


ショボンはドクオの頭を思いっきり押さえつけて、喉の奥へと逸物を侵入させた


(;A;)「あ、がご……!!」


キュポンッ!!


そして、それを一気に引き抜いた……!!

260エスパーさん:2013/09/27(金) 16:52:34 ID:BqVuy2f.0
(;A;)「げほ、げほッ!!」


(´・ω・`)「僕を満足させるにはこの程度じゃ、まだまだ足りないからね?そこは勘違いしちゃダメだよ?」



(´・ω・`)「僕に捨てられたくなかったら、ね……?」



(;A;)「!!」ビクッ…!!


(;A;)「ふ、ふぁい!」



(´・ω・`)「…………」



(´^ω^`) ニコッ!!

261エスパーさん:2013/09/27(金) 16:55:10 ID:BqVuy2f.0
(´^ω^`)「よーし、いい子だ!ご褒美に唇にキスしてあげよう!」


スッ……


ドクオの頬にショボンの手がそっと添えられた……



(//A//)「は、はずかしいでしゅ……」



彼らの世界は桃色に染まっていた……


そこは何者も邪魔をすることのない、まさに『2人のだけの世界』だった



(´-ω-`)「……んっ」


(*-A-)「あっ……」ドキドキ…!



そして、2人の唇が今にも触れ合おうとしたその時だった……

262エスパーさん:2013/09/27(金) 16:58:26 ID:BqVuy2f.0
ガチャッ!!



(//A//)「ひゃんっ……!!」ビクウ…!!


(;`-ω-´)「ショボン、お楽しみ中のところ申し訳ないんだが、お前に来客が来ている……」


(´・ω・`) チッ…!


(´・ω・`)「兄さん……」


(´・ω・`)「今、せっかくのいいところだったのに……!」


(;`-ω-´)「悪かったと言っているだろう……」


(´-ω-`) ハア…


(´-ω-`)「もういいよ……客人をここにお通ししてあげて」

263エスパーさん:2013/09/27(金) 17:01:21 ID:BqVuy2f.0
ガチャッ……!!



( ^Д^)「失礼するぜっ!」


(´・ω・`)「!!」


(´・ω・`)「あなたは……」


(´・ω・`)「大盗賊集団『おちょくり隊』の棟梁、プギャー殿……!」


(´・ω・`)「本日はどうしてこちらへ……?」


( ^Д^)「まあ、積もる話はなんだ……」


ゴトン……!!


そう言って、プギャーは高級麦焼酎『穴掘り丸』を机の上に置いた

264エスパーさん:2013/09/27(金) 17:04:26 ID:BqVuy2f.0
( ^Д^)「とりあえず今は飲もうぜ……?」


(´・ω・`)「…………」


(´・ω・`)(僕の好みを完璧に把握しているとは……!この情報収集力、侮れないな……)


(´・ω・`)「わかりました!では、お言葉に甘えて……」




チンッ……!




(´・ω・`)「乾杯……!」( ^Д^)




2人は杯を一気にあおった

265エスパーさん:2013/09/27(金) 17:06:04 ID:BqVuy2f.0
書き溜め行ってきます






※ネタバレ注意※






この話の主人公はショボンではありません

266名も無きAAのようです:2013/09/27(金) 18:05:10 ID:fPsGWLhI0
どうしてこうなった…

267名も無きAAのようです:2013/09/27(金) 18:08:17 ID:2XBw.TpQ0
乙っぱい
ハードボイルド編よかったぞ

268名も無きAAのようです:2013/09/27(金) 18:42:14 ID:fPsGWLhI0
総合とリンクしすぎて恐い

269エスパーさん:2013/09/27(金) 19:29:17 ID:BqVuy2f.0
>>268
(´・ω・`)「僕のホーリー・ランス、しゃぶるかい?」


ちょっとだけ投下するおっぱい

270エスパーさん:2013/09/27(金) 19:33:31 ID:BqVuy2f.0
( ^Д^)「さて、場も温まったところで……」



( ^Д^)「1つあんたに頼みたいことがある」



( ^Д^)「これは超能力を持っているあんたにしか出来ない頼みだ」



ガチャッ!!


そう言いながら、プギャーは自分の脇にあるトランクを開けた


中身は大量の札束で溢れていた


( ^Д^)「とりあえず前金としてこれだけ用意してある 受け取ってくれ」


( ^Д^)「成功次第ではこの額の何倍でも払うと約束するぜ」

271エスパーさん:2013/09/27(金) 19:36:18 ID:BqVuy2f.0
(´・ω・`)「へえ〜、随分と羽振りがよろしいんですね?」




(´・ω・`)「お金にはそこまで頓着はありませんが、大変興味深い話ですね」




(´・ω・`)「では」




(´・ω・`)「詳しい話を聞かせてもらいましょうか……?」




( ^Д^) ニヤ…!

272エスパーさん:2013/09/27(金) 19:39:54 ID:BqVuy2f.0
コンコン……!



「貞子ォ、入るぞォ……?」



ガチャッ!



川д川「お姉ちゃん……?」


ノパ⊿゚)「え、えっとだなァ?貞子ォ……」


ノパ⊿゚)「今日は、店番やってみるつもり無いかァ?」


川д川「ごめん、今日も無理かも……」


ノパー゚)「なーに!貞子は何も悪くないんだァ!!」


ノパ⊿゚)「だから、気にするんじゃないぞォ?」


川д川「ありがと、お姉ちゃん」

273エスパーさん:2013/09/27(金) 19:42:24 ID:BqVuy2f.0
キュピーン!



ノパ⊿゚)(貞子はとっても優しい子なんだァ!いつかはお姉ちゃんの考えもちゃんと分かってくれる!!)



ノパ⊿゚)(だから、お姉ちゃんは貞子のために今日も一生懸命仕事を頑張らないとなァ?)



ノパ⊿゚)「じゃあ、行ってくるからなァ!」



川д川「うん、いってらっしゃい」



バタン……!



川д川「…………」


川д川「お姉ちゃんがわたしのことであんなに悩んでいたなんて……」

274エスパーさん:2013/09/27(金) 19:45:17 ID:BqVuy2f.0
ポロ……


川д;川「ごめん、なさい……!」



川д;川「こんな能力がなかったら……」



川д;川「わたしはお姉ちゃんみたいな明るい性格の女の子になれたのかな……?」



川д;川「お姉ちゃんを困らせるようなことなんてなかったのかな……?」



川д;川「わかんないよぉ……!!」



川д;川「わたし……」



川д;川「こんな能力なんて、欲しくなかったよぉ……!!」

275エスパーさん:2013/09/27(金) 19:48:35 ID:BqVuy2f.0
〜あらすじ〜


今よりちょっとだけ未来。超能力を持つ少女がいた。



人々の本音を見すぎココロを閉ざしている日々だったが…



人の心を読む事が出来る 読心能力を持っている少女…



はたして古代ロボット戦士 鈴木大王奴は復活するのか!?




〜主題歌〜


『GO!GO!鈴木大王奴!』



今は昔の黄河文明 鋼の剣が天を突く



魔界の邪神を倒す為 怒りで火をともせ



熱い心が呼び覚ます 鈴木大王奴(すずきだいおうど) 我とあり

276エスパーさん:2013/09/27(金) 19:50:11 ID:BqVuy2f.0
キリがいいので、今日はここまでにしたいと思います


おやすみおっぱい

277名も無きAAのようです:2013/09/27(金) 20:04:39 ID:fPsGWLhI0
(マ、マタンゴ~!!)



278名も無きAAのようです:2013/09/28(土) 02:00:11 ID:J/2B9Bus0
笑あり涙ありだな
お題 美魔女

279エスパーさん:2013/09/28(土) 14:40:47 ID:syvtg4eU0
それから、しばらくして……


ガチャッ!!



「貞子ォ!!お姉ちゃん帰って来たぞォ〜〜〜!!」



玄関の方からヒートの声が聞こえてきた



とんとんとん…!



そして、階段をのぼってくる音が一定のリズムを刻んでいる



コンコン…!



「入るぞォ?」



ガチャッ!!

280エスパーさん:2013/09/28(土) 14:43:34 ID:syvtg4eU0
ノパ⊿゚)「ただいま、貞子ォ!」


川д川「お姉ちゃん、おかえりなさい」


川д川「今日はいつもより遅かったんだね?」


ノパー゚)「なーに!貞子は何も心配する必要は無いんだ!!」


ノパ⊿゚)「だから、気にするんじゃないぞォ?」


川д川「うん」


川д川(お姉ちゃんは分かりやすいなあ……)


川д川(こういう反応するときは大抵は何か隠してるんだよね)

281エスパーさん:2013/09/28(土) 14:47:10 ID:syvtg4eU0
キュピーン!



ノパ⊿゚)(最近はお客さんが増えてきたからなァ……それ自体は嬉しいことなんだけど)


ノパ⊿゚)(うちはまだ出来たばっかりでバイトを雇う余裕が無いからなァ……)


ノパ⊿゚)(どうしようかァ……)



川д川「!!」


川д川(お姉ちゃんが困ってる……!)


川д川(…………)



川д川(……わたしもいつまでも逃げてるだけじゃ、ダメ……だよね?)



川д川(…………)


川д川(……よし!)

282エスパーさん:2013/09/28(土) 14:50:27 ID:syvtg4eU0
川д川 スゥー



川д川「お姉ちゃん!」



��ノパ⊿゚)「!」ビク



ノパ⊿゚)「おお、いきなり大声出すもんだからお姉ちゃんちょっとびっくりしたぞォ」


川;д川「ご、ごめんなさい……」


川;д川(わたしの、ばかぁ……!)


