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( ^ω^) 剣と魔法と大五郎のようです
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足し算。
算術の中で最も基本にして、最も単純。
たとえ人間程の知恵を持たぬ猿であっても、「2」と「2」が合わされば「4」になるということを感覚として理解している。
その、集めればより大きな存在になるという式を、その魔物は如実に表していた。
(//‰ ゚) 「……」
ィシが体内に取り込んだ兵士は六人。
すべてが頭部のみをィシの体生やしている。
そして、どうやらその一つ一つが意識を持って、周囲を観察していた。
もちろん彼らの頭はただあるだけでは無い。
イ(゚、ナリ从 「?!」
隙を見て背後に回り、ィシの首を狙っていたイナリに木片が放たれる。
発射口は肩甲骨付近生えた兵士の口。
死角に対し、臭いや気配で察知したにしてはあまりに的確な攻撃だ。
( ;^ω^) (まさか、あの一つ一つが独立して行動できるとか?)
体を穿たれる寸前で回避したイナリを、木片の射撃が正確に追いかける。
猪の頭部は今にも襲い掛かりそうな気迫でヨコホリと睨みあっていた。
ィシ本体が彼を操作して、という様子では無い。
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