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('A`)は撃鉄のようです

926名も無きAAのようです:2014/10/07(火) 14:26:28 ID:H9mWz/r60


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(`・ω・´)「――順調なのか?」

(´・_ゝ・`)「ああ、順調に連鎖を組み上げてるところだ」

 あまりの暑さに耐えかねた二人は、少し寄り道してゲームセンターに退避していた。
 デミタスは椅子に座って筐体画面に集中している。
 画面上には、ぷよぷよとしたぷよぷよが規則的に積み上げられていた。

(`・ω・´)「ニュー先生との話だ。お目当ての能力者は見つかったのか?」

(´・_ゝ・`)「それか。まぁ見つかるには見つかるんだが、やっぱ俺の方が強すぎて全然ダメだ」

(`・ω・´)「そうか……気の長い話になりそうだ」

(´・_ゝ・`)「はなっから俺はやる気ねーよ。あいつが勝手に俺を連れ回してるだけだっての」

(´・_ゝ・`)「おいシャキン見とけ――起爆っ」

 画面上のぷよぷよとしたぷよぷよが、デミタスの一手で連鎖を始めた。
 連鎖は瞬く間に伸びていき、画面の殆どを埋めていたぷよぷよは、最終的に10連鎖分の邪魔ぷよとして相手プレイヤーに送りつけられた。

(´・_ゝ・`)「……つまんね」

 デミタスは連鎖の完成を見届けると、席を立ってフラフラとどこかへ歩いていった。

(´・_ゝ・`)(世の中つまんねー事だらけだ……正気を保つので精一杯だぜ……)

 それからも、二人は日が落ちる頃までゲームセンターで時間を潰した。

(´・_ゝ・`)「じゃあな」

(`・ω・´)「ああ」

 デミタスはシャキンと別れ、ニューとの約束のために学校に戻っていった。

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