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('A`)百物語、のようです
29
:
名も無きAAのようです
:2013/08/17(土) 01:04:53 ID:adaBwzoE0
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キュートは、ネーノに助けてもらった時のことを、熱心に話してくれたよ。
o川*- -)o「あの日、ネーノくんは、キューちゃんを起こしてくれて。
ぽんぽんって砂とかはらってくれて。それから、カバンを拾ってくれたの」
o川*゚ー゚)o「キューちゃん、足をケガしちゃったんだけど。
ネーノくんが水道に連れてってくれて、ケガしたところをキレイにしてくれたの。
キューちゃん泣いちゃったんだけど、ネーノくんはキューちゃんの手を引いてね、保健室に連れてってくれたんだー」
o川*゚д゚)o「それでね、最後にね。
もう大丈夫だからって、キューちゃんの頭を撫でてくれたの。」
――私は頷きながらそれを聞き、最後に大きく頷いた。
どうやらこれが、私の「どうしてネーノ少年を好きに?」と、いう問いの答えなのだろう。
ありがちなのかもしれないが、甘えん坊のキュートらしい実に可愛らしいきっかけだ。
川 ゚ -゚)「いい話じゃないか」
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