ノパー゚)「いや、元気があってよろしい!お姉ちゃんは元気がある貞子もいいと思うぞォ!」


ノパー゚)「それでどうしたんだ?お姉ちゃんに何も遠慮はしなくていいからなァ?」

283エスパーさん:2013/09/28(土) 14:53:17 ID:syvtg4eU0
川д川「……うん」


川д川「あ、あのね……」


川д川「そ、そのぉ……」


ノパー゚)「…………」



川д川「わた、し……」



川д川「……明日から店番、やってみるよ」



川д川「お姉ちゃんと、わたし自身のために」



川д川「頑張って、みたいよ……!」



川д川「変わりたいよ……!」

284エスパーさん:2013/09/28(土) 14:56:16 ID:syvtg4eU0
ノパ⊿゚)「」ポカーン


��ノパ⊿゚) ハッ…!


ノハ;゚⊿゚)「貞子ォ!!むむむむ無理はしなくていいんだぞォ!!お姉ちゃんはこれっぽっちも……!!」



川д川「それは、うそだよ」



川д川「だって、わたしお姉ちゃんの心見えるんだよ……?」



ノパ⊿゚)「…………」


ノパ⊿゚)「ああー」



ノパ⊿゚)「そういえばそうだったなァ……」



川;д川(ズコー!忘れてたんかい……!)

285エスパーさん:2013/09/28(土) 14:59:26 ID:syvtg4eU0
川д川「お姉ちゃんが困ってるんだったら、わたし……」



川д川「うまくできないかもしれないけど、少しずつでも」



川д川「頑張ってみたいよ……!」



ノパ⊿゚)「…………」



ノパ⊿;)「さだ、こ……」



ノハ;⊿;)「さだごおおおおおおおおおおおおおッ!!!!」



ぎゅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!

286エスパーさん:2013/09/28(土) 15:02:38 ID:syvtg4eU0
川*д川「お姉、ちゃん?恥ずかしいよぉ……」



ノハ;⊿;)「うおおおおおおおおおおおお!!ありがとおおおおおおおお!!ありがとおおおおおおおおおおおおッ!!!!」



ノハ;⊿;)「さだこおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!!!!」



ノハ;⊿;)「世界で一番、愛してるぞおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!!!!」



川;д;川「!!」



川;д;川「お姉ちゃん……!」



川;д;川「わたしも世界で一番お姉ちゃんが、好き……!!」



ノハ;⊿;)「!!!!」



ノハ;⊿;)「好きだ好きだ好きだ好きだあああああああああ!!大好きだあああああああああああああああああああッ!!!!」



次の日からはお姉ちゃんと一緒の布団で眠ることになりました

287エスパーさん:2013/09/28(土) 15:04:29 ID:syvtg4eU0
書き溜め行ってくるおっぱい

288エスパーさん:2013/09/28(土) 16:08:02 ID:syvtg4eU0
そして、その翌日……



ノパ⊿゚)「貞子ォ!起きろおおお!」


ユサユサ……!


川д川「お姉、ちゃん……?」


ノパ⊿゚)「そろそろ開店時間だからなァ!急ぐぞォ!」


川д川(ああ、そっか わたし今日からは頑張るんだった)


川д川「うん!」


川д川(しまっていこー!)

289エスパーさん:2013/09/28(土) 16:10:12 ID:syvtg4eU0
ガチャッ!!


今日も外は気持ちのいい晴天だった


川;д川(久しぶりの太陽の光……!目に沁みるなぁ……)フラフラ…


ノハ;゚⊿゚)「貞子おおおお!!大丈夫かああああああ!!」


ユサユサユサユサ!!


川;д川「わぁっ!」


そう言ってヒートが貞子の体を思いっきり揺さぶってくる……!!


川;д川「だ、いじょうぶ……うえっぷ……!」


川;д川ちょっと、びっくりしただけ……」


ノハ;゚⊿゚)「そ、そうかァ?」


川;д川「う、うん……」


川;д川(お姉ちゃんは相変わらず力強いなぁ……)

290エスパーさん:2013/09/28(土) 18:19:09 ID:syvtg4eU0
川;д川「い、いらっしゃいませ〜……」


ノパ⊿゚)「う〜ん、ちょっと声が小さいかなァ……」


ノパ⊿゚)「悪いけど、もうちょっと声張れないかァ?」


川;д川「ご、ごめんなさい……」


川;д川(今のわたしじゃお姉ちゃんの足手まといなんだ!頑張らないと……!)


川;д川「い、いらっしゃいませ〜」


ノパ⊿゚)「う〜ん、決して悪くはないんだがァ……」


キュピーン!


ノパ⊿゚)(まあ、いっかァ!初日にしては上出来だな)


川;д川(とりあえずは及第点、かな……?)

291エスパーさん:2013/09/28(土) 18:21:39 ID:syvtg4eU0
( ´ー`)「たい焼き、1つもらうーヨ」


川;д川「ひゃ、120円になります」



キュピーン!



( ´ー`)(この子新しく入ったバイトの子かな?かわいいヨ!)


( ´ー`)(たくさん買って顔覚えてもらうーヨ!)


( ´ー`)「やっぱり、30個くれーヨ」

292エスパーさん:2013/09/28(土) 18:23:23 ID:syvtg4eU0
川;д川「え、えーと……」


川;д川「さ、3600円になります」


(*´ー`)「ありがとうヨ!またくるーヨ!」


ノパ⊿゚)「随分と太っ腹なお客さんだなァ」


川;д川「そ、そうだね」



川;д川 ハア…



川;д川(やっぱり疲れるなぁ……)

293エスパーさん:2013/09/28(土) 18:27:44 ID:syvtg4eU0
書き溜めてきますお

294エスパーさん:2013/09/28(土) 18:52:24 ID:e0apq0dY0
川д川「いらっしゃいませ〜」


|^o^|「ひとつ ください」


川д川「120円になりま〜す」


|^o^|「わーい」


川д川「ありがとうございました〜」



ノパー゚)「…………」


ノパー゚)「ほう……」


ノパー゚)「最初はどうなることかと心配していたが、中々に物覚えがいいじゃないかァ!」


ノハ*゚ー゚)「お姉ちゃん、嬉しいぞォ〜!」


ナデナデ……!


川*д川「わぷっ、恥ずかしいよ〜」


ノハ*゚ー゚)「こら!逃がさんぞォ〜〜〜!」


ナデナデ……!


川*ー川「もうっ、お姉ちゃんったら……!」

295エスパーさん:2013/09/28(土) 18:54:49 ID:e0apq0dY0
ノパ⊿゚)「初めての接客業にしては上出来だァ!貞子には才能がある!」


川*ー川「えへへ……」


ノパ⊿゚)「だが、まだまだ甘いぞォ!」


ノパ⊿゚)「今からお姉ちゃんが手本を見せてやるからなァ!よーく見ておくんだぞォ!」


川д川「うん!」


川д川(よーし!頑張って物にするぞ〜!)

296エスパーさん:2013/09/28(土) 18:57:19 ID:e0apq0dY0
ノパ⊿゚)「いらっしゃいませえええええ!!」


川д川(まずは声を大きく、と……)



(’e’)「1つくれ」


ノパ⊿゚)「120円になりまあああす!!」




*(‘‘)*「1つちょうだい!」


ノパ⊿゚)「50円になりまああああす!!」


キュピーン!


*(‘‘)*(あれれ?これじゃお母さんにもらってきたお金が余っちゃうよ……)


*(‘‘)*(せっかくだから余ったお金はお菓子に使っちゃおうっと!)

297エスパーさん:2013/09/28(土) 19:00:38 ID:e0apq0dY0
<ヽ`∀´>「1つくださいニダ!」


ノパ⊿゚)「1万円になりまああああす!!」


キュピーン!


<;ヽ`∀´>(ちょ、ちょっと高すぎじゃないニダ?)


<ヽ`∀´>(まあ、美人なお姉さんだから、そこは目をつぶるニダ!)




川д川(お客さんを見て臨機応変に値段を変える、と……)



川д川「…………」



川;д川「いやいや、これはどう考えてもアウトでしょ!!」

298エスパーさん:2013/09/28(土) 19:04:27 ID:e0apq0dY0
書き溜め行ってきます

299名も無きAAのようです:2013/09/28(土) 19:06:03 ID:wZpujHZ.O
行ってらっしゃい

300名も無きAAのようです:2013/09/28(土) 19:38:50 ID:YZiRvH9.0
ニダーアホすぎワロタ

301エスパーさん:2013/09/28(土) 21:03:37 ID:e0apq0dY0
ただいま戻りました投下行きます

302エスパーさん:2013/09/28(土) 21:06:18 ID:e0apq0dY0
そして、そのあとの仕事は何事もなく続き……



ガチャン……!



川д川「ふぅ、店じまいっと……」



ポン!



そんな時、後ろから軽い調子で肩を叩かれた


川д川「!!」



ノパ⊿゚)「よっ!」



それは、ヒートだった

303エスパーさん:2013/09/28(土) 21:09:55 ID:e0apq0dY0
ノパ⊿゚)「今日はよく頑張ったな、貞子ォ!」


ノパ⊿゚)「ご褒美と言っちゃなんだが……」


ゴソゴソ……



そう言ってヒートは後ろから2つのたい焼きを取り出した……



ノパ⊿゚)「へへっ、2つだけ残しておいたんだァ!」



ノパ⊿゚)「だから……」



ノパ⊿゚)「……一緒に食べよう!」



川д川「…………」



川*ー川「……うん!」

304エスパーさん:2013/09/28(土) 21:12:41 ID:e0apq0dY0
川*д川 ノハ*゚⊿゚)



モグモグ……



近くのベンチに腰を下ろして、2人並んでたい焼きにがぶりついた



川;ー;川「…………」グスッ…!



