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('A`)百物語、のようです

60名も無きAAのようです:2013/08/17(土) 22:37:37 ID:adaBwzoE0

頭を掻きながら、ネーノは肩をすくめる。
見慣れた制服ではなくて、薄緑のシャツという私服姿が新鮮で、キュートの胸はどきりとする。
制服じゃないネーノくんもかっこいいなぁ、とキュートはネーノの姿に見とれていた。


o川*゚ー゚)o「すごいなぁ、キューちゃんなんか自分のことだけでいっぱいなのに。
       ネーノくんは人のことまで、考えられるんだもん」


――はっきりと言おう。キュートは完全に浮かれていた。
だからと言うべきか、やはりというべきか……彼女の思考はしっかりと回らなくなっていた。

彼女は自分でははっきりと意識しないまま、普段は絶対に言わないようなことを口にしていた。


o川*^ワ^)o「ネーノくんのそういうとこ、……好きだなぁ」

(///〜/)「――っ」


ネーノの顔が固まり、一瞬にして真っ赤に染まる。
キュートはその顔を見てはじめて、自分が何か妙なことを口走ったのだと気づいた。
しかし、浮かれきっていた彼女は自分が何を言っていたのかすら、わかってはいなかった。


(; `ー´)「……す、素直って、たまにすごいこと言うんじゃねーの。びっくりしたー」


.


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