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( ^ω^)百物語のようです2013( ω )
554
:
名も無きAAのようです
:2013/08/12(月) 00:39:39 ID:qi5H0aiEO
朝、母が起こしに来るまでショボンは眠らなかった。
急かされるまま服を着替え、ランドセルに教科書を詰め、1階のリビングで朝食をとった。
昨夜のことを母に話すかどうか悩み、諦めた。
夢だと一蹴されて終わるだろう。
トーストを齧りながら、ショボンは何気なく庭へ続く掃き出し窓を見た。
口からトーストが落ちる。
庭の片隅に少年がいた。
全身ずぶ濡れで、水気をたっぷり含んだ青白い体は一部が崩れている。
膨れた瞼で半分隠れた目が、ショボンを見つめていた。
悲鳴をあげ、ショボンは台所の母のもとへ駆け寄った。
('、`*川「どうしたの」
問い掛ける母に答える余裕もない。
窓の方を指差しても、母は「外に何かあった?」と訊ねるだけ。
恐る恐るショボンも見てみたが、あの少年はいなくなっていた。
ごみを出しに行くという母と共に家を出て、ごみ捨て場で母と別れたショボンは
近所に住むクラスメートと登校した。
びくびくしながら何度も振り返ったが、少年はついてきていなかった。
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