��ノパ⊿゚)「!!」



ノハ;゚⊿゚)「貞子おおおおおお!!どうしたんだあああああああ!!」



キュピーン!



ノハ;゚⊿゚)(ご褒美がたい焼きってちょっと安上がりだったかなァ……?)

305名も無きAAのようです:2013/09/28(土) 21:12:45 ID:9moijedwO
基本価格が120円なぶん無法松よりはマシか

306エスパーさん:2013/09/28(土) 21:15:56 ID:e0apq0dY0
川;ー;川「ちがうよ、お姉ちゃん……」



ノハ;゚⊿゚)「え?」



川;ー;川「おいしいね、たい焼き……」



ノパ⊿゚)「…………」


ノパー゚)「…………」


ノパー゚)「もちろんだァ!なんたってお姉ちゃんが日夜研究を重ねた自慢の味なんだからなァ!!」


川;ー;川「…………」



川;ー;川「……なにそれ、へんなの」



そうして陽が暮れて行った……

307エスパーさん:2013/09/28(土) 21:18:45 ID:e0apq0dY0
それから数ヶ月……



*(‘‘)*「わーい!」


川д川「ありがとうございましたー!」



ノパー゚)「…………」



キュピーン!



ノパー゚)(貞子、随分たくましくなったなァ……)



ノパー;)(お姉ちゃん冥利に尽きるぞォ……!)



川*д川「…………」



川*д川(お姉ちゃん……)



川*д川(……ありがとう!)



そんな時だった……

308エスパーさん:2013/09/28(土) 21:21:18 ID:e0apq0dY0
(ΘωΘ)「ちょーっとそこのお嬢ちゃ〜ん……?」


*(;‘‘)*「!!」ビク!


|^o^|「あなたに ちょっとした おはなしが あるんです」


( ´ー`)「な?好きなおもちゃ買ってあげるからヨ!」


*(;‘‘)*「いらない、ですッ……!」


(ΘωΘ)「まあまあ、そう言わずにさぁ……」



グイ……!



ガラの悪い男が女の子の手を引っ張ったせいで……



*(;‘‘)*「あ」



ポトッ!



女の子の手からたい焼きが地面に落ちてしまった……

309エスパーさん:2013/09/28(土) 21:24:39 ID:e0apq0dY0
(;´ー`)「あちゃ〜……」



*( ; ;)*「わたしの、たいやき……!」グス…!



*( ; ;)*「うええええええええん!!」



(’e’)「ちっ!めんどくせえ!これだからガキは嫌なんだよ……」


(’e’)「……ったく、大体なぁ!たい焼きなんてしけたもん食ってるなよ!」



(#’e’)「……なっ!!」



そう言って、男の1人が片足を上げて……

310エスパーさん:2013/09/28(土) 21:27:28 ID:e0apq0dY0
*( ; ;)*「あ……!」



グチャッ!!グリグリ……!!



地面に落ちたたい焼きを思いっきり踏みつけた……!!



(;ΘωΘ)「お、おい!これはいくらなんでもやり過ぎだぜ!!」


(’e’)「構わねえ!それに俺たちがもっと旨いもん食わせてやったらこのクソガキも満足するだろ?」


|^o^|「それも そうですね」



( ´ー`)「ぷっ……!」



( ´ー`) (’e’)「ぎゃははははははははははははははははッ!!!!」(ΘωΘ)



|^o^|「あはははははは」

311エスパーさん:2013/09/28(土) 21:31:01 ID:e0apq0dY0
川;д川「ひ、ひどい……!!」


ノハ ⊿ )「…………」



ノハ ⊿ )「貞子、少しの間店番を頼む……」



川;д川「お姉、ちゃん……?」



キュピーン!



ノハ ⊿ )(あの馬鹿共、絶対に許さねえッ……!!)



ノハ ⊿ )「いつもは温厚なお姉ちゃんでも、今回ばかりはドタマに来たぞォ……!」



ダッ……!!



川;д川「!!」


川;д川「お姉ちゃんッ……!?」

312エスパーさん:2013/09/28(土) 21:33:55 ID:e0apq0dY0
*( ; ;)*「いやっ!はなしてッ!!」ジタバタ!


|^o^|「わがまま いっちゃいけません」


(ΘωΘ)「よーし!今日のノルマは達成したし、そろそろ戻るとするかぁ?」


( ´ー`)「イインダヨー!グリーンダヨー!!」


(’e’)「くだらねえこと言ってんじゃねえッ!さっさとずらかるぞ!」




<お前ら、ちょっと待て……




(;´ー`)「なんだーヨ?」

313エスパーさん:2013/09/28(土) 21:38:03 ID:e0apq0dY0
ノハ ⊿ )「たい焼き屋の店主として、お前らに1つ言わせてもらうことがある」



ノハ ⊿ )「その糞汚い耳の穴をかっぽじって、よーく聞いておけ……?」



ノハ ⊿ )「お前らにとって、そのたい焼きは確かに『しけたもん』なのかもしれない」



ノハ ⊿ )「だが、その女の子は親御さんから貰ったなけなしの小遣いで、わざわざうちのたい焼きを食いに来てくれる……」



ノハ ⊿ )「いわゆる『常連さん』でなァ……」



ノハ ⊿ )「その子にとってはなァ……そのたい焼きは『何事にも代えがたい大切な物』なんだよ」

314エスパーさん:2013/09/28(土) 21:42:03 ID:e0apq0dY0
(;’e’)「な、何が言いてえんだッ!!」





ノハ ⊿ )「そうだなァ……」





ノハ ⊿ )「馬鹿なお前たちにでも分かりやすいように一言で言ってやるとすると……」





ノハ ⊿ )「食い物を……」





ノハ#゚⊿゚)「食い物を……」





ノハ#゚⊿゚)「食い物を粗末にする奴はなァ……!!」





ノハ#゚⊿゚)「罰当たりだって、ことだよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!!!!」





ダッ……!!!!





ヒートは男たちに向かって飛び出して行った……!!

315エスパーさん:2013/09/28(土) 21:43:18 ID:e0apq0dY0
書き溜め行ってきます

316エスパーさん:2013/09/28(土) 23:16:38 ID:e0apq0dY0
再開しますお

317エスパーさん:2013/09/28(土) 23:21:48 ID:e0apq0dY0
(;´ー`)「な、なんだヨオオオオッ!!こいつうううううううッ!?」



ノハ#゚⊿゚)「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!!」




バッ……!!




ヒートは地面を蹴り、高く飛び上った……!!




ノハ#゚⊿゚)「燃えろおおおおおおおお!!右足いいいいいいいいいいいいいッ!!」




ゴウッ……!!




ノハ#゚⊿゚)「ド根性おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!!!!」




ノハ#゚⊿゚)「キイイイイイイイイイイイイイイイイイイックうううううううううううううううううう……ッ!!!!」




ギャルルルルルルッ……!!!!




そして、右足に炎を纏い、男に向かって突進した……!!

318エスパーさん:2013/09/28(土) 23:24:27 ID:e0apq0dY0
ズビシィッ!!!!




(; ー )「ぶるああああああああああッ!!」




男は大きく弓なりに吹っ飛んで行き……




ドザアッ……!!




( ー )「」ピクピク…!




そのまま、沈黙した……

319エスパーさん:2013/09/28(土) 23:27:10 ID:e0apq0dY0
(’e’)「へへへ、なかなかやるじゃねえかぁ!女ァ!!」


(’e’)「俺だって一端の男だ!!拳法の嗜みぐらい持っているぜえッ!!」


ノハ#゚⊿゚)「ほう……!?」


ノハ#゚⊿゚)「面白いッ!!」


ノハ#゚⊿゚)「それなら死ぬ気でかかって来い!!」


ノハ#゚⊿゚)「わたしは逃げも隠れもしないッ!!」



ノハ#゚⊿゚)「すべて真正面から受け止めてやるッ!!!!」



(’e’)「へへへッ……!俺も随分と舐められたもんだぜ……」



(’e’)「後悔ッ……!」



ダッ!!



男は勢いよく走り出した……!!




(#’e’)「……すんなよなァッ!?」

320エスパーさん:2013/09/28(土) 23:30:16 ID:e0apq0dY0
(#’e’)「喰らいやがれえええええええええええええええッ!!!!」




(#’e’)「必殺……!!」




(#’e’)「108マシンガンッ……!!!!」




ズババババババババババッ!! 




ノハ#゚⊿゚)「!!」




素早く繰り出された108発の足蹴りがヒートに襲い掛かる……!!

321エスパーさん:2013/09/28(土) 23:33:15 ID:e0apq0dY0
ドガガガガガガガガガガガッ!!




(#’e’)「ふんっ……!!」




バキイッ!!




ノハ ⊿ )「」




ズシャアアアアアアアアッ……!!



勢いのある蹴りを連続で喰らった結果、ヒートは地面に引きずられることになった……

322エスパーさん:2013/09/28(土) 23:36:55 ID:e0apq0dY0
川;д川「お」




川;д川「おねえちゃあああああああああああああああんッ……!!!!」




(’e’)「へへへっ、口ほどでもねえなぁ?」



(’e’)「ん〜〜〜〜〜〜?」



(’e’)「さっきまでの勢いは一体どうしたのかなぁ……!?」




男がヒートを罵倒したその時であった……

323エスパーさん:2013/09/28(土) 23:39:37 ID:e0apq0dY0
ムクッ……!




(;’e’)「な、に……!!」




(;’e’)「起き上がった、だと……!?」




なんと、ヒートが立ち上がったのだった……!!




ノハ ⊿ )「…………」グイ…




口元に付着した血反吐を軽く拭って一言呟いた……




ノハ ⊿ )「足りない……」




(;’e’)「は?」




ノハ ⊿ )「お前には……」

324エスパーさん:2013/09/28(土) 23:42:24 ID:e0apq0dY0
バキィ!!



