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('A`)百物語、のようです

35名も無きAAのようです:2013/08/17(土) 01:13:00 ID:adaBwzoE0

――カツンと、音をたててボタンが落ちる。
ネーノはそれに、一瞬だけ「ヤバイ」という顔をしたが拾おうとはせずに、そのまま廊下へ向かって走りだした。


(; `Д´)「素直ーっ、ちょっとそこで待っててー!!!」

o川;゚ー゚)o「え、……うん」


ネーノはそのまま、キュートをおいて走り去っていく。
彼の有無を言わさぬその行動に、キュートはしばらく呆然としていたが、やがて我に返る。
キュートは慌てて落ちたボタンを拾おうとしたが、その時にはもうボタンは見えなくなっていた。


o川;゚ー゚)o「あ、あった」


しばらく探した末、キュートは靴箱の下に入り込んでしまっているボタンを見つけた。
しかし、彼女の手では届きそうにない。試行錯誤してみたけれども、どうしても届かなくてキュートは途方にくれた。
どうやって取ろうと彼女が頭を悩ませていると、大きな足音が聞こえてきた。
……誰だろうと顔を上げると、それはさっき走り去っていったネーノの姿だった。


( `ー´)「これ職員室のやつ。明日、先生に返せばいいから」

o川;゚ー゚)o「え、え?」


戻って来たネーノは、開口一番そう言った。


.


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