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('A`)は撃鉄のようです

943名も無きAAのようです:2014/10/07(火) 14:55:23 ID:H9mWz/r60


(`・ω・´)「……言いたい事は分かった。俺に代わりに行って来いって話だな。
      何があっても生き残れる俺なら、確かに大丈夫かもな」

(´・_ゝ・`)「行くなら気をつけて行けよ。
      無効化を無効化する能力者が相手になるかも」

(`・ω・´)「お前こそ、俺を尾行するなら気付かれないようにしろよ」

(´・_ゝ・`)「……決まりだな。言い訳も十分作れた」

 シャキンは席を立ち、デミタスの前に行った。


(`・ω・´)「俺はお前を止めろと言われたが、俺自身が動くのは止められていない」

(´・_ゝ・`)「俺はお前の後を付けていくだけ。別にアイツを探しに行く訳じゃない」

 言い終えると二人は揃って微笑み、戦闘を想定した最低限の用意をして学校を出た。
 まずはシャキンが先行して歩き、彼を見逃さないギリギリの距離にデミタスがつく。

 二人は最初にニューが住んでいるアパートに向かった。
 バス代をケチったので徒歩だったが、徒歩でも夜になる前には到着出来そうだった。


(´・_ゝ・`)(……クソッタレ、俺だって今の生活が気に入ってんだ)

(´・_ゝ・`)(何にもしないまま、いつの間にか全部ブッ壊れてましたなんて冗談じゃねえ……)

 デミタスはやさぐれた心でそんな事を考えながら、じっとシャキンの背中を睨んだまま歩き続けた。


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