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( ^ω^)百物語のようです2013( ω )
884
:
名も無きAAのようです
:2013/08/16(金) 02:35:45 ID:rA6TgEHU0
* * *
タダで泊まれるということで、結局ショボンさんの好意に甘えさせてもらった。
気味悪いことには気味悪いが、このまま家に帰る元気がないのも事実だった。
引き出しにあったライターをポケットに入れる。何かあったときのためだ。
('A`)「おっとと」
つまずいて転ぶ。その拍子に机の上の荷物を床にばらまいてしまった。
(;'A`)「っち、ついてねえな」
適当に拾い上げカバンに詰めなおす。
入口付近にまで転がったティッシュを拾ったとき、少しだけ湿っていることに気が付いた。
('A`)「……なんか零したっけか?」
手さぐりで湿っているところをたどるとどうやら部屋の外に続いているようだった。
カツンカツン。音は窓の方からだ。カツンカツン。あーはいはい急かすなって。
振り返ると窓の外で黄緑色の耳がぴょこぴょこ動いていた。
(・<・*)「どっくん!」
カツカツと窓を叩いていたのは弟者だった。
ぴょんぴょん跳んでいるからか顔が引っ込んだり出てきたりしている。
('A`)「そっち行くからちょっと待ってろ」
(・<・*)「うん、まつ! やくそく!」
満面の笑みが見えて、消えた。
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