(; e )「ぷがっ!」


ノハ ⊿ )「鍛錬がァ……!!」




ドゴォッ!!



(; e )「どおえぷッ!!」


ノハ ⊿ )「根性がァ……!!」




ズゴオッ!!



(; e )「どるるぁッ!!」


ノハ ⊿ )「愛情がァ……!!」




バスッ!!



(; e )「ぷるぁッ!!」


ノハ ⊿ )「確固たる信念がァ……!!」

325エスパーさん:2013/09/28(土) 23:45:43 ID:e0apq0dY0
川;д川「お姉ちゃん、すごい……!!」



ノハ#゚⊿゚)「…………」コオオオ…!



ノハ#゚⊿゚) ギロッ!!



|;^o^|「あひっ!!」(;ΘωΘ)



ノハ#゚⊿゚)「お前たちのお仲間は2人共あそこで寝ている」



( ー ) ( e )



ノハ#゚⊿゚)「お前たちはまだやる気があるのか……?」

326エスパーさん:2013/09/28(土) 23:48:55 ID:e0apq0dY0
|;^o^|「ありません」


(;ΘωΘ)「よい子の僕たちはこれにて失礼します!!」



キュピーン!



|;^o^|(これは いちど きちまで ひきあげたほうが けんめいです)


(;ΘωΘ)(兄貴やショボン様たちを連れてきて、この女をやっつけてもらおう!!)



|;^o^|「ということで さようなら」



タッタッタッタッ!!



ノハ#゚⊿゚)「勇敢に闘った自分たちの仲間を平気で見捨てるなんてな……!この、根性無し共がッ!!」ギリッ…!

327エスパーさん:2013/09/28(土) 23:51:30 ID:e0apq0dY0
川;д川「お姉ちゃん!!あの人たち、自分たちの本拠地へ戻るみたい!!」


ノパ⊿゚)「そうか……」


ノパ⊿゚)「……じゃあ、ここはひとつ奴らを追跡するとしますか!」


川;д川「ま、待って!お姉ちゃん、わたしもッ!!」



ノハ ⊿ )「それは、ダメだッ!!」



川;д川「どう、して……?」


ノハ ⊿ )「お姉ちゃんは貞子にだけには無茶をしてほしくない……!!」


ノハ ⊿ )「危険な目に遭って欲しくないんだ……!!」

328エスパーさん:2013/09/28(土) 23:54:53 ID:e0apq0dY0
川;д川「でも、お姉ちゃんだって……!」



ノハ ⊿ )「お姉ちゃんはいいんだ……」



ノハ ⊿ )「それになァ……」



ノハ ⊿ )「貞子の状態は今、せっかくのいいところまで回復していってるんだ」



ノハ ⊿ )「お姉ちゃんはなァ……」



ノハ ⊿ )「貞子には二度と苦しい思いをさせたくない……!!」



川;д川「!!」

329エスパーさん:2013/09/28(土) 23:57:17 ID:e0apq0dY0
ノハ ⊿ )「……わかってくれるな?」



川;д川「あ、え……と……」



ノハ ⊿ )「だから、貞子にはあのお嬢ちゃんのことを任せた……!」



*( ; ;)*



川;д川「……あ」



ノハ ⊿ )「じゃあな、そろそろ行ってくるぞォ!」



ダッ……!!



川;д川「ま、待ってッ……!!」



その日のお姉ちゃんは深夜になっても、帰って来ることはありませんでした……

330エスパーさん:2013/09/28(土) 23:57:57 ID:e0apq0dY0
今日の投下は以上で終わりです

おやすみおっぱい

331名も無きAAのようです:2013/09/29(日) 00:00:50 ID:midj3V/g0
おねえちゃああああああああああああああああん

332エスパーさん:2013/09/29(日) 00:01:12 ID:thi0.o760
あんぎゃああああ、大事なとこでミスったあああああ


>>324>>325の間に↓の文章を入れてください



ノハ ⊿ )「そして、なによりも……ッ!!」





ノハ#゚⊿゚)「熱さが、足りないんだよおおおおおおおおおおおおおおおッ!!!!」





ドゴオオオオオオッ!!!!




( e )「」




ドサッ……!!

333名も無きAAのようです:2013/09/29(日) 02:06:45 ID:ikrWYI.6O
書きため一時間で5〜6レスってとこだな

334エスパーさん:2013/09/29(日) 09:22:08 ID:SrAl.5fk0
翌日……



川д川「ん〜〜〜〜……」



川д川「お姉ちゃん、おはようぅ……」ムクリ…!



シーーーーーン……



川д川「…………」



川д川「え?」

335エスパーさん:2013/09/29(日) 09:25:12 ID:SrAl.5fk0
川д川「いらっしゃいませ〜!」


*(‘‘)*「たいやき1つくださ〜い」


川д川「50円になりま〜す!」


*(‘‘)*「わーい」


川д川「ありがとうございました〜!」



*(‘‘)*「ねえ……」



*(‘‘)*「いつもの元気なおねえちゃん、今日はいないんだね……?」



川д川「…………」



川д川「え…?」

336エスパーさん:2013/09/29(日) 09:28:17 ID:SrAl.5fk0
ガチャコンッ……!!



川д川「店じまいっと!」



川д川「お姉ちゃん、一緒に帰r……



シーーーーン……



川д川「…………」



川д川「え……?」

337エスパーさん:2013/09/29(日) 09:31:58 ID:SrAl.5fk0
川д川「ただいま〜!」


川д川「今日の晩御飯はお姉ちゃんの好きなカニクリームコロッケだよ〜!」


川*ー川「嬉しいでしょ〜!」



シーーーーン……



川;д;川「うれし、い……で、しょ……?」



シーーーーン……



川;д;川「ね、え……」



川;д;川「なんで、かえってこない、の……?」

338エスパーさん:2013/09/29(日) 09:34:19 ID:SrAl.5fk0
シーーーーン……



川;д;川「おね、がい……!」



川;д;川「へんじ、してよぉ……!!」



シーーーーン……



川;д;川「おねえちゃん、の……」



川;д;川「ばかぁッ……!!」

339エスパーさん:2013/09/29(日) 09:37:19 ID:SrAl.5fk0
≪    ノハ ⊿ )『貞子には二度と苦しい思いをさせたくない……!!』    ≫




川;д;川「馬鹿、じゃないの……!?」



川;д;川「おねえちゃんは、わたしの気持ちなんて……」



川;д;川「ぜんぜん、わかってない……!!」



川;д;川「おねえちゃんの、いない生活は……」



川;д;川「こんなにも、苦しくて……!!」



ズキッ……!!



川;д;川「こんなにも、痛い……のにッ……!!」

340エスパーさん:2013/09/29(日) 09:40:34 ID:SrAl.5fk0
≪    ノハ ⊿ )『……わかってくれるな?』    ≫




川;д;川「先に謝っておきます……」



川;д;川「ごめんなさい……!」



川;д;川「わたし、多分今からお姉ちゃんの言いつけを破ることになってしまうけど」



川;д;川「それでも、お姉ちゃんなら……」



川;д;川「いつでもわたしに優しいお姉ちゃん、なら……」

341エスパーさん:2013/09/29(日) 09:43:13 ID:SrAl.5fk0
≪    ノパー゚)    ≫




川;д;川「こんなわたしを、許してくれるよね……?」



川д川 グイッ!



貞子は涙を拭って、その場を無言で立ち上がった



ダッ!!



ガチャッ!!バタン……!!



そして、無我夢中で家を飛び出した……!!

342エスパーさん:2013/09/29(日) 09:46:15 ID:SrAl.5fk0
川д川「!!」


川д川(あの人たちは……)



(ΘωΘ) |^o^|



キュピーン!



(ΘωΘ)(そろそろいい時間帯だし引き揚げるとしますかぁ……)


|^o^|(おなか すきました)



(ΘωΘ)「帰るぞ!」


|^o^|「りょうかいであります ぐんそうどの」



タッタッタッ!

343エスパーさん:2013/09/29(日) 09:49:47 ID:SrAl.5fk0
川;д川 ゴクリ…!



ガタガタ……!!



川;д川(足が、震えてる……)


川;д川(怖い……けど)



≪   ノパー゚)(貞子、随分たくましくなったなァ……)  ≫



≪   ノパー;)(お姉ちゃん冥利に尽きるぞォ……!)   ≫



川д川(そうだ……!今のわたしは以前のわたしとは違う!)



川д川(わたしは本当に強くなったんだって、分かってもらわなくちゃ……!)



川д川(だから……!)



川д川「……行こう!」



ダッ!!

344エスパーさん:2013/09/29(日) 09:52:56 ID:SrAl.5fk0
ここは、おちょくり隊のアジト……




<追えーーーーッ!!絶対に逃がすんじゃないぞッ!!



<まだそこらへんに隠れているかもしれん!!隈なく探すんだッ!!




