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( ^ω^)2013年 突発ゴールデンウィーク企画のようです
464
:
名も無きAAのようです
:2013/05/07(火) 00:32:06 ID:wVHoNlHA0
自分がその弁当をじっと見つめているのに気づいたのか彼女はいった。
そこに捨ててあったリュックの中に入ってたんだ。
もったいないから私が食べてやっているんだ、と。
さらに彼女はその捨ててあったというリュックも見せてくれた。
自分のだ。
そのリュックは自分のもので、彼女が今食べているのは自分が買ったコンビニの弁当だ。
唖然といている自分に何を思ったのか、彼女は目の前まで寄ってきて顔をみゅーんと引っ張ってきた。
痛い。
自分は少しイラついて乱暴に彼女の手を払った。
それでもその子は表情を変えず自分の顔をじっと見つめる。
な、なんなんだ?
てか、弁当食われた。
はあーとため息をつく。
とりあえず、そのリュックとコンビニ弁当は自分の物だと彼女に告げた。
彼女はぱちくりと目を瞬きハッとした顔で自分を見た。
そして次に申し訳なさそうな様子でパーカーのポケットに手を突っ込む。
??
自分は不思議そうに彼女を見る。
彼女はポケットから何か取りだし自分に差し出してきた。
飴だ。
激辛ソーダー味とか書いてある。
複雑な表情で飴を見ているとポツリと言葉が降ってきた。
すまない、と。
自分はもう弁当のことなんてほとんど気にしていなかった。
今はとりあえず、彼女とのこのやり取りが終わってほしかった。
なので自分は、できるだけ面倒を避けるために
気にしていないと彼女に伝えた。
彼女は小さくホッとしたような顔をした。
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