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( ^ω^)百物語のようです2013( ω )
879
:
名も無きAAのようです
:2013/08/16(金) 02:30:56 ID:rA6TgEHU0
半ば強制的に連れられた建物は、それはそれは大きな宿だった。
弟者とは宿の案内が終わってからまた合流することにした。
(´・ω・`)「まだ近い昔の話、この村に双子が生まれたんだ。
しかし不幸なことにこの村では双子というのは忌み嫌われる存在だった。
双子は村から追放され、なすすべもなく死んでしまった」
案内された地下に降りると、長い廊下が出現する。その両脇には蔦が絡んだ扉が何枚も並んでいた。
(;'A`)
不気味だ。薄暗いから、という理由だけでない。
壁や扉、床、天井、ところどころに植物の根っこや蔦が張り巡らされている。
今にも何かが襲い掛かってきそうなほどこの場の空気はどんよりしていた。少し、息苦しい。
(´・ω・`)「この蔦は――ああ、いや、中で話そうか」
ショボンさんが近くのドアノブをひねる。
重い音を立てて、ゆっくりと部屋の中に廊下の光が差し込む。
(´・ω・`)「どうぞ」
まるでお茶を出すような声色だった。
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