ノハ; ⊿ )「はあはあ……!!」



ノハ; ⊿ )「あれは、何なんだ……?」



ノハ; ⊿ )「あの……禍々しい妖気は一体……!?」





/ -、- /  ( +ω+)





ズオオオオオオオオオオオオオオオ……

345エスパーさん:2013/09/29(日) 09:54:13 ID:SrAl.5fk0
投下を一旦終わります

346エスパーさん:2013/09/29(日) 12:36:45 ID:SrAl.5fk0
時は少しさかのぼる……



(;´・ω・`)「黄河文明において開発された古代ロボット戦士が発見されたと……!?」



(;´・ω・`)「それが二体も同時に……!?」



(;´・ω・`)「しかし、それが何故本国のシナー共和国ではなくて、このモナール帝国で……!?」



( ^Д^)「はっはっは!ショボンさんよぉ!そうやって同時にいくつも質問されたら俺も流石に困るぜえ」


(;´・ω・`)「す、すみません……」


( ^Д^)「まあ、驚くのも仕方がねえだろ 俺も最初に聞いた時はまるで信じられなかったさ」

347エスパーさん:2013/09/29(日) 12:39:14 ID:SrAl.5fk0
( ^Д^)「なんでも、このロボットはかつて霊能力者によって使用されていたらしい」



( ^Д^)「能力者の魔力を原動力にしてこいつらは動くらしいぜえ」



( ^Д^)「他にも、このロボットたちは『吸命剣』という名の剣を装備しているらしくてな……」



( ^Д^)「恐ろしいことにこの剣は、人を斬りつけることによってその命を吸い取りどんどん強化されていくらしい」



( ^Д^)「あんたはこの国に革命を起こしたいんだってな?」



( ^Д^)「上手く操れればこいつらも少しはあんたの役に立ってくれるんじゃねえか……?」



(;´・ω・`)「…………」



(;´・ω・`)「……何故あなたはそこまで僕に尽くしてくれるんですか?」



( ^Д^)「…………」

348エスパーさん:2013/09/29(日) 12:42:49 ID:SrAl.5fk0
(;´・ω・`)「僕はあなたに借りを作るつもりはありません」


( ^Д^)「……へっ!」


( ^Д^)「まあ、そう怯えなさんな」


( ^Д^)「ただ単に、これからも仲良くしましょうってことだよ!」


(;´・ω・`)「…………」


( ^Д^)「……ったく、つれないねぇ〜〜〜」


( ^Д^)「まあ、返事はどうするにせよ……あんたには一緒に来てもらうぜえ」



( ^Д^)「『復活の儀式』のために、な……?」ニヤ…!



(;´・ω・`)「…………」


(;´-ω-`)「わかりました、行きましょう」

349エスパーさん:2013/09/29(日) 12:45:27 ID:SrAl.5fk0
おちょくり隊のアジト……



(;´-ω・`)「げほっ!げほっ!!」


(;´-ω・`)「うぅ……なんだ、これはぁ……!?息苦しいィ……!!」


( ^Д^)「恐らく奴らの体内から放出される亡者共の呪縛が周囲に影響を与えているんだろうよ」


( ^Д^)「……そのうち慣れるさ」


( ^Д^)「オイ!それより見てみろよ」



(;´・ω・`)「!!」





/ -、- /  ( +ω+)





( ^Д^)「ご対面だぁ……!!」ニヤリ…!



(;´・ω・`)「これが、古代ロボット戦士……!?」



そんな時だった……

350エスパーさん:2013/09/29(日) 12:48:18 ID:SrAl.5fk0
<だれかぁ、助けてえええぇぇぇええええッ!!



��(;´・ω・`)「!!」



いきなり背後から叫び声が聞こえた……!!


ショボンが声のした方向に目を向けると……



(;´ ω `)「な……!」



(;´ ω `)「なんなんだよ……!!これは、いったい……!?」




J( ;ー;)し ( ;ω;) ξ;⊿;)ξ *( ; ;)*




そこには牢屋が設置してあり、その中には多くの人間が収容されていた……!!




( ^Д^)「まあ、なんだぁ……」




( ^Д^)「いわゆる、『吸命剣』強化用の生贄ってやつだな」

351エスパーさん:2013/09/29(日) 12:51:12 ID:SrAl.5fk0
(;´ ω `)「!!」



(;´ ω `)「……ざけるなッ!」



(;´ ω `)「ぼ、僕は人殺しの手伝いをするつもりはッ……!!」



( ^Д^)「ショボンさんよぉ?」



( ^Д^)「……あんたの本気なんてその程度のものだったのか?」



(;´ ω `)「な、に……?」



( ^Д^)「何をするにしたって多少の犠牲はついて回るもんだろぉ?」



( ^Д^)「普段の生活においても俺たちは特別意識をしていないだけで多くの犠牲を払ってこうして生きている」



(;´ ω `)「エゴだよそれは!」

352エスパーさん:2013/09/29(日) 12:54:14 ID:SrAl.5fk0
( ^Д^)「はっ!そんならエゴで上等だぁ!!」



( ^Д^)「今の時代は世紀末!!他人に情けをかけた奴から先に死んでいく!!」



( ^Д^)「それになぁ……!いつの時代だって勝者は正しいとされている」



( ^Д^)「いくら正論を吐いたとしても敗者は国賊扱い、勝てば官軍の世界なんだよぉッ!!」



( ^Д^)「ショボンさんよぉ……」



( ^Д^)「あんたは勝者と敗者のどっち側の人間かなぁ……?」ニヤア…!



(;´ ω `)「…………」

353エスパーさん:2013/09/29(日) 12:56:02 ID:SrAl.5fk0
書き溜めるお

354エスパーさん:2013/09/29(日) 13:50:25 ID:SrAl.5fk0
ノハ; ⊿ )「…………」


ノハ; ⊿ )(古代ロボット戦士、だと……?)


ノハ; ⊿ )(このままでは……)



J( ;ー;)し ( ;ω;) ξ;⊿;)ξ *( ; ;)*



ノハ; ⊿ )(みんなの命が危ないッ……!!)



��( ^Д^)「……ん?」



( ^Д^)「誰だァッ!!そこで聞き耳を立てている奴はァ!!」

355エスパーさん:2013/09/29(日) 13:53:53 ID:SrAl.5fk0
ノハ; ⊿ )「!!」


ノハ; ⊿ )(しまった……!!)



ダッ!!



(#^Д^)「!!」



(#^Д^)「てめえら、そのうす汚いドブネズミを絶対に逃がすんじゃねえッ!!」




(’e’)( ´ー`)「うぃーーーーーーーーーっす!!」|^o^|(ΘωΘ)




ノハ; ⊿ )「くそおッ……!!」




そして、現在に至る

356エスパーさん:2013/09/29(日) 13:56:39 ID:SrAl.5fk0
ノハ ⊿ )「こうなっては仕方がないッ!!」




ノハ#゚⊿゚)「たとえこの命に代えても、あの兵器を破壊してやるッ!!」




クルッ!タッ……!!



(;’e’)「なにぃ!?」




ノハ#゚⊿゚)「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!!!!」




ヒートは反転して単身で敵陣に斬り込んで行った……!!

357エスパーさん:2013/09/29(日) 13:59:16 ID:SrAl.5fk0
(´ ω `)「…………」


( ^Д^)「ショボンさん、そろそろ儀式を始めてもらおうか?」


( ^Д^)「まずは……」



( +ω+)



( ^Д^)「こいつを、復活させるんだ」


(´ ω `)「わかりました……」



(´ ω `)「おおおおおおおお……!!」



(´゚ω゚`)「くわっ!!!!」



バリバリバリバリバリッ……!!!!



その声を発すると同時にショボンの眼から黒い稲妻がロボットに向かって浴びせられる……!!

358エスパーさん:2013/09/29(日) 14:02:14 ID:SrAl.5fk0
ガラッ!!


ノハ;゚⊿゚)「くそっ、一足遅かったかッ!!」


ヒートが祭壇に入った時には既に儀式が始められていた



( ^Д^)「ぷぎゃはははははははははははッ!!ついに目覚めるぞおおおぉぉぉぉおおおおッ!!!!」




( +ω+) ビリビリビリ!!




( +ω+) シュー…




( ФωФ) ギンッ!!




( ФωФ)「吾輩は、杉浦呂間禰須倶(すぎうらろまねすく)」




( ФωФ)「我が主よ」




( ФωФ)「どうぞ、ご命令を」

359エスパーさん:2013/09/29(日) 14:05:16 ID:SrAl.5fk0
(´・ω・`)「そうだね、まずは……」



ノハ;゚⊿゚)「…………」



(´・ω・`)「あの女性と、闘って貰おうか」



( ФωФ)「了解したのである」



チャキッ……!



ロマネスクは『吸命剣』を抜刀し……



シュッ!!



( ФωФ)「いざ尋常に勝負」



ノハ;゚⊿゚)「…………」



ヒートに向かって刃先を突き付けた……!!

360エスパーさん:2013/09/29(日) 14:07:33 ID:SrAl.5fk0
書き溜めるおっぱい

361エスパーさん:2013/09/29(日) 15:48:02 ID:0opAiYRc0
( ФωФ)「ふんっ」


ヒュンッ!


ノハ; ⊿ )「ッ……!!」



( ФωФ)「ふっ」


ヒュバッ!


ノハ; ⊿ )「……!!」



( ФωФ)「どうした、そうやって逃げ回ってばかりでは吾輩を倒すことは不可能であるぞ?」



ノハ; ⊿ )「はあ、はぁ……!」



ノハ; ⊿ )(こいつは……)



ノハ; ⊿ )(相当に、強い……!!)



ヒートはロマネスクの攻撃に対して、防戦一方となっていた

362エスパーさん:2013/09/29(日) 15:50:53 ID:0opAiYRc0
そんな時……




<お姉ちゃんッ!!




祭壇の入り口の方から誰かの声がした




ノハ; ⊿ )「!!」



ノハ; ⊿ )「この声は……」



ノハ; ⊿ )「貞子ォ……?」




ノハ; ⊿ )(どうして、ここに……!?)

363エスパーさん:2013/09/29(日) 15:53:14 ID:0opAiYRc0
川;д川「待ってて、お姉ちゃん!!今からそっちに行くから!!」





ノハ; ⊿ )「やめろおおおおおおおおおおッ!!くるなああああああああァッ!!!!」





( ФωФ)「真剣勝負の最中に……」



チャッ!!



