[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
801-
901-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
レス数が900を超えています。1000を超えると投稿できなくなるよ。
( ^ω^)百物語のようです2013( ω )
880
:
名も無きAAのようです
:2013/08/16(金) 02:31:58 ID:rA6TgEHU0
(;'A`)
部屋いっぱいに広がる植物の根。そして部屋の中心におかれた寝台には人――らしきもの。
蔦と根っこでがんじがらめにされていて、人間らしい原型はほとんどなかった。
ほとんど骨と皮であるせいだろうか。
近づいて顔を見てみると、それとどことなく探している親戚に似ているような気がした。
(´・ω・`)「これこそが呪いさ」
('A`)「のろ、い?」
(´・ω・`)「そう。呪われた村人はこうやってヤドリギのご飯にされてしまうんだ。
でも、不思議なことに幸せな顔をしているだろう」
蔦から垣間見える顔は確かに笑顔だった。
同時に感じる強烈な違和感。首筋をひっかく。
('A`)「ああ……どうしてこの人は笑ってるんだ。
普通は歪んでてもおかしくないのに」
死因は知らないが、笑いながら死ねるなんてことはほとんどないはずだ。
納棺前に穏やかだったりするのは、だいたいが手を加えて表情を整えているからだ。
(´・ω・`)「至極簡単なことさ。幸せだからだよ」
ショボンさんは当たり前であるように断言した。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板