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('A`)百物語、のようです
33
:
名も無きAAのようです
:2013/08/17(土) 01:08:59 ID:adaBwzoE0
ネーノの言葉は、かなり今さらだった。
ずっと同じ教室ですごしてきたキュートを相手に、ネーノは真面目くさった様子で問いかける。
その間抜けだけれども真剣な表情に、ドキドキしていたキュートは思わず笑い出してしまう。
o川*^ー^)o「それなら、もう平気だよぉ〜」
(; `ー´)「それなら、よかったんじゃねーの。
あ、オレ。素直にすごく失礼なこととか言ってなかった?」
o川*^ー^)o「ううん、ダイジョーブ」
ネーノは、ホッとした様子で息をつく。
その口元には笑みが戻ってきていて、それを見たキュートは「ネーノくんのこと好きだなぁ」、って――改めて思ったのだそうだ。
だから、キュートは好きとは言えなかった代わりに告げた。
o川*゚ー゚)o「あの時ね、根野くんが助けてくれてすごくうれしかったの。
根野くんがいなかったら、キューちゃんは多分ずっとあそこで泣いてたと思うから」
( `ー´)「……」
o川*^ワ^)o「ありがとう」
(*`ー´)「――どういたしまして、じゃねーの」
.
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