00のようです

6：名も無きAAのようです：2013/09/18(水) 03:34:32 ID:8rexgOx60: 当然当たるはずもなく、まるで返事のように銃弾が飛んでくる。

そしてその返事は彼の右の足首を貫いた。

例えようのない、未体験の激痛。

たまらずその場へ崩れ落ち、唸り声を上げながら両手で足首を抑える。

絶望感と恐怖がこみ上げて、頭から血の気が引いていくのが分かった。

死を覚悟し体を丸める。全身に力を入れて、衝撃に備える。

葉を食いしばりすぎて、彼の奥歯から何かが小さく砕けるような音がした。

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