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('A`)は撃鉄のようです
949
:
名も無きAAのようです
:2014/10/07(火) 15:01:02 ID:H9mWz/r60
(; ^ν^)(捨て身とまではいかねえが、大怪我覚悟だ――!)
ニューは弾けるように地面を蹴って走り出し、両腕を大きく振って疾走した。
一瞬してからミセリが気付き、再び周囲の瓦礫が空に浮かび上がる。
ミセ*゚ー゚)リ「そう来なくちゃっ!!」
嬉しそうに笑う彼女とは反対に、ニューは直撃寸前のギリギリの所で彼女の攻撃を避けていた。
それは、前方向から幾多のマシンガンに撃たれ続けるような攻撃だった。
瓦礫の弾丸を避けてもその先には別の弾丸が来ており、それを回避しても、また別の弾丸が行く先に待ち受けている。
三次元的に大きく動いても、彼女がちょっと念じれば弾丸の軌道は変化し、ニューを即座に捉えてしまう。
直撃は時間の問題。
それから数秒と経たずして、瓦礫の弾丸はニューの右足を撃ち貫いた。
(; ν )「ぐうっ!」
右足の感覚を失ったニューは前のめりになって地面に倒れた。
その間にも怒涛の攻撃は止まない。彼は反射的に両手と左足を使い、自分の体を近くの物陰に放り込んだ。
次いで瓦礫の弾丸が遮蔽物に激突する。彼が隠れた物陰には、瞬く間に巨大な風穴が開いた。
ミセ*^ー^)リ(これで死んじゃったらつまんないなぁ〜〜〜〜〜〜)
ミセリはニッコニコで物陰を指差しながら、周囲の瓦礫を一分もの間発射し続けた。
大小入り混じった数百個の瓦礫が一点集中して撃ち出された結果、その地点周辺にはポッカリと空白地帯が出来上がった。
空まで粉塵が舞い散る中、ミセリは悪路をぴょんと跳ねて進み、ニューの死体を確かめにいった。
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