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( ^ω^)百物語のようです2013( ω )
887
:
名も無きAAのようです
:2013/08/16(金) 02:38:28 ID:rA6TgEHU0
たどり着いたその空間は少し開けた場所だった。
周りを背の低い木に囲まれ、蔦がそれぞれの木をつなぐように伸びている。
中でも大きな木が一本。その木の根の半分は湖に浸っている。
それは綺麗な湖だった。限りなく透明で、手にすくうと薄水色をしていることが分かる。
底を覗く。思ったより深かった。
('A`)(吸い込まれそうだ)
水面に手を入れる。ぴちゃぴちゃと掻き回せば波紋が暴れる。
身体が前に傾く――落ちる、そう思った瞬間、手首を捕まれた。
( ´_ゝ`)「やだっ、そんなまじまじと見ないでどっくん」
Σ(;'A`)ビクゥ!!
湖の中から男が出てきた。正しく言えば水が男の形になった。
どことなく弟者にそっくりな容貌。にっこり笑みを浮かべるところは特にそっくりだ。
( ´_ゝ`)「こんにちはどっくん。俺はァ弟者のお兄ちゃんです。
湖に住んでるよ! つかもう湖is俺って感じなんだけどね。
綺麗って思ったでしょ、ね、綺麗でしょわたしっ」
言っていることはただの変態のそれだが。
おかげで、というかそのせいで、というべきか。目の前の事実にたいした驚きを感じない。
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