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('A`)百物語、のようです
28
:
名も無きAAのようです
:2013/08/17(土) 01:03:43 ID:adaBwzoE0
( ;`ー´)「入学してすぐ?」
ネーノは、キュートの言葉に細い目を見開いたのだという。
しばらく考えた後、彼は小さく首を捻った。
o川*゚ー゚)o「そう。4月の、入学して2日か3日目くらいのことー」
( `ー´)「覚えてはいるけど……」
o川*゚−゚)o「……転んでた女子がいたの」
キュートの言葉に、ネーノはひねっていた首を下へと向ける。
彼は眉をひそめ真剣な表情を浮かべたが、ネーノの口からはなかなか言葉が出なかった。
(; `ー´)「えー、っと」
o川*゚ー゚)o「キューちゃん、革靴になれてないから転んじゃったの。
でもってね、すっごく恥ずかしくて、足が痛くて、キューちゃん立てなくて」
『それを助けてくれたのが、ネーノくんだったの。』
――と、キュートは言った。
.
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