したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

('A`)百物語、のようです

248名も無きAAのようです:2015/08/08(土) 23:23:00 ID:tdqDYF4E0


百物語。

怪談を一つ語り、そのたびに蝋燭を一本消す。
それを百話になるまで繰り返す、古式ゆかしい怪談の一形式。
百話語り終えると恐ろしいものが現れる――とかなんとかいうそれを本格的にはじめてもうどれくらいたっただろうか。

会場に使わせてもらっている、ミルナの爺さんの家は暗い。
明かりは三間続きの和室の、一番奥の部屋にある蝋燭だけ。
月のない新月の夜だから余計に闇が濃い。

隣にいる相手の姿も見えないくらいの暗闇は、それだけで恐ろしいものだ。
そんな中で怪談をするとなれば、体がすくんでも仕方がないだろう。


(  ω )「困っちゃうおー」


――この個性丸出しの声が、雰囲気をぶち壊してさえなければ。


.


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板