( ФωФ)「余所見を……」



ノハ; ⊿ )「しまっ……!!」





(#ФωФ)「……するなあああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああッ!!!!」





ズバァッ!!!!

364エスパーさん:2013/09/29(日) 15:56:15 ID:0opAiYRc0
ノハ; ⊿ )「う、ぁ……!!」



大きく袈裟懸けにヒートは斬りつけられた……!!


斬りつけられた部分から血しぶきの代わりに、光の粒子が溢れだし『吸命剣』に吸いこまれていく……!!



( ФωФ)「ふはははははははははははははッ!!」


( ФωФ)「これは凄いッ!!力が漲って来るのが手に取るように感じられるのである!!」



川;д川「お姉、ちゃん……?」



ノハ; ⊿ )「さ……ぉ」


ノハ; ⊿ )「に……ぇ」


ノハ; ⊿ )「……ぉ」



ドサッ!!



ノハ ⊿ )「」



ヒートは倒れ込んで、人形のように動かなくなった

365エスパーさん:2013/09/29(日) 15:59:54 ID:0opAiYRc0
川;д;川「う、そ……」



キュピーン!


ノハ ⊿ )(…………)




川;д;川「嘘だ……!」



キュピーン!


ノハ ⊿ )(…………)




川;д;川「嘘だ嘘だ嘘だ嘘だッ!!」



キュピーン!


ノハ ⊿ )(…………)





川;д;川「嘘だあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああッ!!!!」

366エスパーさん:2013/09/29(日) 16:02:14 ID:0opAiYRc0
ゴオオオオオオオオォォォォォォオオオオオオオオオッ!!!!




/ -、- / ゴウッ!!パチパチパチ…!!




川;д;川「うわああああああああぁぁぁぁぁぁぁああああああああああッ!!!!」




次の瞬間、貞子の周囲から無数の火柱が発生していた……!!




(;^Д^)「なんだッ!!なにが起こった!?」



(;´・ω・`)「ロマネスクッ!その女は危険だッ!!早く始末しろッ!!」



( ФωФ)「了解したのである」

367エスパーさん:2013/09/29(日) 16:05:11 ID:0opAiYRc0
チャキッ!!




川;д;川「くるなあああああああッ!!」




( ФωФ)「許せ」




川;д;川「くるなあああああああぁぁぁぁぁあああああああああああああああッ!!!!」




(#ФωФ)「……ふんッ!!!!」




ビュンッ!!!!

368エスパーさん:2013/09/29(日) 16:08:13 ID:0opAiYRc0
パシッ……!!




(;ФωФ)「なん、だと……?」




ロマネスクの振り下ろした『吸命刀』は……




/ 、 / ギチギチ…!!




『もう一体のロボット』の白刃取りによって受け止められていた……!!




/ 、 /「……ッ!!」




ドカッ!!




(; ω )「……ぐっ!!」




そしてそのままの姿勢でローキックを放ち、ロマネスクを突き放した……!!

369エスパーさん:2013/09/29(日) 16:11:18 ID:0opAiYRc0
/ 、 / コオオオオ…!




/ ゚、。 / ギン!!




川;д;川「…………」




川;д;川「あなた、は……?」




/ ゚、。 /「拙者の名は鈴木大王奴」




/ ゚、。 /「……命令を」

370エスパーさん:2013/09/29(日) 16:14:14 ID:0opAiYRc0
川;д;川「……けて」




川;д;川「わたしたちを、助けてッ!!!」




/ ゚、。 /「…………」




/ ゚、。 /「御意」




スチャッ……!!




/ ゚、。 /「…………」




/ ゚、。 /「参る」

371エスパーさん:2013/09/29(日) 16:17:13 ID:0opAiYRc0
〜EDテーマ〜


『STAND UP TO THE REVIVAL〜トゥ・ザ・リヴァイヴァル〜』



激しい雨が心を震わせる あの日のように


ただ走りぬけた昨日までの My life 信じているのさ


終わりの無い Offenseでもいいよ 


君が僕を見つめつづけてくれるなら




STAND UP TO THE REVIVAL


いくつもの朝をむかえ いつかきっとつかんでみせる


STAND UP TO THE REVIVAL


その向こう側に 何もなくてもかまわないから


かけがえのない君のやさしい笑顔抱いて

372エスパーさん:2013/09/29(日) 16:19:40 ID:0opAiYRc0
これでエスパーさん編終わりです

めちゃ長かったですね

次の美魔女編は多分短めになると思います

373シャキンの趣味:2013/09/29(日) 16:22:35 ID:0opAiYRc0
(`゚ω゚´)「ミセリ!ミセリ!ミセリ!ミセリぃぃいいうわぁああああああああああああああああああああああん!!!」



(`゚ω゚´)「あぁああああ…ああ…あっあっー!あぁああああああ!!!ミセリミセリミセリぅううぁわぁああああ!!!」



(`゚ω゚´)「あぁクンカクンカ!クンカクンカ!スーハースーハー!スーハースーハー!いい匂いだなぁ…くんくん」



(`゚ω゚´)「んはぁっ!ミセリたんのくるくる巻き毛をクンカクンカしたいお!クンカクンカ!あぁあ!!」



(`゚ω゚´)「間違えた!モフモフしたいお!モフモフ!モフモフ!髪髪モフモフ!カリカリモフモフ…きゅんきゅんきゅい!!」



(`゚ω゚´)「着ぐるみ姿のミセリたんかわいかったよぅ!!あぁぁああ…あああ…あっあぁああああ!!ふぁぁあああんんっ!!」



(`゚ω゚´)「この前のライブすごく盛り上がって良かったねミセリたん!あぁあああああ!かわいい!ミセリたん!かわいい!あっああぁああ!」



(`゚ω゚´)「テレビ番組出演も決まって嬉し…」

374シャキンの趣味:2013/09/29(日) 16:24:19 ID:0opAiYRc0
(`;ω;´)「いやぁああああああ!!!にゃああああああああん!!ぎゃああああああああ!!」



(`;ω;´)「ぐあああああああああああ!!!テレビなんて現実じゃない!!!!」





(`・ω・´)「あ…写真もラジオもよく考えたら…」





(`・ω・´)「ミ セ リ ち ゃ ん は 現実 じ ゃ な い?」





(`;ω;´)「にゃあああああああああああああん!!うぁああああああああああ!!」



(`;ω;´)「そんなぁああああああ!!いやぁぁぁあああああああああ!!はぁああああああん!!したらばぁああああ!!」

375シャキンの趣味:2013/09/29(日) 16:27:13 ID:0opAiYRc0
(`;ω;´)「この!ちきしょー!やめてやる!!」





(`;ω;´)「現実なんかやめ…て…」





ミセ*^⊿゚)リ『ぎゃおおおおおおおおおおッ!!今日も元気かな〜〜〜ッ!?ミセリだよ〜〜〜〜〜〜〜!!』





(`・ω・´)「え!?」





ミセ*^⊿^)リ『ファンのみんなぁ!いつも応援してくれてありがとーーーーーーーッ!!大好きだよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!」





(`・ω・´)「見…てる?テレビの中のミセリちゃんが俺を見てる?」

376シャキンの趣味:2013/09/29(日) 16:30:28 ID:0opAiYRc0
(`゚ω゚´)「テレビの中のミセリちゃんが俺を見てるぞ!ミセリちゃんが俺を見てるぞ!写真の中のミセリちゃんが俺を見てるぞ!!」



(`゚ω゚´)「ラジオのミセリちゃんが俺に話しかけてるぞ!!!よかった…世の中まだまだ捨てたモンじゃないんだねっ!」



(`゚ω゚´)「いやっほぉおおおおおおお!!!俺にはミセリちゃんがいる!!やったよショボン!!ひとりでできるもん!!!」



(`゚ω゚´)「あ、今週号の表紙のミセリちゃああああああああああああああん!!いやぁあああああああああああああああ!!!!」



(`゚ω゚´)「あっあんああっああんあショボンぁあ!!ド、ドクオー!!プギャぁああああああ!!!全国のミセリちゃんファンのみなさァぁあああん!!」



(`゚ω゚´)「ううっうぅうう!!俺の想いよミセリへ届け!!画面の中のミセリへ届け! 」




<うおおおおおおおおおおおおおおおッ!!




��(;´-ω・`) ビクッ!!



(;´-ω-`)「あああああああ……ッ!!今は深夜だってのに一体何を考えてるんだ……!」


(;´-ω-`)「兄さんは僕の趣味について、ねちねち言ってくるけど」


(;´-ω-`)「はっきり言って人のこと言えないよね……?」

377ニダーのその後:2013/09/29(日) 16:32:16 ID:0opAiYRc0
<ヽ`∀´>「……ついに完成ニダッ!!」



从゚Xナ从



<ヽ`∀´>「この童貞喪失器を使って、ニダーは童貞を卒業してみせるニダ!」


<ヽ`∀´>「顔はあの胸デカ女をベースにしたニダ!」



<ヽ`∀´>⊃「背中のボタンを押すと……?」


ポチッ!



从゚Xナ从<イヤァ…ボク イッチャウウウウ



��<ヽ`∀´>「なんと、喘いでくれるニダ!」

378ニダーのその後:2013/09/29(日) 16:34:46 ID:0opAiYRc0
<ヽ`∀´>⊃「特殊シリコンを使用したおかげで本物の胸に出来るだけ近い感触を再現してるニダ!」


ムニムニ……


<*ヽ`∀´>「アイゴーーーーッ!!たまらんニダァ!!」



<ヽ`∀´>⊃□「ちなみにリモコンで自由に操作が可能ニダ!」


ピッ、ピッ!



