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レス数が900を超えています。1000を超えると投稿できなくなるよ。
( ^ω^)百物語のようです2013( ω )
389
:
( ^ω^)カウントダウンのようです 13/23
◆MgfCBKfMmo
:2013/08/11(日) 01:39:58 ID:d3t9MV8U0
その日、ブーンは昨日よりもだいぶ軽い気持ちで帰宅することができた。
ドクオの死を意識して怯えていた感情も薄れたし
ツンが笑いかけてくれたことも嬉しかった。
なんで嬉しいのかはまだよくわからなかったが。
J( 'ー`)し「ブーン、ご飯よー」
( ^ω^)「はいだおー」
居間にいくと、母親の手料理が並べられている。
ブーンは母親の手料理が大好きだった。
父親は単身赴任。実質母親とブーンは二人で暮らしていた。
母親にとって、ブーンはきっとかけがえのない存在だろう。
ブーンにとってもそれは同じことだった。
だからこそ、今朝幽霊が母親を指して2と告げたとき気が滅入った。
でもこの数字が寿命を表しているわけではない、ブーンはそう自分に言い聞かせた。
落ち込んでいるばかりではいられない。
母親はまだ生きている。ドクオも、ツンも、生きている。
数字に怯えているばかりでは何もできなくなってしまう。
水曜日。
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