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('A`)百物語、のようです
64
:
名も無きAAのようです
:2013/08/17(土) 22:46:47 ID:adaBwzoE0
――それからの1ヶ月は、キュートにとっては長い、長いものだった。
早く願いが叶う日がくればいいのに、というキュートの思いとは裏腹に毎日はとてもゆっくりと過ぎた。
しかし、それは悪いことばかりではかなった。
体育大会や、テストという行事も会ったし、新しい友だちも増えた。
しかし、それ以上に――、
( `ー´)「素直、ちょっとちょっとー」
o川*゚−゚)o「……どうしたの、根野くん?」
(; `ー´)「裁縫道具とか持ってない?」
ネーノ少年と話せる機会が、少しだけ増えた。
あの雨の日や、スーパーの時みたいにとはいかないけれど、ネーノはキュートにちょくちょくと話しかけてくれるようになったそうだ。
o川*゚ワ゚)o「今日も、ちょっとだけだけどお話できた」
おまじないの人形のおかげで、ネーノとの距離が近づいている。
キュートはそれを私や友人に言いふらしたい気持ちでいっぱいだった。
だけど、おまじないでは人に話すことは禁じられていたから、キュートはぐっと我慢した。
おなじないの人形を誰にも見つからないように、大切に持ち歩きキュートは毎日を過ごした。
.
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