从゚Xナ从 ウイーン…ガシャガシャ…



<*ヽ`∀´>「もう辛抱たまらんニダァ……!!」



从゚Xナ从<ボクノ ナカニ イレテエ…



<*ヽ`∀´>「ルパンダイブニダアアアァァァアアアアッ……!!!!」



ガバッ……!!

379ニダーのその後:2013/09/29(日) 16:36:17 ID:0opAiYRc0
パンパンパンパンッ……!!



<*ヽ`∀´>「そろそろ中に出すニダよ……!?」



从゚Xナ从<ナカニ ダシテエエエエ



<*ヽ`∀´>「うっ!!ニダアアアアアアアアッ!!」



ドピュッ!!



从゚Xナ从<キミノモノガ イッパイ アフレテルウウ…



<*ヽ`∀´>「はあはあはあはあ……!」


<ヽ`∀´>「…………」


<ヽ`Д´>「…………」


<ヽ`Д;>「ニダ……?」


<ヽ;Д;>「涙が止まらないのはどうしてニダ……?」

380名も無きAAのようです:2013/09/29(日) 16:38:24 ID:0opAiYRc0
なんか色々とひどいですが、今日の投下は以上で終わりです


さよならおっぱい

381美魔女:2013/09/30(月) 11:23:42 ID:GgVhA2Nk0
ちょっとだけですけど美魔女編投下します

一応お題も募集してます

382美魔女:2013/09/30(月) 11:25:06 ID:GgVhA2Nk0
ここは、とある山道……



(ν・ω・)ν「ふっ……!!」



ヒュンッ……!ズブリ!!



( e )「ぐぉ……!て、め……」



ドシャッ……!!



(ν・ω・)ν「…………」



ゴソゴソ……



(ν・ω・)ν「干し肉……1つ」



(ν・ω・)ν「たったの、これだけか」モグモグ…



世紀末、まさに強さこそが全ての世の中だった……

383美魔女:2013/09/30(月) 11:28:04 ID:GgVhA2Nk0
男のそんな生活がしばらく続いたある日のこと……



(ν・ω・)ν「ふっ!!」



ヒュンッ!パシッ!!



(;ν・ω・)ν「な、に……!受け止めた、だと?」



ギチギチ……!!


 _
( ∀ )「てめぇ、この俺にケンカ売るなんていい度胸してるじゃねえか」


 _
( ∀ )「それなりの自信はあるんだろうなあ……?」



(;ν・ω・)ν(こいつは、一体?)


 _
( ∀ )「覚えておけ」


 _
( ∀ )「俺は『最強の男』ジョルジュ長岡だ」

384美魔女:2013/09/30(月) 11:31:47 ID:GgVhA2Nk0
 _
( ∀ )「じゃあな」



ドカッ!!


その直後、足で蹴飛ばされ……



(;ν ω )ν「う」



(;ν ω )ν「うおおおおおおおおおおおおおおッ!!」



バシャアアアアアアアアンッ!!



男は流れのある川の中に落ちて行った……



(;ν ω )ν「がぼ、ごごごごごごごご」



そして、そのまま意識を失っていった……

385美魔女:2013/09/30(月) 11:34:09 ID:GgVhA2Nk0
(ν ω )ν「…………」



(ν・ω・)ν「ここは……」



目を覚ました時には男はベッドの上に寝かされていた



(ν・ω・)ν「今の時代にもとんだお人好しがいるものなのだな」



ムクリ……



(ν・ω・)ν「ひとつ、その平和ボケした面を拝んでおこうか」



ガチャッ!



そして、男は部屋を抜け出した

386美魔女:2013/09/30(月) 11:37:12 ID:GgVhA2Nk0
リハ*゚ー゚リ



部屋を抜け出してベランダに出ると、1人の女性がそこに黄昏ていた


その表情は周りには誰も引き寄せないような憂いを孕んでいて、そしてどこか儚げなようにも見えた



(ν・ω・)ν「…………」



(ν・ω・)ν(……なんと、美しい)



そんな彼女の美しい美貌に男の目は釘づけにされた



リハ*゚ー゚リ「!」



リハ*゚ー゚リ「あら、こんにちは」



そう言って女が男の方に振り返った

387美魔女:2013/09/30(月) 11:40:32 ID:GgVhA2Nk0
リハ*゚ー゚リ「ようやくお目覚めになったのですね」



(ν・ω・)ν「あなたの、お名前は……?」



リハ*゚ー゚リ「わたしはアイシスと申します」



リハ*゚ー゚リ「どうぞお体の傷が癒えるまでここでゆっくりしていって下さいね」



(ν・ω・)ν「わたしは、ほわっちょ相田だ 少しの間よろしく頼む」



(ν -ω -)ν ペコリ



そう言って男はゆっくりと頭を垂れた



リハ*^ー^リ「ふふふ、こちらこそよろしくお願いしますね!相田さん♪」ニコッ



目の前の彼に対して、女は優しく微笑んだ……

388美魔女:2013/09/30(月) 11:43:27 ID:GgVhA2Nk0
(ν・ω・)ν ドクン



(ν・ω・)ν(なぜだろう……?)



(ν・ω・)ν(この女を見ていると、胸の奥が温かくなっていくのが分かる……)



(ν・ω・)ν(……だが、不思議と嫌な感じはしない)



今の男の感情を一言で形容するなら、それは『恋』というものなのかもしれない



それはまさに一目ぼれだったと言えるだろう……



血に汚れてきた人生を今日まで送ってきた彼にとっては初めての人間らしい感情だったのかもしれない……

389美魔女:2013/09/30(月) 11:46:29 ID:GgVhA2Nk0
リハ*゚ー゚リ「こちらが今日の夕食です、どうぞ召し上がって?」



男の目の前には、出来立てのチキングラタンが置かれた


わき上がってくる湯気が彼の鼻孔にチーズの香ばしい匂いを運んでくる



(ν・ω・)ν「ああ、すまない……感謝する」



リハ*^ー^リ「ふふふ、どうぞっ♪」ニコッ



(ν・ω・)ν「…………」カチャッ!



そして、スプーンを手に取り……



(ν・ω・)ν「……いざ参るッ!!」モグッ!



熱々のグラタンを一気に口の中へと運んだ……!!

390美魔女:2013/09/30(月) 11:49:24 ID:GgVhA2Nk0
(ν・ω・)ν「これは……!」モグモグ…



(*ν・ω・)ν「うまいッ!!」パアー!



ホワイトソースのまろやかなコクと、とろけるようなチーズの柔らかい食感……


そして咀嚼すると鶏肉の中から旨味を含んだアツアツの肉汁が溢れ出てくる……!!



