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( ^ω^)百物語のようです2013( ω )
881
:
名も無きAAのようです
:2013/08/16(金) 02:32:47 ID:rA6TgEHU0
(´・ω・`)「双子はね、みんな幸せになってほしいと願う優しい子たちだったよ。
だから呪いと言っても恐ろしいものではないんだ。
幸せになるおまじない。永遠に幸せになるための手段とも言える。
ほらごらん、幸せな顔を見れると幸せな気持ちになれるだろう?」
有無を言わさないような雰囲気に言葉を呑み込む。
ショボンさんってこんな人だったか? 昔の記憶を手繰るが何も思い出せなかった。
心の中で親戚に別れを告げ、部屋を出る。
廊下に連なるたくさんのドアの向こう側にも、きっと同じしあわせな光景が広がっているのだろう。
('A`)(あれ……端っこのドアだけ蔦で埋め尽くされてる)
(´・ω・`)「ちなみに廊下の端に見えるあの蔦のドアのなかはね、ついさっき亡くなった人の部屋なんだ」
痒い部分が痛む。ガリガリ。
('A`)「その部屋にも――あるのか」
(´・ω・`)「うん。見るかい?」
('A`)「……いや、いい」
(´・ω・`)「まあ、見せられないんだけどね」
('A`)「なら聞くなよ」
ショボンさんはくすくす笑うと、次は一階に案内してくれた。
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