(*ν・ω・)ν「ハムッ、ハフハフ、ハフッ!!」



久しぶりの温かい食事を男は夢中になって貪った



リハ*^ー^リ「ふふふっ、そんなに急がなくてもまだまだお替りはたくさんありますからね?」ニコニコ



そんな目の前の彼を女は優しい笑顔で見つめていた

391美魔女:2013/09/30(月) 11:52:18 ID:GgVhA2Nk0
ひとまず投下終わるおっぱい

392美魔女:2013/09/30(月) 15:39:15 ID:GgVhA2Nk0
ある日の朝……



(ν・ω・)ν「ん?」



ほわっちょ相田がリビングに降りると……



リハ*゚―゚リ「む〜〜〜〜〜〜」



アイシスが真剣な顔つきで本と格闘していた



(ν・ω・)ν「おい、何の本を読んでいるんだ?」


リハ*゚―゚リ「……ん〜?」


リハ*゚ー゚リ「あー、相田さん!おはようございます!」


(ν・ω・)ν「おはよう……」

393美魔女:2013/09/30(月) 15:42:53 ID:GgVhA2Nk0
(ν・ω・)ν「何やら真剣な面持ちだったようだが……邪魔をしたか?」


リハ*゚ー゚リ「いえいえ、違うんですよー」


リハ;゚⊿゚リ「ただ〜……」


(ν・ω・)ν「ただ……?」


リハ;゚⊿゚リ「漢字、むずかしくて……」


(ν・ω・)ν「漢字か……」


(ν・ω・)ν「どれ、わたしにちょっと見せてみろ」ヒョイッ


リハ;゚⊿゚リ「あっ」



(ν・ω・)ν「ふむふむ、これは『暖簾(のれん)』と読むのだ」



リハ;゚⊿゚リ「『だんろ』じゃなくて……?」



(ν;・ω・)ν「まあ、気持ちは分からんでもないがな……」

394美魔女:2013/09/30(月) 15:45:22 ID:GgVhA2Nk0
リハ*゚ー゚リ「すごーい!相田さんって頭いいんですね〜!」



(ν・ω・)ν「いや、そういうわけではない ただ、他にやることも無かったのでな」



(ν・ω・)ν「アイシスは読書が趣味なのか?」


リハ*゚ー゚リ「いえ、そういうわけじゃ……」



リハ*゚ー゚リ「わたしはずっと1人だったので、これぐらいしかやることがないんですよー」



(ν・ω・)ν「なるほど……」


リハ*゚ー゚リ「はい」



(ν・ω・)ν「…………」


リハ*゚ー゚リ「…………」

395美魔女:2013/09/30(月) 15:48:26 ID:GgVhA2Nk0
リハ*^ー^リ「ふふふっ♪」


(ν;・ω・)ν「な、何を笑っているんだ?」


リハ*^ー^リ「ふふふっ!だって……」



リハ*^ー^リ「わたしたち結構似たもの同士なんだなーって」



リハ*^ー^リ「そう考えたら、おかしかったんです!」クスクス


(ν;・ω・)ν「そ、そうか……?」


リハ*゚⊿゚リ「あ〜〜〜!どうしてそんなに困ったような顔してるんですか〜〜〜?」


(ν;・ω・)ν「違う、違うからな!わたしは決してそのような……」



リハ*゚ー゚リ「……わたしは嬉しいんですよ?」



(ν;・ω・)ν「え?」


リハ*^ー^リ「ふふふっ、なんでもないでーす♪」

396美魔女:2013/09/30(月) 15:51:08 ID:GgVhA2Nk0
リハ*゚ー゚リ「……さーってと!」


しばらく読書をしたのち、アイシスはその場を立ち上がった


(ν・ω・)ν「ん、どうしたんだ?」


リハ*゚ー゚リ「相田さん!」


リハ*゚ー゚リ「そろそろ山の方に山菜を採りに行こうかなって思ってたんですよー」


(ν・ω・)ν「ほう……」


(ν・ω・)ν「それは面白そうだ わたしもついて行ってもいいか?」


リハ*^ー^リ「ふふふっ、相田さんの都合がよろしければお願いします!」


(ν;・ω・)ν「都合といっても、わたしには他にやることなど無いのだが……」


リハ*^ー^リ「ふふっ、それもそうですね♪」

397美魔女:2013/09/30(月) 15:54:08 ID:GgVhA2Nk0
リハ*゚ー゚リ「あっ、『ゼンマイ』だー!」


プチッ


リハ*゚⊿゚リ「こっちには『セリ』もー!」


プチッ


リハ*^ー^リ「おっ、今度は『おばこ』はっけーん!」


プチッ


リハ*^⊿^リ「いえーいっ!『たびら子』げーーーっと♪」


プチッ



(ν・ω・)ν「ほう……」



(ν・ω・)ν「随分と手馴れているじゃないか?」

398美魔女:2013/09/30(月) 15:57:07 ID:GgVhA2Nk0
リハ*゚ー゚リ「相田さん!」


リハ*^ー^リ「ふふふっ、だってこの生活も長いですからねー」


リハ*^ー^リ「せっかくですから、相田さんも試しに何か採ってみては?」


(ν・ω・)ν「それもそうだな」


(ν・ω・)ν「よし!」




(ν ω )ν「おおおおおおおおお……!!」ゴゴゴゴゴゴ…!!




(ν#・ω・)ν「でやああああああぁぁぁぁぁぁぁああああああああッ!!」




ブチィッ!!

399美魔女:2013/09/30(月) 16:00:30 ID:GgVhA2Nk0
リハ;゚⊿゚リ「あ、相田さ〜ん……?りらっくす、りらっくすぅ」



(ν#・ω・)ν「やかましいっ!そんな細かいことは気にするな!」クワッ!



リハ;゚⊿゚リ「は、はーい」



(ν*・ω・)ν「ふっふっふ!それより見てみろ!わたしの採った『こいつ』はどうだ!綺麗な紫色をしているだろう?」




リハ;-⊿-リ「相田さん……」




リハ;-⊿-リ「それ『トリカブト』です」




(ν・ω・)ν「『トリカブト』?」キョトン…




リハ;-⊿-リ「毒草なので、食べると下手すれば死にます」




��(ν;・ω・)ν「な、なんとォッ!!」ビクウ!!

400美魔女:2013/09/30(月) 16:03:34 ID:GgVhA2Nk0
リハ*゚ー゚リ「さーて、日も暮れちゃいそうなのでそろそろ戻りましょう!」



(ν・ω・)ν「そうだな」



(ν・ω・)ν「それにしても結構な量が採れたものだなぁ」



リハ*^ー^リ「ふふふっ、なんですか?いきなり」



(ν・ω・)ν「お前はわたしが思っているよりも実は凄い奴なのかもしれない」



(ν・ω・)ν「ふと、そう思っただけだ」

401美魔女:2013/09/30(月) 16:06:14 ID:GgVhA2Nk0
リハ*゚⊿゚リ「ひど〜〜〜〜〜い!!ひょっとして、わたしって今まで無能な子だって思われてたんですか〜〜〜〜〜!?」



(ν;・ω・)ν「ち、違う!!わたしはそういう意味で言ったのでは……」



リハ*^ー^リ「ふふっ、なんて冗談ですよ♪」



(ν;・ω・)ν「…………」


(ν;・ω・)ν「は?」



リハ*^ー^リ「相田さんって本当に真面目な人なんですねっ!」



(ν;・ω・)ν「…………」


(ν;・ω・)ν(アイシスにはこの先も敵いそうにないな……)

402美魔女:2013/09/30(月) 16:09:06 ID:GgVhA2Nk0
そして、キッチンにて……



リハ*゚ー゚リ「相田さーん、準備はよろしいですか〜〜〜?」



(ν・ω・)ν「……構わん、いつでもかかって来いッ!!」



リハ;゚ー゚リ(なんでケンカ腰なんだろう?まあ、いっか……)


リハ*゚ー゚リ「それじゃあ、まずは採ってきた山菜を水洗いしてくださーい」


(ν・ω・)ν「こうだな?あちょっ!」バシャバシャ


リハ*゚ー゚リ「山菜の中には、いくつかアク抜きの必要なものもありますからよく注意してくださいねー?」


(ν・ω・)ν「忠告感謝するっ!」バシャバシャ


リハ*゚ー゚リ「…………」


リハ*゚ー゚リ(相田さんの反応って、いつみても大袈裟だなー)


(ν・ω・)ν「それで次はどうするんだっ!」


��リハ*゚ー゚リ「あっ、はーい!」

403美魔女:2013/09/30(月) 16:12:12 ID:GgVhA2Nk0
リハ*゚ー゚リ「アク抜きをしている間に天ぷら粉を氷水で溶いてくださいね〜」



(ν#・ω・)ν「あちょおっ!!」カチャカチャ!



リハ;゚ー゚リ「力は抜いてもらって結構ですよ〜?飛び散りますからねー」


��(ν・ω・)ν「おお、そうだったな!」


リハ*゚ー゚リ「はい!それが終わったらお鍋の中にサラダ油を入れてくださいね〜」


リハ*゚ー゚リ「油の量はちょっと多めぐらいでお願いしまーす!」


(ν・ω・)ν「了解だっ!ふんっ」トポトポ…

404美魔女:2013/09/30(月) 16:15:08 ID:GgVhA2Nk0
リハ*゚ー゚リ「次はお鍋に火を付けてください 温度は170度でお願いしますね〜」


(ν・ω・)ν「わかった……せいっ!」カチッ!


リハ*゚ー゚リ「さて、わたしは今のうちにお皿やお箸の準備をしてきますね〜」


(ν・ω・)ν「わかった、わたしも手伝おう!」





リハ#゚⊿゚リ「ダメッ!調理中は危ないので、火の元を絶対に離れてはいけませんッ!!」





リハ#゚⊿゚リ「相田さんはそこでじっとしててくださいっ!!」ピシャリ!!





(ν;・ω・)ν「は」


(ν;・ω・)ν「はい……」

405美魔女:2013/09/30(月) 16:18:36 ID:u2PnaHpc0
��(ν・ω・)ν「おお、油が沸騰し始めたぞ!」


リハ*゚ー゚リ「はい!それでは山菜をさきほどの天ぷら粉に付けていきます」




リハ*゚⊿゚リ「ちなみに付ける天ぷら粉は薄くでいいですからね!あんまり付けすぎるとカラッと揚らないので!これ重要ですっ!」




(ν;・ω・)ν「りょ、了解した!慎重に、慎重に……」ソロー…


リハ*゚ー゚リ「それでは準備も出来たみたいなので、そろそろ揚げていきたいと思いま〜〜〜す!」



(ν#・ω・)ν「いくぞおおおおお!!あちょおおおおおお!!」



リハ*゚⊿゚リ「ちょーーーーっとまったーーーーーッ!!」

406美魔女:2013/09/30(月) 16:21:41 ID:u2PnaHpc0
(ν・ω・)ν「ん、どうした?せっかくやる気十分だというのに……」




リハ*゚⊿゚リ「やる気はいくらあっても結構なんですが、くれぐれも揚げ物の時は落ち着いてください!危ないですからねっ!」




(ν;・ω・)ν「む、確かにそうだな わたしとしたことがつい取り乱してしまった……」




リハ*゚⊿゚リ「それと一度に揚げる山菜の量は少なめでお願いします!入れすぎちゃうと油の温度が急激に下がって美味しく揚らないので!」




(ν;・ω・)ν「わ、わかった……気を付けよう!」

407美魔女:2013/09/30(月) 16:24:16 ID:u2PnaHpc0
(ν・ω・)ν「あちょっ」ジュー!


リハ*゚ー゚リ「軽くきつね色になったらクッキングペーパーの上に取り出してください それで山菜の天ぷらの完成です!」


(ν*・ω・)ν「おおおおおお!!ついに念願の時がやって来たぞッ!!」


リハ*゚ー゚リ「調味料は塩と天つゆの両方を用意したので好きな方を使ってください!」


(ν・ω・)ν「では、わたしは塩でいただくとしよう」


リハ*^ー^リ「じゃあ、わたしは天つゆで♪」




リハ*^ー^リ「さーて、お箸は手に持ちましたか〜〜〜?」




(ν・ω・)ν「問題ない」




リハ*^ー^リ「はい!それではー……」




(ν*・ω・)ν「いただきまーーーーーーーーーーーーっす!!!!」リハ*^⊿^リ

408美魔女:2013/09/30(月) 16:26:32 ID:u2PnaHpc0
中途半端ですけど、今日の投下はこれでおしまいです

最後のほうは料理教室になってましたけど、僕の料理の腕はどうみても素人です

本当にありがとうございました

409名も無きAAのようです:2013/10/01(火) 01:02:48 ID:J4ubBYaQ0
ちょ、山菜食いたくなったわどうしてくれる

お題 天下一武道会


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